JP2010284876A - 気体吸出装置およびこれを備えた液体吐出装置、ならびに気体吸出方法 - Google Patents

気体吸出装置およびこれを備えた液体吐出装置、ならびに気体吸出方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010284876A
JP2010284876A JP2009140140A JP2009140140A JP2010284876A JP 2010284876 A JP2010284876 A JP 2010284876A JP 2009140140 A JP2009140140 A JP 2009140140A JP 2009140140 A JP2009140140 A JP 2009140140A JP 2010284876 A JP2010284876 A JP 2010284876A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
suction
liquid
chamber
ink
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009140140A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshimitsu Danzuka
俊光 弾塚
Shigeru Watanabe
繁 渡辺
Yoshiharu Yamashita
芳晴 山下
Nobumori Shimizu
信盛 清水
Hirotake Kato
大岳 加藤
Osamu Utsui
修 宇津井
Katsuya Iwata
克也 岩田
Manabu Sueoka
学 末岡
Junya Kawase
順也 川瀬
Yoji Ara
洋治 荒
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2009140140A priority Critical patent/JP2010284876A/ja
Publication of JP2010284876A publication Critical patent/JP2010284876A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Abstract

【課題】液体を無駄にすることなく液体室の気体を吸出可能な気体吸出装置を提供する。
【解決手段】気体吸出装置は、上部に形成された気体吸出口540とインク室510に接続される連通口532とが設けられたフロート室530と、フロート室530内の液体の液面の高さの変化に伴って気体吸出口540を開閉するフロート531と、を有する。また、気体吸出装置は、フロート室530の気体吸出口540に接続されたチューブポンプ(不図示)と、チューブポンプを制御する制御部(不図示)と、を有する。制御部は、チューブポンプによる吸引動作を少なくとも1回含み、インク室510の気体を吸出し、さらにインク室510の液体をフロート室531に吸い込む気体吸出シーケンスを実行させる。制御部は、当該気体吸出シーケンスにおける吸引動作の条件を直前に実行された気体吸出シーケンスからの経過時間に応じて決定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、気体吸出装置およびこれを備えた液体吐出装置、ならびに気体吸出方法に関する。
従来から、液体吐出装置は広く研究開発されており、インクジェット記録装置等として一般に普及している。多くの液体吐出装置には、複数の液体吐出口が備えられており、その複数の液体吐出口はそれぞれ共通の液体室に連通されている。このような液体吐出装置では、液体室から各液体吐出口に供給された液体を各液体吐出口から吐出させる。
このような液体吐出装置においては、時間の経過に伴って、上記液体室内に気体が溜まっていき、液体室内に気体が一定量以上溜まると各液体吐出口からの液体吐出が阻害されることが知られている。そのため、このような液体吐出装置では、チューブポンプなどの吸引装置によって液体室内の不要な気体を吸出することが望ましい。
液体吐出装置の液体室は一般的に内部圧力の低下に伴い外部から液体が供給されるように構成されている。そのため、チューブポンプによって液体室内の気体が吸出されると液体室の内部圧力が低下し、これに伴い液体室内には外部から液体が供給される。したがって、チューブポンプは、液体室内の不要な気体を吸出した後に、さらに液体室内の液体を吸出しようとする。液体室内の液体が吸出されると、吸出された分の液体が無駄になってしまう。
このような課題に対応するために、インク室(液体室)内のインク(液体)を無駄にすることなく、インク室内に溜まった不要な気体を吸出できるように構成された液体吐出装置について説明する。
この液体吐出装置は、上部に形成された気体吸出口とインク室内に連通される連通口とが設けられたフロート室と、フロート室の気体吸出口においてフロート室内に接続されたチューブポンプと、を有している。この液体吐出装置は、インク室内の不要な気体を、チューブポンプがフロート室を介して吸出するように構成されている。
