JP2010287079A - データエントリシステムおよびデータエントリ方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】帳票の画像を見ながら行うデータ入力作業を効率良く行えるようにする。
【解決手段】このデータエントリシステムは、帳票を光学的に読み取った画像を表示する表示装置と、帳票における文字記載欄の配置を含むフォーマット情報が記憶された帳票情報記憶部と、帳票中の文字記載欄毎に、テキスト入力ボックスを表示するための設定情報が記憶された入力ボックス設定情報記憶部と、画面上でポインタが移動された位置情報に従って帳票情報記憶部と入力ボックス設定情報記憶部から該当情報を読み出し、画面上の文字記載欄の近傍位置にテキスト入力ボックスをポップアップ表示するテキスト入力ボックス表示制御部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、データエントリシステムおよびデータエントリ方法に関する。
例えば申込書などの帳票の画像を画面に表示し、オペレータが、その画面を見ながら、帳票の情報をキー入力してゆくためのデータエントリシステムがある。
データエントリに関する技術として、例えば入力帳票のイメージデータを表示するイメージデータ表示部と、その下方に入力帳票に記載されたエントリデータを入力するための入力フィールドを表示する入力フィールド部とを有するエントリ画面を表示するエントリ端末が公開されている(例えば特許文献1,段落0047参照)。
特開2007−226329号公報
従来のエントリ端末の場合、帳票イメージの表示フィールドと、テキストデータをキー入力するためのフィールドが、一つの画面に上下に並んで配置されている。
このため、オペレータは、帳票イメージを見ながらキー入力する際に、上下のフィールドの文字を交互に見比べる必要がある。これでは入力項目毎に視線の移動が毎回発生し、キー入力作業にロスが発生する。
そこで、帳票イメージの表示フィールドに、帳票イメージを拡大して表示し、文字自体の視認性を良くする技術も開発されているが、フィールドが異なることには違いはなく、フィールドをまたぐ視線の移動は発生してしまう。また、この場合、項目を変えるたびに帳票イメージのスクロール操作が必要になり、この操作も時間のロスに繋がる。
このように従来はイメージデータの表示フィールドとデータ入力のためのフィールドとが完全に区分(分離)されていたため、互いのフィールドを見比べるための視線移動が生じ、その間の時間が無駄になることから、データ入力作業の効率が悪化するという問題があった。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、帳票の画像を見ながら行うデータ入力作業を効率良く行うことができるデータエントリシステムおよびデータエントリ方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明のデータエントリシステムは、帳票を光学的に読み取った画像を表示する表示部と、前記帳票の文字記載欄の配置を含むフォーマット情報が記憶された帳票情報記憶部と、前記帳票の画像中の各文字記載欄毎に、テキストデータのキー入力用のテキスト入力ボックスを表示するための設定情報が記憶された入力ボックス設定情報記憶部と、前記帳票情報記憶部から前記帳票のフォーマット情報を読み出し、前記文字記載欄が指定または特定されることで、前記文字記載欄に対応する前記テキスト入力ボックスを、前記入力ボックス設定情報記憶部の設定情報を用いて前記画面上の前記文字記載欄の近傍位置にポップアップ表示するテキスト入力ボックス表示制御部とを具備する。
また、本発明のデータエントリ方法は、表示装置の画面に帳票を光学的に読み取った画像を表示してデータエントリを行うためのデータエントリシステムにおけるデータエントリ方法において、前記帳票の画像を前記表示装置の画面に表示するステップと、前記帳票情報記憶部から前記帳票の文字記載欄の配置を含む前記帳票のフォーマット情報を読み出し、前記文字記載欄が指定または特定されることで、前記帳票の画像中の各文字記載欄毎にテキストデータのキー入力用のテキスト入力ボックスを表示するための設定情報を前記入力ボックス設定情報記憶部から読み出し、この設定情報を用いて前記文字記載欄に対応する前記テキスト入力ボックスを、前記画面上の前記文字記載欄の近傍位置にポップアップ表示するステップとを有する。
