JP2010277267A - 画像処理装置、撮像装置及び画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置、撮像装置及び画像処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】S/Nの悪い環境下においても孤立点を適切に補間する。
【解決手段】着目画素及びその周辺の複数の画素の画素値を用いて着目画素の第1の補間値を算出する第1の補間部422を備えた。そして、着目画素との跳躍量が最小となる跳躍量最小方向を検出し、跳躍量最小方向に位置する各画素及び着目画素の画素値を用いて第2の補間値を算出する第2の補間部430を備えた。その上で、補間処理により弊害が発生するか否かを判定し、発生しない場合には第1の補間値を選択し、発生する場合には第2の補間値を選択する検出部434を備えた。そして、着目画素が孤立点であるか否かを判定し、孤立点であると判定した場合に検出部により選択された第1の補間値又は第2の補間値を出力させ、孤立点でないと判定した場合は着目画素の画素値を出力させる孤立点検出部421を備えた。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像処理装置、撮像装置及び画像処理方法に関し、特に孤立点と判定された画素を適切に補間する技術に関する。
従来、撮像装置により得られた画像信号において、撮像素子の欠陥に起因して固定点ノイズが発生したり、光ショットノイズや熱雑音等のランダムノイズの影響を受けて、周囲の画素レベル(画素値)よりも飛び抜けて画素レベルの高い孤立点が発生することがある。このため、このような孤立点をリアルタイムに検出して、しかるべき画素レベル(補間値)に補間する孤立点補間処理が行われる。
孤立点補間処理の手法としては、主にスタティック補間、アダプティブ補間、メディアン補間の3種類の方法がある。図7は、これらの各手法を説明した説明図である。図7に示される各手法は、図7(a)に示すように、着目画素Pの左斜め下から左斜め上の方向にかけてエッジEが存在している場合を想定しており、水平方向3画素×垂直方向3画素よりなるフィルタを使用している。図7(b)〜図7(d)においては、フィルタ係数を“0”又は“1”の値で示してある。
図7(b)に示すスタティック補間では、フィルタ係数が“1”に設定された各画素、すなわち着目画素Pの周囲の8画素の値をすべて合計し、得られた合計値を、足し込んだ画素レベルの数である8で除算することが行われる。そして、このようにして得られた周囲8画素の画素レベルの平均値が、着目画素Pの補間値として使用される。
図7(c)に示すアダプティブ補間では、エッジの方向の判別がまず行われ、エッジの方向に沿った補間が行われる。すなわち、エッジに近接したエッジの内側にある2つの画素(着目画素Pの左斜め下の画素と右斜め上の画素)の画素レベルの平均値が算出され、得られた平均値が着目画素Pの補間値として採用される。
図7(d)に示すメディアン補間では、フィルタ枠内の9画素の中央値(メディアン)が算出され、算出された中央値が補間値として採用される。図7(d)においては、着目画素Pの右隣の画素が中央値である場合を想定しており、この位置にフィルタ係数“1”が設定される。つまり、この位置の画素レベルが着目画素Pの画素レベルとして出力される。
メディアンフィルタを用いた補間処理の例は、例えば特許文献1に記載されている。
特開2003−242504号公報
ところが、上述したいずれの補間処理も、補間処理を行うことによりエッジ部分において弊害が生じてしまうという問題があった。例えば図7(c)に示したアダプティブ補間は、画像信号のS/N(Signal to Noise ratio)が悪い場合には、そもそもエッジの方向の判定そのものを精度よく行うことができない。このため、補間処理を行うことによって、1画素幅の文字等が切れてしまうといった問題が発生することがある。
図7(d)に示したメディアン補間は、上述したとおりフィルタ枠内の画素レベルの中間値によって補間を行うものである。従って、アダプティブ補間の場合と同様に画像信号のS/Nが悪い場合には、補間を行うことでエッジ部分がゆがんでしまうという問題がある。
図7(a)に示したスタティック補間では、エッジの方向の判定等は行わず、常に一定の係数がかかるフィルタが使用されるため、補正処理によるエッジ部分の歪みは発生しない。しかし、エッジの向こう側の画素レベルまで足し込まれるため、エッジ部分の画素レベルの周波数が落ちてしまうという問題がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、画像信号のS/Nが悪い場合においてもエッジ部分の画素レベルの周波数を残し、孤立点を適切に補間することを目的とする。
本発明は、まず着目画素及びその周辺の複数の画素の画素値を用いて着目画素の画素値の第1の補間値を算出する。そして、着目画素とその周辺の複数の画素とで構成される各方向のうち、着目画素の画素値との差分の合計値が最も小さい方向である跳躍量最小方向を検出する。その上で、跳躍量最小方向に位置する各画素及び着目画素の画素値を用いて着目画素の画素値の第2の補間値を算出する。続いて、跳躍量最小方向に位置する各画素と第1の補間値と第2の補間値とを用いて、着目画素と跳躍量最小方向に位置する各画素との大小関係が第1の補間値による補間を行う前後で変化するか否かを判定する。そして、変化しない場合には第1の補間値を選択し、変化する場合には第2の補間値を選択する。さらに、着目画素が孤立点であるか否かを判定し、孤立点であると判定した場合に選択された第1の補間値又は第2の補間値を出力させ、孤立点でないと判定した場合は着目画素の画素値を出力させるようにした。
