JP2010500973A5

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Publication number: JP2010500973A5
Application number: JP2009521781A
Authority: JP
Filing date: 2007-07-20
Publication date: 2010-09-09

Claims

治療を必要とする被験体における、アルギナーゼ濃度および／またはアルギナーゼ活性の上昇に関連する症状を治療するための組成物であって、
構造式Ａ_nを有する重合化合物、またはそれらの薬学的に許容される塩またはそれらの誘導体からなる群より選択される少なくとも１種類の化合物を有効量で含む組成物：

ここで、
ｎは２〜１８の整数であり、
ＲおよびＸはそれぞれαまたはβ型の立体化学を有し、
ＲはＯＨ、Ｏ−糖、またはＯ−ガレートであり、
Ｃ−４、Ｃ−６およびＣ−８の置換基はそれぞれＸ、ＺおよびＹであり、単量体単位の結合がＣ−４、Ｃ−６またはＣ−８で生じ、
Ｃ−４、Ｃ−６またはＣ−８のいずれも別の単量体単位と結合しない場合、Ｘ、ＹおよびＺは独立して水素または糖であり、
前記糖は、随意的に、フェノール部分で置換される。
前記被験体がヒトであることを特徴とする請求項１記載の組成物。
前記化合物がエピカテキンおよび／またはそれらの薬学的に許容される塩であることを特徴とする請求項２記載の組成物。
前記誘導体がメチル化誘導体であることを特徴とする請求項１記載の組成物。
前記メチル化誘導体が、３’Ｏ−メチル−（＋）−カテキン、３’Ｏ−メチル−（−）−エピカテキン、４’Ｏ−メチル−（＋）−カテキン、４’Ｏ−メチル−（−）−エピカテキン、３’Ｏ−，４’Ｏ−ジメチル−（＋）−カテキン、および３’Ｏ−，４’Ｏ−ジメチル−（−）−エピカテキンからなる群より選択されることを特徴とする請求項４記載の組成物。
前記誘導体が、グルクロン酸化誘導体であることを特徴とする請求項１記載の組成物。
前記誘導体が、４’−Ｏ−メチル−エピカテキン−Ｏ−β−Ｄ−グルクロニド、３’−Ｏ−メチル−エピカテキン−Ｏ−β−Ｄ−グルクロニド、およびエピカテキン−Ｏ−β−Ｄ−グルクロニドからなる群より選択されることを特徴とする請求項６記載の組成物。
前記化合物が、構造式Ａ_nの重合化合物であって、ＲがＯＨであり、Ｘ、ＹおよびＺが単量体単位Ａおよび水素からなる群より選択される化合物、またはそれらの薬学的に許容される塩であることを特徴とする請求項１記載の組成物。
ｎが２〜１０であることを特徴とする請求項８記載の組成物。
前記隣接する単量体単位が、（４β→６）の位置で結合することを特徴とする請求項９記載の組成物。
前記隣接する単量体単位が、（４β→６）および／または（４β→８）の位置で結合することを特徴とする請求項９記載の組成物。
前記組成物が医薬組成物であることを特徴とする請求項２記載の組成物。
前記組成物が食品であることを特徴とする請求項１記載の組成物。
前記組成物がペットフードであることを特徴とする請求項１記載の組成物。
前記組成物が飲料であることを特徴とする請求項１記載の組成物。
前記組成物が栄養補助食品であることを特徴とする請求項１記載の組成物。
前記組成物が菓子であることを特徴とする請求項１記載の組成物。
前記組成物がチョコレートであることを特徴とする請求項１記載の組成物。
前記化合物がカカオ抽出物として提供されることを特徴とする請求項１記載の組成物。
前記化合物がカカオ抽出物画分として提供されることを特徴とする請求項２記載の組成物。
前記化合物がカカオ固形物として提供されることを特徴とする請求項１記載の組成物。
前記カカオ固形物が保存濃度のエピカテキンを含むことを特徴とする請求項２１記載の組成物。
前記カカオ固形物がカカオ粉末であることを特徴とする請求項２１記載の組成物。
前記カカオ固形物が非アルカリ化カカオ固形物であることを特徴とする請求項２１記載の組成物。
前記被験体が、溶血性疾患、微小循環障害、および糖尿病に関連する症状からなる群より選択される症状を患っていることを特徴とする請求項１記載の組成物。
溶血性疾患、肺高血圧症、嚢胞性線維症、糖尿病に関連する微小循環障害、糖尿病性の足の壊疽、および、性機能障害から選択される症状を患っている被験体を治療するための組成物であって、
エピカテキン、カテキン、それらの薬学的に許容される塩、および没食子酸化誘導体ではないそれらの誘導体、ならびに、構造式Ａ_nを有する重合化合物、それらの薬学的に許容される塩、およびそれらの誘導体からなる群より選択される少なくとも１種類の化合物を有効量で含む組成物：

ここで、
ｎは２〜１８の整数であり、
ＲおよびＸはそれぞれαまたはβ型の立体化学を有し、
ＲはＯＨ、Ｏ−糖、またはＯ−ガレートであり、
Ｃ−４、Ｃ−６およびＣ−８の置換基はそれぞれＸ、ＺおよびＹであり、単量体単位の結合がＣ−４、Ｃ−６またはＣ−８で生じ、
Ｃ−４、Ｃ−６またはＣ−８のいずれも別の単量体単位と結合しない場合、Ｘ、ＹおよびＺは独立して水素または糖であり、
前記糖は、随意的に、フェノール部分で置換される。
前記化合物が、ＲがＯＨであり、Ｘ、ＹおよびＺが単量体単位Ａおよび水素からなる群より選択される、構造式Ａ_nの重合化合物、またはそれらの薬学的に許容される塩であることを特徴とする請求項２６記載の組成物。