JP2010287003A - 緑化パネルメンテナンスシステム、緑化パネルメンテナンス管理サーバ、緑化パネルメンテナンス方法、プログラム及び記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】パネルIDが付与された緑化パネルの設置日時、メンテナンス日等の管理情報をサーバで管理し、緑化パネルの最適なメンテナンス時期にパネル情報の通知を行うことができる緑化パネルメンテナンスシステム等を提供する。
【解決手段】サーバ103は、抽出条件に従い、緑化パネルメンテナンス履歴情報の中からメンテナンス対象の緑化パネル109を抽出する(S801)。抽出した緑化パネル109のパネルIDを携帯端末105に送信する(S803)。携帯端末105は、メンテナンス対象のパネルIDを表示し(S805)、作業者はパネルIDに従いメンテナンス作業を行い、作業終了後、当該パネルIDを入力し(S807)、パネルIDを送信する(S809)。サーバ103は、受信したパネルIDをキーに緑化パネルメンテナンス履歴情報を検索し、当該緑化パネルのメンテナンス履歴情報にメンテナンス日時を上書きで更新する(S811)。
【選択図】図1
【解決手段】サーバ103は、抽出条件に従い、緑化パネルメンテナンス履歴情報の中からメンテナンス対象の緑化パネル109を抽出する(S801)。抽出した緑化パネル109のパネルIDを携帯端末105に送信する(S803)。携帯端末105は、メンテナンス対象のパネルIDを表示し(S805)、作業者はパネルIDに従いメンテナンス作業を行い、作業終了後、当該パネルIDを入力し(S807)、パネルIDを送信する(S809)。サーバ103は、受信したパネルIDをキーに緑化パネルメンテナンス履歴情報を検索し、当該緑化パネルのメンテナンス履歴情報にメンテナンス日時を上書きで更新する(S811)。
【選択図】図1
Description
本発明は、パネルIDが付与された緑化パネルの設置日時、メンテナンス日時等の管理情報をメンテナンス管理サーバで管理し、緑化パネルのメンテナンス時期等の通知を行う緑化パネルメンテナンスシステムに関する。
従来、複数個所に複数枚の緑化パネルを設置した場合、メンテナンスを実施すべき緑化パネルがどこに設置されているかを容易に知る手段がなかった。また、緑化パネルの植生種別や交換履歴に応じたメンテナンス管理が複雑になり、その結果メンテナンスの間隔が長くなってしまい緑化部分が枯れてしまう可能性があった。
先行技術として、樹木にバーコードを付与し樹木管理情報を管理するシステムが開示されている。(特許文献1を参照)
樹木名、科名、属名等の認識情報を表示したバーコードを樹木に付与し、バーコードを携帯端末で読み取り樹木管理センタ内のデータベースに反映する。これにより樹木の管理情報を一元管理することが可能となる。
先行技術として、樹木にバーコードを付与し樹木管理情報を管理するシステムが開示されている。(特許文献1を参照)
樹木名、科名、属名等の認識情報を表示したバーコードを樹木に付与し、バーコードを携帯端末で読み取り樹木管理センタ内のデータベースに反映する。これにより樹木の管理情報を一元管理することが可能となる。
しかしながら、特許文献1に記載の発明では、植物にIDが付与されておらず、IDをもとにした植物の設置日時やメンテナンス実行日時等のメンテナンス情報を管理することができない。
また、抽出条件に応じて次回メンテナンス時期を判定し、条件に該当する植物のIDを作業者に通知する手段もない。
また、抽出条件に応じて次回メンテナンス時期を判定し、条件に該当する植物のIDを作業者に通知する手段もない。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、パネルIDが付与された緑化パネルの設置日時、メンテナンス日等の管理情報をメンテナンス管理サーバで管理し、緑化パネルの最適なメンテナンス時期にパネル情報の通知を行う緑化パネルメンテナンスシステムを提供することである。
前述した目的を達成するために第1の発明は、パネルIDが付与された緑化パネルと、緑化パネルメンテナンス管理サーバと、携帯端末とから構成される緑化パネルメンテナンスシステムであって、前記緑化パネルメンテナンス管理サーバは、パネルIDと作業日時情報を関連付けた緑化パネルメンテナンス履歴情報を記録する履歴情報記録手段と、メンテナンス対象緑化パネルを前記緑化パネルメンテナンス履歴情報から抽出する抽出条件を記録する抽出条件記録手段と、前記抽出条件で前記緑化パネルメンテナンス履歴情報からメンテナンス対象緑化パネルを抽出する抽出手段と、パネルIDと当該緑化パネルの設置位置情報を関連付けた緑化パネル設置位置情報を記録する設置位置情報記録手段と、前記メンテナンス対象緑化パネルの緑化パネル設置位置情報を前記携帯端末に通知する通知手段と、を備え、前記携帯端末は、緑化パネルのパネルIDを入力する入力手段と、メンテナンス対象緑化パネルのパネル情報を受信する受信手段と、メンテナンス履歴情報を送信する送信手段と、を備えることを特徴とする緑化パネルメンテナンスシステムである。第1の発明に係る緑化パネルメンテナンスシステムを使用することによって、パネルIDが付与された緑化パネルの設置日時、メンテナンス日等の管理情報をメンテナンス管理サーバで管理し、緑化パネルの最適なメンテナンス時期にパネル情報の通知を行うことができる。
また、更に、天候情報を収集し、前記緑化パネルメンテナンス管理サーバに送信するセンサを含み、前記緑化パネルメンテナンス管理サーバは、前記センサから受信する天候情報を記録する天候情報記録手段、を更に備え、前記抽出手段は、前記抽出条件とともに、前記天候情報記録手段が記録した天候情報を参照してメンテナンス対象緑化パネルを抽出するものが望ましい。これにより、より最適なメンテナンス時期に通知を行うことが可能となる。
また、前記緑化パネルメンテナンス管理サーバは、前記センサの設置情報を記録する設置情報記録手段と、前記設置情報記録手段が記録したセンサ設置情報よりセンサIDとセンサ設置位置を取得し、当該センサに天候情報を問い合わせる問い合わせ手段と、を更に備えることが望ましい。これにより、最適なメンテナンス時期を判定することが可能となる。