このようにすることで、着目画素と跳躍量最小方向に位置する各画素との大小関係が第1の補間値による補間を行う前後で変化する場合に、跳躍量最小方向に位置する各画素及び着目画素の画素値を用いて算出された補間値が使用されるようになる。
従って、フィルタの領域内にエッジが存在する場合等、着目画素と跳躍量最小方向に位置する各画素との大小関係が第1の補間値による補間を行う前後で変化する場合には、補間値の算出に、着目画素との相関性が高い画素の画素値が使用されるようになる。つまり、孤立点補間処理によって弊害が発生すると判断した場合に、弊害を起こさない補間値で着目画素(孤立点)が補間されるようになる。
本発明によれば、孤立点補間処理によって弊害が発生すると判断した場合に、弊害を起こし得ない補間値で孤立点が補間されるため、画像信号のS/Nが悪い場合であっても、エッジ部分の画素の周波数が必要以上に落ちてしまうことがなくなる。つまり、孤立点を適切に補間することができるようになる。
本発明の一実施の形態による撮像装置の内部構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態による孤立点除去部の内部構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態によるメディアンフィルタによる処理の例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態による跳躍量算出例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態による画像処理の例を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態の他の例によるメディアンフィルタの構成例を示す説明図である。 従来の補間処理の例を示す図であり、(a)はスタティック補間の例を示し、(b)はアダプティブ補間の例を示し、(c)はメディアン補間の例を示す。
以下に、本発明の実施形態に係る画像処理装置、撮像装置及び画像処理方法の具体例を、図面を参照しながら以下の順で説明する。なお、本発明は以下の例に限定されるものではない。
1.画像処理装置の構成例
2.孤立点除去部の構成例
3.画像処理の手順
<1.画像処理装置の構成例>
本実施形態(以下、本例とも称する)では、本発明の画像処理装置を例えばカメラ等の撮像装置に適用した例を説明する。ただし、本発明の画像処理装置は、撮像装置に限らず、例えばディスプレイ、プリンタ等の表示機器や、画像処理アプリケーションを含む装置など画像処理機能を有するあらゆる装置およびシステムに適用可能である。また、撮像装置に適用する場合には、カメラそのものだけでなく、撮影機能を有する情報処理装置(例えば、携帯電話等)などにも適用可能である。
[撮像装置の構成]
図1に、本実施形態の撮像装置の概略ブロック構成を示す。撮像装置100は、レンズ1と、撮像素子2と、アナログ・デジタルコンバータ(以下、ADC(Analog to Digital Convertor)と記す)3と、画像処理部4とを備える。そして、レンズ1、撮像素子2、ADC3及び画像処理部4は、被写体光15の入射側からこの順で配置される。
さらに、撮像装置100は、表示処理部5と、表示部6と、制御部7と、記憶部8と、操作入力部9と、外部インタフェース(以下、I/Fと記す)部10と、記録再生処理部11と、記録媒体12とを備える。そして、上述した撮像装置100の各部は、信号線13を介して直接的または間接的に電気的に接続される。
レンズ1は、被写体光を取り込んで撮像素子2の撮像面(不図示)に結像させる。撮像素子2は、レンズ1により結像された被写体光を光電変換して画像信号を生成する。そして、撮像素子2は、生成した画像信号をADC3に出力する。なお、撮像素子2としては、例えば、CCD(Charge Coupled Devices)型、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型等の各種タイプのイメージセンサを適用することができる。
なお、図1には、撮像素子2を1つのみ示してあるが、実際にはR(赤)、G(緑)、B(青)の3色に対応する3つの撮像素子が設けられているものとする。従って、同じく図示は省略してあるが、3つの撮像素子2からなる撮像素子群とレンズ1との間に、入射光をR、G、Bの3色に分解する色分離プリズムも配置されているものとする。
ADC3は、撮像素子2から出力された画像信号をデジタルの画像信号に変換して、そのデジタル変換された画像信号を画像処理部4に出力する。なお、撮像素子2としてCMOS型のイメージセンサを用いた場合には、画像信号のアナログデジタル変換処理も撮像素子2の内部で行われるため、ADC3は不要となる。
画像処理部4は、ADC3から出力された画像信号に対して種々の処理を施し、処理後の画像信号をノイズリダクション処理部42に出力する。画像処理部4は、光学系センサ系補正部41と、ノイズリダクション処理部42と、ガンマ補正部43と、高域強調処理部44とを有する。
光学系センサ系補正部41は、レンズ1に起因して発生する画像信号の歪みの補正処理(光学系の補正処理)、及び、撮像素子2に起因して発生する画像信号の歪みの補正処理(センサ系の補正処理)を行う。光学系の補正処理では、例えば、歪み補正、収差補正、周辺光量落ち補正、フレア補正等を行う。センサ系の補正処理では、例えば、画素の欠陥補正、シェーディング補正等を行う。なお、撮像素子2としてCMOS型のイメージセンサを使用した場合には、センサ系の補正処理として縦筋補正等も行う。また、撮像素子2としてCCD型のイメージセンサを使用した場合には、センサ系の補正処理としてスミア補正等も行う。
