JP7042351B2 - ローミングハンドオフ方法、中央制御デバイス、及びステーション - Google Patents

ローミングハンドオフ方法、中央制御デバイス、及びステーション Download PDF

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Description

本願は、通信分野に、特に、ローミングハンドオフ方法、中央制御デバイス、及びステーションに関する。
異周波数ネットワーキングは、通常は、同一チャネル干渉を緩和するように、無線ローカル・エリア・ネットワーク(wireless local area networks,WLAN)における密度シナリオでのアクセスのために使用される。異なるWLANアクセス・ポイントの間のローミングハンドオフを行う場合に、ステーション(station,STA)は、チャネルを再スキャンし、新しいアクセス・ポイントにアクセスする必要があり、過度に長いアクセス時間を生じさせる。これは、通信中断を引き起こし、ユーザ経験に影響を及ぼすことがある。
図1は、STAによって実行されるローミングハンドオフの典型的なシグナリングフローチャートである。STAのローミングハンドオフプロセスは、3つのフェーズ、すなわち、無線アクセス・ポイント(access point,AP)のスキャニング及び再接続(探査遅延)のフェーズ、認証(authentication)フェーズ、並びに再関連付け(reassociation)フェーズを含み、STAは、探査遅延フェーズにおいて各チャネルで接続要求を開始し、信号品質が最良であるAPを選択してその後の認証要求及び再関連付け要求を開始する。ローミングハンドオフ全体は200msから300ms又はそれ以上を必要とし、チャネルスキャンプロセスは、80%から90%の時間を占める。各フェーズの遅延に関する具体的な統計値は図2に示されており、図2は、ハンドオフフェーズの遅延に関する統計値の概略図である。1つのデータパケットがボイスサービスでは20msごとに現れ、1つのフレームがビデオサービスでは17msごとに現れるので、ハンドオフプロセスにおけるパケットは、ローミングハンドオフプロセスにおけるSTAのシグナリング相互作用遅延に起因して失われることがあり、長時間のローミングハンドオフは、サービス中断を引き起こす。従って、ローミングハンドオフにおいてサービスが影響を及ぼされないことを確かにするために、異周波数ネットワーキングにおけるSTAの高速ローミングハンドオフが必要とされる。
本願の実施形態は、STAのハンドオフプロセスにおけるスキャン待ち時間を大いに短縮し、STAのローミングハンドオフのための時間を大いに短縮し、且つ、異周波数ネットワーキングにおいてSTAの高速ローミングを実装するためのローミングハンドオフ方法を提供する。
従って、本願の実施形態の第1の態様は、ローミングハンドオフ方法を提供し、方法は、中央制御デバイスによって、ステーションの位置及び変位ベクトルに基づいて少なくとも1つの対象の遠隔アクセスユニットRRUを決定することと、中央制御デバイスによって、少なくとも1つの対象のRRUを含むチャネル切り替え命令を原のRRUへ送信することと、中央制御デバイスによって、第1優先アクセス権リザベーション通知を、少なくとも1つの対象のRRUのうちの1つである第1対象RRUへ送信することとを含んでよい。中央制御デバイスによってチャネル切り替え命令を原のRRUへ送信すること、及び中央制御デバイスによって第1優先アクセス権リザベーション通知を第1対象RRUへ送信することの時間順序は、制限されないことが理解され得る。方法は更に、中央制御デバイスによって、第1対象RRUによって送信された第1接続要求を受信することと、中央制御デバイスによって、第1接続リターンコードを含む第1接続応答を第1対象RRUへ送信することとを含んでよい。
本願のこの実施形態で、中央制御デバイスは、推奨される対象の遠隔アクセスユニットをSTAへ送信し、そして、STAのための優先アクセス権をリザーブし、STAからの接続要求に優先的に応答し、且つ、STAに対して優先的にアクセスを提供するように第1対象遠隔アクセスユニットを制御する。このようにして、STAのハンドオフプロセスにおけるスキャン待ち時間は大いに短縮され得、STAのローミングハンドオフのための時間は大いに削減され得、且つ、異周波数ネットワーキングにおけるSTAの高速ローミングは実装され得る。
任意に、本願のいくつかの実施形態で、チャネル切り替え命令は、推奨チャネルのリストを含み、推奨チャネルのリストは、少なくとも1つの対象のRRUを優先順に含む。チャネル切り替え命令は、対象である1つRRUの指示情報を運んでよく、あるいは、推奨チャネルのリストの指示情報を運んでもよいことが理解され得る。第1対象RRUは、少なくとも1つの対象のRRUの中でもっとも高い優先度を有するRRUである。
任意に、本願のいくつかの実施形態で、方法は、中央制御デバイスによって、中央制御デバイスが第1接続要求を受信しない場合に、第2優先アクセス権リザベーション通知を原のRRUへ送信することと、中央制御デバイスによって、原のRRUによって送信された第2接続要求を受信することと、中央制御デバイスによって、第2接続リターンコードを含む第2接続応答を原のRRUへ送信することとを更に含んでよい。
本願のこの実施形態で、STAは、ハンドオフアクセスが失敗した後に、原動作チャネルへ能動的に切り替え直し、中央制御デバイスは、STAのための優先アクセス権をリザーブするように原の遠隔アクセスユニットに指示する。これは、ハンドオフ失敗後のSTAのための任意の実施である。その後に、中央制御デバイスは、ハンドオフ決定結果に基づき解決法のハンドオフプロシージャを再開する。
任意に、本願のいくつかの実施形態で、方法は、中央制御デバイスによって、中央制御デバイスが第2接続要求を受信しない場合に、第3優先アクセス権リザベーション通知を、少なくとも1つの対象のRRUのうちの1つである第2対象RRUへ送信することと、中央制御デバイスによって、第2対象RRUによって送信された第3接続要求を受信することと、中央制御デバイスによって、第3接続リターンコードを含む第3接続応答を前記第2対象RRUへ送信することとを更に含んでよい。
本願のこの実施形態で、STAは、原動作チャネルでハンドオフアクセスが失敗した後に、原動作チャネルから第3動作チャネルへ切り替えてよく、中央制御デバイスは、STAのための優先アクセス権をリザーブするように原の遠隔アクセスユニットに指示する。これは、ハンドオフ失敗後のSTAのための任意の実施であり、本願の技術的解決法の実現可能性を改善する。
任意に、本願のいくつかの実施形態で、中央制御デバイスによって、中央制御デバイスが第1接続要求を受信しない場合に、第2優先アクセス権リザベーション通知を原のRRUへ送信することは、中央制御デバイスによって、中央制御デバイスが前もって設定された存続期間内に第1接続要求を受信しない場合に、第2優先アクセス権リザベーション通知を原のRRUへ送信することを含んでよい。
本願の実施形態の第2の態様は、ローミングハンドオフ方法を提供し、方法は、ステーションによって、原の遠隔アクセスユニットRRUによって送信された、少なくとも1つの対象のRRUを有するチャネル切り替え命令を受信することと、ステーションによって、チャネル切り替え命令に基づいて原動作チャネルから第1推奨チャネルへ切り替えることであり、原のRRUは原動作チャネルに対応し、第1推奨チャネルは、少なくとも1つの対象のRRUのうちの1つである第1対象RRUに対応する、切り替えることと、ステーションによって、第1推奨チャネルを使用することによって、第1接続要求を第1対象RRUへ送信することと、ステーションによって、第1推奨チャネルを使用することによって、第1対象RRUによって送信された、第1接続リターンコードを含む第1接続応答を受信することとを含んでよい。
本願のこの実施形態で、STAは、中央制御デバイスによって送信された推奨される対象の遠隔アクセスユニットを受信し、中央制御デバイスは、STAのための優先アクセス権をリザーブし、STAからの接続要求に優先的に応答し、且つ、STAに対して優先的にアクセスを提供するように第1対象遠隔アクセスユニットを制御する。このようにして、STAのハンドオフプロセスにおけるスキャン待ち時間は大いに短縮され得、STAのローミングハンドオフのための時間は大いに削減され得、且つ、異周波数ネットワーキングにおけるSTAの高速ローミングは実装され得る。
任意に、本願のいくつかの実施形態で、チャネル切り替え命令は、推奨チャネルのリストを含み、推奨チャネルのリストは、少なくとも1つの対象のRRUを優先順に含む。チャネル切り替え命令は、1つの対象RRUの指示情報を運んでよく、あるいは、推奨チャネルのリストの指示情報を運んでもよいことが理解され得る。第1対象RRUは、少なくとも1つの対象のRRUの中でもっとも高い優先度を有するRRUである。
任意に、本願のいくつかの実施形態で、方法は、ステーションによって、ステーションが、第1の前もって設定された存続期間内に、第1対象RRUによって送信された前記第1接続応答を受信しないか、あるいは、接続が失敗することを第1接続リターンコードが示す場合に、第1推奨チャネルから原動作チャネルへ切り替えることと、ステーションによって、原動作チャネルを使用することによって、第2接続要求を原のRRUへ送信することと、ステーションによって、原動作チャネルを使用することによって、原のRRUによって送信された、第2接続リターンコードを含む第2接続応答を受信することとを更に含んでよい。
本願のこの実施形態で、STAは、ハンドオフアクセスが失敗した後に、原動作チャネルへ能動的に切り替え直し、中央制御デバイスは、STAのための優先アクセス権をリザーブするように原の遠隔アクセスユニットに指示する。これは、ハンドオフ失敗後のSTAのための任意の実施である。その後に、中央制御デバイスは、ハンドオフ決定結果に基づきこの解決法のハンドオフプロシージャを再開する。
任意に、本願のいくつかの実施形態で、方法は、ステーションによって、ステーションが、第2の前もって設定された存続期間内に、原のRRUによって送信された第2接続応答を受信しないか、あるいは、接続が失敗することを第2接続リターンコードが示す場合に、原動作チャネルから、少なくとも1つの対象のRRUのうちの1つである第2対象RRUに対応する第2推奨チャネルへ切り替えることと、ステーションによって、第2推奨チャネルを使用することによって、第3接続要求を第2対象RRUへ送信することと、ステーションによって、第2推奨チャネルを使用することによって、第2対象RRUによって送信された、第3接続リターンコードを含む第3接続応答を受信することとを更に含んでよい。
