JP2010500177A - 摩擦溶接方法 - Google Patents

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Abstract

摩擦溶接方法であって、第1溶接面(38)を持つ第1加工物(24)及び第2溶接面(40)を持つ第2加工物(26)を提供する工程を含む。第1加工物(24)は、第1溶接面(38)から遠ざかる方向でテーパーするように構成されている。第1加工物(24)は、第1溶接面(38)から遠ざかる方向で先細になっている。第1及び第2の加工物(24、26)は、第1溶接面(38)が第2溶接面(40)に当接するように構成されている。第1及び第2の加工物(24、26)は、溶接面(38、40)のところで温度が上昇し、溶接界面(42)を形成するように、加工物(24、26)のうちの少なくとも一方の溶接面(38、40)のうちの少なくとも一方が、他方の加工物(26、24)の他方の溶接面(40、38)に対して移動するように、第1及び第2の加工物(24、26)を互いに対して揺動する。揺動を停止し、第1及び第2の溶接面(38、40)を冷却し、第1及び第2の加工物(24、26)を互いに溶接する。第1加工物(24)のテーパーにより、第1及び第2の加工物(24、26)の互いに対する揺動中の溶接フラッシュ材料(44)の流量を減少し、溶接部の縁部でのひずみ誘起による多孔性の形成を減少する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、摩擦溶接方法に関し、更に詳細には、線型摩擦溶接方法に関する。
ひずみ誘起による多孔性(strain induced porosity:歪誘導多孔度)(SIP)となることは、チタニウムやアルミニウム合金の鍛造における一般的な問題点である。高い歪が発生し、及び/又は臨界温度範囲に亘る歪速度が高い。ひずみ誘起による多孔性(SIP)は、材料流のキャビテーションにより、第2相析出(second phase precipitation)の周囲で形成される。チタニウム合金の場合には、ひずみ誘起による多孔性は、主α粒(primary alpha grains)の周囲のキャビテーションが原因である。様々な合金について、ひずみ誘起により多孔を形成するダイヤグラムを利用できる。これらのダイヤグラムは、ひずみ誘起により多孔が生じる歪−温度レジームを示す。一般的には、所定範囲の歪速度及び特定の温度範囲で、ひずみ誘起による多孔が形成される。ひずみ誘起による多孔は、キャビテーションとしても既知である。
チタニウム合金(例えば、アルミニウムを6重量%と、バナジウムを4重量%と、残りが付随的な不純物を加えたチタニウムとを含むTi64)の線型摩擦溶接中、ひずみ誘起により多孔が、溶接平面の縁部で形成される場合がある。線型摩擦溶接中、摩擦溶接部の縁部での歪速度が高く、ひずみ誘起による多孔が発生する条件と、摩擦溶接部の中央での歪速度が低く、ひずみ誘起による多孔が発生しない条件とがある。線型摩擦溶接中の歪誘導多孔度の形成を制御する方法は知られていない。
線型摩擦溶接を使用して、ファンブレードをファンディスクに溶接し、又はコンプレッサブレードをコンプレッサディスクに溶接し、ガスタービンエンジンの一体型のブレード付きディスクを形成している。ファンブレード及びファンディスクは、一般的にはチタニウム合金製である。ひずみ誘起による多孔が、主として、ファンブレードでなくファンディスクに形成されることがわかった。これは、ディスクの微細構造(微小構造)の方が、ひずみ誘起による多孔が生じ易いためである。ひずみ誘起による多孔性(歪誘導多孔度)は、チタニウム合金の主α粒の縁部に形成される。