本発明によれば、帳票の画像を見ながら行うデータ入力作業を効率良く行うことができる。
本発明の一実施形態のデータエントリシステムの構成を示す図である。 第1実施形態のデータエントリシステムの動作を示すフローチャートである。 データエントリ画面の一例を示す図である。 テキスト入力ボックスが表示されたデータエントリ画面を示す図である。 テキスト入力ボックスにテキストが入力された様子を示す図である。 テキスト入力ボックスが移動された様子を示す図である。 他の動作例を示すフローチャートである。 第2実施形態のデータエントリシステムの構成を示す図である。 図8のデータエントリシステムの動作を示すフローチャートである。 データエントリ画面の一例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の一つの実施の形態のデータエントリシステムを詳細に説明する。図1は第1実施形態のデータエントリシステムの構成を示す図である。
図1に示すように、この第1実施形態のデータエントリシステムは、画像入力装置としてのイメージスキャナ1(以下「スキャナ1」と称す)と、例えばテキスト入力やデータエントリ開始操作や終了操作などの指示操作を行うキーボードなどの入力装置2と、コンピュータ本体3と、モニタなどの表示装置4を備えている。入力装置2としては、マウスやトラックボールなどのように画面上のポインタを操作する機器も含まれる。
スキャナ1は、例えばCCDなどの撮像素子をライン状に配置したCCDラインセンサとこのCCDラインセンサへ帳票Pを連続して供給するための給紙機構を備えるものである。この他、スキャナ1は、帳票Pを一枚ずつ読み取るためのフラットベットを備えるものであってもよい。スキャナ1は、CCDラインセンサにより読取対象物(申込書などの帳票)をスキャニングし(読み取り)、デジタル画像としてコンピュータ本体3に入力する。
この実施形態では、画像入力装置としてスキャナ1を例示したが、「帳票を光学的に読み取った画像」を入力するものであれば、例えばネットワーク上のサーバやネットワーク回線、その通信インターフェースなども画像入力装置に含まれる。この他、画像入力装置としては、様々なものを許容する。
表示装置4は、コンピュータ本体3から出力されたデータ編集用の画面(図3のデータエントリ画面5を参照)を表示する。すなわち、表示装置4は、帳票Pを光学的に読み取った画像を表示する表示部として機能する。この表示装置4の画面には、コンピュータ本体3で処理されたイメージデータが表示される他、所望のイメージにポインタを移動させること(マウスオーバー)で、テキストを入力するためのテキスト入力ボックスがポップアップ表示される。
コンピュータ本体3は、制御部31、メモリ32、イメージ記憶部33、入力データ保存部34、帳票情報記憶部35、入力フィールド定義体データベース36(以下「入力フィールド定義体DB36」と称す)、入力フィールド画面制御部37などを備えている。メモリ32以外の要素は、ハードディスク装置にインストールされたプログラムを、コンピュータ本体3に設けられたCPUが実行することで実現される。なお上記各要素はソフトウェアに限らずハードウェアで実現してもよい。
制御部31は、入力装置1から入力されるテキストデータ等の入力データを入力データ保存部34に保存する。入力データ保存部34には、入力データが文字記載欄である項目単位に保存され、入力データが保存済みの項目にはその旨を示すフラグが付され、このフラグにより各項目に入力データが保存されているか否かをチェックできる。
また、制御部31は、スキャナ1から入力された帳票Pのイメージデータ(以下これを「帳票イメージ」と称す)をメモリ32に記憶する。制御部31は、キーエントリのための操作がなされることで、帳票イメージをメモリ32から読み出して表示装置4に出力する。