そして、チューブポンプがフロート室内の気体を吸引することによりインク室内の不要な気体を吸出してインク室の内部圧力が低下するに伴い、インク室内に外部からインクが供給される。そして、インク室におけるインクの液面が上昇してフロート室の連通口に達すると、インクが連通口からフロート室内に流入する。フロート室内にはフロートが備えられており、このフロートは、フロート室内に流入したインクの液面の上昇に伴って上昇し、インク室の上部の気体吸出口を閉塞する位置に移動する。そうすると、フロート室とチューブポンプとがフロートによって隔てられ、チューブポンプはフロート室内の気体を吸引できなくなる。
すなわち、この液体吐出装置では、チューブポンプによるフロート室内の気体の吸引により、フロート室におけるインクの液面が気体吸出口に近接すると、インクの液面に浮遊しているフロートが気体吸出口を閉塞する。そのため、この液体吐出装置では、チューブポンプは、フロート室内の気体を吸引することによりインク室内の不要な気体を吸出するが、インク室内のインクをフロート室の外に吸出しない。したがって、この液体吐出装置では、インクを無駄にすることなくインク室内の不要な気体を吸出することが可能である。
この液体吐出装置では、インク室内の不要な気体が吸出された後、時間の経過に伴って、再びフロート室内に気体が溜まっていくと、徐々にフロート室内のインクの液面が下がり、フロートが気体吸出口を開放する。さらに時間が経過し、やがて、フロート室内が気体で満たされると、インク室内に気体が溜まり、インク室内の液体の液面が下がる。したがって、この液体吐出装置では、定期的に、インク室内に気体が一定量溜まる前に、チューブポンプによるインク室の気体吸出を行うことにより、インク吐出不良を防ぐことができる。
特開2000−301737号公報
しかし、上記のような液体吐出装置では、インク室内の不要な気体を吸出した後、時間の経過に伴って、フロート室内が気体に満たされた場合にも、少量のインクがフロート室の内面やフロートの表面に付着した状態で残留する。この状態で長時間放置されると、この残留した少量のインクの揮発成分が蒸発してインクの粘度が増大し、増粘したインクの粘着力によって、フロートがフロート室の内面に付着することがある。
この場合、チューブポンプの動作によってインク室内の非増粘インクが連通口からフロート室内に流入してきても、フロートのフロート室の内面への付着力が、フロートがインクから受ける浮力よりも大きいと、フロートはフロート室の下部に留まる。したがってこのような場合には、フロートがフロート室におけるインクの液面の高さの変化に伴って移動せず、気体吸出口を閉塞しないため、インクはフロート室の外に吸出されてしまう。
そこで、本発明は、液体を無駄にすることなく液体室の気体を吸出可能な気体吸出装置およびこれを備えた液体吐出装置、ならびに気体吸出方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の気体吸出装置は、内部圧力の低下に伴い外部から液体が供給される液体室の気体を吸出する気体吸出装置において、鉛直方向上部に形成された第1の開口部と前記液体室に接続される第2の開口部とが設けられたフロート室と、前記フロート室に収容され、該フロート室における液体の液面の高さの変化に伴って前記第1の開口部を開閉するフロートと、前記フロート室の前記第1の開口部に接続された吸引装置と、前記吸引装置を制御する制御部と、を有し、前記制御部は、前記吸引装置による吸引動作を少なくとも1回含み、前記液体室の気体を吸出し、さらに前記液体室の液体を前記フロート室に吸い込む気体吸出シーケンスを実行させ、かつ、当該気体吸出シーケンスにおける前記吸引動作の条件を直前に実行された気体吸出シーケンスからの経過時間に応じて決定することを特徴とする。
本発明によれば、液体を無駄にすることなく液体室の気体を吸出可能な気体吸出装置およびこれを備えた液体吐出装置、ならびに気体吸出方法を提供することができる。
本発明の第1の実施形態による液体吐出装置の模式的部分断面図である。 図1に示した液体吐出装置における制御部の気体吸出シーケンスを決定する動作を示すフローチャートである。 図1に示した液体吐出装置の気体吸出シーケンス1を示すフローチャートである。 図1に示した液体吐出装置の気体吸出シーケンス2を示すフローチャートである。 図1に示した液体吐出装置の気体吸出シーケンス3を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における制御部の気体吸出シーケンスを決定する動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における気体吸出シーケンス4を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における気体吸出シーケンス5を示すフローチャートである。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1に、本発明の第1の実施形態による液体吐出装置の模式的部分断面図を示す。
この液体吐出装置は、インク(液体)を吐出するインク吐出口(液体吐出口)500が、インク吐出口面501に複数並べて配置された吐出部を有している。各インク吐出口500は、それぞれ、インク室(液体室)510に連通しており、インク吐出口500の内部には、それぞれ、インクを吐出させるためのエネルギ発生素子である不図示の電気熱変換体が備えられている。この液体吐出装置では、この電気熱変換体に電気信号を印加することによって、インクに気泡を生ぜしめ、その気泡の圧力によって、インク吐出口からインクを吐出させることができる。
