JP2010288208A - 携帯端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】第1携帯端末が第2携帯端末に対して無線LAN接続を行いたい場合、第2携帯端末がすでにデータ通信中であっても、それを継続したまま、第1と第2携帯端末間の接続を行うことができる携帯端末を提供する。
【解決手段】携帯端末200−AP300間で無線LANのデータ通信上位層(点線部分)を実行中(Q1)とする。携帯端末100は、周辺の携帯端末の検索を行い(Q3)、携帯端末200を検出する(Q4)。そして、CDMA通信のSMSにより携帯端末200に対して携帯端末200の状態を要求し(Q5)、状態応答を受信する(Q6)。そして、無線LANのモードを、携帯端末200の状態のインフラストラクチャモードと同じに設定し(Q7)、AP300経由で携帯端末200と無線LAN接続を行う(Q8〜10)。携帯端末200は、Q1データ通信上位層(点線部分)とQ10データ通信上位層(実線枠部分)とを並列処理する。
【選択図】図4

Description

本発明は、無線LAN等の通信システムにおいて、相手端末の状況に応じて接続制御を行う携帯端末に関する。
端末の無線LAN通信は、アクセスポイントを介するインフラストラクチャ接続と、端末間の直接接続であるアドホック接続とがあり、端末は、両接続機能を切り替えて実行する無線LAN通信部を備える。
この無線LAN通信部を有するPCとプリンタがある(例えば、特許文献1参照。)。この特許文献1の課題は、使用者がPCをプリンタに近接させたときに、自動で、PCとプリンタ間のアドホック接続が形成され、PCからプリンタを利用できるようにすることである。
特許文献1の実施例2では、プリンタは、1個の無線LAN通信部を有し、1個の無線LAN通信部は、インフラストラクチャ機能とアドホック機能とを切り替えて動作する。プリンタは、PCの近接を受信電界強度で検出すると、無線LAN通信部をインフラストラクチャ機能からアドホック機能に切り替えて、PCとの間でアドホック接続を行い、アドホックによるデータ通信が行えるものである。
このような1個の無線LAN通信部を有する装置として、携帯電話機がある。携帯電話機のような小型の携帯端末では、無線LAN通信部としては1個しか搭載しないのが通常である。
特開2007−288722号公報(頁6〜10、図1、図5、図6)
特許文献1の実施例2では、もしプリンタがPC以外の他の機器との間でインフラストラクチャ機能でデータ通信中の状態で、PCが近接してアドホック機能で通信しようとしても、プリンタは、1個の無線LAN通信部しかなく、インフラストラクチャ機能かアドホック機能の一方を選択するしかないので、もし、近接したPCとの間のアドホック機能を優先すると、他の機器間とのインフラストラクチャ機能によるデータ通信を中断せざるをえないという問題がある。
無線LAN通信部としては1個しか搭載しない携帯電話機のような小型の携帯端末も同様の問題がある。
本発明は、第1の携帯端末が第2の携帯端末に対して無線LAN接続を行いたい場合、第2の携帯端末がすでに他の機器とデータ通信中であっても、そのデータ通信を継続したまま、第1の携帯端末と第2の携帯端末間の接続を行うことができる携帯端末を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の携帯端末は、第1の携帯端末と第2の携帯端末とアクセスポイントを有する無線通信システムの第1の携帯端末であって、無線LAN通信のインフラストラクチャモードとアドホックモードの接続モードを有し、前記第2の携帯端末の近接を検出する第1の通信手段と、無線LAN通信以外の通信を行う第2の通信手段と、前記第2の携帯端末の近接を検出した場合に、前記第2の通信手段により前記第2の携帯端末から第2の携帯端末の無線LAN通信中の接続モード及び第2の携帯端末の無線LAN通信中のアクセスポイントのIDを受信し、当該接続モードがインフラストラクチャモードであれば、前記第1の通信手段をインフラストラクチャモードに設定し、前記IDのアクセスポイントに接続要求を行って接続可能のときには、当該アクセスポイントを介して前記第2の携帯端末との間でインフラストラクチャモードによる接続を行う制御手段とを具備する。
本発明によれば、第1の携帯端末が第2の携帯端末に対して接続を行いたい場合、第2の携帯端末がアクセスポイントを介したデータ通信中でも、そのデータ通信を継続したまま、第1の携帯端末と第2の携帯端末間の接続を行うことができる。