線型摩擦溶接に続いて縁部クリーンナップ機械加工プロセスを行い、材料を線型摩擦溶接部から除去する。構成要素、即ちブレード及びディスクには、材料取り代(material machining allowance)が設けられている。そのため、最終的に得られた構成要素即ち最終的に得られたブレードを一体に備えたディスクから全てのひずみ誘起による多孔を確実に除去するのに、材料取り代は、十分な量となっている。しかしながら、このことは、ブレード及びディスクの溶接領域が比較的大きくなければならず、比較的大きな溶接力を必要とし、従って、比較的大きな線型摩擦溶接力を提供できる線型摩擦溶接工具及び線型摩擦溶接機を必要とするいうことを意味する。これにより、勿論、線型摩擦工具及び線型摩擦溶接機の価格が上昇する。更に、比較的大きな材料代が必要とされるため、ディスクを製造する上で比較的大きな鍛造品サイズを使用する必要があり、これにより材料費が上昇し、非破壊検査を行う上で制限が生じる可能性もある。
従って、本発明は、上述の問題点を低減し、好ましくは解決する、新規な摩擦溶接方法を提供しようとするものである。
従って、本発明は、摩擦溶接方法を提供する。該摩擦溶接方法は、
第1溶接面を持つ第1加工物及び第2溶接面を持つ第2加工物を提供する工程と、
第1加工物を、第1溶接面から遠ざかる方向でテーパーするように構成する工程を備えている。第1加工物は、第1溶接面から遠ざかる方向で先細になる。
前記摩擦溶接方法は、また、
第1加工物の第1溶接面が、第2加工物の第2溶接面と当接するように、第1及び第2の加工物を位置決めする工程と、
溶接面のところで温度が上昇し、溶接界面を形成するように、前記加工物のうちの少なくとも一方の溶接面のうちの少なくとも一方が、他方の加工物の他方の溶接面に対して移動するように、第1及び第2の加工物を互いに対して揺動する工程と、
揺動を停止し、第1及び第2の加工物の第1及び第2の溶接面を冷却し、第1及び第2の加工物を溶接する工程とを備えている。
第1加工物に前記テーパーを形成したことにより、第1及び第2の加工物の互いに対する揺動中の溶接フラッシュ(溶接の接合部からはみ出たもの、すなわちバリ)材料の流量が減少し、これにより、溶接部の縁部でのひずみ誘起による多孔性(歪誘導多孔度)の形成を減少させることができ、及び/又は溶接部の縁部での亀裂を減少させることができる。
好ましくは、第2加工物が第2溶接面から遠ざかる方向でテーパーするように第2加工物を構成する工程を含み、第2加工物は第2溶接面から遠ざかる方向で先細になっている。
好ましくは、第1加工物はロータであり、第2加工物はロータブレードである。好ましくは、ロータはファンディスクであり、ブレードはファンブレードである。ロータはコンプレッサディスクであってもよいしコンプレッサドラムであってもよく、ブレードはコンプレッサブレードである。
好ましくは、チタニウム合金は、アルミニウムを6重量%、バナジウムを4重量%、及び、残りが微量添加物を加えたチタニウム及び付随的な不純物を含む。
別の態様では、チタニウム合金は、アルミニウムを6重量%、錫を2重量%、バナジウムを4重量%、モリブデンを6重量%、及び、残りが微量添加物を加えたチタニウム及び付随的な不純物を含む。
別の態様では、第1加工物はロータであり、第2加工物はロータポストである。ロータはタービンロータであってもよく、ロータポストはタービンロータポストである。
好ましくは、第1及び第2の加工物の揺動運動は線型移動を含む。
好ましくは、前記方法は、複数の第2加工物を第1加工物に摩擦溶接する工程を含む。
好ましくは、第1加工物は、少なくとも一つの外方に延びる部分を含み、第1溶接面は、第1加工物の外方に延びる部分に設けられる。
好ましくは、第1加工物は、外方に延びる複数の部分を含み、第1加工物の外方に延びる部分の各々は第1溶接面を有し、複数の第2加工物は第1加工物に摩擦溶接され、第2加工物の各々は、外方に延びる部分の夫々に摩擦溶接される。
好ましくは、第1加工物は、第1溶接面に対して所定の角度で配置された両側面を有し、角度は90°よりも小さく且つ45°よりも大きい。
好ましくは、第2加工物は、第2溶接面に対して所定の角度で配置された両側面を有し、角度は90°よりも小さく且つ45°よりも大きい。
