JP2010274954A - 装着部材および容器の製造方法 - Google Patents

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忠直 伊藤
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兼司 藤沼
Yoichi Kanai
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Abstract

【課題】陳列装置の形状等の変更などに伴い容器の製造過程において発生するコストを低減する。
【解決手段】キャップ22が装着された後に装着部材230の装着を行う。ここで、キャップ22の装着を行う際には、第1突出部24を下方から支持したうえで上方からキャップ22の装着を行う。ところでこの場合に、既に装着部材230が装着され第1平坦面251〜第6平坦面256や第1突起〜第5突起が設けられていると、キャップ22を円滑に装着できないおそれがある。また、第1平坦面251〜第6平坦面256等を破損してしまうおそれもある。このため、キャップ22の装着後に、装着部材230の装着を行う。
【選択図】図8

Description

本発明は、容器に装着される装着部材等に関する。
例えばコンビニエンスストアなどにおいては、ペットボトルなど飲料が充填された容器が、陳列装置に縦置きに載せられて販売される。そしてこのような陳列装置は、例えば、容器自身の自重により陳列ケースの前方に容器が移動するように傾斜した状態で配置される。そして、手前側(最前列)の1つの容器を抜き取ると、後続の容器が自重で手前側に移動する。
ここで陳列装置の容器が載せられる箇所には、容器の滑りの良さから例えばプラスチックの平板が設けられる。また、近年では回転可能なローラを多数配置した陳列装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、容器の補充は陳列装置の後方側から行うのが一般的であるが、手前側からの容器の投入を可能とするとともに、奥側に移動した容器が、再度手前側に移動し陳列される陳列装置も提案されている(例えば、特許文献2参照)。即ち、前方側から投入された容器がUターンして戻ってくる陳列装置が提案されている。さらに、容器に関するものとして、缶底に形成された環状凸部の内周壁に、内側凹部と縦リブとが円周方向に交互に形成された缶が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開平11−155701号公報 米国特許第6502408号 特開2000−211624号公報
ところで、容器の外面には、商品名や商標名などの標記が設けられるが、この標記が購入者の取り出し方向に向いていないと、商品の識別がしにくくなるとともに、商品の陳列時の見栄えが悪くなる。このため、陳列される容器は、例えば前方側など、標記が所定の方向に向いていることが好ましくなる。
容器に付された上記標記は、容器を回転させることにより上記所定の方向に向けることができる。ここで、容器の回転は、例えば、容器を陳列装置にて移動させるとともに陳列装置の所定部位に容器を接触させ、陳列装置から容器に対し抗力を付与することで行うことが可能となる。ところで、陳列装置の改良や変更等により上記所定部位の位置や形状が異なるようになると、容器の回転が困難となる事態が生じてしまう。また、陳列装置が複数種類ある場合、上記所定部位の位置や形状が陳列装置毎に異なる場合があり得る。この場合も、容器の回転が困難となる場合がある。
ここで、上記のように容器の回転が困難となる場合、容器全体の再設計を行えば、上記所定部位による容器の回転が可能となる。しかしながら、容器全体の再設計にあっては、比較的大きい金型を新たに設計することとなり、コストがかかるようになる。また、一般的に、大型の金型の設計よりも小型の金型の設計の方が、コスト的に有利であると同時に短時間での設計が可能となる。
本発明の目的は、陳列装置の形状等の変更などに伴い容器の製造過程において発生するコストを低減することにある。
本発明が適用される装着部材は、筒状に形成された容器に対し容器の周方向に沿って装着される装着部材本体と、装着部材本体の容器と対向する面とは反対側の面に設けられ、反対側の面と交差する関係で配置された面が周方向において複数設けられる面形成部位と、を含む装着部材である。
ここで、装着部材本体は、容器に付される標記と面形成部位とが予め定められた位置関係となるように、容器に装着されることを特徴とすることができる。また、装着部材本体の容器に対する移動を規制する規制部を更に備えることを特徴とすることができる。また、反対側の面と交差する関係で配置された面は、反対側の面よりも装着部材本体側に設けられていることを特徴とすることができる。さらに、周方向と直交する方向にて、面形成部位とは異なる位置に、面形成部位を更に備えることを特徴とすることができる。