本願のこの実施形態で、STAは、原動作チャネルでハンドオフアクセスが失敗した後に、原動作チャネルから第3動作チャネルへ切り替えてよく、中央制御デバイスは、STAのための優先アクセス権をリザーブするように原の遠隔アクセスユニットに指示する。これは、ハンドオフ失敗後のSTAのための任意の実施であり、本願の技術的解決法の実現可能性を改善する。
本願の実施形態の更なる他の態様は、ローミングハンドオフ方法を提供し、方法は、遠隔アクセスユニットRRUによって、中央制御デバイスによって送信された第1優先アクセス権リザベーション通知を受信することと、RRUによって、第1推奨チャネルを使用することによって、ステーションによって送信された第1接続要求を受信することと、RRUによって、第1優先アクセス権リザベーション通知に基づき第1接続要求を中央制御デバイスへ送信することと、RRUによって、中央制御デバイスによって送信された、第1接続リターンコードを含む第1接続応答を受信することと、前記RRUによって、前記第1推奨チャネルを使用することによって、第1接続応答を前記ステーションへ送信することとを含んでよい。
本願の更なる他の実施形態は、STAのハンドオフプロセスにおけるスキャン待ち時間を大いに短縮する機能、STAのローミングハンドオフのための時間を大いに短縮する機能、及び異周波数ネットワーキングにおけるSTAの高速ローミングを実装する機能を備える中央制御デバイスを提供する。機能は、ハードウェアによって実施されてよく、あるいは、対応するソフトウェアをハードウェアが実行することによって実施されてもよい。ハードウェア又はソフトウェアは、上記の機能に対応する1つ以上のモジュールを含む。
本願の更なる他の実施形態は、STAのハンドオフプロセスにおけるスキャン待ち時間を大いに短縮する機能、STAのローミングハンドオフのための時間を大いに短縮する機能、及び異周波数ネットワーキングにおけるSTAの高速ローミングを実装する機能を備えるステーションを提供する。機能は、ハードウェアによって実施されてよく、あるいは、対応するソフトウェアをハードウェアが実行することによって実施されてもよい。ハードウェア又はソフトウェアは、上記の機能に対応する1つ以上のモジュールを含む。
本願の実施形態の更なる他の態様は、中央制御デバイスを提供し、中央制御デバイスは、中央制御デバイス以外の他の装置と通信するよう構成されるトランシーバと、コンピュータ実行可能命令を記憶するよう構成されるメモリと、バスを使用することによってメモリ及びトランシーバへ接続される1つ以上のプロセッサとを含んでよい。プロセッサは、メモリに記憶されているコンピュータ実行可能命令及び1つ以上のコンピュータプログラムを実行するよう構成され、1つ以上のコンピュータプログラムは命令を含み、命令が中央制御デバイスによって実行される場合に、中央制御デバイスは、第1の態様又は第1の態様のいずれかの任意の実施に従う方法を実行する。
本願の実施形態の更なる他の態様は、ステーションを提供し、ステーションは、ステーション以外の他の装置と通信するよう構成されるトランシーバと、コンピュータ実行可能命令を記憶するよう構成されるメモリと、バスを使用することによってメモリ及びトランシーバへ接続される1つ以上のプロセッサとを含んでよい。プロセッサは、メモリに記憶されているコンピュータ実行可能命令及び1つ以上のコンピュータプログラムを実行するよう構成され、1つ以上のコンピュータプログラムは命令を含み、命令がステーションによって実行される場合に、ステーションは、第2の態様又は第2の態様のいずれかの任意の実施に従う方法を実行する。
本願の実施形態の更なる他の態様は、無線通信装置を提供し、無線通信装置は、少なくとも1つのプロセッサ、メモリ、トランシーバ回路、及びバスシステムを含んでよく、プロセッサ、メモリ、及びトランシーバ回路は、バスシステムを使用することによって結合され、無線通信装置は、トランシーバ回路を使用することによって遠隔アクセスユニットと通信し、メモリは、プログラム命令を記憶するよう構成され、少なくとも1つのプロセッサは、メモリに記憶されているプログラム命令を実行するよう構成され、それにより、無線通信装置は、本願の実施形態の第1の態様に従う方法において中央制御デバイスによって実行される動作を実行する。無線通信装置は、中央制御デバイスであってよく、あるいは、中央制御デバイスに適用され、対応する機能を実行するチップであってもよい。
本願の実施形態の更なる他の態様は、無線通信装置を提供し、無線通信装置は、少なくとも1つのプロセッサ、メモリ、トランシーバ回路、及びバスシステムを含んでよく、プロセッサ、メモリ、及びトランシーバ回路は、バスシステムを使用することによって結合され、無線通信装置は、トランシーバ回路を使用することによって遠隔アクセスユニットと通信し、メモリは、プログラム命令を記憶するよう構成され、少なくとも1つのプロセッサは、メモリに記憶されているプログラム命令を実行するよう構成され、それにより、無線通信装置は、本願の実施形態の第2の態様に従う方法においてステーションによって実行される動作を実行する。無線通信装置は、ステーションであってよく、あるいは、ステーションに適用され、対応する機能を実行するチップであってもよい。
本願の実施形態の更なる他の態様は、記憶媒体を提供する。原則的に本願の技術的解決法は、あるいは、先行技術、又は技術的解決法の全て若しくは一部に寄与する部分は、ソフトウェア製品の形で実施されてよく、コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶され、上記の中央制御デバイス又はステーションによって使用されるコンピュータソフトウェア命令を記憶するよう構成され、中央制御デバイス又はステーションが上記の態様を実行するために設計されたプログラムを含むことが留意されるべきである。
記憶媒体は、プログラムコードを記憶することができる、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、リード・オンリー・メモリ(read-only memory,ROM)、ランダム・アクセス・メモリ(random access memory,RAM)、磁気ディスク、又は光ディスクのような如何なる媒体も含む。
本願の実施形態の更なる他の態様は、命令を含むコンピュータプログラム製品を提供し、コンピュータプログラム製品がコンピュータで実行される場合に、コンピュータは、上記の態様又は上記の態様のいずれかの任意の実施に従う方法を実行する。
本願の実施形態における技術的解決法についてより明りょうに記載するために、以下は、実施形態及び先行技術を記載するために必要とされる添付の図面について簡単に説明する。明らかに、続く説明中の添付の図面は、本願のほんのいくつかの実施形態を示すにすぎず、他の図面が、それらの添付の図面から導出され得る。
STAによって実行されるローミングハンドオフの典型的なシグナリングフローチャートである。 各ハンドオフフェーズの遅延に関する統計値の概略図である。 バックグラウンド・プレスキャンの略フローチャートである。 WLANネットワーク内のチャネル分布の概略図である。 本願の実施形態が適用されるシステムアーキテクチャの図である。 本願の実施形態に従うチャネル切り替え方法の実施形態の概略図である。 本願の実施形態に従うチャネル切り替え方法の実施形態の概略図である。 本願の実施形態に従う中央制御デバイスの実施形態の概略図である。 本願の実施形態に従うステーションの実施形態の概略図である。 本願の実施形態に従う中央制御デバイスの実施形態の概略図である。 本願の実施形態に従うステーションの実施形態の概略図である。
本願の実施形態は、STAのハンドオフプロセスにおけるスキャン待ち時間を大いに短縮し、STAのローミングハンドオフのための時間を大いに短縮し、且つ、異周波数ネットワーキングにおいてSTAの高速ローミングを実装するためのローミングハンドオフ方法を提供する。
本願における技術的解決法を当業者により良く理解させるよう、以下は、本願の実施形態における添付の図面を参照して、本願の実施形態における技術的解決法について記載する。明らかに、記載される実施形態は、本願の実施形態のほんの一部にすぎず、全てではない。本願に基づく全ての実施形態は、本願の保護範囲の中にあるはずである。
実施において、バックグラウンド・プレスキャン(background pre-scan)方法がローミングハンドオフにおいて使用される。図3は、バックグラウンド・プレスキャンの略フローチャートである。具体的に言えば、ハンドオフ閾値よりも大きいプレスキャン閾値が設定され、そして、信号品質がプレスキャン閾値まで下がる場合に、STAは能動的にバックグラウンド・プレスキャンを実行する。バックグラウンド・プレスキャンが終了した後、信号品質は低下を再び始める。信号品質がハンドオフ閾値まで下がる場合に、アクティブスキャニングプロセスが、バックグラウンド・プレスキャンから取得されたチャネルを使用することによって開始される。
しかし、長期のバックグラウンド・プレスキャンは、通常の通信に深刻な影響を与える。通常の通信に影響を与えることを回避するために、バックグラウンド・プレスキャンは、10ms内に完了される必要がある。軽負荷条件且つ非高密度条件では、技術を使用する可能性がある、STAの周りのAPは、少ない。しかし、高密度環境では、STAの周りのAP及びチャネルの数が比較的に多いので、STAが探査応答(probe response)フレームの99%超を受信可能であることを確かにするためには、通常、50msよりも長い時間が必要とされる。その結果、高密度環境での技術の使用は、通常の通信に深刻な影響を与える。
他の実施では、無線ローカル・エリア・ネットワークにおけるスペクトル測定の仕様は、802.11kプロトコル規格で定められている。策定された仕様は、スペクトル資源のインテリジェントな使用のための無線ローカル・エリア・ネットワークの要件を反映する。
STA及びAPは、隣接するAPに関する情報を交換する。ローミング中、STAは、隣接するAPが位置しているチャネルのみをスキャンし、それによって、不必要なチャネルスキャンは減り、且つ、APの動作チャネルを検出するための時間は減る。図4は、WLANネットワーク内のチャネル分布の概略図である。
高密度シナリオにおいて、6つ以上の隣接するAPが存在し、アクティブスキャンの平均スキャニング時間は30msであり、パッシブスキャンの平均スキャニング時間は300msである。アクティブスキャン及びパッシブスキャンの最長時間は夫々、60ms及び600msである。この方法の考えは、チャネルスキャニング時間を減らすために、2つの連続したスキャンの間のインターバルを大いに短縮することである。例えば、表1にリストアップされている10msは、実際にはほぼ最短時間であり、最短時間は、2つの連続したスキャンの間の比較的に小さいインターバルによりアクティブスキャンにおいて減らされ得ない。学究的環境での研究によれば、10msの時間及び15msの時間が、軽負荷シナリオ且つ非高密度シナリオでのアクティブスキャン及びパッシブスキャンのために夫々推奨されている。高密度シナリオでは、チャネル資源は占有されているので、50msよりも長いスキャン待ち時間が、探査応答フレームの受信を確かにするために必要とされる。
