JP2010283426A - ディジタル伝送装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】親機201では、A/D変換手段13aが分解能nビット、サンプリング周波数2*fsでディジタル信号へ変換し、直交検波手段211がディジタル信号をI信号とQ信号に分離し、デシメーション手段212がI信号とQ信号の周波数を2*fsからfs/2へ変換し、マルチプレクサ手段213がI信号とQ信号を時間多重し、送信手段14〜16がデータレートn*fsの通信信号を送信する。子機202では、受信手段31〜33が通信信号を受信し、デマルチプレクサ手段241が通信信号の時間多重を解いてI信号とQ信号を取得し、サンプリング周波数復元手段242がI信号とQ信号の周波数をfs/2からfsへ変換し、受信側処理手段36〜41がI信号とQ信号を処理する。
【選択図】 図5
Description
本例のアナログ伝送装置は、親機301と子機302が伝送媒体303を介して接続されて構成されている。
親機301は、発振器321及び乗算器322を有する周波数変換部311、帯域制限フィルタ312、増幅器313を備えている。
子機302は、発振器341及び乗算器342を有する周波数変換部331、帯域制限フィルタ332を備えている。
親機301では、受信した信号が、周波数変換部311で周波数変換され、帯域制限フィルタ312で帯域制限され、そして、帯域制限フィルタ312からの信号が、増幅器313で増幅されて、親機301からの出力として伝送媒体303へ出力される。
子機302では、伝送媒体303からの信号が、周波数変換部331で周波数変換され、帯域制限フィルタ332で帯域制限され、電力増幅部等(図示せず)へ出力される。
本発明は、このような従来の課題を解決するために為されたもので、ディジタル伝送することにより信号対雑音比の劣化を抑え、更に、親機と子機の間のディジタル伝送のデータレートを抑圧することによりコストの低減を図ることができるディジタル伝送装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明では、親機から子機へ所定の伝送レートで信号を伝送するディジタル伝送装置において、次のような構成とした。
すなわち、前記親機では、A/D変換手段が、伝送対象となるアナログ信号を分解能がn(nは所定の値)ビットでサンプリング周波数が2*fs(fsは所定の値、*は乗算を表す)であるディジタル信号へ変換する。直交検波手段が、前記A/D変換手段により得られたディジタル信号についてI信号とQ信号に分離する。デシメーション手段が、前記直交検波手段により得られたI信号とQ信号のそれぞれについてサンプリング周波数を2*fsからfs/2へ変換する。マルチプレクサ手段が、前記デシメーション手段により得られたI信号とQ信号を時間多重する。送信手段が、前記マルチプレクサ手段により得られたデータレートがn*fsである通信信号を送信する。
前記子機では、受信手段が、前記親機から送信された通信信号を受信する。デマルチプレクサ手段が、前記受信手段により受信された通信信号について時間多重を解いてI信号とQ信号を取得する。周波数復元手段が、前記デマルチプレクサ手段により取得されたI信号とQ信号のそれぞれについてサンプリング周波数をfs/2からfsへ変換する。受信側処理手段が、前記周波数復元手段により得られたI信号とQ信号について処理する。
また、親機から子機への伝送レート(所定の伝送レート)としては、種々なレートが用いられてもよい。また、親機から子機へは、例えば、通信信号ばかりでなく、監視信号なども一緒に伝送されてもよい。
また、A/D変換手段における分解能nビットやサンプリング周波数2*fsとしては、それぞれ、種々な値が用いられてもよい。なお、fsとしては、例えば、本構成が適用されない通常の構成において使用されるサンプリング周波数の値が用いられる。
親機から子機へ所定の伝送レートで信号を伝送するディジタル伝送装置において、
前記親機は、伝送対象となるアナログ信号を分解能がn(nは所定の値)ビットでサンプリング周波数が2*fs(fsは所定の値、*は乗算を表す)であるディジタル信号へ変換するA/D変換手段と、
前記A/D変換手段により得られたディジタル信号についてI信号とQ信号に分離する送信側直交検波手段と、
前記送信側直交検波手段により得られたI信号とQ信号のそれぞれについてサンプリング周波数を2*fsからfsへ変換するデシメーション手段と、
