JP2010286201A - リンクサーバweb空調監視システム - Google Patents
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Abstract
【課題】クライアント端末にかかる負荷を軽減して監視対象以外の空調監視装置において発生した空気調和機のイベントをクライアント端末に通知し、ウェブブラウザによって監視すること。
【解決手段】ブラウザを有するクライアント端末2と、複数の空気調和機4を配下として空気調和機4の運転状態を監視する空調監視装置3aとを備える空調監視システム1であって、各空調監視装置3aは配下の空気調和機4のイベント情報を収集するイベント情報収集部12と、監視対象以外の空調監視装置3b,3cのイベント情報収集部12からイベント情報を取得するイベント検出部21と、イベント検出部21のイベント情報をクライアント端末2へ送信する第1通信部7とを備え、クライアント端末2はイベント情報をブラウザで表示する。
【選択図】図2
【解決手段】ブラウザを有するクライアント端末2と、複数の空気調和機4を配下として空気調和機4の運転状態を監視する空調監視装置3aとを備える空調監視システム1であって、各空調監視装置3aは配下の空気調和機4のイベント情報を収集するイベント情報収集部12と、監視対象以外の空調監視装置3b,3cのイベント情報収集部12からイベント情報を取得するイベント検出部21と、イベント検出部21のイベント情報をクライアント端末2へ送信する第1通信部7とを備え、クライアント端末2はイベント情報をブラウザで表示する。
【選択図】図2
Description
本発明は、リンクサーバWEB空調監視システムに関するものである。
従来、例えば、ビル内に設置された空気調和機の運転を集中監視する空調監視システムが知られている。このような空調監視システムにおいて、ビル内に備えられた空気調和機の運転制御等は、空気調和機とネットワークを介して接続されている空調監視装置により行われる。
特許文献1には、監視側の計算機と監視対象側のデータサーバとをインターネット等の汎用ネットワークで接続する監視システムの技術が開示されている。
特許文献1には、監視側の計算機と監視対象側のデータサーバとをインターネット等の汎用ネットワークで接続する監視システムの技術が開示されている。
ところで、空調監視システムは、クライアント端末が所定の時間間隔で空調監視装置に対し、監視配下の空気調和機の監視項目の問合せを行い、時々刻々と変化する空気調和機の運転状態のデータを取得するプル型の通信が行われている。
しかしながら、複数の空調監視装置が分散して配置される場合に、クライアント端末から複数の空調監視装置のそれぞれに対してプル型の通信を所定の時間間隔で行うと、クライアント端末に処理の負荷がかかる、或いは、クライアント端末において問合せに対する各空調監視装置からの応答を受信するまでの時間が長くなるという問題があった。
しかしながら、複数の空調監視装置が分散して配置される場合に、クライアント端末から複数の空調監視装置のそれぞれに対してプル型の通信を所定の時間間隔で行うと、クライアント端末に処理の負荷がかかる、或いは、クライアント端末において問合せに対する各空調監視装置からの応答を受信するまでの時間が長くなるという問題があった。
また、クライアント端末が監視対象の空調監視装置の画面を取得している場合には、監視対象でない他の空調監視装置の配下にある空気調和機の状態変化をクライアント端末に通知することができなかった。
さらに、空調監視システムは導入後において、メンテナンスを不要にすることが求められているため、空調監視システム専用のアプリケーション等を使用せずに、クライアント端末から監視したいという要望があった。
さらに、空調監視システムは導入後において、メンテナンスを不要にすることが求められているため、空調監視システム専用のアプリケーション等を使用せずに、クライアント端末から監視したいという要望があった。
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、クライアント端末にかかる負荷を軽減して監視対象以外の空調監視装置において発生した空気調和機のイベントをクライアント端末に通知でき、ウェブブラウザによって監視できる空調監視システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を採用する。
本発明は、ウェブブラウザを有するクライアント端末と、ビルに設置された複数の空気調和機を配下としてこれら空気調和機の運転状態を監視する空調監視装置とを備え、複数の前記空調監視装置のそれぞれがネットワークを介して接続されるとともに、前記空調監視装置と前記クライアント端末とがネットワークを介して接続され、前記空調監視装置は、前記クライアント端末に対して前記運転状態の情報を提供する空調監視システムであって、各前記空調監視装置は、配下の前記空気調和機のイベント情報を収集するイベント情報収集手段と、前記クライアント端末から監視対象とされている場合に、監視対象でない前記空調監視装置である他の前記空調監視装置のイベント情報収集手段から前記イベント情報を検出し、取得するイベント検出手段と、前記クライアント端末から監視対象とされている場合に、前記クライアント端末へ、前記イベント検出手段に検出されたイベント情報を送信する第1通信手段とを具備し、前記クライアント端末は、前記第1通信手段から取得した前記イベント情報を前記ウェブブラウザを介して表示する空調監視システムを提供する。
