JP2010283692A - 折畳み式携帯端末 - Google Patents

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裕之 伊延
Hirobumi Oda
博文 小田
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Abstract

【課題】開き操作時に誤って折畳み式携帯端末を落とすことなく左右いずれの方向からも簡単に開き操作が行えるようにすると共に、開き操作を行うボタンが外観に露出しないようにする。
【解決手段】折畳み式携帯電話機1(折畳み式携帯端末)に、第1の筐体3と、第2の筐体5と、これら第1の筐体3と第2の筐体5とを折り畳み開閉自在に連結するヒンジ部6とを設ける。そして、第1の筐体3と第2の筐体5とを閉じた状態から、第1の筐体3を第2の筐体5に対してヒンジ部6の軸方向に沿って左右いずれの方向へスライド移動させても、第1の筐体3が第2の筐体5に対して自動的に開くようにする。
【選択図】図2

Description

本発明は、折畳み式携帯端末に関し、特にその自動開閉構造に関する。
従来より、折畳み式携帯電話機に代表される折畳み式携帯端末では、片手で下筐体を持ち、他方の手で上筐体を持ち上げてヒンジ部を中心に開くようになっており、両手を使って開くのが一般的であった。
しかし、両手を使って開くのが面倒な場合があり、片手だけでワンタッチで開き操作を行いたいというニーズが増えていた。
そこで、例えば特許文献1の折畳み式携帯電話機は、第1筐体と、第2筐体と、第1筐体に固定され、第2筐体を第1筐体に回転自在に連結するためのヒンジ部とを備え、ヒンジ部は、操作部を備え、第2筐体は、操作部の操作に応じて、閉じられた状態を示す第1角度位置から予め決められた角度位置を示す第2角度位置まで開き、操作部の操作がないとき、第1角度位置、第2角度位置、第1角度位置と第2角度位置との間の第3角度位置のいずれか一方の角度位置に維持されるというフリーストップ機能とワンタッチオープン機能とを選択的に利用している。
また、特許文献2の折畳み式携帯電話機は、上筐体及び下筐体と、上筐体及び下筐体の境界線に沿って配置された回動軸を中心として上筐体及び下筐体を相対的に回動可能に連結する連結部と、上下の筐体を自動的に開くワンプッシュ自動開き機構と、ワンプッシュ自動開き機構を操作して上下の筐体を開く解除手段とを備え、解除手段の第1操作部及び第2操作部をそれぞれ連結部の両端部に設け、第1操作部及び第2操作部を連動可能とし、使用者の嗜好や使用する形態、状況等に対応して、各操作部を選択的に操作可能としている。
特開2002−344597号公報 特開2006−324927号公報
上記特許文献1及び2では、いずれも片手で本体を持ってワンタッチオープンするために親指又は人差し指をヒンジの側面から露出するボタンに当ててプッシュする。このとき、ボタンを小さな力で押せることから、携帯電話機を軽く保持したまま第1筐体が開かれることが多く、バネなどによる第1筐体を開く方向に付勢する力が強ければ、第1筐体が開ききったときに反動が生じ、携帯電話機を落下してしまうおそれがあった。
また、上記特許文献1及び2では、開き操作を行うボタンが外観に露出しているので見映えが悪い。さらに、ボタンが露出していることから、携帯電話機を閉じた状態で落下させてしまったときに、開き操作を行うボタンが誤って押されることがあり、意図せず携帯電話機が開いて表示部などに傷が付きやすいという問題もある。また、鞄の中で勝手に開き操作を行うボタンが押されて携帯電話機が開いてしまうこともある。
さらには、左右いずれの指でも操作できるようにしたいというニーズもある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、開き操作時に反動で折畳み式携帯端末を落とすことなく、左右いずれの方向からも簡単に開き操作が行えると共に、開き操作を行うボタンが外観に露出しないようにすることにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、第1の筐体自体をヒンジ部の軸心に沿って左右いずれの方向にもスライド移動可能とした。
具体的には、第1の発明では、第1の筐体と、第2の筐体と、該第1の筐体と第2の筐体とを折り畳み開閉自在に連結するヒンジ部とを備えた折畳み式携帯端末を前提とし、
上記折畳み式携帯端末は、