なお、本実施形態に係る液体吐出装置では、インク吐出口500の数が複数であるが、インク吐出口の数は単数であってもよい。また、エネルギ発生素子としては、電気熱変換体以外のものも使用することが可能であり、例えば、ピエゾ素子を用いることもできる。
また、インク室510の壁の一部には、インク室510内にインクを流入させるインク流入口520が設けられている。このインク流入口520には、インク供給チューブ521の一方の端部が接続されており、インク供給チューブ521の他方の端部には、外部のインクタンク(不図示)が接続されている。インク吐出口500からのインク吐出によって、インク室510内のインクが減少してインク室510の内部圧力が下がると、インクタンク内のインクがインク流入口520からインク室510内に供給されてインク室510の内部圧力は元に戻る。このように、この液体吐出装置は、インク室510内のインク量が変化しにくいように構成されている。
しかしながら、インク供給チューブ521には可撓性が要求されるため、インク供給チューブ521は可撓性材料で形成されるが、一般的に可撓性材料は十分なガスバリア性を有していない。そのため、インク供給チューブ521内にはインク供給チューブ521を透過した気体が徐々に混入してしまう。インク供給チューブ521内に混入した気体は、いずれインク室510内に達する。したがって、長い時間の経過に伴って、インク室510内の気体量は増加し、その分インク室510内のインク量は減少してしまう。そして、インク室510内のインク量が一定量以下にまで減少すると、これによりインク吐出口500におけるインク吐出が阻害される。
そこで、本実施形態に係る液体吐出装置では、流体を吸引可能な吸引装置であるチューブポンプ(不図示)を用いてインク室510内の気体を吸出する。吸引装置は、チューブポンプに限られるものではなく、流体を吸引することができるものであればよい。本実施形態に係る液体吐出装置は弁機構535を有し、チューブポンプは弁機構535を介してインク室510内の気体を吸出する。
弁機構535は、内周面が円筒状に形成されたフロート室530と、フロート室530内に収容された球状のフロート531と、を有している。フロート室530には、鉛直方向上部に第1の開口部である気体吸出口540が設けられ、側面の鉛直方向下部に第2の開口部である連通口532が設けられている。フロート室530の気体吸出口540は、鉛直方向下端から上端にかけて径が小さくなるように内面が円錐状に形成されている。フロート室530に収容されたフロート531は、球状であるため、気体吸出口540の内面に密着可能であり、気体吸出口540を開閉することが可能である。
フロート室530の気体吸出口540には気体吸出チューブ541の一端が接続され、気体吸出チューブ541の他端にはチューブポンプが接続されている。したがって、インク室510とチューブポンプとは気体吸出チューブ541を介して接続されている。また、フロート室530は、インク室510の上部に設けられ、連通口532においてインク室510に連通されている。
このように、チューブポンプに接続された気体吸出チューブ541は、フロート室530を介してインク室510に接続されているため、チューブポンプによってインク室510内の不要な気体を連通口532から吸出することが可能である。また、気体吸出チューブ541には、図1中の矢印Q方向にのみ流体の移動が可能な一方向弁542が備えられ、気体吸出チューブ541における気体の逆流が防止されている。
本実施形態に係る液体吐出装置では、インク室510内の気体を吸出するために気体吸出シーケンスを行う。以下に、本実施形態に係る気体吸出シーケンスの概略について説明する。本実施形態に係る液体吐出装置では、チューブポンプによってフロート室530内の気体を吸引する吸引動作を少なくとも1回含む気体吸出シーケンスを行う。
この気体吸出シーケンスにおいては、チューブポンプの吸引動作によって、まずインク室510内の気体が吸出され、それに伴って、インク流入口520からインク室510内にインクが流入し、インク室510内のインクの液面が上昇する。インクの液面が連通口532の位置まで上昇すると、インクは連通口532からフロート室530内へ流入し、フロート531がインクの液面に浮遊する。そして、フロート室530におけるインクの液面の上昇に伴ってフロート531が上昇し、やがて、フロート531が気体吸出口540まで達する。フロート531は、気体吸出口540に達すると、気体吸出口540の内面に密着して気体吸出口540を閉塞する。このように、弁機構535では、気体吸出口540の表面から離間して気体吸出口540を開放していたフロート531が、フロート室530におけるインクの液面の上昇に伴い移動することにより気体吸出口540を閉塞する。
フロート531が気体吸出口540を閉塞すると、フロート室530とチューブポンプとがフロート531によって隔てられ、チューブポンプはフロート室530内の気体を気体吸出チューブ541に吸い込むことができなくなる。したがって、この気体吸出シーケンスの途中に、フロート室530におけるインクの液面が上昇して気体吸出口540に近づいた場合に、インクの液面が気体吸出口540に達する前に、インクの液面に浮いているフロート531が気体吸出口540を閉塞する。そのため、この液体吐出装置では、気体吸出シーケンスにおいてチューブポンプによる吸引動作を過剰に行っても、気体吸出シーケンス中にフロート室530内のインクが気体吸出口540から気体吸出チューブ541に流出しない。したがって、この液体吐出装置では、インクを無駄にすることなくインク室510内の気体を吸出可能である。
