JP2010286954A - ラダープログラムモニタ方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】モニタ画面上でのPLCのシーケンス動作の結果を示す内部メモリのデータ表示の変化や、ラダー図上でのデータ表示の変化をユーザが誤認してしまう可能性を低減すること。
【解決手段】シーケンス動作の実行に伴い、ラダープログラム編集ツールのモニタ画面上で表示しているデータに変化がある場合には、そのデータの値を示す文字の色ないしは文字の背景色を変化させることでユーザにその変化を視覚的に認識可能とすること。
【選択図】図5
【解決手段】シーケンス動作の実行に伴い、ラダープログラム編集ツールのモニタ画面上で表示しているデータに変化がある場合には、そのデータの値を示す文字の色ないしは文字の背景色を変化させることでユーザにその変化を視覚的に認識可能とすること。
【選択図】図5
Description
本発明は、ラダープログラムモニタ方法に関するものである。
プログラマブルコントローラ(以下、PLC)と負荷とで制御系を構築した場合、PLCは、CPUと、システム制御プログラム(ファームウエア)や、ラダープログラム等のプログラムメモリや、入出力メモリ、内部リレーメモリ、データメモリ、等の内部メモリが、内部バスで相互接続され、CPUは、ラダープログラムをシステム制御プログラムに従い実行することで、入出力機器を介して、被制御機器を制御する。この制御に際して、CPUは、内部メモリに格納されている各種データを参照しながらラダープログラムを実行する。
そして、上記ラダープログラムは、ラダープログラム編集用のアプリケーションをロードした汎用のパーソナルコンピュータであるラダープログラム編集ツール上で設計される。ユーザは、ラダープログラムを設計した後、このラダープログラムのシーケンス動作を実行し、ラダープログラム編集ツールのモニタ画面上に上記内部メモリのデータを表示し、ラダープログラムの調整、等を実施している(特許文献1参照)。このデータには外部に接続されたセンサ等の入力機器やアクチュエータ等の出力機器の情報、内部の演算途中の情報や演算結果の情報を含む。
ところで、PLCのシーケンス動作に伴い、その結果を示す内部メモリ内の上記したデータも変化していく。そして、PLCにラダープログラム編集ツールを接続し、ラダープログラム編集ツールのモニタ画面上にシーケンス動作の結果を示す内部メモリデータをモニタ画面上の例えばデータビューウインドウ上に表示させ、このデータビューウインドウ上に表示されているデータ変化からラダープログラムの調整を行う際には、ユーザとしてはそのデータ変化を確認する必要がある。しかしながら、この確認ではデータの値が変化したかどうかを変化前の値と変化後の値とをユーザが記憶しておく必要があり、そのため、ラダープログラムにおける膨大な調整作業上では、誤認してしまう可能性も高くなる、という問題があることが指摘されている。
また、モニタ画面上にラダー図を表示してラダープログラムを編集するが、このラダープログラムは、プログラマブルコントローラによる制御シーケンスを定めるプログラムであり、ラダー図で記述される。ラダー図は、左右両端の垂直な二つの母線間を横方向水平に結ぶ平行な接続線上に、デバイス番号と共に押しボタンやスイッチやセンサ等の各種デバイスの状態に対応した命令が接点形状で表示され、また、リレーコイル、タイマ、シフトレジスタ等の各種デバイスへの命令が各種形状で表示される。そして、ラダー図上でもデバイス情報等のデータをモニタすることができる。しかしながら、このモニタにおいても、デバイス情報等のデータ変化の有無については上記と同様に誤認する可能性がある。
したがって、本発明により解決すべき課題は、モニタ画面上でのPLCのシーケンス動作の結果を示す内部メモリのデータ表示や、ラダー図上でのデータ表示をユーザが誤認してしまう可能性を低減することである。
本発明によるラダープログラム編集方法は、ラダープログラムをラダープログラム編集ツール上で設計した後、プログラマブルコントローラを用いて上記ラダープログラムのシーケンス動作を実行し、その実行状態を示すプログラマブルコントローラの内部メモリのデータをラダープログラム編集ツールのモニタ画面上に表示して、ラダープログラムの調整、等を実施するラダープログラム編集方法において、
上記シーケンス動作の実行に伴い、ラダープログラム編集ツールのモニタ画面上で表示しているデータに変化がある場合には、そのデータの値を示す文字の色ないしは文字の背景色を変化させることでユーザにその変化を視覚的に認識可能とする、ことを特徴とするものである。
上記シーケンス動作の実行に伴い、ラダープログラム編集ツールのモニタ画面上で表示しているデータに変化がある場合には、そのデータの値を示す文字の色ないしは文字の背景色を変化させることでユーザにその変化を視覚的に認識可能とする、ことを特徴とするものである。
このモニタ画面上で表示しているデータは、モニタ画面あるいはモニタ画面上に呼び出しているウインドウ上で表示している内部メモリデータだけでなく、モニタ画面上等で表示しているラダー図に表示している内部メモリデータを含むことができる。