また、装着部材本体は、容器に付される複数の標記のうちの一の標記と面形成部位とが予め定められた位置関係を有するように容器に装着され、複数の標記のうちの他の標記と予め定められた位置関係を有して配置される面形成部位が装着部材本体に更に設けられていることを特徴とすることができる。さらに、他の標記と予め定められた位置関係を有して配置された面形成部位は、一の標記と予め定められた位置関係を有して配置された面形成部位とは周方向と直交する方向にて異なる位置に配置されていることを特徴とすることができる。また、交差する関係で配置された面の各々は、周方向と直交する方向にて互いに異なる位置に配置されていることを特徴とすることができる。さらに、装着部材本体は、容器の外周面から容器の径方向に突出した鍔部の下部に装着されることを特徴とすることができる。
また、本発明を容器の製造方法と捉えた場合、本発明が適用される容器の製造方法は、陳列装置に陳列される容器の製造方法であって、容器本体に対し内容物を充填する内容物充填工程と、内容物充填工程により内容物が充填された容器本体の開口を塞ぐキャップを装着するキャップ装着工程と、陳列装置側に接触し容器本体を回転させる回転部材を容器本体に装着する回転部材装着工程と、を含む容器の製造方法である。
ここで、容器本体は、上部に開口を有し筒状に形成されるとともに外周面から径方向に突出した鍔部を開口の下部に備え、回転部材装着工程では、容器本体の鍔部の下部に、回転部材を装着し、回転部材装着工程による回転部材の装着は、キャップ装着工程によるキャップの装着がなされた後に行われることを特徴とすることができる。また、回転部材装着工程により回転部材が装着された後に、容器本体に対して標記が付されたフィルムを装着するフィルム装着工程を更に含み、フィルム装着工程では、回転部材を利用して容器本体を回転させ容器本体の姿勢を予め定められた姿勢とした後、フィルムの装着を行うことを特徴とすることができる。また、回転部材は、複数の部材により構成され、回転部材装着工程では、容器本体の周囲に複数の部材を配設するとともに互いに隣接する部材同士を連列し、容器本体に対し回転部材を装着することを特徴とすることができる。
また、回転部材は、凸部又は凹部を有し、容器本体は、凹部又は凸部を有し、回転部材装着工程では、回転部材が有する凸部を容器本体が有する凹部に嵌め込み、または容器本体が有する凸部を回転部材が有する凹部に嵌め込むことで回転部材を容器本体に装着することを特徴とすることができる。さらに、回転部材および容器本体の少なくとも一方は、容器本体に装着された回転部材の位置ずれを規定する規制部を有していることを特徴とすることができる。
陳列装置の形状等の変更などに伴い容器の製造過程において発生するコストを、本発明を採用しない場合に比べ低減することができる。
本発明の実施形態に係る陳列装置の概略構成を示した図である。 陳列装置の上面図および側面図を示している。 図2−1におけるA−A線における断面図である。 容器を説明するための図である。 容器を説明するための図である。 陳列装置における容器の動作を説明するための図である。 容器の他の動作例を示した図である。 容器の他の動作例を示した図である。 装着部材を説明するための図である。 第1部材および第2部材の固定方法を説明するための図である。 第1部材および第2部材の固定方法を説明するための図である。 装着部材の他の態様を説明するための図である。 容器の他の一形態を示した図である。 容器の他の形態を説明するための図である。 容器の他の一形態を示した図である。 容器の製造工程を説明するための図である。 容器の変形例を示した図である。 陳列装置の変形例を示す図である。 容器の他の変形例を示した図である。 容器の他の変形例を示した図である。 陳列装置における容器の動作を説明するための図である。 容器の他の変形例を示した図である。 容器の他の変形例を示した図である。 陳列装置における容器の動作を説明するための図である。 容器における識別標記の配置位置を説明するための図である。 容器の他の変形例を示した図である。 容器の他の変形例を示した図である。 容器の他の変形例を示した図である。 陳列装置における容器の動作を説明するための図である。 容器の他の一例を示した図である。 容器の他の一例を示した図である。 第2の実施形態における容器を示した図である。 第2の実施形態における容器を示した図である。 陳列装置における容器の動作を示した図である。 第1突起〜第5突起の配置態様を説明する図である。 容器の変形例を示した図である。 容器の変形例を示した図である。 容器の他の変形例を示した図である。 陳列装置における容器の動作を示した図である。 第3の実施形態における容器を示した図である。 第3の実施形態における容器を示した図である。 陳列装置における容器の動作を説明するための図である。 陳列装置における容器の動作を説明するための図である。 第4の実施形態における容器を示した図である。
