JP2010279177A - バッテリ充電回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】充電のモードの切り替え時においても動作が安定しているバッテリ充電回路を提供する。
【解決手段】バッテリ充電回路20は、トランジスタ200,201を備える。トランジスタ201のソース端子は、スイッチ回路23に接続される。このスイッチ回路23は、トランジスタ201を、外部端子TM3、外部端子TM4のいずれか一方に接続する。モード切替回路40は、小電流モードからファーストモードへの切り替え信号を供給する。この場合、モード切替回路40は、比較回路21に対して切り替え信号を供給し、所定の遅れ時間の経過後に、スイッチ回路23,24に対して切り替え信号を供給する。比較回路21は、充電電流値を決定する電流制限参照電圧を下げ、切り替え後に電流制限参照電圧を元に戻す。
【選択図】図1
【解決手段】バッテリ充電回路20は、トランジスタ200,201を備える。トランジスタ201のソース端子は、スイッチ回路23に接続される。このスイッチ回路23は、トランジスタ201を、外部端子TM3、外部端子TM4のいずれか一方に接続する。モード切替回路40は、小電流モードからファーストモードへの切り替え信号を供給する。この場合、モード切替回路40は、比較回路21に対して切り替え信号を供給し、所定の遅れ時間の経過後に、スイッチ回路23,24に対して切り替え信号を供給する。比較回路21は、充電電流値を決定する電流制限参照電圧を下げ、切り替え後に電流制限参照電圧を元に戻す。
【選択図】図1
Description
本発明は、バッテリの充電に用いるバッテリ充電回路に関するものである。
今日、多くの電子機器にリチウムイオンバッテリ等の二次電池が利用されている。充電装置を用いて電池を充電する場合は、その電池の種類によって規定された電圧の範囲内で充電を行なう必要がある。充電電圧が規定された範囲より低い場合は充電容量が減少し、充電電圧が規定された範囲より高い場合は電圧ストレスによって電池自体の充電可能容量が激減する。また、充電電流にも上限がある。例えば、リチウムイオンバッテリの充電電圧の範囲は狭いため、充電用電源からの入力電流の上限を規制すると共に、電圧を安定化するようにしている。
そこで、設計の自由度を高めた充電装置が検討されている(例えば、特許文献1を参照)。この文献に記載された技術では、充電用電源からの入力電流を第1,第2の電流安定化回路で安定化してそれぞれ大電流,小電流を出力する。切り替え回路は初めに第1の電流安定化回路を動作させて、バッテリパックを大電流で急速に充電する。そして、電池電圧が所定値に達して満充電に近づくと、切り替え回路が第1の電流安定化回路の動作を停止させて第2の電流安定化回路を動作させ、小電流で充電を継続する。
更に、モードの切り替えを考慮した充電装置も検討されている(例えば、特許文献2を参照)。この文献に記載された技術では、切り替え回路は、初めに第1,第2の電流安定化回路を動作させて、バッテリパックを大電流で急速に充電する。そして、電池電圧が所定値に達すると、第2の電流安定化回路の動作を停止させて第1の電流安定化回路のみを動作させて充電を継続する。
また、リチウムイオンのバッテリ充電回路においては、図6に示すように、二つのモード(小電流モード、ファーストモード)により充電が行なわれることもある。充電の開始直後の小電流モードにおいては、図6(b)に示すように、一定の比較的小さな電流値I1の電流を供給しながら充電を行なう。この場合、バッテリの電圧が徐々に上昇する。
そして、図6(a)に示すように、電圧が所定の電圧値V1(モード切替基準電圧)に達した場合、第2段階のファーストモードの充電が開始される。このファーストモードにおいては、一定の比較的大きな電流値I2の電流を供給しながら充電を行なう。
このファーストモードにおいて、所定の電圧値V2に達した場合には、この電圧値を維持しながら、充電を継続する(電圧制御モード)。この場合、充電電流は徐々に下がる。そして、充電電流が一定の電流値I3に達した場合には、充電を終了する。
このような充電を行なう場合の充電回路を、図4を用いて説明する。
バッテリ充電回路10は、外部端子TM1に接続されたバッテリ50に充電電流を供給する。このバッテリ充電回路10には、外部端子TM2を介して電圧V10が供給される。