本発明の実施例に係る無線LAN通信システムを説明する図。 本発明の実施例に係る携帯端末100(又は200)のブロック図。 本発明の実施例に係る携帯端末100(又は200)の端末情報記憶部11を説明する図。 本発明の実施例に係る通信シーケンス1のシーケンス図。 本発明の実施例に係る通信シーケンス2のシーケンス図。
図1は、本発明の実施例に係る無線LAN通信システムを説明する図である。無線LAN通信システムは、携帯端末100(第1の携帯端末)、携帯端末200(第2の携帯端末)、アクセスポイント300、網400などから構成される。アクセスポイント300と携帯端末100間の接続モード、およびアクセスポイント300と携帯端末200間の接続モードは、インフラストラクチャモードと称する。携帯端末100と携帯端末200間の接続モードは、アドホックモードと称する。
携帯端末100は、無線LAN通信部とCDMA通信部を有する。携帯端末200も同様に無線LAN通信部とCDMA通信部を有する。アクセスポイント300は無線LAN通信部を有する。
CDMA通信を行うCDMA公衆通信網のシステムについては、図1では図示しない。
携帯端末100(又は200)は、無線LAN通信のインフラストラクチャモードによりアクセスポイント300を介して、網400側と通信を行う。また、インフラストラクチャモードによりアクセスポイント300を介して、携帯端末200(又は100)と通信ができる。また、携帯端末100と200がアドホックモードであるとき、携帯端末200と100は直接通信を行う。
また、携帯端末100は、CDMA通信により、携帯端末200と通信を行う。
図2は、本発明の実施例に係る携帯端末100(又は200)のブロック図である。携帯端末100は、無線LAN通信部1(第1の通信手段)、CDMA通信部5(第2の通信手段)、制御部10、操作入力部20、表示部21などから構成される。
無線LAN通信部1は、RF2、送受信部3、周辺端末検出部4を有する。RF2は、アンテナを経由して、無線LAN通信のアクセスポイント300との間、または、他の携帯端末、例えば携帯端末200との間で無線信号の送受を行う。送受信部3は、無線LAN通信のインフラストラクチャモードとアドホックモードが切替えられて、一方のモードを実行処理する。
周辺端末検出部4は、他の携帯端末、例えば携帯端末200とアクセスポイント300間の無線信号の送受を傍受して、周辺に存在する他の携帯端末200を検出する。検出方法としては、他の携帯端末200がアクセスポイントに対するアクティブスキャン時に、他の携帯端末200が送信するReq信号中の他の携帯端末200のBSSIDを検出することにより行う。なお、周辺端末検出部4は、無線LAN通信部1の中に設けて、無線LANの無線信号の送受を傍受したが、CDMA通信部5により、CDMA公衆通信網を介して、他の携帯端末200に対してSMS(ショートメッセージ)などで直接問い合わせ要求を出すようにしてもよい。
CDMA通信部5は、携帯電話機用の通信部であり、RF6、送受信部7を有する。RF6は、アンテナを経由して、CDMA公衆通信網の基地局(不図示)との間で無線信号の送受を行う。送受信部7は、CDMA通信の送受信処理を行う。
制御部10は、図示しないCPU、ROM、RAMなどから構成され、ROMに記憶されているソフトウェアに基づいて、無線LANデータ通信上位層機能12、無線LANデータ通信上位層機能13、CDMAデータ通信上位層機能14、通信制御機能15などを実行する。これらの機能は、並列処理が可能である。
制御部10は、また、記憶手段として、端末情報記憶部11を有し、次に説明する。
図3は、本発明の実施例に係る携帯端末100(又は200)の端末情報記憶部11を説明する図である。端末情報記憶部11は、複数の端末等(11a欄)に関して、無線LANのID(11b欄)とSMSの宛先ID(11c欄)が予め記録されている。この情報により、携帯端末100は、他の端末等を指定して、無線LANのアドホックモードによる通信、およびSMSによる通信を行う。
再び、図2に戻る。無線LANデータ通信上位層機能12は、無線LAN通信部1の上位層のデータ通信機能を行う。無線LANデータ通信上位層機能13も、無線LAN通信部1の上位層のデータ通信機能を行う。CDMAデータ通信上位層機能14は、CDMA通信部5の上位層のデータ通信機能であり、インターネットなどのデータ通信やSMS通信などの並列処理を行う。この無線LANデータ通信上位層機能12、13、CDMAデータ通信上位層機能14は、並行処理が可能である。