本発明によれば、更に、摩擦溶接方法において、
第1溶接面を持つ第1加工物及び第2溶接面を持つ第2加工物を提供する工程と、
第1加工物を、第1溶接面から遠ざかる方向でテーパーするように構成して、第1溶接面から遠ざかる方向で先細にする工程と、
第2加工物を、第2溶接面から遠ざかる方向でテーパーするように構成して、第2溶接面から遠ざかる方向で先細にする工程と、
第1加工物の第1溶接面が、第2加工物の第2溶接面と当接するように、第1及び第2の加工物を位置決めする工程と、
溶接面のところで温度が上昇し、溶接界面を形成するように、加工物のうちの少なくとも一方の溶接面のうちの少なくとも一方が、他方の加工物の他方の溶接面に対して移動するように、第1及び第2の加工物を互いに対して揺動する工程と、
揺動を停止し、第1及び第2の加工物の第1及び第2の溶接面を冷却し、第1及び第2の加工物を溶接する工程とを備え、
第1及び第2の加工物にテーパーを形成したことにより、第1及び第2の加工物の互いに対する揺動中の溶接フラッシュ材料の流量が減少し、これにより、溶接部の縁部での
ひずみ誘起による多孔性(歪誘導多孔度)の形成を減少でき、及び/又は溶接部の縁部での亀裂を減少できる、摩擦溶接方法が提供される。
本発明を添付図面を参照して単なる例として更に詳細に説明する。
図1は、本発明による摩擦溶接方法を使用してロータブレードをロータに摩擦溶接したターボファンガスタービンエンジンを示す図である。 図2は、本発明に従って摩擦溶接した第1及び第2の加工物の端面図である。 図3は、図2の摩擦溶接を行った第1及び第2の加工物間の湾曲した溶接平面の側面図である。 図4は、本発明の別の実施例に従って摩擦溶接した第1及び第2の加工物の端面図である。 図5は、本発明の更に別の実施例に従って摩擦溶接した第1及び第2の加工物の端面図である。 図6は、本発明の他の実施例に従って摩擦溶接した第1及び第2の加工物の端面図である。
ターボファンガスタービンエンジン10は、図1に示すように、流れ方向で、吸気部12、ファン部14、コンプレッサ部16、燃焼部18、タービン部20、及び排気部22を含む。ファン部14は、ファンロータ24を備えており、ファンロータ24は、複数のファンブレード26を支持している。ファンブレード26は、周方向に間隔が隔てられて設けられ、半径方向外方に延びる。ファン部14は、更に、ファンケーシング28を備えている。ファンケーシング28は、ファンロータ24及びファンブレード26と同軸に配置されており、また、これらを取り囲んでいる。ファンケーシング28は、ファンダクト30を形成している。ファンケーシング28は、半径方向に延びる複数のファン出口ガイドベーン34によって、コアエンジンケーシング32に固定されている。
コンプレッサ部16は、一つ又はそれ以上のコンプレッサを備えている。コンプレッサとしては、例えば、中圧コンプレッサ(図示せず)及び高圧コンプレッサ(図示せず)、又は高圧コンプレッサ(図示せず)が挙げられる。タービン部20は、複数のタービンを備えており、これによって、シャフト(図示せず)を介して、ファンと、一つ又はそれ以上のコンプレッサとを駆動する。複数のタービンは、例えば、低圧タービン(図示せず)、中圧タービン(図示せず)、及び高圧タービン(図示せず)、又は低圧タービン(図示せず)及び高圧タービン(図示せず)を含む。
ファンブレード26はファンロータ24と一体であり、ファンブレード26は、線型摩擦溶接部36によって、ファンロータ24に接合されている。
第1加工物(例えば、ファンロータ24)を、第2加工物(例えば、ファンブレード26)に摩擦溶接する方法を、図2及び図3を参照して説明する。摩擦溶接方法は、
