JP2010288028A - 動画ストリーム処理装置及び動画ストリーム処理プログラム - Google Patents

動画ストリーム処理装置及び動画ストリーム処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】デコード処理の負担軽減を行いつつ動画の画質の低下を軽減できる動画ストリーム処理装置及び動画ストリーム処理プログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係る動画ストリーム処理装置は、動画ストリームの処理を行う動画ストリーム処理装置において、前記動画ストリームが含む複数のフレームのうちの一部のフレームを復号する復号処理手段と、前記復号処理手段が復号したフレームの情報を用いて前記復号処理手段が復号しなかったフレームを補う新たなフレームを生成するフレーム生成手段と、を有することを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、動画ストリームの処理を行う動画ストリーム処理装置及び動画ストリーム処理プログラムに関する。
この種の技術として、例えば、動画ストリームのあるピクチャを間引く方式が提案されている(特許文献1)。この特許では、画像中のB−pic(Bi-directionally predictive-coded picture)を間引く事でデコード処理の枚数を減らしている。
特開2005−64569号公報
上記特許文献1の技術は、デコード枚数を減らす事でデコード処理の負担を軽減できるが、デコード処理しなかったフレーム(B−pic)を表示しない。このため、映像のフレームレート(1秒間に表示するフレームの枚数)が低下してしまうので地上波デジタル放送の映像画質が低下してしまうという問題点がある。
本発明は、上記点に鑑み、デコード処理の負担軽減を行いつつ動画の画質の低下を軽減できる動画ストリーム処理装置及び動画ストリーム処理プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る動画ストリーム処理装置は、
動画ストリームの処理を行う動画ストリーム処理装置において、
前記動画ストリームが含む複数のフレームのうちの一部のフレームを復号する復号処理手段と、
前記復号処理手段が復号したフレームの情報を用いて前記復号処理手段が復号しなかったフレームを補う新たなフレームを生成するフレーム生成手段と、
を有することを特徴とする。
また、本発明の第2観点に係る動画ストリーム処理プログラムは、コンピュータに対して上記動画ストリーム処理装置の主要機能を実行させる。
本発明によれば、デコード処理の負担軽減を行いつつ映像画質の低下を軽減できる。
本発明の一実施形態に係る基本的な考え方を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る基本的な考え方を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る考え方を説明する図で、MPEG2の動画ストリームのデータ構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る考え方を説明する図で、MPEG2のI−picのデータ構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る考え方を説明する図で、MPEG2のI−pic又はB−picのデータ構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る動画ストリーム処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る動画ストリーム処理装置のデコーダ部と制御部の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る動画ストリーム処理装置の各処理における状態を示す図である。
本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、本発明は下記の実施形態及び図面によって限定されるものではない。本発明の要旨を変更しない範囲で下記の実施形態及び図面に変更を加えることが出来るのはもちろんである。
本実施形態では、入力を地上波デジタル放送(特にハイビジョンサイズの放送)とし、その放送に含まれている動画ストリームをデコードして、デコードサイズよりも小さなサイズで表示デバイスに表示する際の例を示す。入力については、地上波デジタル放送に限定する必要はなく、動画像圧縮が施されているストリームであれば他の場合であっても良い。また、動画像圧縮も動画像国際標準方式であるMPEG(Moving Picture Experts Group)2を例に説明を行うが、H.264やMPEG4などの他圧縮方式であっても良い。
