JP2010501815A - 盗難防止鋲 - Google Patents

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    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B73/00Devices for locking portable objects against unauthorised removal; Miscellaneous locking devices
    • E05B73/0017Anti-theft devices, e.g. tags or monitors, fixed to articles, e.g. clothes, and to be removed at the check-out of shops

Abstract

ほつれのない盗難防止鋲に関する装置と方法について公開する。この盗難防止鋲は、電子物品監視安全タグのような安全タグに用いることができる。他の実施形態についても記載し請求の範囲としている。

Description

電子物品監視(EAS)システムは管理区域から品物が許可無く持ち去られることを防止するために設計されている。一般的なEASシステムは、監視システムと1以上の安全タグとを具備する。このような監視システムは、管理区域へのアクセスポイントに監視区域を設けている。安全タグは、服飾あるいは衣料品のような監視品目に取り付けることができる。この監視品目が監視区域に持ち込まれた場合、管理区域から監視品目が許可無く持ち去られようとしていることを示す警報が発せられる。
安全タグは、一般に、大きな頭部と溝のついた脚部を有する鋲を用いて衣料品に付けられる。アタッチメントが働いている間、鋲の脚部は衣料品の繊維を通り、安全タグの、鋲の脚部用の穴を通っている。ここで、安全タグの固定手段により、鋲の脚部の溝とかみ合せて確実に鋲を保持する。
このような挿入時に、脚部の溝の鋭い角により、突き刺した衣料品の繊維に繊維組織のほつれをつくることがある。ほつれは、目に見える永久的な損傷を衣服に与える原因になる。進化したマイクロ繊維の開発により、小売業者はこの損傷に対して以前にも増して神経質になっている。
しかし、脚部の溝の鋭い角があるので固定手段としっかりとかみ合せることができ、安全タグから鋲を無理やりはがすことを難しくすることができる。
従って、鋲の脚部を突き刺す衣料品の繊維または他の素材に対する損傷を最小限にし、しかも、安全タグをしっかりと保持する、改善した鋲の必要性が存在する。
1実施の形態に係る、安全タグと共に用いる鋲の斜視図である。 1実施の形態に係る、安全タグと共に用いる鋲の側面図である。 1実施の形態に係る、安全タグと共に用いる鋲の脚部の部分側面図である。 1実施の形態に係る、鋲の脚部と脚部の溝を形成する工具と工具の刃の部分の部分側面図である。 1実施の形態に係る、安全タグと共に用いる鋲の脚部の部分側面図である。 1実施の形態に係る、取り外した位置に置かれた鋲と安全タグと品物を描いたものである。 1実施の形態に係る、品物に突き通した鋲の脚部と共に、鋲と安全タグと品物とを描いたものである。 品物の、鋲を引っ掛けた結果生じた損傷部を描いたものである。 他の品物の、鋲を引っ掛けた結果生じた損傷部を描いたものである。 別の品物の、鋲を引っ掛けた結果生じた損傷部を描いたものである。 別の品物の、鋲を引っ掛けた結果生じた損傷部を描いたものである。 別の品物の、鋲を引っ掛けた結果生じた損傷部を描いたものである。 1実施の形態に係る、取り付けた位置における、鋲と安全タグと品物を描いたものである。 1実施の形態に係る、固定状態で鋲とかみ合わせた鋲保持システムの先端部と安全タグの内部を描いたものである。