ファンロータ24に第1溶接面38を設ける工程と、ファンブレード26に第2溶接面40を設ける工程とを備えている。ファンロータ24は、第1溶接面38から遠ざかる方向でテーパー(先細り)するように構成されており、ファンブレード26は、第2溶接面40から遠ざかる方向でテーパー(先細り)するように構成されている。ファンロータ24及びファンブレード26は、ファンロータ24の第1溶接面38がファンブレード26の第2溶接面40に当接するように位置決めされる。次いで、ファンロータ24及びファンブレード26を、互いに対して揺動又は振動させ、それによって、ファンロータ24又はファンブレード26のうちの少なくとも一方の少なくとも一つの溶接面38、40を、ファンブレード26又はファンロータ24の他方の溶接面40、38に対して移動させる。これによって、溶接面38、40のところで温度が上昇し、溶接界面42が形成される。揺動を停止することにより、ファンロータ24及びファンブレード26の第1及び第2の溶接面38及び40が冷却され、ファンロータ24とファンブレード26とを互いに溶接できる。ファンロータ24及びファンブレード26のテーパーにより、ファンロータ24及びファンブレード26の互いに対する揺動中、溶接フラッシュ材料44の流量が低下し、溶接界面42の縁部でのひずみ誘起による多孔の形成を減少させることができる。
ファンロータ24は、半径方向外方に延びる少なくとも一つの部分46を含み、第1溶接面38は、ファンロータ24の半径方向外方に延びる少なくとも一つの部分46に設けられている。好ましくは、ファンロータ24は、周方向に間隔が隔てられた半径方向外方に延びる複数の部分46を含む。ファンロータ24の半径方向外方に延びる部分46の各々は、第1溶接面38を有する。複数のファンブレード26は、ファンロータ24に摩擦溶接されている。具体的には、各ファンブレード26は、夫々、ファンロータ24の半径方向外方に延びる部分46の一つに摩擦溶接されている。ファンロータ24のテーパーは、ファンロータ24の半径方向外方に延びる部分46にテーパーを付けることによって提供される。半径方向外方に延びる部分46は、テーパーした側面48及び50を有する。これらの側面48、50は、第1溶接面38から遠ざかる方向に(例えば、ファンロータ24の軸線に向かった半径方向内側の方向に)先細になっている。テーパーした側面48及び50は、第1溶接面38に対し、所定の角度α(α<90°)で配置されている。第1溶接面38に対する角度αは、α<90°乃至α>45°の範囲内にあり、例えばα=60°である。
ファンブレード26はベース部分52を備え、第2溶接面40は、ファンブレード26の半径方向内面である。ファンブレード26のテーパーは、ファンブレード26のベース部分52にテーパーを付けることによって提供される。ベース部分52は、テーパーした側面54及び56を有している。これらの側面は、第2溶接面40から遠ざかる方向で(例えば、ファンロータ24の軸線から半径方向外方に遠ざかる方向で)先細になっている。テーパーした側面54及び56は、第2溶接面40に対し、所定の角度β(β<90°)で配置されている。第2溶接面40に対する角度βは、β<90°乃至β>45°の範囲内にあり、例えばβ=60°である。
テーパーした外方に延びる部分46をファンロータ24に設け、テーパーしたベース部分52をファンブレード26に設けることにより、溶接継目出口(weld seam outlet)を開放し、これにより、溶接界面の縁部での材料の流量を低下させて、ひずみ誘起による多孔(SIP)の形成に必要な高歪速度条件をなくすことができる。ひずみ誘起による多孔性すなわち歪誘導多孔度(SIP)を減少することにより、高品質の摩擦溶接部が得られ、縁部クリーンナップ加工プロセスを減少することができる。
揺動運動は、ファンロータ24及びファンブレード26の第1及び第2の溶接面38及び40が湾曲している場合には、矢印Oの方向で(例えば、周方向又は接線方向で)行われる。
