JP2010285161A - 蓋装着方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】口頸部(2)の外周面には口頸部フランジ(10)が形成されている容器本体の口頸部に、スカート壁(18)の外周面には蓋フランジ(32)が形成されている蓋(4)を装着する方法を改良して、口頸部を開封するために蓋を開方向に回転せしめる際に蓋フランジの延出片(34)の各々における延出端部(44)が接続基部(36)に接触して延出端部に対する接続基部の移動を阻害することを回避する。
【解決手段】蓋フランジの延出片の各々における延出端部を口頸部フランジの係止手段の各々に係止する際に、延出端部を接続基部に対して下方に変位せしめる。
【選択図】図7

Description

本発明は、合成樹脂から形成されスカート壁の外周面には蓋フランジが形成されている蓋を、口頸部の外周面には口頸部フランジが形成されている容器本体に装着する蓋装着方法に関する。
飲料用容器として、ポリエチレンテレフタレートの如き適宜の合成樹脂、ガラス或いは金属薄板から形成された容器本体と合成樹脂から形成された蓋との組合から構成された容器が広く実用に供されている。容器は円筒形状の口頸部を有し、この口頸部の外周面には雄螺条が形成されている。蓋は天面壁及びこの天面壁の周縁から垂下する円筒形状のスカート壁を有し、スカート壁の内周面には雌螺条が形成されている。容器の口頸部に蓋を被嵌し蓋を閉方向に回転せしめて口頸部の雄螺条に蓋の雌螺条を螺合せしめることによって、口頸部に容器蓋が装着され口頸部が密封される。口頸部を開封する際には、蓋を開方向に回転せしめて口頸部の雄螺条に対する蓋の雌螺条の螺合を解除して口頸部から蓋を離脱せしめる。
而して、上述した形態の容器は、悪戯によって蓋が開方向に回転せしめられ口頸部の密封が解除されてしまった場合には、かかる事実が明示される所謂タンパーエビデント特性を備えていることが重要である。容器にタンパーエビデント特性を付与せしめるための典型的技法においては、容器本体の口頸部の外周面に雄螺条の下方に位置する係止あご部を形成すると共に、蓋のスカート壁に周方向に延在する破断可能ラインを形成してスカート壁をこの破断可能ラインよりも上方の主部と下方のタンパーエビデント裾部とに区画し、タンパーエビデント裾部の内周面に上記係止あご部と協働する係止手段を形成する。容器本体の口頸部に蓋を所要とおりに装着すると、蓋の係止手段が口頸部の係止あご部に係止せしめられる。蓋を開方向に回転せしめると、口頸部の雄螺条に沿って蓋の雌螺条が移動せしめられることによって蓋は回転と共に上昇せしめられる。しかしながら、タンパーエビデント裾部はその内周面に形成されている係止手段が口頸部の係止あご部に係止せしめられている故に上昇が阻止され、これによって上記破断可能ラインに応力が生成されて破断可能ラインが破断され、かくして蓋が開方向に回転せしめられたことが明示される。
然るに、上記典型的技法によるタンパーエビデント特性の賦与においては、特に蓋のスカート壁の下部にタンパーエビデント裾部を配設しその内周面に係止手段を形成することが必要であることに起因して、蓋を製造するための必要合成樹脂量が比較的大きく、製造コストを充分に低減せしめることが困難であり、そしてまた蓋の全高が比較的大きくなり、これに付随して容器本体の口頸部の高さも比較的大きくなり、かかる点からも製造コストの低減が困難である。
上記典型的技法における上記のとおりの問題を解決する技法として、下記特許文献1、2及び3には、容器本体の口頸部の適宜部位と蓋の適宜部位とを、例えば溶着によって相互に係止せしめることが提案されている。蓋を開方向に回転せしめると、容器本体の口頸部と蓋との相互係止が解除され或いは蓋に形成されている破断可能ラインが破断され、かくして蓋が開方向に回転せしめられたことが明示される。
実開昭61−169046号公報 特開2002−302133号公報 国際公開WO2005/085077号公報
