JP5051756B2 - 帳票識別方法及び帳票識別プログラム並びに該帳票識別方法を用いた光学文字読取システム - Google Patents

帳票識別方法及び帳票識別プログラム並びに該帳票識別方法を用いた光学文字読取システム Download PDF

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Description

本発明は、複数種類の帳票の種類を容易に識別することができる帳票識別方法及び帳票識別プログラム、並びに当該帳票識別方法及びプログラムを用いて読み取り対象となる帳票を容易に識別して効率的に文字を読み取る光学文字読取システムに関する。
一般に光学文字読取システムは、用紙(以下、帳票と呼ぶ)に記載された文字を光学的に読み取るものであり、例えば銀行等の金融機関においては、例えば出金伝票、入金伝票、振込伝票、公共料金振込伝票他の用紙サイズや文字記入位置が異なる多種の帳票の文字を読み取ってコンピュータに入力する業務に使用されている。
この金融機関等において使用される光学文字読取システムは、前述したような多種多様の帳票が混在して供給され、帳票上の予め定められた位置に設けられた文字列記載領域から文字を読み取るため、文字読取に先立って帳票の種類を識別し、この識別した帳票種類に応じた文字列記載領域から文字を読み取る必要がある。
この帳票種類を自動的に識別する技術が記載された文献としては下記特許文献が挙げられ、この特許文献には、帳票の固定位置に予め帳票種を示すID(識別情報)を記載しておき、このIDを読み込むことによって帳票種を識別する技術が記載されている。
特開平7−152856号公報
しかしながら、前述の特許文献記載の技術は、多種多様な多数の帳票に予めIDを付番し、且つ全ての帳票の固定位置に前記IDを印刷しておかなければならず、帳票の準備作業が煩雑であると言う不具合があった。
本発明の目的は、帳票に予め帳票種類を識別する識別情報を設けることなく高速に帳票種類を識別することができる帳票識別方法及び帳票識別プログラム、並びに当該帳票識別方法及びプログラムを用いて効率的に文字読み取りを行うことができる光学文字読取システムを提供することである。
本発明は、前記目的を達成するため、複数種類の帳票のサイズ情報と罫線配置パターン情報とタイトル文字情報とを記憶しておき、帳票の画像を読み込み、前記帳票の種類をコンピュータにより識別する光学文字読取システムであって、前記コンピュータは、前記読み込んだ画像のサイズを前記記憶したサイズ情報と比較して帳票の種類を識別するサイズ識別処理と、前記読み込んだ画像の罫線配置パターンを前記記憶した罫線配置パターン情報と比較して帳票の種類を識別するパターン識別処理と、前記読み込んだ画像に含まれる文字列を前記記憶したタイトル文字列情報と比較して帳票の種類を識別する文字列識別処理とを、操作者による設定に従って選択して行い、前記各識別処理において帳票の種類が特定できないと判定したときには、読み込んだ帳票の画像とIDフォーマットをディスプレイ画面に表示し、操作者の操作によって選択されたIDフォーマットを画像表示して操作者に識別させる処理であって、サイズ認識失敗修正画面表示では画像情報と操作者により選択されたIDフォーマットの重ね表示を行ない、配置パターン識別失敗修正画面では画像情報と操作者により選択されたIDフォーマットの重ね表示を行ない、文字列認識失敗修正画面では認識した文字と認識不能文字記号の表示を行なう識別失敗修正画面表示処理を行うことを第1の特徴とする。
また本発明は、前記光学文字読取システムにおいて、前記コンピュータ、前記サイズ識別によりサイズが識別された帳票の種類を基に帳票の種類を限定した後、又は前記罫線パターン識別により罫線配置パターンが識別された帳票の種類を限定した後、前記限定した帳票の種類から前記文字列識別により帳票の種類を識別することを第2の特徴とする。