ノイズリダクション処理部42は、光学系センサ系補正部41から出力された画像信号にノイズ抑制処理を施し、ノイズ除去処理後の信号をガンマ補正部43に供給する。なお、本実施形態では、ノイズリダクション処理部42の中には、さらに、孤立点の除去を行う孤立点除去部420が設けられる。孤立点除去部420の詳細については後述する。
ガンマ補正部43は、ノイズリダクション処理部42から出力された画像信号のガンマ値を、表示部6のガンマ特性に適合するように補正する。また、高域強調処理部44は、ガンマ補正された画像信号により得られる画像のエッジ部分(輪郭)に対応する高周波成分を強調する補正(輪郭強調補正)を行う。
なお、本実施形態では、ノイズリダクション処理部42をガンマ補正部43の前段に配置する例、すなわち、画像信号がリニア特性を有する領域にノイズリダクション処理部42を配置する例を説明するが、本発明はこれに限定されない。ノイズリダクション処理部42をガンマ補正部43の後段に配置してもよい。すなわち、画像信号がノンリニア特性を有する領域にノイズリダクション処理部42を配置してもよい。ただし、ノイズリダクション処理部42をガンマ補正部43の後段に配置する場合であっても、その配置位置は高域強調処理部44の前段であることが好ましい。これは、高域強調処理部44で画像のエッジ部分に対応する高周波成分が強調された後の画像信号に対して、ノイズリダクション処理部42でノイズ除去処理を行っても十分なノイズリダクション効果が得られないためである。
表示処理部5は、画像処理部4で種々の処理が施された画像信号を、表示部6で表示可能な形式の信号に変換し、その変換した信号を表示部6に出力する。また、表示部6は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Electro Luminescence)パネル等で構成することができ、表示処理部5から供給された信号を画像として表示画面上に表示する。
制御部7は、CPU(Central Processing Unit)等より構成され、後述する操作入力部9から供給される操作信号等に基づいて、撮像装置100を構成する各部の制御を行う。記憶部8は、ROM(Read Only Memory)及び/又はRAM(Random Access Memory)等で構成される。なお、ROMには、画像処理に必要なプログラムや各種データが格納され、RAMは、制御部7による各種処理の途中結果を一時的に記憶する作業領域として使用される。
操作入力部9は、例えば、ボタン、つまみ、スイッチ等の操作手段を有する。そして、操作入力部9は、その操作手段を介してユーザからの所定の操作入力を受けて、その内容に応じた操作信号を生成し、該生成した操作信号を制御部7に出力する。
外部I/F部10は、外部機器と接続可能な入出力端子(不図示)を備え、該入出力端子を介して外部機器との間でのデータの入出力を行う。
記録再生処理部11は、後述する記録媒体12と接続されている。そして、画像処理部4から出力される画像信号を記録媒体12に記録する処理、記録媒体12に記録された画像データを読み出して再生する処理、並びに、その再生信号を表示処理部5に出力する処理を行う。
また、記録媒体12は、例えばHDD(Hard Disk Drive)、半導体メモリ、光ディスク等で構成することができる。そして、記録媒体12は、画像処理部4で処理が施された画像信号や、外部の記録装置等により記録された画像信号等を格納する。
<2.孤立点除去部の構成例>
[孤立点除去部の内部構成]
次に、図2を参照して、孤立点除去部420の詳細について説明する。図2は、孤立点除去部420の内部構成例を示すブロック図である。孤立点除去部420には、孤立点の検出を行う孤立点検出部421と、孤立点の補間処理を行う第1の補間部としての孤立点補間部422と、孤立点補間処理により生じうる弊害を除去する第2の補間部としての弊害除去処理部430とを含まれる。
また、孤立点除去部420には、セレクタSL1とセレクタSL2も含まれる。セレクタSL1は、孤立点検出部421による検出結果の内容に応じて、孤立点補間部422で補間処理が施された画像信号と、何も処理が施されていない画素信号(原画素)とのいずれかを選択して出力する。セレクタSL2は、孤立点補間部422からの出力信号と弊害除去処理部430からの出力信号とのいずれかを選択して、セレクタSL1に出力する。
孤立点検出部421は、着目画素の画素レベルY11と、水平方向3画素及び垂直方向3画素による枠内の着目画素周囲の8画素の各画素レベル(画素レベルY00〜画素レベルY22)とを入力値として、着目画素が孤立点であるか否かを判定する。
孤立点検出部421は、まず、着目画素の画素レベルY11と、周辺画素の各画素レベルとの差分値を算出する。続いて、算出された差分値のうち、その値が予め設定しておいた閾値imp_thよりも大きいものの個数を算出し、その個数が予め設定しておいた閾値imp_refcnt以上であるか否かを判定する。そして、値が閾値imp_thよりも大きい差分値の数が閾値imp_refcnt以上であった場合に、着目画素は孤立点であると判断する。そして、セレクタSL1に対して、セレクタSL2からの出力信号を選択させるための切替先選択信号を供給する。
