JP2010287271A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2010287271A5
JP2010287271A5 JP2009139279A JP2009139279A JP2010287271A5 JP 2010287271 A5 JP2010287271 A5 JP 2010287271A5 JP 2009139279 A JP2009139279 A JP 2009139279A JP 2009139279 A JP2009139279 A JP 2009139279A JP 2010287271 A5 JP2010287271 A5 JP 2010287271A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
error correction
unit
erasure
reproducing apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009139279A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010287271A (ja
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2009139279A priority Critical patent/JP2010287271A/ja
Priority claimed from JP2009139279A external-priority patent/JP2010287271A/ja
Priority to PCT/JP2010/003883 priority patent/WO2010143442A1/ja
Publication of JP2010287271A publication Critical patent/JP2010287271A/ja
Priority to US13/314,971 priority patent/US9230595B2/en
Publication of JP2010287271A5 publication Critical patent/JP2010287271A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Description

誤り訂正方法、及びデータ再生装置
本発明は、記録媒体から読み出された記録データに対して誤り訂正を行う誤り訂正方法、及びデータ再生装置に関するものである。
従来の光ディスク再生装置は、光ディスクから読み出された記録データを、誤り訂正処理やホストコンピュータへの転送のためにバッファメモリに格納する。このような光ディスク再生装置では、各種同期パターン(各フレームに含まれる同期パターン、各セクタの先頭を示すフレーム同期コード、ECCブロックの先頭セクタを示すID)を検出することにより、各フレーム、各セクタ、及びECCブロックのバッファメモリ内におけるアドレスが特定される。
特許文献1では、光ディスクに付着した指紋や傷等の要因で発生する各種同期パターンの検出抜け、誤検出、異常補間等によりバッファメモリ内においてアドレスとデータとが対応しなくなることを防止するため、前記各種同期パターンの補間の強化を行うようになっている。
特許第3459225号公報
上記特許文献1では、バッファメモリ内におけるアドレスとデータとの対応を取ることができる。しかしながら、光ディスクの記録品質が悪かった場合、データの追記や書換えを行う場合におけるデータの書きつなぎ等が原因で、バッファメモリに格納されたデータが正しくないものとなり、誤り訂正を行ってもデータを正常に再生できなくなる場合がある。このような問題は、特に、シンク(SYNC)コードの異常を判定できず、補間によるフレームやセクタの再同期が行われたため、少なくとも1つのセクタのデータが正しくないものとなった場合に生じやすい。
本発明は、上記の点に鑑み、記録媒体に記録されたデータを正常に再生することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明は、複数ビットからなる複数の単位データから構成された記録データを、各単位データに含まれる同期パターンを検出しながら記録媒体から順に読み出して再生するデータ再生処理と、前記データ再生処理で再生された記録データを行方向に複数列に亘って順に並べた誤り訂正符号ブロックに対し、行方向の誤り訂正、及び列方向の誤り訂正を少なくとも1回行う誤り訂正処理と、前記誤り訂正処理実行後に、誤り訂正不能データが残っているか否かを判定する判定処理と、前記判定処理において誤り訂正不能データが残っていると判定された場合に、行方向の誤り訂正では誤り訂正不能データが残らなかったにもかかわらず、前記誤り訂正符号ブロックの少なくとも1行を構成するデータを消失データとみなした列方向の誤り訂正を行う消失誤り訂正処理とを備えたことを特徴とする。
本発明によると、誤り訂正不能データが残っている場合に、行方向の誤り訂正では誤り訂正不能データが残らなかったにもかかわらず誤り訂正符号ブロックの誤り訂正不能データが残っているセクタを消失データとみなした列方向の誤り訂正を行う。したがって、同期パターンに異常が発生していると判定されて再同期が行われた場合等、行方向に並ぶ複数ビットからなる単位データが正しくないものとなった場合に、従来の方法では不可能であった誤り訂正を可能にすることができ、データをより高い確率で正常に再生することができる。