本発明者等の経験によれば、上記特許文献1、2及び3に開示されている技法には、(1)容器本体の口頸部を開封する際に蓋に加えなければならないトルク、特に蓋を開方向に回転する際の初期トルクが相当大きく、特に女性乃至子供にとって開封操作が相当困難である、及び/又は(2)蓋が開方向に回転されたことを示す痕跡、即ち容器本体の口頸部と蓋との相互係止の解除、が必ずしも明確に表示されず、タンパーエビデント特性が不充分である、という解決すべき問題が存在する。蓋を開方向に回転する際の初期トルクが過大になる原因は、所要密封部位が容器本体の口頸部に密接にされている蓋を口頸部に対して回転開始するための必要トルクと共に容器本体の口頸部と蓋との相互係止を解除するための必要トルクとの双方が回転開始初期に同時に必要とされることによる。
かかる事実に鑑み、本発明者等は、先に、特願2009−137141号において、蓋を製造するための必要合成樹脂量を充分に低減し且つ蓋の全高(及び容器本体の口頸部の高さ)を低減することができることに加えて、容器本体の口頸部を開封する際に必要とされるトルクを適切な値にせしめることができ、そしてまた蓋が開方向に回転された場合にはかかる事実が明確に表示される、新規且つ改良された合成樹脂製蓋及びかかる蓋と容器本体との組み合わせから構成された容器を提供した。
本発明者等が先に提案した蓋は、合成樹脂から形成され天面壁及び該天面壁の周縁から垂下する円筒形状のスカート壁を有し、該スカート壁の内周面には雌螺条が形成されており、該スカート壁の外周面には蓋フランジが形成されており、該蓋フランジは周方向に間隔をおいて該スカート壁の該外周面の下端部から延出する複数個の延出片と、隣接する該延出片を接続している易破断接続片を有し、該延出片の各々は該スカート壁の該外周面の下端部に接続された接続基部、該接続基部から周方向片方向に延びる第一の周方向延出部、半径方向に延出する接続部を介して該第一の周方向延出部に接続され周方向他方向に延びる第二の周方向延出部及び延出端部を含む。該延出片の各々において、該延出端部は該接続基部に対して上下方向及び周方向の双方において少なくとも部分的に整合して半径方向外側に位置する。また、本発明者等が先に提案した容器は、上記蓋と共に円筒形状の口頸部を有する容器本体とから構成され、該容器本体の該口頸部の外周面には該蓋の該雌螺条と協働する該雄螺条が形成されている容器において、該容器本体の該口頸部の外周面には該雄螺条の下方において半径方向外方に延出する口頸部フランジが形成されており、該口頸部フランジの上面には上方に突出する複数個の被係止手段が周方向に間隔をおいて形成されており、該容器本体の該口頸部を該蓋によって密封する際には、該容器本体の該口頸部に該蓋を被嵌し該口頸部に対して該蓋を閉方向に相対的に回転せしめて該雄螺条に該雌螺条を螺合せしめることによって該容器本体の該口頸部に該蓋が装着され、かくして該蓋フランジの該延出片の各々の該延出端部が該口頸部フランジの該被係止手段の各々に対向して位置せしめられ、しかる後に該延出端部を加熱することによって該延出端部が該被係止手段に係止せしめられ、該容器本体の該口頸部を開封する際には、該口頸部に対して該蓋を開方向に回転せしめることによって、該蓋フランジの該易破断接続片が破断され、次いで該延出片が変形されて該蓋フランジの該延出片の各々の該延出端部が該スカート壁の下端に対して相対的に下方に変位され、しかる後に該口頸部フランジの該被係止手段から該蓋フランジの該延出片の該延出端部が離脱される及び/又は該延出片が破断される。
然るに、本発明者等が先に提案した上記蓋及び容器について、更に検討を重ねた結果、
容器本体の口頸部に蓋を装着して口頸部を密封する際に、蓋フランジの延出片の各々における延出端部を加熱して口頸部フランジの係止手段の各々に係止すると、加熱軟化された延出端部が半径方向内側に変位乃至流動して接続端部に接触する傾向がある。蓋を口頸部から離脱して口頸部を開封するために蓋を開方向に回転せしめる際には、延出片の各々において接続基部が延出端部に対して相対的に移動することが必要であるが、上述した如く延出片の各々において延出端部が接続基部に接触せしめられると、延出端部に対する接続基部の移動が阻害され、これによって蓋を開方向に回転せしめるための初期必要トルクが過大になってしまう虞があることが判明した。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術的課題は、本発明者等が先に提案した容器において、容器本体の口頸部に蓋を装着して口頸部を密封する際の蓋装着方法に改良を加えて、口頸部を開封するために蓋を開方向に回転せしめる際に延出片の各々における延出端部が接続基部に接触して延出端部に対する接続基部の移動を阻害することを回避することである。