閾値imp_thは、“0”より大きい値に設定されるものとする。例えば、ADC3(図1参照)により生成されるデジタルの画素信号のビット数が8ビットである場合には、10〜20程度の値に設定される。この値は、ADC3の分解能や、画像信号におけるノイズの含有量や、隣接する画素レベルとの差分値の大きさ(処理の対象箇所が、画素レベルが緩やかに変化するグラデーション部分か否か)等によって、適宜適切な値に設定されるものとする。
閾値imp_refcntは、着目画素の周辺の画素の数である“8”以下の値に設定される。ここでは、閾値imp_refcntが“8”に設定してあるものとする。
上述した判断は、具体的には例えば以下のようなアルゴリズムを用いて行われる。
(1)周辺差分プラスフラグFdp_ij(i,j=0,1,2)の値の決定
周辺差分プラスフラグFdp_ij=1 when 着目画素の画素レベルY11−周辺画素の画素レベルYij>閾値imp_th
周辺差分プラスフラグFdp_ij=0 else
すなわち、着目画素の画素レベルY11との差分値が、プラスの方向で閾値imp_thより大きいか否かを判定し、大きい場合に周辺差分プラスフラグFdp_ijの値が1となる。それ以外の場合(差分値が閾値imp_th以下の場合)には、周辺差分プラスフラグFdp_ijの値は0となる。
(2)周辺差分マイナスフラグFdm_ijの値の決定
周辺差分マイナスフラグFdm_ij=1 when 着目画素の画素レベルY11−周辺画素の画素レベルYij<−閾値imp_th
周辺差分マイナスフラグFdm_ij=0 else
つまり、着目画素の画素レベルY11との差分値が、マイナスの方向で閾値imp_thより大きいか否かを判定し、大きい場合に周辺差分マイナスフラグFdm_ijの値が1となる。それ以外の場合(差分値が閾値imp_th以下の場合)には、周辺差分プラスフラグFdp_ijの値は0となる。
(3)孤立点検出プラスフラグFapの値の決定
孤立点検出プラスフラグFap=1 when Σ(周辺差分プラスフラグFdp_ij)≧閾値imp_refcnt
孤立点検出プラスフラグFap=0 else
すなわち、周辺差分プラスフラグFdp_ijの合計数が、閾値imp_refcntとして設定された8個以上である場合には孤立点検出プラスフラグFapは1となり、それ以外の場合には0となる。
(4)孤立点検出マイナスフラグFamの値の決定
孤立点検出マイナスフラグFam=1 when Σ(周辺差分マイナスフラグFdm_ij)≧閾値imp_refcnt
孤立点検出マイナスフラグFam=0 else
つまり、周辺差分マイナスフラグFdm_ijの合計数が、閾値imp_refcntとして設定された8個以上である場合には孤立点検出マイナスフラグFamは1となり、それ以外の場合には0となる。
なお、周辺差分プラスフラグFdp_ijと周辺差分マイナスフラグFdm_ijの算出は、逆の順番で行ってもよく、同時に行うようにしてもよい。孤立点検出プラスフラグFapと孤立点検出マイナスフラグFamについても同様である。
次に、孤立点補間部422の構成について説明する。孤立点補間部422は、メディアンフィルタ422hと、メディアンフィルタ422vと、メディアンフィルタ422ruと、メディアンフィルタ422rdと、平均値算出部422aとで構成される。
メディアンフィルタ422h〜メディアンフィルタ422rdは、入力される3つの画素の画素レベルの中央値(メディアン)を算出して平均値算出部422aに出力するものであり、1次元軸上において3タップのものを使用する。一次元軸としては、H(Horizontal)軸と、V(Vertical)軸と、RU(Right Up)軸と、RD(Right Down)軸の4つの軸を使用する。
メディアンフィルタ422hには、着目画素の画素レベルY11及び着目画素と水平方向で隣接する2つの画素の画素レベル(画素レベルY10及び画素レベルY12)が入力される。また、メディアンフィルタ422vには、着目画素の画素レベルY11及び着目画素と垂直方向で隣接する2つの画素の画素レベル(画素レベルY01及び画素レベルY21)が入力される。
メディアンフィルタ422ruには、着目画素の画素レベルY11及び、着目画素と右斜めの上下方向で隣接する2つの画素の画素レベル(画素レベルY02及び画素レベルY20)が入力される。さらに、メディアンフィルタ422rdには、着目画素の画素レベルY11及び、着目画素と左斜めの上下方向で隣接する2つの画素の画素レベル(画素レベルY00及び画素レベルY22)が入力される。
ここで、図3を参照して、各メディアンフィルタによる処理の例について説明する。図3において、横軸は画素の位置を示し、縦軸は画素レベルYのレベルを示す。図3では、各一次元軸上にある3つの画素を、画素X0、画素X1、画素X2と示してあり、その画素レベルを画素レベルY0、画素レベルY1、画素レベルY2と示してある。
図3に示すように画素レベルY0よりも画素レベルY2の方が大きい場合には、画素レベルY1は、図3における凸領域Acと、単調増加領域Amと、凹領域Arのうちのいずれかの領域に存在することになる。図3において、凸領域Acは斜線で示してあり、凹領域Arは網掛けで示してあり、単調増加領域Amは塗りつぶしのない領域として示してある。
凸領域Acとは、画素レベルY2よりも大きい画素レベルが配置される領域であり、単調増加領域Amとは、画素レベルY0以上であり画素レベルY2以下の画素レベルが配置される領域である。また凹領域Arとは、画素レベルY0よりも小さい画素レベルが配置される領域である。