上記第1の筐体と第2の筐体とを閉じた状態から、該第1の筐体を第2の筐体に対して上記ヒンジ部の軸方向に沿って、左右いずれの方向へスライド移動させても、該第1の筐体が第2の筐体に対して自動的に開くように構成されている。
上記の構成によると、第1の筐体自体を押圧すればよく、従来のようにヒンジ部の側面にロックを解除するための操作ボタンを設ける必要がないので、見映えがよい。また、開き操作時には、第1の筐体自体を押して第2の筐体に対してヒンジ部の軸方向に沿ってスライド移動させるために、第2の筐体をしっかりと掴んで第1の筐体を押すこととなり、第1の筐体が開いたときに反動があったとしても、折畳み式携帯端末を誤って落とすことはない。さらに、開き操作をするボタンが露出していないので、閉じた状態で誤って落下させた場合や、鞄の中で動いたときなどに意図せずボタンが押されて第1の筐体が開くことはない。しかも、左右いずれの方向へスライド移動させても、第1の筐体が開くので、開き操作が容易である。
第2の発明では、第1の発明において、
上記ヒンジ部は、
上記第1の筐体のヒンジ部側両角部から水平方向へそれぞれ膨出する一対の外側ボス部と、
上記第2の筐体のヒンジ部側端部に該ヒンジ部の軸方向中央表面から該第2の筐体の厚さ方向へ膨出した状態で上記一対の外側ボス部間に配置され、該第2の筐体に対して上記ヒンジ部の軸方向にスライド移動可能な内側ボス部と、
上記一対の外側ボス部の一方と、上記内側ボス部とに挿通された第1水平ヒンジ軸と、
上記一対の外側ボス部の他方と、上記内側ボス部とに挿通された第2水平ヒンジ軸と、
上記第1水平ヒンジ軸内に設けられ、上記第1の筐体と第2の筐体とを開く方向に付勢すると共に、付勢力を蓄えた状態でロック可能な開操作補助用付勢機構と、
上記第1水平ヒンジ軸に設けられ、上記開操作補助用付勢部材のロックを解除するためのロック解除用ボタンと、
上記第2の筐体に回動可能に支持されると共に、先端が上記内側ボス部内に挿入され、上記第1の筐体が上記ヒンジ部の軸方向に沿って左右いずれの方向にスライドされたときでも、上記先端が上記ロック解除用ボタンに当接して押圧する回動式ボタン押圧部と、
を備えている。
上記の構成によると、ロック解除用ボタンと回動式ボタン押圧部とが内側ボス部内に収容されているので、従来のようにヒンジ部の側面に露出する場合に比べて極めて見映えがよく、意図せずロック解除用ボタンが押されにくい。また、第1の筐体をヒンジ部の軸心に沿って左右いずれの方向にスライドさせても、回動式ボタン押圧部がロック解除用ボタンを押圧し、開操作補助用付勢機構のロックを解除して第1の筐体が第2の筐体に対して開くように付勢する。第1の筐体を押す際には、第2の筐体でしっかり反力を取るように第2の筐体を握っているので、開操作補助用付勢機構の付勢力が強くて第1の筐体が開ききったときに大きな反動が生じたとしても、折畳み式携帯端末を落とすことはない。
第3の発明では、第2の発明において、
上記回動式ボタン押圧部は、
上記第1の筐体のスライド方向と垂直な回動軸を備え、
上記第1の筐体が上記ロック解除用ボタンの押圧方向にスライドされたときには、上記第1の筐体と共にスライドする上記内側ボス部に押されて回動し、上記先端が上記ロック解除用ボタンに当接して押圧し、
上記第1の筐体が上記ロック解除用ボタンの押圧方向と反対側にスライドされたときには、上記第2の筐体側に押されて回動規制され、上記先端が上記内側ヒンジ部と共にスライド移動する上記ロック解除用ボタンに当接して押圧するように構成されている。
上記の構成によると、回動式ボタン押圧部は、第1の筐体のスライド方向と垂直な回動軸を中心に回動可能に支持されているので、第1の筐体が左右いずれか一方のロック解除用ボタンの押圧方向にスライドされたときには、第1の筐体と共にスライドする内側ボス部に押されて回動し、その先端がロック解除用ボタンを押圧し、第1の筐体が第2の筐体に対して自動的に開く。一方、回動式ボタン押圧部は、第1の筐体が他方にスライドされたときには第2の筐体側に押されて回動しないように規制され、その規制状態で、その先端が内側ヒンジ部と共にスライドして近付いてくるロック解除用ボタンを押圧し、第1の筐体が第2の筐体に対して自動的に開く。このように左右いずれの方向に第1の筐体がスライドされても、1つの回動式ボタン押圧部でロック解除用ボタンを押圧することができる。
第4の発明では、第3の発明において、
上記内側ボス部には、上記回動式ボタン押圧部が挿通される押圧部挿通用開口が形成され、