以上に、本実施形態に係る気体吸出シーケンスの概略を示した。本実施形態に係る液体吐出装置は、気体吸出シーケンスを実行する際、直前に実行した気体吸出シーケンスからの経過時間に応じた条件で吸引動作をチューブポンプが行うように、チューブポンプを制御する制御部(不図示)を有する。制御部は、気体吸出シーケンスを行うごとに、直前に実行した気体吸出シーケンスからの経過時間に応じ、吸引動作におけるチューブポンプの流体吸引速度や、吸引動作の1回あたりの時間などを決定する。
また制御部は、1回の気体吸出シーケンスにおいてチューブポンプによる吸引動作を複数回に分けて行わせることができ、直前に実行した気体吸出シーケンスからの経過時間に応じ、チューブポンプによる吸引動作の回数を決定する。また、気体吸出シーケンスが複数の吸引動作を含む場合、制御部は、直前に実行した気体吸出シーケンスからの経過時間に応じ、チューブポンプによって行う吸引動作の時間間隔を決定する。
このように制御部は、気体吸出シーケンスにおけるチューブポンプの吸引動作の上記のような条件を任意に設定して気体吸出シーケンスを実行することが可能である。本実施形態では、条件の異なる3種類の気体吸出シーケンス1〜3があらかじめ設定されており、制御部が直前に実行した気体吸出シーケンスからの経過時間に応じて気体吸出シーケンス1〜3のうちから1つを選択して実行する。
本実施形態に係る液体吐出装置が液体吐出動作を開始する前に、制御部は、気体吸出シーケンスを行うか否かの判断を行い、気体吸出シーケンスを行う場合には、気体吸出シーケンス1〜3の3種類うちから選択した気体吸出シーケンスを実行する。図2は、この動作の流れを示したフローチャートである。
図2において、制御部は気体吸出シーケンスを決定するための動作を開始する(ステップ100)と、前回の気体吸出シーケンス実行からの経過時間を参照し、経過時間が1ヶ月未満であるか否かを判定する(ステップ110)。ステップ110において、前回の気体吸出シーケンス実行からの経過時間が1ヶ月未満である場合には、気体吸出シーケンスを実行せずに終了し(ステップ140)、その後、液体吐出装置による液体吐出動作が開始される。すなわち、前回の気体吸出シーケンス実行からの経過時間が1ヶ月未満である場合においては、インク室510内のインク量が、インク吐出が阻害される程度までには減少していないと考えられるので、この場合は気体吸出シーケンスを行わない。
次に、ステップ110において、前回の気体吸出シーケンス実行からの経過時間が1ヶ月以上である場合には、経過時間が2ヶ月未満であるか否かを判定する(ステップ120)。ステップ120において、前回の気体吸出シーケンス実行からの経過時間が2ヶ月未満である場合、すなわち、経過時間が1ヶ月以上2ヶ月未満である場合には、インク室510内のインク量が、インク吐出が阻害される程度近傍にまでに減少している可能性がある。そのため、この場合には気体吸出シーケンスを実行する。一方、この場合には、フロート室530内のインクの増粘程度は、フロート531の浮遊を妨げる程度までには至っていないと考えられるので、気体吸出シーケンス実行に要する時間の短い、気体吸出シーケンス1を行う(ステップ121)。
ここで、図3を参照しながら、気体吸出シーケンス1(ステップ121)について説明する。図3において、気体吸出シーケンス1が開始される(ステップ200)と、液体吐出装置の制御部は、上記チューブポンプを約2ml/秒の流体吸引速度で、2秒間駆動する吸引動作を行い(ステップ201)、気体吸出シーケンス1を終了する(ステップ210)。
前回の気体吸出シーケンス実行からの経過時間が1ヶ月以上2ヶ月未満である場合には、フロート室530内のインクの増粘程度が、フロート531の浮遊を妨げる程度までには至っていない。そのため、この場合には、このような制御で、インク室510内のインクを無駄に排出してしまうことなく、インク室510内の不要な気体を吸出することができる。なお、気体吸出シーケンス1に要する時間を2秒間としたのは、チューブポンプを2秒間駆動することで、余裕(マージン)を持って、インク室510内の不要な気体を吸出することができるからである。気体吸出シーケンス1終了後、液体吐出装置による液体吐出動作が開始される。
したがって、例えば、常に液体吐出装置の電源が入っており、液体吐出装置が継続的に液体吐出動作を行っている場合には、1ヶ月毎に気体吸出シーケンス1が実行されることになる。
次に、図2中のステップ120において、前回の気体吸出シーケンス実行からの経過時間が2ヶ月以上である場合には、経過時間が3ヶ月未満であるか否かを判定する(ステップ130)。前回の気体吸出シーケンス実行からの経過時間が3ヶ月未満である場合、すなわち、経過時間が2ヶ月以上3ヶ月未満である場合には、フロート室530内のインクの増粘程度が、フロート531の浮遊を弱く妨げる程度になっている可能性がある。そのため、この場合には、図4にフローチャートを示した、気体吸出シーケンス2を行う(ステップ131)。
以下、図4を参照しながら、気体吸出シーケンス2について説明する。図4において、気体吸出シーケンス2が開始される(ステップ300)と、液体吐出装置の制御部は、まず、上記チューブポンプを、約2ml/秒の流体吸引速度で、1秒間駆動する吸引動作を行う(ステップ301)。チューブポンプの1秒間の駆動する吸引動作(ステップ301)による、インク室510内の気体の吸出に伴って、非増粘インクが、インク流入口520から、インク室510内およびフロート室530の下方に流入してくる。その際、フロート531が、増粘インクによって、その浮遊を弱く妨げられている場合、インクの液面が上昇してもすぐには上昇しない。