前記デシメーション手段により得られたI信号とQ信号について直交変調する直交変調手段と、
前記直交変調手段により得られたデータレートがn*fsである通信信号を送信する送信手段と、を備え、
前記子機は、前記親機から送信された通信信号を受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された通信信号についてI信号とQ信号に分離する受信側直交検波手段と、
前記受信側直交検波手段により得られたI信号とQ信号について処理する受信側処理手段と、を備えた、
ことを特徴とするディジタル伝送装置。
また、親機から子機への伝送レート(所定の伝送レート)としては、種々なレートが用いられてもよい。また、親機から子機へは、例えば、通信信号ばかりでなく、監視信号なども一緒に伝送されてもよい。
また、A/D変換手段における分解能nビットやサンプリング周波数2*fsとしては、それぞれ、種々な値が用いられてもよい。なお、fsとしては、例えば、本構成が適用されない通常の構成において使用されるサンプリング周波数の値が用いられる。
本実施例では、親機と子機を有して構成されるディジタル伝送装置を示し、親機が外部から入力(受信)された信号を周波数変換等して、伝送媒体を介して子機へ伝送し、子機が受信した信号を周波数変換等して外部へ出力(送信)する。
本実施例に係るディジタル伝送装置は、例えば、ある装置から出力される信号を親機、伝送媒体、子機により遠方等へ中継伝送するシステムに適用することが可能である。一例として、携帯電話システムなどにおいて、無線基地局装置から出力される無線周波数の信号を親機が入力して伝送媒体を介して不感地帯や遠方等に設置された子機へ伝送し、子機が当該信号を受信して無線周波数の信号として出力することで、当該信号を子機側のアンテナ(不感地帯や遠方等に設置されたアンテナ)から無線により送信することができる。
図1には、本発明の一実施例に係るディジタル伝送装置の構成例を示してある。
本例のディジタル伝送装置は、親機1と子機2が伝送媒体3を介して接続されて構成されている。
親機1は、発振器21及び乗算器22を有する周波数変換部11、帯域制限フィルタ12、A/D(Analog to Digital)変換器からなるA/D変換部13、フレーム生成部14、8B/10B変換部15、シリアライザ16を備えている。
伝送媒体3は、親機1と子機2を接続する。
子機2は、デシリアライザ31、10B/8B変換部32、フレーム分解部33、発振器51、53及び乗算器52、54を有する直交検波部34、帯域制限フィルタ61、62を有するフィルタ部35、アップサンプラ71、72を有するアップサンプリング部36、発振器81、83と乗算器82、84と加算器85を有する直交変調部37、D/A(Digital to Analog)変換器からなるD/A変換部38、帯域制限フィルタ39、発振器91及び乗算器92を有する周波数変換部40、帯域制限フィルタ41を備えている。
親機1における動作の一例を示す。
周波数変換部11は、外部から受信した信号を中間周波数帯の信号へ変換して、帯域制限フィルタ12へ出力する。周波数変換部11では、発振器21がローカル周波数信号を発振し、乗算器22がローカル周波数信号と入力信号を乗算する。
帯域制限フィルタ12は、周波数変換部11が出力する信号から中間周波数帯の信号のみを抽出して、A/D変換部13へ出力する。ここで、帯域制限フィルタ12は、周波数変換部11で発生するイメージ周波数とローカル周波数を除去し、また、A/D変換前に必要なアンチエイリアシングフィルタとしても機能する。
フレーム生成部14は、A/D変換部13からのデータレートn*fs(*は乗算を表す)の通信信号とデータレートm(mは任意の値を表す)の監視信号でフレームを生成して、8B/10B変換部15へ出力する。
8B/10B変換部15は、フレーム生成部14からのデータレート(n*fs+m)の信号をデータレート(n*fs+m)*10/8の信号へ変換して、シリアライザ16へ出力する。
シリアライザ16は、8B/10B変換部15からのパラレル信号をシリアル信号へ変換して、伝送媒体3へ出力する。
デシリアライザ31は、親機1から伝送媒体3を介して伝送されてきたシリアル信号をパラレル信号へ変換して、10B/8B変換部32へ出力する。
10B/8B変換部32は、デシリアライザ31からのデータレート(n*fs+m)*10/8の信号をデータレート(n*fs+m)の信号へ変換して、フレーム分解部33へ出力する。
