JP2010288208A - 携帯端末 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】携帯端末200−AP300間で無線LANのデータ通信上位層(点線部分)を実行中(Q1)とする。携帯端末100は、周辺の携帯端末の検索を行い(Q3)、携帯端末200を検出する(Q4)。そして、CDMA通信のSMSにより携帯端末200に対して携帯端末200の状態を要求し(Q5)、状態応答を受信する(Q6)。そして、無線LANのモードを、携帯端末200の状態のインフラストラクチャモードと同じに設定し(Q7)、AP300経由で携帯端末200と無線LAN接続を行う(Q8〜10)。携帯端末200は、Q1データ通信上位層(点線部分)とQ10データ通信上位層(実線枠部分)とを並列処理する。
【選択図】図4
Description
本発明は、第1の携帯端末が第2の携帯端末に対して無線LAN接続を行いたい場合、第2の携帯端末がすでに他の機器とデータ通信中であっても、そのデータ通信を継続したまま、第1の携帯端末と第2の携帯端末間の接続を行うことができる携帯端末を提供することを目的とする。
CDMA通信を行うCDMA公衆通信網のシステムについては、図1では図示しない。
また、携帯端末100は、CDMA通信により、携帯端末200と通信を行う。
図3は、本発明の実施例に係る携帯端末100(又は200)の端末情報記憶部11を説明する図である。端末情報記憶部11は、複数の端末等(11a欄)に関して、無線LANのID(11b欄)とSMSの宛先ID(11c欄)が予め記録されている。この情報により、携帯端末100は、他の端末等を指定して、無線LANのアドホックモードによる通信、およびSMSによる通信を行う。
携帯端末100のユーザは、操作入力部20と表示部21のユーザインターフェースにより、無線LAN通信したい相手端末として携帯端末200を操作指定する(Q2)。通信制御機能15は、操作指定された携帯端末200の情報を端末情報記憶部11から読み取り、無線LANのID(BSS200)およびSMSの宛先ID(SMS200)を得る。そして、通信制御機能15は、周辺端末検索指示4aにより周辺端末検出部4に対して周辺端末検索を指示し、周辺端末検出部4は無線信号を傍受して検索を行う(Q3)。
携帯端末200の通信制御機能15は、SMS通信の待ち受け待機を行っており、CDMA通信部5がこのQ5の状態要求を受信すると、受信情報7bによりQ5の状態要求を受信したことを通信制御機能15へ送る。通信制御機能15は、送信情報7aによりCDMA通信部5を介して、状態応答を返す(Q6)。このQ6状態応答として、現在の無線LANの接続モードがインフラストラクチャモードであること、接続中のAPのSSIDがXXXXであることを返す。
携帯端末100の通信制御機能15は、受信情報7bによりQ6状態応答を受信すると、モード切替15aにより無線LAN通信部1を、携帯端末200の接続モードと同じインフラストラクチャモードに設定する(Q7)。そして、送信情報3aにより無線LAN通信部1を介して、Q6で受信したAPのSSID(XXXX)に対して接続要求を出す(Q8)。AP300から接続確立応答が返ってくると(Q9)、無線LAN通信部1を介して受信情報3bにより認識する。
携帯端末200は、このとき、Q1のデータ通信上位層の処理を無線LANデータ通信上位層機能12で継続処理しているとする。通信制御機能15は、データ通信中12aにより無線LANデータ通信上位層機能12が処理継続中であることを認識して、無線LANデータ通信上位層機能13によるQ10のデータ通信上位層の処理を並行処理させる。
「携帯端末100」
AP300へのQ8接続要求の後、AP300からQ19接続不可応答が返ってくると、通信制御機能15は、無線LAN通信部1の受信情報3bにより接続不可であることを認識し、モード切替15aにより、無線LAN通信部1をアドホックモードに切替設定する(Q20)。そして、送信情報7aによりCDMA通信部5を介して、携帯端末200にアドホック切替要求を送信する(Q21)。
携帯端末200は、このとき、無線LAN通信部1はインフラストラクチャモードであり、Q1のデータ通信上位層の処理を継続処理している。無線LAN通信部1は、インフラストラクチャモードかアドホックモードのどちらか一方でしか動作できない。したがって、通信制御機能15は、Q1のデータ通信上位層を一旦切断するために、送信情報3aにより無線LAN通信部1を介して、AP300への切断要求を送信する(Q22)。
携帯端末100の通信制御機能15は、無線LAN通信のアドホックモード接続処理を行い(Q28)、データ通信上位層の処理を無線LANデータ通信上位層機能12(又は13)に行わせる(Q28)。
2 RF
3 送受信部
4 周辺端末検出部
5 CDMA通信部
6 RF
7 送受信部