更に本発明は、複数種類の帳票のサイズ情報と罫線配置パターン情報とタイトル文字情報とを記憶しておき、帳票の画像を読み込み、前記帳票の種類をコンピュータにより識別する光学文字読取システムの帳票識別方法であって、前記コンピュータは、前記読み込んだ画像のサイズを前記記憶したサイズ情報と比較して帳票の種類を識別するサイズ識別機能と、前記読み込んだ画像の罫線配置パターンを前記記憶した罫線配置パターン情報と比較して帳票の種類を識別するパターン識別機能と、前記読み込んだ画像に含まれる文字列を前記記憶したタイトル文字列情報と比較して帳票の種類を識別する文字列識別機能とを、操作者による設定に従って選択して実行し、前記各識別処理において帳票の種類が特定できないと判定したときには、読み込んだ帳票の画像とIDフォーマットをディスプレイ画面に表示し、操作者の操作によって選択されたIDフォーマットを画像表示して操作者に識別させる処理であって、サイズ認識失敗修正画面表示では画像情報と操作者により選択されたIDフォーマットの重ね表示を行ない、配置パターン識別失敗修正画面では画像情報と操作者により選択されたIDフォーマットの重ね表示を行ない、文字列認識失敗修正画面では認識した文字と認識不能文字記号の表示を行なう識別失敗修正画面表示処理を行うことを第3の特徴とする。
また本発明は、前記帳票識別方法において、コンピュータ、前記サイズ識別機能によりサイズが識別された帳票の種類を基に帳票の種類を限定した後、又は前記パターン識別機能により罫線の配置パターンが識別された帳票の種類を限定した後、前記限定した帳票の種類から前記文字列識別機能により帳票の種類を識別する機能を実行することを第4の特徴とする。
更に本発明は、複数種類の帳票のサイズ情報と罫線配置パターン情報とタイトル文字情報とを記憶しておき、帳票の画像を読み込み、前記帳票の種類をコンピュータにより識別する光学文字読取システムの帳票識別プログラムであって、前記コンピュータに、前記読み込んだ画像のサイズを前記記憶したサイズ情報と比較して帳票の種類を識別するサイズ識別機能と、前記読み込んだ画像の罫線配置パターンを前記記憶した罫線配置パターン情報と比較して帳票の種類を識別するパターン識別機能と、前記読み込んだ画像に含まれる文字列を前記記憶したタイトル文字列情報と比較して帳票の種類を識別する文字列識別機能とを、操作者による設定に従って選択して実行させ、前記各識別処理において帳票の種類が特定できないと判定したときには、読み込んだ帳票の画像とIDフォーマットをディスプレイ画面に表示し、操作者の操作によって選択されたIDフォーマットを画像表示して操作者に識別させる処理であって、サイズ認識失敗修正画面表示では画像情報と操作者により選択されたIDフォーマットの重ね表示を行ない、配置パターン識別失敗修正画面では画像情報と操作者により選択されたIDフォーマットの重ね表示を行ない、文字列認識失敗修正画面では認識した文字と認識不能文字記号の表示を行なう識別失敗修正画面表示処理を実行させることを第5の特徴とする。
また本発明は、前記帳票識別プログラムにおいて、前記コンピュータに、前記サイズ識別機能によりサイズが識別された帳票の種類を基に帳票の種類を限定した後、又は前記パターン識別機能により罫線配置パターンが識別された帳票の種類を限定した後、前記限定した帳票の種類から前記文字列識別機能により帳票の種類を識別する機能を実行させることを第6の特徴とする。
本発明の帳票識別方法及び帳票識別プログラムによれば、複数の帳票の種類を、前記サイズ識別処理と前記パターン識別処理と文字列識別処理とを操作者による設定に従って選択して行い、前記各識別処理において帳票の種類が特定できないと判定したときには、読み込んだ帳票の画像とIDフォーマットをディスプレイ画面に表示し、操作者の操作によって選択されたIDフォーマットを画像表示して操作者に識別させる処理であって、サイズ認識失敗修正画面表示では画像情報と操作者により選択されたIDフォーマットの重ね表示を行ない、配置パターン識別失敗修正画面では画像情報と操作者により選択されたIDフォーマットの重ね表示を行ない、文字列認識失敗修正画面では認識した文字と認識不能文字記号の表示を行なう識別失敗修正画面表示処理を行うことによって、帳票に予め帳票種類を識別する識別情報を設けることなく高速に帳票種類を識別することができる。また、この方法を用いて、効率的に文字読み取りを行う光学文字読み取りシステムが提案される。