本発明者等は、更に検討を重ねた結果、蓋フランジの延出片の各々における延出端部を口頸部フランジの係止手段の各々に係止する際に、延出端部を接続基部に対して下方に変位せしめることによって上記主たる技術的課題を達成することができることを見出した。
即ち、本発明によれば、上記主たる技術的課題を達成する蓋装着方法として、合成樹脂から形成され天面壁及び該天面壁の周縁から垂下する円筒形状のスカート壁を有し、該スカート壁の内周面には雌螺条が形成されており、該スカート壁の外周面には蓋フランジが形成されており、該蓋フランジは周方向に間隔をおいて該スカート壁の該外周面の下端部から延出する複数個の延出片と、隣接する該延出片を接続している易破断接続片を有し、該延出片の各々は該スカート壁の該外周面の下端部に接続された接続基部、該接続基部から周方向片方向に延びる第一の周方向延出部、半径方向に延出する接続部を介して該第一の周方向延出部に接続され且つ周方向他方向に延びる第二の周方向延出部及び延出端部を含み、該延出端部は該接続基部に対して上下方向及び周方向の双方において少なくとも部分的に整合して半径方向外側に位置する蓋を、
円筒形状の口頸部を有し、該口頸部の外周面には該雄螺条の下方において半径方向外方に延出する口頸部フランジが形成されており、該口頸部フランジの上面には上方に突出する複数個の被係止手段が周方向に間隔をおいて形成されている容器本体に装着して該口頸部を密封する蓋装着方法において、
該容器本体の該口頸部に該蓋を被嵌し該口頸部に対して該蓋を閉方向に相対的に回転せしめて該雄螺条に該雌螺条を螺合せしめることによって該容器本体の該口頸部に該蓋を装着し、かくして該蓋フランジの該延出片の各々の該延出端部が該口頸部フランジの該被係止手段の各々に対して上方に間隔をおいて対向して位置せしめ、次いで該蓋フランジの該延出片の各々の該延出端部を押圧し加熱することによって、該延出端部を該接続基部に対して下方に変位せしめると共に該被係止手段に係止せしめる、
ことを特徴とする蓋装着方法が提供される。
好適には、該延出端部はその上面が該接続基部の下面よりも下方に位置するように該接続基部に対して下方に変位せしめられる。超音波溶着機の円筒形状ホーン下端を該蓋フランジの半径方向外側部に当接せしめて該ホーンを下降せしめると共に超音波を発振せしめることによって、該延出端部を該接続基部に対して下方に変位せしめると共に該被係止手段に係止せしめるのが好ましい。該蓋フランジの該延出片の各々の該延出端部の半径方向幅は該第一の周方向延出部、該接続部及び該第二の周方向延出部の幅よりも大きいのが好都合である。好適には、該蓋フランジの該延出片の各々の該第一の周方向延出部は該容器本体の該口頸部を開封する際の該蓋の回転方向である開方向に延出し、該第二の周方向延出部は該延出端部まで該容器本体の該口頸部に該蓋を装着して口頸部を密封する際の該蓋の回転方向である閉方向に延出する。好ましくは、該蓋フランジの該易破断接続片は該延出片の該延出端部と隣接する該延出片の該接続部とを接続している。該容器本体は該蓋を形成している合成樹脂とは異なった合成樹脂から形成されているのが好都合である。
本発明の蓋装着方法においては、蓋フランジの延出片の各々における延出端部を口頸部フランジの係止手段の各々に係止せしめる際に、延出片の各々における延出端部が接続基部に対して下方に変位せしめられ、それ故に加熱軟化された延出端部が半径方向内側に変位乃至流動せしめられても、延出端部が接続基部に接触することが回避され、かくして蓋を開方向に回転せしめるための初期必要トルクが過大になってしまうことが回避される。
