JP2010039783A - 文書処理装置、文書処理システム、文書処理方法、及び、文書処理プログラム - Google Patents

文書処理装置、文書処理システム、文書処理方法、及び、文書処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】帳票に係る画像データを生成する場合、帳票の記入領域に相当する画像データの矩形領域に対して、属性情報の設定を容易にする。
【解決手段】画像データの識別情報と、識別情報に関連付けられた画像データの矩形領域に関する矩形領域情報とを含む矩形領域リストを格納する記憶手段415と、画像データが印刷された用紙に付されている識別情報を取得する取得手段423と、取得手段により取得された識別情報に対応する矩形領域情報を、矩形領域リストから読み出す読出手段414と、読出手段により読み出された矩形領域情報に基づいて、用紙の矩形領域を特定する特定手段424と、特定手段により特定された矩形領域内の特徴情報を抽出する抽出手段426と、抽出手段により抽出された特徴情報に基づいて矩形領域の属性を示す属性情報を設定し、属性情報を、矩形領域情報に関連付けて矩形領域リストに書き込む設定手段425とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、文書処理装置、文書処理システム、文書処理方法、及び、文書処理プログラムに関する。
記入済みの紙帳票をスキャナ等のイメージデバイスを用いて読取り、記入内容に対しマーク認識、文字認識など各種認識処理を行うシステムがいくつか公知となっているが、帳票処理方法の設定に関しては、その帳票を作成した設計アプリケーションから行う場合がある。
例えば、特許第3770656号公報(特許文献1)のように、処理対象帳票のイメージデータから表・枠・罫線などを抽出し、処理対象候補領域としてユーザに提示し、ユーザはその中から本来処理すべき処理対象領域を、マウスとキーボードを使用して選択することで帳票処理の設定を行うことが提案されている。
また、特開2007−4523号公報(特許文献2)は、問題用紙を一度プリントアウトし、問題文の伏せたい部分、つまり回答をマーカで指定した後にスキャナで読ませることで、回答の文字列の抽出と回答文字列の消去を同時に行い、穴埋め問題を作成する方法が開示されている。
特許第3770656号公報 特開2007−4523号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、帳票の種類、および、帳票内の記入領域の数が増大すると、処理内容を設定しなければならないPC上の作業も増えてしまい、帳票処理設計者にも負担となる場合が多い。また、ツール毎に設定方法が異なる場合は、ツール毎に設定方法を覚えなければならない。したがって、できるだけ簡易に各種帳票処理設定が可能な方法が求められる。
また、特許文献2の技術では、どのような画像が入力されるかを予め知っておくことができないため、回答文字列で指定されたマーカの色を抽出するために、入力された画像の中の全ての領域を探索しなければならず、装置の処理効率が低下する恐れがある。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、帳票に係る画像データ(電子ファイル)を生成し、帳票の記入領域に相当する画像データの矩形領域に対して、属性情報の設定を容易にすることができる文書処理装置、文書処理システム、文書処理方法、及び、文書処理プログラムを提供することを目的とする。
本発明の一局面の文書処理装置は、画像データの識別情報と、該識別情報に関連付けられた前記画像データの矩形領域に関する矩形領域情報とを含む矩形領域リストを格納する第1記憶手段と、前記画像データが印刷された用紙に付されている前記識別情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された識別情報に対応する矩形領域情報を、前記矩形領域リストから読み出す読出手段と、前記読出手段により読み出された矩形領域情報に基づいて、前記画像データの矩形領域を特定する特定手段と、前記特定手段により特定された矩形領域内の特徴情報を抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された特徴情報に基づいて前記矩形領域の属性を示す属性情報を設定し、該属性情報を、前記矩形領域情報に関連付けて前記矩形領域リストに書き込む設定手段と、を備える。
また、本発明の他の局面の文書処理システムは、ネットワークを介して接続された情報処理装置と文書処理システムとを備える文書処理システムであって、前記情報処理装置は、矩形領域を有する画像データを生成する生成手段と、前記生成手段により生成された画像データを前記文書処理装置に送信する送信手段と、を備え、前記文書処理装置は、前記情報処理装置から前記画像データを受信する受信手段と、前記受信手段により受信された画像データ毎に前記識別情報を付加する付加手段と、前記受信手段により受信された画像データを解析して、前記画像データの前記矩形領域を抽出する解析手段と、前記付加手段により付加された識別情報と、前記解析手段により抽出された矩形領域の矩形領域情報とを含む矩形領域リストを格納する記憶手段と、前記画像データが印刷された用紙に付されている前記識別情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された識別情報に対応する矩形領域情報を、前記矩形領域リストから読み出す読出手段と、前記読出手段により読み出された矩形領域情報に基づいて、前記画像データの矩形領域を特定する特定手段と、前記特定手段により特定された矩形領域内の特徴情報を抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された特徴情報に基づいて前記矩形領域の属性を示す属性情報を設定し、該属性情報を、前記矩形領域情報に関連付けて前記矩形領域リストに書き込む設定手段と、を備える。
また、本発明に係る一局面の文書処理方法は、画像データの識別情報と、該識別情報に関連付けられた前記画像データの矩形領域に関する矩形領域情報とを含む矩形領域リストを格納する記憶手段を備える文書処理装置における文書処理方法であって、前記画像データが印刷された用紙に付されている前記識別情報を取得する取得ステップと、前記取得ステップにより取得された識別情報に対応する矩形領域情報を、前記矩形領域リストから読み出す読出ステップと、前記読出ステップにより読み出された矩形領域情報に基づいて、前記画像データの矩形領域を特定する特定ステップと、前記特定ステップにより特定された矩形領域内の特徴情報を抽出する抽出ステップと、前記抽出ステップにより抽出された特徴情報に基づいて前記矩形領域の属性を示す属性情報を設定し、該属性情報を、前記矩形領域情報に関連付けて前記矩形領域リストに書き込む設定ステップと、を有する。