実施の形態は安全タグと共に用いることのできる鋲を対象とする。この鋲は、例えば頭部及び脚部からなる。脚部は1以上の溝を持ち、衣料品や服飾のような監視すべき品物の部分を貫いて安全タグに入るよう構成することができる。安全タグの中では、脚部の溝は、鋲保持システムのような、鋲を品物にしっかりと固定する安全タグのような、固定手段と嵌合することができる。
様々な実施の形態は、安全システムまたはその一部を対象とする。この安全システムは、例えば、EASシステムを具備する。EASシステムには、安全タグと鋲、取り外し装置、及び監視システムが含まれる。一般的な稼動状態において、安全タグには、監視している監視区域内に安全タグがあるとき、検出可能な信号を発するセンサが含まれる。安全タグは、服飾や衣料品のような、監視すべき物品に取り付けることができる。取り外し装置は、品物から安全タグを取り外すことができる。監視システムは、安全タグを取り付けた監視品目が管理区域から持ち去られないことを確かめるための信号を、管理区域で監視することができる。
図1及び2は、それぞれ、1つの実施の形態に係る、図6と7、及び、13と14に関して記載した、安全タグ1000の実施形態のような、安全タグと共に用いる鋲100の、斜視図及び側面図である。鋲100には、鋲頭部110と、1以上の溝160を有する鋲脚部150とが含まれる。
鋲100は、1以上のプラスチック及び/又は金属のような、1以上の素材で作ることができる。例えば、1つの実施において、鋲100の脚部150を硬化鋼または硬化されていない鉄で作るとともに、鋲100の頭部110をプラスチック及び/又は鉄で作る。鋲頭部110は、鋲100が効力範囲が磁力により減少するようなセンサを有する安全タグを採用するような実施の形態において、全体的に鋲100の磁性材料を減少させるために、プラスチック又は非磁性体のステンレス鋼で作ってもよい。
鋲頭部110は、大きくして、平らな底面112と凸面状の上面114を有するようにすることができる。この外に、鋲頭部110は、底面112及び/又は他の場所にリブをもたせたりもたせなかったり、または他の形状をもたせて、凹面の状の底面112及び/又は平らな上面114とするような、他の種々の実施形態をとることができる。鋲頭部110は、鋲脚部150の幅Bより広い幅Aを持つことができる。1つの実施の形態において、鋲頭部110は、直径が約0.5インチの幅Aとし、厚さが約0.05インチとすることができるが、これは、他の実施の形態では異なる寸法とすることができる。
鋲脚部150は、鋲頭部110の底面112から鋲先端152まで伸びている。1つの実施の形態において、鋲脚部150は、少なくとも部分的に円筒形の外表面151と先端に行くほど細くなる鋲先端152とを有する細長い部材である。鋲脚部150は、小さな先の尖ったくぎのような形としてもよい。1つの実施の形態において、外表面151は、ローラーで伸ばした点152Aで終わる、先端に行くほど細くなる鋲先端152を有する。たの実施の形態において、これらのエレメント151,152,及び152Aは、違った形にすることができる。例えば、種々の実施の形態において、先端152Aは、研磨した先端、カットした先端、形成した先端、その他の形の先端にすることができる。1つの実施の形態において、この先端はバリ取りされているか又は、磨かれている。
鋲脚部150には、1以上の溝160がある。例えば、1つの実施の形態において、鋲脚部150には、3つの溝160がある。各溝160は、先導溝壁170、追従溝壁180、及び、先導溝壁170、追従溝壁180の間にある溝底面190で形作られる凹部とすることができる。先導溝壁170は、図6,7,及び13の実施の形態に関して説明し、示したような、鋲100を物品に突き通すとき物品を貫通して固定する各溝160の壁170及び180の最初の壁とすることができる。追従溝壁180は、壁170及び180のうちの2番目のものとし、物品を通り抜ける。
