JP2010288137A - イメージセンサ調整方法、イメージセンサ調整装置およびイメージセンサ - Google Patents

イメージセンサ調整方法、イメージセンサ調整装置およびイメージセンサ Download PDF

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Abstract

【課題】テストチャート上に異物が付着した状態であっても、イメージセンサの光学特性の調整に影響を与えず、効率よく安定的にイメージセンサの光学特性を調整できるイメージセンサ調整方法、イメージセンサ調整装置およびイメージセンサを提供することを目的としている。
【解決手段】イメージセンサ調整装置1は、搭載台7に載置されたテストチャート6を移動させて、イメージセンサ2により読み取られたテストチャート6の全ライン画素データの輝度情報を解析し、全ライン画素データを画素毎に輝度によりソーティングを行い、そのソーティングにより形成された画素データ配列から所定の画素データを抽出して、イメージセンサ2の各画素の光学特性値として用い、イメージセンサ2の光学特性の調整を行うものであり、その調整情報がメモリ2bに格納されるようになっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、調整に用いるテストチャート上の異物の影響を受けずにイメージセンサの光学特性を調整することができるイメージセンサ調整方法、イメージセンサ調整装置およびイメージセンサに関するものである。
原稿を光学的に読み取る装置に使用されるイメージセンサを出荷時に光学特性の検査を実施し、調整を行う際に、調整用の被写体となるテストチャートの情報を読み取り、その画素データを用いて処理を行うが、イメージセンサやテストチャートに付着した異物がある場合には、光学特性の結果に影響を及ぼし、イメージセンサの調整に誤差を生じさせる可能性がある。したがって、検査の結果、不具合ありと判定された場合には、その原因がイメージセンサそのものに起因するものか、イメージセンサ表面に付着した異物であるのか、あるいはテストチャートに付着した異物であるのかを峻別する必要があり、さらに、イメージセンサ表面に異物が付着している場合には調整対象から除外し、テストチャートに異物が付着している場合であっても異物の影響を受けずに光学特性を正確に調整できることが求められる。
イメージセンサの調整時ではないが、特許文献1に示される従来のイメージセンサ汚れ検出方法では、帳票からの反射光をイメージセンサ(1)で電気信号に変換し、その出力を増幅(2)、A/D変換(3)、2値化(4)する光学読み取り装置において、帳票の画像を格納するビデオメモリ(6)より帳票のクリアエリアの黒画素の垂直成分の有無および位置情報を検出する手段(7)と検出された黒画素垂直成分の有無および位置情報を格納する手段(8)と前回の帳票読取時に得られた情報によって同一な位置で垂直成分を検出した場合に、イメージセンサに汚れ・ゴミ有とみなしアラームを出力する手段(9)とからなり、イメージセンサに汚れ・ゴミのみを正確にかつ読み取り画像に影響を及ぼす以前に検出する方法を提案している。
また、テストチャート上の異物に対する影響を排除して調整を行う方法として、イメージセンサを移動させた時に、イメージセンサ表面の異物は読み取られた画素データ上では移動せず、テストチャート上の異物は画素データ上で移動することを利用して、画素データを見ながらテストチャート上に異物の無い箇所を目視で探して調整を行っていた。あるいは、テストチャート上に異物が付着しないようにテストチャートの管理を厳格にして光学特性の調整を行っていた。
特開平7−21306号公報
しかしながら、特許文献1に示されるイメージセンサ汚れ検出方法においては、撮像画像における黒画素垂直成分を検出して判断するため、イメージセンサ表面に付着した異物を検出することは可能であるが、テストチャート上に付着した異物は、点状の異物から面積をもった斑点やムラ状の異物まで形状が様々であり、これらを検出して撮像画像から除去することは困難であるといった問題があった。
また、上記テストチャート上の異物に対する影響を取り除く方法においては、読み取ら
れた画素データを見ながらテストチャート上に異物の無い箇所を目視により探すという手作業で行っていたため、作業に多大な時間を要していた。テストチャートに異物が付かないように管理することは現実的には難しく、イメージセンサの光学特性の調整を自動化する上でのネックとなっていた。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、テストチャート上に異物が付着した状態であっても、イメージセンサの光学特性の調整に影響を与えず、効率よく安定的にイメージセンサの光学特性を調整できるイメージセンサ調整方法、イメージセンサ調整装置およびイメージセンサを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明のイメージセンサ調整方法は、イメージセンサにより読み取られたテストチャートの全ライン画素データの輝度情報を解析し、全ライン画素データを画素毎に輝度によるソーティングを行い、そのソーティングにより形成された画素データ配列から所定の画素データを抽出して、イメージセンサの各画素の光学特性値として用い、イメージセンサの光学特性の調整を行うものである。