通信制御機能15は、無線LANデータ通信上位層機能12、13、CDMAデータ通信上位層機能14それぞれからのデータ通信中信号である12a、13a、14aをチェックして、データ通信中であるかを判断する。
また、通信制御機能15は、無線LAN通信部1を介して、各種の送信情報3aにより、アクセスポイントに対して接続要求や切断要求を送出し、アクセスポイントからの受信情報3bを受信する。
また、通信制御機能15は、モード切替信号15aにより、無線LAN通信部1の送受信部3のインフラストラクチャモードとアドホックモードの切替を行う。また、周辺端末検索指示信号4aにより、無線LAN通信部1の周辺端末検出部4に対して周辺端末検索を指示し、周辺端末情報4bとしてIDを得る。
また、通信制御機能15は、CDMA通信部5を介して、各種の送信情報7aにより、他の携帯端末、例えば携帯端末200に対して状態要求やアドホック切替要求を送出し、携帯端末200からの受信情報7bを受信する。
通信制御機能15のこれらの処理の手順詳細については、後(図4、図5のシーケンス図)で説明する。
操作入力部20は、ユーザインターフェース用の操作スイッチなどである。表示部21は、ユーザインターフェース用の表示手段である。
図4は、本発明の実施例に係る通信シーケンス1のシーケンス図である。携帯端末200がAP300との間で無線LANのインフラストラクチャモード接続中(Q1)で、そのデータ通信上位層(点線部分)を実行中とする。図2の携帯端末100(200)のブロック図と合せて説明する。
携帯端末100のブロック図中の処理と、携帯端末200のブロック図中の処理とを明確にするために、以下、シーケンスの進捗に合せて、「 」書きで、携帯端末100か携帯端末200の処理であるかを明記する。
「携帯端末100」
携帯端末100のユーザは、操作入力部20と表示部21のユーザインターフェースにより、無線LAN通信したい相手端末として携帯端末200を操作指定する(Q2)。通信制御機能15は、操作指定された携帯端末200の情報を端末情報記憶部11から読み取り、無線LANのID(BSS200)およびSMSの宛先ID(SMS200)を得る。そして、通信制御機能15は、周辺端末検索指示4aにより周辺端末検出部4に対して周辺端末検索を指示し、周辺端末検出部4は無線信号を傍受して検索を行う(Q3)。
そして、周辺端末検出部4は、傍受情報として、ID(BSS200)を検出することができたら、周辺端末情報4bで通信制御機能15に出力し、通信制御機能15は、操作指定した携帯端末200が周辺に存在することを認識する(Q4)。
そして、通信制御機能15は、送信情報7aによりCDMA通信部5を介して、携帯端末200のSMSの宛先ID(SMS200)を宛先として、携帯端末200の状態を要求する(Q5)。
「携帯端末200」
携帯端末200の通信制御機能15は、SMS通信の待ち受け待機を行っており、CDMA通信部5がこのQ5の状態要求を受信すると、受信情報7bによりQ5の状態要求を受信したことを通信制御機能15へ送る。通信制御機能15は、送信情報7aによりCDMA通信部5を介して、状態応答を返す(Q6)。このQ6状態応答として、現在の無線LANの接続モードがインフラストラクチャモードであること、接続中のAPのSSIDがXXXXであることを返す。
「携帯端末100」
携帯端末100の通信制御機能15は、受信情報7bによりQ6状態応答を受信すると、モード切替15aにより無線LAN通信部1を、携帯端末200の接続モードと同じインフラストラクチャモードに設定する(Q7)。そして、送信情報3aにより無線LAN通信部1を介して、Q6で受信したAPのSSID(XXXX)に対して接続要求を出す(Q8)。AP300から接続確立応答が返ってくると(Q9)、無線LAN通信部1を介して受信情報3bにより認識する。
そして、通信制御機能15は、インフラストラクチャモードでAP300を経由して携帯端末200と接続し(Q10)、無線LANデータ通信上位層機能12(又は13)がデータ通信上位層の処理を行う。
「携帯端末200」
携帯端末200は、このとき、Q1のデータ通信上位層の処理を無線LANデータ通信上位層機能12で継続処理しているとする。通信制御機能15は、データ通信中12aにより無線LANデータ通信上位層機能12が処理継続中であることを認識して、無線LANデータ通信上位層機能13によるQ10のデータ通信上位層の処理を並行処理させる。