なお、本発明の構成要素をコンピュータに実行させることができる文書処理プログラムに適用しても本発明の目的を達成することができる。
本発明によれば、帳票に係る画像データを生成し、帳票の記入領域に相当する画像データの矩形領域に対して、属性情報の設定を容易にすることができる文書処理装置、文書処理システム、文書処理方法、及び、文書処理プログラムを提供することができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
<文書処理システムの概要について>
図1は、本発明に係る文書処理システムにおける帳票設定シート作成についての概要を示す図である。以下、帳票設定シートを例に説明するが、帳票設定シートに限られることなく、電子的な画像データ上の任意の領域に属性情報を付与する場合であれば本発明を適用することができる。
図1に示す文書処理システムにおいて、まず、帳票作成者がPC(Personal Computer)上で作成した矩形領域を含む帳票デザインファイル101を文書処理装置100に送信する。文書処理装置100の設定画像作成手段410は、画像データ101から矩形領域を抽出し、また、帳票を識別するための識別子を付与し、識別子が付与された帳票デザインファイルを印刷して帳票設定シート102を出力する。ここで、帳票設定シートとは、識別子が付与された帳票デザインファイルを印刷した文書(用紙)のことをいう。
具体的には、まず、帳票作成者は、PC内のWord(登録商標)、Excel(登録商標)、Acrobat(登録商標)などの一般的な文書エディタを用いて、チェックボックスなどの矩形や、表形式の記入領域などを帳票用紙に見立てたエディタ内の領域に配置することで、帳票のレイアウトのデザイン(罫線や矩形などで記入欄を描いたもの)を行い、それを帳票デザインファイルとして保存する。
次に、帳票作成者は先に作成した帳票デザインファイルを、ネットワークを介して文書処理装置100に送信する。帳票デザインファイルを受信した文書処理装置100は、設定画像作成手段410において、帳票デザインファイルの各ページの中から記入領域の候補となる領域を抽出し、その座標値(領域情報)を記憶媒体に保存した後に、各ページの領域情報を一意に特定できるよう各ページの識別子を発行する。
次に、文書処理装置100の設定画像作成手段410は、発行した帳票の識別子をQR(Quick Response)コード(登録商標)やバーコードなどのシンボルに符号化し、各ページに重畳した後に帳票デザインファイル101を印刷して帳票設定シート102を出力する。ここで、識別子をQRコード(登録商標)などのシンボルに符号化したが、識別子は必ずしも符号化する必要はなく、帳票を識別できるものであれば何でもよい。次に、帳票設定シート102を用いた属性情報設定、すなわち各記入領域に属性情報(以下、記入属性ともいう)を設定する流れについて説明する。
図2は、本発明に係る文書処理システムにおける属性情報設定についての概要を示す図である。図2に示すように、文書処理装置100の属性情報設定手段420により、特徴が記入された帳票設定シート103をスキャンし、スキャンした画像から記入領域の特徴を抽出し、抽出した特徴に対応する記入属性を付与して記憶装置に保存する。
ここで、記入属性とは、各記入領域への記入が必須であるか否か、さらに記入時にマーク認識、文字認識、イメージ保存など、どのような処理を行うかを定義する情報を意味する。
具体的には、帳票作成者は、印刷された帳票設定シート102内の各記入領域を、設定したい記入属性に対応した色の筆記具で塗り潰す。その後、文書処理装置100内のカラースキャナを用いてその帳票設定シート103をスキャンする。
この例では記入属性に対応した色を塗り潰すことについて説明したが、これに限られず、例えば、記入属性に対応した文字、記号、数字などを用いてもよい。また、色と文字、記号、数字の組み合わせ(例えば、赤字の数字など)を記入領域に記入するようにすれば、記入領域の特徴を抽出するときの誤検出を減らすことができる。
次に、帳票設定シート103のスキャン画像(以降、「設定シート画像」ともいう)を取得した文書処理装置100は、属性情報設定手段420により、設定シート画像内から印刷時に重畳したQRコード(登録商標)などのシンボルを探し、それを復号することで帳票の識別子を取得し、その識別子を使用して記憶装置内にある(設定シート画像に対応した)記入領域候補の領域情報を取得する。
次に、属性情報設定手段420は、取得した領域情報の座標を用いて、設定シート画像の記入領域を特定し、特定した記入領域内の塗り潰し色(記入領域の特徴)を抽出し、その色に対応する記入属性を領域情報に加え、再び記憶装置に保存する。
属性情報設定完了後、帳票利用者は属性情報が設定済みの帳票デザインファイルを印刷し、印刷した帳票(属性情報が設定済みの帳票デザインファイルを印刷した用紙)への記入後にスキャナを用いて文書処理装置100内の帳票処理手段104に入力する。記入済み帳票の画像を受信した帳票処理手段104は、保存済みの記入領域に対応する記入属性に従い、各記入領域内の記入有無のチェックや記入に対する処理を行い、その結果を保存する。
<文書処理装置のハードウェア構成について>
本発明に係る文書処理装置のハードウェア構成について説明する。図3は、本発明に係る文書処理装置300のハードウェアの概略構成を示す図である。
図3に示すように、文書処理装置300は、制御部301、主記憶部302、補助記憶部303、ネットワークI/F304、QRコード/バーコードリーダ部305、入力部306、表示部307、印刷部308、スキャナ部309、などにより構成されている。
制御部301は、コンピュータの中で、各装置の制御やデータの演算、加工を行うCPUである。制御部301は、主記憶部302に記憶されたプログラムを実行する演算装置で、入力装置や記憶装置からデータを受け取り、演算、加工した上で、出力装置や記憶装置に出力する。
主記憶部302は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などであり、制御部301が実行する基本ソフトウェアであるOSやアプリケーションソフトウェアなどのプログラムやデータを記憶又は1次保存する記憶装置である。
補助記憶部303は、HD(Hard Disk)などであり、アプリケーションソフトウェアなどに関連するデータを記憶する記憶装置である。また、補助記憶部303には、文書処理装置が管理する各種情報(例えば、ユーザ情報など)が格納され、データベース(DB:DataBase)、ファイルシステム(FS:File System)などの機能により管理される。