また、本発明のイメージセンサ調整装置は、テストチャートと、テストチャートを移動可能に載置する搭載手段と、テストチャートと所定の間隙を隔てて、被調整対象であるイメージセンサを支持する固定手段と、テストチャートを移動させて、イメージセンサにより読み取られたテストチャートの全ライン画素データを解析する手段と、イメージセンサの各画素の調整情報をイメージセンサのメモリに格納する手段と、を備え、全ライン画素データの輝度情報を解析し、全ライン画素データを画素毎に輝度によりソーティングを行い、そのソーティングにより形成された画素データ配列から所定の画素データを抽出して、イメージセンサの各画素の光学特性値として用い、イメージセンサの光学特性の調整を行うものである。
また、本発明のイメージセンサは、イメージセンサ調整装置により決定される光学特性の画素毎の調整情報が格納されたメモリを備えたものである。
本発明によれば、イメージセンサの光学特性の調整時、イメージセンサ表面に付着した異物とテストチャート上に付着した異物を区別して、イメージセンサ表面付着したイメージセンサを不具合と判定するとともに、テストチャート上の異物についてはその影響を受けずにイメージセンサの光学特性の調整を行うことが可能であるといった顕著な効果を奏するものである。
実施の形態1におけるイメージセンサ調整装置の概略構成を示す斜視図である。 実施の形態1におけるイメージセンサ調整装置の動作を説明するための異物が付着したテストチャートの例を示す図である。 実施の形態1におけるイメージセンサ調整装置のライン画素データを示す図である。 実施の形態1におけるイメージセンサ調整装置の画素データ配列から調整のための画素データの抽出方法を示す図である。 実施の形態1におけるイメージセンサ調整装置のセンサに異物が付着した場合のライン画素データの例を示す図である。 実施の形態2におけるイメージセンサ調整装置の画素データ配列から調整のための画素データの抽出方法を示す図である。 実施の形態3におけるイメージセンサ調整装置の画素データ配列から調整のための画素データの抽出方法を示す図である。 実施の形態4におけるイメージセンサ調整装置のテストチャートの搭載手段を示す図である。
以下、本発明の実施の形態に係るイメージセンサ調整方法、イメージセンサ調整装置およびイメージセンサについて、図1から図8に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1において、イメージセンサ調整装置1(図1(a))では、被調整対象であるラインイメージセンサ2は、フォトセンサ部2a、メモリ2bおよびフレーム2cからなり(図1(b))、フレーム2cが調整台3に固定具4にて固定され、高さ調整用アーム5にて保持され、その受光面が移動手段である搭載台7に載置されたテストチャート6(6−1、6−2、・・・6−n)に対面して、光学系の焦点距離に相当する所定の間隙を隔てて配置されている。さらに、搭載台7が順次、移動され、ラインイメージセンサ2により読み取られたテストチャート6の情報は、解析する手段およびメモリに調整情報を格納する手段でもある処理装置8にて、輝度解析処理され、ラインイメージセンサ2のフォトセンサ部2aの画素毎に要求される調整値が決定され、その調整情報がメモリ2bに格納されるようになっている。
コピー機やスキャナに使用される原稿等を読み取るラインイメージセンサは、例えば、前面に透明ガラスを配し、複数の受光素子アレイチップ、光学レンズ系および照明用の光源が内蔵されたフォトセンサ部、さらに光学特性調整用に取り付けられたメモリや制御用ICチップから構成され、これらがフレームに取り付けられている。受光素子アレイは、その画素毎に感度等の光学特性にばらつきがあり、また、チップ間の光学特性も異なる。このため、ラインイメージセンサでは、ラインイメージセンサを構成する受光素子の全画素の光学特性を測定し、画素毎の光学特性に応じて出力値を調整する必要があり、その調整情報はラインイメージセンサのメモリに格納されている。ラインイメージセンサは、通常、出荷時に複数のテストチャートを用いて、光学特性の調整が実施される。具体的には、テストチャートは、カラー、グレイ、白色、フレア、解像度等の光学特性の調整目的に応じて用意される。
次に、実施の形態1におけるイメージセンサ調整方法、イメージセンサ調整装置およびイメージセンサの動作について、図1から図5を参照して説明する。