本発明により、従来の方法では不可能であった誤り訂正を可能にすることができ、データをより高い確率で正常に再生することができる。
DVDのセクタ構造を示す説明図である。 DVDの誤り訂正符号ブロックを示す説明図である。 本発明の実施形態1に係るデータ再生装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1に係るデータ再生装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2に係るデータ再生装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態2に係るデータ再生装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態3に係るデータ再生装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態4に係るデータ再生装置の構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の各実施形態において、他の実施形態と同様の機能を有する構成要素については同一の符号を付して説明を省略する。
《実施形態1》
本発明の実施形態1に係るデータ再生装置は、光ディスクとしてのDVD(Digital Versatile Disc)100(図3参照)に記録された記録データを再生するものである。
<DVD100のセクタ構造>
ここで、DVD100のセクタ構造について図1を参照して説明する。
まず、DVD100の記録データにおいては、91byteのデータと、データの先頭を示す2byteの同期パターン(SYNC)とでフレーム(第2のデータ群)が構成されている。
このフレーム26個で1セクタ(第1のデータ群)を構成する。セクタの先頭4byteのデータは、セクタの番号(ID(Identification))に用いられる。セクタ内では、連続する2つのフレームの同期パターンの組み合わせによってユニークにセクタ内のフレームの位置(フレームアドレス)を特定できる。また、2byteの同期パターンのうち、先頭の同期パターン(SY0)は、セクタの先頭のみに配置されているので、SY0の配置位置をセクタの先頭として特定できる。
<誤り訂正符号ブロック>
次に、誤り訂正符号(ECC:Error Correction Code)ブロックについて図2を参照
して説明する。各セクタの先頭から2フレーム単位182byte(91byte+91byte)のデータで1行が構成され、最終10byteがPI符号(Parity of Inner-Code:内符号)になり、各セクタの13行目がPO符号(Parity of Outer-Code:外符号)になる。つまり、横方向に並ぶ172byteの1行のデータに対して、10byteのリードソロモン(RS:Reed-Solomon Coding)符号によるパリティ(PI)が付加され
、縦方向に並ぶ192byteの1列のデータに対して、16byteのRS符号によるパリティ(PO)が付加される。
1つの誤り訂正符号ブロックは、16セクタで構成され、DVD100には横方向に順番に記録される。セクタ先頭4byteのデータにより、誤り訂正符号ブロック内のセクタの番号(セクタアドレス)を特定できる。このECCブロックが誤り訂正の単位になる。
<データ再生装置の構成>
本発明の実施形態1に係るデータ再生装置は、図3に示すように、データ再生部101、記憶部102、消失誤り訂正部103、及び判定部106を備えている。
データ再生部101は、記録データを、各セクタに含まれる同期パターン(SY0)及び各フレームに含まれる同期パターン(SY0〜SY7)を検出しながらDVD100から順に読み出して再生する。また、データ再生部101は、DVD100中の欠陥やごみ等が原因で、あるべき位置からずれた位置でSYNCを検出してしまうおそれがある。このようなことを防止するため、データ再生部101は、DVD100に正常に記録されていない位置データ(例えば、フレームアドレス、セクタアドレス、SYNC、SY0)を、前後
に再生した位置データに基づいて補間して出力するとともに、補間したか否かを示す補間情報を位置データ毎に出力する(図3では図示せず)。例えば、記録データを読み出している最中に、SYNCを常にチェックし、SYNCが欠落したり、ずれている場合には、SYNCが欠けた位置に、SYNCデータを補間する。これにより、データ再生部101は、記録データを読み出せる。
記憶部102は、データ再生部101によって読み出されて再生された記録データを保持する。
消失誤り訂正部103は、データ再生部101によって再生された記録データを行方向に複数列に亘って順に並べた誤り訂正符号ブロック(ECCブロック)に対し、行方向の誤り訂正(PI訂正)、及び列方向の誤り訂正(PO訂正)を少なくとも1回行う誤り訂正ステップを実行する。
判定部106は、消失誤り訂正部103による誤り訂正ステップの実行後に誤り訂正不能データが残っているか否かを判定する。
また、消失誤り訂正部103は、判定部106によって誤り訂正不能データが残っていると判定された場合に、行方向の誤り訂正における誤り訂正結果に関わらず、前記誤り訂正符号ブロックの13行を構成するデータを消失データとみなした列方向の誤り訂正を行う消失誤り訂正処理を実行する。
より詳しくは、消失誤り訂正部103は、誤り訂正部104と消失設定部105とを備えている。