ネットワークI/F304は、有線及び/又は無線回線などのデータ伝送路により構築されたLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などのネットワークを介して接続された通信機能を有する周辺機器と当該文書処理装置などのインタフェースである。
QRコード/バーコードリーダ部305は、記録媒体上に付されたQRコード(登録商標)やバーコードなどを読み込む機器である。
入力部306や表示部307は、キースイッチ(ハードキー)とタッチパネル機能(GUIのソフトウェアキーを含む:Graphical User Interface)を備えたLCD(Liquid Crystal Display)とから構成され、文書処理装置300が有する機能を利用する際のUI(User Interface)として機能する表示及び/又は入力装置である。
印刷部308は、C(シアン)、M(マゼンダ)、Y(イエロー)、K(ブラック)からなる画像データを受け取ると、インクジェット方式を用いて、受け取った画像データを記録媒体(印刷用紙)に出力(印刷)するプロッタ装置である。
スキャナ部309は、CCD(Charge Coupled Devices)光電変換素子からなるラインセンサとA/Dコンバータとこれらを駆動する駆動回路を備え、原稿読み取り面(コンタクトガラス上)にセットされた原稿をスキャンすることでRGB各8ビットのデジタル画像データを生成(原稿から情報を読み取り電子化)する読取装置である。
このように、文書処理装置300は、主記憶部302や補助記憶部103などの記憶装置に格納されたプログラムを制御部301で実行し、制御信号(制御命令)を各装置へ送出すること(各装置を制御すること)で、文書処理装置が有するコピー、スキャナ、プリンタなどのアプリケーションを実現し、文書処理装置で管理する情報、又は文書処理装置が接続されたシステム内で管理する情報を処理することができる。
<実施例1に係る文書処理装置の主要機能構成について>
図4は、実施例1に係る文書処理装置の主要機能構成を示すブロック図である。図4に示すように、文書処理装置400は、帳票設定シートを作成する機能(設定画像作成手段410)と、帳票設定シートの記入領域に記入属性を設定する機能(属性情報設定手段420)とを含む。
まず、図4に示す点線で囲まれる設定画像作成手段410について説明する。設定画像作成手段410は、受信手段411、画像データ作成手段412、解析手段413、画像データ管理手段414、記憶手段415、出力手段416を含む。
受信手段411は、ネットワークを介して、帳票作成者によりPC401を用いて作成された帳票デザインファイルを受信し、受信した帳票デザインファイルを画像データ作成手段412に出力する。なお、帳票デザインファイルはネットワークを介して取得する以外にも、SDカードなどの記憶媒体を文書処理装置100に直接接続することで取得することも可能である。
画像データ作成手段412は、受信手段411から帳票デザインファイルを取得すると、取得した帳票デザインファイルを解析手段413に出力する。また、画像データ作成手段412は、画像データ管理手段414から帳票の識別子を取得すると、識別子を符号化してQRコード(登録商標)を生成し、QRコード(登録商標)を帳票デザインファイルの各ページ画像に重畳することで印刷データを作成する。次に、画像データ作成手段412は、作成した印刷データを出力手段416に出力する。
解析手段413は、画像データ作成手段412から帳票デザインファイルを取得すると、取得した帳票デザインファイルをページ単位に分解し、各ページの中から記入領域の候補となる領域を、ページ単位の記入領域情報として抽出する。
この抽出処理の例として、以下では帳票デザインファイルのデータ形式としてPDF(Portable Document Format)形式のものを扱う例について説明する。PDF形式では図形をベクター形式で表現することができる。PDF文書を読み込み、そのPDF文書内のページごとに記入領域候補抽出処理を行う。
図5は、記入領域候補抽出処理の一例を示す図である。図5中[1]は矩形領域抽出対象である帳票デザインファイル内のページで、文字情報と図形情報により構成されている。ここから図形情報だけを抽出したものが[2]である。ここでいう図形情報とはPDF形式のデータであれば、"re"、"m"、"l"といったパス構築オペレータで表現されているオブジェクトの情報のことである。
ここで、この図形情報は電子文書の内部的には[2']のように1つの長方形と3つの線分により表現されている。ここで、長方形を4つの線分に分解して図形情報を線分だけで表現したものが[3]となる。この7本の線分の組み合わせにより、図形情報中に存在するすべての矩形を探索する。この例では[4]のように5つの矩形領域が抽出された。
また、文字情報に特定の図形文字が存在する場合は、その図形文字の座標を取得することで矩形とする。ここでいう矩形文字とは「□」、「○」、「◇」のような、帳票において一般的にチェックボックスの役目として使われるような文字のことである。
以上より、記入領域候補抽出処理において抽出されたこの5つの矩形領域には、互いに重なりあう矩形の組み合わせが存在する。本実施例では、他の矩形を内包しない矩形には最小矩形であるという情報を付加し、他の矩形を内包する矩形には最小矩形でないという情報を付加する。
よって、図5に示す例では、図5の[4]に示すように5つの矩形が得られ、そのうち、図5の[5]に示すように3つが最小矩形であるという結果が得られる。ここで得られた最小矩形を、記入領域候補として、抽出された記入領域候補の領域情報(以下、記入領域情報という)をまとめて画像データ管理手段414に出力する。
以上の処理を、帳票デザインファイル内の各ページに対し実行し、帳票デザインファイルのページ数の数だけ、記入領域情報を画像データ管理手段414に出力する。また、前述した処理ではPDF形式のファイルを例に説明したが、この形式に限らず、ベクター情報を取り扱うことのできる電子ファイル形式であれば同様の処理を適用することができる。
図4に戻り、画像データ管理手段414は、解析手段413から取得した記入領域情報を記憶手段415に保存し、各ページの記入領域を一意に特定するための識別子を発行する。さらに、画像データ管理手段414は、各ページに対して帳票の識別子を発行し、発行した帳票の識別子を画像データ作成手段412に出力する。
また、画像データ管理手段414は、この識別子による記入領域情報の検索を行う。画像データ管理手段414は、記入領域の識別子と記入領域情報を用いることで、その識別子に対応する記入領域情報が記憶手段415に既に存在するか否かを判断することができる。このとき、既に記入領域情報が記憶手段415に存在する場合は、画像データ管理手段414は、記入領域情報の上書き保存を行なって、記入領域情報の更新を行う。なお、画像データ管理手段414は、設定画像作成手段410、および属性情報設定手段420の両機能で用いられる。