そして、着目画素X1の画素レベルY1が凸領域Acに分類される場合であり、この画素レベルY1を画素レベルY1cとすると、画素レベルY0と画素レベルY1cと画素レベルY2のメディアンは、画素レベルY2と同値である画素レベルY1c′となる。
同様に、着目画素X1の画素レベルY1が単調増加領域Amに分類される場合を考えてみる。この画素レベルY1を画素レベルY1mとすると、画素レベルY0と画素レベルY1rと画素レベルY2のメディアンとしては、画素レベルY1mと同値である画素レベルY1m′が出力される。なお、図3では説明を分かりやすくするために画素レベルY1mと画素レベルY1m′とを画素位置(横軸)の方向に少しずらして示してあるが、実際には、両画素レベルの横軸上の位置は同一であるものとする。
また、着目画素X1の画素レベルY1が凹領域Arに分類される場合であり、この画素レベルY1を画素レベルY1rとすると、画素レベルY0と画素レベルY1rと画素レベルY2のメディアンは、画素レベルY0と同値である画素レベルY1r′となる。
すなわち、メディアンフィルタをかけることにより、画像信号のエッジ部分(高周波成分)が保存されつつ、大きな凸凹の成分は除去されるようになる。なお、図3では画素レベルY0<画素レベルY2の場合を例に挙げたが、画素レベルY0>画素レベルY2の場合にも同様にしてメディアンが算出される。
再び図2に戻って説明を続けると、平均値算出部422aは、メディアンフィルタ422h〜メディアンフィルタ422rdから出力された各中央値の平均値を算出し、その値を着目画素の補間値としてセレクタSL2及び弊害除去処理部430に供給する。
図2に示した各メディアンフィルタでの処理と、平均値算出部422aの処理は、式で示すと以下のようなものになる。
(メディアンフィルタ422hでの処理)
メディアンmed_h=median(画素レベルY10,画素レベルY11,画素レベルY12)
(メディアンフィルタ422vでの処理)
メディアンmed_v=median(画素レベルY01,画素レベルY11,画素レベルY21)
(メディアンフィルタ422ruでの処理)
メディアンmed_ru=median(画素レベルY20,画素レベルY11,画素レベルY02)
(メディアンフィルタ422rdでの処理)
メディアンmed_rd=median(画素レベルY00,画素レベルY11,画素レベルY22)
(平均値算出部422aでの処理)
補間値Y11′=(メディアンmed_h+メディアンmed_v+メディアンmed_ru+メディアンmed_rd)/4
メディアンフィルタ422h〜メディアンフィルタ422rdと、平均値算出部422aでこのような処理が行われることにより、着目画素の画素レベルY11がその周囲の画素の画素レベルに対して孤立して大きい又は小さいほど、その値は抑制されるようになる。つまり、着目画素の画素レベルY11が、レベルが抑制された補間値Y11′(第1の補間値)によって置き換えられる。
次に、弊害除去処理部430の詳細について説明する。弊害除去処理部430は、孤立点補間部422による補間処理が行われることで発生する弊害を、除去するための処理を行う。
弊害は、例えば原画像上に縦一直線に1画素幅の線がある場合等に発生する。この場合、H軸上では凸領域Ac(図3参照)に分類されるような孤立点に見えても、V軸上では単調増加しているものとして検出される。また、RU軸やRD軸においても、凸領域Acに分類されるような孤立点として見えてしまうため、これら4つのメディアンの平均化してしまうと、縦一直線の線がちぎれる方向に力が働いてしまうことになる。
このため弊害除去処理部430では、孤立点補間部422による補間処理の結果このような弊害が発生すると判断した場合に、弊害を発生させないような補間値を出力することを行う。弊害を発生させないような補間値とは、着目画素の画素レベルY11との差分が最も小さくなる方向にある各画素を使用して算出した補間値である。
このような補間値で着目画素の画素レベルY11を補間することにより、画素レベルY11が、画素レベル11と近い値を有する周囲の画素の画素レベルとかけ離れた値になってしまうことがなくなる。つまり、原画像上に縦一直線に1画素幅の線がある場合であっても、補間によってその線がちぎれてしまうようなことがなくなる。
以下、弊害除去処理部430の構成について図2を参照して説明する。弊害除去処理部430は、差分絶対値算出部431と、跳躍量最小方向判定部432と、メディアンフィルタ433と、弊害検出部434とで構成される。
差分絶対値算出部431は、着目画素の画素レベルY11と、その周辺の8画素の画素レベルとの差分絶対値を算出する。
跳躍量最小方向判定部432は、差分絶対値算出部431で算出された差分絶対値をその値が小さい順に並び替えることで、着目画素の画素レベルY11との跳躍量が最も小さい方向を判定する。ここでいう跳躍量とは、画素レベルY11との差分絶対値の和で示される。すなわち本例での跳躍量は、画素レベルY11との差分絶対値が最小である画素と画素レベルY11との差分絶対値と、差分絶対値が2番目に小さい画素と画素レベルY11との差分絶対値との和(差分絶対値和)で示される。
図2に示した例おいては、画素レベルY11との差分絶対値が最小である画素レベルY00を有する画素と、差分絶対値が2番目に小さい画素レベルY12を有する画素とを含む方向を、跳躍量が最も小さい方向として示している。
図4は、跳躍量の概念を、図3に示した図を用いて示したものである。図4において、図3と対応する箇所には同一の符号を付してある。そして図4では、画素レベルY11との差分絶対値が最小である画素と差分絶対値が2番目に小さい画素を、それぞれ画素X0と画素X2(あるいは画素X2と画素X0)で示している。