まず本実施形態における動画ストリーム処理装置が行う処理の基本的な考え方を図1乃至図3を参照して説明する。地上波デジタル放送の動画像ストリームには、画面内符号化のみで構成されるI−pic(Intra-coded Picture)と、時間的に過去の画像を用いて画面間符号化が行われたP−pic(Predictive-coded picture)と、時間的に過去と未来の画像を用いて画面間符号化が行われたB−pic(Bi-directionally predictive-coded picture)と、いう3種類のフレームが含まれ、これらのフレームによって、動画像が表現されることになる。
本実施形態における動画ストリーム処理装置は、動画ストリームに含まれるこれらのフレームの中の一定の基準を満たすフレーム(図1においては、B−pic12及び13)を復号せずに、前記一定の基準を満たさないフレーム(図1においては、I−pic11及びP−pic14)を復号する。これによって、処理負担の軽減が図られる。このため、消費電力の軽減にもなる。また、復号したI−pic21及び復号したP−pic24等のフレームから、復号しなかったフレームを補う新たなフレーム(図2においては、フレーム22及び23)を生成する。よって、この生成したフレームを動画の再生に用いれば動画像の画質の低下を軽減できる。なお、生成の方法としては、例えば、FRC(Frame Rate Control)処理を使用した方法があるが、生成の方法はこの方法に限るものではない。また、ここで生成するフレームは、復号しなかったフレームを補うものであり、動画の画質の低下を軽減するものである。生成するフレームの画像は、復号しなかったフレームの画像と同じで或る必要はない。また、復号しなかったフレームと生成するフレームとは、同じ枚数でなくてもよい。なお、画像の内容によらずフレームを間引いてもよい。つまり、画像の内容によらず一部のフレームを復号しないようにしてもよい。これにより、複雑な処理が不要になる。
なお、携帯電話等のモバイル機器では、近年動画を扱う事が可能になっているが、動画を表示するための表示デバイス(表示部)の表示サイズは、ハイビジョンサイズには対応していない。この様な携帯電話でハイビジョンサイズの地上波デジタル放送を視聴する事を想定すると、表示デバイスの表示サイズよりも大きなサイズの動画像デコードを行い、デコードした動画像のサイズを表示サイズのサイズに縮小して視聴する必要があり、多くの処理コストが必要であり、実際の製品では多くの消費電力が必要となってしまう事が考えられる。このため、復号したフレームを一度表示画面の大きさに合わせて縮小し、縮小した復号後のフレームをもとに新たなフレームを生成するとよい。これによって、復号したフレームを縮小してからFRC処理を行うことで、FRC処理で扱うデータが少なくなるので、処理負担及び消費電力の軽減が実現される。なお、縮小前に新たなフレームを生成してから、各フレームを縮小してもよい。さらに、新たなフレームの生成によって、画質の低下も低減出来る。このようにすることで、画質とフレームレートを保ったまま、表示サイズよりも大きなサイズの動画コンテンツを低消費電力で視聴できることができる。
上記で説明した処理は、動画ストリーム処理装置が行う、動画ストリームが含む複数のフレームのうちの一部のフレームを復号し、復号したフレームの情報を用いて復号処理手段が復号しなかったフレームを補う新たなフレームを生成する処理の一例である。なお、復号されたフレームの情報は、復号されたフレームそのものの情報の他、フレームが縮小される等して処理された後のフレームの情報も含む。
次に、本実施形態における動画ストリーム処理装置及びこの装置が行う処理について説明する。図6のように、動画ストリーム処理装置1は、制御部101、表示部103、記憶部105、操作部107、デコーダ部109、音声出力部111、音声入力部113、通信部115、及び、バス140を備える。動画ストリーム処理装置1は、例えば、地上デジタル放送を受信再生可能な携帯電話によって構成される。
制御部101は、例えばCPU(Central Processing Unit)とRAM(Random Access Memory)とから構成され、動画ストリーム処理装置1全体の動作(各部の動作)を制御する。制御部101は、例えば、地上デジタル放送を表示再生する処理を行う。