本発明では、モニタ画面上に呼び出したデータビューウインドウ等により表示しているデータが変化したり、あるいはモニタ画面上のラダー図に表示しているデータが変化したりすると、そのデータの値を示す文字の色ないしは文字の背景色が変化するので、ユーザはその変化を視覚的に認識することが容易に可能となり、ラダープログラムの調整を行うに際してのデータ変化を誤認する可能性が低減する。
本発明によれば、モニタ画面上でのPLCのシーケンス動作の結果を示す内部メモリのデータに変化があれば、それに応じて色表示を変化させるようにしたので、ユーザがデータ変化を誤認する可能性が低減され、ラダープログラムの調整等を容易に行うことができるようになる。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施の形態に係るラダープログラム編集方法を説明する。図1は、実施の形態に用いるPLCシステムにおいて、そのPLCの内部ブロックを詳細に示すと共に、PLCに接続される入出力機器や、ラダープログラム編集ツールを示す。同図1に示すPLCシステム1は、PLC3と、入出力機器5と、被制御機器7とを含む。PLC3は、ラダープログラムを実行するCPU31、システム制御プログラム(ファームウエア)を格納するシステム制御メモリ32、ラダープログラムを格納するラダープログラムメモリ33、シーケンス動作の結果に関するデータ(入出力機器情報、内部演算途中情報や演算結果情報、等を含む)を記憶する内部メモリ34、入出力インターフェース35、通信インターフェース36を有し、これらは内部バス37で相互接続されている。
入出力インターフェース35には、センサやアクチュエータ等の各種入出力機器5が接続されている。各種入出力機器5には、機械や装置等の各種の被制御機器7が接続されている。
以上の構成において、PLC3の内部メモリ34には例えば図2で示すようにデータが記憶される。「アドレス」において、V2000等は変数のアドレスであり、「値」において「0000」等は変数の内容である。これらデータはPLC3がラダープログラムを実行した場合に、次々に更新されて書き換えられるようなラダープログラム実行結果のデータ(内部データ)である。
CPU31は、内部メモリ34のV2001,V2002,V2003,V2004,V2005に内部データの書き込み、読出し等の処理をし、ラダープログラム編集ツール9側からの内部メモリ34内のデータ読み出しにより当該内部メモリ34内のデータを送出する。
図3を参照してラダープログラム編集ツール9は、ラダープログラム作成編集ツールに用いる汎用パーソナルコンピュータであり、CPU91、システム制御メモリ92、データメモリ93、キーボードやマウス等の操作部94、通信インターフェース95、モニタ画面表示制御部96、モニタ画面(ディスプレイ)97、等を有する。モニタ画面97を図4および図5に示す。
ラダープログラム編集ツール9のCPU91は、上記PLC3の内部メモリ34にアクセスして該内部メモリ34に格納するデータを読み出すと共に、読み出したデータをデータメモリ93に格納する。そして、ユーザによる操作部94の表示操作で、CPU91は、モニタ画面表示制御部96を制御し、モニタ画面97上の表示領域97Aに、データビューウインドウ98を呼び出すと共に、そのデータビューウインドウ98上で内部メモリ34のアドレスV2000〜V2005と、それぞれのアドレスでの値を図4や図5(a)(b)で示すごとく表示する。
図4および図5(a)(b)は、モニタ画面97上に内部メモリ34に格納するデータが表示するデータビューウインドウ98が呼び出されている状態を示す。図4では、データビューウインドウ98にデータ変化前のデータが表示され、図5(a)(b)では、データビューウインドウ98にデータ変化後のデータが表示されている。そして、CPU91は、PLC3の内部メモリ34のデータに変化があると、変化があるデータの値を示す文字の色を図5(a)で示すように、あるいはその文字の背景色を図5(b)で示すように変化させる。
すなわち、アドレスV2000の値が「0000」から「0001」に、アドレスV2001の値が「0001」から「000A」に、アドレスV2002の値が「0002」から「000B」にそれぞれ変化した場合、文字色を変化前では値表示領域a,b,cそれぞれ内の文字色を図4の黒色であったのを、変化後では文字色を図5(a)の赤色(赤色を斜め字体(イタリック字体)で表示)に変化させている。あるいは、アドレスV2000の値が「0000」から「0001」に、アドレスV2001の値が「0001」から「000A」に、アドレスV2002の値が「0002」から「000B」にそれぞれ変化した場合、アドレスV2000、V2001、アドレスV2002それぞれの値表示領域a,b,cそれぞれの色を変化前では図4では白色であったのを、図5(b)では赤色(領域内に付したハッチングにて赤色であることを示す)に変化させている。
以上からユーザは、モニタ画面97の表示内容から、データの変化の有無を文字色の変化あるいは文字の背景色の変化から確認することができるようになり、データの変化の誤認をする可能性を低減させることができる。