ファンロータ24のテーパーした外方に延びる部分46のテーパーした側面48及び50は、好ましくは、第1溶接面38から半径方向距離Dだけ延びている。この半径方向距離Dは、ファンロータ24のテーパーした外方に延びる部分46についての、第1溶接面38からの予想アップセット(膨径又は据え込み加工する)距離(例えば、テーパーした外方に延びる部分46の第1溶接面38からの、溶接平面に対して垂直方向での失われた材料の距離)と等しい。この半径方向距離Dには、製造許容差を考慮した小さな余分の距離、例えば2mm乃至5mmを含めても良い。
外方に延びる部分46の残りは、ファンロータ24に滑らかに合一する。外方に延びる部分46の残りは、テーパーした側面49及び51を有し、これらの側面は第1溶接面38から遠ざかる方向(例えば、ファンロータ24の軸線に向かった半径方向内方の方向)に、末広がりになっている。
同様に、ファンブレード26のテーパーしたベース部分52のテーパーした側面54及び56は、好ましくは、第2溶接面40から半径方向距離Eだけ延びている。半径方向距離Eは、ファンブレード26のテーパーしたベース部分52についての、第1第2面40からの予想アップセット(膨径又は据え込み加工する)距離(例えば、テーパーしたベース部分52の第2溶接面40からの、溶接平面に対して垂直方向での失われた材料の距離)と等しい。半径方向距離Eは、製造許容差を考慮した小さな余分の距離、例えば2mm乃至5mmを含めてもよい。
ファンブレード26のベース部分52の残りはテーパーした側面55及び57を有し、これらの側面は、第2溶接面40から遠ざかる方向で(例えば、ファンロータ24の軸線から半径方向外方に遠ざかる方向で)末広がりになっている。
本発明の別の実施例を図4に示す。この実施例では、ファンロータ24のテーパーした外方に延びる部分46は、図2におけるのと同じである。ファンブレード26のベース部分52には、側面70及び72が設けられており、これらの側面は第2溶接面40に対して垂直に配置されている。
本発明の別の実施例を図5に示す。この実施例では、ファンロータ24のテーパーした外方に延びる部分46は、図2におけるのと同じである。ファンブレード26のベース部分52には、テーパーした側面74及び76が設けられており、これらの側面は、第2溶接面40から遠ざかる方向で、例えばファンロータ24の軸線から半径方向外方に遠ざかる方向で、末広がりになっている。
本発明の別の実施例を図6に示す。この実施例では、タービンロータ24Bのテーパーした外方に延びる部分46Bは、図2におけるのと同じである。テーパーした外方に延びる部分46Bには、約1mm幅の第1溶接面38Bが設けられている。第1溶接面38Bからテーパーした側面48B及び50Bまで、二つのテーパー面39A及び39Bが設けられている。タービンロータポスト26Bのベース部分52Bには、テーパーした側面54B及び56Bが設けられており、これらの側面は、第2溶接面40から遠ざかる方向で、例えばタービンロータ24Bの軸線から半径方向外方に遠ざかる方向で、末広がりになっている。次いで、タービンロータポスト26Bを機械加工し、タービンロータ24Bのリムにモミの木状のスロット(firtree shaped slots)を形成する。
図2の実施例は、同じ金属又は合金でできた加工物の摩擦溶接に使用できる。例えば、Ti64チタニウム合金製ファンブレードをTi64チタニウム合金製ファンロータに摩擦溶接できる。Ti64チタニウム合金は、アルミニウムを6重量%と、バナジウムを4重量%と、残りが微量添加物を加えたチタニウム及び付随的な不純物と、を含む。また、例えば、Ti6246コンプレッサブレードをTi6246コンプレッサロータに摩擦溶接できる。Ti6246チタニウム合金は、アルミニウムを6重量%と、錫を2重量%と、バナジウムを4重量%と、モリブデンを6重量%と、残りが微量添加物を加えたチタニウム及び付随的な不純物とを含む。Ti64チタニウム合金製ロータは、ひずみ誘起による多孔性を形成し易い。これは、チタニウム合金製ブレードに様々な微小構造を形成するためである。Ti6246チタニウム合金製のロータ及びTi6246チタニウム合金製のブレードも、両方とも、ひずみ誘起による多孔性を形成し易い。