誤り訂正部104は、記憶部102に保持された記録データに対し、誤り訂正を行う。また、後述する消失設定部105によって設定される消失設定情報によって特定された行のデータを消失データとみなして列方向の誤り訂正を行う。
消失設定部105は、判定部106によって誤り訂正不能データが残っていると判定された場合に、誤り訂正符号ブロックの13行(13個のPI符号列)を特定する消失設定情報を設定する。
<データ再生装置の動作>
以上のように構成された本実施形態のデータ再生装置の動作について、図4を参照して説明する。
(S1001)では、まず、データ再生部101が、DVD100からECCブロック単位で記録データを読み出して再生し、記憶部102に保存する。ここで、n=1とする。
(S1002)及び(S1003)では、誤り訂正部104が、(S1001)でデータ再生部101によって再生されて記憶部102に保存された記録データを行方向に並べたECCブロックに対し、従来通りのPI訂正及びPO訂正を行う。この時、誤り訂正部104は、誤り訂正の可否に応じて、誤り訂正の状態信号を有効・無効にする。
誤り訂正の状態信号が有効になる(立ち上がる)と、(S1004)において、判定部106が、(S1003)のPO訂正後に誤り訂正不能データが残っているか否かを判定する。誤り訂正不能データが残っている場合には、(S1005)にて判定部106が、消失設定の状態信号を有効にする(立ち上げる)ことにより、消失設定部105に対し、消失設定情報を設定するよう命令する。この命令に応じて、消失設定部105は、13個のPI符号列、詳しくはECCブロックのn行目〜n+12行目を特定する消失設定情報を設定し、その後n=n+13とする。
すると、(S1003)にて誤り訂正部104が、記憶部102から記録データを読み出し、読み出したデータに対し、消失設定情報によって特定された行のデータを消失データとみなしたPO訂正を行う。誤り訂正部104は、誤り訂正処理が問題なく終了した時点、すなわち判定部106により誤り訂正不能データが残っていないと判定された時点で、誤り訂正の状態信号を無効にする(立ち下げる)。そして、処理が(S1001)に戻る。再度、判定部106により誤り訂正不能データが残っていると判定された場合には、(S1005)で、消失設定部105が、再び13個のPI符号列を特定する消失設定情報を設定する。ここで設定される消失設定情報は、前回設定した消失設定情報で特定されたPI符号列よりも13行後のPI符号列を特定するものである。
(S1001)(データ再生ステップ)において、SYNCコードに異常が発生していると判定されてSYNCコードを用いた再同期が行われると、従来例通り、データ再生部101によって読み出されるデータが誤ってしまう。この場合に、例えば、データの記録状態が悪い場合や、データの書きつなぎなどでデータが誤ったりすると、(S1002)のPI訂正では誤り訂正不能データが残らなかったにもかかわらず、(S1003)のPO訂正が正常に終了せず、誤り訂正不能データが残る可能性がある。このように、PI訂正が正常に終了しているにもかかわらず、PO訂正後に誤り訂正不能データが残ったことを(S1004)で判定部106が検出する原因としては、SYNCコードによる再同期が行われ、1セクタ13行分のデータが誤っていることが考えられる。したがって、(S1001)で読み出されたECCブロックの先頭から順に、1セクタに対応する13行を消失データとみなしてPO訂正を行うことで、1セクタ分のデータ誤りによってデータを正常に再生できなくなることを防止できる。つまり、PO訂正及び消失設定を16回(ECCブロックの行数208行÷1セクタの行数13行)以内繰り返すことで、誤り訂正を正常に完了できる可能性を高めることができる。
DVD100の記録品質が悪かった場合やデータの追記や書換えを行う場合等には、バッファメモリに格納されているデータがアドレスに対応していたとしても、シンク(SYNC)を誤って取得したことによる間違った再同期により、バッファメモリに格納されているデータが誤ったものとなるおそれがある。しかしながら、本実施形態によると、上記のように誤り訂正能力が高められているので、バッファメモリに格納されているデータが誤っている場合でも、DVD100に記録されている記録データをより高い確率で正しく再生できる。
なお、本実施形態では、消失設定部105の消失設定情報により特定される行数が13行であったが、1回の誤り訂正で訂正可能な行数であれば、1行以上の何行であってもよい。
また、本実施形態では、(S1005)における消失設定情報の設定直後に(S1003)でPO訂正を行ったが、消失設定情報の設定後、(S1001)に戻り、記録データを読み出すようにしてもよい。つまり、判定部106によって誤り訂正不能データが残っていると判定されてから消失誤り訂正部103によって消失誤り訂正処理が実行されるまでに、データ再生部101が再度記録データをDVD100から順に読み出して再生するようにしてもよい。この場合の動作の流れ(リトライ)は、データ読み出し→PI訂正→PO訂正→消失設定→データ読み出し→PI訂正→PO訂正→消失設定→データ読み出し、となる。
また、本実施形態では、データ再生部101によりデータを読み出し、記憶部102に保存した後、誤り訂正部104よりPI訂正及びPO訂正を行った。しかし、データ再生部101によりデータを読み出し、誤り訂正部104よりPI訂正を行った後、PI訂正後のデータを記憶部102に保存し、その後誤り訂正部104によりPO訂正を行うようにしてもよい。