メモリ32は、制御部31および入力フィールド画面制御部37がデータエントリに関する処理を行うための作業領域(データの一時記憶領域)として機能する。
イメージ記憶部33には、スキャナ1から入力された帳票イメージが保存される。入力データ保存部34には、入力装置2から入力されたテキストデータが保存される。
帳票情報記憶部35には、帳票Pを識別するための帳票種別情報である帳票コードが記憶されている。帳票コードは、例えば001…自動車検査証、002…携帯電話申込書…等である。また帳票情報記憶部35には、それぞれの帳票コード毎にフォーマット情報(これを「帳票フォーマット」という)が記憶されている。
帳票フォーマットは、帳票イメージのどの位置にどういった情報が記載されているかといった情報である。すなわち、帳票情報記憶部35は、帳票Pにおける文字記載欄の配置を含む帳票フォーマットが記憶された帳票フォーマット記憶部として機能する。
制御部31は、帳票Pの所定位置に印字された帳票コードを読み取り、読み取った帳票コードと帳票情報記憶部35内の帳票コードとが一致したとき、その帳票の帳票フォーマットを特定する。なお帳票コードはデータエントリ作業の際にオペレータによるキー操作で入力される場合もある。
入力フィールド定義体DB36には、帳票イメージの一つ一つの文字記載欄であるイメージエリア(以下これを「文字イメージ領域」と称す)の属性データとテキスト入力ボックスの属性データ、入力順序等が記憶されている。文字イメージ領域の属性データは、例えばテキスト入力ボックスの枠の範囲を示す座標情報(始点(左上角)と終点(右下角))である。座標情報は、例えば帳票イメージの左上角をx0,y0などとする2次元平面の座標である。
入力フィールド定義体DB36は、帳票イメージ中の文字記載欄毎に、テキストデータのキー入力用のテキスト入力ボックスを表示するための設定情報が記憶された入力ボックス設定情報記憶部として機能する。
入力フィールドの属性データは、文字記載欄毎にテキスト入力ボックスを表示するデフォルトの位置を示す座標情報(始点)、文字種(漢字、英数字等)、文字数、禁則文字、色(背景、文字)等である。入力順序は、テキスト入力対象の文字イメージ領域(文字記載欄)を切り替える順番である。
入力フィールド画面制御部37は、画面に表示された帳票イメージの中の任意の文字イメージ領域にマウスポインタが移動したときに、その文字イメージ領域に対応するテキスト入力ボックスをポップアップ表示する。
表示装置4には、帳票イメージを表示する画面とこの画面上で帳票イメージの中の所望の部位を指定するためのポインタとが表示される。
入力フィールド画面制御部37は、画面に表示された帳票イメージの中でポインタが移動された位置情報に従って帳票情報記憶部35から該当する帳票Pのフォーマット情報を読み出し、読み出したフォーマット情報からポインタが移動した位置の文字記載欄を特定する。
なお、文字記載欄については、予めメモリ32に文字記載欄の切り替えのための順序(テキスト入力ボックスの表示順序)を設定しておき、この順序に従って帳票Pの文字記載欄を特定してもよい。この場合、マウスでポインタを次の文字記載欄の位置まで一々移動する必要が無くなり、作業効率をより向上することができる。
入力フィールド画面制御部37は、特定した文字記載欄に対応するテキスト入力ボックスの設定情報を入力フィールド定義体DB36から読み出し、テキスト入力ボックスを生成し、そのテキスト入力ボックスを文字記載欄の近傍のデフォルト位置にポップアップ表示するテキスト入力ボックス表示制御部として機能する。
入力フィールド画面制御部37は、画面にポップアップ表示されたテキスト入力ボックスをマウスなどにより所望の位置にドラッグ&ドロップ操作することで、その移動位置に、テキスト入力ボックスを移動および表示する。これにより、オペレータはデフォルトの表示位置でテキスト入力ボックスの下に隠れていた帳票イメージを目視確認できる。
以下、図2乃至図7を参照して第1実施形態のデータエントリシステムの動作を説明する。