―第1の実施形態―
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る陳列装置の概略構成を示した図である。
同図(A)に示すように本実施形態における陳列装置30は、図柄が印刷されたフィルムFが外周面に装着され且つ飲料が内部に充填された容器20が載せられる載置部31と、容器20の移動経路(移動路)を形成するとともに容器20の移動を案内するガイド32とを備えている。また、載置部31の一側辺に沿って配置され、容器20の移動を停止させる、好ましくは透明に形成される規制板34を備えている。また、陳列装置30は、容器20を回転させ容器20に付された識別標記23を前方に向ける回転機構50を備えている。
陳列装置30は、同図(B)に示すように、コンビニエンスストア、スーパーマーケットなどに設置される陳列ケース10の内部に収納される。この陳列ケース10は、直方体状に形成されたケース本体部10Aと、このケース本体部10Aに対して開閉可能に設けられたドア10Bとにより主要部が構成されている。
ここで陳列装置30は、陳列ケース10に設けられた棚(不図示)の上に載せられる。この際、陳列装置30は、規制板34が設けられた側がドア10B側に位置するように設置される。また陳列装置30の載置部31は、規制板34が設けられた側が、規制板34が設けられた側とは反対側よりも下方に位置するように配置される。即ち、陳列装置30の載置部31は、陳列ケース10の後方側から容器20が取り出される前方側(取り出し部側)に向かって下り傾斜した状態で配置される。
ここで本実施形態における陳列ケース10は、後方側にもドアが設けられ(不図示)、後方側も開放可能となっている。そしてこの後方側より陳列装置30に容器20が投入される。即ち、陳列ケース10の後方側および陳列装置30の後方側に容器20の投入部が設けられた構成となっている。そして、投入された容器20は載置部31上をドア10B側に向かって移動する。なお、本明細書では、ドア10B側を前方側(前方)と称しドア10Bとは反対側を後方側(後方)と称する場合がある。また、陳列ケース10の幅方向(容器20が移動する方向に直交する方向)を横方向、幅方向と称する場合がある。
次に陳列装置30についてより詳細に説明する。
図2−1は、陳列装置30の上面図および側面図を示している。詳細には、同図(A)は上面図を示し、同図(B)は右側面図を示している。また、図2−2は、図2−1におけるA−A線における断面図である。
本実施形態における陳列装置30では、図2−1(A)に示すように、載置部31に、複数のロール状部材311が設けられている。詳細に説明すると、複数のロール状部材311が前後方向に沿って並べられた第1ローラ列312と、同じく複数のロール状部材311が前後方向に沿って並べられた第2ローラ列313とが、載置部31に設けられている。各々のロール状部材311は、容器20の移動経路に沿った回転が可能なように設けられており、容器20を前方へ円滑に移動させる。
また、陳列装置30は、上記のとおり、容器20を回転させ容器20に付された識別標記23を前方に向ける回転機構50を備えている。
ここで回転機構50は、同図(A)に示すように、容器20の移動経路に沿って設けられ且つ載置部31の上方に設けられた棒状部材51と、この棒状部材51に取り付けられ容器20の移動経路に突出した第1ピン521〜第6ピン526を備えている。ここで本実施形態では、容器20の移動方向最上流側に第1ピン521が配置され、移動方向最下流側に第6ピン526が配置されている。また、第1ピン521〜第6ピン526の各々は、一定の間隙をおいて配置されている。また、回転機構50は、棒状部材51を右方側のガイド32に固定する固定部材53を備えている。
また、同図(B)に示すように、棒状部材51には、前方に向かうに従い載置部31から離れるような傾斜が付与されている。このため、本実施形態では、第1ピン521が載置部31の最も近くに配置され、第6ピン526が載置部31から最も離れた箇所に位置している。付言すれば第1ピン521〜第6ピン526は、高さ方向における位置が互いにずらされて配置されている。なお、本図では、理解を容易にするため、棒状部材51の傾斜を実際の傾斜よりも大きく表示している。
また、本実施形態における固定部材53は、右方側のガイド32に差し込まれているとともに、この右方側のガイド32に対してスライド可能となっている。このため、本実施形態における陳列装置30では、固定部材53を右方側のガイド32に対しスライドさせることで第1ピン521〜第6ピン526を高さ方向に移動させることが可能となっている。また、本実施形態では、固定部材53を右方側のガイド32に位置決めするネジ54が設けられている。