上記押圧部挿通用開口の周縁と、上記回動式ボタン押圧部との間の間隔は、上記ロック解除用ボタン側が広く、該ロック解除用ボタンと反対側は狭く設定されている。
上記の構成によると、第1の筐体がロック解除用ボタンの押圧方向にスライドされたときには、内側ボス部も第1の筐体と一緒にスライドするが、押圧部挿通用開口の周縁と回動式ボタン押圧部との間の間隔が狭いので、回動式ボタン押圧部が押圧部挿通用開口の周縁に押されて回動軸を中心に内側ボス部のスライド量よりも大きくロック解除用ボタン側へ回動し、ロック解除用ボタンが押圧される。一方、第1の筐体がロック解除用ボタンの押圧方向と反対側にスライドされたときには、内側ボス部が第1の筐体と一緒にスライドしても、押圧部挿通用開口の周縁と回動式ボタン押圧部との間の間隔が広く設定されているので、内側ボス部に当接せず、回動式ボタン押圧部は、回動しない規制状態にある。そして、第1水平ヒンジ軸は、内側ボス部と共に移動するので、ロック解除用ボタンが回動規制状態の回動式ボタン押圧部の先端に近付いて押圧される。このように左右いずれの方向に第1の筐体がスライドされても、1つの回動式ボタン押圧部でロック解除用ボタンを押圧することができる。
第5の発明では、第2〜第4のいずれか1つの発明において、
上記第2の筐体のヒンジ部側端部には、上記外側ボス部及び上記内側ボス部が収容されるボス部収容凹部が凹陥され、
上記外側ボス部及び上記内側ボス部は、上記ボス部収容凹部上を上記第1水平ヒンジ軸に沿って左右いずれの方向にもスライド移動するように構成されている。
上記の構成によると、外側ボス部及び内側ボス部が第2の筐体のボス部収容凹部上を左右いずれの方向にもスライド移動するので、スライド移動後に第1の筐体が第2の筐体に対して開くのを阻害しないように、第1の筐体を押す指以外の指は、第2の筐体をしっかりと握らざるを得ず、第1の筐体が開ききったときの反動が大きくても、その反動が原因で折畳み式携帯端末を落とすことはない。
第6の発明では、第5の発明において、
上記第1の筐体が左右いずれの方向にスライド移動した場合でも、上記開操作補助用付勢部材のロックを解除した後、上記第1の筐体を第2の筐体に対して左右中心位置に押し戻す押し戻し機構が設けられている。
上記の構成によると、左右いずれの方向にスライド移動した場合でも、第1の筐体が第2の筐体に対して開いた後、押し戻し機構が第1の筐体をスライド移動前の左右中心位置に押し戻すので、手で第1の筐体を左右中心位置に戻す必要がなく、開き操作が簡単となる。また、押し戻し機構が常に第1の筐体を押圧しているので、その付勢力に抗する力で第1の筐体を左右いずれかの方向にスライド移動させる必要があることから、折畳み式携帯端末を落下させたときの衝撃を受けたときや鞄の中で動いたときなどに第1の筐体がスライド移動して意図せず第1の筐体が開いてしまうことはない。
第7の発明では、第6の発明において、
上記押し戻し機構は、上記ロック解除用ボタンの外周に嵌め込まれた圧縮コイルバネよりなり、
上記圧縮コイルバネは、上記回動式ボタン押圧部が上記開操作補助用付勢部材のロックを解除した後、上記回動式ボタン押圧部を付勢して上記第1の筐体を第2の筐体に対して左右中心位置に押し戻すように構成されている。
上記の構成によると、ロック解除用ボタンの外周に嵌め込まれた圧縮コイルバネが回動式ボタン押圧部を押し戻し、このことで、圧縮コイルバネの付勢力が回動式ボタン押圧部を介して確実に第1の筐体に伝達され、第1の筐体が左右中心位置に押し戻される。また、弾性部材は、ロック解除用ボタンの外周に嵌め込まれているので、簡単な構造で、かつスペースを有効利用できる。
第8の発明では、第1乃至第7のいずれか1つの発明において、
上記第1の筐体の表面には、表示部が設けられ、
上記第2の筐体の表面には、操作部が設けられている。
上記の構成によると、待機時は傷が入りやすい表示部を内側にして第1の筐体を閉じておけば、誤って第1の筐体が開いて表示部に傷が付くことはなく、使用時には第1の筐体をスライド移動させるだけで開くので、使い勝手がよい。
第9の発明では、第1乃至第8のいずれか1つの発明において、
上記第2水平ヒンジ軸は、中空に形成され、該第2水平ヒンジ軸には、上記第1の筐体内の基板と上記第2の筐体内の基板とを電気的に接続する信号線が挿通されている。
上記の構成によると、ヒンジ部内に信号線を通しているので、第1の筐体が第2の筐体に対してスライド移動された後、信号線が、第1の筐体が開くのを阻害することはない。