このデータエントリシステムでは、処理対象の帳票Pの帳票コードが指定され、データエントリ開始操作が行われると、スキャナ1により帳票Pがスキャニングされて(図2のステップS101)、帳票イメージがコンピュータ本体3に入力される。帳票コードは、スキャニングの際に、帳票イメージから検出してもよい。
コンピュータ本体3では、制御部31が、その入力されたイメージデータをイメージ記憶部33に記憶する。イメージデータは、例えばJPEG形式またはPNG形式等である。
イメージデータを記憶後、制御部31は、帳票コードに対応する帳票種別データおよび入力フィールド定義データを帳票情報記憶部35および入力フィールド定義体DB36から読み出して(ステップS102)、メモリ32に展開する。
続いて、入力フィールド画面制御部37は、イメージ記憶部33から、データエントリ対象のイメージデータを読み出してデータエントリ画面として表示装置4へ出力し、図3に示すようなデータエントリ画面5が表示装置4に表示される(ステップS103)。
このデータエントリ画面5の初期画面には、従来のようなテキスト入力用のフィールドは表示されず画面全体に帳票イメージ50が表示される。
ここで、オペレータが、データエントリ画面5上のポインタ(矢印)を、マウス操作により所望の文字の位置に移動させ、入力したい文字イメージ領域を指定すると(ステップS104)、入力フィールド画面制御部37は、そのポインタの位置を基にメモリ32から座標情報を読み出して、図4に示すように、その文字を含む文字イメージ領域を囲む枠線51と、この枠線51をリンク線52で接続したテキスト入力ボックス53とをポップアップ表示する(ステップS105)。テキスト入力ボックス53には、テキスト入力位置を示すカーソル54が表示される。
この例では、枠線51とリンク線52とテキスト入力ボックス53とはそれぞれ別個の色で表示される。例えば枠線51は赤色、リンク線52は青色、テキスト入力ボックス53は、背景が半透明に透けた水色などで表示される。リンク線52とテキスト入力ボックス53とは同じ色であってもよい。
ここで、オペレータにより、図5に示すように、データエントリ画面5に表示されたテキスト入力ボックス53にテキスト56が入力されると、制御部31は、テキスト入力ボックス53に入力されたテキストデータを入力データ保存部34に保存する(ステップS106)。
データ保存後、制御部31は、入力データ保存部34にデータが保存されている項目毎のフラグをチェックし、まだテキストデータが入力されていない項目(テキストが未入力の項目)が存在するか否かを判定する(ステップS107)。
テキストが未入力の項目が存在する場合(ステップS107のYes)、制御部31は、ステップS104の処理に戻り、文字イメージ領域が指定されるのを待機する。
また、図6に示すように、データエントリ画面5上のテキスト入力ボックス53が、オペレータにより、ドラッグされて矢印57の方向へ移動されて所望の位置にドロップされると、入力フィールド画面制御部37は、枠線51に対する新たなリンク線52aとテキスト入力ボックス53aをその移動位置に表示する。
このようにこの第1実施形態のデータエントリシステムによれば、データエントリ画面5上のポインタを、キーエントリ対象の文字イメージ領域の位置に移動させるだけで、文字イメージ領域の近傍のデフォルト位置にテキスト入力ボックス53がポップアップ表示されるので、オペレータは、視線をほぼ移動させることなく、テキスト入力ボックス53にテキストデータを入力することができ、データ入力作業を効率良く行うことができる。
また、指定した文字イメージ領域が枠線51で囲われる他、枠線51とテキスト入力ボックス53がリンク線52で結ばれているので、どの範囲(項目)の文字を入力するのかをオペレータが一目でわかり、誤入力を起こすことを未然に防ぐことができる。
ここで、このデータエントリシステムの他の動作例について説明する。
上記動作例では、オペレータが、マウス操作でポインタを所望の文字の位置に移動させる例について説明した。マウス操作で文字の位置を指定することは、テキストの入力項目が飛んでいるときなどに有効ではあるが、携帯電話会社の申込書などに対するデータエントリ業務では、契約者の氏名、住所、電話番号などの項目を順に入力することが多くある。