図2−2を参照してさらに詳細に説明すると、右方側のガイド32は、矩形状の穴32Aを備えている。そして、本実施形態では、この穴32Aに対し固定部材53がスライド可能な状態で差し込まれている。そして、穴32Aに差し込まれた固定部材53をスライドさせることで第1ピン521〜第6ピン526を高さ方向に移動させることが可能となっている。また、固定部材53は、ネジ54によって、穴32Aの内壁に押し付けられ固定される。
次いで容器20について説明する。
図3および図4は、容器20を説明するための図である。なお、図3(A)は容器20の正面図を示し、同図(B)は容器20の左側面図を示している。また、図4(A)は容器20の背面図を示し、同図(B)は容器20の右側面図を示している。また、図3(A)、(B)、図4(A)、(B)の各々の上部に表示した図は、A−A線における断面図を示している。
図3(A)に示すように本実施形態における容器20は、上部に開口(飲み口)を有し且つ筒状に形成され内部に飲料が充填された容器本体21と、容器本体21の開口を塞ぐキャップ22とを備えている。また、容器20は、容器本体21とは別個に形成され、容器本体21に装着された装着部材230を備えている。ここで装着部材230は、陳列装置30側に接触し容器本体21を周方向に回転させる回転部材として捉えることができる。さらに、容器本体21の外周面には、フィルムFが装着されている。なお、容器本体21は、上部側の径が底部側の径よりも小さくなっている。即ち、容器本体21は、上部側が縮径された状態となっている。ここで、容器本体21、キャップ22、および装着部材230は、射出成形により形成することができる。なお、容器本体21は、例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート)などの樹脂材料を用いたブロー成形法、樹脂材料を用いてプリフォームを成形後、これをブロー成形する方法により製造することができる。
ここでフィルムFには、同図(A)に示すように、商品名、商標名など他の商品と識別するための識別標記23が印刷されている。
また容器本体21は、容器本体21の上部に(キャップ22の下部に)、容器本体21の外周面から容器本体21の径方向に環状に突出した第1突出部24(鍔部の一例)を備えている。また、容器本体21は、第1突出部24の下方に、第2突出部25を備えている。この第2突出部25も、容器本体21の外周面から容器本体21の径方向に環状に突出している。ここで、上記装着部材230は、第1突出部24と第2突出部25との間に配置されている。なお、第1突出部24および第2突出部25は、容器本体21と一体に形成されている。
装着部材230は、筒状(環状)に形成され且つ容器本体21の周方向に沿って装着された装着部材本体231と、この装着部材本体231の外周面から装着部材本体231の径方向に突出した突出部232とから構成されている。ここで突出部232は、装着部材本体231の容器本体21と対向する面とは反対側の面(外周面)に設けられている。
ここで突出部232は、図3(A)の断面図に示すように、識別標記23が設けられた側から識別標記23が設けられた側とは反対側にかけて、装着部材本体231に巻き付くように設けられている。付言すれば、識別標記23が設けられた側から反対側に向かって時計回り方向に沿って設けられている。さらに説明すると、突出部232は、装着部材本体231(容器本体21)の周方向における所定範囲内に設けられている。
さらに説明すると、容器20は、容器20を識別標記23が設けられた側から眺めた場合に(図3(A)参照)、容器20の右側面側に、突出部232が設けられていない構成となっている。付言すると、突出部232が設けられている高さ方向の位置において、容器20の右側面側は(突出部232に隣接する領域は)、装着部材本体231が露出する状態となっている。さらに説明すると、装着部材本体231の右側面に対する接線且つ容器20の正面側から背面側に向かう接線であって上記突出部232が設けられた高さ位置を通る接線(図3(A)の断面図参照)よりも容器20の右方側には、突出部232が設けられていない構成となっている。
また、突出部232は、その下面が階段状に形成されており、複数の段部を備えた構成となっている。詳細に説明すると、突出部232は、時計回り方向に進むに従い高さが減少するように、その下面が階段状に形成されている。このため、本実施形態における突出部232は、その下部に、高さ方向における位置が互いに異なる第1平坦面251〜第6平坦面256を備えた構成となっている。付言すると、突出部232は、高さ方向における位置が互いに異なりまた容器本体21の周方向における位置が互いに異なる複数の端面を有している。さらに説明すると、突出部232は、容器本体21の周方向と直交する方向にて互いに位置が異なる複数の端面を有している。ここで突出部232(第1平坦面251〜第6平坦面256)が設けられた領域は面形成部位として捉えることができる。さらに説明すると、装着部材230は、その周方向において形状の変化を有しており、この変化を利用して容器本体21を回転させる(詳細は後述)。