そこで、気体吸出シーケンス2においては、上記1秒間の駆動(ステップ301)の後、フロート室530の下方に流入してきた非増粘インクが増粘インクに混合することによって、増粘インクの粘度が低下するのを待つ。すなわち、ステップ302において、30秒の経過を待つ。ステップ302の後、今度は、上記チューブポンプを、約2ml/秒の流体吸引速度で、2秒間駆動する吸引動作を行う(ステップ303)。このときには、フロート室530内の増粘インクの粘度が、フロート531の浮遊を妨げない程度にまで低下している。そのため、上記チューブポンプの駆動する吸引動作(ステップ303)によってフロート室530内へ流入してくるインクの液面の上昇に伴って、フロート531は上昇し、気体吸出口540を閉塞する。気体吸出シーケンス2終了後、液体吐出装置による液体吐出動作が開始される。
このように、前回の気体吸出シーケンス実行からの経過時間が2ヶ月以上3ヶ月未満である場合には、このような制御を行うことによって、インク室510内のインクを無駄に排出してしまうことなく、インク室510内の不要な気体を吸出することができる。なお、気体吸出シーケンス2に要する時間は約33秒であり、短時間でのインク室510内の気体の吸出が可能である。
次に、図2中のステップ130において、前回の気体吸出シーケンス実行からの経過時間が3ヶ月以上である場合には、フロート室530内のインクの増粘によって、フロート531の浮遊が妨げられていると考えられる。この場合には、図5にフローチャートを示した、気体吸出シーケンス3を行う(ステップ132)。
以下、図5を参照しながら、気体吸出シーケンス3について説明する。図5において、気体吸出シーケンス3が開始される(ステップ400)と、液体吐出装置の制御部は、まず、上記チューブポンプを、約2ml/秒の流体吸引速度で、1.5秒間駆動する吸引動作を行う(ステップ401)。この1.5秒間の駆動(ステップ401)によって、非増粘インクが、インク流入口520からインク室510内に流入してくる。
しかし、この非増粘インクの流入の結果、インク室510内のインクの液面がフロート室530の連通口532の位置にまで上昇するか否かは、前回の気体吸出シーケンス実行からの経過時間によって異なる。すなわち、前回の気体吸出シーケンス実行からの経過時間が3ヶ月以上ではあるが比較的短い場合には、ステップ401の吸引動作によってインクの液面がフロート室530の連通口532の位置にまで上昇する可能性が高い。その一方で、前回の気体吸出シーケンス実行からの経過時間が3ヶ月を大幅に超えて比較的長い場合には、ステップ401の吸引動作によってインクの液面がフロート室530の連通口532の位置にまで上昇する可能性が低い。
ステップ401の吸引動作によってはインクの液面がフロート室530に達しない場合には、フロート531の浮遊を妨げている増粘インクの粘度が低下しないため、ステップ402の後においても、フロート531の浮遊は妨げられたままである可能性が高い。そこで、気体吸出シーケンス3においては、ステップ402の後、ステップ403およびステップ404を実行する。すなわち、ステップ403において、上記チューブポンプを、約2ml/秒の流体吸引速度で、1秒間駆動する吸引動作を行った後、ステップ404において、1分の経過を待つ。このステップ403およびステップ404によって、前回の気体吸出シーケンス実行からの経過時間が比較的長い場合においても、インク室510内のインクの液面をフロート室530の連通口532の位置にまで上昇させることができる。したがって、このような場合にもフロート531の浮遊を妨げている増粘インクの粘度を低下させることができる。
前回の気体吸出シーケンス実行からの経過時間が比較的長い場合には、ステップ403の吸引動作によってはフロート室530内の気体を十分に吸出できていない場合がある。そのため、ステップ404の後に、ステップ405の吸引動作を行う。すなわち、ステップ405において、上記チューブポンプの、約2ml/秒の流体吸引速度での2秒間の駆動を行う。この2秒間の駆動(ステップ405)によって、前回の気体吸出シーケンス実行からの経過時間が比較的長い場合においても、フロート室530内の気体を十分に吸出することができる。この液体吐出装置では、このステップ405の終了をもって気体吸出シーケンス3を終了し(ステップ410)、液体吐出装置による液体吐出動作が開始される。なお、気体吸出シーケンス3に要する時間は約1分34秒あり、短時間でのインク室510内の気体の吸出が可能である。
以上のように、本実施形態に係る液体吐出装置では、インク室510内のインクを無駄に排出してしまうことなく、かつ、気体吸出シーケンスに要する時間を不必要に長くすることなく、インク室510内の不要な気体を吸出することができる。
なお、本実施形態に係る液体吐出装置では、チューブポンプ、弁機構535および制御部が、インク室510内の液体を排出することなくインク室510内の気体を吸出可能な気体吸出装置を構成している。しかし、液体吐出装置自体には気体吸出装置を設けずに、別個に用意した同様の構成の気体吸出装置を液体吐出装置のインク室に接続することにより、同様の効果を得ることができる。