このような場合にデータエントリ作業の効率化を図る上では、キーボードから手を離すマウス操作を極力減らすことがよい。
そこで、予めメモリ32に、テキストの入力順序と個々の項目の文字イメージ領域とを対応させた順序情報を記憶しておき、その順序情報に従って文字イメージ領域に枠線51、リンク線52およびテキスト入力ボックス53を表示する。このような場合の動作例を以下に示す。なお、上記図2で説明したステップと同じ説明は省略し、異なる動作について説明する。
図7に示すように、スキャナ1によりスキャニングされた帳票イメージ50がデータエントリ画面5に表示される(ステップS101〜S103)。
この場合、入力フィールド画面制御部37は、データエントリ画面5にイメージデータを表示するとほぼ同時に、メモリ32の順序情報を読み出して入力順序の1番目の文字イメージ領域のデフォルト位置に枠線51とリンク線52で接続したテキスト入力ボックス53とをポップアップ表示する(ステップS201)。テキスト入力ボックス53には、テキスト入力位置を示すカーソル54が表示される。
ここで、オペレータにより、図5に示したように、テキスト入力ボックス53にテキスト56が入力された後、キーボードのエンターキーの押下によるキー入力の確定操作(テキスト入力終了操作)が行われると(ステップS202のYes)、入力フィールド画面制御部37は、テキスト入力ボックス53に入力されたテキストデータを入力データ保存部34に保存する(ステップS106)。
データ保存後、まだテキストデータが入力されていない項目(テキストが未入力の項目)が存在する場合(ステップS107のYes)、入力フィールド画面制御部37は、ステップS104の処理に戻り、次の順序(2番目)の文字イメージ領域のデフォルト位置に枠線51とリンク線52で接続したテキスト入力ボックス53とをポップアップ表示する(ステップS201)。
このようにこの動作例によれば、データエントリ画面5に帳票イメージ50が表示されると同時に、キーエントリ対象の文字イメージ領域のデフォルト位置にテキスト入力ボックス53がポップアップ表示され、テキスト入力後はエンターキーの操作で次の項目の入力作業に移れるので、オペレータは、キーボード操作のみで(マウスなどで文字イメージ領域を指定することなく)作業を続けることができ、データ入力作業を効率良く行うことができる。
次に、図8乃至図10を参照して第2実施形態のデータエントリシステムについて説明する。なお第1実施形態と同じ構成には同一の符号を付しその説明は省略する。
図8に示すように、この第2実施形態のデータエントリシステムは、第1実施形態の構成に、さらに、文字認識定義体データベース41(以下「文字認識定義体DB41」と称す)、文字認識部42、認識結果訂正制御部43を有している。
文字認識定義体DB41には、文字イメージ領域に対する読取条件が記憶されている。読取条件は、始点と終点の座標で指定される領域内に含まれる文字の文字種(漢字、英数字等)、文字数などである。
文字認識部42は、文字認識定義体DB41の読取条件と予めメモリ32に記憶されている認識用辞書データを用いて指定された文字イメージ領域の文字認識処理を行う。
認識結果訂正制御部43は、文字認識部42により文字認識された文字(テキストデータ)を、メモリ32から読み出してテキスト入力ボックス53に挿入する。
続いて、この第2実施形態のデータエントリシステムの動作を説明する。
この第2実施形態のデータエントリシステムでは、処理対象の帳票Pの帳票コードが指定され、データエントリ開始操作が行われると、スキャナ1により帳票Pがスキャニングされて(図9のステップS301)、帳票イメージ50がコンピュータ本体3に入力される。帳票コードは、スキャニングの際に、帳票イメージ50から検出してもよい。
コンピュータ本体3では、制御部31が、その入力されたイメージデータをイメージ記憶部33に記憶する。イメージデータは、例えばJPEG形式またはPNG形式等である。