記憶手段415は、帳票デザインファイルのページ毎に記入領域情報を保持する。図6は、記憶手段415が保持する記入領域情報の一例を示す図である。図6に示すテーブルの各行が一つの記入領域候補の領域情報に相当し、各記入領域候補の識別子番号と位置情報(x座標、y座標、幅、高さ)と属性とが格納される。
図6に示す例では、「識別子」は、帳票デザインファイルのページ毎に付与され、「番号」は、抽出された記入領域毎に付与される。「属性」は、記入領域を抽出した段階ではまだ情報が格納されていない。この「属性」については後述する。
図4に戻り、出力手段416は、例えば印刷部308などであり、画像データ作成手段412から印刷データを取得すると、印刷データを印刷して帳票設定シートを出力する。このとき、図7に示すように記入領域候補を他の領域とは区別できるようにして出力してもよい。
図7は、記入領域の強調処理の一例を示す図である。記入領域候補を強調した印刷処理を行いたい場合には、画像データ作成手段412内に加工手段を設ける。加工手段は、画像データ管理手段414から記入領域情報を取得して記入領域を特定し、この記入領域に係る罫線を太線に変更したり、記入領域以外の領域を薄い色(例えばグレー色)にしたりして、記入領域を強調する。
図4に示す画像データ作成手段412は、加工手段により加工された帳票デザインファイル(識別子付与済み)を出力手段416に出力すると、図7に示すように記入領域が強調された帳票設定シートが印刷されることになる。
これより、記入領域の強調処理を行なうことによって、帳票作成者は、どの領域に色を塗り潰せばよいか、又は、どの領域に記号、文字、又は数字を記入すればよいかが容易に認識できるようになる。
また、画像データ作成手段412は、後述する記憶手段428が保持する記入属性と記入色との対応表(図8)を取得し、この対応表を印刷するために帳票デザインファイルに付加して出力手段416に出力してもよい。このとき、対応表は帳票設定シートのフロントページとして印刷されてもよいし、帳票設定シートの裏に印刷されてもよい。
これより、帳票作成者は、記入属性と記入色との対応関係を覚えておく必要はなく、印刷された対応表を見ながら記入領域に記入属性の特徴(図8に示す例では記入色)を記入することができる。
以上、設定画像作成手段410の主要機能について説明した。次に、属性情報設定手段420について説明する。属性情報設定手段420は、読取手段421、画像処理設定手段422、特徴抽出手段426、属性情報管理手段427、記憶手段428、画像データ管理手段414、記憶手段415を含む。
読取手段421は、スキャナ部309などであり、記入領域に特徴が記入された帳票設定シートをスキャンし、帳票設定シートのスキャン画像である設定シート画像を取得し、画像処理設定手段422に出力する。
画像処理設定手段422は、取得手段423、特定手段424、設定手段425を含む。画像処理設定手段422は、読取手段421から設定シート画像を取得し、取得した設定シート画像に対して取得手段423により次の処理を行う。取得手段423は設定シート画像から帳票の識別子を取得し、取得した識別子を画像データ管理手段414に出力する。
画像データ管理手段414は、画像処理設定手段422内の取得手段423から帳票の識別子を取得し、取得した識別子に対応する記入領域候補を、記憶手段415を参照することで取得する。画像データ管理手段414は、記憶手段415から取得した記入領域候補を特定手段424に出力する。ここで、記入領域候補とは、図6に示すような領域の位置情報を含んでいることとする。
画像処理設定手段422内の特定手段424は、画像データ管理手段414から記入領域候補を取得し、取得した記入領域候補に基づいて設定シート画像内の記入領域を特定し、特定した記入領域の画像を切り抜いて特徴抽出手段426に出力する。なお、この特定手段424は、特徴抽出手段426により行われる処理としてもよい。
特徴抽出手段426は、特定手段424から特定された記入領域の画像から特徴を抽出する。ここでは、記入領域の画像内の特徴として記入色を用いる。記入色を抽出するには、まず切り抜き画像全体に対し、メディアンフィルタ処理などの平滑化処理を実行し、記入色の細かい変動を取り除く。次に画像の各画素の色を赤・緑・青の三色に分解し、画像全体での赤・緑・青、それぞれのヒストグラムを作成する。以上の処理を一つの切り抜き画像に対して実行すると、3つのヒストグラムを作成する。このヒストグラムのそれぞれのピーク値を使って、再度一つの色に合成することで、一つの切り抜き画像の中の記入色を取得する。
次に、特徴抽出手段426は、記入領域の識別番号と抽出した特徴(ここでは記入色)とを属性情報管理手段427に出力する。なお、記入領域の画像の特徴として記号、文字、数字などを用いる場合は、OCR(Optical Character Reader)処理を行って、これらを認識するようにすればよい。
属性情報管理手段427は、特徴抽出手段426から特徴(記入色)を取得すると、記憶手段428に保持されている記入属性と記入色との対応表を参照し、参照した取得した記入属性を、記入領域の識別番号と共に画像処理設定手段422内の設定手段425に出力する。
図8は、記憶手段428が保持する記入属性とリファレンス記入色との対応表の一例を示す図である。図8に示すように、記入属性とリファレンス記入色とが関連付けられている。例えば、「自由記述の必須記入領域」は「赤」、「チェックの必須記入領域」は「マゼンダ」と関連付けられている。
実施例1では、記入領域内の特徴として記入色を用いるので、特徴抽出手段426から検索要求と共に記入色が入力されると、属性管理手段427は、記入色とリファレンス記入色との間で、赤/緑/青の各色成分の差の二乗を計算し、それらを合算することで、記入色とリファレンス記入色との「距離」を計算する。この記入色との「距離」の計算を、図8に示す対応表の各リファレンス記入色の全てに対して行い、最も記入色との「距離」が短いリファレンス記入色に対応する記入属性を取得し、取得した記入属性と記入領域の識別番号とを検索結果として設定手段425に出力する。
図4に戻り、画像処理設定手段422内の設定手段425は、属性情報管理手段427から取得した記入領域の識別番号と記入属性、及び、取得手段423から取得した帳票の識別子を画像データ管理手段414に出力する。
画像データ管理手段414は、記憶手段415が保持する記入領域情報に対して、設定手段425から取得した記入属性を「属性」に書き込む。このとき、書き込む「属性」を含む記入領域情報は、設定手段425から取得した帳票の識別子に対応する記入領域情報であり、書き込む「属性」は、設定手段425から取得した各記入属性の識別番号に対応する「属性」である。