Figure 0007042351000001
図5は、本願の実施形態が適用されるシステムのアーキテクチャ図である。本願は、異周波数ネットワーキングにおけるSTAのローミングハンドオフのための時間が過度に長いという問題を解決する。本願の技術的解決法によれば、異周波数ネットワーキングにおけるローミングハンドオフは、比較的に短い時間内で実施され得る。
図5は、中央制御デバイス及び遠隔アクセスユニットを含む、異周波数ネットワーキングにおいて高速ローミングを実装するためのシステムを示す。中央制御デバイスは、複数の遠隔アクセスユニットへ接続され、中央制御デバイスは、遠隔アクセスユニットの管理、遠隔アクセスユニットのためのコンフィグレーション配信、並びに端末の再関連付け及び認証に関与する。遠隔アクセスユニットは、STAへのWLAN接続を直接確立し、WLANパケットをSTAへ送信し、STAによって送信されたWLANパケットを受信する。中央制御デバイスは、少なくとも遠隔アクセスユニット管理モジュール、データ転送モジュール、及びWLAN媒体アクセス制御(medium access control,MAC)処理モジュールを含む必要がある。遠隔アクセスユニットは、少なくともワイヤレス・フィデリティ(wireless fidelity,WIFI)ドライバモジュール及びシンプル転送モジュールを含む必要がある。
本願の中心となる装置は、WLAN AC、中央AP、及び遠隔アクセスユニット/遠隔ラジオユニット(remote radio unit,RRU)に場合により関連があるWLAN AP/ラジオコントローラ(access controller,AC)である。中央制御デバイスが、RRUにおけるSTAのアクセス挙動又はローミングハンドオフ挙動を制御するために使用され、異周波数ネットワーキングにおける高速ローミングハンドオフが、図5に示されるシステムアーキテクチャを使用することによって実装される場合に、ソフトウェア再構成(特定のAPが、中央制御機能を備えたノードで再構成される)及びハードウェア再構成(中央制御機能を備えているスイッチ又はルータのようなデバイスが、ネットワーク内に配置される)の両方が、本願には含まれ得る。本願の中央制御デバイスは、中央制御ノードの機能を備えているAC、中央AP、又はAPであってよく、あるいは、サーバ、スイッチ、又はルータであってよく、あるいは、他のデバイスであってもよい。これは特に制限されない。
本願のこの実施形態で、中央制御デバイスは、STAの位置及び変位ベクトルに基づいてSTAのための適切な対象の遠隔アクセスユニットを選択し、対象の遠隔アクセスユニットの指示情報を運ぶチャネル切り替え命令をSTAへ送信し、STAのための優先アクセス権をリザーブするように対象の遠隔アクセスユニットに指示し、すなわち、対象の遠隔アクセスユニットは、応答メッセージによりSTAのアクセス要求に対して優先的に応答する。STAは、ハンドオフアクセスが失敗した後に、原動作チャネルへ能動的に切り替え直し、STAのための優先アクセス権をリザーブするように原の遠隔アクセスユニットに指示する。STAが原動作チャネルへ切り替え直すことができない場合には、中央制御デバイスが、STAのための優先アクセス権をリザーブするように全ての遠隔アクセスユニットに指示してもよい。
先行技術と比較して、本願のこの実施形態では、中央制御デバイスは、適切な対象の遠隔アクセスユニットに関する、チャネル切り替えのための指示情報をSTAへ送信し、そして、STAのための優先アクセス権をリザーブし且つSTAからの接続要求に優先的に応答するように対象の遠隔アクセスユニットに指示する。このようにして、STAのハンドオフプロセスにおけるスキャン待ち時間は大いに短縮され得、STAのローミングハンドオフのための時間は大いに削減され、異周波数ネットワーキングにおけるSTAの高速ローミングは実装され得る。
以下は、実施形態を用いて本願の技術的解決法について更に記載する。図6は、本願の実施形態に従うチャネル切り替え方法の実施形態の概略図である。
中央制御デバイスが複数の遠隔アクセスユニット(RRU)へ接続されることは、説明のための例として使用される。複数のRRUは中央制御デバイスへ直接接続され、STAは、中央制御デバイスによって制御される複数のRRUの間でローミングする。方法は次のステップを含む。
601.制御デバイスは、STAのポジショニング情報及び変位ベクトルに基づいて第1推奨RRUを決定する。
中央制御デバイスは、STAのポジショニング情報及び変位ベクトルに基づいて、推奨されるRRUを対象のRRUとして選択し、第1推奨RRUが動作するチャネルが第1推奨チャネルであると決定する。
602.中央制御デバイスは、チャネル切り替え通知を原のRRUへ送信する。
中央制御デバイスは、チャネル切り替え命令とも呼ばれ得るチャネル切り替え通知を原のRRUへ送信する。チャネル切り替え通知は、チャネル切り替えアナウンス要素を運んでよい。チャネル切り替えアナウンス要素は、第1推奨チャネルの指示情報であってよい。
603.中央制御デバイスは、STAのための優先アクセス権をリザーブするように対象のRRUに指示する。
中央制御デバイスは、STAのための優先アクセス権をリザーブするように対象のRRUに指示し、このとき、優先アクセス権は、STAの接続要求を受信する場合に、対象のRRUが接続応答フレームにより優先的に応答し、STAに対して優先的にアクセスを提供することを示す。
任意に、中央制御デバイスは更に、第1タイマ(Timer 1)をセットしてよく、STAが再接続を行うために第1接続要求フレーム(PROBE 1又はREASSOC 1フレーム)を送信するのを待つ。
ステップ602及びステップ603の時間順序は制限されないことが留意されるべきである。
604.STAは、チャネル切り替え通知に基づいて第1推奨チャネルへ切り替える。
チャネル切り替え通知を受信した後、STAは、チャネル切り替え通知に含まれる第1推奨チャネルの指示情報に基づいて、原のRRUに対応する原動作チャネルから、対象のRRUに対応する第1推奨チャネルへ切り替える。
605.STAは、第1接続要求を対象のRRUへ送信する。
STAは、第1推奨チャネルを使用することによって、第1接続要求フレーム(REASSOC 1)を対象のRRUへ送信する。任意に、STAは更に、第2タイマTimer 2を起動してもよく、第1接続応答フレーム(PROBE RESPONSE 1又はREASSOC ACK 1)を待つ。第1接続要求を受信した後、対象のRRUは、優先アクセス権リザベーション通知に基づいて第1接続要求を中央制御デバイスへ優先的に転送する。
606.中央制御デバイスは、第1接続応答を対象のRRUへ送信する。
第1接続要求フレームを受信した後、中央制御デバイスは、第1タイマ(Timer 1)をクリアし、第1接続応答フレーム(REASSOC ACK 1)により対象のRRUに応答してよく、このとき、第1接続応答フレームは第1接続リターンコードを含む。接続が失敗する場合に、失敗原因は第1接続リターンコードにおいて示され、第1タイマ(Timer 1)は起動されて、STAが第2接続要求フレーム(REASSOC 2)を送信するのを待つ。第1接続応答を受信した後、対象のRRUは、第1推奨チャネルを使用することによって、優先アクセス権リザベーション通知に基づいて第1接続応答をSTAへ優先的に転送する。
任意に、第1接続応答フレーム(REASSOC ACK 1)を受信した後、STAは、第2タイマ(Timer 2)をクリアしてよい。第1接続リターンコードが、接続が成功することを示す場合には、STAは、対象のRRUに成功裏にアクセスし、これは、ローミングハンドオフが成功することを示す。
607.中央制御デバイスは、中央制御デバイスが第1接続要求を受信しない場合に、STAのための優先アクセス権をリザーブするように対象のRRUに指示する。
具体的に、ステップは、第1タイマがタイムアウトした後に中央制御デバイスが第1接続要求フレームを受信しない場合に、中央制御デバイスが、STAのための優先アクセス権をリザーブするように原動作チャネル上で原のRRUに指示することを含んでよい。
任意に、中央制御デバイスがSTAの第2接続要求フレームを受信し、接続が成功することを示す第2接続応答により応答するまで、STAが第2接続要求を送信するのを待つように、第1タイマ(Timer 1)がセットされてもよい。
608.STAが第1接続応答を受信しない場合に、STAは、原動作チャネルへ切り替える。
STAが、第2タイマがタイムアウトした後に、中央制御デバイスによって送信された第1接続応答フレームを受信しないか、あるいは、受信された第1接続応答フレームが、接続が失敗することを示す場合には、STAは、原動作チャネルへ切り替えてよい。
609.STAは、第2接続要求を対象のRRUへ送信する。
原動作チャネルへ切り替えた後、STAは、原動作チャネル上で第2接続要求フレーム(REASSOC 2)を原のRRUへ送信してよい。任意に、中央制御デバイスが第2接続応答フレーム(REASSOC ACK 2)を送信するのを待つように、第2タイマ(Timer 2)が再起動されてもよい。第2接続要求を受信した後、対象のRRUは、優先アクセス権リザベーション通知に基づいて第2接続要求を中央制御デバイスへ優先的に転送する。
610.中央制御デバイスは、第2接続応答を対象のRRUへ送信する。
第2接続要求フレーム(REASSOC 2)を受信した後、中央制御デバイスは、第1タイマ(Timer 1)をクリアし、そして、接続が成功することを示すために、原動作チャネルを使用することによって第2接続応答フレーム(REASSOC ACK 2)により原のRRUに応答してよい。第2接続応答フレームは第2接続リターンコードを含む。第2接続応答を受信した後、原のRRUは、原動作チャネルを使用することによって、優先アクセス権リザベーション通知に基づいて第2接続応答をSTAへ優先的に転送する。
接続が失敗する場合に、失敗原因は第2接続リターンコードにおいて示され、第1タイマ(Timer 1)は起動されて、STAが第3接続要求フレームを送信するの待つことが留意されるべきである。
任意に、第2接続応答フレーム(REASSOC ACK 2)を受信した後、STAは第2タイマ(Timer 2)をクリアしてよい。接続リターンコードが、接続が成功することを示し、STAが原動作チャネル上で原のRRUへ成功裏に接続される場合に、中央制御デバイスはその後に、ハンドオフ決定結果に基づいてこの解決法においてハンドオフプロシージャを再開する。
611.中央制御デバイスが第2接続要求を受信しない場合に、中央制御デバイスは、STAの優先権をリザーブするように他の対象のRRUに指示する。