ここで、第1平坦面251〜第6平坦面256の各々は、図3(A)に示すように、装着部材本体231の外周面に対して交差する関係(略直交する関係)で配置されている。また、第1平坦面251は、図3(A)に示すように、識別標記23が設けられた側に位置している。また、第6平坦面256は、図4(A)に示すように、識別標記23が設けられた側とは反対側に位置している。また、第2平坦面252〜第5平坦面255は、第1平坦面251から第6平坦面256に向かって、第2平坦面252、第3平坦面253、第4平坦面254、第5平坦面255の順に設けられている。さらに、容器20の周方向において、第1平坦面251〜第6平坦面256は所定の角度毎に設けられている。また、第1平坦面251が最も下部に位置し、第6平坦面256が最も上部に位置している。
なお、突出部232や後述する第1突起241〜第5突起245は、装着部材230の形成時に装着部材本体231と一体で形成することができる。また、例えば、樹脂片や金属片などの部材を別途貼付等したりして形成することができる。
次いで陳列装置30における容器20の動作について説明する。
図5は、陳列装置30における容器20の動作を説明するための図である。なお、本図では、第1ローラ列312、第2ローラ列313、および固定部材53の図示を省略している。
同図の符号5Aに示すように、識別標記23が右斜め前方を向いた状態で容器20が陳列装置30に投入された場合、第1ピン521に対し第1平坦面251が突き当たるようになる。これによって容器20には回転力が付与され、容器20は反時計回りに回転を行うようになる。次いで容器20の前方への移動に伴い、第2ピン522に対し第2平坦面252が突き当たり(符号5B参照)、容器20は同様に反時計回りの回転を行う。
その後、容器20は、第3ピン523に第3平坦面253が突き当たり、第4ピン524に第4平坦面254が突き当たり、第5ピン525に第5平坦面255が突き当たることで、周方向の回転を順次行っておく。そして最終的に、第6平坦面256が第6ピン526に突き当たることで、識別標記23が前方を向くようになる(符号5C参照)。その後、容器20は、載置部31上をスライドし陳列装置30の前方に到達する。
本実施形態では、識別標記23と突出部232(第1平坦面251〜第6平坦面256)が設けられた領域とが予め定められた位置関係を有して配置されている。また、識別標記23と突出部232が設けられていない領域も予め定められた位置関係を有して配置されている。具体的には、識別標記23が一方向を向いている場合に、突出部232が設けられていない領域がこの一方向と直交する方向を向くようになっている。
このため本実施形態では、識別標記23が前方以外の方向を向いている場合には容器20が回転し、識別標記23が前方を向いている場合には容器20は回転を行わない。付言すると、識別標記23が前方に向いていない状態で容器20の投入を行ったとしても、陳列装置30の前方側に容器20が達した際に識別標記23を前方に向いた状態となる。即ち本実施形態では、容器20を陳列装置30に投入する投入者が特別な操作をしないでも、識別標記23が前方を向くこととなる。
なお上記説明を省略したが、第1ピン521〜第6ピン526の各々は、高さ方向における位置が予め調整されている。即ち、第1ピン521と第1平坦面251とが突き当たるように、第2ピン522と第2平坦面252とが突き当たるように、第3ピン523と第3平坦面253とが突き当たるように、第1ピン521〜第3ピン523の各々は、高さ方向における位置が予め調整されている。また、第4ピン524と第4平坦面254とが突き当たるように、第5ピン525と第5平坦面255とが突き当たるように、第6ピン526と第6平坦面256とが突き当たるように、第4ピン524〜第6ピン526の各々は、高さ方向における位置が予め調整されている。
次いで容器20の他の動作例を説明する。
図6、図7は、容器20の他の動作例を示した図である。
図6(A)に示すように、識別標記23が陳列装置30の後方側を向いた状態で容器20が投入された場合、第3平坦面253が陳列装置30の前方を向いた状態となる。そして容器20は前方へ移動することとなるが、この第3平坦面253は、第1ピン521、第2ピン522(図2−1(B)も参照)の上方を通過するようになる。このため、容器20は、回転せずに第3ピン523まで到達する。そして、容器20はこの第3ピン523から回転力を受け上記と同様に回転を行う。そして容器20は、上記と同様に、識別標記23が前方を向いた状態で陳列装置30の前方に到達する。