このような構成によれば、空調監視装置は、ビルに設置された空気調和機の運転状態を監視し、ネットワークを介して接続されているクライアント端末に対して運転状態の情報を提供する。空調監視装置の各々は、イベント情報収集手段によって配下の空気調和機のイベントが検出され、イベント情報を収集する。クライアント端末が監視対象としている空気調和装置のイベント検出手段は、ネットワークを介して接続されている監視対象でない他の空気調和装置の上記イベント情報収集手段からイベント情報を収集する。さらに、収集したイベント情報は、クライアント端末に送信される。クライアント端末によって取得されたイベント情報は、クライアント端末のウェブブラウザによって表示される。
このように、監視対象である空調監視装置のイベント検出手段が、監視対象でない他の空調監視装置の配下の空気調和機に関するイベント(例えば、空気調和機の故障、異常停止、及び異常停止復旧等)情報を収集し、収集したイベント情報をクライアント端末に送信させる。これにより、クライアント端末において、監視対象としている空調監視装置以外の空調監視装置の配下の空気調和機にイベントが生じた場合であっても、監視対象の空調監視装置のイベント検出手段を介して確実に空調監視システム全体のイベント情報を検出することができる。
また、クライアント端末が監視対象以外の空調監視装置からの情報をも受信するので、クライアント端末においては、監視対象でない他の空調監視装置側から情報がプッシュされているように見せることができる。
また、監視対象以外の空調監視装置からクライアント端末に通知される情報は、イベント情報であるので、空気調和機の運転/停止情報、冷房、暖房等の運転状態情報を通知する場合よりも情報量が低減される。これにより、これらのデータが送受信される伝送媒体にかかる負荷を低減できるとともに、クライアント端末のデータ処理にかかる負担を低減することができる。
また、監視対象以外の空調監視装置からクライアント端末に通知される情報は、イベント情報であるので、空気調和機の運転/停止情報、冷房、暖房等の運転状態情報を通知する場合よりも情報量が低減される。これにより、これらのデータが送受信される伝送媒体にかかる負荷を低減できるとともに、クライアント端末のデータ処理にかかる負担を低減することができる。
さらに、このようなイベント情報は、クライアント端末においてウェブブラウザを介して表示することができる。これにより、空調監視システム専用のソフトウェア等が不要となり、例えば、Internet Explorer(登録商標)等のフリーウェアによって、空調監視装置の監視が可能となることから、簡便に、空調監視システム配下の空気調和機のイベントを把握することができる。
上記空調監視システムの前記クライアント端末は、前記ウェブブラウザの表示の更新がされていない場合であっても、前記空調監視装置に対して送信した前記イベント情報の取得要求の応答結果を受信したときに、前記ウェブブラウザに通知することとしてもよい。
これにより、クライアント端末を使用するユーザのウェブブラウザの表示更新操作をしたか否かによらず、イベント情報の取得要求の応答結果を表示させることができる。
上記空調監視システムにおいて、配下の前記空気調和機の運転状態の情報である運転状態情報を収集する運転状態情報収集手段を具備し、前記クライアント端末から監視対象とされている場合に、前記第1通信手段を介して前記クライアント端末に対して前記運転状態情報が送信されることとしてもよい。
イベント検出手段とは別に、配下の空気調和機の運転状態情報が運転状態情報収集手段によって収集され、クライアント端末側に送信される。これにより、例えば、空調監視装置同士を接続するネットワークの異常があり、監視対象の空調監視装置が他の空調監視装置からイベント情報を得るのに遅延が生じている場合であっても、これと無関係に運転状態情報収集手段は運転状態情報を収集し、クライアント端末に送信することができる。
また、運転状態情報とイベント情報とが区別されてクライアント端末に送信されるので、それぞれの情報を収集するのにかかる時間やクライアント端末に送信されるタイミングは、互いに依存せず、独立して実行することができる。
また、運転状態情報とイベント情報とが区別されてクライアント端末に送信されるので、それぞれの情報を収集するのにかかる時間やクライアント端末に送信されるタイミングは、互いに依存せず、独立して実行することができる。
上記空調監視システムの前記運転情報収集手段が前記運転状態情報を収集し、前記クライアント端末に前記運転状態情報を送信する処理と、前記イベント検出手段が前記イベント情報を収集し、前記クライアント端末に前記イベント情報を送信する処理とを独立させることとしてもよい。
運転状態情報収集手段による運転状態情報の収集からクライアント端末に送信するまでの処理と、イベント検出手段によるイベント情報の収集からクライアント端末に送信するまでの処理とが独立しているので、運転状態情報収集手段の処理時間とイベント検出手段の処理時間とは互いに影響しない。例えば、監視対象の空調監視装置と他の空調監視装置間のネットワークで遅延等が生じていた場合にイベント検出手段による処理に時間がかかる場合であっても、運転状態情報収集手段の処理時間には影響しない。これにより、クライアント端末側で、イベント情報を取得できていない場合であっても、運転状態情報を取得していれば、先に運転状態情報を表示することができる。
