JP2010277140A - 光電式煙検知器 - Google Patents

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Abstract

【課題】壁面に固定する光電式煙検知器において、空気と共に内部に侵入した埃が、煙検知手段を配設した検知部に堆積するのを防止する。
【解決手段】本体部11の背面板12に対向する面と背面板12との間に、発光素子21、受光素子22を配設した検知部2を構成し、かつ本体部11の外周面には複数の孔部13を設け、本体部11の背面板12に対向する面と背面板12との間に、孔部13を検知部2に通じさせる空気流通空間15を形成し、空気流通空間15には、検知器を壁面に固定したときに検知部2の上方となる位置に、防埃壁16を形成している。
【選択図】図1

Description

本発明は、光電式煙検知器の改良に関する。
近時、例えば次の特許文献1にあるような壁面に設置して使用する煙検知器が開発、市販されている。
この特許文献1の検知器は、箱形の本体と、本体の一面から突出して設けられ且つ雰囲気中の煙濃度を測定する光電式センサを内部に収容した筒状のハウジングと、を有しており、さらに、ハウジングを覆うように本体の一面と間隔をあけて設けられた整流板を有した構造になっている。
特開2008-152809号公報
しかしながら、上記特許文献1の構成では、検知器を長期間使用していると、光電センサを内蔵したハウジングが空中に突出しているため、そこに埃が堆積することになる。すると、ハウジングに目詰まり等が発生して、誤動作を生じたり、煙濃度の検出感度が落ちたりする等の虞がある。
そこで、本発明は、検知器内部に空気と共に侵入した埃が、煙検知手段を配設した検知部に堆積するのを防止した光電式煙検知器を提供することを目的とする。
本発明による光電式煙検知器は、発光素子と受光素子とを備えた本体部と、前記本体部に組み付けられ壁面に固定される背面板とからなり、前記本体部の前記背面板に対向する面と前記背面板との間に、前記発光素子、前記受光素子を配設した検知部を構成し、かつ
前記本体部の外周面には複数の孔部を設けると共に、前記本体部の前記背面板に対向する面と前記背面板との間には、前記孔部を前記検知部に通じさせる空気流通空間を形成し、前記空気流通空間には、前記光電式検知器を壁面に固定したときに前記検知部の上方となる位置に、防埃壁を形成している。
前記防埃壁は、前記検知部よりも幅広くすることが望ましい。
また、前記防埃壁は、その間に空気通路が形成されるように相互に間隔を隔てた2以上の壁で構成してもよい。
また、前記防埃壁は、埃を滞留させるための溝部を有してもよい。
本発明による光電式煙検知器では、検知器を壁面に設置したときには、本体部と背面板との間に形成された空気流通空間を上から見たときに、検知部は、防埃壁の陰にあるので、埃が空気流通空間に流入してきても、その埃は、防埃壁に堆積して、検知部には堆積しない。従って、検知器の誤動作、あるいは感度低下等が防止できる。
特に、防埃壁は、検知部よりも幅広くした構成では、検知部が埃をより受けなくなる。
また、防埃壁は、その間に空気通路が形成されるように相互に間隔を隔てた2以上の壁で構成した場合は、空気流通空間の空気をよりスムースに流すことができる。
防埃壁は、埃を滞留させるための溝部を有している構成では、防埃壁に多量の埃が堆積しても、その埃が脱落しないので、検知器の誤動作、あるいは感度低下等がより確実に防止できる。
は、本体部と背面板とに分解した状態を示した実施例の斜視図である。 は、実施例の外観を示した斜視図である。 は、実施例の基本構成を示したブロック図である。 (a)、(b)は、変形例の横、縦切断概略イメージ図であり、(c)は、類似した変形例の横切断概略イメージ図である。 (a)、(b)は、他の変形例の横、縦切断概略イメージ図であり、(c)は、類似した変形例の横切断概略イメージ図である。
実施例の光電式煙検知器は、図1、図2に示しているように、発光素子21と受光素子22とを備えた本体部11と、本体部11に組み付けられ壁面に固定される背面板12とで構成された縦設置装置であり、検知器の表面と周囲壁が壁面から露見するように、背面板12を壁面に固定して使用される。
そして、基本的な構成要素として、図3のブロック図に示しているように、煙粒子の検知部2を構成する発光素子21、受光素子22と、発光素子21を作動させる発光素子駆動部23と、装置全体を制御する制御部24と、装置の作動状態を表示する表示ランプ25と、警報停止操作等を受け付ける操作部26と、スピーカ27から警報音声を出力させる音声出力部28とを備えている。
本体部11には、これらの構成要素を実装した回路基板と、電源電池とが収容されており、表面には、操作部26を構成する押し釦26aと、表示ランプ25と、スピーカ27のための通音孔27aとが設けられ、外周面には、空気孔として、複数の孔部13が連設されている。
本体部11の背面板12に対向する面と背面板12との間には、発光素子21、受光素子22を配設した検知部2が構成されている。検知部2は、遮光ししつつ空気の流通を許容するラビリンス壁によって覆われていてもよい。なお、発光素子21から照射された光は、直接的には受光素子22に入射しない位置関係になっている。