《実施形態2》
本発明の実施形態2に係るデータ再生装置は、図5に示すように、実施形態1のデータ再生装置の構成に加え、訂正処理部201、及び選択部202を備えている。
訂正処理部201は、従来の誤り訂正を実行する。詳しくは、データ再生部101によって再生された記録データを行方向に複数列に亘って順に並べた誤り訂正符号ブロック(ECCブロック)に対し、行方向の誤り訂正(PI訂正)、及び列方向の誤り訂正(PO訂正)を少なくとも1回行う誤り訂正ステップを実行する。
選択部202は、誤り訂正部104と訂正処理部201から出力される誤り訂正情報(誤り訂正の位置と誤り訂正後の正しいデータ)のうち、誤り訂正部104と訂正処理部201のどちらの誤り訂正情報が現在来ているかを示すセレクト信号に応じて誤り訂正情報を選択し、記憶部102に保存されているデータに対して誤り訂正を行う。すなわち、選択部202は、誤り訂正符号ブロックに対し、消失誤り訂正部103による訂正処理(第1の訂正処理)と訂正処理部201による訂正処理(第2の訂正処理)のいずれを実行するかを選択する。
以上のように構成された本実施形態のデータ再生装置の動作について、図6を参照して説明する。
まず、(S1001)でデータ再生部101が、DVD100からECCブロック単位で記録データを読み出し、記憶部102に保存する。次に、(S1002)、(S1003)、(S2001)、(S2002)で誤り訂正部104と訂正処理部201が記憶部102に保存されているデータを読み出し、PI訂正、PO訂正を行う。訂正処理部201は、PI訂正、PO訂正を少なくとも1回実施すると、次のECCブロックへ処理対象を移行させる。訂正処理部201がPI訂正、PO訂正を実施する回数は1回に限らず、訂正処理部201は、誤りが多いデータに対しては、PI訂正、PO訂正を複数回行う。
なお、本実施形態では、データ再生部101によりデータを読み出し、記憶部102に保存した後、誤り訂正部104よりPI訂正及びPO訂正を行う。しかし、データ再生部101によりデータを読み出し、誤り訂正部104又は訂正処理部201よりPI訂正を行った後、PI訂正後のデータを記憶部102に保存し、その後誤り訂正部104及び訂正処理部201によりPO訂正を行うようにしてもよい。
(S1004)で判定部106が、消失設定の状態信号を有効にする(立ち上げる)と、(S1005)で消失設定部105が、実施形態1と同様に、消失設定情報を設定する。その後、誤り訂正部104がPO訂正を実施することにより、誤り訂正不能データを誤り訂正可能にし、記録データをより確実に正常に再生できる。
この時、訂正処理部201は、すでに次のECCブロックのデータを読み出している。誤り訂正部104は、この次のECCブロックのデータが入力されることを防ぐため、判定部106により消失設定の状態信号が有効にされる(立ち上がる)と、次のECCブロックのデータを破棄する。
(S1002)〜(S1005)の処理から構成される(S1000)の処理(第1の訂正処理)と(S2001)及び(S2002)の処理から構成される(S2000)の処理(第2の訂正処理)とは、並列に実行される。
(S2004)で選択部202は、(S1000)の処理結果と(S2000)の処理結果のいずれか一方を選択する。詳しくは、選択部202は、誤り訂正部104と訂正処理部201から出力される誤り訂正情報(誤り訂正の位置と誤り訂正後の正しいデータ)のうち、誤り訂正部104と訂正処理部201のどちらの誤り訂正情報が現在来ているかを示すセレクト信号に応じて誤り訂正情報を選択し、記憶部102に保存されているデータに対して誤り訂正を行う。誤り訂正部104は、誤り訂正処理が問題なく終了した時点で、誤り訂正の状態信号を無効にする(立ち下げる)。
なお、誤り訂正部104にて行う必要がある誤り訂正が複数重なった場合に対応するため、消失設定情報、消失設定の状態信号等を複数保持しておく擬似空間を設けてもよい。
本実施形態によると、実施形態1による誤り訂正能力を高める効果に加え、従来の誤り訂正を行う訂正処理部201と誤り訂正部104とを並列に用いることにより、誤り訂正条件が異なる訂正処理を行うことで、リトライの回数を減らすことができる。
なお、本実施形態では、記憶部102に保存されているデータを誤り訂正部104と訂正処理部201とによって読み込んだが、訂正処理部201の後段に、誤り訂正部104を設けてもよい。これにより、従来の誤り訂正を誤り訂正部104で行う必要をなくし、さらにリトライの回数を減らすことが可能にできる。
《実施形態3》
図7は、本発明の実施形態3に係るデータ再生装置を示す。
本実施形態のデータ再生装置は、実施形態1のデータ再生装置の構成に加え、データ再生部101によって出力された位置データ及び補間情報に基づいて、前記誤り訂正符号ブロックにおける前記補間された位置データを含む単位データの位置を特定する特定部302を備えている。
特定部302は、位置データ補間検出部303と位置データ判定部304とを備えている。
位置データ補間検出部303は、データ再生部101によって出力される位置データと補間情報とに基づいて、補間された位置データを取り出す。
位置データ判定部304は、補間された位置データがECCブロック内のどの位置にあるかを特定し、ECCブロック内における補間された位置データの位置を示す位置情報を出力する。
また、消失誤り訂正部305の消失設定部306が、判定部106の判定結果のみならず、位置データ判定部304によって出力された位置情報に基づいて、消失設定情報を設定する。
