JP2010288135A - 受信装置 - Google Patents

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Noriaki Ogushi
憲明 小串
Toshiharu Hayashi
俊春 林
Yutaka Saito
豊 斉藤
Kazuhisa Itoi
和久 糸井
Kazushi Ishiyama
和志 石山
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Abstract

【課題】MI素子を受信アンテナとして用いると共に簡易な構成で高感度出力を得ることができる受信装置を提供する。
【解決手段】本発明の受信装置1は、高透磁率の磁気インピーダンス素子3と、この磁気インピーダンス素子3に巻回したピックアップコイル5と、ピックアップコイルに接続されたトランジスタアンプ4と、トランジスタアンプ4の出力ゲートに接続されたバイアス駆動アンプ6と、アナログ/デジタル変換部9と、デジタル信号処理部11とを備え、トランジスタアンプ4はピックアップコイル5に流れる電流により増幅した出力信号を出力し、バイアス駆動アンプ6で更増幅したアナログ信号を、アナログ/デジタル変換部は受けた信号の振幅を数値化し、数値化したものをデジタル信号処理部で検波・成形して出力することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、受信アンテナとして磁気インピーダンス素子(MI素子)を用いた受信装置に関する。
受信アンテナの小型化を図るため、アンテナ部に磁気インピーダンス素子(以下「MI素子」という)を用いることが知られている。
この種の技術として特許文献1には、MI素子を用いた受信装置が開示されている。この特許文献1の技術では、MI素子が受けた交流信号を整流回路や周波数弁別器等によりアナログ処理している。
特開2000−188558号公報
しかし、特許文献1の技術では、MI素子が受けた交流信号を整流回路や周波数弁別器等によりアナログ処理しているが、所定の感度出力を得るためには各機器に高い精度が要求されると共に回路が複雑になるという問題がある。
本発明は、前記事情に着目してなされたものであり、MI素子を受信アンテナとして用いると共に簡易な構成で高感度出力を得ることができる受信装置を提供することにある。
請求項1に記載された発明は、高透磁率のMI素子と、このMI素子に巻回したピックアップコイルと、ピックアップコイルに接続されたトランジスタアンプと、トランジスタアンプの出力ゲートに接続されたバイアス駆動アンプと、バイアス駆動アンプの出力信号をデジタル信号に変換するアナログ/デジタル変換部と、デジタル信号処理部とを備え、トランジスタアンプはピックアップコイルに流れる電流により増幅した出力信号を出力し、バイアス駆動アンプはトランジスタアンプからの出力信号を増幅してアナログ/デジタル変換部に出力し、アナログ/デジタル変換部は受けた信号の振幅を数値化し、数値化したものをデジタル信号処理部で検波・成形して出力することを特徴とする。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載の発明において、前記高透磁率MI素子に所定周波数のピックアップ信号を印加することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、MI素子として高透磁率のものを使用し、その表皮効果を利用して、ピックアップコイルが受けたアナログ信号をトランジスタアンプで増幅して出力し、更にバイアス駆動アンプにより増幅したアナログ信号をデジタル信号に変換して数値処理しているので、従来技術のような調整や復調の機器(又は回路)を必要とせず、プログラムしたソフトウエア(ファームウエア)を搭載するだけで高感度化を図ることができ、且つ簡易な構成で小型化を図ることができる。
高透磁率MI素子の表皮効果を利用してピックアップコイルに電流を流すことによりトランジスタアンプを駆動しているので、ピックアップコイルに電流を流す電源が不用であるから、構成を簡易にできる。
また、仕様に応じてファームウエアを変えれば良いので、異なる仕様への対応が容易にできる。
請求項2に記載された発明によれば、請求項1に記載の効果を奏すると共に、更に所定周波数の外部交流磁界の取り込み精度を高めることにより、ノイズを低減して感度を高めることができる。
本発明の第1実施の形態に係る受信装置の構成を示すブロック図である。 第1実施の形態におけるピックアップコイル部分を抜き出して示す構成図である。 第1実施の形態において、TCO信号のデジタル処理を説明した波形図である。 図2に基づいて処理した出力信号のグラフである。 第1実施の形態の変形例に係る受信装置の構成を示すブロックである。
以下に、添付図面の図1〜図4を参照しながら、本発明の第1実施形態について説明する。本実施の形態に係る受信装置1は、電波時計用信号TCO(Time Code Output)信号の受信装置である。
この受信装置1は、図1に示すように、MI素子(センサ)3と、ピックアップコイル5と、ピックアップコイル5に接続したトランジスタアンプ4と、トランジスタアンプ4の出力ゲートに接続されたバイアス駆動アンプ6と、バイアス駆動アンプ6のアナログ出力信号をデジタル信号に変換するアナログ/デジタル変換部(A/Dブロック)9と、A/Dブロック9で得たデジタル信号をデジタル処理して出力するDSP(デジタルシグナルプロセッサ)ブロック11とから構成されている。
MI素子3は、高透磁率磁性体であり、比透磁率10000以上が好ましい。このようなMI素子の材料としては、NiZnフェライト、MnZnフェライト、鉄珪素合金等の高透磁率材料を用いることができる。