図3及び図4の実施例は、異なる金属又は合金製の加工物の摩擦溶接に使用できる。例えば、Ti64製ロータブレードをTi6246製ロータに、又は、Ti6246製ロータブレードをTi64製ロータに摩擦溶接するのに使用できる。
しかしながら、ファンロータ24及びファンブレード26の第1及び第2の溶接面38及び40が、紙面の内外方向で(例えば、軸線方向で)直線状である場合には、揺動運動は、紙面の内外方向で(例えば軸線方向で)行うことができる。
本発明をファンロータやファンディスクへのファンブレードの摩擦溶接に関して説明したが、本発明は、コンプレッサディスクやコンプレッサドラムへのコンプレッサブレードの摩擦溶接にも等しく適用できる。本発明は、更に、タービンディスクへのタービンブレードの摩擦溶接やタービンディスクへのタービンディスクポストの摩擦溶接にも適用できる。
好ましくは、第1加工物及び第2加工物は、チタニウム合金で形成されている。好ましくは、チタニウム合金は、6重量%のアルミニウムと、4重量%のバナジウムと、残りが微量添加物を加えたチタニウム及び及び付随的な不純物とを含む。チタニウム合金は、6重量%のアルミニウムと、2重量%の錫と、4重量%のバナジウムと、6重量%のモリブデンと、残りが微量添加物を加えたチタニウム及び付随的な不純物とを含んでいてもよい。
第1及び第2の加工物は、アルミニウム合金、鋼、又はニッケル合金で形成されていてもよい。アルミニウム合金は、ひずみ誘起による多孔性(歪誘導多孔度)を形成し易い。本発明は、特に、ひずみ誘起による多孔性(SIP)を形成し易い合金に適用できる。
好ましくは、第1及び第2の加工物の揺動運動は、線型運動を含む。
好ましくは、本方法は、複数の第2の加工物(換言すれば、ワークピース、すなわち加工対象物)を第1の加工物(換言すれば、ワークピース、すなわち加工対象物)に摩擦溶接する工程を含む。
本発明は、更に、例えば回転摩擦溶接等の任意の摩擦溶接プロセスに適用でき、ひずみ誘起による多孔性(SIP)を形成し易い任意の合金に適用できる。
更に、本発明は、摩擦溶接の縁部での亀裂を減少できると考えられる。
10 ターボファンガスタービンエンジン
12 吸気部
14 ファン部
16 コンプレッサ部
18 燃焼部
20 タービン部
22 排気部
24 ファンロータ
26 ファンブレード
28 ファンケーシング
30 ファンダクト
32 コアエンジンケーシング
34 ファン出口ガイドベーン
36 線型摩擦溶接部
38 第1溶接面
40 第2溶接面
42 溶接界面

Claims (16)

  1. 摩擦溶接方法であって、
    第1溶接面(38)を持つ第1加工物(24)及び第2溶接面(40)を持つ第2加工物(26)を提供する工程と、
    第1加工物(24)を、前記第1溶接面(38)から遠ざかる方向でテーパーするように構成して、前記第1溶接面(38)から遠ざかる方向で先細になるようにする工程と、
    第1加工物(24)の第1溶接面(38)が、第2加工物(26)の第2溶接面(40)と当接するように第1及び第2の加工物(24、26)を位置決めする工程と、
    前記第1及び第2の加工物(24、26)を互いに対して揺動させて、前記加工物(24、26)のうちの少なくとも一方の前記溶接面(38、40)のうちの少なくとも一方を、他方の加工物(26、24)の他方の溶接面(40、38)に対して移動させ、これによって、前記溶接面(38、40)のところで温度が上昇し、溶接界面を形成するようにした工程と、
    前記揺動を停止し、前記第1及び第2の加工物(24、26)の前記第1及び第2の溶接面(38、40)を冷却し、前記第1及び第2の加工物(24、26)を溶接する工程とを備え、
    前記第1加工物(24)の前記テーパーが、前記第1及び第2の加工物(24、26)の互いに対する揺動中の溶接フラッシュ材料の流量を減少し、これによって、溶接部の縁部でのひずみ誘起による多孔性の形成を減少し、及び/又は前記溶接部の縁部での亀裂を減少する、摩擦溶接方法。