このように、携帯端末100は、携帯端末200がQ1無線LAN通信中であっても、携帯端末200のモードに合せることにより、携帯端末200のQ1無線LAN通信を切断することなく、Q10無線LAN通信を並行に処理することが可能となる。
図5は、本発明の実施例に係る無線LAN通信システムの通信シーケンス2のシーケンス図である。図4の通信シーケンス1との相違点は、通信シーケンス1では、Q9においてAP300から接続確立応答が返ってきたが、通信シーケンス2では、Q19として接続不可応答が返ってきて、AP300と接続できない場合である。
AP300と接続できない場合として、AP300への接続の権限がない場合、又は、AP300との認証が成立できなかった場合などがある。
シーケンスQ1〜Q8までは通信シーケンス1と同じであり、説明を省略する。
「携帯端末100」
AP300へのQ8接続要求の後、AP300からQ19接続不可応答が返ってくると、通信制御機能15は、無線LAN通信部1の受信情報3bにより接続不可であることを認識し、モード切替15aにより、無線LAN通信部1をアドホックモードに切替設定する(Q20)。そして、送信情報7aによりCDMA通信部5を介して、携帯端末200にアドホック切替要求を送信する(Q21)。
「携帯端末200」
携帯端末200は、このとき、無線LAN通信部1はインフラストラクチャモードであり、Q1のデータ通信上位層の処理を継続処理している。無線LAN通信部1は、インフラストラクチャモードかアドホックモードのどちらか一方でしか動作できない。したがって、通信制御機能15は、Q1のデータ通信上位層を一旦切断するために、送信情報3aにより無線LAN通信部1を介して、AP300への切断要求を送信する(Q22)。
AP300からQ23切断応答が返ってくると、通信制御機能15は、受信情報3bによりQ23を認識して、Q1データ通信をCDMA通信に切替え(Q24)、CDMA通信部5を介してQ1でのAP300の先の接続先と直接に接続して(Q25)、一旦中断したQ1無線LANデータ通信を、CDMAデータ通信上位層機能14にQ25CDMAデータ通信上位層(点線部分)として継続させる。
この無線LANデータ通信からCDMAデータ通信への切替え継続に関しては、IEEE802.21で規定されており、詳細説明は省略する。
次に、通信制御機能15は、モード切替15aにより無線LAN通信部1をアドホックモードに切替設定する(Q26)。そして、通信制御機能15は、送信情報7aによりCDMA通信部5を介して、Q25と並行して、SMS通信で携帯端末100にアドホック切替完了応答を返す(Q27)。
そして、通信制御機能15は、無線LAN通信のアドホックモード接続処理を行い(Q28)、データ通信上位層の処理を無線LANデータ通信上位層機能12(又は13)に行わせる(Q28)。
「携帯端末100」
携帯端末100の通信制御機能15は、無線LAN通信のアドホックモード接続処理を行い(Q28)、データ通信上位層の処理を無線LANデータ通信上位層機能12(又は13)に行わせる(Q28)。
このように、携帯端末100は、携帯端末200がQ1無線LAN通信中であって、かつ、AP300から接続不可応答があっても、アドホックモードに切り替えることにより、携帯端末200との間でアドホックモードによる無線LAN通信を行うことができる。また、携帯端末200は、Q1無線LAN通信を一旦中断するが、別のCDMA等の通信手段に切替えて、Q1無線LAN通信をQ25の別のCDMA等の通信手段でのデータ通信として切替継続することができる。
なお、CDMA通信部5は、CDMA通信に限らず、無線LAN通信以外の公衆網を利用したデータ通信手段であれば何でもよい。
本発明の実施例によれば、第1の携帯端末が第2の携帯端末に対して接続を行いたい場合、第2の携帯端末がすでに他の機器とデータ通信中であっても、そのデータ通信を継続したまま、第1の携帯端末と第2の携帯端末間の接続を行うことが可能となる。
1 無線LAN通信部
2 RF
3 送受信部
4 周辺端末検出部
5 CDMA通信部
6 RF
7 送受信部
10 制御部
11 端末情報記憶部
12 無線LANデータ通信上位層機能
13 無線LANデータ通信上位層機能
14 CDMAデータ通信上位層機能
15 通信制御機能
20 操作入力部
21 表示部
100、200 携帯端末
300 アクセスポイント
400 網

Claims (5)

  1. 第1の携帯端末と第2の携帯端末とアクセスポイントを有する無線通信システムの第1の携帯端末であって、
    無線LAN通信のインフラストラクチャモードとアドホックモードの接続モードを有し、前記第2の携帯端末の近接を検出する第1の通信手段と、
