JP2010079354A - 分散型plcシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】各分散PLCのシーケンスプログラムを作成し直さずに、制御対象の制御を関係付けしたり、変更したりすることを可能とする。
【解決手段】複数の分散PLC1a−1cと、各分散PLCそれぞれのシーケンスプログラムの実行状態を管理していると共に、その管理情報から分散PLCそれぞれのシーケンスプログラムの実行を制御できる機能を持つコモンPLC2と、を備えた構成。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数のプログラマブルコントローラ(PLC)からなる分散型PLCシステムに関するものである。
PLCは生産設備に配備され、シーケンスプログラムを実行してそれに接続された生産設備内の各種機械や装置等の制御機器をシーケンス制御するようになっている。すなわち、PLCは、制御対象の状態に対応したスイッチやセンサ等の入力機器のON/OFF情報を入力し、ラダー言語などで書かれたシーケンスプログラムに沿って論理演算を実行すると共に、得られた演算結果に従い、リレー,バルブ,アクチュエータ等の出力機器に対し、ON/OFF情報の信号を出力することで制御対象の制御を実行するようになっている。このようなPLCを図5で示すようにサーバー20と複数の分散PLC21−23とをバス24に共通に接続した分散型PLCシステムがある。
この分散型PLCシステムでは、各分散PLC21−23に、サーバー20からシーケンスプログラムをダウンロードする一方、サーバー20からの生産等の指示により各分散PLC21−23はそれぞれのI/Oに接続した入力情報に従い独自にシーケンスプログラムを実行してそれぞれ出力機器をON/OFFして制御対象を制御するようになっている(特許文献1参照)。
上記分散型PLCシステムでは、ユーザがそれぞれの分散PLCそれぞれの制御対象の制御の一部を変更する場合、それぞれのシーケンスプログラムを作成し直したうえで、サーバー20から対応する分散PLC21−23にその作成したシーケンスプログラムをダウンロードすることが必要となる。このような作業には、プログラム設計に手間がかかるうえ、その費用等も相当に嵩む。
なお、分散型PLCシステムが開示されている文献には例えば特開2003−248506、特開2008−152532等がある。
特開2008−059532号 特開2003−248506号 特開2008−152532号
本発明は、上記分散型PLCシステムにおいて各分散PLCのシーケンスプログラムを変更したり、関係付けたりすることを、各分散PLCそれぞれのシーケンスプログラムを独自に作成しなおす必要なく簡単に行うことができるようにすることである。
本発明による分散型PLCシステムは、それぞれの制御対象を持ちシーケンスプログラムの実行によりそれらの制御機能を有する複数の分散PLCと、各分散PLCそれぞれのシーケンスプログラムの実行状態を管理していると共に、その管理情報から各制御対象の制御を関係付けるよう分散PLCそれぞれのシーケンスプログラムの実行を制御する機能を持つコモンPLCと、を備えたことを特徴とするものである。
本発明では、コモンPLCが、各分散PLCそれぞれのシーケンスプログラムの実行状態を管理していると共に、その管理情報から各制御対象の制御を関係付けるよう分散PLCそれぞれのシーケンスプログラムの実行を制御できる機能を持つので、各制御対象の制御を関係付けるために従来必要としていた各分散PLCそれぞれ独自のシーケンスプログラム変更を行う必要がなくなる。
従来では、各分散PLC独自に制御していた制御対象の制御を関係付けするためには、各分散PLCそれぞれのシーケンスプログラムを独自に作成しなおす必要があったのが、本発明では、コモンPLC側を設けたことで、その必要がなくなる分、費用や手間を大幅に削減することができる。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施の形態に係る分散型PLCシステムを説明する。図1は実施の形態に係る分散型PLCシステムの概略構成を示す。