以上説明したように、本発明によれば、第1の筐体を第2の筐体に対してヒンジ軸の軸方向に沿って、左右いずれの方向へスライド移動させても、第1の筐体と第2の筐体とを閉じた状態から第1の筐体が第2の筐体に対して自動的に開くようにしたことにより、反動で折畳み式携帯端末を落とすことなく左右いずれの方向からでも簡単に開き操作が行えると共に、開き操作を行うボタンが外観に露出しないので、折畳み式携帯端末の見映えをよくすることができ、また意図せず第1の筐体が開くのを防止することができる。
本発明の実施形態にかかる折畳み式携帯電話機の閉じた状態を第1の筐体側から見た斜視図である。 折畳み式携帯電話機が開いた状態を示す斜視図である。 折畳み式携帯電話機を第1の筐体側から見た分解斜視図である。 折畳み式携帯電話機を第2の筐体側から見た分解斜視図である。 閉じた状態にある折畳み式携帯電話機に内蔵されたヒンジ部を第1の筐体側から透視して見た斜視図である。 閉じた状態にある折畳み式携帯電話機に内蔵されたヒンジ部を第2の筐体側から透視して見た斜視図である。 図5のヒンジ部を拡大して示す斜視図である。 図6のヒンジ部を拡大して示す斜視図である。 閉じた状態にあるヒンジ部を上側から第1の筐体を透視して見た断面図である。 左側へ第1の筐体をスライドさせた状態にあるヒンジ部を上側から第1の筐体を透視して見た断面図である。 第1の筐体が開いた状態にあるヒンジ部を上側から第1の筐体を透視して見た断面図である。 右側へ第1の筐体をスライドさせた状態にあるヒンジ部を上側から第1の筐体を透視して見た断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2に本発明の実施形態にかかる折畳み式携帯端末としての折畳み式携帯電話機1を示し、この折畳み式携帯電話機1は、表面に表示部2を備えた第1の筐体3と、表面に操作部4を備えた第2の筐体5とを備えている。なお、操作部4の詳細は図示していないが、複数の操作ボタンを有するものでもタッチパネルでもよい。これら第1の筐体3と第2の筐体5とは、ヒンジ部6で折り畳み開閉自在に連結されている。第1の筐体3と第2の筐体5とは、共に略矩形板形状を有し、第1の筐体3が第2の筐体5に対して閉じられた状態(図1参照)で略直方体となって携帯が容易となっている。なお、本実施形態では、説明の都合上、図2に示すように、第1の筐体3を第2の筐体5に対して開いて第2の筐体5を手に持った状態で、第1の筐体3側を上側、第2の筐体5側を下側としている。
そして、本実施形態の折畳み式携帯電話機1は、図1に矢印で示すように、第1の筐体3と第2の筐体5とを閉じた状態から、矢印で示すように第1の筐体3を第2の筐体5に対して上記ヒンジ部6の軸方向に沿って左右いずれの方向にスライド移動させた場合でも、第1の筐体3が第2の筐体5に対して自動的に開くように構成されている。
具体的には、図3及び図4に示すように、ヒンジ部6は、第1の筐体3のヒンジ部6側両角部(下側の左右角部)から水平方向へそれぞれ膨出する一対の円筒状の外側ボス部10を備えている。外側ボス部10は、例えば、第1の筐体3を構成する樹脂成形品を成形する際に同時に成形される。
また、ヒンジ部6は、その軸方向にスライド移動可能な内側ボス部11を備えている。内側ボス部11は、第2の筐体5のヒンジ部6側端部(上側端部)に該ヒンジ部6の軸方向(左右方向)中央表面から第2の筐体5の厚さ方向へ膨出するように形成されている。この内側ボス部11は、一対の外側ボス部10間に配置されている。
図5及び図6では、見やすくするために第1の筐体3及び第2の筐体5の内部を見えるようにしている。図7〜図12にも示すように、これら一対の外側ボス部10、内側ボス部11内には、左右に延び、互いに軸心が一致した第1水平ヒンジ軸13及び第2水平ヒンジ軸14が収容されている。内側ボス部11は、第1水平ヒンジ軸13を収容する第1ヒンジ収容穴11aを有する円筒状第1ボス部11bと、この第1ボス部11bが設けられていない、断面円弧状の凹部11cとを有し、この凹部11cには、第1ボス部11bと間隔をあけるように第2ボス部11dが、凹部11cに設けたネジ挿通孔11g(図3及び図4に示す)に挿通されたネジ50で固定されている。また、第2ボス部11dの中心に形成した第2ヒンジ収容穴11e(図1に示す)に第2水平ヒンジ軸14が収容されるようになっている。図1〜図4に示すように、第2ボス部11dは、断面円弧状のカバー11fで覆われ、外観上、第1ボス部11bと面一になっている。