上記空調監視システムの前記クライアント端末は、前記第1通信手段を介してイベント情報を取得した場合に、表示装置に前記イベント情報の変化を通知することとしてもよい。
イベント情報をクライアント端末の画面上に示すことにより、視覚的に空気調和機の変化を把握することが容易となる。また、画面上に通知する方法として、例えば、イベントが発生した空気調和機を含む空気調和装置を示すタブの色を変更する、イベントが発生したことをビープ音で通知する等がある。
本発明は、ウェブブラウザを有するクライアント端末と通信可能に接続され、ビルに設置された複数の空気調和機を配下としてこれら空気調和機の運転状態を監視する空調監視装置であって、前記空調監視装置は他の前記空調監視装置とネットワークを介して接続され、配下の前記空気調和機のイベント情報を収集するイベント情報収集手段と、前記クライアント端末から監視対象とされている場合に、監視対象でない前記空調監視装置である他の前記空調監視装置のイベント情報収集手段から前記イベント情報を検出し、取得するイベント検出手段と、前記クライアント端末から監視対象とされている場合に、前記クライアント端末へ、前記イベント検出手段に検出されたイベント情報を、送信する第1通信手段とを具備する空調監視装置を提供する。
本発明は、ビルに設置された複数の空気調和機を配下としてこれら空気調和機の運転状態を監視する空調監視装置を備える空調監視システムに用いられるクライアント端末であって、複数の前記空調監視装置と通信可能に接続され、ウェブブラウザと、監視対象でない前記空調監視装置である他の前記空調監視装置の配下にある前記空気調和機のイベント状態情報を取得するイベント情報取得手段と、前記空調監視装置から、イベント状態情報を取得するための要求を送信する第2通信手段とを具備し、前記ウェブブラウザによって前記イベント情報を表示するクライアント端末を提供する。
本発明は、ウェブブラウザを有するクライアント端末と、ビルに設置された複数の空気調和機を配下としてこれら空気調和機の運転状態を監視する空調監視装置とを備え、複数の前記空調監視装置のそれぞれがネットワークを介して接続されるとともに、前記空調監視装置と前記クライアント端末とがネットワークを介して接続され、前記空調監視装置は、前記クライアント端末に対して前記運転状態の情報を提供する空調監視システムに適用される制御方法であって、各前記空調監視装置の配下の前記空気調和機のイベント情報を収集し、前記クライアント端末から監視対象とされている前記空調監視装置が、監視対象でない前記空調監視装置である他の前記空調監視装置の前記イベント情報を検出し、取得し、前記クライアント端末から監視対象とされている前記空調監視装置が、前記取得したイベント情報を前記クライアント端末へ送信し、前記クライアント端末は、前記イベント情報を前記ウェブブラウザを介して表示する空調監視システムに適用される制御方法を提供する。
本発明によれば、クライアント端末にかかる負荷を軽減して監視対象以外の空調監視装置において発生した空気調和機のイベントをクライアント端末に通知でき、ウェブブラウザによって監視できるという効果を奏する。
以下に、本発明に係る空調監視システム及びその制御方法並びにプログラムの一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る空調監視システム(いわゆるリンクサーバWEB空調監視システム)1の全体構成を示す図である。
図1に示されるように、空調監視システム1は、ウェブブラウザ(WEBブラウザ)が搭載されたクライアント端末2と、空気調和機(以下「空調機」という。)4の運転状態を所定の時間間隔で監視し、クライアント端末2の要求に対して空調機4の運転状態を通知する空調監視装置3a,3b,及び3cとを主な構成として備えている。なお、本実施形態においては、空調監視装置を3台であることとして説明するが、空調監視装置の個数はこれに限定されない。空調監視装置は複数であればよいこととし、その個数は特に上限を設けない。
図1に示されるように、空調監視システム1は、ウェブブラウザ(WEBブラウザ)が搭載されたクライアント端末2と、空気調和機(以下「空調機」という。)4の運転状態を所定の時間間隔で監視し、クライアント端末2の要求に対して空調機4の運転状態を通知する空調監視装置3a,3b,及び3cとを主な構成として備えている。なお、本実施形態においては、空調監視装置を3台であることとして説明するが、空調監視装置の個数はこれに限定されない。空調監視装置は複数であればよいこととし、その個数は特に上限を設けない。
クライアント端末2と空調監視装置3a,3b,及び3cとは、ビル管理通信ネットワーク5を介して接続されている。ビル管理通信ネットワーク5は、標準規格化された通信プロトコル(例えば、TCP/IP)を使用したネットワークであり、例えば、インターネットである。また、空調監視装置3a,3b,及び3cと空調機4とは、空調制御ネットワーク6を介して接続されている。空調制御ネットワーク6は、空調機4の制御監視用に標準規格化された通信プロトコルを使用したネットワークである。
各空調監視装置3a,3b,及び3cは、配下に複数の空調機4を備えており、各空調監視装置3a,3b,及び3cと対応する空調機4は空調制御ネットワーク6を介して接続されている。
各空調監視装置3a,3b,及び3cは、配下に複数の空調機4を備えており、各空調監視装置3a,3b,及び3cと対応する空調機4は空調制御ネットワーク6を介して接続されている。