記憶部105は、二次記憶装置等の適宜の記憶装置によって構成され、各種データ及び動画ストリーム処理プログラムを記憶する。動画ストリーム処理プログラム150は、上記のRAM等に展開される。動画ストリーム処理プログラム150は、コンピュータに後述の処理(動画ストリーム処理装置1が行う処理)を行わせる。動画ストリーム処理プログラム150は、持ち運び可能な記憶媒体から各種の読取装置を介して動画ストリーム処理装置1にインストールされてもよい。また、動画ストリーム処理プログラム150は、インターネット等のネットワークから各種の通信部を介して動画ストリーム処理装置1にダウンロード及びインストールされてもよい。
操作部107は、キーボード等を備え、ユーザからの操作に対応した操作信号を制御部101に入力する。
表示部103は、表示パネル104及びドライバ回路等から構成され、制御部11の制御下にて画像を表示パネル104に表示する。
デコーダ部109の構成については後述する。
音声出力部111は、通話用スピーカ等を備え、例えば、制御部101が再生したコンテンツの音声信号にDA変換を施し、スピーカにより放音する。
音声入力部113は、通話時等に、音声信号を収集し、通信部に供給する。
通信部115は、基地局を介して、通話音声、各種のデータ等を送受信する。
バス140は、各部間で相互にデータを伝送する。
デコーダ部109を動画の処理に着目して説明する。図7のように、デコーダ部109は、受信部201と、Demux部203と、デコーダ(復号処理部の一例)205と、Scaler部(縮小部の一例)207と、FRC部(フレーム生成部の一例)209と、出力部211と、を備える。これらの各部は、制御部101によって制御される(図7の点線矢印参照。なお、実線の矢印はデータの経路の概略を示している。)。
受信部201は、アンテナを備える。このアンテナは、デジタル放送が受信可能な、例えばUHF帯の電波やVHF帯の電波を受信するために必要な形状をしている。受信部201は、アンテナから入力された電波から制御部101で指定された受信ストリーム(例えばユーザが指定するチャンネルに対応する受信ストリーム)を、公知の方法で取り出し、Demux部203に出力する。
Demux部203は、受信ストリームを動画ストリームと音声ストリームに分解するとともに、動画像ストリームのストリーム解析を行う。
デコーダ205は、動画ストリームを復号する。なお、音声ストリームは図示しないデコード部等によってデコード等の処理が行われ、音声データが取り出され、適宜制御部101に出力される。
Scaler部207は、デコーダ205が復号したフレームを表示サイズに拡大・縮小する。
FRC部209は、時間的に異なる複数のフレームからその間のフレームを作成する。このように、FRC部209はデコーダ205が復号したフレームの情報を用いて復号しなかったフレームを補う新たなフレームを生成する。
出力部211は、復号したフレーム及び生成したフレームを、時系列に並び替えて動画データとして制御部101に出力する。
制御部101は、入力された動画データ及び音声データに所定の処理を必要に応じて施し、処理後のデータを表示部103及び音声出力部111に出力し、このデータで表現される動画及び音声を表示部103及び音声出力部111に再生させる。
上述のようにDemux部203は、放送から取得したストリームを動画像と音声に分離すると共に、動画像データの解析を行う。この解析によって、ストリームの様々な情報から、各々のフレームについて、復号処理を行うか否かを判断する。Demux部203は、順次入力されてくる判断対象のフレームが下記の基準のうちの一以上の判定基準(どの基準を採用するかは予め決められているものとする。)を満たすフレームである場合に、このフレームの復号処理を行わない判定する。そして、Demux部203は、対象のフレームを復号するか否かを特定する解析結果を制御部101に出力する。
(1)フレームの符号量が第1の所定の条件を満たすフレーム
(2)復号する際の処理単位であるマクロブロック毎に選択できるフレーム間符号化モードとフレーム内符号化モードの比率が第2の所定の条件を満たすフレーム
(3)このフレームの動画ストリームにおいて、フレーム間符号化を行う際の、各々のフレームの画素値の誤差量が第3の所定の条件を満たすフレーム
(4)動画ストリームを復号する際に時間的に異なるフレームからフレーム間参照されないフレーム
上記基準について図3乃至図5を参照してより詳しく説明する。図3のように、MPEG2の動画ストリームは、先頭にsequence header及びgop(Group Of Pictures) headerがあり、その後に、各ピクチャ(フレーム)の情報が続く。各フレームは、先頭にフレームヘッダがあり、その層にI/P/B−picのいずれかであるかを判断できるデータ(picture header)がある。各フレームの内部は、図4及び図5のように、picture header、slice header, MB header, ベクトル情報(vector情報(v)、)、及び、DCT(Discrete Cosine Transform)係数(r)によって、この順番に構成される。