着目画素X1の画素レベルが凸領域Acに位置する場合(=画素レベルY1c)には、跳躍量は実線で示した2本の矢印の合計値により示される。すなわち、
差分絶対値和=abs(画素レベルY1c−画素レベルY0)+abs(画素レベルY1c−画素レベルY2)
で示される。
着目画素X1の画素レベルが単調増加領域Amに位置する場合(=画素レベルY1m)には、跳躍量は破線で示した2本の矢印の合計値により示される。すなわち、
差分絶対値和=abs(画素レベルY1m−画素レベルY0)+abs(画素レベルY1m−画素レベルY2)
で示される。
着目画素X1の画素レベルが凹領域Arに位置する場合(=画素レベルY1r)には、跳躍量は一点鎖線で示した2本の矢印の合計値により示される。すなわち、
差分絶対値和=abs(画素レベルY1r−画素レベルY0)+abs(画素レベルY1r−画素レベルY2)
で示される。
再び図2に戻って説明を続ける。跳躍量最小方向判定部432は、着目画素の画素レベルY11と、画素レベルY11との差分絶対値が1番小さい画素の画素レベルと、差分絶対値が2番目に小さい画素の画素レベルとを、メディアンフィルタ433と弊害検出部434に出力する。
メディアンフィルタ433は、着目画素の画素レベルY11と、画素レベルY11との差分絶対値が1番小さい画素レベルと、2番目に小さい画素レベルの3つの画素レベルのメディアンを算出する。そして、算出したメディアンを補間値としてセレクタSL2に出力する。
画素レベルY11との差分絶対値が一番小さい画素レベルをY1stmin、画素レベルY11との差分絶対値が2番目に小さい画素レベルをY2ndminとすると、メディアンフィルタ433で算出される補間値Y11′′は、下記の式で表せる。
補間値Y11′′(第2の補間値)=median(画素レベルY1stmin,画素レベルY11,画素レベルY2ndmin)
弊害検出部434は、跳躍量最小方向判定部432から出力される画素レベルY1stmin、画素レベルY11、画素レベルY2ndminと、孤立点補間部422から出力される補間値Y11′とを用いて、補間処理により弊害が発生するか否かを判断する。
具体的には、着目画素の画素レベルY11の値と、画素レベルY1stmin又は画素レベルY2ndminとの大小関係が、孤立点補間部422による補間処理の前後で変化している場合に、弊害が生じていると判定する。
弊害検出部434は、まず、以下に示す補間前の状態と補間後の状態とを比較する。
補間前の状態:画素レベルY1stmin,着目画素の画素レベルY11,画素レベルY2ndmin
補間後の状態:画素レベルY1stmin,着目画素の補間値Y11′,画素レベルY2ndmin
そして、補間処理前に着目画素の画素レベルY11が分類される領域と、補間処理後に着目画素の補間値Y11′が分類される領域(共に図3参照)とが以下のように変化している場合に、補間処理を行うことによって弊害が発生するものと判断する。
・凸領域Acが凹領域Arに変化
・凹領域Arが凸領域Acに変化
・単調増加領域Amが、凸領域Ac又は凹領域Arに変化
弊害検出部434は、補間処理により弊害が発生すると判断した場合は、セレクタSL2に対して、信号の入力先を弊害除去処理部430側に切り替えるための切替先選択信号を供給する。これにより、セレクタSL2からセレクタSL1に対して、弊害除去処理部430のメディアンフィルタ433から出力された補間値Y11′′が出力される。
一方、補間処理により弊害が発生しないと判断した場合は、セレクタSL2に対して、信号の入力先を孤立点補間部422側に切り替えるための切替先選択信号を供給する。これにより、セレクタSL2からセレクタSL1に対して、孤立点補間部422の平均値算出部422aから出力された補間値Y11′が出力される。
<3.画像処理の手順>
[孤立点除去部での動作の例]
次に、図5のフローチャートを参照して、孤立点除去部420における動作の例を説明する。まず、孤立点補間部422にて孤立点補間処理を行うことにより着目画素の補間値Y11′を算出する(ステップS11)。続いて弊害除去処理部430の差分絶対値算出部431で、着目画素の画素レベルY11とその周辺の8画素の各画素の画素レベルとの差分絶対値を算出する(ステップS12)。そして、弊害除去処理部430の跳躍量最小方向判定部432が、着目画素の画素レベルY11との差分絶対値和(跳躍量)が最小となる方向を算出する(ステップS13)。
続いて、弊害除去処理部430のメディアンフィルタ433は、着目画素の画素レベルY11と、画素レベルY11との跳躍量が最小となる方向にある各画素の画素レベルとを用いてメディアンを算出し、その値を補間値Y11′′とする(ステップS14)。
次に、弊害検出部434が、着目画素の画素レベルY11と、画素レベルY11との跳躍量が最小となる方向にある各画素の画素レベルとの大小関係が、孤立点補間部422による補間処理の前後で変化しているかを判断する(ステップS15)。すなわち、補間処理前に画素レベルY11が分類されていた領域と、補間処理後の補間値Y11′が分類される領域が変化しているかを判断する。ただし、凸領域Ac又は凹領域Arが単調増加領域Amに変化した場合は、領域が変化したものとはみなさない。
具体的には、補間値Y11′が分類される領域が、凸領域Acから凹領域Ar、凹領域Arから凸領域Ac、単調増加領域Amから凸領域Ac又は凹領域Arに変化した場合には、ステップS15で“Yes”が選択され、ステップS16に進む。ステップS16では、跳躍量が最小となる方向において弊害除去処理部430で算出された補間値Y11′′が選択され、着目画素の補間値として出力される。