前記緑化パネルメンテナンス管理サーバは、各緑化パネルの植生情報を記録する植生情報記録手段と、顧客との緑化パネル設置契約時の契約種別とパネルIDを関連付けた契約種別情報を記録する契約種別情報記録手段と、前記緑化パネルメンテナンス履歴情報と、前記植生情報記録手段で記録した植生情報と、前記契約種別情報記録手段で記録した契約種別情報とから、顧客に対する植生変更提案の可否を判定する植生変更提案可否判定手段と、を更に備えても良い。これにより、緑化パネルの維持メンテナンスが容易になるとともに、顧客ごとに適切な植生種別の緑化パネルを提案することができる。
第2の発明は、緑化パネルのメンテナンス履歴情報を管理する緑化パネルメンテナンス管理サーバであって、パネルIDと作業日時情報を関連付けた緑化パネルメンテナンス履歴情報を記録する履歴情報記録手段と、前記メンテナンス対象緑化パネルを前記緑化パネルメンテナンス履歴情報から抽出する抽出条件を記録する抽出条件記録手段と、前記抽出条件で前記緑化パネルメンテナンス履歴情報からメンテナンス対象緑化パネルを抽出する抽出手段と、パネルIDと当該緑化パネルの設置位置情報を関連付けた緑化パネル設置位置情報を記録する設置位置情報記録手段と、メンテナンス対象緑化パネルの緑化パネル設置位置情報を前記携帯端末に通知する通知手段と、を備えることを特徴とする緑化パネルメンテナンス管理サーバである。第2の発明に係る緑化パネルメンテナンス管理サーバを使用することによって、パネルIDが付与された緑化パネルの設置日時、メンテナンス日等の管理情報をメンテナンス管理サーバで管理し、緑化パネルの最適なメンテナンス時期にパネル情報の通知を行うことができる。
第3の発明は、パネルIDが付与された緑化パネルと、緑化パネルメンテナンス管理サーバと、携帯端末とから構成される緑化パネルメンテナンスシステムによる緑化パネルメンテナンス方法であって、前記携帯端末がパネルIDを入力するステップと、前記携帯端末がパネルIDを送信するステップと、前記緑化パネルメンテナンス管理サーバが前記携帯端末から受信したパネルIDと作業日時情報を緑化パネルメンテナンス履歴情報に記録するステップと、前記緑化パネルメンテナンス管理サーバが緑化パネルメンテナンス履歴情報よりメンテナンス対象緑化パネルを抽出するステップと、前記緑化パネルメンテナンス管理サーバがメンテナンス対象緑化パネルの緑化パネル設置位置情報を通知するステップと、前記携帯端末がメンテナンス終了後のパネルIDを送信するステップと、前記緑化パネルメンテナンス管理サーバがパネルIDとメンテナンス実行日時等履歴情報を緑化パネルメンテナンス履歴情報に記録するステップと、を備えることを特徴とする緑化パネルメンテナンス方法である。第3の発明に係る緑化パネルメンテナンス方法を使用することによって、パネルIDが付与された緑化パネルの設置日時、メンテナンス日等の管理情報をメンテナンス管理サーバで管理し、緑化パネルの最適なメンテナンス時期にパネル情報の通知を行うことができる。
第4の発明は、コンピュータを前記緑化パネルメンテナンス管理サーバとして機能させるプログラムである。第4の発明に係るプログラムを使用することによって、パネルIDが付与された緑化パネルの設置日時、メンテナンス日等の管理情報をメンテナンス管理サーバで管理し、緑化パネルの最適なメンテナンス時期にパネル情報の通知を行うことができる。
第5の発明は、コンピュータを前記緑化パネルメンテナンス管理サーバとして機能させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。第5の発明に係る記録媒体を使用することによって、パネルIDが付与された緑化パネルの設置日時、メンテナンス日等の管理情報をメンテナンス管理サーバで管理し、緑化パネルの最適なメンテナンス時期にパネル情報の通知を行うことができる。
本発明により、パネルIDが付与された緑化パネルの設置日時、メンテナンス日等の管理情報をメンテナンス管理サーバで管理し、緑化パネルの最適なメンテナンス時期にパネル情報の通知を行う緑化パネルメンテナンスシステムを提供することができる。
以下図面に基づいて、本発明の実施例1を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1での緑化パネルメンテナンスシステム101の概略構成を示す図である。
サーバ(緑化パネルメンテナンス管理サーバ)103と、携帯端末105がネットワーク107を介して通信可能に接続されている。顧客が指定した場所に設置される緑化パネル109は、各々にICタグ111が付与されており、緑化パネル109ごとにパネルIDが決まっている。ICタグ111でなく、バーコード、QRコード等でパネルIDを付与しても良い。
サーバ103は、パネルIDと、緑化パネル109の設置日時やメンテナンス日時等を関連づけた緑化パネルメンテナンス履歴情報を記録し、携帯端末105に、緑化パネル設置位置等のパネル情報を通知するサーバである。携帯端末105は、ICタグ111のパネルIDを入力しサーバ103に送信し、サーバ103が送信したメンテナンス対象の緑化パネルのパネル情報を受信する。
サーバ(緑化パネルメンテナンス管理サーバ)103と、携帯端末105がネットワーク107を介して通信可能に接続されている。顧客が指定した場所に設置される緑化パネル109は、各々にICタグ111が付与されており、緑化パネル109ごとにパネルIDが決まっている。ICタグ111でなく、バーコード、QRコード等でパネルIDを付与しても良い。
サーバ103は、パネルIDと、緑化パネル109の設置日時やメンテナンス日時等を関連づけた緑化パネルメンテナンス履歴情報を記録し、携帯端末105に、緑化パネル設置位置等のパネル情報を通知するサーバである。携帯端末105は、ICタグ111のパネルIDを入力しサーバ103に送信し、サーバ103が送信したメンテナンス対象の緑化パネルのパネル情報を受信する。
図2は、サーバ103のハードウエア構成図である。尚、図2のハードウエア構成は一例であり、用途、目的に応じて様々な構成をとることが可能である。
サーバ103は、制御部201、記憶部203、表示部205、入力部207、通信部209、メモリ213等がバス211を介して接続される。
制御部201は、記憶部203、メモリ213等に格納されるプログラムの実行を行い、バス211を介して接続された各装置を駆動制御し、サーバ103が行う後述する処理を実現する。
サーバ103は、制御部201、記憶部203、表示部205、入力部207、通信部209、メモリ213等がバス211を介して接続される。
制御部201は、記憶部203、メモリ213等に格納されるプログラムの実行を行い、バス211を介して接続された各装置を駆動制御し、サーバ103が行う後述する処理を実現する。