また、本実施形態では、同一の気体吸出シーケンスに複数の吸引動作が含まれる場合の各吸引動作におけるチューブポンプの流体吸引速度を等しく設定しているが、各吸引動作ごとにチューブポンプの流体吸引速度を変更することも可能である。また、各吸引動作中にチューブポンプの流体吸引速度を変化させることも可能である。
また、本実施形態においては、1種類のインクのみを用いる液体吐出装置を例に挙げて説明したが、複数の種類のインクを用いる液体吐出装置についても同様に構成することができる。このような液体吐出装置においては、例えば、複数のインク室の各気体吸出口から、1つのチューブポンプを用いて、各インク室内の不要な気体を吸出するように構成することも可能である。
さらに、本実施形態においては、増粘インクによってフロートがフロート室に付着することによりフロートの浮遊が妨げられるような場合を説明したが、本実施形態の構成によって、フロート室内の増粘インクにより発生する他の不具合の解消にも有効である。例えば、フロートの表面に増粘インクが付着している場合にも、本実施形態のインク吸出シーケンスによって増粘インクに非増粘インクが混ざり、増粘インクの粘度が低下すると、増粘インクのフロートの表面への付着力が低下する。これにより、フロートの表面に付着した増粘インクは、フロートの表面から除去される。したがって、本実施形態に係る液体吐出装置では、フロートと気体吸出口との間に増粘インクが挟まりフロートがフロート室の気体吸出口の表面に密着しないという不具合を防止できる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態においては、液体吐出装置の液体吐出動作前に行う気体吸出シーケンスについて説明したが、第2の実施形態においては、液体吐出装置を輸送する際に用いられる輸送モード後に行う気体吸出シーケンスについて説明する。なお、本実施形態に係る液体吐出装置は、以下に示す構成以外は第1の実施形態と同様であるので、本実施形態においても第1の実施形態と同様に図1を参照し、図1に示した符号を用いて説明する。
本実施形態に係る液体吐出装置には、装置内のインクを抜くことにより、輸送される際のインクの漏れ出しを防止する輸送モードが備えられている。この液体吐出装置において、輸送モードが開始されると、まず、装置の表示部(不図示)に、「インクタンク脱」の表示が為される。そして、液体吐出装置の制御部(不図示)は、「インクタンク脱」を検知すると、インク吐出口面501に接触する周知のキャップ手段、および、該キャップ手段を介してインク吐出口500からインクを吸引する周知の吸引手段を用いて、装置内のインクを抜く。その後、この液体吐出装置の記憶部(不図示)に、輸送モード中のフラグを記憶し、上記キャップ手段によってキャッピングを行って、電源をオフにする。この液体吐出装置は、この状態で輸送が行われる。
この液体吐出装置は、輸送が行われた後、電源が入れられると、液体吐出装置の制御部は、上記記憶部のフラグ(輸送モード中)に応じて、上記表示部に、「インクタンク着」の表示を行う。そして、制御部は、「インクタンク着」を検知すると、図6〜図8にフローチャートを示した、本実施形態に係る(輸送モード時の)気体吸出シーケンスを実行した後、輸送モード中のフラグをリセットする。
本実施形態に係る液体吐出装置では、輸送モード後に、制御部は、気体吸出シーケンス4,5の2種類うちから選択した気体吸出シーケンスを実行する。図6は、この動作の流れを示したフローチャートである。輸送モード後に電源が入れられる(ステップ600)と、液体吐出装置の制御部は、前回の気体吸出シーケンス実行からの経過時間を参照し、経過時間が1ヶ月未満であるか否かを判定する(ステップ610)。前回の気体吸出シーケンス実行からの経過時間が1ヶ月未満である場合には、上述のようにインクを抜いてもフロート室530内に残留してしまう少量のインクの増粘程度が、フロート531の浮遊を弱く妨げる程度になっている可能性がある。そのため、この場合には、図7にフローチャートを示した、気体吸出シーケンス4を行う(ステップ611)。
以下、図7を参照しながら、気体吸出シーケンス4について説明する。図7において、気体吸出シーケンス4が開始される(ステップ700)と、液体吐出装置の制御部は、まず、上記チューブポンプを、約2ml/秒の流体吸引速度で、6秒間駆動する(ステップ701)。この6秒間の駆動(ステップ701)によって、インクタンク内のインクが、インク供給チューブ521を満たしつつ、インク流入口520から、インク室510内およびフロート室530の下方に流入してくる。そして、ステップ702における30秒の経過待ちの間に、フロート室530の下方に流入してきた非増粘インクと、フロート531の浮遊を弱く妨げている可能性がある増粘インクとが混合し、増粘インクの粘度が低下する。
ステップ702の後には、上記チューブポンプを、約2ml/秒の流体吸引速度で、2秒間駆動する、ステップ703を実行する。このときには、増粘インクの粘度が、フロート531の浮遊を妨げない程度にまで低下している。したがって、上記チューブポンプの駆動(ステップ703)によってフロート室530内へ流入してくるインクの液面の上昇に伴って、フロート531は上昇し気体吸出口540を閉塞する。上記チューブポンプの駆動(ステップ703)の終了をもって気体吸出シーケンス4は終了し(ステップ710)、この液体吐出装置は液体吐出動作可能となる。輸送モード後の気体吸出シーケンスにおいて、前回の気体吸出シーケンス実行からの経過時間が1ヶ月未満である場合には、このような制御によって、インク室510内のインクを無駄に排出してしまうことなく、インク室510内の不要な気体を吸出できる。なお、気体吸出シーケンス4に要する時間は、約38秒であり、短時間でのインク室510内の気体の吸出が可能である。