次に、上記のように構成された本実施形態のデータ再生装置の動作について説明する。
まず、データ再生部101から出力される位置データのうち、セクタアドレスを用いて消失設定情報を設定する動作について説明する。データ再生部101から、セクタアドレス、SY0、及び補間情報が位置データ補間検出部303に入力されると、位置データ補間検出部303は、補間情報が補間したことを示して(立ち上がって)いる箇所のセクタアドレスをSY0のタイミングで抜き出し、補間情報が補間していないことを示して(立ち下がって)いる箇所のセクタアドレスを破棄する。ここで、セクタアドレス、及びSY0は、DVD100上のセクタ(単位データ)の位置を示す位置データである。
次に、位置データ判定部304は、位置データ補間検出部303によって出力されたデータに基づいて、再生データの状態(ECCブロック内の位置情報、すなわちECCブロック内のセクタアドレス)を特定する。その後、消失設定部306は、判定部106によって出力される消失設定の状態信号が有効にされて(立ち上がって)いる場合に、位置データ判定部304によって出力される位置情報を用いて消失設定情報を設定する。ここで設定される消失設定情報は、ECCブロック内のある特定のセクタを特定するものであり、13行分(1セクタ = 13行)になる。ただし、補間した回数が2回以上である場合等には、13に2倍以上を掛けた行数を特定する場合もある。詳しくは、ここで設定される消失設定情報は、セクタアドレス及びSY0の少なくとも一方が補間されたセクタに対応する13行を特定するものである。
次に、フレームアドレスを用いて消失設定情報を設定する動作について説明する。データ再生部101から、フレームアドレス、SYNC、及び補間情報が、位置データ補間検出部303に入力されると、位置データ補間検出部303は、補間情報が補間したことを示して(立ち上がって)いる箇所のフレームアドレスをSYNCのタイミングで抜き出し、補間情報が補間していないことを示して(立ち下がって)いる箇所のフレームアドレスを破棄する。ここで、フレームアドレス、及びSYNCは、DVD100上のフレーム(単位データ)の位置を示す位置データである。
次に、位置データ判定部304は、位置データ補間検出部303から出力されたデータに基づいて、再生データの状態(ECCブロック内の位置情報、すなわちECCブロック内のフレームアドレス)を特定する。その後、消失設定部306は、判定部106によって出力される消失設定の状態信号が有効にされて(立ち上がって)いる場合に、位置データ判定部304によって出力される位置情報を用いて消失設定情報を設定する。ここで設定される消失設定情報は、ECCブロック内にある特定のPI符号列を特定するものである。詳しくは、ここで設定される消失設定情報は、フレームアドレス及びSYNCの少なくとも一方が補間されたフレームを含む行を特定するものである。
このように、本実施形態によると、補間されたセクタアドレス、フレームアドレスを使用することにより、誤ったデータの記録位置を推定し、推定した記録位置のデータを消失データとみなして誤り訂正を行うことができる。したがって、実施形態1に比べて、消失設定部306における消失設定情報の設定以降の誤り訂正の回数を大幅に減らすことができ、データの再生にかかる時間を短縮できる。また、データ読み出し→PI訂正→PO訂正→消失設定→データ読み出し→PI訂正→PO訂正→消失設定→データ読み出しという流れ(リトライ)で訂正処理を行う場合には、誤り訂正の回数を減らすことにより、データの再生にかかる時間をより効果的に短縮できる。
なお、本実施形態では、セクタアドレス及びフレームアドレスの一方を用いて消失設定情報を設定する動作の例について説明したが、セクタアドレス及びフレームアドレスの両方を用いることにより、1ECCブロック内の位置データ(位置データ判定部304の出力)をより正確に計算し、両方を用いて消失設定情報を設定してもよい。これにより、誤り訂正にかかる時間をより短くすることができる。
また、本実施形態では、判定部106によって出力される消失設定の状態信号が有効にされて(立ち上がって)いる場合に、消失設定部306が位置データ判定部304によって出力される位置情報を用いるように構成されているが、位置データ判定部304から出力される補間情報を用いるようにしてもよい。
また、位置データの例として、セクタアドレス、フレームアドレス、SYNC、SY0を挙げたが、これらに代わりに他の位置情報と同期信号を用いてもよい。
《実施形態4》
本発明の実施形態4に係るデータ再生装置は、図8に示すように、実施形態3のデータ再生装置の構成に加え、記録位置情報取得部401を備え、また、特定部302に代えて特定部402を備えている。
記録位置情報取得部401は、DVD100にあらかじめ書かれている物理情報(例えばCAPA,LPP等)を読み出し、DVD100上の記録位置情報である物理アドレスに変換する。
特定部402は、実施形態3の特定部302の構成に加えて、記録位置判定部403を備えている。
記録位置判定部403は、データ再生部101によって検出された同期パターンを使用して、記録位置情報取得部401によって取得された物理アドレスと位置データ判定部304によって出力された再生データの状態(ECCブロック内の位置情報)とを比較し、当該比較結果に基づいて、正確な再生データの状態(ECCブロック内の位置情報)を特定する。