判定基準(1)は、フレームを表現する符号量(例えばフレーム内の符号量の総量又は平均値)の小さいフレームは、時間的に隣接しているフレームと似通っている事が推測できることに着目した基準である。似通っていれば、後段のFRC部209で同様のフレームを作成する事が可能と判定できるため、この判断対象のフレームは復号する必要がないと予測できる。このような基準によって復号しないフレームを決定すれば、効率的に画質の低下の低減が図れる。(1)のフレームは、例えば、フレームの符号量が第1の閾値未満であるフレームである。Demux部203は、動画ストリームにおける現在の処理対象のフレーム(I/P/B−picのいずれか)の符号量を計測して前記の符号量を得て判断する(図3参照)。
判定基準(2)は、フレーム内符号化モード(例えばIntra符号化モード)が多く使われているフレームの画像には、周辺画像との相関性が低いと推測できることに着目した基準である。このモードは、画面間の情報は使わず、画面内のフレーム情報のみで符号化を行うモードであるが、或るフレームにこのモードが多く使用されている場合、後段のFRC部209でこのフレームに対応するフレームを作成するのは困難と予測できる。このような基準によって復号しないフレームを決定すれば、効率的に画質の低下の低減が図れる。(2)のフレームは、例えば、Intra符号化モードの値が第2の閾値未満であるフレーム、又は、Intra/Inter比の値が第3の閾値未満であるフレームである。Demux部203は、P/B−picのMB headerに含まれるIntra/Inter比の情報を計測し、計測した値からIntra符号化モードの値、又は、Intra/Inter比の値を得て判断する(図5参照)。
判定基準(3)は、フレームを表現している誤差量(例えばフレーム内のDCT係数の総量又は平均値)の多いフレームの画像には、周辺画像との相関性が低いと推測できることに着目した基準である。誤差量の値が大きい場合、後段のFRC部209でこのフレームに対応するフレームを作成するのは困難と予測できる。このような基準によって復号しないフレームを決定すれば、効率的に画質の低下の低減が図れる。(3)のフレームは、例えば、誤差量の値が第4の閾値未満であるフレームである。Demux部203は、I/P/B−picのDCT係数を計測し、計測した値から誤差量の値を得て判断する(図5参照)。
判定基準(4)は、動画ストリームを復号する際に時間的に異なるフレームからフレーム間参照されるフレーム(他フレームの復号処理時にフレーム間予測で参照されるフレーム)は、周辺画像との相関性が高いことに着目した基準である。フレーム間予測で参照されるフレームは、他フレームのデコード処理時に必要になるので、復号した方が好ましい。このような基準によって復号しないフレームを決定すれば、効率的に画質の低下の低減が図れる。(4)のフレームは、例えば、B−pic又はgop内の最後のP−picである。なお、これは、ストリームの形式に依存する。MPEG2では、B−picはフレーム間参照されない。Demux部203は、picture headerを観測し、フレームの属性(I/P/B−picのいずれであるか)を得て、判断する(図4参照)。
なお、上記の判定基準(1)乃至(4)のいずれか少なくとも一つによって、FRC処理により作成が可能である見込みが大きいフレームの復号を行わないことなり、画面のカットが切り替わるフレーム等(FRC処理で生成が困難なフレーム)を複合しないということを防ぐ可能性が高くなる。これによって、復号を行わないことによる画質の劣化を低減する事が可能となる。
なお、本実施形態では、ストリーム解析をDemux部203としている。多くの機器において、デコーダ205は、処理コストが高いため多くの部分がハードウェア化されており、柔軟なストリーム解析は困難が多い。それに対してDemux部203では、様々な規格やフォーマットに対応する為、ソフトウェアで柔軟に処理が行える構成となっている事が多いため、本実施形態では、ストリーム解析をDemux部203が行うように構成されている。このように、Demux部203と制御部101とが構成する、動画ストリームを分析し、復号しないフレームを特定するフレーム特定部を、デコーダ205の外部に形成することによって、本実施形態に係るデコーダ部109の製造コスト等を抑えることができる。また、デコーダ205の消費電力を抑えることもできる。