フレーム分解部33は、10B/8B変換部32からの信号をデータレートn*fsの通信信号とデータレートmの監視信号に分解(フレーム分解)して、直交検波部34へ出力する。
直交検波部34は、フレーム分解部33からの信号を同相成分(I:In−phase)の信号及び直交成分(Q:Quadrature)の信号に分離して、フィルタ部35へ出力する。ここで、I信号とQ信号は、それぞれ、それぞれに対応した発振器51、53からの発振信号とフレーム分解部33からの信号がそれぞれに対応した乗算器52、54により乗算されて、取得される。
アップサンプリング部36は、フィルタ部35からのI信号及びQ信号のそれぞれをそれぞれに対応したアップサンプラ71、72によりfsのサンプリング周波数からr*fs(rは任意の値を表す)の周波数へアップサンプリングして、直交変調部37へ出力する。具体的には、同じデータを連続させるか、若しくは、ゼロを挿入して、それによって発生するイメージをインターポーレーションフィルタで減衰させることにより実現する。
本例では、アップサンプリング部36によって、D/A変換したときに発生するイメージ周波数を希望周波数から離すことにより、D/A変換部後のアナログフィルタの実現を容易にしている。
D/A変換部38は、直交変調部37からの信号(ディジタル信号)をアナログ信号へ変換して、帯域制限フィルタ39へ出力する。
周波数変換部40は、帯域制限フィルタ39からの信号を周波数変換して、帯域制限フィルタ41へ出力する。周波数変換部40では、発振器91がローカル周波数信号を発振し、乗算器92がローカル周波数信号と入力信号を乗算する。
帯域制限フィルタ41は、周波数変換部40からの信号を帯域制限して、出力する。ここで、帯域制限フィルタ41は、周波数変換部40で発生するイメージ周波数とローカルリークを除去する。
このように、本例のディジタル伝送装置では、アナログ信号をディジタル信号にして、電気まま若しくは光に変換して伝送することにより、長距離伝送による信号の損失の影響をなくすことができ、このため、信号対雑音比の劣化を抑えることができる。
また、本例では、子機2において、直交変調部37の処理をディジタル領域で行っているが、他の構成例として、アナログ領域で行っても構わない。
図2には、本発明の一実施例に係るディジタル伝送装置の構成例を示してある。なお、説明の便宜上から、図2では、図1に示されるのと同様な構成部分については、同一の符号を付してある。
本例のディジタル伝送装置は、親機101と子機2が伝送媒体3を介して接続されて構成されている。
ここで、子機2の構成及び動作や、伝送媒体3については、図1に示されるものと同様であり、本例では、詳しい説明を省略する。
親機101における動作の一例を示す。
周波数変換部11は、外部から受信した信号を中間周波数帯の信号へ変換して、帯域制限フィルタ12へ出力する。
帯域制限フィルタ12は、周波数変換部11が出力する信号から中間周波数帯の信号のみを抽出して、A/D変換部13aへ出力する。ここで、帯域制限フィルタ12は、周波数変換部11で発生するイメージ周波数とローカル周波数を除去し、また、A/D変換前に必要なアンチエイリアシングフィルタとしても機能する。
A/D変換部13aは、帯域制限フィルタ12からの信号(アナログ信号)を、分解能n(nは任意の値を表す)ビット、サンプリング周波数2*fs(fsは任意の値を表す)のディジタル信号へ変換して、直交検波部111へ出力する。
フレーム生成部14、8B/10B変換部15、シリアライザ16の動作は、図1に示されるものと同様である。
A/D変換器では、ナイキスト帯域幅(=fs/2)で十分な帯域制限を行わないと、ノイズや妨害波が折り返して、信号対雑音比が劣化してしまうため、A/D変換する前に十分な帯域制限が必要となる。
受信帯域がA/D変換部13aのナイキスト帯域に対して十分に小さければ問題ないが、受信帯域がA/D変換部13aのナイキスト帯域に近づくにつれて、アナログ領域での帯域制限が困難になる。
図3には、A/D変換器のナイキスト帯域(=fs/2)に対して受信帯域fBWが適当に設定されたときのスペクトラムの例を示してあり、(a)にはA/D変換前の中間周波数帯のスペクトラムを示してあり、(b)にはA/D変換後のディジタル領域でのスペクトラムを示してある。また、図3(a)には、A/D変換前に要求される帯域制限フィルタの周波数特性(点線)を示してある。