図9は、「属性」に記入属性が書き込まれた(更新された)後の記入領域情報の一例を示す図である。図9に示すように記入領域の識別番号「1」に対応する記入属性は「1」であり、これより、記入領域「1」は「自由記述の必須記入領域」であることがわかる。なお、図9に示す記入領域情報は、図6に示す記入領域情報を更新した時の状態を表している。
以上、実施例1に係る文書処理装置100の主要機能構成について説明したが、本発明に係る文書処理装置は前述した構成に限定されることはなく、各構成を組み合わせて1つの構成としたり、1つの構成を分離して2つの構成としたり、前述した処理内容を実現できるのであればいかなる構成をとってもよい。
<実施例1における帳票設定シート作成処理について>
図10は、実施例1における帳票設定シート作成を説明するためのシーケンス図である。ステップ101では、受信手段411は、PC401などから帳票デザインファイルを受信し、画像データ作成手段412に出力する。ステップ101に続いてステップ102に進み、画像データ作成手段412は、受信手段411から取得した帳票デザインファイルを解析手段413に出力する。
ステップ103に続いてステップ104に進み、解析手段413は、画像データ作成手段412から取得した帳票デザインファイルに対して領域抽出処理を行なって、矩形領域などを記入領域候補として抽出する。次にステップ105において、解析手段413は、抽出した記入領域候補を画像データ作成手段412に出力する。
ステップ105に続いてステップ106に進み、画像データ作成手段412は、解析手段413から取得した記入領域候補を画像データ管理手段414に出力する。ステップ106に続いてステップ107に進み、画像データ管理手段414は、帳票デザインファイルのページ毎に帳票識別子を生成する。ステップ107に続いてステップ108、109に進み、画像データ管理手段414は、画像データ作成手段412から取得した記入領域候補と、生成した帳票識別子とを記憶媒体415に書き込んで保存させる。
ステップ109に続いてステップ110に進み、記憶手段415は、画像データ管理手段414に保存完了を通知する。ステップ110に続いてステップ111に進み、画像データ管理手段414は、生成した帳票識別子を画像データ作成手段412に出力する。
ステップ111に続いてステップ112に進み、画像データ作成手段412は、画像データ管理手段414から取得した帳票識別子に対して符号化処理を行う。ここでは、QRコード(登録商標)を作成したりバーコードを作成したりする。なお、この処理は必ずしも必要ではない。
ステップ112に続いてステップ113に進み、画像データ作成手段412は、符号化された帳票識別子を帳票デザインファイルに重畳することで印刷データを作成する。ステップ113に続いてステップ114に進み、画像データ作成手段412は、出力手段416に印刷データを出力する。
ステップ114に続いてステップ115に進み、出力手段416は、画像データ作成手段412から取得した印刷データを印刷する。ステップ115に続いてステップ116に進み、出力手段416は、画像データ作成手段412に印刷が完了した旨通知する。
<実施例1における属性情報設定処理について>
図11は、実施例1における属性情報設定処理を説明するためのシーケンス図である。なお、図11では、図4に示す特定手段424が行う処理については、特徴抽出手段426により行うものとして説明する。
ステップ201、202において、読取手段421は、帳票作成者により記入領域に特徴が記入された帳票設定シートをスキャンし、スキャン画像(設定シート画像)を画像処理設定手段422に出力する。ステップ202に続いてステップ203、204、205に進み、画像処理設定手段422は、読取手段421から取得したスキャン画像に対して取得手段423を用いて帳票識別子を抽出し、抽出した帳票識別子を取得する。
ステップ205に続いてステップ206に進み、画像処理手段422は、取得手段423により抽出した帳票識別子を画像データ管理手段414に出力する。ステップ206に続いてステップ207に進み、画像データ管理手段414は、画像処理設定手段422から取得した帳票識別子に対応する記入領域候補を、記憶手段415から読み出すための要求を行う。
ステップ207に続いてステップ208に進み、記憶手段415が保持する記入領域情報から帳票識別子に対応する記入領域候補が読み出され、ステップ209において、記入領域候補が画像データ管理手段414に返される。
ステップ209に続いてステップ210に進み、画像データ管理手段414は、記憶手段415から読み出した記入領域候補を画像処理設定手段422に出力する。ステップ210に続いてステップ211に進み、画像処理設定手段422は、画像データ作成手段414から取得した記入領域候補に加えてスキャン画像を特徴抽出手段426に出力する。
ステップ211に続いてステップ212に進み、特徴抽出手段426は、画像処理設定手段422から取得した記入領域候補に含まれる座標、幅、高さなどの情報から記入領域を特定する。次に、特徴抽出手段426は、特定した記入領域に対応するスキャン画像の領域を切り出し、切り出した領域の特徴を抽出する。ここでは、記入色を抽出するとする。ステップ213において、特徴抽出手段426は、抽出した記入色と記入領域候補に含まれる記入領域識別子(図6に示す「番号」)とを属性情報管理手段427に出力する。
ステップ213に続いてステップ214、215に進み、属性情報管理手段427は、特徴抽出手段426から取得した記入色に対応する記入属性の読み出し要求を記憶手段428に行う。記入属性の読み出しに係る処理としては、前述したとおり、抽出した記入色と、記憶手段428が保持する対応表のリファレンス記入色との距離を算出し、一番距離が短いリファレンス記入色に対応する記入属性を読み出す。
ステップ215に続いてステップ216に進み、属性情報管理手段427は、記憶手段428から読み出した記入属性と、特徴抽出手段426から取得した記入領域識別子とを関連付けて画像処理設定手段422に出力する。
ステップ216に続いてステップ217に進み、画像処理設定手段422は、帳票識別子と、属性情報管理手段427から取得した記入領域識別子と記入属性とを画像データ管理手段414に出力する。
ステップ217に続いてステップ218、219に進み、画像データ管理手段414は、画像処理設定手段422から取得した帳票識別子と記入領域識別子とに基づいて、記憶手段415に保持される記入領域情報の「属性」に属性情報を書き込む(更新する)。具体的には、帳票識別子に基づいて図6に示すような記入領域情報を特定し、記入領域情報に含まれる記入領域識別子に対応する「属性」に、画像処理設定手段422から取得した記入属性を記憶手段415に書き込む。