次に、図6中のステップ610において、前回の気体吸出シーケンス実行からの経過時間が1ヶ月以上である場合には、フロート室530内に残留している少量のインクの増粘によって、フロート531の浮遊が妨げられていると考えられる。そのため、この場合は、図8にフローチャートを示した、気体吸出シーケンス5を行う(ステップ612)。
以下、図8を参照しながら、気体吸出シーケンス5について説明する。気体吸出シーケンス5が開始される(ステップ800)と、液体吐出装置の制御部は、まず、上記チューブポンプを、約2ml/秒の流体吸引速度で、6秒間駆動する吸引動作を行う(ステップ801)。この6秒間の駆動(ステップ801)によって、インクタンク内のインクが、インク供給チューブ521を満たしつつ、インク室510内およびフロート室530の下方に流入してくる。そして、ステップ802における1分の経過待ちの間に、フロート室530の下方に流入してきた非増粘インクが、フロート531の浮遊を妨げている増粘インクの粘度を低下させる。
ステップ802の後には、上記チューブポンプを、約2ml/秒の流体吸引速度で、2秒間駆動する吸引動作(ステップ803)を実行する。このときには、増粘インクの粘度が、フロート531の浮遊を妨げない程度にまで低下している。したがって、上記チューブポンプの駆動(ステップ803)によってフロート室530内へ流入してくるインクの液面の上昇に伴って、フロート531は上昇し、気体吸出口540を閉塞する。上記チューブポンプの駆動(ステップ803)の終了をもって気体吸出シーケンス5は終了し(ステップ810)、この液体吐出装置は液体吐出動作可能となる。輸送モード後の気体吸出シーケンスにおいて、前回の気体吸出シーケンス実行からの経過時間が1ヶ月以上である場合には、このような制御によって、インク室510内のインクを無駄に排出してしまうことなく、インク室510内の不要な気体を吸出できる。なお、気体吸出シーケンス5に要する時間は、約1分8秒であり、短時間でのインク室510内の気体の吸出が可能である。
以上のように、本実施形態によれば、輸送モード後において、インク室510内のインクを無駄に排出してしまうことなく、かつ、気体吸出シーケンスに要する時間を不必要に長くすることなく、インク室510内の不要な気体を吸出することができる。
500 インク吐出口
501 インク吐出口面
510 インク室
520 インク流入口
521 インク供給チューブ
530 フロート室
531 フロート
532 連通口
535 弁機構
540 気体吸出口
541 気体吸出チューブ
542 一方向弁

Claims (7)

  1. 内部圧力の低下に伴い外部から液体が供給される液体室の気体を吸出する気体吸出装置において、
    鉛直方向上部に形成された第1の開口部と前記液体室に接続される第2の開口部とが設けられたフロート室と、
    前記フロート室に収容され、該フロート室における液体の液面の高さの変化に伴って前記第1の開口部を開閉するフロートと、
    前記フロート室の前記第1の開口部に接続された吸引装置と、
    前記吸引装置を制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、前記吸引装置による吸引動作を少なくとも1回含み、前記液体室の気体を吸出し、さらに前記液体室の液体を前記フロート室に吸い込む気体吸出シーケンスを実行させ、かつ、当該気体吸出シーケンスにおける前記吸引動作の条件を直前に実行された気体吸出シーケンスからの経過時間に応じて決定することを特徴とする気体吸出装置。
  2. 前記制御部は、前記気体吸出シーケンスを実行するごとに、前記経過時間に応じ、前記吸引動作における前記吸引装置の流体吸引速度と、前記吸引動作の1回あたりの時間と、前記吸引動作の回数と、の少なくとも1つを決定する、請求項1に記載の気体吸出装置。
  3. 前記制御部は、前記吸引装置による複数回の前記吸引動作を含む前記気体吸出シーケンスを実行するごとに、前記経過時間に応じて前記各吸引動作の時間間隔を決定する、請求項1または2に記載の気体吸出装置。
  4. 内部圧力の低下に伴い外部から液体が供給される液体室と、該液体室から供給される液体を吐出する吐出部と、を備えた液体吐出装置において、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の気体吸出装置を備え、前記液体室は、前記気体吸出装置の第2の開口部に接続され、前記気体吸出装置によって気体が吸出されることを特徴とする液体吐出装置。
  5. 内部圧力の低下に伴い外部から液体が供給される液体室の気体を吸出する気体吸出方法において、
    鉛直方向上部に形成された第1の開口部と前記液体室に接続される第2の開口部とが設けられたフロート室と、
    前記フロート室に収容され、該フロート室における液体の液面の高さの変化に伴って前記第1の開口部を開閉するフロートと、
    前記フロート室の前記第1の開口部に接続された吸引装置と、を用い、
    前記吸引装置による吸引動作を少なくとも1回含み、前記液体室の気体を吸出し、さらに前記液体室の液体を前記フロート室に吸い込む気体吸出シーケンスを実行させ、かつ、当該気体吸出シーケンスにおける前記吸引動作の条件を直前に実行された気体吸出シーケンスからの経過時間に応じて決定することを特徴とする気体吸出方法。