なお、ストリーム解析のうちの少なくとも上記判断に係る部分は制御部101が行っても良い。この場合でも、Demux部203と制御部101とはフレーム特定部を構成する。また、このストリーム解析処理と同様の処理を、デコーダ205及び又は制御部101で行っても良い。この場合は、デコーダ205及び又は制御部101は、フレーム特定部を構成する。動画ストリームを分析し、復号しないフレームを特定するフレーム特定部は他の構成であってもよい。
上述のように、デコーダ205は、制御部101から復号を行うフレームの指示を受け取り、そのフレームについてのみ復号を行う。このように、デコーダ205は、動画ストリームが含む複数のフレームのうちの一部のフレームを復号する。
上述のように、Scaler部207は、制御部101から復号を行ったフレームの情報を受け取りそのフレームについてのみ拡大、縮小処理を行う。例えば、放送動画像サイズが1920×1080画素であり、図6の表示パネルの表示サイズが854×480の場合には、処理対象のフレームの放送動画像サイズを表示サイズになるような縮小を処理対象のフレームに施す。なお、放送では、動画圧縮に用いたサイズとアスペクト比により、表示する際の画像のサイズが決定される。上記のサイズは、この表示の際のサイズの例である。
なお、Scaler部207が拡大、縮小処理を行わない期間、Scaler部207全体の動作を停止させ、出来るだけ消費電力がかからない様にする事が好ましい。例えば、処理停止の際に、Scaler部207がハードウェアの場合には、制御部101は、Scaler部207へ供給するクロックを停止させるか、SRAM(Static Random Access Memory)やSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等へのメモリアクセスを停止させる。なお、デコーダ205、Scaler部207及びFRC部209のいずれかの動作を停止させる際にも供給するクロックの停止、及び又は、SRAMやSDRAM等へのメモリアクセスを停止させる。これによって(特にクロックの停止によって)、消費電力を効率的に低減できる。
なお、この動画圧縮時のサイズとアスペクト比による画像サイズの変換処理(特に縮小処理)は、下記で説明するFRC処理後に施しても良い。
FRC部209は、時間的に異なるフレームの情報(例えば復号したフレームの情報(特に縮小されたフレームの情報))を用いて新たなフレームを生成するFRC処理を行う。この際、時間的に異なるフレーム(参照フレーム)は、デコード(復号)された画像でも、FRC処理にて作成した画像のどちらでも良い。ただし、最初の処理においては、復号したフレームの情報が必ず用いられることになる。デコードされた画像の参照フレームも遡れば、復号したフレームの情報を用いて生成されたフレームになる。このため、参照フレームの内の少なくとも一つにデコードされた画像があっても、FRC部209は、復号したフレームの情報を用いて新たなフレームを生成することになる。
FRC処理の方法としては、以下のいずれか又は組み合わせた方法で行う。
(a)参照フレームの内挿により作成する。
(b)参照フレーム間の動きベクトルを算出して補う。
(c)モーフィングを利用して補う。
(d)復号しなかったフレームのベクトル情報(例えば動きベクトル)を用いて、この復号しなかったフレームを補う新たなフレームを生成する。例えば、復号を行わなかったフレームのストリームからベクトル情報を抜き出し、そのベクトルをFRC処理に用いる(例えば補助的に用いる)。
上記(d)では、もとのフレームのベクトル情報を用いるので、より元のフレームに近いフレームを生成でき、画質の低下を低減できる。
また、上記説明では、画面全体(フレーム全体)について復号処理を行うか、FRC処理を行うかの例を示したが、画像の内部でその処理を分けても良い。つまり、復号しないフレームは、少なくとも一部を復号しないフレームであってもよく、フレームの中の復号されなかった部分をデコーダ205が復号したフレームの情報を用いて補う。例えば、復号時に画像の解析を行い、画面内の重要部分と思われる領域(例えば、人物領域や字幕領域)等については、復号処理を行い、それ以外の領域については、復号処理を行わずFRC処理により作成する。これにより、効率的に消費電力及び画質の低下を低減出来る。
最後に、各部の動作を図7及び図8を参照して説明する。なお、図8はそれぞれの処理に使用されるデータの構成をフレーム毎に時間軸に沿ってブロックで示し、ブロック内のIはI−pic、PはP−pic、BはB−picを示す。また、ブロック内の数字は実際の再生における画像の表示順序を示す。また、大きさの小さいブロックは縮小される等してデータ量が小さくなったフレームで、網掛けされたブロックはFRC処理によって生成された新たなフレームである。また、理解を容易にするために図8では各部の処理によって発生する遅延時間を無視したが、実際は多少の遅延時間が発生するものと考えられる。但し、基本的な考え方は同じである。