まず、調整台3に固定具4にて固定されたラインイメージセンサ2は、搭載台7に載置されたテストチャート6とラインイメージセンサ2とが所定の間隙となるよう高さ調整用のアーム5を操作して位置決めされる。続いて、処理装置8の指令によりテストチャート6の主走査方向の情報がラインイメージセンサ2により読み取られ、ライン画素データとして処理装置8に取り込まれる。さらに、副走査方向にラインイメージセンサ2の画素サイズ分だけ搭載台7が順次移動され、ラインイメージセンサ2の光学特性の調整に必要な本数のライン画素データが取り込まれる。
ここで、ラインイメージセンサ2の光学特性を調整する方法について説明する。例えば、図2に示すように、テストチャート6−1上に異物9(9−1、9−2、・・・、9−8)が付着しているものとする。これらの異物9は、反射輝度が異なるものとする。図3に示すように、ラインイメージセンサ2が走査されて読み取られたライン画素データ(横方向に画素番号が1からn、縦方向に画素データ列番号が1からmで表わされる)には、これらの異物に相当する画素に濃淡の異なる本来テストチャートにはない異常画素データが発生する。ラインイメージセンサ2の受光素子の全画素の光学特性のばらつきを調整する際に、全ライン画素データが同じでないといけないので、これらの画素データを基に調整を行うと調整誤差が生じることになる。
そこで、テストチャート6によりラインイメージセンサ2の受光素子の画素毎の光学特性の調整時に、これらの異物による影響を除くため処理装置8により下記の手順により処理を行う。図3で得られたライン画素データを処理装置8により、画素毎に輝度によるソーティングを行う。これにより、ライン画素データから図4に示すように輝度による画素データ配列が形成される。淡色の異物9−1および9−2に相当する画素データは、画素データ列の上部に来て、濃色の異物9−3から9−8に相当する画素データは、画素データ列の下部に来る。画素毎の輝度によるソーティングにより形成された画素データ配列の中から中央画素データ列([m/2]+1列)を含む上下画素データ列を一定の割合(例えば、m×0.9)で抽出する。抽出された画素データ列群の画素毎の平均値を取り、この平均値を各画素の光学特性値として用いる。搭載台7を移動しながらラインイメージセンサ2の光学特性の調整目的に応じて用意される複数のテストチャート6−1、6−2、・・・、6−nを順にラインイメージセンサ2により読み取って同様の処理を行い、各画素の光学特性値として用い、処理装置8により各画素の調整情報をラインイメージセンサ2のメモリ2bに格納される。
ソーティングされた輝度中央部の画素データ列群の画素毎の平均値を用いて光学特性値を調整することにより、すなわち、画素データ列の内、異物の影響を受けた上下端部の画素データ列の画素データを用いていないため、ラインイメージセンサの光学特性を精度よく調整することが可能になる。収集する画素データ列数mは、平均化処理に必要な画素データ列数と、テストチャートに付着する可能性のある異物の個数等を勘案して決定されるが、イメージセンサ調整装置は清浄室内にて設置され、また、防塵のためカバーがかけられており、また、テストチャートも清浄に管理されているため、付着する異物は、0.1mm以下で高々数個レベルであることを考慮して、例えば、画素データ列数が200程度であれば、10%程度上乗せしておけば十分である。ラインイメージセンサ2とテストチャート6の所定の間隙は、原稿の読み取り方式によって異なるが、焦点位置に原稿が来るように設定されており、密着させるものから0.3mm程度までである。
一方、ラインメージセンサそのものに付着した異物や、受光素子の画素不良の場合は、図5に示すように、同一画素のデータすべてが異常値となり、ライン画素データにおける異常データが線状となるのに対して、テストチャート上の異物付着の場合は、異常データが点状となり、明らかに異なることから区別することが容易である。ラインメージセンサそのものに付着した異物や、受光素子の画素不良と判定されたラインイメージセンサは調整の対象から除外される。
このように、実施の形態1におけるイメージセンサ調整装置では、イメージセンサにより読み取られたテストチャートの全ライン画素データを画素毎に輝度によるソーティングを行い、そのソーティングにより形成された画素データ配列の中から中央画素データ列を含む上下画素データ列を一定の割合で抽出して、抽出された画素データ列群の画素毎の平均値を求め、この平均値を各画素の光学特性値として用いることにより、テストチャートに付着した異物に影響されずに、各画素の光学特性値を得ることができ、ラインイメージセンサの光学特性を精度よく調整することが可能であり、また、各画素の調整情報をメモリに格納したラインイメージセンサを提供することができるという顕著な効果がある。
実施の形態2.