図3は、1つの実施の形態における、鋲100の鋲脚部150の部分側面図である。この実施の形態において、溝160は、長さLの外表面部分により隔てられ、各溝底面190は、(以下に説明する)先導溝壁底面端174と追従溝壁底面端184との間隔、長さM、にある。例えば、長さLは約0.9mmとし、長さMは約0.8mmとすることができるが、これらは他の実施の形態では異なる長さとすることができる。
1つの実施の形態において、溝160は、外表面151に取り囲まれた鋲脚部150の円筒形部分より小さい直径を持つ、溝底面190が鋲脚部150を取り囲む円筒形部分のような凹部である。例えば、1つの実施の形態において、外表面151に取り囲まれた円筒形部分は約1.2mmの直径D1を持ち、溝底面190は、約0.95mmの直径を持つ。他の実施の形態においては、これは異なる寸法とすることができる。
各溝160において、先導溝壁170は、図3の実施の形態に示すように、溝160が非対称になるように、追従溝壁180とは異なる形状とすることができる。先導溝壁170は、先導溝壁170が鋲脚部150の外表面151を横断する先導溝壁上面端172と、先導溝壁170が溝160の溝底面190を横断する先導溝壁底面端174とを有する。追従溝壁180は、追従溝壁180が鋲脚部150の外表面151を横断する追従溝壁上面端182と、追従溝壁180が溝160の溝底面190を横断する追従溝壁底面端184とを有する。
この実施の形態において、先導溝壁上面端172において先導溝壁170と外表面151との間に形成された角θ1は、追従溝壁上面端182と外表面151との間に形成された角θ2より大きくすることができる。1つの実施の形態において、θ1は約90°であり、θ2は約32°である。他の実施の形態において、先導溝壁上面端172が追従溝壁上面端182より鋭くなるよう、これとは違う角度で、θ1をθ2を大きくしてもよい。
先導溝壁底面端174において先導溝壁170と溝底面190との間に形成された角θ3は、追従溝壁底面端184において追従溝壁180と溝底面190との間に形成された角θ4より大きくすることができる。このように、先導溝壁底面端174は追従溝壁底面端184より鋭くすることができる。
1つの実施の形態において、先導溝壁上面端172及び先導溝壁底面端174はそれぞれ、追従溝壁上面端182及び追従溝壁底面端184より鋭い。例えば、種々の実施の形態において、溝底面190と外表面151とは、θ1がほぼθ3に等しく、θ2がほぼθ4に等しく、θ1及びθ3はθ2及びθ4より大きくなるような、中心軸を共有する円筒形となる。このような1つの実施の形態において、θ2及びθ4は約90°より小さく、従って、追従溝壁180は「傾斜」している一方、近傍の先導溝壁170が傾斜していない、すなわち「垂直」とみなすことができるように、θ1及びθ3は、約90°となる。これらの「傾斜」及び「垂直」の定義は、図5及び以下に関する説明に示したように、先導溝壁および追従溝壁の上面端または底面端で丸みがつけられていても適用される。
図4は、1つの実施の形態における、鋲100の脚部150と脚部150の脚部溝160を形成させる、形削り盤またはその他の工具の刃194及び197の部分側面図である。
工具の刃194及び197は、それぞれ鋭角的な刃先195A及び198Aをもつ切削端195及び198を有し、反対側にそれより角度が鋭くない刃先196A及び199Aをもつ、196及び199を有することができる。これらの切削端195、196、198、及び199、及び、それぞれの刃先195A、196A、198A及び199Aは、先導溝壁170と追従溝壁180にそれぞれ一致させるか又はおおむね一致させる。非対称の溝160とすることにより製造工程を容易にし、以下に述べるように、ここでは、それぞれ異なる形の切削端の刃を持った形削り盤が使われる。
各溝160を形成するときに、刃194及び197は、鋲100の脚部150に近づけるか接触する位置に置くことができる。刃194及び197は、相互に反対方向に前後動することで、脚部150に接触して溝160を形成する。1つの実施の形態において、工具の刃194及び197のこのような動きにより、脚部150に摩擦力を与え、脚部150を中央軸の周りに回転させる。刃194及び197の動きにより各溝160を形成することで、脚部150の素材を変形させ、それにより脚部150を伸張させる。