メモリ213は、各種プログラムやデータ等を格納する。
記憶部203は、HDD(ハードディスクドライブ)であり、制御部201が実行するプログラム、オペレーティングシステム、各種データ等を格納する。
表示部205は、CRTモニタ、液晶パネル等のディスプレイ装置等を備える。
記憶部203は、HDD(ハードディスクドライブ)であり、制御部201が実行するプログラム、オペレーティングシステム、各種データ等を格納する。
表示部205は、CRTモニタ、液晶パネル等のディスプレイ装置等を備える。
入力部207は、データの入力を行い、例えば、キーボード、マウス等のポインティングデバイス、テンキー等の入力装置を有する。入力部207を介して、コンピュータに対して、操作指示、動作指示、データ入力等を行うことができる。
通信部209は、コンピュータとネットワーク107との間の通信を媒介する通信インタフェースであり、ネットワーク107を介して、外部と接続及び通信する制御を行う。
バス211は、各装置間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
通信部209は、コンピュータとネットワーク107との間の通信を媒介する通信インタフェースであり、ネットワーク107を介して、外部と接続及び通信する制御を行う。
バス211は、各装置間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
図3は、携帯端末105のハードウエア構成図である。尚、図3のハードウエア構成は一例であり、用途、目的に応じて様々な構成をとることが可能である。
携帯端末105は、アンテナ部301、受信部303、送信部305、制御部307、メモリ309、表示部311、入力部313、位置情報取得部315等から構成される。
制御部307は、内蔵するプログラムに応じて、各種処理を行う。また、メモリ309から、プログラム及びデータを呼び出し、メモリ309に、プログラム及びデータを記憶させる。
制御部307は、内蔵するプログラムに応じて、各種処理を行う。また、メモリ309から、プログラム及びデータを呼び出し、メモリ309に、プログラム及びデータを記憶させる。
メモリ309は、制御部307における処理に使用されるプログラム及びデータ等を記憶している。
送信部305は、制御部307より供給されたデータを、アンテナ部301を介して送信する。
受信部303は、アンテナ部301を介してデータを受信し、制御部307に出力する。
送信部305は、制御部307より供給されたデータを、アンテナ部301を介して送信する。
受信部303は、アンテナ部301を介してデータを受信し、制御部307に出力する。
表示部311は、制御部307から供給されたデータを表示し、入力部313は、ICタグ111が発信するパネルIDを受信し、制御部307に受信したデータを出力する。なお、本実施の形態では、ICタグ111の電波を読み取る手段のみを示しているが、キーボードでパネルIDを入力する手段やバーコードを読み取る手段を備えてもよいし、いずれか1つの入力手段のみを備えるようにしてもよい。
位置情報取得部315は、携帯端末105の現在位置を取得するためのものであり、例えば、GPS(Global Positioning System)衛星との間の通信により現在地の位置情報(緯度及び経度)を検出するGPSである。
図4は、緑化パネル109に設置するICタグ111のハードウエア構成図である。
ICタグ111は、アンテナ部401、通信部403、メモリ405、制御部407等から構成される。
ICタグ111は、アンテナ部401、通信部403、メモリ405、制御部407等から構成される。
制御部407は、プログラムを実行し、各装置を駆動制御する。メモリ405は、プログラムやデータ等を格納する。
通信部403は、通常は携帯端末105と近距離無線通信を行う無線通信インタフェースであり、アンテナ部401を介して、携帯端末105と通信する制御を行う。
通信部403は、通常は携帯端末105と近距離無線通信を行う無線通信インタフェースであり、アンテナ部401を介して、携帯端末105と通信する制御を行う。
次に、図5及び図6を参照しながら、本発明の実施例1でのサーバ103、携帯端末105の機能を実現する構成例について説明する。
図5は、本発明の実施例1におけるサーバ103の構成例を示すブロック図である。
サーバ103は、緑化パネルメンテナンス履歴情報記録手段501、緑化パネルメンテナンス履歴情報抽出条件記録手段503、メンテナンス対象緑化パネル抽出手段505、メンテナンス対象緑化パネル情報通知手段507、設置位置情報記録手段509等を備える。
サーバ103は、緑化パネルメンテナンス履歴情報記録手段501、緑化パネルメンテナンス履歴情報抽出条件記録手段503、メンテナンス対象緑化パネル抽出手段505、メンテナンス対象緑化パネル情報通知手段507、設置位置情報記録手段509等を備える。
緑化パネルメンテナンス履歴情報記録手段501は、パネルIDと、当該緑化パネル109を設置した設置日時やメンテナンスを行ったメンテナンス日時等(作業日時情報)を関連付けた緑化パネルメンテナンス履歴情報を記録する。新規の緑化パネル109を設置した場合は、パネルIDと設置日時を緑化パネルメンテナンス履歴情報に新規に登録する。既存の緑化パネル109をメンテナンスした場合は、当該パネルIDのレコードにメンテナンス日時を記録する。
緑化パネルメンテナンス履歴情報抽出条件記録手段503は、緑化パネルメンテナンス履歴情報からメンテナンス対象の緑化パネル109を抽出するための条件を予め記録する。抽出条件は、例えば、「前回メンテナンス履歴がなく、設置日時から1カ月経過した緑化パネル」や「前回メンテナンスから1カ月経過した緑化パネル」等である。
メンテナンス対象緑化パネル抽出手段505は、抽出条件に従い緑化パネルメンテナンス履歴情報からメンテナンス対象の緑化パネル109のパネルIDを抽出する。抽出は、常時もしくは予め定められた契機に行われる。例えば、毎日午前8時に行う。
メンテナンス対象緑化パネル情報通知手段507は、抽出したメンテナンス対象の緑化パネル109のパネルIDをキーに設置位置情報から当該緑化パネルの設置位置を取得し、設置位置とパネルIDを携帯端末105に通知する。