受信部201は、受信ストリームを構成するデータをDemux部203に順次出力していくことによって、受信ストリームを出力する。
Demux部203には、受信部201が出力した受信ストリームを構成するデータが順次入力されることによって、受信ストリームが入力される。Demux部203は、入力されたデータから順次動画ストリームに含まれるデータを取り出し、このデータを解析することによって動画ストリームの解析を行う。この解析は、主に、動画ストリームを構成するフレームのデータ毎に行われる。そして、Demux部203は、例えば、現在の解析対象のフレームを復号すべきかを判定し(上記参照)、判定した判定結果を解析結果として、制御部101に出力する。
制御部101に解析結果が入力されると、制御部101はこの解析結果に基づいて、デコーダ205、Scaler部207、及び、FRC部209の動作を制御する。
解析結果が復号するとなっている場合(図8では、I−pic、P−picの場合)、制御部101は、デコーダ205、Scaler部207を動作させ、FRC部209を停止させる。フレームはデコーダ205に入力されここで復号され、復号されたフレームはScaler部207に入力され縮小等される。そして、Scaler部207には、適宜縮小等したフレームが保持される。
解析結果が復号しないとなっている場合(図8では、B−picの場合)、制御部101は、デコーダ205、Scaler部207を停止させ、FRC部209を動作させる。このとき、制御部101は、Scaler部207に、Scaler部207が保持するフレームをFRC部209に出力させる。FRC部209は、FRC部209に入力されたフレームの情報を用いてFRC処理を行い、新たなフレーム(図8の網掛けされたブロックB1、B2、B4、及び、B5)を生成する(例えば、Scaler部207から入力され保持したI0及びP3を用いて、B1及びB2を生成する)。制御部101は、FRC部209に、FRC部209に入力されたフレーム及びFRC部209が生成したフレームを適宜のタイミングで出力させる。
FRC部209が出力する、前記の入力されたフレーム及び生成したフレームは、出力部211に入力される。出力部211は、入力されたフレームを表示順序通りに並べて、制御部101に出力する(図8参照)。なお、出力部211は、フレームの表示順序をフレーム内のデータ又は制御部101からの指令等によって認識する。
なお、一定の条件のもとで、デコーダ205は上記で説明した、一部のフレームを復号しない処理を行っても良い。これは、例えばフレーム特定部を構成する制御部101がデコーダ205に指令して行われる。または、例えば、前記一定の条件を満たす場合にのみ、Demux部203がストリームの解析結果(例えば、どのフレームを復号化しないかを特定する情報等)等を制御部101に出力することによって行われる。
上記一定条件の例としては、動画ストリーム処理装置1を駆動する電池の残量が第4の所定の条件を満たす場合(電池の残量が少なくなった場合で、例えば、電池の残量が第5の閾値未満になった場合)又は、動画ストリームの電波の受信状態が第5の所定の条件(受信状態が悪くなった場合で、例えば、動画ストリームのビットエラー率が第6の閾値以上になった場合、又は電界強度が第7の閾値未満になった場合)を満たす場合がある。この場合に、動画ストリームが含む複数のフレームのうちの一部のフレームを復号する処理を行う。上記電池の残量、ビットエラー率、又は、電界強度については、これらの測定器を適宜の場所に設ける。これらの測定器が測定した測定結果は例えば制御部101に出力され、上記条件が例えば制御部101で判断される。制御部101は、上記一定条件を満たす場合に、デコーダに一部のフレームを復号しない処理を行わせるか、Demux部203に解析結果を出力させる。
これらによって、電池の残量が少ないとき、又は受信状況が悪い等でもともと画質が悪くて画質の低下がそれほど問題にならないとき等の好適なタイミングで、消費電力を低減できる。
1…動画ストリーム処理装置、11,21…I−pic、12…B−pic、13…B−pic、14,24…P−pic、22…フレーム、23…フレーム、24…P−pic、101…制御部、103…表示部、105…記憶部、107…操作部、109…デコーダ部、111…音声出力部、113…音声入力部、115…通信部、140…バス、150…動画ストリーム処理プログラム、201…受信部、203…Demux部、205…デコーダ、207…Scaler部、209…FRC部、211…出力部