また本発明の帳票識別方法及び帳票識別プログラムによれば、前記サイズ識別又は前記パターン識別により帳票の種類を限定した後、この限定した帳票種類中から文字列識別を用いて帳票の種類を識別することによって、帳票種類の認識を高速に行うことができる。また、この方法を用いて、効率的且つ高速に文字読み取りを行う光学文字読み取りシステムが提案される。
以下、本発明による帳票識別方法を適用した光学文字読取システムの一実施形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明による識別対象となる帳票例を示す図、図2は本実施形態による光学文字読取システムを示す図、図3は本実施形態による光学文字読取システムの動作フロー図、図4は本実施形態による修正画面を説明するための図、図5は本実施形態による修正画面を説明するための図、図6は本実施形態による修正画面を説明するための図である。
まず、本実施形態の対象となる帳票種による特徴を図1を参照して説明する。図1は、本実施形態による識別対象となる識別対象11を示す図であり、本実施形態の対象となる帳票は、サイズの異なる帳票A及びBから成るサイズ識別対象帳票12と、同一サイズの帳票C及びDから成るものの帳票種が異なり、罫線の配置位置が異なる配置パターン識別対象帳票13と、同一サイズの帳票E及びFから成るものの帳票の種類(例えば、前記出金伝票、入金伝票、振込伝票、公共料金振込伝票他の如く、伝票が作成された目的により用紙サイズや文字記入位置が異なるの帳票の種類)が異なり、タイトル文字列が同一の文字列識別対象帳票14とに大別される。
前記したサイズ識別対象帳票12は、サイズをファクターとして帳票種を識別した際には、単純処理のために処理が高速になるものの、同一サイズで内容が異なる帳票は識別できないと言う特性があり、罫線の配置パターン識別対象帳票13は、帳票内の罫線枠の位置や大きさ等をファクターとして識別できるものの、帳票の一部のみが異なる類似帳票の識別が困難であると言う特徴があり、文字列識別対象帳票14は、予め印刷された所定のタイトル文字列をファクターとして識別できるものの、文字の読み取り処理を必要とするために処理速度が遅くなると言う特性がある。
本実施形態による帳票識別方法及びプログラムを適用した光学文字読取システムは、前述の各種類の帳票であっても高速に帳票種を識別することができ、図2に示す如く、多種類の帳票が混在した入力用帳票21をスキャナ装置22によって読み取り、該読み取った画像情報(イメージデータ)や後述する帳票識別のための識別データ他を記憶しておき、前記帳票の画像情報を基に帳票識別から文字認識までを行うコンピュータ23を備え、該コンピュータ23は、前記読み込んだ画像情報26と、該画像情報26のサイズ情報に対応したサイズ別帳票種情報(例えば、B5サイズは帳票A、A4サイズは帳票B,C,D,E,F)を格納したサイズ識別データ27と、帳票に記載された罫線の配置パターン情報に対応した配置パターン別帳票種情報(例えば、配置パターン1は帳票A、配置パターン2は帳票B他)を格納した配置パターン識別データ28と、記載された文字列情報に対応した文字列別帳票種情報(例えば、「総合振替依頼票」の文字列は帳票C、「会員申込書」は帳票D他)を格納した文字列識別データ29とを格納したメモリ25と、本実施形態による帳票識別プログラムを含む一連のプログラムに従って前記メモリ25に格納した各種データを用いて帳票種類を識別する処理その他を制御するCPU24と、その他キーボード及びディスプレイ他(図示せず)とから構成される。
次に本光学文字読取システムの動作を図3以降を参照して説明する。尚、後述するステップ32/36/38によるサイズ/配置パターン/文字列の識別を行うか否かの設定は、操作者が文字読み取りを行う対象の複数の帳票の特徴(図1に示した各帳票特徴)を目視にて確認し、どの特徴の帳票枚数が多い/少ない等に応じて任意に設定するものである。