設置位置情報記録手段509は、パネルIDと緑化パネル109の設置位置を関連付けて設置位置情報に記録する。顧客と設置契約した時点で記録しても良いし、作業発注前に記録しても良い。
設置位置情報記録手段509は、パネルIDと緑化パネル109の設置位置を関連付けて設置位置情報に記録する。顧客と設置契約した時点で記録しても良いし、作業発注前に記録しても良い。
図6は、携帯端末105の構成例を示すブロック図である。
図6に示すように、携帯端末105は、パネルID入力手段601、設置情報送信手段603、メンテナンス対象緑化パネル情報受信手段605、メンテナンス履歴情報送信手段607等を備える。
図6に示すように、携帯端末105は、パネルID入力手段601、設置情報送信手段603、メンテナンス対象緑化パネル情報受信手段605、メンテナンス履歴情報送信手段607等を備える。
パネルID入力手段601は、緑化パネル109に付与されているICタグ111が送信するパネルIDを読み取る。もしくは、緑化パネル109にバーコードが付与されており、バーコードリーダでパネルIDを読み取ったり、キーボードでパネルIDを入力したりしても良い。
設置情報送信手段603は、緑化パネル109の設置位置とパネルIDをサーバ103に送信する。
メンテナンス対象緑化パネル情報受信手段605は、サーバ103が送信したメンテナンス対象の緑化パネル109のパネルIDと設置位置を受信する。
メンテナンス履歴情報送信手段607は、メンテナンス後の緑化パネル109のメンテナンス日時等をサーバ103に送信する。
メンテナンス対象緑化パネル情報受信手段605は、サーバ103が送信したメンテナンス対象の緑化パネル109のパネルIDと設置位置を受信する。
メンテナンス履歴情報送信手段607は、メンテナンス後の緑化パネル109のメンテナンス日時等をサーバ103に送信する。
続いて、図7を用いて、本発明の実施例1での設置情報登録方法を説明する。
図7は、緑化パネル109を新規に設置する際の設置情報登録方法を示すフローチャートである。
緑化パネル109を新規に設置した場合、携帯端末105が当該緑化パネル109のパネルIDを入力し(S701)、パネルIDをサーバ103に送信する(S703)。サーバ103は、パネルIDを受信し、パネルIDと設置した設置日時を1レコードとして緑化パネルメンテナンス履歴情報に新規に登録する(S705)。設置日時については、サーバ103が、パネルID受信時もしくは登録時の日時を付与しても良いし、携帯端末105が、パネルID送信時の日時を付与して送信しても良い。
図7は、緑化パネル109を新規に設置する際の設置情報登録方法を示すフローチャートである。
緑化パネル109を新規に設置した場合、携帯端末105が当該緑化パネル109のパネルIDを入力し(S701)、パネルIDをサーバ103に送信する(S703)。サーバ103は、パネルIDを受信し、パネルIDと設置した設置日時を1レコードとして緑化パネルメンテナンス履歴情報に新規に登録する(S705)。設置日時については、サーバ103が、パネルID受信時もしくは登録時の日時を付与しても良いし、携帯端末105が、パネルID送信時の日時を付与して送信しても良い。
図8は、本発明の実施例1でのメンテナンス履歴情報通知更新方法を示すフローチャートである。
サーバ103は、予め記録されている抽出条件に従い、緑化パネルメンテナンス履歴情報の中からメンテナンス対象の緑化パネル109のパネルIDを抽出する(S801)。抽出したパネルIDをキーに設置位置情報より設置位置を取得し、携帯端末105にパネルIDと設置位置を送信する(S803)。
サーバ103は、予め記録されている抽出条件に従い、緑化パネルメンテナンス履歴情報の中からメンテナンス対象の緑化パネル109のパネルIDを抽出する(S801)。抽出したパネルIDをキーに設置位置情報より設置位置を取得し、携帯端末105にパネルIDと設置位置を送信する(S803)。
携帯端末105は、受信したパネルIDと設置位置を表示し(S805)、作業者がメンテナンス作業を行う。メンテナンス終了後、携帯端末105は、作業終了した緑化パネル109のパネルIDを入力し(S807)、サーバ103に送信する(S809)。
サーバ103は、受信したパネルIDと一致する緑化パネルメンテナンス履歴情報を抽出し、メンテナンス日時を更新する(S811)。メンテナンス日時については、サーバ103が、パネルID受信時もしくは更新時の日時を付与しても良いし、携帯端末105がパネルID送信時の日時を付与して送信しても良い。
実施例1によって、パネルIDが付与された緑化パネル109の設置日時、メンテナンス日等の管理情報をサーバ103で管理し、携帯端末105に対して緑化パネル109の最適なメンテナンス時期の通知を行うことができる。
サーバ103は、受信したパネルIDと一致する緑化パネルメンテナンス履歴情報を抽出し、メンテナンス日時を更新する(S811)。メンテナンス日時については、サーバ103が、パネルID受信時もしくは更新時の日時を付与しても良いし、携帯端末105がパネルID送信時の日時を付与して送信しても良い。
実施例1によって、パネルIDが付与された緑化パネル109の設置日時、メンテナンス日等の管理情報をサーバ103で管理し、携帯端末105に対して緑化パネル109の最適なメンテナンス時期の通知を行うことができる。
次に、本発明の実施例2について説明する。以下、実施例1の形態と同じ要素については同じ符号を付し、重複した説明を省略する。
図9は、実施例2での緑化パネルメンテナンスシステム101aの概略構成を示す図である。
サーバ103と、複数の携帯端末105がネットワーク107を介して通信可能に接続されている。センサ901は、天候情報を収集し、サーバ103に天候情報を送信する。天候情報は、例えば、雨量、気温、照度等である。センサ901は、緑化パネル109を設置した場所に設置する。
図9は、実施例2での緑化パネルメンテナンスシステム101aの概略構成を示す図である。
サーバ103と、複数の携帯端末105がネットワーク107を介して通信可能に接続されている。センサ901は、天候情報を収集し、サーバ103に天候情報を送信する。天候情報は、例えば、雨量、気温、照度等である。センサ901は、緑化パネル109を設置した場所に設置する。
図10は、センサ901のハードウエア構成図である。
センサ901は、アンテナ部1001、通信部1003、メモリ1005、制御部1007、測定部1009等から構成される。