    無線LAN通信以外の通信を行う第2の通信手段と、
    前記第2の携帯端末の近接を検出した場合に、前記第2の通信手段により前記第2の携帯端末から第2の携帯端末の無線LAN通信中の接続モード及び第2の携帯端末の無線LAN通信中のアクセスポイントのIDを受信し、当該接続モードがインフラストラクチャモードであれば、前記第1の通信手段をインフラストラクチャモードに設定し、前記IDのアクセスポイントに接続要求を行って接続可能のときには、当該アクセスポイントを介して前記第2の携帯端末との間でインフラストラクチャモードによる接続を行う制御手段と
    を具備することを特徴とする第1の携帯端末。
  2. 第1の携帯端末と第2の携帯端末とアクセスポイントを有する無線通信システムの第1の携帯端末であって、
    無線LAN通信のインフラストラクチャモードとアドホックモードの接続モードを有し、前記第2の携帯端末の近接を検出する第1の通信手段と、
    無線LAN通信以外の通信を行う第2の通信手段と、
    前記第2の携帯端末の近接を検出した場合に、前記第2の通信手段により前記第2の携帯端末から第2の携帯端末の無線LAN通信中の接続モード及び第2の携帯端末の無線LAN通信中のアクセスポイントのIDを受信し、当該接続モードがインフラストラクチャモードであれば、前記第1の通信手段をインフラストラクチャモードに設定し、前記IDのアクセスポイントに接続要求を行って接続不可のときには、前記第1の通信手段をアドホックモードに設定すると共に前記第2の通信手段により前記第2の携帯端末をアドホックモードに切替えて、前記第2の携帯端末との間でアドホックモードによる接続を行う制御手段と
    を具備することを特徴とする第1の携帯端末。
  3. 第1の携帯端末と第2の携帯端末とアクセスポイントを有する無線通信システムの第2の携帯端末であって、
    無線LAN通信のインフラストラクチャモードとアドホックモードの接続モードを有する第3の通信手段と、
    無線LAN通信以外の通信を行う第4の通信手段と、
    前記第4の通信手段により前記第1の携帯端末へ第2の携帯端末の無線LAN通信中の接続モード及び第2の携帯端末の無線LAN通信中のアクセスポイントのIDを送信し、当該接続モードがインフラストラクチャモードであれば、前記IDのアクセスポイントを介して前記第1の携帯端末との間でインフラストラクチャモードによる接続を行う制御手段と
    を具備することを特徴とする第2の携帯端末。
  4. 第1の携帯端末と第2の携帯端末とアクセスポイントを有する無線通信システムの第2の携帯端末であって、
    無線LAN通信のインフラストラクチャモードとアドホックモードの接続モードを有する第3の通信手段と、
    無線LAN通信以外の通信を行う第4の通信手段と、
    前記第4の通信手段により前記第1の携帯端末へ第2の携帯端末の無線LAN通信中の接続モード及び第2の携帯端末の無線LAN通信中のアクセスポイントのIDを送信し、前記第4の通信手段により前記第1の携帯端末からアドホックモード切替要求を受信したときには、前記アクセスポイントとの間のインフラストラクチャモード接続を中断すると共に前記第3の通信手段をアドホックモードに切替えて、前記第1の携帯端末との間でアドホックモードによる接続を行う制御手段と
    を具備することを特徴とする第2の携帯端末。
  5. 第1の携帯端末と第2の携帯端末とアクセスポイントを有する無線通信システムの第2の携帯端末であって、
    無線LAN通信のインフラストラクチャモードとアドホックモードの接続モードを有する第3の通信手段と、
    無線LAN通信以外の通信を行う第4の通信手段と、
    前記第4の通信手段により前記第1の携帯端末へ第2の携帯端末の無線LAN通信中の接続モード及び第2の携帯端末の無線LAN通信中のアクセスポイントのIDを送信し、前記第4の通信手段により前記第1の携帯端末からアドホックモード切替要求を受信したときには、前記アクセスポイントとの間のインフラストラクチャモード接続を中断して公衆網ネットワークを利用する前記第4の通信手段による接続に切替えると共に前記第3の通信手段をアドホックモードに切替えて、前記第1の携帯端末との間でアドホックモードによる接続を行う制御手段と
    を具備することを特徴とする第2の携帯端末。
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