具体的に、ステップは、第1タイマ(Timer 1)がタイムアウトした後に中央制御デバイスが第2接続要求フレームを受信しない場合に、中央制御デバイスが、STAのための優先アクセス権をリザーブするように全てのRRU又は(対象のRRU及び/又は原のRRUとは異なる)他のRRUに指示することを含んでよい。
612.STAが第2接続応答を受信しない場合に、STAは、第3動作チャネルへ切り替える。
STAが、第2タイマがタイムアウトした後に、中央制御デバイスによって送信された第2接続応答フレーム(REASSOC ACK 2)を受信しないか、あるいは、受信された第2接続応答フレームが、接続が失敗することを示す場合には、STAは、第3動作チャネルへ切り替えてよい。
第3動作チャネルは、STAの周りのRRUに対応する複数の動作チャネルの中で第1推奨チャネル及び原動作チャネルとは異なる他のチャネルの中のチャネルであることが留意されるべきである。
613.STAは、第3接続要求を第3RRUへ送信する。
第3動作チャネルへ切り替えた後、STAは、第3動作チャネル上で第3接続要求フレーム(REASSOC 3)を第3RRUへ送信してよい。任意に、中央制御デバイスが第3接続応答フレーム(REASSOC ACK 3)を送信するのを待つように、第2タイマ(Timer 2)が再起動されてもよい。第3接続要求を受信した後、第3RRUは、優先アクセス権リザベーション通知に基づいて第3接続要求を中央制御デバイスへ優先的に転送する。
614.中央制御デバイスは、第3接続応答を第3RRUへ送信する。
第3接続要求フレームを受信した後、第3動作チャネル上で動作する第3RRUは、第3接続要求フレームを中央制御デバイスに報告する。第3接続要求フレーム(REASSOC 3)を受信した後、中央制御デバイスは、第1タイマ(Timer 1)をクリアし、そして、STAに対して優先的にアクセスを提供するように第3動作チャネル上で動作する第3RRUを制御し、第3接続応答フレームにより応答して、接続が成功することを示してよい。この場合に、STAは、第3動作チャネル上で第3RRUに成功裏にアクセスし、ローミングハンドオフは成功する。
ステップ607からステップ614は任意のステップであることが留意されるべきである。
任意に、本願のいくつかの実施形態で、中央制御デバイスが第1接続要求を受信しない場合に、中央制御デバイスは、STAのための優先アクセス権をリザーブするように他のRRUに指示する。ステップは具体的に、第1タイマがタイムアウトした後に中央制御デバイスが第1接続要求フレームを受信しない場合に、中央制御デバイスが、STAのための優先アクセス権をリザーブするように他のRRUに指示することを含んでよい。任意に、中央制御デバイスがSTAの第2接続要求フレームを受信し、接続が成功することを示す第2接続応答により応答するまで、STAが第2接続要求を送信するのを待つように、第1タイマ(Timer 1)がセットされてもよい。
STAが第1接続応答を受信しない場合に、STAが第3動作チャネルへ切り替えることは、具体的に、STAが、第2タイマがタイムアウトした後に、中央制御デバイスによって送信された第1接続応答フレームを受信しないか、あるいは、受信された第1接続応答フレームが、接続が失敗することを示す場合に、STAが第1推奨チャネルから第3動作チャネルへ切り替えることを含んでもよい。
例えば、業界における実際のテストデータによれば、チャネル切り替え遅延は、通常は0.1msであり、REASSOCフレームの送信からREASSOC ACKの受信までの遅延は、約0.6msである。中央制御デバイスは、STAのための優先アクセス権をリザーブし、STAの接続要求を受信した後にSTAに対して優先的にアクセスを提供し、接続成功を示す応答を行うように、RRUを制御する。従って、チャネルを切り替えた後にSTAによって接続要求を開始する時点から、ハンドオフ失敗後にSTAによってその後のチャネル切り替えを行う時点までの時間インターバル(Timer 2)は、十分に短いようにセットされてよく、例えば、0.6msにセットされてよい。
ほとんどの場合に、第1推奨RRUが動作する、中央制御デバイスによって選択されたチャネル(すなわち、第1推奨チャネル)は、適切なチャネルであり、STAは、一度のチャネル切り替えを通じて新しいチャネル上で成功裏に接続を行うことができ、すなわち、ローミングハンドオフは1ms内に完了される。いくつかの場合に、中央制御デバイスによって選択された第1推奨チャネルが不正確である場合には、チャネル切り替えは、二度又は三度実行されることがある。中央制御デバイスは常に、STAのための優先アクセス権をリザーブするようにRRUを制御するので、2つの連続した切り替え時点の間の時間インターバルは、非常に短くセットされ、例えば、0.6msから1msにセットされ得る。いくつかの他の場合に、STAは、三度ハンドオフ要求を開始する必要があり、ローミングハンドオフプロシージャ全体はまた、約5.2ms内に完了され得る。
本願のこの実施形態で、中央制御デバイスは、STAの位置及び変位ベクトルに基づいてSTAのために適切な対象の遠隔アクセスユニットを選択し、原動作チャネルを使用することによって、対象の遠隔アクセスユニットチャネル指示情報を運ぶチャネル切り替え命令をSTAへ送信し、そして、中央制御デバイスは、STAのための優先アクセス権をリザーブし且つ応答メッセージによりSTAのアクセス要求に優先的に応答するように対象の遠隔アクセスユニットに指示する。任意に、STAは、対象の遠隔アクセスユニットへのハンドオフアクセスが失敗した後に原動作チャネルへ能動的に切り替え直し、そして、STAのための優先アクセス権をリザーブするように原の遠隔アクセスユニットに指示する。原の遠隔アクセスユニットへのハンドオフアクセスが失敗する場合に、中央制御デバイスは、STAのための優先アクセス権をリザーブするように、対象の遠隔アクセスユニット及び原の遠隔アクセスユニットとは異なる他の遠隔アクセスユニットに指示する。
先行技術と比較して、本願のこの実施形態では、中央制御デバイスは、推奨される対象の遠隔アクセスユニットが動作するチャネルをSTAへ送信し、そして、STAのための優先アクセス権をリザーブし、STAの接続要求に優先的に応答し、且つSTAに対して優先的にアクセスを提供するように遠隔アクセスユニットを制御する。このようにして、STAのハンドオフプロセスにおけるスキャン待ち時間は大いに短縮され得、STAのローミングハンドオフのための時間は大いに削減され得、異周波数ネットワーキングにおけるSTAの高速ローミングは実装され得る。
先行技術と比較して、本願のこの実施形態の改善点は、次の通りである。本願は、中央制御デバイスが複数のアクセス・ポイントを制御するアーキテクチャに適用され、中央制御デバイスは、STAの位置及び変位ベクトルに関する情報に基づいてSTAのハンドオフ対象のアクセス・ポイントを取得し、そして、STAのための優先アクセス権をリザーブするように対象のアクセス・ポイントを制御する。このようにして、対象チャネルをスキャンする時間及びスキャン待ち時間は、大いに削減され得、異周波数ネットワーキングにおける高速ローミングハンドオフは、実装され得る。
図7は、本願の実施形態に従うチャネル切り替え方法の実施形態の概略図である。方法は次のステップを含む。
701.中央制御デバイスは、STAのポジショニング情報及び変位ベクトルに基づいて、推奨チャネルのリストを決定する。
中央制御デバイスは、STAの位置及び変位ベクトルに基づいて、STAのための複数の可能な推奨される対象のRRUを選択し、複数の可能な推奨される対象のRRUに対応するチャネルは、推奨チャネルのリストを構成する。推奨チャネルのリストは、少なくとも1つの対象のRRUを優先順に含むことが理解され得る。
702.中央制御デバイスは、チャネル切り替え通知を原のRRUへ送信する。
中央制御デバイスは、チャネル切り替え命令とも呼ばれ得るチャネル切り替え通知を原のRRUへ送信する。チャネル切り替え通知は、推奨チャネルのリストを運んでよい。推奨チャネルのリストは、推奨優先度に基づきリストアップされる複数の推奨されるRRUから生成されてよい。第1推奨RRUに対応する動作チャネルは第1推奨チャネルであり、第2推奨RRUに対応する動作チャネルは第2推奨チャネルであり、以降続く。
703.中央制御デバイスは、STAのための優先アクセス権をリザーブするように第1推奨RRUに指示する。
中央制御デバイスは、STAのための優先アクセス権をリザーブするように第1推奨RRUに指示する。任意に、第1タイマ(Timer 1)が更にセットされてもよい。優先アクセス権は、STAの接続要求を受信する場合に、第1推奨RRUが接続応答フレームにより優先的に応答し、STAに対して優先的にアクセスを提供することを示す。
ステップ702及びステップ703の時間順序は制限されないことが留意されるべきである。
704.STAは、チャネル切り替え通知に基づいて第1推奨チャネルへ切り替える。
STAは、チャネル切り替え通知において運ばれる推奨チャネルのリスト内のチャネルの順序に基づいて、最初に、原のRRUに対応する原動作チャネルから、対象RRUにたいおうする第1推奨チャネルへ切り替える。
705.STAは、第1接続要求を第1推奨RRUへ送信する。
STAは、第1推奨チャネルを使用することによって、第1接続要求フレーム(REASSOC 1)を第1推奨RRUへ送信する。任意に、STAはまた、第2タイマ(Timer 2)をセットしてもよく、第1接続応答フレームを待つ。第1接続要求を受信した後、第1推奨RRUは、優先アクセス権リザベーション通知に基づいて第1接続要求を中央制御デバイスへ優先的に転送する。
706.中央制御デバイスは、第1接続応答を第1推奨RRUへ送信する。
第1接続要求を受信した後、中央制御デバイスは、第1タイマ(Timer 1)をクリアし、そして、第1接続応答フレーム(REASSOC ACK 1)によりSTAに応答するように第1推奨RRUを制御してよく、このとき、第1接続応答フレームは第1接続リターンコードを含む。接続が失敗する場合に、失敗原因は第1接続リターンコードにおいて示され、第1タイマ(Timer 1)は起動されて、STAが第2接続要求フレームを送信するのを待つ。第1接続応答を受信した後、第1推奨RRUは、第1推奨チャネルを使用することによって、優先アクセス権リザベーション通知に基づいて第1接続応答をSTAへ優先的に転送する。
任意に、第1接続応答フレーム(REASSOC ACK 1)メッセージを受信した後、STAは、第2タイマ(Timer 2)をクリアしてよい。第1接続リターンコードが、接続が成功することを示す場合には、それは、STAが第1推奨RRUに成功裏にアクセスすることを意味し、これは、ローミングハンドオフが成功することを示す。
707.中央制御デバイスが第1接続要求を受信しない場合に、中央制御デバイスは、STAのための優先アクセス権をリザーブするように第2推奨RRUに指示する。