  6. 前記気体吸出シーケンスを実行するごとに、前記経過時間に応じ、前記吸引動作における前記吸引装置の流体吸引速度と、前記吸引動作の1回あたりの時間と、前記吸引動作の回数と、の少なくとも1つを決定する、請求項5に記載の気体吸出方法。
  7. 前記吸引装置に複数回の前記吸引動作を行わせる前記各気体吸出シーケンスを実行するごとに、前記経過時間に応じて前記各吸引動作の時間間隔を決定する、請求項5または6に記載の気体吸出方法。
JP2009140140A 2009-06-11 2009-06-11 気体吸出装置およびこれを備えた液体吐出装置、ならびに気体吸出方法 Pending JP2010284876A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009140140A JP2010284876A (ja) 2009-06-11 2009-06-11 気体吸出装置およびこれを備えた液体吐出装置、ならびに気体吸出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009140140A JP2010284876A (ja) 2009-06-11 2009-06-11 気体吸出装置およびこれを備えた液体吐出装置、ならびに気体吸出方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010284876A true JP2010284876A (ja) 2010-12-24

Family

ID=43540960

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009140140A Pending JP2010284876A (ja) 2009-06-11 2009-06-11 気体吸出装置およびこれを備えた液体吐出装置、ならびに気体吸出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010284876A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104441974A (zh) * 2013-09-17 2015-03-25 精工爱普生株式会社 液体喷射装置及液体供给方法
JP2016083914A (ja) * 2014-10-29 2016-05-19 ブラザー工業株式会社 カートリッジ及び液体消費装置
JP2017087742A (ja) * 2017-02-23 2017-05-25 ブラザー工業株式会社 液体吐出装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104441974A (zh) * 2013-09-17 2015-03-25 精工爱普生株式会社 液体喷射装置及液体供给方法
CN104441974B (zh) * 2013-09-17 2017-07-07 精工爱普生株式会社 液体喷射装置及液体供给方法
JP2016083914A (ja) * 2014-10-29 2016-05-19 ブラザー工業株式会社 カートリッジ及び液体消費装置
JP2017087742A (ja) * 2017-02-23 2017-05-25 ブラザー工業株式会社 液体吐出装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101929093B1 (ko) 잉크토출장치 및 잉크토출방법
EP2674535A1 (en) Toilet cleaning device, and flush toilet
JP5822632B2 (ja) インク供給システム
KR100643494B1 (ko) 반도체 제조용 포토레지스트의 디스펜싱장치
JP5943905B2 (ja) 分注装置および分注システム
JP2010284876A (ja) 気体吸出装置およびこれを備えた液体吐出装置、ならびに気体吸出方法
JP2007331350A (ja) 液体噴射装置及び液体収容容器
JP5549031B2 (ja) 液体保持容器および液体供給装置
JP5210135B2 (ja) ガス抜き機構付き往復動ポンプ
JP5439511B2 (ja) インク供給装置
US20050068383A1 (en) Liquid supply apparatus
US10286678B2 (en) Inkjet printer with air bubble discharge function
JP5377281B2 (ja) インク供給用ポンプ及びインクジェット記録装置
US10363754B2 (en) Inkjet printing machine
JP5671396B2 (ja) インクジェット印刷装置のインク濃度変更方法およびインクジェット印刷装置
JP6833301B2 (ja) インク供給装置
JP5708394B2 (ja) 溶液充填機構
JP5764630B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2009292097A (ja) インクジェット記録装置
KR20110000965A (ko) 용액 공급 장치 및 이를 이용한 용액 공급 방법
JP2008286176A (ja) 空気圧による揚水ポンプ
JP2003266736A (ja) 液体供給装置、インク供給装置、液体吐出ヘッド及びプリンタヘッド