イメージデータを記憶後、制御部31は、帳票コードに対応する帳票種別データおよび入力フィールド定義データを帳票情報記憶部35および入力フィールド定義体DB36から読み出すと同時に文字認識定義体DB41より文字認識定義データを読み出し(ステップS302)、メモリ32に展開する。
続いて、入力フィールド画面制御部37は、イメージ記憶部33から、データエントリ対象のイメージデータを読み出してデータエントリ画面として表示装置4へ出力し、図3に示すようなデータエントリ画面5が表示装置4に表示される(ステップS303)。
このデータエントリ画面5の初期画面には、従来のようなテキスト入力用のフィールドは表示されず画面全体に帳票イメージ50が表示される。
ここで、オペレータが、データエントリ画面5上のポインタ(矢印)を、マウス操作により所望の文字の位置に移動させる(入力したい文字イメージ領域を指定する)と(ステップS304)、入力フィールド画面制御部37は、そのポインタの位置を基にメモリ32から座標情報を読み出して、その文字を含む文字イメージ領域を特定(指定)し、文字認識部42に渡す。
文字認識部42は、特定(指定)された文字イメージ領域に対して、予めメモリ32に読み込んでおいた文字認識定義データと認識用辞書データを用いて文字認識処理を行い(ステップS305)、文字認識結果をメモリ32に記憶する。
文字認識後、入力フィールド画面制御部37は、メモリ32から、入力フィールド定義データおよび帳票種別データを読み出し、指定された文字イメージ領域の位置に表示するために、枠線51、リンク線52およびテキスト入力ボックス53を生成する。
また、認識結果訂正制御部43は、メモリ32から、認識結果のテキストデータを読み出して、入力フィールド画面制御部37により生成されたテキスト入力ボックス53に挿入し、これらのデータを表示装置4へ出力する。
これにより、図10に示すように、データエントリ画面5には、テキストデータ60を挿入したテキスト入力ボックス53と、このテキスト入力ボックス53とリンク線52で接続した文字イメージ領域を囲む枠線51とがポップアップ表示される(ステップS306)。
この例は、帳票イメージ50の文字イメージ領域の一つの項目である「住所」の欄(フィールド)が文字認識され、テキスト入力ボックス53には、「東京都?中市?町3−22」などといった認識結果のテキストデータ60が下線とともに表示された例である。認識結果のクエッションマーク?は、文字認識に失敗または認識できなかった文字を示す記号である。
ここで、オペレータにより、テキスト入力ボックス53のテキストデータ60が修正され、エンターキー等のデータ訂正終了操作が行われると(ステップS307のYes)、制御部31は、テキスト入力ボックス53のテキストデータ60を入力データ保存部34の該当項目のレコード(記憶領域)に保存する(ステップS308)。
データ保存後、制御部31は、入力データ保存部34にデータが保存されている項目毎のフラグをチェックし、まだテキストデータが入力されていない項目(テキストが未入力の項目)が存在するか否かを判定する(ステップS309)。
テキストが未入力の項目が存在する場合(ステップS309のYes)、制御部31は、ステップS304の処理に戻り、文字イメージ領域が指定されるのを待機する。
なお、上記動作例では、一つの項目(文字イメージ領域)毎に文字認識する場合について説明したが、帳票イメージ50を読み込んだときに、すべての項目(文字イメージ領域)について文字認識してメモリ32に記憶しておき、文字イメージ領域が指定されたときに、該当する認識結果をテキスト入力ボックス53に挿入し表示するようにしてもよい。
この場合、図9に示したフローチャートのうち、ステップS302とステップS303の処理の間に文字認識処理を入れることになる。
このようにこの第2実施形態のデータエントリシステムによれば、帳票イメージ50を文字認識しその認識結果をテキスト入力ボックス53に挿入して表示することで、オペレータによるキー入力作業を訂正のみに削減することができる。これは文字認識処理の精度が向上すればするほどさらなる作業効率向上に寄与できる。