バッテリ充電回路10は、外部端子TM1に接続されたバッテリ50に充電電流を供給する。このバッテリ充電回路10には、外部端子TM2を介して電圧V10が供給される。
外部端子TM2は、トランジスタ100のドレイン端子に接続される。このトランジスタ100は、N型MOSトランジスタにより構成する。トランジスタ100のソース端子には抵抗R0が接続される。このトランジスタ100のソース端子から、外部端子TM1を介して、バッテリ50に充電電流を供給する。
トランジスタ100のゲート端子は、トランジスタ101のゲート端子に接続される。このトランジスタ101も、N型MOSトランジスタにより構成する。このトランジスタ101のドレイン端子は、外部端子TM2に接続されて電圧V10が供給される。これにより、トランジスタ100,101は、カレントミラー回路を構成する。
トランジスタ101のソース端子は、スイッチ回路13に接続される。このスイッチ回路13は、トランジスタ101のソース端子を、外部端子TM3、外部端子TM4のいずれか一方に接続する。このスイッチ回路13には、モード切替回路30に接続されている。このモード切替回路30は、バッテリ50の両端電圧を測定して、モード切り替え基準電圧に達した場合、小電流モードからファーストモードへの切り替え信号を供給する。
スイッチ回路13は、この切り替え信号を取得した場合、外部端子TM3から外部端子TM4に接続を変更する。
外部端子TM3、外部端子TM4は、スイッチ回路14にも接続されている。このスイッチ回路14には、モード切替回路30から切り替え信号が供給されており、スイッチ回路13と同期して、接続の切り替えを行なう。すなわち、切り替え信号が供給された場合、スイッチ回路13,14は、それぞれ外部端子TM3から外部端子TM4に接続が変更される。
外部端子TM3、外部端子TM4は、スイッチ回路14にも接続されている。このスイッチ回路14には、モード切替回路30から切り替え信号が供給されており、スイッチ回路13と同期して、接続の切り替えを行なう。すなわち、切り替え信号が供給された場合、スイッチ回路13,14は、それぞれ外部端子TM3から外部端子TM4に接続が変更される。
外部端子TM3には抵抗R1が接続され、外部端子TM4には抵抗R2が接続される。この抵抗R1は、小電流モードにおける電流値を決定するために用いられる。一方、抵抗R2は、ファーストモードにおける電流値を決定するために用いられる。一般的には、ファーストモードにおける充電電流は、小電流モードにおける充電電流の20倍程度に設定されることが多い。従って、二つの抵抗R1,R2の抵抗値も20倍程度に設定される。なお、このような抵抗R1,R2に対して、寄生容量C1,C2が付加される。
スイッチ回路14の出力端子は、エラーアンプ121の非反転入力端子に接続される。そして、スイッチ回路14の出力電圧V14として、外部端子TM3、外部端子TM4の電圧をエラーアンプ121に供給する。このエラーアンプ121の反転入力端子には、電流制限参照電圧としての電圧V12が供給される。この電圧V12は、電流を制限するための基準として用いられる。このエラーアンプ121の出力は、ミキサ120に供給される。このミキサ120は、エラーアンプ121,122のいずれかにおいて基準値を超えた場合、トランジスタ100,101に供給するゲート電圧を制限する。
ミキサ120には、エラーアンプ122の出力も供給される。このエラーアンプ122の反転入力端子には、電圧制限参照電圧としての電圧V13が供給され、非反転入力端子には抵抗R0による分割電圧が供給される。この電圧V13は、電圧を制限するための基準として用いられる。
そして、ミキサ120から出力される電圧V11は、トランジスタ100,101のゲート端子に供給される。