1つの実施の形態において、刃194は、X1方向及びY1方向の両方に垂直又はほぼ垂直な方向に、動く。刃194のこのような動作方向は、外表面151の接線方向又はほぼ接線方向とすることができる。刃194が動いている間、刃197は刃194と反対方向に動くことができる。刃194及び197は、次に逆方向に動き、実施の形態において、これは2つの刃が同時にまたはほぼ同時に行う。この処理では、刃194及び197が実質的に平行ではあるが逆方向に前後動を繰り返してもよい。刃194及び197は、それぞれ、X1及びX2の方向に力を与え、さらに脚部150に溝160を形成させるためにY1と反対方向にも力を与える。形成された溝160の追従溝壁180は、刃194及び197のY1方向に抗力を与え、これにより、刃194及び197の切削端195及び198がそれぞれ先導溝壁170にY1方向に力を与える。先導溝壁170に加わるこれらの力は、形成処理の期間に先導溝壁170を形成することができ、先導溝壁上面端172と先導溝壁底面端174をそれぞれ研磨することができる。
以下に、図5に関して説明するように、脚部250を有する鋲100の実施の形態において、刃194及び197は、脚部250の溝260をつくるための形状にしてもよい。他の実施の形態において、図4に示した形状の刃194及び197は、脚部150を形成するために用いることができ、次いで、先導溝壁170の1以上の端部172及び174、及び、追従溝壁180の端部182及び184に、対応する先導溝壁270の端部272及び274、及び、追従溝壁280の端部282及び284と共に、脚部250を形成するための他の形削り盤により丸みを付けることができる。
他の実施の形態において、脚部150及び/又は250は、それぞれの溝160及び/又は260を含めて、他の製造方法を用いて作ることもできる。例えば、種々の実施の形態において、脚部150及び/又は250は、スタンピング工程、又はスクリューマシン又は旋盤、又は他の方法により、及び/又は他の機械または器具により、作ることもできる。
図5は、例えば図1及び2について説明した鋲100の鋲脚部として用いることのできる鋲脚部250の実施の形態を示す。鋲脚部250には、図1〜3について説明した鋲脚部150のエレメント151,152,及び152Aに対応する、251,252,及び252Aが含まれる。
鋲脚部250には、1以上の非対称溝260を含むことができる。例えば、1つの実施の形態において、鋲脚部150には3個の溝260(1個と2個目の一部のみが示されている)がある。各溝260は、先導溝壁270、追従溝壁280、及び、先導溝壁270と追従溝壁280との間にある溝底面290により形成された凹部とすることができる。寸法D3及びD4は、図3について説明し、示したような鋲脚部150の寸法D1及びD2に対応させることができる。溝260同士の間のような部分、すなわち、溝260と溝260の間の外表面151の長さNは、約1.9mmとすることができ、あるいは、他の実施の形態では他の長さとすることができる。図3の鋲脚部150も、約1.9mmの長さNに対応する長さを持つことができる。
各溝260について、溝260が非対称になるように先導溝壁270と追従溝壁280がそれぞれ異なった形にすることができる。1つの実施の形態において、溝260の先導溝壁270と追従溝壁280は、溝160の先導溝壁170と追従溝壁180とに対応するようにし、角θ5〜θ8は、それぞれ、θ1〜θ4に対応させてもよい。しかし、この実施の形態において、先導溝壁270と追従溝壁280の一方または両方の端部は(先導溝壁170と追従溝壁180とは異なり)、1つ以上の半径の曲線で丸みを付けることができる。