Claims (13)

  1. 動画ストリームの処理を行う動画ストリーム処理装置において、
    前記動画ストリームが含む複数のフレームのうちの一部のフレームを復号する復号処理手段と、
    前記復号処理手段が復号したフレームの情報を用いて前記復号処理手段が復号しなかったフレームを補う新たなフレームを生成するフレーム生成手段と、
    を有することを特徴とする動画ストリーム処理装置。
  2. 前記復号処理手段が復号しないフレームは、少なくとも、このフレームの符号量が第1の所定の条件を満たすフレームであることを特徴とする請求項1に記載の動画ストリーム処理装置。
  3. 前記復号処理手段が復号しないフレームは、少なくとも、復号する際の処理単位であるマクロブロック毎に選択できるフレーム間符号化モードとフレーム内符号化モードの比率が第2の所定の条件を満たすフレームであることを特徴とする請求項1に記載の動画ストリーム処理装置。
  4. 前記復号処理手段が復号しないフレームは、少なくとも、このフレームの動画ストリームにおいて、フレーム間符号化を行う際の、フレームの誤差量が第3の所定の条件を満たすフレームであることを特徴とする請求項1に記載の動画ストリーム処理装置。
  5. 前記復号処理手段が復号しないフレームは、少なくとも、前記動画ストリームを復号する際に時間的に異なるフレームからフレーム間参照されないフレームであることを特徴とする請求項1に記載の動画ストリーム処理装置。
  6. 前記復号処理手段が復号したフレームを縮小する縮小手段をさらに備え、
    前記フレームの情報は、縮小した前記フレームの情報であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の動画ストリーム処理装置。
  7. 前記フレーム生成手段は、前記復号処理手段が復号しなかったフレームのベクトル情報を用いて、前記復号処理手段が復号しなかったフレームを補う前記新たなフレームを生成することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の動画ストリーム処理装置。
  8. 前記復号処理手段が復号しないフレームは、少なくとも一部を復号しないフレームであり、
    前記フレーム生成手段は、前記フレームの中の復号されなかった部分を前記復号処理手段が復号したフレームの情報を用いて補うことにより、前記新たなフレームを生成することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の動画ストリーム処理装置。
  9. 前記動画ストリームを分析し、復号しないフレームを特定するフレーム特定手段をさらに備え、
    前記復号処理手段は、前記フレーム特定手段が特定したフレームを復号せずに前記一部のフレームを復号することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の動画ストリーム処理装置。
  10. 前記復号処理手段は、前記フレーム特定手段が特定したフレームを復号せずに前記一部のフレームを復号するデコーダによって構成され、
    前記フレーム特定手段は、前記デコーダの外部に形成されたことを特徴とする請求項9に記載の動画ストリーム処理装置。
  11. 前記復号処理手段は、前記動画ストリーム処理装置を駆動する電池の残量が第4の所定の条件を満たす場合に、前記動画ストリームが含む複数のフレームのうちの一部のフレームを復号することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の動画ストリーム処理装置。
  12. 前記復号処理手段は、前記動画ストリームの電波の受信状態が第5の所定の条件を満たす場合に、前記動画ストリームが含む複数のフレームのうちの一部のフレームを復号することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の動画ストリーム処理装置。
  13. 動画ストリームの処理を行うコンピュータに、
    前記動画ストリームが含む複数のフレームのうちの一部のフレームを復号する復号処理ステップと、
    前記復号処理ステップで復号したフレームの情報を用いて前記復号処理ステップで復号しなかったフレームを補う新たなフレームを生成するフレーム生成ステップと、
    を有する処理を行わせることを特徴とする動画ストリーム処理プログラム。
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