上記のバッテリ充電回路10においては、小電流モードからファーストモードへの切り替えには、抵抗R1,R2の接続の変更により行なわれる。この切り替え時においては、抵抗R2の初期電流は「0」であるため、抵抗R1から抵抗R2への切替直後は、図5(a)に示すように、一旦、スイッチ回路14の出力電圧V14が下がる。そして、出力電圧V14を戻すために、図5(b)に示すように、充電電流においてオーバーシュートが生じる。図5(a)のスイッチ回路14の出力電圧の変化、図5(b)の電流の変化の時間軸を拡大したグラフを、図5(c)、図5(d)に示す。このようなオーバーシュートが生じた場合、バッテリ50に対して、ファーストモードにおける本来の電流値を超える充電電流が供給されるため、バッテリ50にとって好ましいものではない。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、小電流モード、ファーストモードの各充電モードにおいても動作が安定しているバッテリ充電回路を提供することにある。
上記問題点を解決するために、本発明は、バッテリに充電電流を供給する出力トランジスタと、前記出力トランジスタと、制御端子及び電流入力端子を共通にする制御トランジスタと、前記制御トランジスタの電流出力端子に対して、小電流モードの充電電流を決めるための第1抵抗が接続される第1端子と、ファーストモードの充電電流を決めるための第2抵抗が接続される第2端子との接続を切り替える第1スイッチ回路と、前記第1端子又は第2端子における電圧を択一的に出力する第2スイッチ回路と、小電流モードからファーストモードへの切り替え前に電流制限参照電圧を降下させるとともに、切り替え後に電流制限参照電圧を元の値に戻す第3スイッチ回路と、前記第2スイッチ回路からの出力と前記第3スイッチ回路からの出力とを比較する第1エラーアンプと、前記第1エラーアンプからの出力に基づいて前記出力トランジスタのゲート電圧を決定する電流量決定部とを設けたことを要旨とする。これにより、小電流モードからファーストモードへの切り替え時の過大な充電電流の供給を抑制することができる。
また、本発明は、前記電流制限参照電圧の降下値は、小電流モードからファーストモードへの切り替え時のオーバーシュート値に対応して決定したことを要旨とする。これにより、小電流モードからファーストモードへの切り替え時のオーバーシュートにおいて、過大な充電電流の供給を抑制することができる。
また、本発明は、前記スイッチ回路は、バッテリの電圧を検出し、モード切り替え基準電圧に達した場合に切り替え信号を出力するモード切替回路に接続されており、前記スイッチ回路は、前記切り替え信号により、第1端子から第2端子に接続を変更することを要旨とする。これにより、第1端子、第2端子に接続された抵抗素子を用いて、充電電流を制御することができる。
また、本発明は、前記第3スイッチ回路は、電圧変化速度を制限するスロープリミット回路に接続されており、前記第3スイッチ回路の出力は、前記スロープリミット回路を介して第1エラーアンプに供給されるようにしたことを要旨とする。これにより、円滑にモードの切り替えを行なうことができる。
また、本発明は、前記出力トランジスタの電流出力端子に、他端が接地された抵抗を接続し、前記抵抗の分割電圧と電圧制限参照電圧とを比較する第2エラーアンプを更に設け、前記電流量決定部は、前記第1,第2エラーアンプの記録に基づいてゲート電圧を決定することを要旨とする。これにより、バッテリの電圧に応じて、充電電流を制御することができる。
本発明によれば、充電のモードの切り替え時においても動作が安定しているバッテリ充電回路を提供することができる。
以下、本発明を具体化したバッテリ充電回路を図1に従って説明する。本発明のバッテリ充電器は、図1に示すように、バッテリ充電回路20、モード切替回路40、抵抗R1,R2を含んで構成される。
(回路構成)
バッテリ充電回路20は、外部端子TM1に接続されたバッテリ50に充電電流を供給する。このバッテリ充電回路20には、外部端子TM2を介して電圧V10が供給される。
バッテリ充電回路20は、外部端子TM1に接続されたバッテリ50に充電電流を供給する。このバッテリ充電回路20には、外部端子TM2を介して電圧V10が供給される。
外部端子TM2は、出力トランジスタとしてのトランジスタ200のドレイン端子(電流入力端子)に接続される。このトランジスタ200は、N型MOSトランジスタにより構成する。トランジスタ200のソース端子(電流出力端子)には抵抗R0が接続される。このトランジスタ200のソース端子から、外部端子TM1を介して、バッテリ50に充電電流を供給する。