具体的に、ステップは、Timer 1がタイムアウトした後に中央制御デバイスがREASSOC 1を受信しない場合に、中央制御デバイスが、STAのための優先アクセス権をリザーブするように第2推奨RRUに指示することを含んでよい。
任意に、中央制御デバイスがSTAの第2接続要求フレームを受信し、接続が成功することを示す第2接続応答により応答するまで、STAが第2接続要求を送信するのを待つように、第1タイマ(Timer 1)がまた、セットされてもよい。
708.STAが第1接続応答を受信しない場合に、STAは、第2推奨チャネルへ切り替える。
STAが、第2タイマ(Timer 2)がタイムアウトした後に、中央制御デバイスによって送信された第1接続応答フレームを受信しないか、あるいは、受信された第1接続応答フレームが、接続が失敗することを示す場合には、STAは、第2推奨チャネルへ切り替える。第2推奨チャネルは、推奨チャネルのリストの中のチャネルであり、第1推奨チャネルの優先度は、第2推奨チャネルの優先度よりも高い。
709.STAは、第2接続要求を第2推奨RRUへ送信する。
第2推奨チャネルへ切り替えた後、STAは、第2推奨チャネル上で第2接続要求フレーム(REASSOC 2)メッセージを第2推奨RRUへ送信してよい。任意に、中央制御デバイスが第2接続応答フレームを送信するのを待つように、第2タイマが更に、再起動されてもよい。第2接続要求を受信した後、第2推奨RRUは、優先アクセス権リザベーション通知に基づいて第2接続要求を中央制御デバイスへ優先的に転送する。
710.中央制御デバイスは、第2接続応答を第2推奨RRUへ送信する。
第2接続要求フレーム(REASSOC 2)を受信した後、中央制御デバイスは、第1タイマ(Timer 1)をクリアし、そして、第2接続応答フレーム(REASSOC ACK 2)メッセージによりSTAに応答するように第2推奨RRUを制御してよい。第2接続応答フレームは第2接続リターンコードを含む。第2接続応答を受信した後、第2推奨RRUは、第2推奨チャネルを使用することによって、優先アクセス権リザベーション通知に基づいて第2接続応答をSTAへ優先的に転送する。
接続が失敗する場合に、失敗原因は第2接続リターンコードにおいて示され、第1タイマ(Timer 1)は起動されて、STAが第3接続要求フレームを送信するの待つことが留意されるべきである。
任意に、第2接続応答フレーム(REASSOC ACK 2)メッセージを受信した後、STAは第2タイマ(Timer 2)をクリアしてよい。接続リターンコードが、接続が成功することを示す場合に、STAは、第2推奨チャネル上で第2推奨RRUへ成功裏に接続される。
711.中央制御デバイスが第2接続要求を受信しない場合に、中央制御デバイスは、STAのための優先アクセス権をリザーブするように他の推奨されるRRUに指示する。
具体的に、ステップは、第1タイマ(Timer 1)がタイムアウトした後に中央制御デバイスが第2接続要求フレーム(REASSOC 2)を受信しない場合に、中央制御デバイスが、STAのための優先アクセス権をリザーブするように全ての推奨されるRRU又は(第1推奨RRU及び/又は第2推奨RRUとは異なる)他のRRUに指示することを含んでよい。
712.STAが第2接続応答を受信しない場合に、STAは、第3推奨チャネルへ切り替える。
STAが、第2タイマ(Timer 2)がタイムアウトした後に、中央制御デバイスによって送信された第2接続応答フレーム(REASSOC ACK 2)を受信しないか、あるいは、受信された第2接続応答フレームが、接続が失敗することを示す場合には、STAは、推奨チャネルのリスト内にある第3推奨チャネルへ切り替えてよい。
713.STAは、第3接続要求を第3推奨RRUへ送信する。
第3推奨チャネルへ切り替えた後、STAは、第3推奨チャネル上で第3接続要求フレーム(REASSOC 3)を第3推奨RRUへ送信してよい。任意に、中央制御デバイスが第3接続応答フレーム(REASSOC ACK 3)を送信するのを待つように、第2タイマ(Timer 2)が更に、再起動されてもよい。第3接続要求を受信した後、第3推奨RRUは、優先アクセス権リザベーション通知に基づいて第3接続要求を中央制御デバイスへ優先的に転送する。
714.中央制御デバイスは、第3接続応答を第3推奨RRUへ送信する。
第3接続要求を受信した後、中央制御デバイスは、第1タイマ(Timer 1)をクリアし、そして、第3接続応答フレーム(PROBE RESPONSE 3)により応答するように第3推奨チャネル上で動作する第3推奨RRUを優先的に制御して、ハンドオフが成功することを示してよい。この場合に、STAは、第3推奨動作チャネル上で第3推奨RRUに成功裏にアクセスし、ローミングハンドオフは成功する。
本願のこの実施形態で、中央制御デバイスは、STAの位置及び変位ベクトルに基づいてSTAのために複数の適切な対象の遠隔アクセスユニットを選択して、アクセスのために推奨される遠隔アクセスユニットのリストを取得し、原動作チャネルを使用することによって、アクセスのために推奨される遠隔アクセスユニットのリストを運ぶチャネル切り替え命令をSTAへ送信する。加えて、中央制御デバイスは、アクセスのために推奨される遠隔アクセスユニットのリスト内の順序に基づいて、且つ、タイマのタイムアウトステータスに基づいて、STAのための優先アクセス権をリザーブするように対象の遠隔アクセスユニットに1つずつ指示する。STAは、ハンドオフが成功するまで、推奨チャネルのリスト内の推奨のための優先度に基づいて1つずつ推奨チャネル上でのハンドオフを開始する。
先行技術と比較して、本願のこの実施形態では、中央制御デバイスは、推奨される遠隔アクセスユニットのリストをSTAへ送信し、そして、STAのための優先アクセス権をリザーブし且つSTAの接続要求に優先的に応答するように対象の遠隔アクセスユニットを制御する。このようにして、STAのハンドオフプロセスにおけるスキャン待ち時間は大いに短縮され得、STAのローミングハンドオフのための時間は大いに削減され得、異周波数ネットワーキングにおけるSTAの高速ローミングは実装され得る。
図6に示される実施形態と比較して、本願のこの実施形態の改善点は、次の通りである。この実施形態では、チャネル切り替え通知は、推奨チャネルのリストを運び、従って、推奨チャネルのリストをサポートする機能がSTA側で必要とされるとはいえ、STAのための推奨チャネルの切り替え順序はより柔軟である。
製品実施の視点から、本発明の上記の技術的解決法に関して、APは、中央制御デバイスとして働くために使用されてよい。ネットワークトポロジの視点から、中央制御デバイスの使用はあいまいである。しかし、技術的解決法の実施が、異周波数ネットワーキングにおいて高速ローミングハンドオフを実装するために適用されるかどうかは、STAのハンドオフ待ち時間及びパケットキャプチャのようなデータを使用することによって総合的に決定され得る。
上記は、本願の実施形態におけるローミングハンドオフ方法について説明し、以下は、本願の実施形態における中央制御デバイス及びステーションについて独立して説明する。図8は、本願の実施形態に従う中央制御デバイスの実施形態の概略図であり、デバイスは、次のモジュール:
ステーションの位置及び変位ベクトルに基づいて少なくとも1つの対象の遠隔アクセスユニットRRUを決定するよう構成される処理モジュール801と、
少なくとも1つの対象のRRUを含むチャネル切り替え命令を原のRRUへ送信し、第1優先アクセス権リザベーション通知を、少なくとも1つの対象のRRUのうちの1つである第1対象RRUへ送信し、第1接続リターンコードを含む有する第1接続応答を第1対象RRUへ送信するよう構成される送信モジュール802と、
第1対象RRUによって送信された第1接続要求を受信するよう構成される受信モジュール803と
含む。
任意に、本願のいくつかの実施形態で、チャネル切り替え命令は、推奨チャネルのリストを含み、推奨チャネルのリストは、少なくとも1つの対象のRRUを優先順に含む。
任意に、本願のいくつかの実施形態で、
送信モジュール802は、中央制御デバイスが第1接続要求を受信しない場合に、第2優先アクセス権リザベーション通知を原のRRUへ送信し、第2接続リターンコードを含む第2接続応答を原のRRUへ送信するよう更に構成され、
受信モジュール803は、原のRRUによって送信された第2接続要求を受信するよう更に構成される。
任意に、本願のいくつかの実施形態で、
送信モジュール802は、中央制御デバイスが第2接続要求を受信しない場合に、第3優先アクセス権リザベーション通知を、少なくとも1つの対象のRRUのうちの1つである第2対象RRUへ送信し、第3接続リターンコードを含む第3接続応答を第2対象RRUへ送信するよう更に構成され、
受信モジュール803は、第2対象RRUによって送信された第3接続要求を受信するよう更に構成される。
任意に、本願のいくつかの実施形態で、
送信モジュール802は、中央制御デバイスが前もって設定された存続期間内に第1接続要求を受信しない場合に、第2優先アクセス権リザベーション通知を原のRRUへ送信するよう特に構成される。
図9は、本願の実施形態に従うステーションの実施形態の概略図であり、ステーションは、次のモジュール:
原の遠隔アクセスユニットRRUによって送信された、少なくとも1つの対象のRRUの指示情報を含むチャネル切り替え命令を受信し、第1対象RRUによって送信された、第1接続リターンコードを含む第1接続応答を受信するよう構成される受信モジュール901と、
チャネル切り替え命令に基づいて原動作チャネルから第1推奨チャネルへ切り替えるよう構成される処理モジュール902であり、原のRRUは原動作チャネルに対応し、第1推奨チャネルは第1対象RRUに対応する、処理モジュール902と、
第1推奨チャネルを使用することによって、第1接続要求を、少なくとも1つの対象のRRUのうちの1つである第1対象RRUへ送信するよう構成される送信モジュール903と
を含む。
任意に、本願のいくつかの実施形態で、チャネル切り替え命令は、推奨チャネルのリストを含み、推奨チャネルのリストは、少なくとも1つの対象のRRUを優先順に含む。
任意に、本願のいくつかの実施形態で、
処理モジュール902は、ステーションが、第1の前もって設定された存続期間内に、第1対象RRUによって送信された第1接続応答を受信しないか、あるいは、接続が失敗することを第1接続リターンコードが示す場合に、第1推奨チャネルから原動作チャネルへ切り替えるよう更に構成され、
送信モジュール903は、原動作チャネルを使用することによって、第2接続要求を原のRRUへ送信するよう更に構成され、
受信モジュール901は、原動作チャネルを使用することによって、原のRRUによって送信された、第2接続リターンコードを含む第2接続応答を受信するよう更に構成される。
任意に、本願のいくつかの実施形態で、