ステップ219に続いてステップ220に進み、画像データ管理手段414は、記憶手段415から記入領域情報の更新が完了したことを通知される。ステップ221において、画像データ管理手段414は、画像処理設定手段422に対して記入領域情報の更新が完了したことを通知する。
以上、実施例1によれば、帳票に係る画像データを生成し、帳票の記入領域に相当する画像データの矩形領域に対して、属性情報の設定を容易にすることができる。
また、帳票デザインファイルを印刷する場合、抽出した記入領域を、記入領域以外の領域とは区別できるように印刷することで、帳票作成者は、どの領域に、属性情報に対応する特徴を記入すればよいかが容易に認識できるようになる。
また、帳票デザインファイルを印刷する場合、記入属性と特徴(実施例1の例では記入色)との対応表を合わせて印刷するようにすることにより、帳票作成者はこの対応関係を覚えておく必要はなく、対応関係を見ながら、属性情報(記入属性)に対応する特徴を記入領域に記入していくことができる。
実施例2における文書処理装置は、帳票デザインファイルを印刷して帳票設定シートを作成する際、設定色指定領域を設けることで、記入属性と、記入属性に対応する特徴との対応関係を新規に作成したり更新したりすることができる。
<実施例2に係る文書処理装置の主要機能構成について>
図12は、実施例2に係る文書処理装置の主要機能構成を示すブロック図である。ここで、図12に示す構成において、図4と同様の構成には図4と同じ符号を付しその説明を省略する。
図12に示すように、文書処理装置500は、設定画像作成手段510と属性情報設定手段520とを含む。設定画像作成手段510について、実施例1と異なるところは、属性情報管理手段511を含むことである。
属性情報管理手段511は、実施例1の属性情報管理手段427に加えて特徴指定領域を設けるための初期情報を保持している。図13は、属性情報管理手段511が保持する特徴指定領域601の初期情報の一例を示す図である。図13に示す例では、設定させるための特徴として色(以下、設定色という)を用いている。図13に示す初期情報により、後述する図14に示す設定色を記入(塗り潰し)させるためのボックス602に対応する「表示文字列」、指定領域内における「表示位置」を特定することができる。
なお、「表示位置」については、相対的な位置情報ではなく、後述する図14に示す設定色指定領域601内における具体的な座標で表してもよい。
画像データ管理手段414は、属性情報管理手段511から図13に示すような初期情報を取得し、画像データ作成手段412に出力する。これより、画像データ作成手段412は、取得した設定色指定領域601の情報に基づいて、帳票デザインファイルに設定色指定領域601を付加することができる。
図14は、設定色指定領域601を追加する処理の一例を示す図である。図14に示すように、印刷された帳票設定シートの下部には、設定色指定領域601が付加されている。なお、この設定色指定領域601は図13に示す所期情報に基づいて作成されている。例えば、設定色指定領域601における左上のボックスには、「必須記入領域(自由記述)」が印刷されている。また、設定色指定領域における右上のボックスには、「必須記入領域(チェック)」が印刷されている。
これより、設定色指定領域601内で抽出された特徴(記入色)の位置に基づいて、どの記入属性に対応する特徴(記入色)であるのかを判断することができる。
また、設定色指定領域601の領域情報は、記憶手段415に保存される。図15は、記憶手段415が保持する設定色指定領域601の領域情報の一例を示す図である。図15(a)は、記入領域情報と同じように格納される場合を示している。このとき、設定色指定領域601であることを示す情報が必要になるので、「設定」という項目を設けて、この「設定」にフラグが立っている領域が、設定色指定領域601であることを示すことにする。図15(a)に示す例では、領域番号「n」の領域が設定色指定領域を表している。
また、図15(b)は、図6に示す記入領域情報とは別に設定色指定領域601の領域情報を設ける場合を示している。図15(b)に示すように、記入領域情報と設定色指定領域601とを区別して保存する場合は、設定色指定領域601の位置情報のみを保存すればよい。
次に、図12に戻り、文書処理装置500における属性情報設定手段520について説明する。実施例1と異なるところは、属性情報更新手段521が新たに設けられていることである。属性情報更新手段521は、特徴抽出手段426の特徴抽出処理を行うことができるよう構成されている。
属性情報更新手段521は、スキャン画像と設定色指定領域601の領域情報とを画像処理設定手段422から取得する。このとき、画像処理設定手段422は、画像データ管理手段414を介して、記憶手段415から事前に設定色指定領域601の領域情報を取得しておく。また、属性情報更新手段521は、属性情報管理手段511が保持する初期情報についても画像処理設定手段422を介して取得する。
次に、属性情報更新手段521は、設定色指定領域601の領域情報に基づいて設定色指定領域601の領域を特定し、初期情報に基づいて設定色が記入されている位置を特定し、設定色を抽出する。属性情報更新手段521は、抽出した設定色を記入属性毎に記憶手段428が保持する対応表に書き込む。
<実施例2における帳票設定シート作成処理について>
図16は、実施例2における帳票設定シート作成処理を説明するためのシーケンス図である。図16に示す処理において、図10と同様の処理を行うものは図10と同じ符号を付し、その説明を省略する。
ステップ301において、画像データ作成手段412は、属性情報管理手段511に対して、特徴指定領域の初期情報(実施例2では設定色指定領域の初期情報)の取得要求を行なう。ステップ301に続いてステップ302に進み、属性情報管理手段511は、保持している特徴指定領域の初期情報を画像データ作成手段412に出力する。
ステップ303において、画像データ作成手段412は、属性情報管理手段511から取得した特徴指定領域の初期情報に基づく特徴指定領域を帳票デザインファイルに付加して印刷データを生成する。以降、この印刷データを出力手段416により印刷処理を行わせれば、図14に示すような設定色指定領域が付加された帳票設定シートを取得することができる。
<実施例2における属性情報設定処理について>
図17は、実施例2における属性情報設定処理を説明するためのシーケンス図である。図17に示す処理において、図11と同じ処理をするものは図11と同じ符号を付し、その説明を省略する。
ステップ401において、画像データ管理手段414は、記憶手段415から特徴指定領域情報と記入領域候補を読み出して取得する。ステップ401に続いてステップ402に進み、画像データ管理手段414は、記憶手段415から取得した特徴指定領域情報と記入領域候補とを画像処理設定手段422に出力する。