第1水平ヒンジ軸13は、上記第1ヒンジ収容穴11aと左側の外側ボス部10とに挿通されている。第1水平ヒンジ軸13内には、第1の筐体3と第2の筐体5とを開く方向に付勢すると共に、付勢力を蓄えた状態でロック可能な公知の開操作補助用付勢機構(詳細図示せず)が設けられている。この開操作補助用付勢機構は、内部に弾性部材を備え、第1水平ヒンジ軸13の外軸13aと内軸13bとは、それぞれ、第1ボス部11bと、外側ボス部10とに回転不能に連結され、相対的に所定の方向に回転されたとき、すなわち、第1の筐体3が第2の筐体5に対して閉じられたときに、この弾性部材が付勢力を蓄えるようになっている。そして、第1水平ヒンジ軸13の右側端部からは、開操作補助用付勢部材のロックを解除するためのロック解除用ボタン15が突出している。ロック解除用ボタン15を押圧すると、弾性部材が蓄えていた付勢力が開放され、外軸13aと内軸13bとが互いに相対的に回転し、第1の筐体3が第2の筐体5に対して自動的に開くようになっている。
一方、図9に示すように、第2水平ヒンジ軸14は、本実施形態では、中実の金属製の棒よりなり、右側の外側ボス部10と第2ヒンジ収容穴11eとに収容されている。
図3に示すように、第2の筐体5のヒンジ部6側端部(上端部)は、曲面状に切り欠かれたボス部収容凹部20が形成されている。このボス部収容凹部20に外側ボス部10及び内側ボス部11が収容(載置)されるようになっている。そして、外側ボス部10及び内側ボス部11は、ボス部収容凹部20の表面上を第1水平ヒンジ軸13に沿って左右いずれの方向にもスライド移動するように構成されている。
さらにボス部収容凹部20からは、回動式ボタン押圧部21が第2の筐体5の厚さ方向に垂直に突出している。この回動式ボタン押圧部21は、第1の筐体3のスライド方向と垂直な、すなわち第2の筐体5の長手方向に伸びる回動軸21aを備え、この回動軸21aがボス部収容凹部20の左右中央寄りに形成した矩形状の押圧部支持用開口22に裏側から挿入され、その軸受部22aに回動可能に支持されている。回動式ボタン押圧部21の先端21bは、押圧部支持用開口22を通ってさらに内側ボス部11において押圧部支持用開口22に対応して形成した矩形状の押圧部挿通用開口23から飛び出している。図9に示すように、押圧部挿通用開口23の周縁と、回動式ボタン押圧部21との間の間隔は、ロック解除用ボタン15側が広く、所定の隙間C1が保たれている。一方、ロック解除用ボタン15と反対側は狭く、回動式ボタン押圧部21の基端側と押圧部支持用開口22の内壁22bとが接するように設定されている。つまり、回動式ボタン押圧部21は、ロック解除用ボタン15側の一方向のみに回動可能となっている。
また、ボス部収容凹部20には、内側ボス部11を左右方向にスライド可能に支持すると共に、抜け止めするための機構が設けられている。具体的には、押圧部支持用開口22と間隔をあけて、その左側に矩形状の内側ボス部支持用開口24が形成されている。この内側ボス部支持用開口24は、裏面側24aが大きく開口され、表面側25bは裏面側24aよりも小さく開口され、段差状に形成されている。この内側ボス部支持用開口24に対応して内側ボス部11に一対のネジ穴11h(図4に示す)が形成されている。そして、内側ボス部支持用開口24の段差部を内側ボス部11と、矩形板状のスライド部材25とで挟持した状態で、このスライド部材25に設けたネジ挿通孔25aにネジ50を挿通してネジ穴11hに締結するようになっている。このスライド部材25が、内側ボス部支持用開口24内でスライド移動可能に構成され、このことで、内側ボス部11が抜け止めされている。
同様に、図3及び図4に示すように、内側ボス部11の凹部11cの裏側及び下方には、それぞれ抜け止め部材26が突出して形成され、これらの抜け止め部材26に対応してボス部収容凹部20の表側にもそれぞれレール穴27が形成されている。これらの抜け止め部材26がそれぞれレール穴27に挿入された状態でスライド移動することで、スライド部材25と協働して内側ボス部11(第1の筐体3)のスライド移動が滑らかに行われるようになっている。
このように構成することで、回動式ボタン押圧部21は、第1の筐体3がロック解除用ボタン15の押圧方向にスライドされたときには、第1の筐体3と共にスライドする内側ボス部11に押されて回動し、その先端21bがロック解除用ボタン15に当接して押圧し、第1の筐体3がロック解除用ボタン15の押圧方向と反対側にスライドされたときには、第2の筐体5の内壁22bに押されて回動規制され、その先端21bがロック解除用ボタン15に当接して押圧するように構成されている。