本発明に従って構成された容器における容器本体の口頸部と蓋とを、口頸部に蓋を装着する前の状態で示す斜面図。 図1に示す口頸部を、一部を断面で示す正面図。 図1に示す口頸部の平面図。 図1に示す蓋を、一部を断面で示す正面図。 図1に示す蓋の平面図。 図1に示す口頸部の雄螺条に図1に示す蓋の雌螺条を螺合せしめた状態を、一部を断面で示す正面図。 図6に示すとおりの状態において、更に蓋の延出片の各々の延出端部を押圧し加熱した状態を、一部を断面で示す正面図。 図7における延出片の延出端部と口頸部フランジの被係止手段との関係を示す拡大断面図。 図1に示す口頸部に図1に示す蓋を所要とおりに装着した状態を、一部を断面で示す正面図。 (a)、(b)及び(c)は、夫々、図6に示す状態から蓋を開方向に漸次回転せしめた時の状態変化を示す正面図。 図6に示す状態から蓋を開方向に回転せしめて口頸部から離脱した後に、蓋4を再び口頸部に装着した状態を示す斜面図。
図1には、本発明の蓋装着方法が適用される容器の好適実施形態における容器本体の口頸部2及びこの口頸部2に適用される蓋4が図示されている。
図1と共に図2及び図3を参照して説明すると、ポリエチレンテレフタレートの如き適宜の合成樹脂から形成されているのが好都合である図示の容器本体は、全体として円筒形状である口頸部2を有する。口頸部2の外周面には雄螺条6が形成されている。この雄螺条6には周方向に間隔をおいた複数個の領域、図示の実施形態では4個の領域にて通気用切欠8が形成されている。口頸部4の外周面には、更に、雄螺条6の下方において半径方向外方に延出する口頸部フランジ10が形成されており、この口頸部フランジ10の上面には上方に突出する複数個、図示の実施形態においては8個、の被係止手段12a乃至12hが周方向に間隔をおいて形成されていることが重要である。図示の実施形態においては、口頸部フランジ10は円環板形状であり、その外周部はその内周部に比べて幾分薄くせしめられている。口頸部フランジ10の上面と側面との境界領域及び側面と下面の境界領域は断面図において円弧状にせしめられている。被係止手段12a乃至12hの各々は、口頸部フランジ10の外周部上に図3において左右方向に若干の間隔をおいて図3において上下方向に延びる複数個の突状から構成されている。更に詳述すると、被係止手段12a及び12eは5個の突状から構成され、被係止手段12b、12d、12f及び12hは3個の突状から構成され、被係止手段12c及び12gは2個の突状から構成されている。口頸部2を含む容器本体は図3において上下方向に分割される割型部材から構成された成形型を使用して好都合に成形されるが、被係止手段12a乃至12hを構成する突状は図3において上下方向に延在する形態である故に、被係止手段12a乃至12hの配設に起因して成形型から容器本体を型抜きする際に所謂無理抜きが生成されることはない。口頸部フランジ10の上面には、更に、その上面の外周縁部に雄螺条6の上端の角度位置に対応して略三角形状の凹部14が形成されている。
図1と共に図4及び図5を参照して説明を続けると、容器本体と同一の合成樹脂から形成することもできるが、口頸部2に対する密封性及び成形の容易性等の点から容器本体とは異なった合成樹脂、例えばポリプロピレン又はポリエチレンの如き適宜の合成樹脂から形成されているのが好都合である蓋4は、円形天面壁16及びこの天面壁16の周縁から垂下する円筒形スカート壁18を有する。天面壁16の内面における外周縁部には下方に延出する2条の筒状シール片、即ち外側筒状シール片20及び内側筒状シール片22が配設されている。更に、天面壁16の内面における中央領域には周方向に間隔をおいて半径方向に延びる複数個の突状24が形成されている(図4にそのうちの3個の突状24が図示されている)。スカート壁18の内周面には雌螺条26が形成されている。この雌螺条26には周方向に間隔おいた複数個の領域において通気用切欠28が形成されている。天面壁16の外面外周縁部からスカート壁18の外周面下端までの領域には、そこに掛けられる指の滑りを防止するための多数の凹凸30が形成されている。