センサ901は、アンテナ部1001、通信部1003、メモリ1005、制御部1007、測定部1009等から構成される。
制御部1007は、プログラムを実行し、各装置を駆動制御する。メモリ1005は、プログラムやデータ等を格納する。
通信部1009は、センサ901とネットワーク107との間の通信を媒介する通信インタフェースであり、アンテナ部1001を介して、ネットワーク107と通信する制御を行う。
通信部1009は、センサ901とネットワーク107との間の通信を媒介する通信インタフェースであり、アンテナ部1001を介して、ネットワーク107と通信する制御を行う。
測定部1009は、天候情報を測定するものであり、例えば、温度センサであれば、外気の気温を測定し、照度センサであれば、照度を測定する。測定部1009は、測定したデータを制御部1007に出力し、通信部1003を介してアンテナ部1001にデータを出力し、アンテナ部1001はデータを送信する。
次に、図11から図13を参照しながら、本発明の実施例2でのサーバ103、携帯端末105、センサ901の機能を実現する構成例について説明する。
図11は、実施例2におけるサーバ103の構成例を示すブロック図である。
サーバ103は、緑化パネルメンテナンス履歴情報記録手段501、緑化パネルメンテナンス履歴情報抽出条件記録手段1101、メンテナンス対象緑化パネル抽出手段505、メンテナンス対象緑化パネル情報通知手段1103、天候情報問い合わせ手段1105、センサ設置情報記録手段1107、緑化パネル設置位置情報記録手段1109、天候情報記録手段1111、緑化パネル契約種別情報記録手段1113、緑化パネル植生情報記録手段1115等を備える。
サーバ103は、緑化パネルメンテナンス履歴情報記録手段501、緑化パネルメンテナンス履歴情報抽出条件記録手段1101、メンテナンス対象緑化パネル抽出手段505、メンテナンス対象緑化パネル情報通知手段1103、天候情報問い合わせ手段1105、センサ設置情報記録手段1107、緑化パネル設置位置情報記録手段1109、天候情報記録手段1111、緑化パネル契約種別情報記録手段1113、緑化パネル植生情報記録手段1115等を備える。
緑化パネルメンテナンス履歴情報抽出条件記録手段1101は、緑化パネルメンテナンス履歴情報からメンテナンス対象の緑化パネル109を抽出するための条件を予め記録する。抽出条件は、例えば、「前回メンテナンス履歴がなく、設置日時から1カ月経過した緑化パネル」や「前回メンテナンスから1カ月経過した緑化パネル」等である。さらに、緑化パネル契約種別情報にある、メンテナンスの頻度を定めたメンテナンス種別を参照して、例えば、「3か月に1回のメンテナンス」等の条件を追加することも可能である。また、緑化パネル植生情報にある、植生種別を参照して、例えば、「植生が芝でかつ前回メンテナンスから2か月経過した緑化パネル」等の条件を追加することも可能である。天候情報を参照して、例えば、「植生が芝でかつ連続3日最高気温40度以上」、「雨量月1mm以下」等の条件も追加しても良い。
メンテナンス対象緑化パネル情報通知手段1103は、抽出したメンテナンス対象の緑化パネル109のパネルIDをキーに設置位置情報から当該緑化パネルの設置位置を取得し、設置位置とパネルIDを携帯端末105に通知する。
このとき、複数ある携帯端末105のうち特定の携帯端末105にパネル情報を通知しても良い。携帯端末105ごとに設置位置範囲を予め設定したり、携帯端末105が一定間隔でGPS情報をサーバ103に送信し、GPS情報から例えば半径1km以内の緑化パネル109のパネル情報を通知したりしても良い。また、すべての抽出結果を携帯端末台数で分割し、過不足なくそれぞれの携帯端末105に通知しても良い。
さらに、顧客からの要求に応じて、緑化パネルメンテナンス履歴情報をWeb画面で提示しても良い。この場合、顧客の認証が必要となり、ユーザIDや端末IDで認証を行う。
このとき、複数ある携帯端末105のうち特定の携帯端末105にパネル情報を通知しても良い。携帯端末105ごとに設置位置範囲を予め設定したり、携帯端末105が一定間隔でGPS情報をサーバ103に送信し、GPS情報から例えば半径1km以内の緑化パネル109のパネル情報を通知したりしても良い。また、すべての抽出結果を携帯端末台数で分割し、過不足なくそれぞれの携帯端末105に通知しても良い。
さらに、顧客からの要求に応じて、緑化パネルメンテナンス履歴情報をWeb画面で提示しても良い。この場合、顧客の認証が必要となり、ユーザIDや端末IDで認証を行う。
天候情報問い合わせ手段1105は、センサ設置情報を参照して、天候情報をセンサ901に問い合わせる。問い合わせを行う契機は予め決められており、例えば、3時間おきに実施する。また、センサ901に問い合わせるのではなく、インターネット上の天候情報提供サーバに対しセンサ901の設置位置情報をもとに問い合わせをしても良い。
センサ設置情報記録手段1107は、緑化パネル109の設置個所に設置したセンサ901の設置位置情報をセンサIDに関連づけて記録する。
センサ設置情報記録手段1107は、緑化パネル109の設置個所に設置したセンサ901の設置位置情報をセンサIDに関連づけて記録する。
緑化パネル設置位置情報記録手段1109は、緑化パネル109を設置した設置位置をパネルIDと関連付けて設置位置情報に記録する。設置位置は、携帯端末105が送信したデータを使用する。
天候情報記録手段1111は、センサ901から受信した天候情報もしくは天候情報提供サーバが提供した天候情報を、センサ901の設置位置と関連付けて記録する。さらに、天候情報を収集した日時を付与しても良い。収集した日時は、サーバ103が、天候情報受信時または記録時の日時でも良いし、携帯端末105が天候情報を送信した日時でも良い。
天候情報記録手段1111は、センサ901から受信した天候情報もしくは天候情報提供サーバが提供した天候情報を、センサ901の設置位置と関連付けて記録する。さらに、天候情報を収集した日時を付与しても良い。収集した日時は、サーバ103が、天候情報受信時または記録時の日時でも良いし、携帯端末105が天候情報を送信した日時でも良い。
緑化パネル契約種別情報記録手段1113は、顧客との契約種別をパネルIDと関連付けて緑化パネル契約種別情報に記録する。契約種別情報とは、メンテナンス種別や植生種別等を定めたものである。契約種別情報は、顧客との契約時や緑化パネル製造時や入庫時に予め記録する。