そして、折畳み式携帯電話機1は、第1の筐体3がスライド移動して開操作補助用付勢部材のロックを解除した後、第1の筐体3を第2の筐体5に対して左右中心位置に押し戻す押し戻し機構が設けられている。具体的には、ロック解除用ボタン15の外周には、押し戻し機構として、圧縮コイルバネ16が嵌め込まれている。このため、スペースが有効利用されている。そして、回動式ボタン押圧部21が圧縮コイルバネ16に付勢されたロック解除用ボタン15で付勢されることで、第1の筐体3がぐらつかないようになっている。
−折畳み式携帯電話機の組立手順−
次に、本実施形態にかかる折畳み式携帯電話機1の組立手順について説明する。
まず、図3及び図4に示すように、第1ヒンジ収容穴11aに左右外側から第1水平ヒンジ軸13を嵌合させる。
次いで、圧縮コイルバネ16をロック解除用ボタン15の外周に嵌め込む。
次いで、内側ボス部11を一対の外側ボス部10の間に挟み込む。
次ぎに、第2ボス部11dの第2ヒンジ収容穴11eに第2水平ヒンジ軸14を挿入する。
次いで、第2ボス部11dを凹部11c上に載置して裏面側からネジ挿通孔11gにネジ50を挿通して第2ボス部11dに締結する。
次いで、回動式ボタン押圧部21をボス部収容凹部20に裏面側から嵌め込む。
次いで、内側ボス部支持用開口24の段差部を内側ボス部11とスライド部材25とで挟持した状態で、スライド部材25のネジ挿通孔25aにネジ50を挿通し、内側ボス部11のネジ穴11hに締結する。
以上により、折畳み式携帯電話機1が組み立てられる。
−折畳み式携帯電話機の開閉手順−
次に、本実施形態にかかる折畳み式携帯電話機1の開閉手順について説明する。
まず、携帯時には、図1及び図9に示すように、第1の筐体3を第2の筐体5に対して閉じたコンパクトな状態とする。本実施形態の折畳み式携帯電話機1は、従来の携帯電話機のようにヒンジ部6の側面にロックを解除するための操作ボタンを設けておらず、さらに、圧縮コイルバネ16が適度に回動式ボタン押圧部21を押し戻すように寸法調整されているので、その付勢力に抗する力で第1の筐体3を左右いずれかの方向にスライド移動させない限り開かない。このため、折畳み式携帯電話機1を落下させたときの衝撃や鞄の中で動いたときなどに第1の筐体3がスライド移動して意図せず第1の筐体3が開いてしまうのが防止される。また、傷が入りやすい表示部2を内側にして第1の筐体3を閉じておけば、誤って第1の筐体3が開いて表示部に傷が付くことはない。
さらに、ロック解除用ボタン15と回動式ボタン押圧部21とが内側ボス部11内に収容されているので、従来のようにヒンジ部6の側面にロック解除用のボタンが露出する場合に比べて極めて見映えがよい。
そして、図1に示す閉じ状態から、第1の筐体3をヒンジ部6の軸心に沿って左方、すなわち、第1の筐体3がロック解除用ボタン15の押圧方向(図10では右方)にスライドされたときには、内側ボス部11も第1の筐体3と一緒にスライドする。このとき、図9に拡大して示すように、押圧部挿通用開口23の周縁(第2ボス部11d)と回動式ボタン押圧部21とは当接しているので、回動式ボタン押圧部21が、内側ボス部11側の第2ボス部11dに押されて回動軸21aを中心にロック解除用ボタン15側へ回動する。この回動量は、内側ボス部11のスライド量よりも大きいので、結果として先端21bによってロック解除用ボタン15が押圧される。
すると、開操作補助用付勢機構のロックが解除され、第1の筐体3が第2の筐体5に対して開くように付勢する。
そして、第1の筐体3が第2の筐体5に対して開いている途中で、圧縮されていた圧縮コイルバネ16が先端21bを押圧するので、図11に示すように、回動式ボタン押圧部21が第2ボス部11dに当接し、この当接点を視点として回動式ボタン押圧部21が、てこの原理で第1の筐体3を左右中心位置に押し戻す。このため、手で第1の筐体3を左右中心位置に戻す必要がなく、開き操作が簡単である。そして、図2に示すように、第1の筐体3と第2の筐体5との左右中心が揃った状態で、第1の筐体3と第2の筐体5とが開く。第1の筐体3と第2の筐体5とを閉じるときには、手で第1の筐体3を押さえながら、開操作補助用付勢機構の付勢力に抗して第2の筐体5に向かって第1の筐体3を回動させて閉じる。