なお、本願発明は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形してもよい。例えば各構成要素を、コンピュータのハードディスク装置などのストレージにインストールしたプログラムで実現してもよい。
また上記プログラムを、コンピュータ読取可能な電子媒体:electronic mediaに記憶しておき、プログラムを電子媒体からコンピュータに読み取らせることで本発明の機能をコンピュータが実現するようにしてもよい。電子媒体としては、例えばCD−ROM等の記録媒体やフラッシュメモリ、リムーバブルメディア:Removable media等が含まれる。
さらに、ネットワークを介して接続した異なるコンピュータに構成要素を分散して記憶し、各構成要素を機能させたコンピュータ間で通信することで実現してもよい。
P…帳票、1…スキャナ、2…入力装置、3…コンピュータ本体、4…表示装置、5…データエントリ画面、31…制御部、32…メモリ、33…イメージ記憶部、34…入力データ保存部、35…帳票情報記憶部、36…入力フィールド定義体データベース(入力フィールド定義体DB)、37…入力フィールド画面制御部、41…文字認識定義体データベース(文字認識定義体DB)、42…文字認識部、43…認識結果訂正制御部、50…帳票イメージ、51…枠線、52,52a…リンク線、53,53a…テキスト入力ボックス、54…カーソル、56…テキスト、57…矢印、60…テキストデータ。

Claims (7)

  1. 帳票を光学的に読み取った画像を表示する表示部と、
    前記帳票の文字記載欄の配置を含むフォーマット情報が記憶された帳票情報記憶部と、
    前記帳票の画像中の各文字記載欄毎に、テキストデータのキー入力用のテキスト入力ボックスを表示するための設定情報が記憶された入力ボックス設定情報記憶部と、
    前記帳票情報記憶部から前記帳票のフォーマット情報を読み出し、前記文字記載欄が指定または特定されることで、前記文字記載欄に対応する前記テキスト入力ボックスを、前記入力ボックス設定情報記憶部の設定情報を用いて前記画面上の前記文字記載欄の近傍位置にポップアップ表示するテキスト入力ボックス表示制御部と
    を具備することを特徴とするデータエントリシステム。
  2. 前記テキスト入力ボックス表示制御部は、
    予め設定された順序により前記帳票の文字記載欄を指定することを特徴とする請求項1記載のデータエントリシステム。
  3. 前記テキスト入力ボックス表示制御部は、
    前記画面上に表示されたポインタが移動された位置情報から、前記帳票の画像上の前記文字記載欄を特定することを特徴とする請求項1記載のデータエントリシステム。
  4. 前記帳票の画像中の文字記載欄を文字認識する文字認識部と、
    前記文字認識部により文字認識された文字列を、前記テキスト入力ボックスに挿入する訂正制御部と
    を具備することを特徴とする請求項1記載のデータエントリシステム。
  5. 前記文字認識部は、
    前記文字記載欄が特定される都度、その欄を文字認識することを特徴とする請求項4記載のデータエントリシステム。
  6. 前記文字認識部は、
    前記帳票の画像全体から各文字記載欄の文字を認識することを特徴とする請求項4記載のデータエントリシステム。
  7. 表示装置の画面に帳票を学的に読み取った画像を表示してデータエントリを行うためのデータエントリシステムにおけるデータエントリ方法において、
    前記帳票の画像を前記表示装置の画面に表示するステップと、
    前記帳票情報記憶部から前記帳票の文字記載欄の配置を含む前記帳票のフォーマット情報を読み出し、前記文字記載欄が指定または特定されることで、前記帳票の画像中の各文字記載欄毎にテキストデータのキー入力用のテキスト入力ボックスを表示するための設定情報を前記入力ボックス設定情報記憶部から読み出し、この設定情報を用いて前記文字記載欄に対応する前記テキスト入力ボックスを、前記画面上の前記文字記載欄の近傍位置にポップアップ表示するステップと
    を有することを特徴とするデータエントリ方法。
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