図1と共に図4及び図5を参照して説明を続けると、スカート壁18の外周面にはその下端部から半径方向外方に延出する蓋フランジ32が形成されていることが重要である。図示の実施形態においては、蓋フランジ32は全体として円環板形状であり、周方向に等間隔をおいてスカート壁18の下端から延出する複数個、図示の場合は8個、の延出片34を含んでいる。延出片34の各々は、スカ−ト壁18の外周面に接続された接続基部36、かかる接続基部36から開方向(図5において反時計方向)、即ち後述するとおりにして容器本体の口頸部2を開封する際の蓋4の回転方向、に円弧状に延びる第一の周方向延出部38、第一の周方向延出部38の延出端から半径方向外方に延出する接続部40、接続部40の延出端から閉方向(図5において時計方向)、即ち後述するとおりにして容器本体の口頸部2に蓋4を装着して口頸部2を密封する際の蓋4の回転方向、に円弧状に延出する第二の周方向延出部42及び第二の周方向延出部42の延出端から更に閉方向に円弧状に延出する延出端部44を有する。延出片34の各々における延出端部44は上下方向と周方向との双方において少なくとも部分的に接続基部36に整合して位置せしめられている。図示の実施形態においては、延出片34の各々における接続基部36と延出端部44とは同一角度領域に位置せしめられており、延出端部44の上面は接続基部36の上面と実質上同高である。図1及び図5を参照することによって明確に理解される如く、延出片34の各々における接続基部36及び延出端部44の幅は他の部分即ち第一の周方向延出部38、接続部40及び第二の周方向延出部42の幅よりも大きくせしめられている。また、延出片34の各々において、接続基部36、第一の周方向延出部38及び接続部40の厚さは、第二の周方向延出部42及び延出端部44の厚さよりも幾分小さく設定されている。蓋フランジ32は、更に、延出片34を順次に接続する(換言すれば、隣接する延出片34間を接続する)複数個、図示の場合は8個、の易破断接続片46を含んでいる。図示の実施形態においては、易破断接続片46は隣接する延出片34の一方の延出端部44と接続部40とを接続している。易破断接続片46の横断面積は充分に小さく、易破断接続片46の破断強度は比較的小さい。
図1と共に図6を参照して説明を続けると、容器本体1内に清涼飲料の如き内容物を充填した後に容器本体の口頸部2に蓋4を装着して口頸部2を密封する際には、口頸部2に蓋4を被嵌し蓋4を閉方向、即ち図6において上方から見て時計方向、に回転せしめ、かくして口頸部2の雄螺条6に蓋4の雌螺条26を螺合せしめる。蓋4は閉方向への回転と共に下方に移動せしめられ、そして雄螺条6に雌螺条26を所要トルクで充分に螺合せしめると、図6に明確に図示する如く、蓋4の天面壁16の内面に形成されている外側筒状シール片20及び内側筒状シール片22が、夫々、口頸部2の外周面及び内周面に密接せしめられて口頸部2が密封される。そしてまた、蓋フランジ32の延出片34の各々の延出端部44が口頸部フランジ10の被係止手段12a乃至12hの各々に対向して位置せしめられる。口頸部2の雄螺条6に蓋4の雌螺条26を所要トルクで充分に螺合せしめた状態、即ち図6に図示する状態において、延出片34の各々の延出端部44は口頸部フランジ10の被係止手段12a乃至12hの各々に対して間隔xをおいて上方に位置するのが好適である。間隔xは延出片34の各々にお0ける接続基部36の厚さ以上、特に接続基部36の厚さよりも0.5乃至1.0mm程度大きいのが好適である。
次いで、図7に図示する如く、延出片34の各々の延出端部44を口頸部フランジ10かかる押圧及び加熱は、超音波溶着機のホーンの先端に配設され延出片34の各々の延出端部44に対応して位置する8個の突出片48(図7(a)には1個の突出片48のみを図示している)を延出片34の各々の延出端部44に当接せしめて下方に強制しながら超音波を発振することによって好都合に遂行することができる。の被係止手段12a乃至12hの各々に押圧して加熱する。かくすると、図7及び図9に明確に図示する如く、延出片34の各々において、接続基部36に対して延出端部44が下方に変位せしめられ、好ましくは延出端部44の上面が接続基部36の下面よりも幾分下方に位置せしめられる。延出片34の各々の延出端部44は下方に変位せしめられて口頸部フランジ10の被係止手段12a乃至12hに押し付けられる共に局部的に加熱溶融され、これによって図8に明確に図示する如く、延出片34の各々の延出端部44が被係止手段12a乃至12hを構成している複数個の突状を部分的に包み込む状態に変形され、延出片34の各々の延出端部44が被係止手段12a乃至12hに係止せしめられる。