また例えば図6(B)に示すように、識別標記23が左斜め前方を向いた状態で容器20が投入された場合、第6平坦面256が陳列装置30の前方を向いた状態となる。そして容器20は前方へ移動することとなるが、この第6平坦面256は、第1ピン521〜第5ピン525(図2−1(B)も参照)の上方を通過するようになる。このため、容器20は、回転せずに第6ピン526まで到達する。そして、容器20はこの第6ピン526から回転力を受け上記と同様に回転を行う。そして容器20は、上記と同様に、識別標記23が前方を向いた状態で陳列装置30の前方に到達する。
さらに例えば図7に示すように、識別標記23が前方を向いた状態で容器20が投入される場合もある。この場合、容器20の側面であって第1ピン521〜第6ピン526が配置された側と対向する側面には、突出部232が存在しない状態となる。付言すれば、突出部232が存在しない領域(面)と、第1ピン521〜第6ピン526が配置された側とが対峙するようになる。さらに付言すれば、第1ピン521〜第6ピン526に突き当たる第1平坦面251〜第6平坦面256が、容器20の図中右側面側に位置しない状態となる。このため、容器20は、回転を行うことなく陳列装置30の前方まで到達する。即ち、識別標記23が前方を向いた状態を維持したまま陳列装置30の前方まで到達する。
ここで、上記では一つの容器20を投入した場合の動作を説明したが、陳列装置30に既に複数の容器20が陳列されている場合には、先頭に位置する容器20の取り出しを行うと、この容器20の分、空間が形成される。そして、この空間に向かって2番目の容器20が移動するようになる。また、この2番目の容器20に後続する容器20の移動も開始される。この際、各容器20は、第1ピン521〜第6ピン526により回転し、各容器20の識別標記23が前方を向くようになる。
装着部材230についてさらに詳細に説明する。
装着部材230は、上記のとおり、容器本体21とは別個に構成され、容器本体21に対し装着される。また、本実施形態における装着部材230は、単一の部材ではなく複数の部材の組み合わせにより形成されている。
ここで図8は、装着部材230を説明するための図である。なお、同図(B)は容器20の左側面図であり、同図(A)は同図(B)のA−A線における断面図である。
同図(A)、(B)に示すように、装着部材230は、円弧状(U字状)に形成された第1部材230Aと、同じく円弧状に形成された第2部材230Bとから構成されている。そして、本実施形態では、容器本体21の外周面に沿うように且つ第1突出部24と第2突出部25との間に位置するように、第1部材230Aおよび第2部材230Bが配置される。
なお、容器本体21の外周面には、容器本体21の周方向に沿って並んで配置された複数の突起21A(規制部の一例)が設けられている。また、同図(A)に示すように、第1部材230Aおよび第2部材230Bの各々の内周面には、突起21Aが入り込む凹部230Cが設けられている。ここで、第1部材230Aおよび第2部材230Bが容器本体21に対し装着される際には、各凹部230Cに対し各突起21Aが入り込む。これによって、容器本体21の周方向における第1部材230Aおよび第2部材230Bの移動が規制される。なお、第1部材230Aおよび第2部材230Bは、第1突出部24および第2突出部25によって上下方向への移動も規制されている。ここで、第1部材230Aおよび第2部材230Bの容器本体21に対する固定は、接着などにより行うこともできる。また、次に説明するような固定方法を採用することもできる。
図9および図10は、第1部材230Aおよび第2部材230Bの固定方法を説明するための図である。
図9(A)に示すように、第1部材230Aは、両端部の端面に、突起230Dを備えている。この突起230Dは、端面から離れる方向に向かう棒状部D1を備える。また、棒状部D1の配設方向と直交する(交差する)方向且つ第1部材230Aの外周面A1側に向かう方向に沿って設けられ、棒状部D1から突出する凸部D2を備える。
一方、第2部材230Bは、両端部の端面に、凹部230Eを備えている。この凹部230Eは、直線状に形成され第2部材230Bの端面から第2部材230Bの内方に向かうストレート部E1を備える。また、ストレート部E1の端部に設けられるとともに、ストレート部E1の配設方向と直交する(交差する)方向且つ第2部材230Bの外周面B1側に向かう方向に沿って設けられた交差部E2を備えている。
本図に示す態様では、第2部材230Bの凹部230Eに対して第1部材230Aの突起230Dが挿入される。これにより、凹部230Eの交差部E2に対して突起230Dの凸部D2が入り込む。この結果、容器20の周方向において隣接する関係にある第1部材230Aおよび第2部材230Bが互いに連結されるとともに、第1部材230Aおよび第2部材230Bが容器本体21に対して固定される。