図6は、実施の形態2におけるイメージセンサ調整装置により形成された画素データ配列を示す。図1のイメージセンサ調整装置、図2の異物が付着したテストチャートおよび図3に示すラインイメージセンサ2により読み取られたライン画素データは、実施の形態
1と同様であるのでこれらの説明は省略する。実施の形態1では、図4に示すように画素データ配列からラインイメージセンサの各画素の光学特性値を決めるのに、画素データ配列の中から中央画素データ列を含む上下画素データ列を一定の割合で抽出して、抽出された画素データ列群の画素毎の平均値をラインイメージセンサ2の各画素の光学特性値として用いる例を示したが、実施の形態2では、画素データ配列からラインイメージセンサ2の各画素の光学特性値を決めるのに、画素データ配列の中から中央の輝度を持つ画素データ列([m/2]+1列)を抽出し、その画素データ列の画素値を光学特性値として用いて、ラインイメージセンサ2の各画素の光学特性の調整を行うものである。
画素データから異物のデータを除去するため、実施の形態1では、輝度によるソーティングにより形成された画素データ配列の中から中央部の画素データ列群の画素毎の平均値をラインイメージセンサの各画素の光学特性値として用いたが、輝度分布状況によっては、平均値は実際には存在しない値となる場合がある。このため、実施の形態2では、輝度によるソーティングにより形成された画素データ配列の中から中央の輝度を持つ画素データ列を抽出し、その画素値を、ラインイメージセンサの各画素の光学特性値として用いるものである。
このように、実施の形態2によれば、ラインイメージセンサにより読み取られたライン画素データから輝度によりソーティングされた画素データ配列の中央の輝度を持つ画素データ列の光学特性値を用いることにより、実際に存在する画素データを利用することができ、テストチャートに付着した異物に影響されずに、各画素の光学特性値を得ることができ、ラインイメージセンサの光学特性を精度よく調整することが可能であり、また、各画素の調整情報をメモリに格納したラインイメージセンサを提供することができるという顕著な効果がある。
実施の形態3.
図7は、実施の形態3におけるイメージセンサ調整装置により形成された画素データ配列を示す。図1のイメージセンサ調整装置、図2の異物が付着したテストチャートは、実施の形態1と同様であるのでこれらの説明は省略する。実施の形態1および実施の形態2では、テストチャートをラインイメージセンサの焦点位置に置いた状態で、ラインイメージセンサにより読み取られたライン画素データを用いるものであったが、実施の形態3では、テストチャート6をラインイメージセンサ2の焦点位置から離して、読み取られた画素データを用いるものである。焦点をずらすことにより、読み取られた画素データから異物の影響を減らすことができる。ソーティングにより形成された画素データ配列からラインイメージセンサ2の各画素の光学特性値を決めるのに、実施の形態2と同様、輝度によるソーティングにより形成された画素データ配列の中から中央の画素データ列([m/2]+1列)を抽出し、その画素データ列の画素値を光学特性値として用いて、ラインイメージセンサ2の各画素の光学特性の調整を行うものである。
このように、実施の形態3によれば、テストチャートをラインイメージセンサの焦点位置から離して、読み取ることにより、画素データから異物の影響を減らすことができ、テストチャートに付着した異物に影響されずに、各画素の光学特性値を得ることができ、ラインイメージセンサの光学特性を精度よく調整することが可能であり、また、各画素の調整情報をメモリに格納したラインイメージセンサを提供することができるという顕著な効果がある。
なお、実施の形態3において、ラインイメージセンサ2の各画素の光学特性値を決めるのに、実施の形態2と同様、読み取られた全ライン画素データを画素毎に輝度によるソーティングにより形成された画素データ配列の中から中央の輝度を持つ画素データ列を抽出し、その画素データ列の画素値を光学特性値として用いる場合について説明したが、実施
の形態1の場合と同様、画素データ配列の中から中央画素データ列を含む上下画素データ列を一定の割合で抽出して、抽出された画素データ列群の画素毎の平均値を求め、この平均値を各画素の光学特性値として用いても同様の効果を奏する。
実施の形態4.