さて、本実施形態による光学文字読取システムは、サイズと罫線の配置パターンと文字列の各ファクターを帳票識別に用いるものであって、まず、コンピュータ23のCPU24が、図2に示した多種の帳票が混在した入力用帳票21をスキャナ装置22によって読み取り、該読み取った帳票毎の画像情報を取得するステップ31と、前記画像情報のサイズ(縦横寸法/ドット数他)を識別すると設定されているか否かを判定するステップ32と、該ステップ32によりサイズを識別すると判定したとき、画像(情報)の縦横寸法(インチ又はmm)値又はドット数(ピクセル数)値他によるサイズを前記サイズ識別データ27のサイズ情報と比較して認識するステップ33と、該認識したサイズを基に帳票が特定できるか否かを(例えば識別したサイズの帳票が1種のときは特定する)判定し、特定できると判定したときに帳票識別が成功として文字データを読み込むステップ34と、該ステップ34において同一サイズの異種帳票が複数存在し、帳票種を特定することができないと判定したとき、識別した同一サイズの帳票種を絞り込むステップ35とを行う。
次いで本光学文字読取システムは、前記ステップ35に続くか又は前記ステップ32においてサイズ識別をしないと判定したとき、帳票の罫線配置パターンを識別すると設定されているか否かを判定するステップ36と、該ステップ36において配置パターンを識別すると設定されていることを判定したとき、画像情報に含まれる罫線枠の位置や大きさ等の配置パターンの識別を前記配置パターン識別データ28の配置パターン情報と比較して行うステップ37と、該ステップ37によって帳票を特定できたか否かを(例えば識別した配置パターンが種のときは特定する)判定し、特定できると判定したときに帳票識別が成功として文字データを読み込むステップ34と、該ステップ34において特定できないと判定したとき、該識別した同一配置パターンの帳票種に絞り込むステップ35とを行う。
更に本システムは、前記ステップ35に続くか又は前記ステップ36において配置パターン識別をしないと判定したとき、帳票の文字列を識別すると設定されているか否かを判定するステップ38と、該ステップ39において文字列を識別すると判定されたとき、画像情報中の文字列情報を認識して前記文字列識別データ29の文字列情報と比較して識別するステップ39と、該ステップ39に続くか前記ステップ38において文字列識別を行わないと判定したとき、帳票を特定したか否かを判定し、特定したと判定したときに特定した帳票種に応じてデータの読み込みを行い、特定できないと判定したときに後述する識別失敗修正画面に移行するステップ34とを順次行う。これらの各ステップは、帳票識別プログラムの複数のコンピュータ処理機能により実行される。
このように本実施形態は、前記ステップ35において絞り込まれ限定された帳票の種類を、次段の帳票を特定するステップ34における絞り込みに用い、帳票を特定する際に前記絞り込んだ範囲において帳票の特定が判定される。即ち本実施形態による光学文字読取システムは、前記サイズ識別によりサイズが識別された帳票の種類を基に帳票の種類を限定した後、又は前記パターン識別により罫線の配置パターンが識別された帳票の種類を限定した後、前記限定した帳票の種類から前記文字列識別を用いて帳票の種類の識別を行う。
このように本実施形態による帳票識別方法及び帳票識別プログラムを採用した光学文字読取システムは、帳票を読み込んだ画像のサイズと罫線配置パターンと記載された文字列の3種の識別条件により帳票種を絞り込みながら識別するため、帳票に予め帳票種類を識別する識別情報を設けることなく高速に帳票種類を識別することができる。尚、前記配置パターンは、罫線配置のみに限られるものではなく、帳票に予め定められた記号・マーク・ロゴ等の配置が異なることにより帳票を識別可能なものであれば良い。
次いで、前記帳票種が特定できないと判定したときの操作者による識別失敗修正画面による処理を図4以降を参照して説明する。これら画面はコンピュータに接続されたディスプレイ上に表示され、キーボードやマウス等によって操作されるものであり、図4は帳票サイズを基にした識別失敗修正画面を示す図、図5は帳票罫線の配置パターンを基にした識別失敗修正画面を示す図、図6は文字列を基にした識別失敗修正画面を示す図である。