この際には延出片34の各々における延出端部44が半径方向内側に変位乃至流動する傾向があるが、延出端部44は接続基部36に対して下方に変位されている故に、延出端部44の半径方向内側面が接続基部36の半径方向外側面に接触されることはない。延出片34の各々の延出端部44が軟化乃至溶融されると、延出端部44が被係止手段12a乃至12hに溶着され得るが、一般に、蓋4を形成している合成樹脂と容器本体を形成している合成樹脂が異なるものである場合には、上記溶着は生成されるとしても溶着強度は著しく小さい。一方、蓋4を形成している合成樹脂と容器本体を形成している合成樹脂とが実質上同一のもの或いは近似したものである場合には、延出片34の各々と被係止手段12a乃至12hとの溶着は比較的強くなる。この場合には、延出片34の各々の延出端部44を変形せしめることなく、延出片34の各々の延出端部44と被係止手段12a乃至12hとの係止を両者間の溶着のみに依存することもできる。
容器内容物を消費するために容器本体の口頸部2を開封する際には、蓋4を開方向、即ち図9において上方から見て反時計方向、に回転せしめる。容器本体の口頸部2に対して蓋4が開方向に回転せしめられると、蓋フランジ32の延出片34の各々における接続基部36は蓋4の回転に付随して開方向に移動せしめられる。一方、延出端部44は口頸部フランジ10の被係止手段12a乃至12hに係止せしめられている故に開方向への移動が阻止される。蓋4が図10(a)に図示される位置まで開方向に回転せしめられると、蓋フランジ32の延出片34及び易破断接続片46の各々は弾性的に若干伸張せしめられ、そしてまた延出片34の各々における第一の周方向延出部38及び第二の周方向延出部42が、夫々、開方向に向かって下方及び上方に傾斜せしめられる。蓋4の開方向への回転が更に進行すると、図10(b)に図示する如く、蓋フランジ32における易破断接続片46が破断され、そしてまた延出片34の各々における第一の周方向延出部38及び第二の周方向延出部42の傾斜が増大せしめられ、第一の周方向延出部38も開方向に向かって上方に傾斜するようになる。蓋4の開方向への回転が更に進行すると、図10(c)に図示する如く、蓋フランジ32の延出片34の各々における延出端部44が口頸部フランジ10の被係止手段12a乃至12hから離脱される。かくすると、蓋フランジ32の延出片34の各々における第一の周方向延出部38及び第二の周方向延出部42の傾斜は弾性的復元によって低減せしめられ、第一の周方向延出部38は開方向に向かって下方に傾斜する状態に戻る(図11を参照されたい)。蓋フランジ32の延出片34の各々における延出端部44が口頸部フランジ10の被係止手段12a乃至12hから離脱された後においては、蓋4の開方向への回転に応じて蓋4の全体が上昇せしめられ、蓋4が口頸部2から離脱されて口頸部2が開封される。蓋フランジ32の易破断接続片46の破断は蓋4の開方向への回転開始と同時ではなくて蓋4の開方向の回転が幾分進行した時点で遂行され、そしてまた蓋フランジ32の延出片34の各々における延出端部44が口頸部フランジ10の被係止手段12a乃至12hから離脱されるのは蓋4の開方向への回転が更に進行した時点である。かような次第であるので、蓋4の開方向への回転開始時、蓋フランジ32の易破断接続片46の破断時、及び口頸部フランジ10の被係止手段12a乃至12hからの蓋フランジ32の延出片34の各々の延出端部44の離脱時に、蓋4に加えるべきトルクが過大になることはない。容器本体の口頸部2から離脱せしめられた蓋4においては、図9に明確に図示する如く、蓋フランジ32における易破断接続片46の各々が破断されていると共に、蓋フランジ32の延出片34の各々の第一周方向延出部36及び第二の周方向延出部40が水平に延在するのではなくて傾斜して延在する状態に変形されており、それ故に蓋4が開方向に回転され容器本体の口頸部2が開封されていることが明示される。
図示の実施形態においては、口頸部2の開封操作の際に、蓋フランジ32の延出片34の各々における延出端部44が口頸部フランジ10の被係止手段12a乃至12hから離脱されるが、所望ならば、延出片34の延出端部44と被係止手段12a乃至12hとの係止を比較的強固にせしめると共に延出片34の例えば接続部40に易破断部位を形成し、蓋フランジ32の延出片34の各々における延出端部44が口頸部フランジ10の被係止手段12a乃至12hから離脱されることに代えて、延出片34が破断されるように構成することもできる。