一方、図1及び図12に示すように、第1の筐体3をヒンジ部6の軸心に沿って左方、すなわち、ロック解除用ボタン15の押圧方向と反対側(図12では、左方)へスライドさせれば、回動式ボタン押圧部21の根元が押圧部支持用開口22の内壁22bに当接する。このとき、内側ボス部11が第1の筐体3と一緒にスライドしても、スライド前に押圧部挿通用開口23の周縁と回動式ボタン押圧部21との間に隙間C1が保たれているので、回動式ボタン押圧部21は、押圧部挿通用開口23の周縁に当接せず、内壁22bにより回動規制された状態にある。第1水平ヒンジ軸13は、内側ボス部11と共に移動するので、ロック解除用ボタン15が、回動規制された状態で内壁22bで反力を取る回動式ボタン押圧部21の先端21bに近付いて押圧される。
このように左右いずれの方向に第1の筐体3がスライドされても、1つの回動式ボタン押圧部21でロック解除用ボタン15を押圧することができる。ロック解除用ボタン15が押されると、開操作補助用付勢機構のロックが解除され、第1の筐体3が第2の筐体5に対して開くように付勢する。第1の筐体3を押す際には、外側ボス部10及び内側ボス部11が第2の筐体5のボス部収容凹部20上を左右いずれの方向にもスライド移動するので、スライド移動後に第1の筐体3が第2の筐体5に対して開くのを阻害しないように、第1の筐体3を押す指以外の指は、第2の筐体5をしっかりと握る。このため、第1の筐体3が開ききったときの反動が大きくても、その反動が原因で折畳み式携帯電話機1を落とすことはない。
このように、使用時には第1の筐体3を左右いずれかの方向へスライド移動させるだけで開く上、誤って反動で落とすことはないので、極めて使い勝手がよい。
したがって、本実施形態にかかる折畳み式携帯電話機1によると、反動で折畳み式携帯電話機1を落とすことなく左右いずれの方向からも簡単に開き操作が行えると共に、開き操作を行うボタンが外観に露出しないので、折畳み式携帯電話機1の見映えをよくすることができ、また意図せず第1の筐体3が開くのを防止することができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
すなわち、上記第2水平ヒンジ軸14を中空に形成し、この第2水平ヒンジ軸14内に第1の筐体3内の基板と第2の筐体5内の基板とを電気的に接続する信号線を挿通してもよい。この場合には、ヒンジ部6内に信号線を通しているので、第1の筐体3が第2の筐体5に対して左右いずれの方向にスライド移動された場合でも、信号線が、第1の筐体3が開くのを阻害することはない。なお、内側ボス部11内に信号線を通してもよい。
また、上記実施形態では、第1水平ヒンジ軸13を左側に配置し、第2水平ヒンジ軸14を右側に配置したが、これらは左右逆に配置してもよい。この場合には、ヒンジ部6全体を左右逆に構成すればよい。
上記実施形態では、押し戻し機構として、ロック解除用ボタン15の外周に圧縮コイルバネ16を嵌め込んだが、これに限定されず、例えば、圧縮コイルバネ等で内側ボス部11と共にスライドするスライド部材25を付勢するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、折畳み式携帯端末は、折畳み式携帯電話機としたが、折畳み式のPHS、PDA、PC、モバイルツール、電子辞書、電卓、ゲーム機等であってもよい。
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物や用途の範囲を制限することを意図するものではない。
1 折畳み式携帯電話機(折畳み式携帯端末)
2 表示部
3 第1の筐体
4 操作部
5 第2の筐体
6 ヒンジ部
10 外側ボス部
11 内側ボス部
13 第1水平ヒンジ軸
14 第2水平ヒンジ軸
15 ロック解除用ボタン
16 圧縮コイルバネ(押し戻し機構)
20 ボス部収容凹部
21 回動式ボタン押圧部
21a 回動軸
21b 先端
23 押圧部挿通用開口

Claims (9)

  1. 第1の筐体と、第2の筐体と、該第1の筐体と第2の筐体とを折り畳み開閉自在に連結するヒンジ部とを備えた折畳み式携帯端末において、
    上記第1の筐体と第2の筐体とを閉じた状態から、該第1の筐体を第2の筐体に対して上記ヒンジ部の軸方向に沿って、左右いずれの方向へスライド移動させても、該第1の筐体が第2の筐体に対して自動的に開くように構成されている
    ことを特徴とする折畳み式携帯端末。
  2. 請求項1に記載の折畳み式携帯端末において、