ステップ402に続いてステップ403に進み、画像処理設定手段422は、画像データ管理手段414から取得した特徴領域指定情報とスキャン画像とを属性情報更新手段521に出力する。
ステップ403に続いてステップ404、405に進み、属性情報更新手段521は、特徴領域指定情報からスキャン画像における特徴指定領域を特定し、特定した特徴指定領域から初期情報に基づいて記入属性に対応する特徴を抽出し、抽出した特徴を記憶手段428が保持する対応表に上書きする(更新処理)。
なお、ここでは、属性情報更新手段521は、特徴指定領域の初期情報を予め保持していることとするが、属性情報管理手段511から適宜取得するようにしてもよい。
ステップ405に続いてステップ406に進み、記憶手段428は対応表の特徴の更新が終了すると属性情報更新手段521に対して、対応表の更新が完了したことを通知する。ステップ406に続いてステップ407に進み、属性情報更新手段521は、記憶手段428から更新完了通知を取得すると、画像処理手段422に対応表の更新が完了したことを通知する。以降の処理については、更新された対応表に基づいて属性情報の設定処理が行われる。
以上、実施例2によれば、帳票作成者が設定色指定領域601に記入した設定色に基づいて、記憶手段428に保持される対応表を更新することができる。また、更新された対応表に基づいて属性情報が設定されるので、帳票作成者が設定した特徴を用いて属性情報を設定することが可能となり、帳票作成者にとっての利便性が向上したと言える。
[変形例1]
変形例1に係る文書処理装置について説明する。変形例1では、受信手段411が受信した画像データから矩形領域を抽出するだけではなく、読取手段421により取得したスキャン画像からも矩形領域を抽出する。
解析手段413は、前述した記入領域候補抽出処理以外にも、スキャン画像に対してOCR処理を施してレイアウト解析を行い、記入領域候補を抽出するようにする。このとき、解析手段413は、受信手段411から画像データを取得した場合は前述した記入領域候補抽出処理を行い、読取手段421からスキャン画像を取得した場合はOCR処理を行うというように処理を切り替える。
画像データ管理手段414によりスキャン画像にも帳票の識別子を割り振ることで、以降の処理は前述した処理と同様に行うことができ、本発明の目的を達成することができる。
また、識別子が付与された帳票設定シートに矩形領域を手書きで追加して帳票設定シートを修正する場合は以下の処理を行う。まず、修正後の帳票設定シートを読取手段421にスキャンさせ、取得手段423により識別子を取得させ、取得された識別子と同じ識別子が記憶手段415にあるときには、OCR処理を行って記入領域候補を抽出し、抽出した記入領域候補を記憶手段415に上書きする。
これより、容易に帳票設定シートの修正を行うことができる。なお、帳票設定シートをスキャンさせるときには、帳票設定シートの修正処理を行うのか、属性情報設定処理を行うのかのモード設定を行うことにより、明示的にこれらの処理を分けて行うことができるようにすればよい。
また、帳票設定シートの修正の別の例としては、属性情報設定処理を行うときに、記入領域候補のみの特徴抽出でいいかどうかを帳票作成者に確認させるようにしてもよい。このとき、記入領域候補以外の領域も特徴抽出することを帳票作成者により選択された場合、特徴抽出手段426は、記入領域候補以外の領域も特徴抽出することで、帳票作成者が記入領域以外にも特徴を記入した領域を抽出することができる。
次に、記入領域以外に特徴が抽出された領域の位置情報等を記憶手段415に追加で記憶する。これより、帳票に係る画像データを容易に修正することができる。このとき、新たに抽出された領域に関しては、領域の特徴も抽出されているので、この領域に記入された特徴に対応する記入属性も合わせて記憶手段415に保存するようにすればよい。これより、再度の特徴抽出は不要となる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、上記変形例以外にも種々の変形・変更が可能である。また、上記各実施例、変形例を組み合わせて1つの構成することも可能である。その際は、それぞれに対応する各モードを設けて、帳票作成者にモードを選択させて処理を実行させるようにすればよい。
また、上記実施例及び変形例において、文書処理装置は出力手段411、読取手段421を備える構成としたが、出力手段411、読取手段421を外部に設けて、文書処理装置はこれらから電子データを受信する構成とすることもできる。
なお、各実施例及び変形例において説明した処理内容をプログラムとし、このプログラムをコンピュータに実行させて前述した処理を文書処理装置に実行させることも可能である。また、このプログラムを記録媒体に記録し、このプログラムが記録された記録媒体をコンピュータに読み取らせて、前述した処理を文書処理装置に実行させることも可能である。
本発明に係る文書処理システムにおける帳票設定シート作成についての概要を示す図。 本発明に係る文書処理システムにおける属性情報設定についての概要を示す図。 本発明に係る文書処理装置のハードウェアの概略構成を示す図。 実施例1に係る文書処理装置の主要機能構成を示すブロック図。 記入領域候補抽出処理の一例を示す図。 記憶手段が保持する記入領域情報の一例を示す図。 記入領域の強調処理の一例を示す図。 記憶手段が保持する記入属性とリファレンス記入色との対応表の一例を示す図。 更新後の記入領域情報の一例を示す図。 実施例1における帳票設定シート作成を説明するためのシーケンス図。 実施例1における属性情報設定処理を説明するためのシーケンス図。 実施例2に係る文書処理装置の主要機能構成を示すブロック図。 属性情報管理手段が保持する特徴指定領域の初期情報の一例を示す図。 設定色指定領域を追加する処理の一例を示す図。 記憶手段が保持する設定色指定領域の領域情報の一例を示す図。 実施例2における帳票設定シート作成処理を説明するためのシーケンス図。 実施例2における属性情報設定処理を説明するためのシーケンス図。
符号の説明
100、200、300、400、500 文書処理装置
101 帳票デザインファイル(画像データ)
102 帳票設定シート
103 設定シート画像
301 制御部
302 主記憶部
303 補助記憶部
304 ネットワークI/F部
305 QRコード/バーコードリーダ部
306 入力部
307 表示部
308 印字部
309 スキャナ部
401 PC
410、510 設定画像作成手段
411 受信手段
412 画像データ作成手段
413 解析手段
414 画像データ管理手段
415、428 記憶手段
416 出力手段
420、520 属性情報設定手段
421 読取手段
422 画像処理設定手段
423 取得手段