処理モジュール902は、ステーションが、第2の前もって設定された存続期間内に、原のRRUによって送信された第2接続応答を受信しないか、あるいは、接続が失敗することを第2接続リターンコードが示す場合に、原動作チャネルから、少なくとも1つの対象のRRUのうちの1つである第2対象RRUに対応する第2推奨チャネルへ切り替えるよう更に構成され、
送信モジュール903は、第2推奨チャネルを使用することによって、第3接続要求を第2対象RRUへ送信するよう更に構成され
受信モジュール901は、第2推奨チャネルを使用することによって、第2対象RRUによって送信された、第3接続リターンコードを含む第3接続応答を受信するよう更に構成される。
図10は、本願の実施形態に従う中央制御デバイスの実施形態の概略図であり、デバイスは、次のモジュール:
トランシーバ1001、メモリ1002、及びプロセッサ1003を含み、トランシーバ1001、メモリ1002、及びプロセッサ1003は、バスを使用することによって互いに接続されている。
トランシーバ1001は、少なくとも1つの対象のRRUの指示情報を含むチャネル切り替え命令を原のRRUへ送信し、第1優先アクセス権リザベーション通知を、少なくとも1つの対象のRRUのうちの1つである第1対象RRUへ送信し、第1対象RRUによって送信された第1接続要求を受信し、第1接続リターンコードを含む有する第1接続応答を第1対象RRUへ送信するよう構成される。
プロセッサ1003は、ステーションの位置及び変位ベクトルに基づいて少なくとも1つの対象の遠隔アクセスユニットRRUを決定するよう構成される。
任意に、本願のいくつかの実施形態で、チャネル切り替え命令は、推奨チャネルのリストを含み、推奨チャネルのリストは、少なくとも1つの対象のRRUを優先順に含む。
任意に、本願のいくつかの実施形態で、
トランシーバ1001は、中央制御デバイスが第1接続要求を受信しない場合に、第2優先アクセス権リザベーション通知を原のRRUへ送信し、原のRRUによって送信された第2接続要求を受信し、第2接続リターンコードを含む第2接続応答を原のRRUへ送信するよう更に構成される。
任意に、本願のいくつかの実施形態で、
トランシーバ1001は、中央制御デバイスが第2接続要求を受信しない場合に、第3優先アクセス権リザベーション通知を、少なくとも1つの対象のRRUのうちの1つである第2対象RRUへ送信し、2対象RRUによって送信された第3接続要求を受信し、第3接続リターンコードを含む第3接続応答を第2対象RRUへ送信するよう更に構成される。
任意に、本願のいくつかの実施形態で、
トランシーバ1001は、中央制御デバイスが前もって設定された存続期間内に第1接続要求を受信しない場合に、第2優先アクセス権リザベーション通知を原のRRUへ送信するよう特に構成される。
図11は、本願の実施形態に従うステーションの実施形態の概略図である。ステーションは、携帯電話機、タブレットコンピュータ、パーソナル・デジタル・アシスタント(personal digital assistant,PDA)、販売端末(point of sales,POS)、又は車載コンピュータのような如何なる端末デバイスも含んでよい。例えば、ステーションは携帯電話機であり、
無線周波数(radio frequency,RF)回路1110、メモリ1120、入力ユニット1130、表示ユニット1140、センサ1150、オーディオ回路1160、ワイヤレス・フィデリティ(wireless fidelity,WiFi)モジュール1170、プロセッサ1180、及び電源1190のようなコンポーネントを含んでよい。当業者に理解され得るように、図11に示される携帯電話機の構造は、携帯電話機に対する制限を構成するものではなく、携帯電話機は、図示されているよりも多い又は少ないコンポーネントを含んでよく、いくつかのコンポーネントを結合してもよく、あるいは、異なるコンポーネント配置を有してもよい。
以下は、図11を参照して携帯電話機の各構成コンポーネントについて詳細に記載する。
RF回路1110は、情報送信及び受信プロセス又はコールプロセスにおいて信号を送信及び受信するよう構成されてよい。特に、RF回路1100は、基地局からダウンリンク情報を受信し、次いで、ダウンリンク情報を処理のためにプロセッサ1180へ送信する。その上、RF回路1110は、アップリンクデータを基地局へ送信する。通常、RF回路1110は、アンテナ、少なくとも1つの増幅器、トランシーバ、カプラ、低雑音増幅器(low noise amplifier,LNA)、デュプレクサなどを含むが限られない。その上、RF回路1110は、ワイヤレス通信を通じてネットワーク及び他のデバイスと更に通信してもよい。ワイヤレス通信は、グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ(global system for mobile communications,GSM)、汎用パケット無線サービス(general packet radio service,GPRS)、符号分割多重アクセス(code division multiple access,CDMA)、広帯域符号分割多重アクセス(wideband code division multiple access,WCDMA)、ロング・ターム・エボリューション(long term evolution,LTE)、電子メール、ショート・メッセージ・サービス(short messaging service,SMS)、などを含むがこれらに限られない如何なる通信標準又はプロトコルも使用してよい。
メモリ1120は、ソフトウェアプログラム及びモジュールを記憶するよう構成されてよい。プロセッサ1180は、メモリ1120に記憶されているソフトウェアプログラム及びモジュールを実行することによって、携帯電話機の様々な機能アプリケーション及びデータ処理を実行する。メモリ1120は、プログラム記憶領域及びデータ記憶領域を主として含んでよい。プログラム記憶領域は、オペレーティング・システム、少なくとも1つの機能(例えば、音声再生機能及び画像再生機能)によって必要とされるアプリケーションプログラム、などを記憶し得る。データ記憶領域は、携帯電話機の使用に基づき生成されるデータ(例えば、音声データ及び連絡帳)、などを記憶し得る。その上、メモリ1120は、高速ランダム・アクセス・メモリを含んでよく、更には、少なくとも1つの磁気ディスク記憶コンポーネントのような不揮発性メモリ、フラッシュメモリ、又は他の揮発性ソリッドステート記憶コンポーネントを含んでもよい。
入力ユニット1130は、入力された数又は文字情報を受け取り、携帯電話機のユーザ設定及び機能制御に関連したキー信号入力を生成するよう構成されてよい。具体的に、入力ユニット1130は、タッチパネル1131及び他の入力デバイス1132を含んでよい。タッチパネル1131は、タッチスクリーンとも呼ばれ、タッチパネル1131又はその近くでユーザによって行われるタッチ操作(例えば、指又はスタイラスのような何らかの適切な物又はアクセサリを使用することによって、タッチパネル1131で又はその近くでユーザによって行われる操作)を収集してよく、前もってセットされたプログラムに基づいて、対応する接続装置を駆動してよい。任意に、タッチパネル1131は2つの部分、すなわち、タッチ検出装置及びタッチコントローラを含んでよい。タッチ検出装置は、ユーザのタッチ方向及び位置を検出し、タッチ操作によってもたらされる信号を検出し、信号をタッチコントローラへ送信する。タッチコントローラは、タッチ検出装置からタッチ情報を受信し、タッチ情報をタッチ点座標に変換し、次いで、タッチ点座標をプロセッサ1180へ送信し、そして、プロセッサ1180によって送信されたコマンドを受信及び実行する。その上、タッチパネル1131は、抵抗型、容量型、赤外線型、及び表面弾性波型のような複数のタイプで実装されてよい。入力ユニット1130は、タッチパネル1131に加えて、他の入力デバイス1132を更に含んでもよい。具体的に、他の入力デバイス1132は、物理キーボード、ファンクションキー(音量制御キー又は電源オン/オフキー)、トラックボール、マウス、ジョイスティック、などのうちの1つ以上を含んでよいが限られない。
表示ユニット1140は、ユーザによって入力された情報、又はユーザに提供される情報、及び携帯電話機の様々なメニューを表示するよう構成されてよい。表示ユニット1140は、表示パネル1141を含んでよい。任意に、表示パネル1141は、液晶ディスプレイ(liquid crystal display,LCD)、有機発光ダイオード(organic light-emitting diode,OLED)、などの形で構成されてよい。更に、タッチパネル1131が表示パネル1141を覆ってもよい。タッチパネル1131で又はその近くでタッチ操作を検出した後、タッチパネル1131は、タッチイベントのタイプを決定するためにタッチ操作をプロセッサ1180へ送信し、次いで、プロセッサ1180は、タッチイベントのタイプに基づいて表示パネル1141で対応する視覚的出力を提供する。タッチパネル1131及び表示パネル1141は、携帯電話機の入力機能及び出力機能を実装するために図11では2つの独立した部分として使用されるが、いくつかの実施形態では、タッチパネル1131及び表示パネル1141は、携帯電話機の入力機能及び出力機能を実装するように一体化され得る。
携帯電話機は、光センサ、動きセンサ、及び他のセンサのような、少なくとも1つのセンサ1150を更に含んでもよい。具体的に、光センサは、周囲光センサ及び近接センサを含んでよい。周囲光センサは、周囲光の明るさに基づいて表示パネル1141の輝度を調整してよい。近接センサは、携帯電話機が耳に近づくときに、表示パネル1141及び/又はバックライトをオフしてよい。動きセンサの1タイプとして、加速度センサは、全ての方向(通常は、3軸)における加速度の値を検出してよく、加速度センサが静止しているときには重力の値及び方向を検出してよく、携帯電話機の姿勢を特定する用途(例えば、横向きと縦向きの画面切り替え、関連するゲーム、若しくは磁力計姿勢較正)、振動識別に関連した機能(例えば、ペドメーター若しくはノック)、などに使用されてよい。ジャイロスコープ、気圧計、湿度計、温度計、及び赤外線センサのような他のセンサが携帯電話機において更に構成されてもよい。詳細はここでは記載されない。
オーディオ回路1160、ラウドスピーカ1161、及びマイクロホン1162は、ユーザと携帯電話機との間のオーディオインターフェイスを提供してよい。オーディオ回路1160は、受け取られたオーディオデータの変換後に取得される電気信号をラウドスピーカ1161へ送信してよく、ラウドスピーカ1161は、電気信号音響信号に変換し、音響信号を出力する。その上、マイクロホン1162は、収集された音響信号を電気信号に変換し、オーディオ回路1160は、電気信号を受信してオーディオデータに変換し、オーディオデータを処理のためにプロセッサ1180へ出力し、それから、出力されたオーディオデータは、例えば、RF回路1110を使用することによって、他の携帯電話機へ送られるか、あるいは、オーディオデータは、更なる処理のためにメモリ1120へ出力される。