従って、例えば、1つの実施の形態において、先導溝壁270は、先導溝壁上面端及び底面端272及び274が丸みを付けられている点を除いて、それぞれ、鋲150の先導溝壁上面端及び底面端172及び174に対応する先導溝壁上面端及び底面端272及び274を形成する。
他の実施の形態において、追従溝壁280は、追従溝壁上面端及び底面端282及び284が丸みを付けられている点を除いて、それぞれ、鋲150の追従溝壁上面端及び底面端182及び184に対応する追従溝壁上面端及び底面端282及び284を形成する。
他の実施の形態において、先導溝壁270の端部272及び274と追従溝壁280の端部282及び284を、どのような組み合わせで丸みを付けてもよい。
他の実施の形態において、先導溝壁270の端部272及び274及び/又は追従溝壁280の端部282及び284は、半径が重なるような大きさの半径で丸みを付けられる。この実施の形態において、先導溝壁170及び/又は追従溝壁180が全体的に曲線となるように、先導溝壁170及び/又は追従溝壁180に平らな部分がないようにしてもよい。他の実施の形態において、先導溝壁170及び追従溝壁180の一方または両方を全体的に、スプライン曲線、復号曲線、または他の曲線で形成することができる。溝160及び260のこの実施の形態又は他の実施の形態において、記載の形は、表面粗さ、くぼみ及び/又は、製造上のばらつきまたはその装置により形成される他の形は、溝160及び260及びその構成要素の形を定める上では除外することとした。
実施の形態において、角θ5〜θ8は、先導溝壁270及び追従溝壁280の丸みを付けていない部分にに関するものである。このような実施の形態において、鋲脚部150の角θ1〜θ4に関して上述したように、溝底面290と外表面251は、θ5がほぼθ7と等しくなり、θ6がほぼθ8と等しくなり、そして、θ5やθ7がθ6やθ8より大きくなるように、同一の中心軸を持つ円筒形を形作る。このような実施の形態において、θ6及びθ8は90°より小さく、従って、その近傍の追従溝壁280は「傾斜」しているとみなされる一方、θ5及びθ7は、その近傍の先導溝壁270が、先導溝壁上面端272及び/又は先導溝壁底面端274に丸みが付けられているものの、「非傾斜」となっているとみなされ、θ5及びθ7は約90°となる。従って、図5に示されるように、先導溝壁270及び追従溝壁280は、丸みが付けられた端部272と274との間又は282と284との間に直線部を持つことができ、それぞれ90°より小さく従って傾斜しているか、又は約90°となり、従って非傾斜となっている。
図6は、1つの実施の形態による、取り外した状態から固定すべき、鋲100、安全タグ1000、及び物品1202(または物品の一部)を示す。この実施の形態では、安全タグ1000は、本願と同時に出願中の「磁気的に取り外し可能な電子物品監視タグ」の名称で米国特許出願されたもの(これは参照として本願に組み込まれる)に記載された安全タグの1つに対応するものとすることができる。
そこに固定すべき物品には、服飾、衣料品、包装された製品、箱、その他のようなあらゆる商品が含まれる。物品が服飾又は衣料品である場合は、鋲の先端152は服飾をつきぬけ、鋲脚部穴1120を通して安全タグ1000に挿入される。
図7は、1つの実施の形態による、鋲100の鋲脚部150を物品1202に貫通させた、固定すべき鋲100、安全タグ1000、及び物品1202を示す。この鋲脚部150は、鋲の先端152を物品1202に突き刺すことにより物品1202を貫通させることができる。物品1202が繊維でできた衣類その他の品物である1つの実施の形態において、鋲の先端152により、繊維がバラバラにされて物品1202に隙間を開けてしまうかもしれない。例えば、(非傾斜に対して)「傾斜」した追従溝壁180を有し1以上の溝160のある鋲脚部152を有する鋲150を用いることにより、追従溝壁上面端182により、物品1202を通過するにつれて徐々に繊維がバラバラにされ、物品1202に穴を形成し、ほとんどほつれ(そして損傷)を繊維に与えない結果となる。繊維に損傷があってもそれ以上の損傷を与えることなくこの鋲100を穴から抜き取ることができる。溝160は、先導溝壁上面端172に丸みを付けることができ、それにより引き抜くときにほとんどほつれを与えない結果を得る。