容器本体内の内容物を幾分か残留せしめた状態で口頸部2を仮密封することが望まれる場合には、図9に図示する如く、口頸部2に再び蓋4を被嵌し、蓋4を閉方向に回転せしめて蓋4の雌螺条26を口頸部2の雄螺条6に所要とおりに螺合せしめ、かくして蓋4の天面壁16の内面に形成されている外側筒状シール片20及び内側筒状シール片22を、夫々、口頸部2の外周面及び内周面に密接せしめればよい。
2:容器本体の口頸部
4:蓋
6:雄螺条
10:口頸部フランジ
12a乃至12h:被係止手段
16:天面壁
18:スカート壁
26:雌螺条
32:蓋フランジ
34:延出片
36:接続基部
38:第一の周方向延出部
40:接続部
42:第二の周方向延出部
44:延出端部
46:易破断接続片
48:超音波溶着機のホーンの突出片

Claims (7)

  1. 合成樹脂から形成され天面壁及び該天面壁の周縁から垂下する円筒形状のスカート壁を有し、該スカート壁の内周面には雌螺条が形成されており、該スカート壁の外周面には蓋フランジが形成されており、該蓋フランジは周方向に間隔をおいて該スカート壁の該外周面の下端部から延出する複数個の延出片と、隣接する該延出片を接続している易破断接続片を有し、該延出片の各々は該スカート壁の該外周面の下端部に接続された接続基部、該接続基部から周方向片方向に延びる第一の周方向延出部、半径方向に延出する接続部を介して該第一の周方向延出部に接続され且つ周方向他方向に延びる第二の周方向延出部及び延出端部を含み、該延出端部は該接続基部に対して上下方向及び周方向の双方において少なくとも部分的に整合して半径方向外側に位置する蓋を、
    円筒形状の口頸部を有し、該口頸部の外周面には該雄螺条の下方において半径方向外方に延出する口頸部フランジが形成されており、該口頸部フランジの上面には上方に突出する複数個の被係止手段が周方向に間隔をおいて形成されている容器本体に装着して該口頸部を密封する蓋装着方法において、
    該容器本体の該口頸部に該蓋を被嵌し該口頸部に対して該蓋を閉方向に相対的に回転せしめて該雄螺条に該雌螺条を螺合せしめることによって該容器本体の該口頸部に該蓋を装着し、かくして該蓋フランジの該延出片の各々の該延出端部が該口頸部フランジの該被係止手段の各々に対して上方に間隔をおいて対向して位置せしめ、次いで該蓋フランジの該延出片の各々の該延出端部を押圧し加熱することによって、該延出端部を該接続基部に対して下方に変位せしめると共に該被係止手段に係止せしめる、
    ことを特徴とする蓋装着方法。
  2. 該延出端部はその上面が該接続基部の下面よりも下方に位置するように該接続基部に対して下方に変位せしめられる、請求項1記載の蓋装着方法。
  3. 超音波溶着機の円筒形状ホーン下端を該蓋フランジの半径方向外側部に当接せしめて該ホーンを下降せしめると共に超音波を発振せしめることによって、該延出端部を該接続基部に対して下方に変位せしめると共に該被係止手段に係止せしめる、請求項1又は2記載の蓋装着方法。
  4. 該蓋フランジの該延出片の各々の該延出端部の半径方向幅は該第一の周方向延出部、該接続部及び該第二の周方向延出部の幅よりも大きい、請求項1から3までのいずれかに記載の蓋装着方法。
  5. 該蓋フランジの該延出片の各々の該第一の周方向延出部は該容器本体の該口頸部を開封する際の該蓋の回転方向である開方向に延出し、該第二の周方向延出部は該延出端部まで該容器本体の該口頸部に該蓋を装着して口頸部を密封する際の該蓋の回転方向である閉方向に延出する、請求項1から4までのいずれかに記載の蓋装着方法。
  6. 該蓋フランジの該易破断接続片は該延出片の該延出端部と隣接する該延出片の該接続部とを接続している、請求項5記載の蓋装着方法。
  7. 該容器本体は該蓋を形成している合成樹脂とは異なった合成樹脂から形成されている、請求項1から6までのいずれかに記載の蓋装着方法。
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