具体的には、クライアント端末2と各空調監視装置3a,3b,及び3cとはネットワークを介して通信可能に接続されており、かつ、各空調監視装置3a,3b,及び3cはそれぞれ互いにネットワークを介して通信可能に接続されている。
図2は、本実施形態に係る空調監視システム1の概略構成を示すブロック図である。
空調監視装置3a,3b,及び3cはそれぞれ同一の機能を備えているが、本実施形態においては、空調監視装置3aがクライアント端末2から監視対象の空調監視装置として選定されていることを例に挙げて説明する。
空調監視装置3a,3b,及び3cはそれぞれ同一の機能を備えているが、本実施形態においては、空調監視装置3aがクライアント端末2から監視対象の空調監視装置として選定されていることを例に挙げて説明する。
図2に示されるように、クライアント端末2から監視対象とされている空調監視装置3aは、所定の時間間隔で配下の空調機4の運転状態及びイベントを収集する第1監視部10、所定の時間間隔で他の空調監視装置3b及び3cの配下の空調機4のイベントを収集する第2監視部20、及び第1監視部10と第2監視部20とから収集された情報をクライアント端末2に通知するためのWEBサーバ30を主な構成として備えている。
第1監視部10は、所定の時間間隔で空調機4と通信を行う空調通信部11と、空調通信部11を介して取得した運転状態情報から各空調機4のイベント情報を収集するイベント情報収集部(イベント情報収集手段)12と、空調通信部11を介して取得した運転状態情報を収集する運転状態情報収集部(運転状態情報収集手段)13とを備えている。ここで、運転状態情報とは、例えば、運転中か停止中かを示す運転/停止情報、冷房、暖房、ドライ等を示す運転モード情報、設定温度を示す温度情報等の運転状態に係る各種情報をいう。
イベント情報収集部12は、イベント検出モジュールEMaとイベント状態ファイルESaとを備えている。
イベント検出モジュールEMa(ここでは、空調監視装置3x(x=a,b,c)のイベント検出モジュールをEMxとする)は、取得した運転状態情報に基づいて配下の空調機4のイベントの有無を検出し、イベントが検出された場合には、イベント情報をイベント状態ファイルESa(ここでは、空調監視装置3x(x=a,b,c)のイベント状態ファイルをESxとする)に書き込む。ここで、イベントとは、例えば、空調機4の故障、異常停止、及び異常停止復旧等をいう。
イベント検出モジュールEMa(ここでは、空調監視装置3x(x=a,b,c)のイベント検出モジュールをEMxとする)は、取得した運転状態情報に基づいて配下の空調機4のイベントの有無を検出し、イベントが検出された場合には、イベント情報をイベント状態ファイルESa(ここでは、空調監視装置3x(x=a,b,c)のイベント状態ファイルをESxとする)に書き込む。ここで、イベントとは、例えば、空調機4の故障、異常停止、及び異常停止復旧等をいう。
イベント状態ファイルESaは、例えば、HTMLファイルである。イベント状態ファイルESaは、自身のHTMLファイル名と空調監視装置3aのアドレス(例えば、IPアドレス、ドメイン情報等)とに基づいてURL(Uniform Resource Locator)が決定される。
これにより、後述するイベント検出部21からHTTP GETリクエストが送信されることによって、イベント状態ファイルESxのイベント情報を読み出すことができる。
これにより、後述するイベント検出部21からHTTP GETリクエストが送信されることによって、イベント状態ファイルESxのイベント情報を読み出すことができる。
運転状態情報収集部13は、運転状態情報を収集し、WEBサーバ30に出力する。
第2監視部20は、イベント検出部(イベント検出手段)21を備えている。
イベント検出部21は、自身の空調監視装置3aがクライアント端末2から監視対象とされている場合に、監視対象以外の空調監視装置である空調監視装置3b及び3cのイベント情報収集部12からイベント情報を検出し、取得する。
イベント検出部21は、自身の空調監視装置3aがクライアント端末2から監視対象とされている場合に、監視対象以外の空調監視装置である空調監視装置3b及び3cのイベント情報収集部12からイベント情報を検出し、取得する。
具体的には、各空調監視装置がビル等に設置される場合に、ネットワークで接続される他の空調監視装置のURLが、それぞれの空調監視装置において設定されるようになっており、各空調監視装置のイベント検出部21は、この設定された他の空調監視装置のURLを備えている。イベント検出部21は、他の空調監視装置3b及び3cのイベント状態ファイルESb及びEScのURLに従って他の空調監視装置3b及び3cが有するイベント状態ファイルESb及びEScを参照し、イベント状態ファイルESb及びEScから返信されるレスポンスによりイベント情報を取得する。
WEBサーバ30は、クライアント端末2から、監視対象の空調監視装置3aの運転状態情報、及び監視対象でない他の空調監視装置3b及び3cのイベント情報の取得要求を受信すると、これら要求に対応する情報及び画面をクライアント端末2に提供する。
具体的には、WEBサーバ30は、第1画面ファイル31、第2画面ファイル32、及びアプリケーション33を備えている。
具体的には、WEBサーバ30は、第1画面ファイル31、第2画面ファイル32、及びアプリケーション33を備えている。