図3に示されるように、本例では、受信帯域からA/D変換器のナイキスト帯域まで比較的余裕があるため、アナログ領域での帯域制限が可能である。
なお、図3(a)、(b)では、それぞれ、横軸は周波数を示しており、縦軸は振幅を示している。
図4に示されるように、本例では、受信帯域からA/D変換器のナイキスト帯域まで余裕がないため、アナログ領域での帯域制限が困難である。
なお、図4(a)、(b)では、それぞれ、横軸は周波数を示しており、縦軸は振幅を示している。
そこで、本例では、このような問題を解決するために、A/D変換部13aでは広帯域の2*fsでサンプリング処理し、デシメーション部112によってサンプリング周波数を2*fsからfsにダウンサンプリングする。
更に、デシメーション部112からのI、Q信号を直交変調することにより、上記した第1実施例の場合と同じ伝送レートで、親機101と子機2の間をディジタル伝送できる。
また、本例では、子機2において、直交変調部37の処理をディジタル領域で行っているが、他の構成例として、アナログ領域で行っても構わない。
また、デシメーション処理としては、例えば、デシメーション後の帯域が受信帯域よりも大きいような場合には、任意の回数実行されても構わない。
また、図2に示される本例のディジタル伝送装置の子機2では、直交検波部34より前段の処理部31〜33の機能により受信手段が構成されており、直交検波部34の機能により受信側直交検波手段が構成されており、直交検波部34より後段の処理部35〜41の機能により受信側処理手段が構成されている。
図5には、本発明の一実施例に係るディジタル伝送装置の構成例を示してある。なお、説明の便宜上から、図5では、図1及び図2に示されるのと同様な構成部分については、同一の符号を付してある。
本例のディジタル伝送装置は、親機201と子機202が伝送媒体3を介して接続されて構成されている。
ここで、伝送媒体3については、図1に示されるものと同様であり、本例では、詳しい説明を省略する。
子機202は、デシリアライザ31、10B/8B変換部32、フレーム分解部33、デマルチプレクサ241、アップサンプラ251、252を有するアップサンプリング部242、アップサンプラ71、72を有するアップサンプリング部36、発振器81、83と乗算器82、84と加算器85を有する直交変調部37、D/A変換器からなるD/A変換部38、帯域制限フィルタ39、発振器91及び乗算器92を有する周波数変換部40、帯域制限フィルタ41を備えている。
親機201における動作の一例を示す。
周波数変換部11は、外部から受信した信号を中間周波数帯の信号へ変換して、帯域制限フィルタ12へ出力する。
帯域制限フィルタ12は、周波数変換部11が出力する信号から中間周波数帯の信号のみを抽出して、A/D変換部13aへ出力する。ここで、帯域制限フィルタ12は、周波数変換部11で発生するイメージ周波数とローカル周波数を除去し、また、A/D変換前に必要なアンチエイリアシングフィルタとしても機能する。
A/D変換部13aは、帯域制限フィルタ12からの信号(アナログ信号)を、分解能n(nは任意の値を表す)ビット、サンプリング周波数2*fs(fsは任意の値を表す)のディジタル信号へ変換して、直交検波部211へ出力する。
マルチプレクサ213は、デシメーション部212からのI信号及びQ信号を時間多重して、フレーム生成部14へ出力する。
8B/10B変換部15は、フレーム生成部14からのデータレート(n*fs/2*2+m)の信号をデータレート(n*fs/2*2+m)*10/8の信号へ変換して、シリアライザ16へ出力する。
シリアライザ16は、8B/10B変換部15からのパラレル信号をシリアル信号へ変換して、伝送媒体3へ出力する。
デシリアライザ31は、親機201から伝送媒体3を介して伝送されてきたシリアル信号をパラレル信号へ変換して、10B/8B変換部32へ出力する。
10B/8B変換部32は、デシリアライザ31からのデータレート(n*fs/2*2+m)*10/8の信号をデータレート(n*fs/2*2+m)の信号へ変換して、フレーム分解部33へ出力する。
フレーム分解部33は、10B/8B変換部32からの信号をデータレートn*fs/2*2の通信信号とデータレートmの監視信号に分解(フレーム分解)して、デマルチプレクサ241へ出力する。