1つの実施の形態において、溝160には、90°よりかなり小さい(図3に示)角θ2の傾斜が付けられており、(図3に示すとおり)90°に近い角θ2のときよりほつれが少なくなる結果となる。例えば、1つの実施の形態において、角θ2は約32°であるが、他の実施の形態では異なった角としてもよい。
先に図5に関して説明したように、追従溝壁上面端282に丸みを付けた溝260を有する鋲脚部250を具備する鋲100の実施の形態において、このような構成にすることによっても、ほつれによる損傷の削減又は撲滅に寄与することができる。
図3又は5の脚部150又は250を持つ鋲100の他の実施の形態において、対応する追従溝壁180又は280は、ほつれを削減又は撲滅することのできる他の形状とすることができる。例えば、1つの実施の形態において、追従溝壁180又は280は、先導溝壁170,270が非傾斜又はほぼ非傾斜であるのに対して、端部182と184又は端部282と284との間に傾斜が付けられているような溝の形とすることができる。
鋲100の他の実施の形態において、図3の脚部150又は図5の脚部250は、それぞれ、その追従溝壁180又は280が溝底面190又は290と外表面151又は250との間にあり、先導溝壁170又は270より角度変化が緩やかであるような形状をもつ1以上の溝160又は260を有することができる。この実施の形態において、溝底面190又は290と外表面151又は251とに対して追従溝壁180又は280の角度の最も大きな部分の角度は、溝底面190又は290と外表面151又は251とに対して先導溝壁170又は270の角度の最も大きな部分の角度より小さい。1つの実施の形態において、追従溝壁180又は280が先導溝壁170又は270より広い面を持つことができるように、追従溝壁180又は280の角度は、先導溝壁170又は270の角度に比べて、緩やかに変化する。
図8〜12は、従来の鋲によりほつれさせた結果、物品の繊維に与えた損傷の例であり、本発明に係る鋲の実施の形態では損傷を減少又は避けることができる。それぞれの例において、非傾斜の追従溝壁と鋭い追従溝壁上面端をもつ溝を有する鋲脚部を具備する従来の鋲を物品に突き刺し引き抜いたものである。その結果生じた損傷は、それぞれ図8〜12のP1〜P5部に示されており、繊維は破断され、引っ張られ、及び/又はほつれている。このような目に見える物品への損傷は避けることが望まれる。
図13は、1つの実施の形態による、ロック位置にある鋲100、安全タグ1000、及び物品1202を示す。この実施の形態において、鋲100は物品1202をつきぬけ、安全タグ1000に刺さっている。前述の、本願と同時に出願中の「磁気的に取り外し可能な電子物品監視タグ」に記載されている、1以上の鋲保持システムとして記述されているように、この鋲100は、「ロック状態」にある、再使用可能な又は1回使用の鋲保持システム(不図示)のウエッジ(不図示)と嵌合することができる。
例えば、図14は、1つの実施の形態による、ロック状態にある鋲100と嵌合した鋲保持システムのウエッジ300と安全タグ1000の内部を示す。この鋲保持システムには、ウエッジ300とバイアス部材400とを含むことができる。バイアス部材400は、カンチレバースプリング又は他のバイアス部450により、ウエッジ300の鋲保持部分302にバイアスを掛け、鋲100の溝160にはめ込み鋲100を安全タグ1000に固定してロック状態にすることができる。ウエッジ300の鋲保持部分302、ロック状態では、溝160内に広がり、溝底面190と先導溝壁170に配置されることにより溝160と嵌合する。先導溝壁170は追従溝壁180の追従溝壁上面端182の端部より鋭い先導溝壁上面端172を有することができる。1つの実施の形態において、先導溝壁170は、その角度(図3のθ1及びθ3に対応)を約90°にすることにより、傾斜をつけないようにすることができる。先導溝壁上面端172が鋭くなく及び/又は傾斜した先導溝壁170に比べて、比較的鋭い先導溝壁上面端172及び/又は非傾斜の先導溝壁170により、磁気デタッチャーを用いなくても、先導溝壁170からウエッジ300を引きはずす(そして、ロック状態からはずす)ことをより難しくすることができる。