なお、突起230Dは、同図(B)に示すように棒状部D1、この棒状部D1よりも大径に形成されるとともに棒状部D1の先端に位置する球状部D3により構成することもできる。また、凹部230Eは、ストレート部E1と、ストレート部E1よりも大径に形成されるとともにストレート部E1の端部に位置する球状部E3により構成することもできる。
ここで、図9(A)では、凸部D2が第1部材230Aの外周面A1側に向かう方向に沿って設けられるとともに、交差部E2が第2部材230Bの外周面B1側に向かう方向に沿って設けられていたが、図10に示すように、凸部D2を第1部材230Aの上面A2側に向かうように設け、交差部E2を第2部材230Bの上面B2側に向かうように設けることができる。
また、上記では、突起230Dを凹部230Eに挿入する形態を説明したが、例えば、第2部材230Bの外周面B1(図9(A)参照)と凹部230Eとを接続する溝(不図示)を形成しておき、この溝を通じて凹部230E内に突起230Dを配置してもよい。同様に、第2部材230Bの上面B2(図10参照)と、凹部230Eとを接続する溝を形成しておき、この溝を通じて凹部230E内に突起230Dを配置することもできる。即ち、第2部材230Bの上面B2、下面、外周面B1、内周面などから、突起230Dを凹部230E内に配置することができる。
図11は、装着部材230の他の態様を説明するための図である。
上記では装着部材230を第1部材230Aと第2部材230Bの2つの部材により構成した例を説明したが、同図(A)に示すように、装着部材230は、3つ以上の部材により構成することもできる。なお、本例では、第1部材230A、第2部材230B、第3部材230F、第4部材230Gの4つの部材により構成した場合を例示している。
また、上記突起21Aおよび凹部230Cは、図11(B)に示すような形態とすることもできる。同図における突起21A(凸部の一例)は、基部側よりも先端側の方が幅広に形成されている。また、凹部230Cは、底部側の方が突起21Aの入口となる入口側よりも幅広に形成されている。このような形態の場合、突起21Aが凹部230Cに嵌め込まれ、上記突起230D、凹部230Eを設けずとも、容器本体21に対し第1部材230A等を固定することができる。また、接着等によらず、容器本体21に対し第1部材230A等を固定することができる。
また、容器20は、次のような形態とすることもできる。
図12は、容器20の他の一形態を示した図である。なお、同図(B)は、同図(A)に示した容器20の一部を拡大して示した図である。また、同図(C)は、凹部230Cを第1部材230Aの内周面側から眺めた場合の図である。
本図に示す容器20においても、上記と同様、突起21Aが設けられている。ここで、本図に示す各突起21Aは、容器20の上下方向において、その幅が異なっている。詳細に説明すると、同図(B)に示すように、各突起21Aは、上部における幅が高さ方向における中央部における幅よりも大きくなっている。また、下部における幅が中央部における幅よりも大きくなっている。また、装着部材230側に形成される各凹部230Cは、同図(C)に示すように、突起21Aに倣う形状となっており、高さ方向における中央部の幅よりも上部および下部における幅が大きくなっている。付言すれば、高さ方向における中央部に、凹部230Cの内方に突出する突出部C1を有している。
ここで上記では、第1突出部24および第2突出部25によって第1部材230Aおよび第2部材230Bの上下方向における移動を規制したが、本図に示す形態では、突起21Aにより移動の規制を行う。即ち、例えば第1部材230Aが上方へ移動しようとした場合には、上記突出部C1が突起21Aの上部側に接触し、移動が規制される。また、例えば、第1部材230Aが下方へ移動しようとした場合には、上記突出部C1が突起21Aの下部側に接触し、第1部材230Aの下方への移動が規制される。
さらに容器20は、次のような形態とすることもできる。
図13は、容器20の他の形態を説明するための図である。なお、図13の(A)〜(E)に示した各図は、第1突出部24(図3参照)と第2突出部25との間における容器20の断面図である。
上記では、突起21Aによって装着部材230の周方向への移動を規制したが、容器本体21の形状を利用して移動の規制を行うことができる。付言すれば、容器本体21の断面形状を円以外の異形形状とすることにより、周方向への移動を規制することができる。
同図(A)は、容器本体21の断面形状を矩形にするとともに、装着部材230(第1部材230A、第2部材230B)の内面側における形状を容器本体21の断面形状に倣った形状としている。即ち、装着部材230の内面側における形状を矩形としている。本形態にて装着部材230が周方向に移動しようとした場合、容器本体21の角部と装着部材230の内周面とが突き当たり、装着部材230の周方向への移動が規制される。