トランジスタ200のゲート端子(制御端子)は、制御トランジスタとしてのトランジスタ201のゲート端子に接続される。このトランジスタ201は、N型MOSトランジスタにより構成する。このトランジスタ201のドレイン端子は、外部端子TM2に接続されて電圧V10が供給される。これにより、トランジスタ200,201は、カレントミラー回路を構成する。
トランジスタ201のソース端子は、第1スイッチ回路としてのスイッチ回路23に接続される。このスイッチ回路23は、トランジスタ201のソース端子を、外部端子TM3(第1端子)、外部端子TM4(第2端子)のいずれか一方に接続する。このスイッチ回路23には、モード切替回路40に接続されている。
このモード切替回路40は、バッテリ50の両端電圧を測定して、モード切り替え基準電圧に達した場合、小電流モードからファーストモードへの切り替え信号を供給する。この場合、モード切替回路40は、比較回路21に対して切り替え信号を供給する。そして、所定の遅れ時間の経過後に、スイッチ回路23,24に対して切り替え信号を供給する。
スイッチ回路23は、この切り替え信号を取得した場合、外部端子TM3から外部端子
TM4に接続を変更する。
外部端子TM3、外部端子TM4は、第2スイッチ回路としてのスイッチ回路24にも接続されている。このスイッチ回路24には、モード切替回路40から切り替え信号が供給されており、スイッチ回路23と同期して、接続の切り替えを行なう。すなわち、切り替え信号が供給された場合、スイッチ回路23,24は、それぞれ外部端子TM3から外部端子TM4に接続が変更される。
TM4に接続を変更する。
外部端子TM3、外部端子TM4は、第2スイッチ回路としてのスイッチ回路24にも接続されている。このスイッチ回路24には、モード切替回路40から切り替え信号が供給されており、スイッチ回路23と同期して、接続の切り替えを行なう。すなわち、切り替え信号が供給された場合、スイッチ回路23,24は、それぞれ外部端子TM3から外部端子TM4に接続が変更される。
外部端子TM3には抵抗R1(第1抵抗)が接続され、外部端子TM4には抵抗R2(第2抵抗)が接続される。この抵抗R1は、小電流モードにおける電流値を決定するために用いられる。一方、抵抗R2は、ファーストモードにおける電流値を決定するために用いられる。本実施形態においても、二つの抵抗R1,R2の抵抗値も20倍程度に設定される。なお、このような抵抗R1,R2に対して、寄生容量C1,C2が付加される。
スイッチ回路24の出力端子は、比較回路21に接続される。そして、スイッチ回路24の出力電圧V14として、外部端子TM3、外部端子TM4の電圧を比較回路21に供給する。この比較回路21の構成を、図2を用いて説明する。
比較回路21は、第3スイッチ回路としてのスイッチ回路216、スロープリミット回路215、第1エラーアンプとしてのエラーアンプ213、第2エラーアンプとしてのエラーアンプ214、電流量決定部としてのミキサ210を含んで構成される。
スイッチ回路216は、モード切替回路40からの切り替え信号に基いて、電圧V121と電圧V122とを切り替える。この電圧V121、V122は、電流を制限するための基準である電流制限参照電圧として用いられる。ここで、電圧V121は充電電流値を決定するための基準電圧であり、電圧V122は、電圧V121より小さい値を用いる。本実施形態では、例えば、電流制限参照電圧の降下値である電圧V122として電圧V121の75%値を用いる。この電圧V122は、切り替え時においてオーバーシュートが生じた場合においても、ファーストモードにおける本来の充電電流値を超えない値を設定する。具体的には、〔電圧V122〕/〔電圧V121〕が、〔ファーストモードにおける充電電流値〕/〔オーバーシュート値〕より小さくなるように、電圧V122を設定する。ここで、オーバーシュート値はオーバーシュート時の充電電流値を意味する。
スイッチ回路216からの出力はスロープリミット回路215に供給される。
このスロープリミット回路215は、電圧変化速度を制限し、電圧変化が一定の速度以下になるように調整する。このスロープリミット回路215の出力は、エラーアンプ213の反転入力端子に供給される。このエラーアンプ213の非反転入力端子には、スイッチ回路24の出力電圧が供給される。