第1画面ファイル31は、配下の空調機4の運転状態をウェブブラウザ42の画面に表示させるための画面を構成するファイルである。第1画面ファイル31は、各空調機4のそれぞれの運転状態情報を表示するためのファイル(例えば、HTMLファイル等)である(図3のPD1参照)。
第2画面ファイル32は、第1画面ファイル31によって提供される画面と異なる画面であり、例えば、各空調監視装置を示すメニューを示すための画面を構成するファイルである(図3のM1参照)。具体的には、第2画面ファイル32は、ウェブブラウザ上で他の空調監視装置の名前をタブで表示している画面を提供するファイル(例えば、HTMLファイル)である。
アプリケーション33には、複数のファイルが格納されている。具体的には、クライアント端末2からの要求に応じた処理を実行するためのスクリプトファイル(例えば、PHPファイル)が格納されている。
第1通信部7は、クライアント端末2から監視対象とされている場合に、クライアント端末2との通信処理を行い、クライアント端末2から取得要求があれば、イベント情報と運転状態情報とを送信する。また、第1通信部7は、各空調監視装置3a,3b,及び3cにおけるイベント検出部21とイベント情報収集部12との間での、イベント情報の送受信を行う。
クライアント端末2は、監視対象とする空調監視装置3aに対して、運転状態情報とイベント状態情報との取得を要求するとともに、空調監視装置3aから受信した運転状態情報とイベント状態情報とをウェブブラウザ42を用いてディスプレイ等に表示させる。このため、クライアント端末2は、図示しないCPU(中央演算装置)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、入力装置、及びモニタ等の表示装置を備える。
具体的には、クライアント端末2は、イベント情報取得部(イベント情報取得手段)40、運転状態情報取得部41、ウェブブラウザ42、及び第2通信部(第2通信手段)43を備えている。
第2通信部43は、ビル管理通信ネットワーク5を介して各空調監視装置3a,3b,及び3cのそれぞれの第1通信部7と通信可能に接続されている。
イベント情報取得部40は、監視対象以外の空調監視装置3b及び3cの配下にある空調機4のイベント情報を取得し、取得したイベント情報をクライアント端末2の表示装置に表示させる。具体的には、イベント情報取得部40は、監視対象の空調監視装置3aから送信された第2画面ファイル32から構成される画面を表示装置に表示するとともに、第1通信部7を介して取得したイベント情報を表示装置に出力する。
運転状態情報取得部41は、監視対象の空調監視装置3aから、空調監視装置3a配下の空調機4の運転状態情報を取得する。具体的には、運転状態情報取得部41は、監視対象の空調監視装置3aから送信された第1画面ファイル31から構成される画面を表示装置に表示するとともに、第1通信部7を介して取得した運転状態情報を表示装置に出力する。
次に、上記構成を備える空調監視システム1の作用について説明する。ここでは、クライアント端末2が、空調監視装置3aを監視対象の空調監視装置として監視している場合について説明する。
ユーザが、クライアント端末2を用いて空調監視装置3aの配下の空調機4の運転状態を監視する場合には、クライアント端末2に導入されているウェブブラウザ42に空調監視装置3aのURLを入力する。ウェブブラウザ42に空調監視装置3aのURLが入力されると、クライアント端末2から空調監視装置3aに対し、第1画面ファイル31と第2画面32とのファイル取得要求が送信される。ファイル取得要求を受信したWEBサーバ30は、運転状態情報収集部13から運転状態情報を取得し、取得した運転状態情報と第1画面ファイル31とをクライアント端末2に送信する。また、WEBサーバ30は、第2画面ファイル32をクライアント端末2に送信する。
運転状態情報と、第1画面ファイル31と、第2画面ファイル32とを受信したクライアント端末2のウェブブラウザ42は、図3に示されるような、空調監視装置3aの運転状態情報を表示する画面を表示させる。ここで、PD1は、第1画面ファイル31によって表示される領域であり、M1は、第2画面ファイル32によって表示される領域である。
クライアント端末2において、第1画面ファイル31と第2画面ファイル32の情報が表示されると、それぞれ所定の時間間隔で画面更新が行われる。画面更新がされることによって、クライアント端末2から監視対象の空調監視装置3aに対し、運転状態情報の取得要求及び他の空調監視装置3b及び3cのイベント情報の取得要求が送信される。
監視対象の空調監視装置3aにおいて、WEBサーバ30がクライアント端末2からの運転状態情報の取得要求を受信すると、運転状態情報収集部13から運転状態情報を取得し、クライアント端末2に出力する。
また、監視対象の空調監視装置3aにおいて、WEBサーバ30は、クライアント端末2からのイベント情報の取得要求を受信すると、監視対象の空調監視装置3aのイベント検出部21から他の空調監視装置3b及び3cのイベント情報収集部12に対して、イベント情報の取得要求を送信させる。続いて、例えば、監視対象以外の他の空調監視装置3bの配下の空調機4にイベントが生じた場合には、イベント情報の取得要求を受信した空調監視装置3bのイベント情報収集部12から、空調監視装置3bの配下の空調機4にイベントが発生した旨を含むイベント情報が送出される。