まず、図4に示したサイズ識別失敗修正画面41は、操作者が読み込んだ帳票の画像情報、本例の場合は小さい正方形状の「振替依頼申込書」の画像情報を画面右上に表示させ、画面左下のIDフォーマットから「帳票1」をマウス等により選択し、前記「振替依頼申込書」の画像上に左上端部を基点として「帳票1」のフォーマットによる画像を重ねて表示した例を示し、本図を参照すれば明らかな如く、帳票サイズが異なることが操作者により容易に認識でき、操作者が前記IDフォ−マットの帳票を順次重ねて表示することによってサイズによる帳票識別(選択)を容易に行うことができる。
次いで図5に示した配置パターン識別失敗修正画面42は、操作者が前記「振替依頼申込書」の画像情報を表示させ、画面左下のIDフォーマットから「帳票3」をマウス等により選択し、前記「振替依頼申込書」の画像上に左上端部を基点として「帳票3」のフォーマットによる画像を重ねて表示した例を示し、本図を参照すれば明らかな如く、帳票サイズは同じであるものの、罫線のサイズ及び位置が異なることを操作者が容易に認識できる。
更に図6に示した文字列識別失敗修正画面43は、操作者が表示した「振替依頼申込書」の(入力)画像情報を表示させ、該画像情報に含まれる文字を認識し、予め複数の帳票毎に設定された文字列(キーワード)に対応して認識した文字列を表示するものであって、本例の場合、キーワード「振替依頼申込書」に対して認識した文字が「振?依頼??書」(「?」は認識不能文字を示す)であり、文字認識の不能により帳票識別ができなかったことが判り、操作者がキーボード等により「振替依頼申込書」を入力することにより、帳票を識別することができる。
この様に本実施形態による帳票識別方法は、コンピュータが画面上に識別できなかった帳票の画像情報を表示させ、この画像情報に重ねること又は文字認識結果を表示させることによって、帳票の識別結果を修正することができる。
このように本発明の帳票識別方法及び帳票識別プログラム並びに光学文字読取システムによれば、帳票の種類を識別するためのサイズ識別処理とパターン識別処理と文字列識別処理とを任意に選択して行うことによって、複数の帳票の種類を高速に識別することができる。
本発明による識別対象となる帳票例を示す図。 本発明の一実施形態による光学文字読取システムを示す図。 本発明による光学文字読取システムの動作フロー図。 本実施形態によるサイズ識別失敗修正画面を説明するための図。 本実施形態による配置パターン識別失敗修正画面を説明するための図。 本実施形態による文字列識別失敗修正画面を説明するための図。
符号の説明
11:識別対象、12:サイズ識別対象帳票、13:配置パターン識別対象帳票、14:文字列識別対象帳票、21:入力用帳票、22:スキャナ装置、23:コンピュータ、24:CPU、25:メモリ、26:画像情報、27:サイズ識別データ、28:配置パターン識別データ、29:文字列識別データ、41:サイズ識別失敗修正画面、42:配置パターン識別失敗修正画面、43:文字列識別失敗修正画面。

Claims (6)

  1. 複数種類の帳票のサイズ情報と罫線配置パターン情報とタイトル文字情報とを記憶しておき、帳票の画像を読み込み、前記帳票の種類をコンピュータにより識別する光学文字読取システムであって、
    前記コンピュータは、
    前記読み込んだ画像のサイズを前記記憶したサイズ情報と比較して帳票の種類を識別するサイズ識別処理と、
    前記読み込んだ画像の罫線配置パターンを前記記憶した罫線配置パターン情報と比較して帳票の種類を識別するパターン識別処理と、
    前記読み込んだ画像に含まれる文字列を前記記憶したタイトル文字列情報と比較して帳票の種類を識別する文字列識別処理とを、操作者による設定に従って選択して行い、
    前記各識別処理において帳票の種類が特定できないと判定したときには、読み込んだ帳票の画像とIDフォーマットをディスプレイ画面に表示し、操作者の操作によって選択されたIDフォーマットを画像表示して操作者に識別させる処理であって、サイズ認識失敗修正画面表示では画像情報と操作者により選択されたIDフォーマットの重ね表示を行ない、配置パターン識別失敗修正画面では画像情報と操作者により選択されたIDフォーマットの重ね表示を行ない、文字列認識失敗修正画面では認識した文字と認識不能文字記号の表示を行なう識別失敗修正画面表示処理を行う光学文字読取システム。