このスロープリミット回路215は、電圧変化速度を制限し、電圧変化が一定の速度以下になるように調整する。このスロープリミット回路215の出力は、エラーアンプ213の反転入力端子に供給される。このエラーアンプ213の非反転入力端子には、スイッチ回路24の出力電圧が供給される。
また、エラーアンプ214の反転入力端子には電圧V13が供給され、非反転入力端子には抵抗R0による電圧が供給される。
このエラーアンプ213,214の出力は、ミキサ210に供給される。このミキサ210は、エラーアンプ214の出力が「High」になるまで、エラーアンプ213の出力に応じて、トランジスタ200,201に供給するゲート電圧を制限する。
このエラーアンプ213,214の出力は、ミキサ210に供給される。このミキサ210は、エラーアンプ214の出力が「High」になるまで、エラーアンプ213の出力に応じて、トランジスタ200,201に供給するゲート電圧を制限する。
(動作)
比較回路21は、モード切替回路40から切り替え信号を取得した場合、スイッチ回路216において、電圧V121から電圧V122に切り替える。この場合、スロープリミット回路215は、所定の変化速度で電圧V121から電圧V122に切り替えた電圧をエラーアンプ213に供給する。この場合、図3(a)に示すように、スイッチ回路24の出力電圧V14が降下する(時刻t1)。
比較回路21は、モード切替回路40から切り替え信号を取得した場合、スイッチ回路216において、電圧V121から電圧V122に切り替える。この場合、スロープリミット回路215は、所定の変化速度で電圧V121から電圧V122に切り替えた電圧をエラーアンプ213に供給する。この場合、図3(a)に示すように、スイッチ回路24の出力電圧V14が降下する(時刻t1)。
そして、電圧V121から電圧V122に切り替えることにより出力電圧V14の降下から遅れ時間の経過後(時刻t2)に、モード切替回路40は、スイッチ回路23,24に対して切り替え信号を供給する。この場合、図3(a)に示すように、スイッチ回路24の出力電圧V14の低下、オーバーシュートが生じる(時刻t2)。エラーアンプ213の出力電圧に応じて充電電流値も下がっているため、切り替え時のオーバーシュートが生じた場合にも、図3(b)に示すように、本来の充電電流値を超えることはない。そして、スイッチ回路216は、モードの切り替えから所定の時間経過後(時刻t3)に、電圧V122から電圧V121に戻す。この場合にも、スロープリミット回路215が、電圧をなだらかに変化させる。これにより、図3(a)に示すように、スイッチ回路24の出力電圧V14はなだらかに回復し、図3(b)に示すように、ファーストモードにおいて、目的の充電電流値に回復する。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
・ 上記実施形態では、比較回路21が、モードの切り替え前に電流制限参照電圧を下げることにより、充電電流値を降下させておく。これにより、モードの切り替えにおいてオーバーシュートが生じた場合にも、本来の充電電流値を超えないように制御することができる。そして、オーバーシュートの終了後に、参照電流値を戻すことにより、ファーストモードにおける本来の電流値を用いて充電を行なうことができる。
・ 上記実施形態では、比較回路21が、モードの切り替え前に電流制限参照電圧を下げることにより、充電電流値を降下させておく。これにより、モードの切り替えにおいてオーバーシュートが生じた場合にも、本来の充電電流値を超えないように制御することができる。そして、オーバーシュートの終了後に、参照電流値を戻すことにより、ファーストモードにおける本来の電流値を用いて充電を行なうことができる。
・ 上記実施形態では、スロープリミット回路215においては、電圧変化が一定の速度以下になるように調整される。これにより、電流制限参照電圧の切り替え時のオーバーシュートを抑制することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 上記実施形態では、トランジスタ200,201は、N型MOSトランジスタにより構成したが、トランジスタはこれに限定されるものではなく、P型MOSトランジスタやバイポーラトランジスタを用いることも可能である。P型MOSトランジスタの場合には、ソース端子が電流入力端子として機能し、ドレイン端子が電流出力端子として機能する。また、バイポーラトランジスタの場合には、エミッタ端子、ベース端子、コレクタ端子が、それぞれ電流入力端子、制御端子、電流出力端子として機能する。