他の実施の形態において、安全タグ1000に他の鋲保持システムを採用することもできる。これらの実施の形態において、鋲保持システムは、1以上のウエッジ、回転クランプ他のクランプ、及び/又は、回転及び/又は、スプリング及び/又は他のバイアス部材による平行移動によりそれぞれが動く1以上の他のエレメントを具備し、少なくとも一部は溝160の1つに入って安全タグ1000の鋲100の動きを止め、ロック状態にすることができる。鋲保持システムは、磁気手段、非磁気手段、機械的手段、電気的手段、他の手段、又は、これらの組み合わせた手段により、回転及び/又は先に説明した1以上の平行移動エレメントをロック状態から引きはずすことができる。
例えば、種々の実施の形態において、鋲保持システムは、少なくともこれらのエレメントの一部が少なくともひとつの溝160に伸びてロック状態になるような、数個のボール(例えば1つの実施の形態では3個のボール)を有する1以上のボールクラッチ、スプリングクランプ、その他のエレメント、又はこれらのエレメントの組み合わせを具備する。 上述のように、1以上の実施の形態は、例えば微小繊維のような繊維製品に突き刺したときほとんどほつれがない、先導溝壁と端部、及び、安全タグから鋲を引き出そうとするのに対して適切な抵抗を与える追従溝壁と端部をもつ。
この実施形態を完全に理解してもらうために数々の具体的詳細をここに述べた。しかしながら、当業者には、これらの具体例がなくてもこの実施の形態を実施することができるかもしれないことは了解されよう。他の事例において、実施の形態を分かりにくくさせないために、周知の動作、構成要件、及び回路は詳細には説明しなかった。当然のことながら、ここに記載した構成や機能の詳細は代表的なものであり、必ずしも実施の形態の範囲を限定するものではない。
「1つの実施の形態」又は「実施の形態」の語は、実施形態に関連して記載した詳細な特徴、構成、又は特性には少なくとも1つの実施の形態に含まれることにも留意すべきである。明細書のいろいろな場所に現れる「1つの実施の形態において」の語は、必ずしも同じ実施形態を意味しない。
ここに説明した実施の形態の特徴は、記載したように、当業者にて改良、置き換え、変更及び均等物とすることができる。したがって、添付特許請求の範囲は、本実施の形態の精神内にある限りこのような改良及び変更を含むものである。

Claims (30)

  1. 頭部と、
    1以上の非対称の溝を有する、該頭部から伸びる脚部と、
    を具備する安全タグ用鋲。
  2. 前記1以上の非対称の各溝は、先導溝壁と追従溝壁とを有し、該追従溝壁は傾斜があることを特徴とする請求項1に記載の鋲。
  3. 前記追従溝壁は、追従溝壁上面端を具備し、該追従溝壁上面端には丸みがつけられていることを特徴とする請求項2に記載の鋲。
  4. 前記追従溝壁は、追従溝壁底面端を具備し、該追従溝壁底面端には丸みがつけられていることを特徴とする請求項2に記載の鋲。
  5. 前記先導溝壁は、先導溝壁上面端を具備し、該先導溝壁上面端には丸みがつけられていることを特徴とする請求項2に記載の鋲。
  6. 前記先導溝壁は、先導溝壁底面端を具備し、該先導溝壁底面端には丸みがつけられていることを特徴とする請求項2に記載の鋲。
  7. 前記1以上の非対称の各溝は、先導溝壁と追従溝壁とを有し、該先導溝壁は非傾斜であることを特徴とする請求項1に記載の鋲。