緑化パネル植生情報記録手段1115は、緑化パネル109に植え付けた植物の種別をパネルIDと関連付けて緑化パネル植生情報に記録する。
サーバ103は、緑化パネルメンテナンス履歴情報と緑化パネル契約種別情報と緑化パネル植生情報から、メンテナンス種別と比較して交換履歴の多い緑化パネル109を抽出し、顧客に対する植生種別変更や設置場所変更の提案が必要かどうか判定を行うことも可能である。すなわち、サーバ103は、顧客に対する植生変更提案の可否を判定する植生変更提案可否判定手段を備えても良い。例えば、交換履歴の多い緑化パネル109については現在の環境に適さない可能性が高いことから、他の植生種別に変更するように提案することができる。また、例えば、新規顧客に緑化パネル109の設置を勧める際、環境が似ている建物(例えば、隣接する建物など)において既に設置している緑化パネル109の交換が頻繁に行われている場合、その植生種別については設置をしないように提案することができる。
緑化パネル植生情報記録手段1115は、緑化パネル109に植え付けた植物の種別をパネルIDと関連付けて緑化パネル植生情報に記録する。
サーバ103は、緑化パネルメンテナンス履歴情報と緑化パネル契約種別情報と緑化パネル植生情報から、メンテナンス種別と比較して交換履歴の多い緑化パネル109を抽出し、顧客に対する植生種別変更や設置場所変更の提案が必要かどうか判定を行うことも可能である。すなわち、サーバ103は、顧客に対する植生変更提案の可否を判定する植生変更提案可否判定手段を備えても良い。例えば、交換履歴の多い緑化パネル109については現在の環境に適さない可能性が高いことから、他の植生種別に変更するように提案することができる。また、例えば、新規顧客に緑化パネル109の設置を勧める際、環境が似ている建物(例えば、隣接する建物など)において既に設置している緑化パネル109の交換が頻繁に行われている場合、その植生種別については設置をしないように提案することができる。
図12は、実施例2における携帯端末105の構成例を示すブロック図である。
携帯端末105は、パネルID入力手段601、設置情報送信手段603、メンテナンス緑化パネル情報受信手段605、メンテナンス履歴情報送信手段1201、パネル交換情報送信手段1203、位置情報入力手段1205等を備える。
携帯端末105は、パネルID入力手段601、設置情報送信手段603、メンテナンス緑化パネル情報受信手段605、メンテナンス履歴情報送信手段1201、パネル交換情報送信手段1203、位置情報入力手段1205等を備える。
メンテナンス履歴情報送信手段1201は、メンテナンス終了後に当該緑化パネル109のパネルIDを送信する。さらに、メンテナンス履歴としてメンテナンス実行の有無を送信しても良いし、雑草除去、施肥、刈り取り等のメンテナンス種別ごとのメンテナンス日時を送信しても良い。
パネル交換情報送信手段1203は、緑化パネル109を交換した場合に交換した緑化パネル109の交換情報を送信する。交換情報には、パネルID、設置位置等が含まれる。また、交換日時を付与しても良い。
位置情報入力手段1205は、緑化パネル109の設置位置を入力する。GPS機能を利用しても良いし、キーボードで住所を入力しても良い。
また、携帯端末105は、植生情報入力手段(図示せず)を備えていても良い。新規に設置した緑化パネル109に植え付けた植生の種別等を入力する。
また、携帯端末105は、契約種別情報入力手段(図示せず)を備えていても良い。顧客との契約種別を携帯端末105が入力する。
パネル交換情報送信手段1203は、緑化パネル109を交換した場合に交換した緑化パネル109の交換情報を送信する。交換情報には、パネルID、設置位置等が含まれる。また、交換日時を付与しても良い。
位置情報入力手段1205は、緑化パネル109の設置位置を入力する。GPS機能を利用しても良いし、キーボードで住所を入力しても良い。
また、携帯端末105は、植生情報入力手段(図示せず)を備えていても良い。新規に設置した緑化パネル109に植え付けた植生の種別等を入力する。
また、携帯端末105は、契約種別情報入力手段(図示せず)を備えていても良い。顧客との契約種別を携帯端末105が入力する。
図13は、センサ901の構成例を示すブロック図である。
センサ901は、天候情報収集手段1301、天候情報送信手段1303等を備える。
天候情報収集手段1301は、天候情報のデータを収集する。例えば、温度センサや照度センサ等を用いて収集する。単一のセンサで天候情報を収集しても良いし、複数のセンサで複数の情報を収集しても良い。
天候情報送信手段1303は、収集した天候情報をサーバ103に送信する。また、収集した日時を付与して送信しても良い。
センサ901は、天候情報収集手段1301、天候情報送信手段1303等を備える。
天候情報収集手段1301は、天候情報のデータを収集する。例えば、温度センサや照度センサ等を用いて収集する。単一のセンサで天候情報を収集しても良いし、複数のセンサで複数の情報を収集しても良い。
天候情報送信手段1303は、収集した天候情報をサーバ103に送信する。また、収集した日時を付与して送信しても良い。
次に、図14を用いて、本発明の実施例2での設置情報登録方法を説明する。
図14は、緑化パネルを新規に設置する際の設置情報登録方法を示すフローチャートである。
図14は、緑化パネルを新規に設置する際の設置情報登録方法を示すフローチャートである。
携帯端末105は、緑化パネル109のパネルIDを入力し(S1401)、さらに設置位置を入力する(S1403)。入力したパネルIDと設置位置をサーバ103に送信する(S1405)。サーバ103は、受信したパネルIDと設置位置、設置日時を関連付けて、緑化パネルメンテナンス履歴情報に新規登録する(S1407)。設置日時については、サーバ103が、パネルID受信時もしくは登録時の日時を付与しても良いし、携帯端末105が、パネルID送信時の日時を付与して送信しても良い。
図15は、メンテナンス履歴情報通知更新方法を示すフローチャートである。
サーバ103は、抽出条件に従い、緑化パネルメンテナンス履歴情報の中からメンテナンス対象緑化パネルを抽出する(S1501)。抽出した緑化パネルのパネルIDをキーに設置位置情報から当該緑化パネルの設置位置を取得する(S1503)。サーバ103は、パネルIDと設置位置を送信する(S1505)。