図1を参照して、1a−1cは分散PLC、2はコモンPLC、3は制御ターゲットである。分散PLC1a−1cは、それぞれの制御対象を持ちシーケンスプログラムの実行によりそれらの制御機能を有する。
コモンPLC2は、各分散PLC1a−1cそれぞれからシーケンスプログラムが送られ、その送られたシーケンスプログラムをダウンロードされており、かつ、各分散PLC1a−1cと通信することで、各分散PLC1a−1cそれぞれによるシーケンスプログラムの実行状態を管理している。そしてコモンPLC2は、その管理情報から分散PLC1a−1cそれぞれのシーケンスプログラムの実行を制御することができる機能を持つ。
制御ターゲット3は、分散PLC1aの制御対象3a、分散PLC1bの制御対象3b、分散PLC1cの制御対象3cからなる。各分散PLC1a−1cは、それぞれ入出力部を備え、入力部には、制御対象3a−3cの状態に対応したスイッチやセンサ等の入力機器からON/OFF情報が入力され、また、シーケンスプログラム上の演算結果に従い、出力部からリレー,バルブ,アクチュエータ等の出力機器には、ON/OFF情報の信号が出力されるようになっていて、これにより、制御対象3a−3cの制御が実行されるようになっている。なお、分散PLC1a−1cとコモンPLC2は、図1で示すようにバス4で接続されていて有線で双方通信するようになっているが、それらに、例えば国際無線通信規格IEEE802.11に準拠の「Wi−Fi(wireless fidelity)」等の無線LANを適用し、無線で双方通信可能とすることができる。このような無線LAN接続は、上記「Wi−Fi」以外にも、IR(IrDA)、RF、LAN、WAN、IEEE1394ネットワーク、Bluetooth(登録商標)、ZIGBEEネットワーク等を含むことができる。
図2を参照して、コモンPLC2は、演算機能を有するCPU5、システムプログラムが格納されているシステムメモリ6、各分散PLC1a−1cそれぞれのシーケンスプログラムを管理するプログラムが格納されている管理メモリ7、CPU5のワークに用いるもので各分散PLC1a−1cのシーケンスプログラムが格納されるワークメモリ8、ユーザが各分散PLC1a−1cのシーケンスプログラムの一部を変更したり、それらシーケンスプログラムを編集したり、するなどの操作を行う操作部9、およびバスインターフェース10を有する。コモンPLC2においては、操作部9のユーザ操作により各分散PLC1a−1cそれぞれのシーケンスプログラムをワークメモリ8に格納することができるようになっている。この格納方法は何でもよく、上記には何等限定されない。
CPU5は、各分散PLC1a−1cとの通信により、各分散PLC1a−1cのシーケンスプログラムの実行状態を管理していると共に、その管理情報から各制御対象3a−3cの制御を関係付けるよう各分散PLC1a−1cのシーケンスプログラムの実行を制御することができるようになっている。
各分散PLC1a−1cはいずれも同構成なので代表として分散PLC1aの構成を説明すると、この分散PLC1aは、各種演算を行うCPU11、メモリ12、入力部13、出力部14、およびバスインターフェース15を備える。メモリ12は、システムプログラム、シーケンスプログラム等が格納されるメモリや、CPU11のワークに用いるメモリ等をまとめたものである。入力部13には、制御対象3aの状態に対応したスイッチやセンサ等の図示略の入力機器からON/OFF情報が入力され、また、出力部14からはシーケンスプログラム上の演算結果に従い、リレー,バルブ,アクチュエータ等の図示略の出力機器にON/OFF情報の信号が出力される。
図3を参照して分散PLC1aには図3(a)の入力条件を示す接点と操作出力を示す「A」とからなるシーケンスプログラムが格納され、分散PLC1bには図3(b)の入力条件を示す接点と操作出力を示す「B」とからなるシーケンスプログラムが格納され、分散PLC1cには図3(c)の入力条件を示す接点と操作出力を示す「C」とからなるシーケンスプログラムが格納されている。このシーケンスプログラムはラダー図形式で図解のため極めて簡略に図示されている。ラダー図の詳細は略するが、ラダー図は回路図が、あたかも、はしご状に描かれており、左右両端の垂直な二つの母線が動力をシンボリックに表わし、その間で水平に結ぶ平行な線上に接点回路の動力流れが示される。このようなラダー図形式のラダープログラムを作成、編集するには、例えば、パソコン等からなるラダー図編集装置等が使用される。各分散PLC1a−1cそれぞれのシーケンスプログラムは、このようなラダー図編集装置等で作成される。