Wi-Fiは、短距離ワイヤレス伝送技術である。Wi-Fiモジュール1170により、携帯電話機は、ユーザのためにワイヤレスブロードバンドインターネットアクセスを提供しながら、ユーザが電子メールを受信及び送信すること、ウェブページを閲覧すること、ストリーミングメディアにアクセスすること、などを助け得る。図11にはWi-Fiモジュール1170が示されているが、Wi-Fiモジュール1170は携帯電話機の必須のコンポーネントではなく、本発明の本質を変えることなしに要件に基づいて省略されてもよいことが理解され得る。
プロセッサ1180は、携帯電話機の制御センターであり、様々なインターフェイス及びラインを使用することによって携帯電話機全体の各部分を接続し、メモリ1120に記憶されているソフトウェアプログラム及び/又はモジュールを起動又は実行することと、メモリ1120に記憶されているデータを呼び出すこととによって携帯電話機のデータを処理して、携帯電話機に対して全体的なモニタリングを実行する。任意に、プロセッサ1180は、1つ以上の処理ユニットを含んでよい。望ましくは、アプリケーションプロセッサ及びモデムプロセッサが、プロセッサ1180に組み込まれてもよい。アプリケーションプロセッサは、オペレーティング・システム、ユーザインターフェイス、アプリケーション、などを主に処理する。モデムプロセッサは、ワイヤレス通信を主に処理する。モデムプロセッサは、代替的に、プロセッサ1180に組み込まれなくてもよいことが理解され得る。
携帯電話機は、コンポーネントへ電力を供給する電源1190(例えば、バッテリ)を更に含む。望ましくは、電源は、電力管理システムを使用することによって充電、放電、及び電力消費の管理のような機能を実装するために、電力管理システムを使用することによってプロセッサ1180へ論理的に接続されてよい。
たとえ図示されていないとしても、携帯電話機は、カメラ、Bluetoothモジュール、などを更に含んでもよく、詳細はここでは記載されない。
本願のこの実施形態で、RF回路1110は、原の遠隔アクセスユニットRRUによって送信された、少なくとも1つの対象のRRUの指示情報を含むチャネル切り替え命令を受信し、第1推奨チャネルを使用することによって、第1接続要求を、少なくとも1つの対象のRRUのうちの1つである第1対象RRUへ送信し、第1推奨チャネルを使用することによって、第1対象RRUによって送信された、第1接続リターンコードを含む第1接続応答を受信するよう更に構成される。
プロセッサ1180は、チャネル切り替え命令に基づいて原動作チャネルから第1推奨チャネルへ切り替えるよう更に構成され、原のRRUは原動作チャネルに対応し、第1推奨チャネルは第1対象RRUに対応する。
任意に、本願のいくつかの実施形態で、チャネル切り替え命令は、推奨チャネルのリストを含み、推奨チャネルのリストは、少なくとも1つの対象のRRUを優先順に含む。
任意に、本願のいくつかの実施形態で、
プロセッサ1180は、ステーションが、第1の前もって設定された存続期間内に、第1対象RRUによって送信された第1接続応答を受信しないか、あるいは、接続が失敗することを第1接続リターンコードが示す場合に、第1推奨チャネルから原動作チャネルへ切り替えるよう更に構成される。
RF回路1110は、原動作チャネルを使用することによって、第2接続要求を原のRRUへ送信し、原動作チャネルを使用することによって、原のRRUによって送信された、第2接続リターンコードを含む第2接続応答を受信するよう更に構成される。
任意に、本願のいくつかの実施形態で、
プロセッサ1180は、ステーションが、第2の前もって設定された存続期間内に、原のRRUによって送信された第2接続応答を受信しないか、あるいは、接続が失敗することを第2接続リターンコードが示す場合に、原動作チャネルから、少なくとも1つの対象のRRUのうちの1つである第2対象RRUに対応する第2推奨チャネルへ切り替えるよう更に構成される。
RF回路1110は、第2推奨チャネルを使用することによって、第3接続要求を第2対象RRUへ送信し、且つ、第2推奨チャネルを使用することによって、第2対象RRUによって送信された、第3接続リターンコードを含む第3接続応答を受信するよう更に構成される。

上記の実施形態の全て又は一部は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、又はそれらの任意の組み合わせを使用して実施されてよい。ソフトウェアが実施形態を実施するために使用される場合に、実施形態は、完全に又は部分的にコンピュータプログラム製品の形で実施されてよい。コンピュータプログラム製品は、1つ以上のコンピュータ命令を含む。コンピュータプログラム命令がコンピュータでロード及び実行される場合に、本願の実施形態に従うプロシージャ又は機能のいくつか又は全ては生成される。コンピュータは、汎用のコンピュータ、特別目的のコンピュータ、コンピュータネットワーク、又は他のプログラム可能な装置であってよい。コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてよく、あるいは、コンピュータ可読記憶媒体から他のコンピュータ可読記憶媒体へ伝送されてもよい。例えば、コンピュータ命令は、1つのウェブサイト、コンピュータ、サーバ、又はデータセンターから他のウェブサイト、コンピュータ、サーバ、又はデータセンターへ有線(例えば、同軸ケーブル、光ファイバ、若しくはデジタル加入者回線(DLS))又は無線(例えば、赤外線、電波、及びマイクロ波)で伝送されてよい。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能な任意の使用可能な媒体、又は1つ以上の使用可能な媒体を組み込むサーバ若しくはデータセンターのようなデータ記憶デバイスであってよい。使用可能な媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、又は磁気テープ)、光学媒体(例えば、DVD)、半導体媒体(例えば、ソリッド・ステート・ドライブ(Solid State Disk,SSD))などであってよい。
当業者には明らかに理解され得るように、便宜上及び簡潔な記載のために、記載されるシステム、装置、及びユニットの詳細な動作プロセスについては、上記の方法実施形態における対応するプロセスを参照されたい。詳細はここで再び記載されない。
本願で提供されるいくつかの実施形態では、開示されるシステム、装置、及び方法は、他の様態で実施されてもよいことが理解されるべきである。例えば、記載される装置実施形態は一例にすぎない。例えば、ユニット分割は、論理的な機能分割にすぎず、実際の実施では他の分割であってもよい。例えば、複数のユニット又はコンポーネントは、他のシステムに結合又は一体化されてよく、あるいは、いくつかの機構は無視されるか又は実行されなくてよい。その上、表示又は議論される相互結合又は直接結合若しくは通信接続は、何らかのインターフェイスを使用することによって実施されてよい。装置又はユニットの間の間接的な結合又は通信接続は、電気的な形、機械的な形、又は他の形で実施されてよい。
別個の部分として記載されるユニットは、物理的に分離していてもいなくてもよく、ユニットとして表示される部分は、物理的なユニットであってもなくてもよく、一カ所に配置されてよく、あるいは、複数のネットワークユニットに分布してもよい。ユニットの一部又は全ては、実施形態の解決法の目的を達成するために、実際の要件に基づいて選択されてよい。
その上、本願の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットに組み込まれてよく、あるいは、ユニットの夫々は、物理的に単独で存在してよく、あるいは、2つ以上のユニットが1つのユニットに一体化される。一体化されたユニットは、ハードウェアの形で実施されてよく、あるいは、ソフトウェア機能ユニットの形で実施されてもよい。
一体化されたユニットがソフトウェア機能ユニットの形で実施され、独立した製品として販売又は使用される場合に、一体化されたユニットは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてよい。そのような理解に基づいて、原則的に本願の技術的解決法は、あるいは、先行技術、又は技術的解決法の全て若しくは一部に寄与する部分は、ソフトウェア製品の形で実施されてよい。コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶され、本願の実施形態における方法のステップの全て又は一部を実行するようにコンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワークデバイスなどであってよい)に指示するためのいくつかの命令を含む。記憶媒体は、プログラムコードを記憶することができる、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、リード・オンリー・メモリ(read-only memory,ROM)、ランダム・アクセス・メモリ(random access memory,RAM)、磁気ディスク、又は光ディスクのような如何なる媒体も含む。
まとめると、上記の実施形態は、単に、本願の技術的解決法について記載することを目的とし、本願を制限するものではない。本願は、上記の実施形態を参照して詳細に記載されるが、当業者であれば、彼らが依然として、本願の実施形態の技術的解決法の精神及び適用範囲から逸脱することなしに、上記の実施形態で記載される技術的解決法に対して変更を行い、あるいは、そのいくつかの技術的特徴に対して同等の置換を行い得る、と理解するはずである。
本願は、2018年4月28日付で、「ROAMING HANDOFF METHOD, CENTRAL CONTROL DEVICE, AND STATION」と題されて中国特許庁に出願された中国特許出願第201810402145.2号の優先権を主張する。なお、この中国特許出願は、その全文を参照により本願に援用される。

Claims (15)

  1. ローミングハンドオフ方法であって、
    中央制御デバイスによって、ステーションの位置及び変位ベクトルに基づいて少なくとも1つの対象の遠隔アクセスユニット(RRU)を決定することと、
    前記中央制御デバイスによって、前記少なくとも1つの対象のRRUの指示情報を有するチャネル切り替え命令を原のRRUを介して前記ステーションへ送信することと、