本体部11の背面板12に対向する面と、背面板12との間の隙間は、孔部13を検知部2に通じさせる空気流通空間15になっており、空気流通空間には、検知器を壁面に固定したときに検知部2の上方となる位置に、防埃壁16が形成されている。なお、検知部2は、空気流通空間15によって遮光されている。防埃壁16は、検知部2よりも幅広くすることが望ましい。そのようにすれば、検知部2がより埃を受けなくなる。
防塵壁の両側には、空気を、上方から検知部2に誘導するための誘導壁18が形成されている。このような誘導壁18があれば、横方向の気流によって、誘導壁18の間の空間と、検知部2とに気圧差が生じるため、空気が上方から検知部2に効率的に誘導される。
この構成では、孔部13と空気流通空間15とを通じた空気の流通に伴って、火災等による煙粒子が検知部2に流入してくると、これを発光素子21、受光素子22からなる検出手段によって検出する。より具体的には、検知領域において、発光素子21から光を照射し、その光の煙粒子による反射光を受光素子22で光電変換して、煙粒子の検知信号とする。
検知部2は、検知器を壁面に設置したときには、本体部11と背面板12との間に形成された空気流通空間15を上から見たとき、すなわち重力が作用する方向から見たとき、防埃壁16に隠された位置にある。すなわち、検知部2は、防埃壁16の陰にあるので、埃が空気流通空間15に流入してきても、その埃は、防埃壁16に堆積して、検知部2には堆積しない。従って、検知器の誤動作、あるいは感度低下等が防止できる。
次いで、実施例の基本動作を説明する。制御部24は、発光素子21および受光素子22を作動させる監視モードと、それらを停止させる待機モードとを所定の周期で繰り返し実行する。例えば、監視モードは1秒間、待機モードは119秒間という設定でもよい。
監視モードでは、発光素子21を所定回数点灯させ、そのときに受光素子22が出力する検知信号のレベルを閾値と比較する。そして、検知信号のレベルが閾値を越えた回数等に基づいて火災が発生したか否かを判断し、火災発生と判断した場合には、音声出力部28を作動させて、火災警報を鳴動開始させ、さらに、表示ランプ25を点灯状態にする。火災警報の鳴動、表示ランプ25の点灯状態は、操作部26で警報停止操作がなされるまで継続させる。
一方、火災発生と判断しなかった場合は、待機モードに移行して、所定時間待機することで消費電力を抑える。このような用途向けのマイコンには、回路の大部分を停止させて省電力となるスタンバイ機能が用意されている。待機モード中は、制御部24を構成するマイコンをスタンバイ状態にするとよい。このスタンバイ状態は、通常、タイマ割り込み等によって解除できる。
図4(a)、図4(b)の横、縦切断イメージ図に示した変形例は、防埃壁16が、その間に空気通路が形成されるように相互に間隔を隔てた2以上の壁で構成されたものである。ここで、一方の防埃壁16は、背面板12側から突出しており、他方の防埃壁16は本体部11側から突出している。また、図4(c)の横切断イメージ図に示した変形例は、2つの防埃壁16が左右に位置をずらして配置されている。これらの例では、空気流通空間15の空気をよりスムースに流すことができる。
なお、図4(a)〜図4(c)の例では、本体部11と背面板12との間に形成された空気流通空間15を上から見たとき、複数の防埃壁16間に隙間がない、つまり検知部2が見えないように配置されている。
図5(a)、図5(b)の横、縦切断イメージ図に示した変形例は、図4(a)、(b)に示した例の改良であって、防埃壁16が埃を滞留させるための溝部17として、防埃壁16を斜面によって構成している。また、図5(C)の横切断イメージ図に示した変形例は、防埃壁16が埃を滞留させるための溝部17として、防埃壁16を凹面によって構成している。これらの例では、防埃壁16に多量の埃が堆積しても、その埃が脱落しないので、検知器の誤動作、あるいは感度低下等がより確実に防止できる。
2 検知部
11 本体部
12 背面板
13 孔部
15 空気流通空間
16 防埃壁
17 溝部
21 発光素子
22 受光素子


Claims (4)

  1. 発光素子と受光素子とを備えた本体部と、前記本体部に組み付けられ壁面に固定される背面板とからなり、前記本体部の前記背面板に対向する面と前記背面板との間に、前記発光素子、前記受光素子を配設した検知部を構成し、かつ
    前記本体部の外周面には複数の孔部を設けると共に、前記本体部の前記背面板に対向する面と前記背面板との間には、前記孔部を前記検知部に通じさせる空気流通空間を形成し、
    前記空気流通空間には、前記光電式検知器を壁面に固定したときに前記検知部の上方となる位置に、防埃壁を形成している光電式煙検知器。
  2. 請求項1において、
    前記防埃壁は、前記検知部よりも幅広くしている光電式煙検知器。
  3. 請求項1または2において、
    前記防埃壁は、その間に空気通路が形成されるように相互に間隔を隔てた2以上の壁で構成している光電式煙検知器。
  4. 請求項1〜3のいずれかにおいて、
    前記防埃壁は、埃を滞留させるための溝部を有している光電式煙検知器。


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