○ 上記実施形態では、トランジスタ200,201は、N型MOSトランジスタにより構成したが、トランジスタはこれに限定されるものではなく、P型MOSトランジスタやバイポーラトランジスタを用いることも可能である。P型MOSトランジスタの場合には、ソース端子が電流入力端子として機能し、ドレイン端子が電流出力端子として機能する。また、バイポーラトランジスタの場合には、エミッタ端子、ベース端子、コレクタ端子が、それぞれ電流入力端子、制御端子、電流出力端子として機能する。
○ 上記実施形態では、モード切替回路40をバッテリ充電回路20の外部に設けた。これに代えて、モード切替回路40を、バッテリ充電回路の内部に設けるようにしてもよい。
○ 上記実施形態では、外部端子TM3に抵抗R1を接続し、外部端子TM4に抵抗R2を接続する。電流を制御するための抵抗は、バッテリ充電回路20の外部に設ける場合に限らず、バッテリ充電回路20の内部に設けるようにしてもよい。
○ 上記実施形態では、スロープリミット回路215、スイッチ回路216は電圧変化が一定になるものであればどのような構成を用いてもよい。例えば、CR充放電を利用したり、電流源と容量により構成するようにしてもよい。スロープの条件を満たせばDAコンバータにより、電圧を上げ下げしてもよい。
20…バッテリ充電回路、TM1〜TM4…外部端子、200,201…トランジスタ、21…スイッチ回路、210…ミキサ、213,214…エラーアンプ、215…スロープリミット回路、216…スイッチ回路、23,24…スイッチ回路、40…モード切替回路、R0〜R2…抵抗、C1,C2…寄生容量、50…バッテリ、300…スイッチ
回路、301,302…スイッチ。
回路、301,302…スイッチ。
Claims (5)
- バッテリに充電電流を供給する出力トランジスタと、
前記出力トランジスタと、制御端子及び電流入力端子を共通にする制御トランジスタと、
前記制御トランジスタの電流出力端子に対して、小電流モードの充電電流を決めるための第1抵抗が接続される第1端子と、ファーストモードの充電電流を決めるための第2抵抗が接続される第2端子との接続を切り替える第1スイッチ回路と、
前記第1端子又は第2端子における電圧を択一的に出力する第2スイッチ回路と、
小電流モードからファーストモードへの切り替え前に電流制限参照電圧を降下させるとともに、切り替え後に電流制限参照電圧を元の値に戻す第3スイッチ回路と、
前記第2スイッチ回路からの出力と前記第3スイッチ回路からの出力とを比較する第1エラーアンプと、
前記第1エラーアンプからの出力に基づいて前記出力トランジスタのゲート電圧を決定する電流量決定部とを設けたことを特徴とするバッテリ充電回路。 - 前記電流制限参照電圧の降下値は、小電流モードからファーストモードへの切り替え時のオーバーシュート値に対応して決定したことを特徴とする請求項1に記載のバッテリ充電回路。
- 前記スイッチ回路は、バッテリの電圧を検出し、モード切り替え基準電圧に達した場合に切り替え信号を出力するモード切替回路に接続されており、
前記スイッチ回路は、前記切り替え信号により、第1端子から第2端子に接続を変更することを特徴とする請求項1又は2に記載のバッテリ充電回路。 - 前記第3スイッチ回路は、電圧変化速度を制限するスロープリミット回路に接続されており、前記第3スイッチ回路の出力は、前記スロープリミット回路を介して第1エラーアンプに供給されるようにしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のバッテリ充電回路。
- 前記出力トランジスタの電流出力端子に、他端が接地された抵抗を接続し、
前記抵抗の分割電圧と電圧制限参照電圧とを比較する第2エラーアンプを更に設け、
前記電流量決定部は、前記第1,第2エラーアンプの記録に基づいてゲート電圧を決定することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のバッテリ充電回路。
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