イベント検出部21において、イベント情報の取得要求に対応したレスポンスが受信できた場合には、そのレスポンスの情報がクライアント端末2に送信される。クライアント端末2において、空調監視装置3bの配下の空調機4にイベント発生したというレスポンスを受信した場合には、表示装置にイベント情報を表示する。例えば、図4に示されるように、第2画面ファイル32の空調監視装置3bを示すタブが、通常時と異なる色(例えば、灰色から黄色)となって表示される。
また、例えば、現在監視対象となっている空調監視装置3aの運転状態情報を示す画面上において、アラームブザー(図4の「Buzzer STOP」)ボタンを設け、アラートを表示させる色(例えば、赤色)で表示させたり、クライアント端末2上で音を鳴らす等によって通知させることとしてもよい。このように、イベント情報が検出された場合には、所定のスクリプトによってクライアント端末2上の表示装置に、通知を行う。
また、第2画面ファイル32(M1の領域)の「空調監視装置3b」を示すタブをクリックすることにより、画面を遷移させる(図5参照)。これにより、監視対象とする空調監視装置を、イベント情報が通知された空調監視装置3bに切り替える。
また、直前まで監視対象としていた空調監視装置3aは、このようなタブの切り替え後には、監視対象以外の空調監視装置とされる。
また、直前まで監視対象としていた空調監視装置3aは、このようなタブの切り替え後には、監視対象以外の空調監視装置とされる。
このように、監視対象の空調監視装置が空調監視装置3bになると、所定の時間間隔で、空調監視装置3bの運転状態情報と、他の空調監視装置3a及び3cのイベント情報との取得要求がクライアント端末2から空調監視装置3bに対して送信される。
また、図6に示されるように、第1画面ファイル31(PD1の領域)から、着目する空調機4を選択(クリック)することによって、画面をポップアップさせ、着目する空調機4の詳細情報を表示させることができる。
このように、各空調監視装置のイベント情報を通知する第2画面ファイル32を、運転状態情報を示す第1画面ファイル31と別個に設けているので、イベント情報の取得と監視対象の空調監視装置の運転状態情報の取得とを別の処理として平行して行うことができる。
以下に、より具体的なクライアント端末2における処理と、空調監視装置3a,3b,及び3cにおける処理について図を用いて説明する。
〔クライアント端末における処理〕
まず、クライアント端末2から見た処理について図7を用いて説明する。
ウェブブラウザ42は、第1画面ファイル31を取得すると、第1画面ファイル31のJavaスクリプトを解析し、実行することにより、第1画面ファイル31で定められる所定の時間間隔(例えば、20秒毎)で画面を更新させて運転状態情報を取得する。例えば、リフレッシュメソッドを使用して、画面の更新を行う。
まず、クライアント端末2から見た処理について図7を用いて説明する。
ウェブブラウザ42は、第1画面ファイル31を取得すると、第1画面ファイル31のJavaスクリプトを解析し、実行することにより、第1画面ファイル31で定められる所定の時間間隔(例えば、20秒毎)で画面を更新させて運転状態情報を取得する。例えば、リフレッシュメソッドを使用して、画面の更新を行う。
また、ウェブブラウザ42は、第2画面ファイル32のJavaスクリプトを解析し、実行する。具体的には、第2画面ファイル32は、クライアント端末2から所定の時間間隔(例えば、10秒毎)で(第1画面ファイル31の画面更新とタイミングが異なっていてもよい)、他の空調監視装置3b及び3cに対し、配下の空調機4におけるイベントの発生有無を問合せる。図7には、この場合にクライアント端末2から空調監視装置3aに対し送信されるリクエスト(要求)情報の一例の一部を示す。
例えば、所定の時間間隔で(図7(c))、第2画面ファイル32のJavaスクリプトを実行することにより、空調制御装置3aのアプリケーション33から所定のスクリプト(例えば、getstatusofall.php)を読み出させる(図7(a))。所定のスクリプトとは、例えば、監視対象以外の他の空調制御装置3b及び3cのイベント情報収集部12のイベント情報を検出するスクリプトである。次に、読み出したスクリプト内の所定の関数(例えば、getstatus())によって、上記スクリプトを実行させる(図7(b))。
ここでは、AJAX技術の非同期読み出し機能であるXMLHttpRequest(リクエスト非同期処理)機能によって上記所定のスクリプト(例えば、getstatusofall.php)を起動させ、全ての空調監視装置に対して、順に、イベント情報の有無を検出させる。これにより、例えば、空調監視装置3aが空調監視装置3bに対し、空調機4のイベント有無を問い合わせた後、空調監視装置3bからのレスポンスが未着で、クライアント端末2上で画面遷移がされていなくても、続いて、空調監視装置3aは空調監視装置3cのイベント有無の問合せを行う。なお、AJAX技術は公知の技術であるため詳細は省略する。
このように、ウェブブラウザ42における第2画面ファイル32の画面表示(画面更新)とは非同期で、監視対象でない他の空調監視装置3b及び3cのイベント有無の問い合わせが可能となる。これにより、画面遷移とは関係なく、所定のスクリプトが継続して実行されるので、イベント有無の問い合わせ中の待ち時間をクライアント端末2のユーザに意識させることがない。