図8は、実施の形態4におけるイメージセンサ調整装置1を示すもので、テストチャート6を載置する搭載台を円筒体10にしたもので、他の構成要素は実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。
次に、実施の形態4におけるイメージセンサ調整装置の動作について説明する。テストチャート6を円筒体10に貼り付け、回転させることにより順次、テストチャート6をラインイメージセンサ2により読み取り、実施の形態1から3と同様の手法により、各画素の光学特性値を得ることができる。
このように、実施の形態4によれば、テストチャート6を円筒体10に貼り付けることにより、イメージセンサ調整装置として、実施の形態1から3と同様の効果を有するが、さらに、平板の搭載台では、テストチャートの枚数が多くなった場合においても、搭載台を大きくする必要がなく、イメージセンサ調整装置の設置面積を大きくしなくても済むという効果を奏する。また、同じテストチャート数であっても搭載台を円筒体にすることによってイメージセンサ調整装置の設置面積を大幅に小さくすることができるという効果を奏する。
なお、本発明の実施の形態によるイメージセンサとして、ラインイメージセンサの場合について説明したが、二次元イメージセンサであっても、同様にテストチャートに付着した異物に影響されずに各画素の光学特性値を決定する場合にも適用することが可能である。
また、実施の形態におけるラインイメージセンサの受光素子としては、CCDや他のCMOSフォトセンサであっても適用可能である。
また、図において、同一符号は、同一または相当部分を示す。
1 イメージセンサ調整装置
2 ラインイメージセンサ
2a フォトセンサ部
2b メモリ
2c フレーム
3 調整台
4 固定具
5 高さ調整用アーム
6 テストチャート
7 搭載台
8 処理装置
9 異物
10 円筒体

Claims (10)

  1. イメージセンサにより読み取られたテストチャートの全ライン画素データの輝度情報を解析し、前記全ライン画素データを画素毎に輝度によるソーティングを行い、そのソーティングにより形成された画素データ配列から所定の画素データを抽出して、前記イメージセンサの各画素の光学特性値として用い、前記イメージセンサの光学特性の調整を行うことを特徴とするイメージセンサ調整方法。
  2. 所定の画素データを抽出して、イメージセンサの各画素の光学特性値として用いる方法として、画素データ配列の中から輝度により配列された中央画素データ列を含む上下画素データ列を一定の割合で抽出し、抽出された画素データ列群の画素毎の平均値を光学特性値として用いるものであることを特徴とする請求項1に記載のイメージセンサ調整方法。
  3. 所定の画素データを抽出して、イメージセンサの各画素の光学特性値として用いる方法として、画素データ配列の中から中央の輝度を持つ画素データ列を抽出し、抽出された画素データ列の画素値を光学特性値として用いるものであることを特徴とする請求項1に記載のイメージセンサ調整方法。
  4. 所定の画素データを抽出して、イメージセンサの各画素の光学特性値として用いる方法として、合焦点位置から一定の距離をおいてイメージセンサにより読み取られた全ライン画素データを用いて、画素データ配列の中から中央の輝度を持つ画素データ列を抽出し、抽出された画素データ列の画素値を光学特性値として用いるものであることを特徴とする請求項1に記載のイメージセンサ調整方法。
  5. テストチャートと、
    前記テストチャートを移動可能に載置する搭載手段と、
    前記テストチャートと所定の間隙を隔てて、被調整対象であるイメージセンサを支持する固定手段と、
    前記テストチャートを移動させて、前記イメージセンサにより読み取られた前記テストチャートの全ライン画素データを解析する手段と、
    前記イメージセンサの各画素の調整情報を前記イメージセンサのメモリに格納する手段と、を備え、
    前記全ライン画素データの輝度情報を解析し、前記全ライン画素データを画素毎に輝度によりソーティングを行い、そのソーティングにより形成された画素データ配列から所定の画素データを抽出して、前記イメージセンサの各画素の光学特性値として用い、前記イメージセンサの光学特性の調整を行うことを特徴とするイメージセンサ調整装置。
  6. 所定の画素データを抽出して、イメージセンサの各画素の光学特性値として用いる際に、画素データ配列の中から輝度により配列された中央画素データ列を含む上下画素データ列を一定の割合で抽出し、抽出された画素データ列群の画素毎の平均値を光学特性値として用いるものであることを特徴とする請求項5に記載のイメージセンサ調整装置。
  7. 所定の画素データを抽出して、イメージセンサの各画素の光学特性値として用いる際に、画素データ配列の中から中央の輝度を持つ画素データ列を抽出し、抽出された画素データ列の画素値を光学特性値として用いるものであることを特徴とする請求項5に記載のイメージセンサ調整装置。
  8. 所定の画素データを抽出して、イメージセンサの各画素の光学特性値として用いる際に、合焦点位置から一定の距離をおいてイメージセンサにより読み取られた全ライン画素データを用いて、画素データ配列の中から中央の輝度を持つ画素データ列を抽出し、抽出された画素データ列の画素値を光学特性値として用いるものであることを特徴とする請求項5に記載のイメージセンサ調整装置。
  9. テストチャートを載置する移動可能な搭載手段として、円筒状の回転体の表面に前記テストチャートを載置することを特徴とする請求項5から請求項8のいずれかに記載のイメージセンサ調整装置。
  10. 請求項5から請求項9のいずれかに記載のイメージセンサ調整装置により決定される光学特性の画素毎の調整情報が格納されたメモリを備えたことを特徴とするイメージセンサ。
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