  8. 前記追従溝壁は、追従溝壁上面端を具備し、該追従溝壁上面端には丸みがつけられていることを特徴とする請求項7に記載の鋲。
  9. 前記追従溝壁は、追従溝壁底面端を具備し、該追従溝壁底面端には丸みがつけられていることを特徴とする請求項7に記載の鋲。
  10. 前記先導溝壁は、先導溝壁上面端を具備し、該先導溝壁上面端には丸みがつけられていることを特徴とする請求項7に記載の鋲。
  11. 前記先導溝壁は、先導溝壁底面端を具備し、該先導溝壁底面端には丸みがつけられていることを特徴とする請求項7に記載の鋲。
  12. 前記1以上の非対称の各溝は、先導溝壁上面端を有する先導溝壁と、追従溝壁上面端を有する追従溝壁とを具備し、前記先導溝壁上面端は前記追従溝壁上面端より鋭いことを特徴とする請求項1に記載の鋲。
  13. 前記1以上の非対称の各溝は、先導溝壁底面端を有する先導溝壁と、追従溝壁底面端を有する追従溝壁とを具備し、前記先導溝壁底面端は前記追従溝壁底面端より鋭いことを特徴とする請求項1に記載の鋲。
  14. 前記1以上の非対称の各溝は、先導溝壁底面端をもつ先導溝壁と、追従溝壁底面端をもつ追従溝壁とを有しし、前記先導溝壁底面端は前記追従溝壁底面端より鋭いことを特徴とする請求項1に記載の鋲。
  15. 前記1以上の非対称の各溝は、3つの非対称の溝からなることを特徴とする請求項1に記載の鋲。
  16. 前記安全タグは鋲保持システムを含み、前記1以上の非対称の各溝の1つは、該鋲保持システムとロック状態に嵌合するためのものであることを特徴とする請求項1に記載の鋲。
  17. 前記鋲保持システムには、鋲保持部分を有するウエッジが含まれ、前記1以上の非対称の各溝の1つは、該ウエッジの前記鋲保持部分と嵌合することにより、鋲保持システムをロック状態に嵌合させるためのものであることを特徴とする請求項16に記載の鋲。
  18. 前記鋲保持システムはボールクラッチを有することを特徴とする請求項16に記載の鋲。
  19. 前記鋲保持システムはスプリングクランプを有することを特徴とする請求項16に記載の鋲。
  20. 前記鋲保持システムはバイアス部材を有することを特徴とする請求項16に記載の鋲。
  21. 前記バイアス部材にはスプリングが含まれることを特徴とする請求項16に記載の鋲。
  22. 前記1以上の非対称の各溝は、先導溝壁を有し、該先導溝壁の全体は曲線状になっていることを特徴とする請求項1に記載の鋲。
  23. 前記1以上の非対称の各溝は、追従溝壁を有し、該追従溝壁の全体は曲線状になっていることを特徴とする請求項1に記載の鋲。
  24. 前記脚部は外表面を有し、前記1以上の非対称の各溝は先導溝壁と追従溝壁を有し、該追従溝壁と前記外表面との間の最大角は、前記先導溝壁と前記外表面との間の最大角より小さいことを特徴とする請求項1に記載の鋲。
  25. 前記非対称の各溝は、先導溝壁と追従溝壁を有し、該追従溝壁は前記先導溝壁より大きな表面積を有することを特徴とする請求項1に記載の鋲。
  26. 前記脚部は、圧延した先端部を有する鋲先端部をもつことを特徴とする請求項1に記載の鋲。
  27. 前記脚部は、研磨した先端部を有する鋲先端部をもつことを特徴とする請求項1に記載の鋲。
  28. 前記脚部は、切断した先端部を有する鋲先端部をもつことを特徴とする請求項1に記載の鋲。
  29. 前記脚部は、形成した先端部を有する鋲先端部をもつことを特徴とする請求項1に記載の鋲。
  30. 前記鋲が1以上の非対称の溝を有する安全タグ用の鋲であって、該1以上の非対称の溝は、
    前記安全タグの鋲保持システムのウエッジをロック状態に嵌合させる手段と、
    前記鋲の脚部が物品を通り抜けるとき該物品の繊維のほつれを減少又は無くす手段と
    を具備することを特徴とする安全タグ用の鋲。
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