また、監視対象の空調監視装置3aのXMLHttpRequest処理が正常に終了した場合には、その時点でクライアント端末2のonreadystatechange(例えば、状態が変化したときに呼び出されるイベントハンドラ)に設定した関数がコールバックで呼び出される。この関数によって、他の空調監視装置から受信したイベント情報の有無に応じて、クライアント端末2の画面上で第2画面ファイル32の色を変化させたり、ブザー音を鳴らすことができる。
〔監視対象の空調監視装置における処理〕
次に、監視対象の空調監視装置3aの処理について図8を用いて説明する。
監視対象の空調監視装置3aにおいて、クライアント端末2から、他の空調監視装置3b及び3cのイベント情報の有無をチェックする所定のスクリプト(getstatusofall.php)の起動要求が取得される。
次に、監視対象の空調監視装置3aの処理について図8を用いて説明する。
監視対象の空調監視装置3aにおいて、クライアント端末2から、他の空調監視装置3b及び3cのイベント情報の有無をチェックする所定のスクリプト(getstatusofall.php)の起動要求が取得される。
空調監視装置3aにおいて、所定のスクリプト起動要求(getstatusofall.php)が取得されると、アプリケーション33から所定のスクリプト(getstatusofall.php)が起動される。監視対象の空調監視装置3aと通信可能に接続されている他の空調監視装置3b及び3cに対し、イベント情報の有無の問い合わせを行うためのループが参照される(図8(a))。
イベント検出部21から他の空調監視装置3b及び3cに対してそれぞれHTTP GETリクエストを送信させるための関数として、例えば、connectToURL()がアプリケーション33から呼び出される(図8(b))。
イベント検出部21は、各空調監視装置3b及び3cのイベント情報収集部12に収集されたイベント情報の取得に必要なURLが格納されているので、上記関数(connectToURL())とこのURLとに基づいて、HTTP GETリクエストを送信し、レスポンスを待機する(図8(c))。
イベント検出部21は、各空調監視装置3b及び3cのイベント情報収集部12に収集されたイベント情報の取得に必要なURLが格納されているので、上記関数(connectToURL())とこのURLとに基づいて、HTTP GETリクエストを送信し、レスポンスを待機する(図8(c))。
イベント検出部21は、HTTP GETリクエストを受信した他の空調監視装置3b又は3cが有する所定のファイル(例えば、recentstatus.php)からレスポンスを受信すると、このレスポンスによってイベント情報の有無を検出する。
なお、上記所定の関数(connectToURL())は、例えば、fsock関数を使用したTCP/IP上のPHPによる通信である。これにより、例えば、空調監視装置間のネットワーク上にアプリケーションのポート番号等を制限するプロキシサーバ等が存在するような場合であっても、HTTP通信(HTTP通信で使用するポート番号等)は許可されることが多いことから、通信は可能となると考えられる。
以上説明してきたように、本発明に係る空調監視システム1によれば、監視対象である空調監視装置3aのイベント検出部21が、監視対象でない他の空調監視装置3b及び3cの配下の空調機4に関するイベント情報を収集し、収集したイベント情報をクライアント端末2に送信させる。これにより、クライアント端末2において、監視対象としている空調監視装置3a以外の空調監視装置3b及び3cの配下の空調機4にイベントが生じた場合であっても、監視対象の空調監視装置のイベント検出部21を介して確実に空調監視システム1全体のイベント情報を検出することができる。
また、クライアント端末2が監視対象の空調監視装置3aにネットワーク接続し、監視しているにも関わらず、監視対象以外の空調監視装置3b及び3cからの情報をも受信する。これにより、クライアント端末2においては、監視対象でない他の空調監視装置側から情報がプッシュされているような挙動がウェブブラウザ42で行われる。
また、監視対象以外の空調監視装置3b及び3cからクライアント端末2に通知される情報は、イベント情報であるので、空調機4の運転/停止情報、冷房、暖房等の運転状態情報を通知する場合よりも情報量が低減される。これにより、これらのデータの送受信が行われるネットワーク(例えば、インターネット)にかかる負荷を低減できるとともに、クライアント端末2のデータ処理にかかる負担を低減することができる。
さらに、クライアント端末2に受信されたイベント情報は、ウェブブラウザ42を介して受信内容を表示することができる。これにより、空調監視システム専用のソフトウェア等が不要となり、例えば、Internet Explorer(登録商標)等のフリーウェアによって、空調監視装置の監視が可能となることから、簡便に、空調監視システム配下の空調機4のイベントを把握することができる。
なお、本実施形態においては、クライアント端末2と各空調監視装置3a,3b,及び3cとはインターネットを介して接続することとしていたが、接続するネットワークはこれに限定されない。例えば、ビル管理用に規格化されたネットワークを用いる、または、LAN(Local Area Network)等であってもよいこととする。
1 空調監視システム
2 クライアント端末
3a、3b、3c 空調監視装置
10 第1監視部
12 イベント情報収集部
13 運転状態情報収集部