例えば、記録位置判定部403は、データ再生部101によって検出され位置データ補間検出部303から出力された同期パターン(例えば、SYNC、SY0)と、記録位置情報取得部401によって取得された物理アドレスと、位置データ判定部304から出力されたセクタアドレスとを受け、同期パターンのタイミングで、物理アドレスとECCブロック内のセクタアドレス(再生データの状態信号の一例)とを比較する。そして、位置データ判定部304から出力されたセクタアドレスが、記録位置情報取得部401によって取得された物理アドレスとDVD100にあらかじめ記録されている記録位置情報とに基づいて算出されるECCブロック中のセクタアドレスと異なっている場合には、位置データ判定部304から出力されたセクタアドレスを、物理アドレスと記録位置情報とに基づいて算出されるセクタアドレスに補正する。消失設定部306は、補正されたセクタアドレスに基づいて消失設定情報を設定する。
本実施形態によると、DVD100に記録されている位置情報を使用して消失設定情報を生成するので、誤り位置をより正確に特定することができ、誤り訂正を繰り返す回数を減らすことができる。その結果、データ再生にかかる時間を短縮できる。また、データ読み出し→PI訂正→PO訂正→消失設定→データ読み出し→PI訂正→PO訂正→消失設定→データ読み出しという流れ(リトライ)で訂正処理を行う場合には、誤り訂正の回数を減らすことにより、データの再生にかかる時間をより効果的に短縮できる。
なお、上記のような記録位置判定部403による補間処理は、セクタアドレスに限らず、フレームアドレス等、他の位置情報にも適用可能である。また、セクタアドレス及びフレームアドレスの両方を用いて消失設定情報を設定する場合には、記録位置判定部403による補間処理をセクタアドレス及びフレームアドレスの両方に行うようにしてもよい。
なお、上記実施形態1〜4では、記録媒体としてDVD100を用いたが、DVD100以外の記録媒体を用いた場合にも、本発明を適用できる。
本発明に係る誤り訂正方法、及びデータ再生装置は、従来の方法では不可能であった誤り訂正を可能にすることができ、データをより高い確率で正常に再生することができるという効果を有し、記録媒体から読み出された記録データに対して誤り訂正を行う誤り訂正方法、及びデータ再生装置として有用である。
100 DVD(記録媒体)
101 データ再生部
103 消失誤り訂正部
106 判定部
201 訂正処理部
202 選択部
302 特定部
305 消失誤り訂正部
401 記録位置情報取得部
402 特定部

Claims (9)

  1. 複数ビットからなる複数の単位データから構成された記録データを、各単位データに含まれる同期パターンを検出しながら記録媒体から順に読み出して再生するデータ再生ステップと、
    前記データ再生ステップで再生された記録データを行方向に複数列に亘って順に並べた誤り訂正符号ブロックに対し、行方向の誤り訂正、及び列方向の誤り訂正を少なくとも1回行う誤り訂正ステップと、
    前記誤り訂正ステップ実行後に、誤り訂正不能データが残っているか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにおいて誤り訂正不能データが残っていると判定された場合に、行方向の誤り訂正では誤り訂正不能データが残らなかったにもかかわらず、前記誤り訂正符号ブロックの少なくとも1行を構成するデータを消失データとみなした列方向の誤り訂正を行う消失誤り訂正ステップとを有することを特徴とする誤り訂正方法。
  2. 請求項1の誤り訂正方法において、
    前記データ再生ステップにおいて複数の誤り訂正符号ブロック分の記録データを再生し、
    前記誤り訂正ステップ、判定ステップ及び消失誤り訂正ステップを実行する第1の訂正処理と、前記誤り訂正ステップのみを実行する第2の訂正処理と並列に実行し、
    前記各誤り訂正符号ブロックに対し、前記第1の訂正処理と第2の訂正処理のいずれを実行するかを選択する選択ステップを有することを特徴とする誤り訂正方法。
  3. 複数ビットからなる複数の単位データから構成された記録データを、各単位データに含まれる同期パターンを検出しながら記録媒体から順に読み出して再生するデータ再生部と、
    前記データ再生部によって再生された記録データを行方向に複数列に亘って順に並べた誤り訂正符号ブロックに対し、行方向の誤り訂正、及び列方向の誤り訂正を少なくとも1回行う誤り訂正ステップを実行する消失誤り訂正部と、
    前記誤り訂正ステップ実行後に、誤り訂正不能データが残っているか否かを判定する判定部とを備え、
    前記消失誤り訂正部は、前記判定部によって誤り訂正不能データが残っていると判定された場合に、行方向の誤り訂正では誤り訂正不能データが残らなかったにもかかわらず、前記誤り訂正符号ブロックの少なくとも1行を構成するデータを消失データとみなした列方向の誤り訂正を行う消失誤り訂正処理を実行することを特徴とするデータ再生装置。
  4. 請求項3のデータ再生装置において、
    前記判定部によって誤り訂正不能データが残っていると判定された場合、前記消失誤り訂正部によって消失誤り訂正処理が実行されるまでに、前記データ再生部が再度前記記録データを記録媒体から順に読み出して再生することを特徴とするデータ再生装置。
  5. 請求項3のデータ再生装置において、
    前記誤り訂正ステップを実行する訂正処理部と、
    前記誤り訂正符号ブロックに対し、前記消失誤り訂正部による誤り訂正ステップ、判定ステップ、及び消去誤り訂正処理と前記訂正処理部による誤り訂正ステップとのいずれを実行するかを選択する選択部とを備えていることを特徴とするデータ再生装置。