補間値Y11′が分類される領域が変化していない場合(凸領域Ac又は凹領域Arが単調増加領域Amに変化した場合も含む)は、ステップS15では“No”が選択され、ステップS17に進む。ステップS17では、孤立点補間部422で算出された補間値Y11′が選択され、着目画素の補間値として出力される。
続いて、孤立点検出部421が孤立点を抽出したか否かを判断し(ステップS18)、孤立点を抽出した場合には、着目画素の画素レベルY11を、補間値Y11′又は補間値Y11′′に置き換えて出力する(ステップS19)。一方、孤立点が検出されなかった場合は、着目画素の画素レベルY11をそのまま出力する(ステップS20)。
[実施形態による効果]
上述した実施形態によれば、上述した実施の形態によれば、着目画素からの跳躍量が最小となる方向に位置する各画素と着目画素との大小関係が、孤立点補間処理によって変化すると判断した場合に、補間処理による弊害が発生すると判断される。そして、着目画素及び跳躍量が最小となる方向にある各画素の画素値のメディアンが補間値として出力される。これにより、フィルタの領域内にエッジが存在する場合にも、孤立点として検出された着目画素の画素レベルY11が、着目画素と相関性の高い画素の画素値を使用して算出された補間値によって補間されるようになる。すなわち、エッジ部分においても孤立点補間処理を適切に行うことができるようになる。
また、上述した実施形態によれば、エッジの方向の判定を行えないようなS/Nの悪い環境下においては、孤立点補間処理により弊害が生ずると判定され、上述したような弊害を除去できる補間値が出力される。このため、画像信号のS/Nが悪い場合においても、孤立点を精度よく補間することができるようになる。
また、この場合、着目画素及び跳躍量が最小となる方向にある各画素の画素値のメディアンで着目画素の画素レベルY11が補間されることで、1画素幅の文字や線などがある場合にも、補間処理によってそれが切れてしまうことがなくなる。
また、上述した実施の形態によれば、メディアンフィルタで補間値が算出されるため、補間値の周波数が必要以上に落ちてしまうことがなくなる。
また、上述した実施の形態では、孤立点補間処理によって弊害が生じてしまうと判断した場合に、着目画素の画素レベルY11との差分が最小である画素の画素レベルだけでなく、2番目に小さい画素の画素レベルも使用して補間値が算出される。これにより、補間値の算出に着目画素の画素レベルY11との差分が最小である画素の画素レベルのみを使用する場合等と比較して、孤立点除去の効果がより高くなる。
また、上述した実施の形態では、弊害発生時には上述したような弊害除去処理が行われるため、通常の補間を行う手段として、メディアンフィルタ等の、抑制が比較的強くかかる一方で弊害の発生確率も高いような手段を使用することができるようになる。
また、上述した実施の形態では、孤立点補間処理を3×3のサイズのフィルタを用いて行うため、ラインメモリの数も最小限とすることができ、画像処理装置のリソースを節減することができる。
[実施形態の変形例]
なお、上述した実施の形態では、孤立点補間部422を、H軸、V軸、RU軸、RD軸に対応する4つのメディアンフィルタ422h〜メディアンフィルタ422rdと平均値算出部422aとで構成した例を挙げたが、これに限定されるものではない。例えば、H軸とV軸に対応する2つのメディアンフィルタを使用する構成や、従来のような、フィルタ枠内のすべての画素を対象としたメディアンフィルタを使用する構成に適用してもよい。
また、上述した実施の形態では、本例の画像処理装置を3板式の撮像装置に適用した例を挙げたが、これに限定されるものではない。例えば、4板式の撮像装置や単板式の撮像装置に適用してもよい。単板式の撮像装置に適用する場合には、本例による孤立点除去処理を行うことで、色フィルタアレイ上に市松状に配置されたGの画素の孤立点を適切に除去することができる。
この場合、本例による孤立点除去部422を、デモザイク処理を行う回路の前段に配置することが望ましい。メディアンフィルタは、H軸、V軸、RU軸、RD軸の4つの軸において、図6に示すようにそれぞれを例えば3タップ、3タップ、5タップ、5タップとすることで、適切な補間処理を行うことができる。
なお、RやBの画素に対しても孤立点除去処理を行う場合には、着目画素であるR又はB画素の周囲のGの画素を用いてエッジ情報を抽出し、エッジが周囲にないと判断した時にのみ孤立点除去処理を行うようにすればよい。
また、本実施形態を、εフィルタを用いて平滑化を行う画像処理装置に適用するようにしてもよい。εフィルタは、着目画素が孤立点である場合は加算できる画素の割合が減り、平滑度が極端に下がるという特性を持つ。このため、εフィルタによる平滑化処理の前に本例の孤立点除去処理を行うことで、孤立点が効率的に除去され、平滑度が落ちることが無くなる。
1…レンズ、2…撮像素子、3…アナログ・デジタルコンバータ、4…画像処理部、5…表示処理部、6…表示部、7…制御部、8…記憶部、9…操作入力部、10…外部インタフェース部、11…記録再生処理部、12…記録媒体、13…信号線、15…被写体光、41…光学系センサ系補正部、42…ノイズリダクション処理部、43…ガンマ補正部、44…高域強調処理部、100…撮像装置、420…孤立点除去部、421…孤立点検出部、422…孤立点補間部、422a…平均値算出部、422h,422rd,422ru,422v…メディアンフィルタ、430…弊害除去処理部、431…差分絶対値算出部、432…跳躍量最小方向判定部、433…メディアンフィルタ、434…弊害検出部、Ac…凸領域、Am…単調増加領域、Ar…凹領域、Fam…孤立点検出マイナスフラグ、Fap…孤立点検出プラスフラグ、Fdm…周辺差分マイナスフラグ、Fdp…周辺差分プラスフラグ、SL1,SL2…セレクタ、Y11′,Y11′′…補間値