20 第2監視部
21 イベント検出部
30 WEBサーバ
31 第1画面ファイル
32 第2画面ファイル
40 イベント情報取得部
41 運転状態情報取得部
ESa、ESb、ESc イベント状態ファイル
EMa、EMb、EMc イベント検出モジュール
2 クライアント端末
3a、3b、3c 空調監視装置
10 第1監視部
12 イベント情報収集部
13 運転状態情報収集部
20 第2監視部
21 イベント検出部
30 WEBサーバ
31 第1画面ファイル
32 第2画面ファイル
40 イベント情報取得部
41 運転状態情報取得部
ESa、ESb、ESc イベント状態ファイル
EMa、EMb、EMc イベント検出モジュール
Claims (8)
- ウェブブラウザを有するクライアント端末と、ビルに設置された複数の空気調和機を配下としてこれら空気調和機の運転状態を監視する空調監視装置とを備え、複数の前記空調監視装置のそれぞれがネットワークを介して接続されるとともに、前記空調監視装置と前記クライアント端末とがネットワークを介して接続され、前記空調監視装置は、前記クライアント端末に対して前記運転状態の情報である運転状態情報を提供する空調監視システムであって、
各前記空調監視装置は、
配下の前記空気調和機のイベント情報を収集するイベント情報収集手段と、
前記クライアント端末から監視対象とされている場合に、監視対象でない前記空調監視装置である他の前記空調監視装置のイベント情報収集手段から前記イベント情報を検出し、取得するイベント検出手段と、
前記クライアント端末から監視対象とされている場合に、前記クライアント端末へ、前記イベント検出手段に検出されたイベント情報を送信する第1通信手段とを具備し、
前記クライアント端末は、前記第1通信手段から取得した前記イベント情報を前記ウェブブラウザを介して表示する空調監視システム。 - 前記クライアント端末は、前記ウェブブラウザの表示の更新がされていない場合であっても、前記空調監視装置に対して送信した前記イベント情報の取得要求の応答結果を受信したときに、前記ウェブブラウザに通知する請求項1に記載の空調監視システム。
- 配下の前記空気調和機の前記運転状態情報を収集する運転状態情報収集手段を具備し、
前記クライアント端末から監視対象とされている場合に、前記第1通信手段を介して前記クライアント端末に対して前記運転状態情報が送信される請求項1または請求項2に記載の空調監視システム。 - 前記運転情報収集手段が前記運転状態情報を収集し、前記クライアント端末に前記運転状態情報を送信する処理と、前記イベント検出手段が前記イベント情報を収集し、前記クライアント端末に前記イベント情報を送信する処理とを独立させる請求項1から請求項3のいずれかに記載の空調監視システム。
- 前記クライアント端末は、前記第1通信手段を介してイベント情報を取得した場合に、前記ブラウザに前記イベント情報の変化を通知する請求項1から請求項4のいずれかに記載の空調監視システム。
- ウェブブラウザを有するクライアント端末と通信可能に接続され、ビルに設置された複数の空気調和機を配下としてこれら空気調和機の運転状態を監視する空調監視装置であって、前記空調監視装置は他の前記空調監視装置とネットワークを介して接続され、
配下の前記空気調和機のイベント情報を収集するイベント情報収集手段と、
前記クライアント端末から監視対象とされている場合に、監視対象でない前記空調監視装置である他の前記空調監視装置のイベント情報収集手段から前記イベント情報を検出し、取得するイベント検出手段と、
前記クライアント端末から監視対象とされている場合に、前記クライアント端末へ、前記イベント検出手段に検出されたイベント情報を送信する第1通信手段と、
を具備する空調監視装置。 - ビルに設置された複数の空気調和機を配下としてこれら空気調和機の運転状態を監視する空調監視装置を備える空調監視システムに用いられるクライアント端末であって、複数の前記空調監視装置と通信可能に接続され、
ウェブブラウザと、
監視対象でない前記空調監視装置である他の前記空調監視装置の配下にある前記空気調和機のイベント状態情報を取得するイベント情報取得手段と、
前記空調監視装置から、イベント状態情報を取得するための要求を送信する第2通信手段とを具備し、
前記ウェブブラウザによって前記イベント情報を表示するクライアント端末。 - ウェブブラウザを有するクライアント端末と、ビルに設置された複数の空気調和機を配下としてこれら空気調和機の運転状態を監視する空調監視装置とを備え、複数の前記空調監視装置のそれぞれがネットワークを介して接続されるとともに、前記空調監視装置と前記クライアント端末とがネットワークを介して接続され、前記空調監視装置は、前記クライアント端末に対して前記運転状態の情報を提供する空調監視システムに適用される制御方法であって、
各前記空調監視装置の配下の前記空気調和機のイベント情報を収集し、
前記クライアント端末から監視対象とされている前記空調監視装置が、監視対象でない前記空調監視装置である他の前記空調監視装置の前記イベント情報を検出し、取得し、
前記クライアント端末から監視対象とされている前記空調監視装置が、前記取得したイベント情報を前記クライアント端末へ送信し、
前記クライアント端末は、前記イベント情報を前記ウェブブラウザを介して表示する空調監視システムに適用される制御方法。
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