10 制御部
11 端末情報記憶部
12 無線LANデータ通信上位層機能
13 無線LANデータ通信上位層機能
14 CDMAデータ通信上位層機能
15 通信制御機能
20 操作入力部
21 表示部
100、200 携帯端末
300 アクセスポイント
400 網
Claims (5)
- 第1の携帯端末と第2の携帯端末とアクセスポイントを有する無線通信システムの第1の携帯端末であって、
無線LAN通信のインフラストラクチャモードとアドホックモードの接続モードを有し、前記第2の携帯端末の近接を検出する第1の通信手段と、
無線LAN通信以外の通信を行う第2の通信手段と、
前記第2の携帯端末の近接を検出した場合に、前記第2の通信手段により前記第2の携帯端末から第2の携帯端末の無線LAN通信中の接続モード及び第2の携帯端末の無線LAN通信中のアクセスポイントのIDを受信し、当該接続モードがインフラストラクチャモードであれば、前記第1の通信手段をインフラストラクチャモードに設定し、前記IDのアクセスポイントに接続要求を行って接続可能のときには、当該アクセスポイントを介して前記第2の携帯端末との間でインフラストラクチャモードによる接続を行う制御手段と
を具備することを特徴とする第1の携帯端末。 - 第1の携帯端末と第2の携帯端末とアクセスポイントを有する無線通信システムの第1の携帯端末であって、
無線LAN通信のインフラストラクチャモードとアドホックモードの接続モードを有し、前記第2の携帯端末の近接を検出する第1の通信手段と、
無線LAN通信以外の通信を行う第2の通信手段と、
前記第2の携帯端末の近接を検出した場合に、前記第2の通信手段により前記第2の携帯端末から第2の携帯端末の無線LAN通信中の接続モード及び第2の携帯端末の無線LAN通信中のアクセスポイントのIDを受信し、当該接続モードがインフラストラクチャモードであれば、前記第1の通信手段をインフラストラクチャモードに設定し、前記IDのアクセスポイントに接続要求を行って接続不可のときには、前記第1の通信手段をアドホックモードに設定すると共に前記第2の通信手段により前記第2の携帯端末をアドホックモードに切替えて、前記第2の携帯端末との間でアドホックモードによる接続を行う制御手段と
を具備することを特徴とする第1の携帯端末。 - 第1の携帯端末と第2の携帯端末とアクセスポイントを有する無線通信システムの第2の携帯端末であって、
無線LAN通信のインフラストラクチャモードとアドホックモードの接続モードを有する第3の通信手段と、
無線LAN通信以外の通信を行う第4の通信手段と、
前記第4の通信手段により前記第1の携帯端末へ第2の携帯端末の無線LAN通信中の接続モード及び第2の携帯端末の無線LAN通信中のアクセスポイントのIDを送信し、当該接続モードがインフラストラクチャモードであれば、前記IDのアクセスポイントを介して前記第1の携帯端末との間でインフラストラクチャモードによる接続を行う制御手段と
を具備することを特徴とする第2の携帯端末。 - 第1の携帯端末と第2の携帯端末とアクセスポイントを有する無線通信システムの第2の携帯端末であって、
無線LAN通信のインフラストラクチャモードとアドホックモードの接続モードを有する第3の通信手段と、
無線LAN通信以外の通信を行う第4の通信手段と、
前記第4の通信手段により前記第1の携帯端末へ第2の携帯端末の無線LAN通信中の接続モード及び第2の携帯端末の無線LAN通信中のアクセスポイントのIDを送信し、前記第4の通信手段により前記第1の携帯端末からアドホックモード切替要求を受信したときには、前記アクセスポイントとの間のインフラストラクチャモード接続を中断すると共に前記第3の通信手段をアドホックモードに切替えて、前記第1の携帯端末との間でアドホックモードによる接続を行う制御手段と
を具備することを特徴とする第2の携帯端末。 - 第1の携帯端末と第2の携帯端末とアクセスポイントを有する無線通信システムの第2の携帯端末であって、
無線LAN通信のインフラストラクチャモードとアドホックモードの接続モードを有する第3の通信手段と、
無線LAN通信以外の通信を行う第4の通信手段と、
前記第4の通信手段により前記第1の携帯端末へ第2の携帯端末の無線LAN通信中の接続モード及び第2の携帯端末の無線LAN通信中のアクセスポイントのIDを送信し、前記第4の通信手段により前記第1の携帯端末からアドホックモード切替要求を受信したときには、前記アクセスポイントとの間のインフラストラクチャモード接続を中断して公衆網ネットワークを利用する前記第4の通信手段による接続に切替えると共に前記第3の通信手段をアドホックモードに切替えて、前記第1の携帯端末との間でアドホックモードによる接続を行う制御手段と
を具備することを特徴とする第2の携帯端末。
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