図6(a)(b)は、モニタ画面97にラダー図を表示している。図6(a)は内部メモリデータ変化前、図6(b)は内部メモリデータ変化後でのラダー図が表示されている。なお、ラダー図形式のラダープログラムは、ラダープログラム編集ツール9のマウスやキーボード等の操作部94で編集、修正、変更等の作業が行われる。モニタ画面97には、ラダー図が、入力条件を記述する部分を表示する入力条件記述表示領域97aと、操作出力を記述する部分を表示する操作出力記述表示領域97bとに画面構成されている。入力条件記述表示領域97aと操作出力記述表示領域97bとの間には縦方向に境界線97cが表示されている。入力条件記述表示領域97aには、左端側に縦方向に母線M1が表示され、この母線M1から横方向行線L11…が行方向平行等間隔で複数表示され、各横方向行線L11…上にデバイス番号C1…と共に押しボタンやスイッチやセンサ等の入力機器が入力接点形状でシンボル表示されている。これら横方向行線L11…はラダープログラムをモニタ画面97上にラダー図形式で表示した場合のラダー図各行n1…を構成する。これら各種入力接点とそれらの組み合わせによるAND、OR、NOT、等の各種回路による入力条件の構成は本実施の形態では説明を略し、かつ、すべて同一の接点形式で表示している。
操作出力記述表示領域97b内には、入力条件記述表示領域97a内の各横方向行線L11…それぞれに個別対応して各種操作出力Copy,Math…が表示されている。
そして、例えば図6(a)で示すように操作出力Copy内には内部メモリ34のデータが例えばCopyではDS101に「12472」と文字表示され、DS103に「4506」と文字表示され、操作出力Mathの結果が例えば「12472」「7965」「4506」と文字表示されている。そして、これらデータが図6(b)で示すようにCopyではDS101に「12473」と文字表示され、DS103に「4507」と文字表示され、操作出力Mathの結果が例えば「12473」「7966」「4507」と文字表示される。これら図6(a)と図6(b)とではデータの値が相違していて、その相違を色変化で表示する。実施の形態では図6(a)は文字色が黒色であることを通常字体で、図6(b)では文字色が赤色であることを斜め字体で表示している。
以上説明したように本実施の形態では、モニタ画面97上に呼び出したデータビューウインドウ98により表示しているデータが変化したり、あるいはモニタ画面97上のラダー図に表示しているデータが変化したりすると、そのデータの値を示す文字の色ないしは文字の背景色が変化するので、ユーザはその変化を視覚的に認識することが容易に可能となり、ラダープログラムの調整を行うに際してのデータ変化を誤認する可能性が低減する。
1 PLCシステム
3 PLC(プログラマブルコントローラ)
5 入出力機器
7 被制御機器
9 ラダープログラム編集ツール
97 モニタ画面
98 データビューウインドウ
3 PLC(プログラマブルコントローラ)
5 入出力機器
7 被制御機器
9 ラダープログラム編集ツール
97 モニタ画面
98 データビューウインドウ
Claims (1)
- ラダープログラムをラダープログラム編集ツール上で設計した後、プログラマブルコントローラを用いて上記ラダープログラムのシーケンス動作を実行し、その実行状態を示すプログラマブルコントローラの内部メモリのデータをラダープログラム編集ツールのモニタ画面上に表示して、ラダープログラムの調整、等を実施するラダープログラム編集方法において、
上記シーケンス動作の実行に伴い、ラダープログラム編集ツールのモニタ画面上で表示しているデータに変化がある場合には、そのデータの値を示す文字の色ないしは文字の背景色を変化させることでユーザにその変化を視覚的に認識可能とする、ことを特徴とするラダープログラム編集方法。
Priority Applications (1)
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JP2009138967A JP2010286954A (ja) | 2009-06-10 | 2009-06-10 | ラダープログラムモニタ方法 |
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JP2010286954A true JP2010286954A (ja) | 2010-12-24 |
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JP2009138967A Pending JP2010286954A (ja) | 2009-06-10 | 2009-06-10 | ラダープログラムモニタ方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN104460489A (zh) * | 2014-11-12 | 2015-03-25 | 郑州众智科技股份有限公司 | 一种基于发电机组控制器的plc指令表转梯形图的方法 |
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2009
- 2009-06-10 JP JP2009138967A patent/JP2010286954A/ja active Pending
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CN104460489B (zh) * | 2014-11-12 | 2017-04-12 | 郑州众智科技股份有限公司 | 一种基于发电机组控制器的plc指令表转梯形图的方法 |
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