  6. 請求項3のデータ再生装置において、
    前記各単位データは、該単位データの位置を示す位置データを含み、
    前記データ再生部は、前記記録媒体に正常に記録されていない位置データを、前に再生した位置データに基づいて補間して出力するとともに、補間したか否かを示す補間情報を位置データ毎に出力し、
    該データ再生装置は、前記データ再生部によって出力された位置データ及び補間情報に基づいて、前記誤り訂正符号ブロックにおける前記補間された位置データを含む単位データの位置を特定する特定部を備え、
    前記消失誤り訂正部が消失データとみなすデータは、前記特定部によって位置を特定された単位データを含む行のデータであることを特徴とするデータ再生装置。
  7. 請求項6のデータ再生装置において、
    前記誤り訂正符号ブロックは、第1のデータ群が複数集まって構成され、当該第1のデータ群は、第2のデータ群が複数集まって構成され、
    前記単位データは、第1のデータ群であり、
    前記位置データは、誤り訂正符号ブロックにおける第1のデータ群の位置を示すことを特徴とするデータ再生装置。
  8. 請求項6のデータ再生装置において、
    前記誤り訂正符号ブロックは、第1のデータ群が複数集まって構成され、当該第1のデータ群は、第2のデータ群が複数集まって構成され、
    前記単位データは、第2のデータ群であり、
    前記位置データは、第1のデータ群における第2のデータ群の位置を示すことを特徴とするデータ再生装置。
  9. 請求項6のデータ再生装置において、
    記録媒体に記録された物理アドレスを取得する記録位置情報取得部を備え、
    前記特定部は、前記データ再生部によって検出された同期パターンを使用して、前記記録位置情報取得部によって取得された物理アドレスと前記データ再生部によって補間された位置データとを比較し、当該比較結果に基づいて、前記誤り訂正符号ブロックにおける前記補間後の位置データを含む単位データの位置を特定することを特徴とするデータ再生装置。
JP2009139279A 2009-06-10 2009-06-10 誤り訂正方法、及びデータ再生装置 Pending JP2010287271A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009139279A JP2010287271A (ja) 2009-06-10 2009-06-10 誤り訂正方法、及びデータ再生装置
PCT/JP2010/003883 WO2010143442A1 (ja) 2009-06-10 2010-06-10 誤り訂正方法、及びデータ再生装置
US13/314,971 US9230595B2 (en) 2009-06-10 2011-12-08 Error correction method and data reproduction device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009139279A JP2010287271A (ja) 2009-06-10 2009-06-10 誤り訂正方法、及びデータ再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010287271A JP2010287271A (ja) 2010-12-24
JP2010287271A5 true JP2010287271A5 (ja) 2012-05-24

Family

ID=43308703

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009139279A Pending JP2010287271A (ja) 2009-06-10 2009-06-10 誤り訂正方法、及びデータ再生装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9230595B2 (ja)
JP (1) JP2010287271A (ja)
WO (1) WO2010143442A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014035673A (ja) * 2012-08-09 2014-02-24 Renesas Electronics Corp 半導体記憶装置及び方法
US9621193B1 (en) 2016-01-05 2017-04-11 International Business Machines Corporation Microcode data recovery strategies for use of iterative decode
US9584162B1 (en) * 2016-01-05 2017-02-28 International Business Machines Corporation Microcode data recovery strategies for use of iterative decode
DE102017223776A1 (de) * 2017-12-22 2019-06-27 Robert Bosch Gmbh Teilnehmerstation für ein serielles Kommunikationsnetzwerk und Verfahren zur Korrektur von Einzelfehlern in einer Nachricht eines seriellen Kommunikationsnetzwerks