携帯端末105は、受信したパネルIDと設置位置を表示し(S1507)、作業者は表示された情報に従い、メンテナンス作業を行う。メンテナンス終了後、携帯端末105は、メンテナンスが終了した緑化パネル109のパネルIDを入力し(S1509)、メンテナンス作業の内容がパネル交換の場合は(S1511)、新たに設置した緑化パネル109の交換情報を送信する(S1513)。メンテナンス作業内容がパネル交換でない場合は、作業を行ったパネルIDを送信する(S1515)。
サーバ103は、携帯端末105から交換情報を受信した場合、パネルを新たに交換したと判断して(S1517)、受信したパネルIDと交換日時を関連付けて緑化パネルメンテナンス履歴情報に新規登録する(S1521)。さらに、受信したパネルIDと設置位置を関連付けて設置位置情報に新規登録する(S1523)。交換情報を受信しなかった場合は、受信したパネルIDをキーに緑化パネルメンテナンス履歴情報を検索し当該緑化パネル109のメンテナンス実行日時を上書きで更新する(S1519)。
尚、メンテナンス履歴情報には、過去の全てのメンテナンス履歴を時系列順に記録しても良い。この場合には、メンテナンス実行日時を上書きで更新せず、過去のデータと併存させて記録する。
サーバ103は、抽出条件に従い、緑化パネルメンテナンス履歴情報の中からメンテナンス対象緑化パネルを抽出する(S1501)。抽出した緑化パネルのパネルIDをキーに設置位置情報から当該緑化パネルの設置位置を取得する(S1503)。サーバ103は、パネルIDと設置位置を送信する(S1505)。
携帯端末105は、受信したパネルIDと設置位置を表示し(S1507)、作業者は表示された情報に従い、メンテナンス作業を行う。メンテナンス終了後、携帯端末105は、メンテナンスが終了した緑化パネル109のパネルIDを入力し(S1509)、メンテナンス作業の内容がパネル交換の場合は(S1511)、新たに設置した緑化パネル109の交換情報を送信する(S1513)。メンテナンス作業内容がパネル交換でない場合は、作業を行ったパネルIDを送信する(S1515)。
サーバ103は、携帯端末105から交換情報を受信した場合、パネルを新たに交換したと判断して(S1517)、受信したパネルIDと交換日時を関連付けて緑化パネルメンテナンス履歴情報に新規登録する(S1521)。さらに、受信したパネルIDと設置位置を関連付けて設置位置情報に新規登録する(S1523)。交換情報を受信しなかった場合は、受信したパネルIDをキーに緑化パネルメンテナンス履歴情報を検索し当該緑化パネル109のメンテナンス実行日時を上書きで更新する(S1519)。
尚、メンテナンス履歴情報には、過去の全てのメンテナンス履歴を時系列順に記録しても良い。この場合には、メンテナンス実行日時を上書きで更新せず、過去のデータと併存させて記録する。
図16は、本発明の実施例2での、センサを用いた天候情報取得方法を示すフローチャートである。
サーバ103は、センサ設置情報よりセンサの設置位置を取得し(S1601)、当該センサに天候情報を問い合わせる(S1603)。
センサ901は、問い合わせ指示に従い、現在の天候情報を収集し(S1605)、収集した天候情報を送信する(S1607)。
サーバ103は、受信した天候情報を設置位置と関連付けて記録する(S1609)。
サーバ103は、センサ設置情報よりセンサの設置位置を取得し(S1601)、当該センサに天候情報を問い合わせる(S1603)。
センサ901は、問い合わせ指示に従い、現在の天候情報を収集し(S1605)、収集した天候情報を送信する(S1607)。
サーバ103は、受信した天候情報を設置位置と関連付けて記録する(S1609)。
以上説明したように、実施例2によれば、パネルIDが付与された緑化パネル109の設置日時、メンテナンス日等の管理情報をサーバ103で管理し、緑化パネル109の最適なメンテナンス時期にパネル情報の通知を行うことができる。
また、各々の緑化パネル109をパネルIDで管理することによって、同一箇所に設置されている複数枚の緑化パネル109のうち、最近交換済み等の緑化パネル109に対してメンテナンスが不要であることを、作業者に知らせることにより、作業効率を高めることが可能である。
さらに、パネルIDで管理することによって、交換が頻繁に起こる可能性のある植生や設置個所等を抽出することも可能である。
作業者がメンテナンス作業を行う際に、携帯端末105が、緑化パネル109設置前後での天候情報の変化情報等をサーバ103に要求し、サーバ103は、変化情報等を送信することもできる。
また、各々の緑化パネル109をパネルIDで管理することによって、同一箇所に設置されている複数枚の緑化パネル109のうち、最近交換済み等の緑化パネル109に対してメンテナンスが不要であることを、作業者に知らせることにより、作業効率を高めることが可能である。
さらに、パネルIDで管理することによって、交換が頻繁に起こる可能性のある植生や設置個所等を抽出することも可能である。
作業者がメンテナンス作業を行う際に、携帯端末105が、緑化パネル109設置前後での天候情報の変化情報等をサーバ103に要求し、サーバ103は、変化情報等を送信することもできる。
以上、添付図面を参照しながら、本発明に係る緑化パネルメンテナンスシステム等の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
101、101a………緑化パネルメンテナンスシステム
103………サーバ
105………携帯端末
109………緑化パネル
111………ICタグ
103………サーバ
105………携帯端末
109………緑化パネル
111………ICタグ
Claims (8)
- パネルIDが付与された緑化パネルと、緑化パネルメンテナンス管理サーバと、携帯端末とから構成される緑化パネルメンテナンスシステムであって、
前記緑化パネルメンテナンス管理サーバは、
パネルIDと作業日時情報を関連付けた緑化パネルメンテナンス履歴情報を記録する履歴情報記録手段と、
メンテナンス対象緑化パネルを前記緑化パネルメンテナンス履歴情報から抽出する抽出条件を記録する抽出条件記録手段と、
前記抽出条件で前記緑化パネルメンテナンス履歴情報からメンテナンス対象緑化パネルを抽出する抽出手段と、
パネルIDと当該緑化パネルの設置位置情報を関連付けた緑化パネル設置位置情報を記録する設置位置情報記録手段と、
前記メンテナンス対象緑化パネルの設置位置情報を前記携帯端末に通知する通知手段と、
を備え、
前記携帯端末は、