424 特定手段
425 設定手段
426 特徴抽出手段
427、511 属性情報管理手段
521 属性情報更新手段
601 設定色指定領域
602 ボックス

Claims (10)

  1. 画像データの識別情報と、該識別情報に関連付けられた前記画像データの矩形領域に関する矩形領域情報とを含む矩形領域リストを格納する第1記憶手段と、
    前記画像データが印刷された用紙に付されている前記識別情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された識別情報に対応する矩形領域情報を、前記矩形領域リストから読み出す読出手段と、
    前記読出手段により読み出された矩形領域情報に基づいて、前記画像データの矩形領域を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された矩形領域内の特徴情報を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された特徴情報に基づいて前記矩形領域の属性を示す属性情報を設定し、該属性情報を、前記矩形領域情報に関連付けて前記矩形領域リストに書き込む設定手段と、
    を備える文書処理装置。
  2. 前記画像データを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された画像データ毎に前記識別情報を付加する付加手段と、
    前記受信手段により受信された画像データを解析して、前記画像データの前記矩形領域を抽出する解析手段と、
    前記付加手段により付加された識別情報と、前記解析手段により抽出された矩形領域の矩形領域情報とを関連付けて前記矩形領域リストに書き込む書込手段と、
    前記識別情報が付加された画像データを印刷する出力手段と、
    を備える請求項1記載の文書処理装置。
  3. 前記属性情報と、前記特徴情報とを関連付ける属性リストを格納する第2記憶手段を備え、
    前記設定手段は、前記属性リストから、前記抽出手段により抽出された特徴情報に対応する前記属性情報を取得し、取得した属性情報を設定する請求項1又は2記載の文書処理装置。
  4. 前記出力手段は、
    前記画像データを印刷する場合、前記第2記憶手段に格納される属性リストも印刷する請求項3記載の文書処理装置。
  5. 前記付加手段は、さらに、前記画像データに対し、前記属性情報と前記特徴情報との対応関係を設定する特徴設定領域を付加し、
    前記書込手段は、さらに、前記特徴設定領域に関する特徴設定領域情報を前記識別情報に関連付けて前記矩形領域リストに書き込み、
    前記読出手段は、さらに、前記取得手段により取得された識別情報に対応する特徴設定領域情報を読み出し、
    前記特定手段は、さらに、前記読出手段により読み出された特徴設定領域情報に基づいて、前記画像の特徴設定領域を特定し、
    前記抽出手段は、さらに、前記特定手段により特定された特徴設定領域に設定された前記属性情報と前記特徴情報との対応関係を抽出し、
    前記設定手段は、前記抽出手段により抽出された対応関係と前記特徴情報とに基づいて、前記矩形領域毎に前記属性情報を設定する請求項2記載の文書処理装置。
  6. 前記画像データの矩形領域を、該矩形領域以外の領域と区別できるように前記画像データを加工する加工手段と、
    前記印刷手段は、前記加工手段により加工された画像データを印刷する請求項2乃至5いずれか一項に記載の文書処理装置。
  7. 前記特徴情報は、前記矩形領域に記入された色、文字及び/又は記号である請求項1乃至6いずれか一項に記載の文書処理装置。
  8. ネットワークを介して接続された情報処理装置と文書処理装置とを備える文書処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    矩形領域を有する画像データを生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された画像データを前記文書処理装置に送信する送信手段と、
    を備え、
    前記文書処理装置は、
    前記情報処理装置から前記画像データを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された画像データ毎に前記識別情報を付加する付加手段と、
    前記受信手段により受信された画像データを解析して、前記画像データの前記矩形領域を抽出する解析手段と、
    前記付加手段により付加された識別情報と、前記解析手段により抽出された矩形領域の矩形領域情報とを含む矩形領域リストを格納する記憶手段と、
    前記画像データが印刷された用紙に付されている前記識別情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された識別情報に対応する矩形領域情報を、前記矩形領域リストから読み出す読出手段と、
    前記読出手段により読み出された矩形領域情報に基づいて、前記画像データの矩形領域を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された矩形領域内の特徴情報を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された特徴情報に基づいて前記矩形領域の属性を示す属性情報を設定し、該属性情報を、前記矩形領域情報に関連付けて前記矩形領域リストに書き込む設定手段と、
    を備える文書処理システム。
  9. 画像データの識別情報と、該識別情報に関連付けられた前記画像データの矩形領域に関する矩形領域情報とを含む矩形領域リストを格納する記憶手段を備える文書処理装置における文書処理方法であって、
    前記画像データが印刷された用紙に付されている前記識別情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにより取得された識別情報に対応する矩形領域情報を、前記矩形領域リストから読み出す読出ステップと、
    前記読出ステップにより読み出された矩形領域情報に基づいて、前記画像データの矩形領域を特定する特定ステップと、
    前記特定ステップにより特定された矩形領域内の特徴情報を抽出する抽出ステップと、
    前記抽出ステップにより抽出された特徴情報に基づいて前記矩形領域の属性を示す属性情報を設定し、該属性情報を、前記矩形領域情報に関連付けて前記矩形領域リストに書き込む設定ステップと、
    を有する文書処理方法。
  10. 請求項9記載の文書処理方法をコンピュータに実行させるための文書処理プログラム。
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