Claims (7)

  1. 着目画素及びその周辺の複数の画素の画素値を用いて前記着目画素の画素値の第1の補間値を算出する第1の補間部と、
    前記着目画素とその周辺の複数の画素とで構成される各方向のうち、前記着目画素の画素値との差分の合計値が最も小さい方向である跳躍量最小方向を検出し、前記跳躍量最小方向に位置する各画素及び前記着目画素の画素値を用いて前記着目画素の画素値の第2の補間値を算出する第2の補間部と、
    前記跳躍量最小方向に位置する各画素と前記第1の補間値と前記第2の補間値とを用いて、前記着目画素と前記跳躍量最小方向に位置する各画素との大小関係が前記第1の補間値による補間を行う前後で変化するか否かを判定し、変化しない場合には前記第1の補間値を選択し、変化する場合には前記第2の補間値を選択する検出部と、
    前記着目画素が孤立点であるか否かを判定し、孤立点であると判定した場合に前記検出部により選択された前記第1の補間値又は前記第2の補間値を出力させ、孤立点でないと判定した場合は前記着目画素の画素値を出力させる孤立点検出部とを備えた
    画像処理装置。
  2. 前記第2の補間部には、前記着目画素を中心とする水平方向3画素×垂直方向3画素の各画素値が入力される
    請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記跳躍量最小方向に位置する各画素とは、前記着目画素の画素値との差分絶対値が最小である画素値を有する第1の画素と、前記着目画素の画素値との差分絶対値が2番目に小さい画素値を有する第2の画素で構成される
    請求項2記載の画像処理装置。
  4. 前記検出部が、前記着目画素と前記跳躍量最小方向に位置する各画素との大小関係が変化したと判定する場合とは、前記第1の補間値による補間を行う前後で、前記着目画素の画素値が分類される領域が、前記第1の画素と前記第2の画素のうちの画素値が大きい方の画素よりも値が大きい画素値が分類される凸領域から、前記第1の画素と前記第2の画素のうちの画素値が小さい方の画素よりも値が小さい画素値が分類される凹領域に変化した場合又は、前記凹領域から前記凸領域に変化した場合又は、前記第1の画素と前記第2の画素のうちの画素値が小さい方の画素の画素値以上であり、前記第1の画素と前記第2の画素のうちの画素値が大きい方の画素の画素値以下である画素値が分類される単調増加領域から、前記凸領域もしくは前記凹領域に変化した場合である
    請求項3記載の画像処理装置。
  5. 前記第1の補間部及び第2の補間部では、メディアンフィルタを用いて前記第1の補間値又は前記第2の補間値を算出する
    請求項4記載の画像処理装置。
  6. 被写体光を光電変換して画像信号を生成する撮像部と、
    前記撮像部で得られた画像信号中の特定の着目画素及びその周辺の複数の画素の画素値を用いて前記着目画素の画素値の第1の補間値を算出する第1の補間部と、
    前記着目画素とその周辺の複数の画素とで構成される各方向のうち、前記着目画素の画素値との差分の合計値が最も小さい方向である跳躍量最小方向を検出し、前記跳躍量最小方向に位置する各画素及び前記着目画素の画素値を用いて前記着目画素の画素値の第2の補間値を算出する第2の補間部と、
    前記跳躍量最小方向に位置する各画素と前記第1の補間値と前記第2の補間値とを用いて、前記着目画素と前記跳躍量最小方向に位置する各画素との大小関係が前記第1の補間値による補間を行う前後で変化するか否かを判定し、変化しない場合には前記第1の補間値を選択し、変化する場合には前記第2の補間値を選択する検出部と、
    前記着目画素が孤立点であるか否かを判定し、孤立点であると判定した場合に前記検出部により選択された前記第1の補間値又は前記第2の補間値を出力させ、孤立点でないと判定した場合は前記着目画素の画素値を出力させる孤立点検出部とを備えた
    撮像装置。
  7. 着目画素及びその周辺の複数の画素の画素値を用いて前記着目画素の画素値の第1の補間値を算出するステップと、
    前記着目画素とその周辺の複数の画素とで構成される各方向のうち、前記着目画素の画素値との差分の合計値が最も小さい方向である跳躍量最小方向を検出し、前記跳躍量最小方向に位置する各画素及び前記着目画素の画素値を用いて前記着目画素の画素値の第2の補間値を算出するステップと、
    前記跳躍量最小方向に位置する各画素と前記第1の補間値と前記第2の補間値とを用いて、前記着目画素と前記跳躍量最小方向に位置する各画素との大小関係が前記第1の補間値による補間を行う前後で変化するか否かを判定し、変化しない場合には前記第1の補間値を選択し、変化する場合には前記第2の補間値を選択するステップと、
    前記着目画素が孤立点であるか否かを判定し、孤立点であると判定した場合に前記選択された前記第1の補間値又は前記第2の補間値を出力させ、孤立点でないと判定した場合は前記着目画素の画素値を出力させるステップとを含む
    画像処理方法。
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