    前記中央制御デバイスによって、第1優先アクセス権リザベーション通知を、前記少なくとも1つの対象のRRUのうちの1つである第1対象RRUへ送信することであり、前記第1優先アクセス権リザベーション通知は、前記ステーションからの第1接続要求が優先的に応答されるべきであることを前記第1対象RRUに示すために使用される、ことと、
    前記中央制御デバイスによって、前記第1対象RRUによって前記第1優先アクセス権リザベーション通知に基づいて優先的に転送された前記第1接続要求を受信することと、
    前記中央制御デバイスによって、第1接続リターンコードを有する第1接続応答を前記第1対象RRUを介して前記ステーションへ送信することと
    を有する方法。
  2. 前記チャネル切り替え命令は、推奨チャネルのリストを有し、該推奨チャネルのリストは、前記少なくとも1つの対象のRRUを優先順に有する、
    請求項1に記載の方法。
  3. 当該方法は、
    前記中央制御デバイスによって、該中央制御デバイスが前記第1接続要求を受信しない場合に、第2優先アクセス権リザベーション通知を前記原のRRUへ送信することであり、前記第2優先アクセス権リザベーション通知は、前記ステーションからの第2接続要求が優先的に応答されるべきであることを前記原のRRUに示すために使用される、ことと、
    前記中央制御デバイスによって、前記原のRRUによって前記第2優先アクセス権リザベーション通知に基づいて優先的に転送された前記第2接続要求を受信することと、
    前記中央制御デバイスによって、第2接続リターンコードを有する第2接続応答を前記原のRRUを介して前記ステーションへ送信することと
    を更に有する、
    請求項1又は2に記載の方法。
  4. 当該方法は、
    前記中央制御デバイスによって、該中央制御デバイスが前記第2接続要求を受信しない場合に、第3優先アクセス権リザベーション通知を、前記少なくとも1つの対象のRRUのうちの1つである第2対象RRUへ送信することであり、前記第3優先アクセス権リザベーション通知は、前記ステーションからの第3接続要求が優先的に応答されるべきであることを前記第2対象RRUに示すために使用される、ことと、
    前記中央制御デバイスによって、前記第2対象RRUによって前記第3優先アクセス権リザベーション通知に基づいて優先的に転送された前記第3接続要求を受信することと、
    前記中央制御デバイスによって、第3接続リターンコードを有する第3接続応答を前記第2対象RRUを介して前記ステーションへ送信することと
    を更に有する、
    請求項3に記載の方法。
  5. 前記中央制御デバイスによって、該中央制御デバイスが前記第1接続要求を受信しない場合に、第2優先アクセス権リザベーション通知を前記原のRRUへ送信することは、
    前記中央制御デバイスによって、該中央制御デバイスが前もって設定された存続期間内に前記第1接続要求を受信しない場合に、前記第2優先アクセス権リザベーション通知を前記原のRRUへ送信することを有する、
    請求項3に記載の方法。
  6. ローミングハンドオフ方法であって、
    ステーションによって、中央制御デバイスから原の遠隔アクセスユニット(RRU)を介して送信された、少なくとも1つの対象のRRUの指示情報を有するチャネル切り替え命令を受信することと、
    前記ステーションによって、前記チャネル切り替え命令に基づいて原動作チャネルから第1推奨チャネルへ切り替えることであり、前記原のRRUは前記原動作チャネルに対応し、前記第1推奨チャネルは、前記少なくとも1つの対象のRRUのうちの1つである第1対象RRUに対応する、前記切り替えることと、
    前記ステーションによって、前記第1推奨チャネルを使用することによって、第1接続要求を前記第1対象RRUを介して前記中央制御デバイスへ送信することであり、前記第1接続要求は、該第1接続要求が優先的に応答されるべきであることを示す第1優先アクセス権リザベーション通知を前記中央制御デバイスから受信している前記第1対象RRUによって、優先的に前記中央制御デバイスへ転送される、前記送信することと、
    前記ステーションによって、前記第1推奨チャネルを使用することによって、前記中央制御デバイスから前記第1対象RRUを介して送信された、第1接続リターンコードを有する第1接続応答を受信することと
    を有する方法。
  7. 前記チャネル切り替え命令は、推奨チャネルのリストを有し、該推奨チャネルのリストは、前記少なくとも1つの対象のRRUを優先順に有する、
    請求項6に記載の方法。
  8. 当該方法は、
    前記ステーションによって、該ステーションが、第1の前もって設定された存続期間内に、前記中央制御デバイスから前記第1対象RRUを介して送信された前記第1接続応答を受信しないか、あるいは、接続が失敗することを前記第1接続リターンコードが示す場合に、前記第1推奨チャネルから前記原動作チャネルへ切り替えることと、
    前記ステーションによって、前記原動作チャネルを使用することによって、第2接続要求を前記原のRRUを介して前記中央制御デバイスへ送信することであり、前記第2接続要求は、該第2接続要求が優先的に応答されるべきであることを示す第2優先アクセス権リザベーション通知を前記中央制御デバイスから受信している前記原のRRUによって、優先的に前記中央制御デバイスへ転送される、ことと、
    前記ステーションによって、前記原動作チャネルを使用することによって、前記中央制御デバイスから前記原のRRUを介して送信された、第2接続リターンコードを有する第2接続応答を受信することと
    を更に有する、
    請求項6又は7に記載の方法。
  9. 当該方法は、
    前記ステーションによって、該ステーションが、第2の前もって設定された存続期間内に、前記中央制御デバイスから前記原のRRUを介して送信された前記第2接続応答を受信しないか、あるいは、接続が失敗することを前記第2接続リターンコードが示す場合に、前記原動作チャネルから、前記少なくとも1つの対象のRRUのうちの1つである第2対象RRUに対応する第2推奨チャネルへ切り替えることと、
    前記ステーションによって、前記第2推奨チャネルを使用することによって、第3接続要求を前記第2対象RRUを介して前記中央制御デバイスへ送信することであり、前記第3接続要求は、該第3接続要求が優先的に応答されるべきであることを示す第3優先アクセス権リザベーション通知を前記中央制御デバイスから受信している前記第2対象RRUによって、優先的に前記中央制御デバイスへ転送される、ことと、
    前記ステーションによって、前記第2推奨チャネルを使用することによって、前記中央制御デバイスから前記第2対象RRUを介して送信された、第3接続リターンコードを有する第3接続応答を受信することと
    を更に有する、
    請求項8に記載の方法。
  10. ステーションの位置及び変位ベクトルに基づいて少なくとも1つの対象の遠隔アクセスユニット(RRU)を決定するよう構成される処理モジュールと、
    前記少なくとも1つの対象のRRUの指示情報を有するチャネル切り替え命令を原のRRUを介して前記ステーションへ送信し、第1優先アクセス権リザベーション通知を、前記少なくとも1つの対象のRRUのうちの1つである第1対象RRUへ送信し、前記ステーションから前記第1対象RRUを介して第1接続要求を受信する場合に第1接続リターンコードを有する第1接続応答を前記第1対象RRUを介して前記ステーションへ送信するよう構成される送信モジュールと、
    前記第1対象RRUによって前記第1優先アクセス権リザベーション通知に基づいて優先的に転送された前記第1接続要求を受信するよう構成される受信モジュールと
    を有し、
    前記第1優先アクセス権リザベーション通知は、前記ステーションからの第1接続要求が優先的に応答処理されるべきであることを前記第1対象RRUに示すために使用される、中央制御デバイス。
  11. 中央制御デバイスから原の遠隔アクセスユニット(RRU)を介して送信された、少なくとも1つの対象のRRUの指示情報を有するチャネル切り替え命令を受信し、前記少なくとも1つの対象のRRUのうちの1つである第1対象RRUに対応する第1推奨チャネルを使用することによって、前記中央制御デバイスによって第1接続要求に応答して前記第1対象RRUを介して送信された、第1接続リターンコードを有する第1接続応答を受信するよう構成される受信モジュールと、
    前記チャネル切り替え命令に基づいて原動作チャネルから前記第1推奨チャネルへ切り替えるよう構成される処理モジュールであり、前記原のRRUは前記原動作チャネルに対応する、前記処理モジュールと、
    前記第1推奨チャネルを使用することによって、前記第1接続要求を前記第1対象RRUを介して前記中央制御デバイスへ送信するよう構成される送信モジュールと
    を有し、
    前記第1接続要求は、該第1接続要求が優先的に応答されるべきであることを示す第1優先アクセス権リザベーション通知を前記中央制御デバイスから受信している前記第1対象RRUによって、優先的に前記中央制御デバイスへ転送される、ステーション。
  12. 中央制御デバイスであって、
    当該中央制御デバイス以外の他の装置と通信するよう構成されるトランシーバと、
    コンピュータ実行可能命令を記憶するよう構成されるメモリと、
    バスを使用することによって前記メモリ及び前記トランシーバへ接続される1つ以上のプロセッサと
    を有し、
    前記プロセッサが前記メモリに記憶されている前記コンピュータ実行可能命令を実行する場合に、当該中央制御デバイスは、請求項1乃至5のうちいずれか一項に記載の方法を実行する、
    中央制御デバイス。
  13. ステーションであって、
    当該ステーション以外の他の装置と通信するよう構成されるトランシーバと、
    コンピュータ実行可能命令を記憶するよう構成されるメモリと、
    バスを使用することによって前記メモリ及び前記トランシーバへ接続される1つ以上のプロセッサと
    を有し、
    前記プロセッサが前記メモリに記憶されている前記コンピュータ実行可能命令を実行する場合に、当該ステーションは、請求項6乃至9のうちいずれか一項に記載の方法を実行する、
    ステーション。
  14. 命令を有し、該命令がコンピュータで実行される場合に、該コンピュータが請求項1乃至9のうちいずれか一項に記載の方法を実行する、
    コンピュータ可読記憶媒体。
  15. 命令を有するコンピュータプログラムであって、
    当該コンピュータプログラムがコンピュータで実行される場合に、該コンピュータが請求項1乃至9のうちいずれか一項に記載の方法を実行する、
    コンピュータプログラム。
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