アップサンプリング部(初めの段のアップサンプリング部)242は、デマルチプレクサ241からのI信号及びQ信号のそれぞれをそれぞれに対応したアップサンプラ251、252によりfs/2の周波数からfsの周波数へアップサンプリングして、アップサンプリング部36へ出力する。
アップサンプリング部(次の段のアップサンプリング部)36は、アップサンプリング部242からのI信号及びQ信号のそれぞれをそれぞれに対応したアップサンプラ71、72によりfsの周波数からr*fsの周波数へアップサンプリングして、直交変調部37へ出力する。
本例では、アップサンプリング部242、36によって、D/A変換したときに発生するイメージ周波数を希望周波数から離すことにより、D/A変換部後のアナログフィルタの実現を容易にしている。
直交変調部37、D/A変換部38、帯域制限フィルタ39、周波数変換部40、帯域制限フィルタ41の動作は、図1に示されるものと同様である。
上記した第2実施例で説明したように、受信帯域幅がA/D変換器のナイキスト帯域幅に近づくにつれて、アナログ領域での帯域制限が困難になる。一方、親機201と子機202の伝送レートは(n*fs+m)*10/8で決定されるため、このレートに制約がある場合には、A/D変換部13aのサンプリング周波数を大きくすることができない。
また、本例では、子機202において、直交変調部37の処理をディジタル領域で行っているが、他の構成例として、アナログ領域で行っても構わない。
また、デシメーション処理としては、例えば、デシメーション後の帯域が受信帯域よりも大きいような場合には、任意の回数実行されても構わない。
また、図5に示される本例のディジタル伝送装置の子機202では、デマルチプレクサ241より前段の処理部31〜33の機能により受信手段が構成されており、デマルチプレクサ241の機能によりデマルチプレクサ手段が構成されており、アップサンプリング部242の機能によりサンプリング周波数復元手段が構成されており、アップサンプリング部242より後段の処理部36〜41の機能により受信側処理手段が構成されている。
また、本発明の適用分野としては、必ずしも以上に示したものに限られず、本発明は、種々な分野に適用することが可能なものである。
また、本発明に係るシステムや装置などにおいて行われる各種の処理としては、例えばプロセッサやメモリ等を備えたハードウエア資源においてプロセッサがROM(Read Only Memory)に格納された制御プログラムを実行することにより制御される構成が用いられてもよく、また、例えば当該処理を実行するための各機能手段が独立したハードウエア回路として構成されてもよい。
また、本発明は上記の制御プログラムを格納したフロッピー(登録商標)ディスクやCD(Compact Disc)−ROM等のコンピュータにより読み取り可能な記録媒体や当該プログラム(自体)として把握することもでき、当該制御プログラムを当該記録媒体からコンピュータに入力してプロセッサに実行させることにより、本発明に係る処理を遂行させることができる。
Claims (1)
- 親機から子機へ所定の伝送レートで信号を伝送するディジタル伝送装置において、
前記親機は、伝送対象となるアナログ信号を分解能がn(nは所定の値)ビットでサンプリング周波数が2*fs(fsは所定の値、*は乗算を表す)であるディジタル信号へ変換するA/D変換手段と、
前記A/D変換手段により得られたディジタル信号についてI信号とQ信号に分離する直交検波手段と、
前記直交検波手段により得られたI信号とQ信号のそれぞれについてサンプリング周波数を2*fsからfs/2へ変換するデシメーション手段と、
前記デシメーション手段により得られたI信号とQ信号を時間多重するマルチプレクサ手段と、
前記マルチプレクサ手段により得られたデータレートがn*fsである通信信号を送信する送信手段と、を備え、
前記子機は、前記親機から送信された通信信号を受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された通信信号について時間多重を解いてI信号とQ信号を取得するデマルチプレクサ手段と、
前記デマルチプレクサ手段により取得されたI信号とQ信号のそれぞれについてサンプリング周波数をfs/2からfsへ変換する周波数復元手段と、
前記周波数復元手段により得られたI信号とQ信号について処理する受信側処理手段と、を備えた、
ことを特徴とするディジタル伝送装置。
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