  2. 前記コンピュータは、前記サイズ識別によりサイズが識別された帳票の種類を基に帳票の種類を限定した後、又は前記罫線パターン識別により罫線配置パターンが識別された帳票の種類を限定した後、前記限定した帳票の種類から前記文字列識別により帳票の種類を識別する請求項1記載の光学文字読取システム。
  3. 複数種類の帳票のサイズ情報と罫線配置パターン情報とタイトル文字情報とを記憶しておき、帳票の画像を読み込み、前記帳票の種類をコンピュータにより識別する光学文字読取システムの帳票識別方法であって、
    前記コンピュータは、
    前記読み込んだ画像のサイズを前記記憶したサイズ情報と比較して帳票の種類を識別するサイズ識別機能と、
    前記読み込んだ画像の罫線配置パターンを前記記憶した罫線配置パターン情報と比較して帳票の種類を識別するパターン識別機能と、
    前記読み込んだ画像に含まれる文字列を前記記憶したタイトル文字列情報と比較して帳票の種類を識別する文字列識別機能とを、操作者による設定に従って選択して実行し、
    前記各識別処理において帳票の種類が特定できないと判定したときには、読み込んだ帳票の画像とIDフォーマットをディスプレイ画面に表示し、操作者の操作によって選択されたIDフォーマットを画像表示して操作者に識別させる処理であって、サイズ認識失敗修正画面表示では画像情報と操作者により選択されたIDフォーマットの重ね表示を行ない、配置パターン識別失敗修正画面では画像情報と操作者により選択されたIDフォーマットの重ね表示を行ない、文字列認識失敗修正画面では認識した文字と認識不能文字記号の表示を行なう識別失敗修正画面表示処理を行う帳票識別方法。
  4. 前記コンピュータは、前記サイズ識別機能によりサイズが識別された帳票の種類を基に帳票の種類を限定した後、又は前記パターン識別機能により罫線の配置パターンが識別された帳票の種類を限定した後、前記限定した帳票の種類から前記文字列識別機能により帳票の種類を識別する機能を実行する請求項3記載の帳票識別方法。
  5. 複数種類の帳票のサイズ情報と罫線配置パターン情報とタイトル文字情報とを記憶しておき、帳票の画像を読み込み、前記帳票の種類をコンピュータにより識別する光学文字読取システムの帳票識別プログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記読み込んだ画像のサイズを前記記憶したサイズ情報と比較して帳票の種類を識別するサイズ識別機能と、
    前記読み込んだ画像の罫線配置パターンを前記記憶した罫線配置パターン情報と比較して帳票の種類を識別するパターン識別機能と、
    前記読み込んだ画像に含まれる文字列を前記記憶したタイトル文字列情報と比較して帳票の種類を識別する文字列識別機能とを、操作者による設定に従って選択して実行させ、
    前記各識別処理において帳票の種類が特定できないと判定したときには、読み込んだ帳票の画像とIDフォーマットをディスプレイ画面に表示し、操作者の操作によって選択されたIDフォーマットを画像表示して操作者に識別させる処理であって、サイズ認識失敗修正画面表示では画像情報と操作者により選択されたIDフォーマットの重ね表示を行ない、配置パターン識別失敗修正画面では画像情報と操作者により選択されたIDフォーマットの重ね表示を行ない、文字列認識失敗修正画面では認識した文字と認識不能文字記号の表示を行なう識別失敗修正画面表示処理を実行させる帳票識別プログラム。
  6. 前記コンピュータに、前記サイズ識別機能によりサイズが識別された帳票の種類を基に帳票の種類を限定した後、又は前記パターン識別機能により罫線配置パターンが識別された帳票の種類を限定した後、前記限定した帳票の種類から前記文字列識別機能により帳票の種類を識別する機能を実行させる請求項5記載の帳票識別プログラム。
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