緑化パネルのパネルIDを入力する入力手段と、
メンテナンス対象緑化パネルの設置位置情報を受信する受信手段と、
メンテナンス履歴情報を送信する送信手段と、
を備えることを特徴とする緑化パネルメンテナンスシステム。 - 更に、天候情報を収集し、前記緑化パネルメンテナンス管理サーバに送信するセンサを含み、
前記緑化パネルメンテナンス管理サーバは、
前記センサから受信する天候情報を記録する天候情報記録手段、
を更に備え、
前記抽出手段は、前記抽出条件とともに、前記天候情報記録手段が記録した天候情報を参照してメンテナンス対象緑化パネルを抽出することを特徴とする請求項1に記載の緑化パネルメンテナンスシステム。 - 前記緑化パネルメンテナンス管理サーバは、
前記センサの設置情報を記録する設置情報記録手段と、
前記設置情報記録手段が記録したセンサ設置情報よりセンサIDとセンサ設置位置を取得し、当該センサに天候情報を問い合わせる問い合わせ手段と、
を更に備えることを特徴とする請求項2に記載の緑化パネルメンテナンスシステム。 - 前記緑化パネルメンテナンス管理サーバは、
各緑化パネルの植生情報を記録する植生情報記録手段と、
顧客との緑化パネル設置契約時の契約種別とパネルIDを関連付けた契約種別情報を記録する契約種別情報記録手段と、
前記緑化パネルメンテナンス履歴情報と、前記植生情報記録手段で記録した植生情報と、前記契約種別情報記録手段で記録した契約種別情報とから、顧客に対する植生変更提案の可否を判定する植生変更提案可否判定手段と、
を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の緑化パネルメンテナンスシステム。 - 緑化パネルのメンテナンス履歴情報を管理する緑化パネルメンテナンス管理サーバであって、
パネルIDと作業日時情報を関連付けた緑化パネルメンテナンス履歴情報を記録する履歴情報記録手段と、
前記メンテナンス対象緑化パネルを前記緑化パネルメンテナンス履歴情報から抽出する抽出条件を記録する抽出条件記録手段と、
前記抽出条件で前記緑化パネルメンテナンス履歴情報からメンテナンス対象緑化パネルを抽出する抽出手段と、
パネルIDと当該緑化パネルの設置位置情報を関連付けた緑化パネル設置位置情報を記録する設置位置情報記録手段と、
メンテナンス対象緑化パネルの設置位置情報を前記携帯端末に通知する通知手段と、
を備えることを特徴とする緑化パネルメンテナンス管理サーバ。 - パネルIDが付与された緑化パネルと、緑化パネルメンテナンス管理サーバと、携帯端末とから構成される緑化パネルメンテナンスシステムによる緑化パネルメンテナンス方法であって、
前記携帯端末がパネルIDを入力するステップと、
前記携帯端末がパネルIDを送信するステップと、
前記緑化パネルメンテナンス管理サーバが前記携帯端末から受信したパネルIDと作業日時情報を緑化パネルメンテナンス履歴情報に記録するステップと、
前記緑化パネルメンテナンス管理サーバが緑化パネルメンテナンス履歴情報よりメンテナンス対象緑化パネルを抽出するステップと、
前記緑化パネルメンテナンス管理サーバがメンテナンス対象緑化パネルの設置位置情報を通知するステップと、
前記携帯端末がメンテナンス終了後のパネルIDを送信するステップと、
前記緑化パネルメンテナンス管理サーバがパネルIDとメンテナンス実行日時等履歴情報を緑化パネルメンテナンス履歴情報に記録するステップと、
を備えることを特徴とする緑化パネルメンテナンス方法。 - コンピュータを請求項5に記載の緑化パネルメンテナンス管理サーバとして機能させるプログラム。
- コンピュータを請求項5に記載の緑化パネルメンテナンス管理サーバとして機能させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009139788A JP2010287003A (ja) | 2009-06-11 | 2009-06-11 | 緑化パネルメンテナンスシステム、緑化パネルメンテナンス管理サーバ、緑化パネルメンテナンス方法、プログラム及び記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009139788A JP2010287003A (ja) | 2009-06-11 | 2009-06-11 | 緑化パネルメンテナンスシステム、緑化パネルメンテナンス管理サーバ、緑化パネルメンテナンス方法、プログラム及び記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010287003A true JP2010287003A (ja) | 2010-12-24 |
Family
ID=43542658
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009139788A Pending JP2010287003A (ja) | 2009-06-11 | 2009-06-11 | 緑化パネルメンテナンスシステム、緑化パネルメンテナンス管理サーバ、緑化パネルメンテナンス方法、プログラム及び記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010287003A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014013512A (ja) * | 2012-07-04 | 2014-01-23 | Sharp Corp | 撮像装置、管理サーバ、情報ディスプレイ、撮像方法、情報通知システム、撮像通信システム、プログラム、及び記録媒体 |
WO2022113911A1 (ja) * | 2020-11-25 | 2022-06-02 | ファナック株式会社 | 支援装置及び機械システム |
-
2009
- 2009-06-11 JP JP2009139788A patent/JP2010287003A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014013512A (ja) * | 2012-07-04 | 2014-01-23 | Sharp Corp | 撮像装置、管理サーバ、情報ディスプレイ、撮像方法、情報通知システム、撮像通信システム、プログラム、及び記録媒体 |
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