図2に示すように、ピックアップコイル5は高透磁率MI素子3に巻回して、トランジスタアンプ4に接続されている。
また、図1に示すように、MI素子3にはオシレータ又はタイミング発生器8が接続されており、所定周波数f0の駆動サイン波又は駆動パルス信号を印加している。
本実施の形態では、MI素子3は、所定周波数f0を基本周波数に持つ信号を受けるものであり、図1において、fmは外部AC磁界の周波数であり、fsはサンプリング周波数であり、f0>fmで、fs=n×f0(nは整数)の関係にある。
バイアス駆動アンプ6は可変アンプであり、トランジスタアンプ4の出力信号を増幅して所定出力のアナログ信号でA/Dブロック9へ出力する。
A/Dブロック9は、カットオフ周波数がfs/2のローパスフィルタ19及びA/D変換部21から構成されており、バイアス駆動アンプ6で増幅されたアナログ信号を受け、ローパスフィルタ19を通過した信号をサンプリング周波数fsでデジタル変換する。
DSPブロック11では、A/D変換したデジタル信号をバンドパスフィルタ(BPF)23で周波数fmを選択して周波数選択性を持たせ、復調器(Demodulater)25でデジタル信号を復調し、及びスライサ27により信号波の整形を行った後、TCOのデジタル信号を出力する。バンドパスフィルタ23は、FIR(Finity Impulse Response Filter)又はIIR(Infinite Impulse Response)であり、復調器25では、例えば、サンプリング周波数毎の振幅を所定の閾値(サンプリング周波数の振幅)よりも大きい場合に「1」を付与し、閾値以下の場合には「0」を付与して数値化する。
A/Dブロック9及びDSPブロック11は、プログラムしたソフトウエア(ファームウエア)である。
次に、本実施の形態に係る受信装置1を用いて実験を行ったのでその実験について説明する。図3及び図4にTCO信号をデジタル処理した実験例を示す。TCOで振幅変調した40kHz磁界を出力できるようにループアンテナから送信し、上記構成の受信装置1で受信した。尚、通過中心周波数f0は5MHzであった。
TCO処理では、図3(a)に示すTCOのキャリア信号を、図3(b)に示すように、TCOキャリアの周波数(40kHz又は60kHz)に対してTCO信号の各デューティ比毎にデューティ20%が「マーカ」、デューティ50%が「1」、デューティ80%が「0」を付与するデジタル処理したところ、図4に示すような1秒周期のデジタルTCO信号を得ることができた。図4から明らかなように、本実施の形態によれば、ノイズや遅延による影響をほとんど受けないTCO信号を得ることができた。
また、バンドパスフィルタ23の選択度を高めたところ、復調可能な最小磁界強度は、9〜0.4nT(1nT=0.01mGauss)であった。従って、本実施の形態によれば、微弱な交流磁界10nT以下でも復調可能である。
以上のように、本実施の形態によれば、MI素子3として高透磁率のものを使用し、その表皮効果を利用して、ピックアップコイル5が受けたアナログ信号をトランジスタアンプ4で増幅し、増幅したアナログ信号をA/Dブロック9でデジタル信号に変換して数値処理し、DSPブロック11で検波・成形しているので、従来技術のような調整や復調の機器(又は回路)を必要とせず、プログラムしたソフトウエア(ファームウエア)を搭載するだけで高感度化を図ることができ、且つ簡易な構成で小型化を図ることができる。
高透磁率MI素子3の表皮効果を利用してピックアップコイル5に電流を流すことによりトランジスタアンプ4を駆動しているので、ピックアップコイル5に電流を流す電源が不用であるから、構成を簡易にできる。
また、仕様に応じてファームウエアを変えれば良いので、異なる仕様への対応が容易にできる。
また、バンドパスフィルタ23によりデジタル信号を処理することにより、受信周波数帯を特定できるので周波数選択性を持たせることができる。
本発明は、上述した実施の形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
例えば、図5に示すように、MI素子3には駆動パルス信号を印加しないものであっても良い。また、トランジスタアンプ4は可変増幅器としても良い。
1 受信装置
3 高透磁率MI素子
4 トランジスタアンプ
5 ピックアップコイル
6 バイアス駆動アンプ
9 A/Dブロック(アナログ/デジタル変換部)
11 DSPブロック(デジタル信号処理部)

Claims (2)

  1. 高透磁率の磁気インピーダンス素子と、この磁気インピーダンス素子に巻回したピックアップコイルと、ピックアップコイルに接続されたトランジスタアンプと、トランジスタアンプの出力ゲートに接続されたバイアス駆動アンプと、バイアス駆動アンプの出力信号をデジタル信号に変換するアナログ/デジタル変換部と、デジタル信号処理部とを備え、トランジスタアンプはピックアップコイルに流れる電流により増幅した出力信号を出力し、バイアス駆動アンプはトランジスタアンプからの出力信号を増幅してアナログ/デジタル変換部に出力し、アナログ/デジタル変換部は受けた信号の振幅を数値化し、数値化したものをデジタル信号処理部で検波・成形して出力することを特徴とする受信装置。
  2. 前記高透磁率磁気インピーダンス素子に所定周波数のピックアップ信号を印加することを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
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