    上記ヒンジ部は、
    上記第1の筐体のヒンジ部側両角部から水平方向へそれぞれ膨出する一対の外側ボス部と、
    上記第2の筐体のヒンジ部側端部に該ヒンジ部の軸方向中央表面から該第2の筐体の厚さ方向へ膨出した状態で上記一対の外側ボス部間に配置され、該第2の筐体に対して上記ヒンジ部の軸方向にスライド移動可能な内側ボス部と、
    上記一対の外側ボス部の一方と、上記内側ボス部とに挿通された第1水平ヒンジ軸と、
    上記一対の外側ボス部の他方と、上記内側ボス部とに挿通された第2水平ヒンジ軸と、
    上記第1水平ヒンジ軸内に設けられ、上記第1の筐体と第2の筐体とを開く方向に付勢すると共に、付勢力を蓄えた状態でロック可能な開操作補助用付勢機構と、
    上記第1水平ヒンジ軸に設けられ、上記開操作補助用付勢部材のロックを解除するためのロック解除用ボタンと、
    上記第2の筐体に回動可能に支持されると共に、先端が上記内側ボス部内に挿入され、上記第1の筐体が上記ヒンジ部の軸方向に沿って左右いずれの方向にスライドされたときでも、上記先端が上記ロック解除用ボタンに当接して押圧する回動式ボタン押圧部と、
    を備えている
    ことを特徴とする折畳み式携帯端末。
  3. 請求項2に記載の折畳み式携帯端末において、
    上記回動式ボタン押圧部は、
    上記第1の筐体のスライド方向と垂直な回動軸を備え、
    上記第1の筐体が上記ロック解除用ボタンの押圧方向にスライドされたときには、上記第1の筐体と共にスライドする上記内側ボス部に押されて回動し、上記先端が上記ロック解除用ボタンに当接して押圧し、
    上記第1の筐体が上記ロック解除用ボタンの押圧方向と反対側にスライドされたときには、上記第2の筐体側に押されて回動規制され、上記先端が上記内側ヒンジ部と共にスライド移動する上記ロック解除用ボタンに当接して押圧するように構成されている
    ことを特徴とする折畳み式携帯端末。
  4. 請求項3に記載の折畳み式携帯端末において、
    上記内側ボス部には、上記回動式ボタン押圧部が挿通される押圧部挿通用開口が形成され、
    上記押圧部挿通用開口の周縁と、上記回動式ボタン押圧部との間の間隔は、上記ロック解除用ボタン側が広く、該ロック解除用ボタンと反対側は狭く設定されている
    ことを特徴とする折畳み式携帯端末。
  5. 請求項2乃至4のいずれか1つに記載の折畳み式携帯端末において、
    上記第2の筐体のヒンジ部側端部には、上記外側ボス部及び上記内側ボス部が収容されるボス部収容凹部が凹陥され、
    上記外側ボス部及び上記内側ボス部は、上記ボス部収容凹部上を上記第1水平ヒンジ軸に沿って左右いずれの方向にもスライド移動するように構成されている
    ことを特徴とする折畳み式携帯端末。
  6. 請求項5に記載の折畳み式携帯端末において、
    上記第1の筐体が左右いずれの方向にスライド移動した場合でも、上記開操作補助用付勢部材のロックを解除した後、上記第1の筐体を第2の筐体に対して左右中心位置に押し戻す押し戻し機構が設けられている
    ことを特徴とする折畳み式携帯端末。
  7. 請求項6に記載の折畳み式携帯端末において、
    上記押し戻し機構は、上記ロック解除用ボタンの外周に嵌め込まれた圧縮コイルバネよりなり、
    上記圧縮コイルバネは、上記回動式ボタン押圧部が上記開操作補助用付勢部材のロックを解除した後、上記回動式ボタン押圧部を付勢して上記第1の筐体を第2の筐体に対して左右中心位置に押し戻すように構成されている
    ことを特徴とする折畳み式携帯端末。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1つに記載の折畳み式携帯端末において、
    上記第1の筐体の表面には、表示部が設けられ、
    上記第2の筐体の表面には、操作部が設けられている
    ことを特徴とする折畳み式携帯端末。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1つに記載の折畳み式携帯端末において、
    上記第2水平ヒンジ軸は、中空に形成され、該第2水平ヒンジ軸には、上記第1の筐体内の基板と上記第2の筐体内の基板とを電気的に接続する信号線が挿通されている
    ことを特徴とする折畳み式携帯端末。
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