また、コモンPLC2には、これら図3(a)−(c)のシーケンスプログラムが各分散PLC1a−1cから送られダウンロードされている。このダウンロード方法は何でもよく、その詳細は略する。ユーザは、操作部9を操作して、ダウンロードされている図3(a)−(c)のシーケンスプログラムに基づいて図4(a)や図4(b)のシーケンスプログラムで制御対象を制御させることができる。すなわち、従来では、図3(a)−(c)のシーケンスプログラムから制御対象を図4(a)や図4(b)のシーケンスプログラムで制御させるには、各分散PLC1a−1cのシーケンスプログラムを再設計し直す必要があるが、実施の形態では、その必要がない。コモンPLC2は好ましくは、図3(a)−(c)のシーケンスプログラムをラダー図形式で表示することができるディスプレイを備え、ユーザはそのディスプレイ上に表示されているシーケンスプログラムを見ながら、図4(a)や図4(b)のシーケンスプログラムで制御対象を制御できるよう操作する。コモンPLC2のCPU5は、操作部9の操作信号に従い、図3(a)−(c)のシーケンスプログラムに対して、図4(a)や図4(b)のシーケンスプログラムで制御対象を制御する。この制御は各分散PLC1a−1cに与えられ、各分散PLC1a−1cは、その制御指令に応答して制御対象を制御する。
以上から、分散PLC1a−1cは図3(a)−(c)で示すシーケンスプログラムをスキャン実行しているが、コモンPLC2により、それぞれのシーケンスプログラムの実行状態を管理され、図4(a)や図4(b)のシーケンスプログラムで制御対象を制御するように、それぞれのシーケンスプログラムの起動、終了等が制御される。その結果、分散型PLCシステム全体からみて制御対象3a−3cは図4(a)や図4(b)のシーケンスプログラムで制御実行させることができる。
以上説明したように本実施の形態では、コモンPLC2により、各分散PLC1a−1cのシーケンスプログラムの実行を制御できる機能を持つので、各分散PLC1a−1c独自のシーケンスプログラムを変更しなおす必要なく、分散型PLCシステム全体としてのシーケンスプログラムを変更したりすることができ、従来では、分散型PLCシステム全体で制御対象の制御の一部を変更したり修正したりする場合には、各分散PLC1a−1c個々にシーケンスプログラムを作成し直す必要があったこととくらべて、プログラム設計上の手間や、費用等を削減することができる。
図1は本発明の実施形態に係る分散型PLCシステムの概略構成を示す図である。 図2は図1のコモンPLCと分散PLCの構成を示す図である。 図3は各分散PLCが有するシーケンスプログラムを示す図である。 図4はコモンPLCにより作成されたシーケンスプログラムを示す図である。 図5は従来の分散型PLCシステムの概略構成を示す図である。
符号の説明
1a−1c 分散PLC
2 コモンPLC

Claims (2)

  1. それぞれの制御対象を持ちシーケンスプログラムの実行によりそれらの制御機能を有する複数の分散PLCと、
    各分散PLCそれぞれのシーケンスプログラムの実行状態を管理していると共に、その管理情報から各制御対象の制御を関係付けるよう上記分散PLCそれぞれのシーケンスプログラムの実行を制御する機能を持つコモンPLCと、
    を備えた、ことを特徴とする分散型PLCシステム。
  2. 上記コモンPLCは、各分散PLCそれぞれからシーケンスプログラムと、その実行情報と、が送られるようになっている、ことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
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