  2. 請求項1に記載の摩擦溶接方法において、
    前記第2加工物(26)が前記第2溶接面(40)から遠ざかる方向でテーパーするように前記第2加工物(26)を構成する工程を備え、前記第2加工物(26)は前記第2溶接面(40)から遠ざかる方向で先細になる、摩擦溶接方法。
  3. 請求項1又は2に記載の摩擦溶接方法において、
    前記第1加工物(24)はロータであり、前記第2加工物(26)はロータブレードである、摩擦溶接方法。
  4. 請求項3に記載の摩擦溶接方法において、
    前記ロータはファンディスクであり、前記ブレードはファンブレードである、摩擦溶接方法。
  5. 請求項3に記載の摩擦溶接方法において、
    前記ロータはコンプレッサディスクであり、または、コンプレッサドラムであり、前記ブレードはコンプレッサブレードである、摩擦溶接方法。
  6. 請求項1乃至5のうちのいずれか一項に記載の摩擦溶接方法において、
    前記第1加工物(24)及び前記第2加工物(26)はチタニウム合金を含む、摩擦溶接方法。
  7. 請求項6に記載の摩擦溶接方法において、
    前記チタニウム合金は、
    6重量%のアルミニウム、
    4重量%のバナジウム、及び
    残りが微量添加物を加えたチタニウム及び付随的な不純物を含む、摩擦溶接方法。
  8. 請求項6に記載の摩擦溶接方法において、
    前記チタニウム合金は、
    6重量%のアルミニウム、
    2重量%の錫、
    4重量%のバナジウム、
    6重量%のモリブデン、及び
    残りが微量添加物を加えたチタニウム及び付随的な不純物を含む、摩擦溶接方法。
  9. 請求項1又は2に記載の摩擦溶接方法において、
    前記第1加工物(24B)はロータであり、前記第2加工物(26B)はロータポストである、摩擦溶接方法。
  10. 請求項9に記載の摩擦溶接方法において、
    前記ロータはタービンロータであり、前記ロータポストはタービンロータポストである、摩擦溶接方法。
  11. 請求項1乃至10のうちのいずれか一項に記載の摩擦溶接方法において、
    前記第1及び第2の加工物(24、26)の前記揺動運動は線型運動を含む、摩擦溶接方法。
  12. 請求項1乃至11のうちのいずれか一項に記載の摩擦溶接方法において、
    前記方法は、複数の第2加工物(26)を前記第1加工物(24)に摩擦溶接する工程を含む、摩擦溶接方法。
  13. 請求項1乃至12のうちのいずれか一項に記載の摩擦溶接方法において、
    前記第1加工物(24)は、少なくとも一つの外方に延びる部分(46)を含み、前記第1溶接面(38)は、前記第1加工物(24)の前記外方に延びる部分に設けられる、摩擦溶接方法。
  14. 請求項13に記載の摩擦溶接方法において、
    前記第1加工物(24)は、外方に延びる複数の部分(46)を含み、前記第1加工物(24)の前記外方に延びる部分(46)の各々は、第1溶接面(38)を有し、複数の第2加工物(26)が前記第1加工物(24)に摩擦溶接され、前記第2加工物(26)の各々は、前記外方に延びる部分(46)の夫々に摩擦溶接される、摩擦溶接方法。
  15. 請求項1乃至14のうちのいずれか一項に記載の摩擦溶接方法において、
    前記第1加工物(24)は、前記第1溶接面(38)に対して所定の角度で配置された側面(48、50)を有し、前記角度は90°よりも小さく且つ45°よりも大きい、摩擦溶接方法。
  16. 請求項1乃至15のうちのいずれか一項に記載の摩擦溶接方法において、
    前記第2加工物(26)は、前記第2溶接面(40)に対して所定の角度で配置された側面(54、56)を有し、前記角度は90°よりも小さく且つ45°よりも大きい、摩擦溶接方法。
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