CN116820829A (zh) * 2022-03-21 2023-09-29 华为技术有限公司 一种数据纠错方法及装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6047395A (en) * 1998-01-30 2000-04-04 Cirrus Logic, Inc. Error correction processor for correcting a multi-dimensional code by generating an erasure polynomial over one dimension for correcting multiple codewords in another dimension
JP3941305B2 (ja) 1999-11-22 2007-07-04 ソニー株式会社 光ディスク装置及びデータ再生方法
JP4148626B2 (ja) * 2000-03-28 2008-09-10 株式会社日立製作所 ディジタルデータ再生装置及び再生方法
JP3459225B2 (ja) 2000-06-08 2003-10-20 松下電器産業株式会社 バッファメモリアドレス変換装置、光ディスク再生装置、及び媒体
US7079458B2 (en) 2000-06-08 2006-07-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Buffer memory address translation device
JP4143452B2 (ja) * 2003-03-24 2008-09-03 株式会社日立製作所 ディジタルデータ記録再生装置及び再生方法
JP2005228417A (ja) * 2004-02-13 2005-08-25 Renesas Technology Corp デジタルデータ再生方法及びデジタルデータ再生装置
JP4621550B2 (ja) * 2005-06-24 2011-01-26 東芝マイクロエレクトロニクス株式会社 光ディスク装置の誤り訂正装置
US7613983B2 (en) 2005-06-24 2009-11-03 Kabushiki Kaisha Toshiba Error correction device of optical disk unit

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100734262B1 (ko) 광 저장 매체의 최적화된 결함 처리를 위한 결함 판단 장치
KR0163566B1 (ko) 에러 정정 방법
US7739578B2 (en) Recording and/or reproducing method, recording and/or reproducing apparatus, and computer readable recording medium storing program for performing the method
JP5401581B2 (ja) 記録方法及び再生方法
WO2010143442A1 (ja) 誤り訂正方法、及びデータ再生装置
JP2005537604A (ja) 高密度光ディスクにおけるデータのエラー訂正方法
JP2010287271A5 (ja)
US20070011582A1 (en) Error correction device of optical disk unit
US7145852B2 (en) Method and apparatus for decoding encoded data around a linking area on an optical storage medium
US20080109706A1 (en) Error correction method and apparatus for optical information storage medium recording/reproducing apparatus
JP5073052B2 (ja) 誤り訂正回路及びディスク記憶装置
US7213190B2 (en) Data processing apparatus and method
JP4143452B2 (ja) ディジタルデータ記録再生装置及び再生方法
JP2006191378A (ja) 誤り訂正装置、再生装置及び再生方法
JP2000010807A (ja) ディジタルデータ再生装置
JP4148626B2 (ja) ディジタルデータ再生装置及び再生方法
JPS62236185A (ja) エラ−訂正方法
JPWO2004109694A1 (ja) インタリーブデータに対する誤り訂正方法および装置
JP2006164503A (ja) 光学媒体上の欠陥領域を決定する装置及び方法
JP2003173633A (ja) 光ディスク装置
JP4621631B2 (ja) 誤り訂正装置
JP2009231898A (ja) 誤り訂正装置および誤り訂正方法
JP2003257134A (ja) 信号再生方法及び信号再生装置
JP2006269063A (ja) インタリーブデータに対する誤り訂正方法および装置
JP2005228417A (ja) デジタルデータ再生方法及びデジタルデータ再生装置