なお、容器本体21の断面形状および装着部材230の内面形状は、矩形に限られない。例えば同図(B)のような6角形、同図(C)に示すような8角形、同図(D)に示すような5角形、同図(E)に示すような3角形とすることもできる。
また、装着部材230の上下方向への移動の規制は次のように行うこともできる。
図14は、容器20の他の一形態を示した図である。なお、同図(B)は、同図(A)に示した容器20の一部を拡大して示した図である。また、同図(C)は、凹部230Cを第1部材230Aの内周面側から眺めた場合の図である。
本図に示す容器20においても、上記と同様、突起21Aが設けられている。ここで、本図に示す各突起21Aは、容器20の上下方向において、その幅が異なっている。詳細に説明すると、同図(B)に示すように、各突起21Aは、下部における幅が上部における幅よりも大きくなっている。付言すれば、各突起21Aは、下部に向かうに従いその幅が次第に大きくなっている。また、装着部材230側に形成される各凹部230Cは、同図(C)に示すように、突起21Aに倣う形状となっており、下部における幅が上部における幅よりも大きくなっている。
ここで上記図3等では、第2突出部25によって第1部材230Aおよび第2部材230Bの下方への移動を規制したが、本図に示す形態では、突起21Aによって下方への移動を規制する。即ち、第1部材230Aおよび第2部材230Bが下方へ移動しようとした場合には、凹部230Cの内壁が突起21Aの側面に接触し、移動が規制される。なお、第1部材230Aおよび第2部材230Bが上方へ移動しようとした場合には、第1部材230Aおよび第2部材230Bの上面が第1突出部24に突き当たり、上方への移動が規制される。
ここで容器20の製造工程について説明する。
図15は、容器20の製造工程を説明するための図である。
本実施形態における容器20の製造工程には、同図に示すように、容器本体21を順次搬送する第1搬送工程(ステップ101)と、第1搬送工程により搬送されてきた容器本体21に内容物である飲料を充填する飲料充填工程(ステップ102)と、飲料充填工程により飲料が充填された容器本体21にキャップ22を装着するキャップ装着工程(ステップ103)とが含まれる。
また、キャップ22が装着された容器本体21に対し上記装着部材230を装着する装着部材装着工程(ステップ104)と、装着部材装着工程により装着部材230が装着された容器本体21を搬送する第2搬送工程(ステップ105)と、この第2搬送工程により搬送される容器本体21を周方向に回転させ容器本体21の姿勢を予め定められた姿勢とする回転工程(ステップ106)と、回転工程により回転された容器本体21に対して上記フィルムFを装着するフィルム装着工程(ステップ107)とが含まれる。そしてこの工程が完了すると、上述の容器20が完成する。
ここで、本実施形態では、キャップ22が装着された後に装着部材230の装着を行っている。ここで、キャップ22の装着を行う際には、第1突出部24を下方から支持したうえで上方からキャップ22の装着を行う。ところでこの場合に、既に装着部材230が装着され第1平坦面251〜第6平坦面256や後述する第1突起241〜第5突起245が設けられていると、キャップ22を円滑に装着できないおそれがある。また、第1平坦面251〜第6平坦面256等を破損してしまうおそれもある。このため、本実施形態では、キャップ22の装着後に、装着部材230の装着を行うようにしている。
また、容器本体21は一般的にブロー成形により形成するため、第1平坦面251〜第6平坦面256や第1突起241〜第5突起245等の形状によっては、容器本体21と一体で形成できない可能性もある。即ち、ブロー成形の場合、形状の制約を受けやすくなり、容器本体21の形成時に第1平坦面251〜第6平坦面256等を形成できないおそれがある。そこで、本実施形態では、容器本体21とは別体の装着部材230に対し第1平坦面251〜第6平坦面256等を形成し、第1平坦面251等が形成された装着部材230を容器本体21に装着するようにしている。
なお、本実施形態では、識別標記23と第1平坦面251〜第6平坦面256等とが予め定められた位置関係にないと、識別標記23を陳列装置30の前方に向けることができない。このため、容器20の製造工程では、識別標記23と第1平坦面251〜第6平坦面256等とが予め定められた位置関係となるように容器20の製造を行う必要がある。
ここで本実施形態では、上記ステップ106の回転工程に、上記回転機構50を設けている。付言すれば、上記ステップ105の第2搬送工程により搬送される容器本体21の搬送経路上に回転機構50を設けている。そして、この回転機構50および装着部材230によって容器本体21の向き(姿勢)を揃えた後に、上記ステップ107にてフィルムFの装着を行っている。これにより、フィルムFに印刷された識別標記23と第1平坦面251〜第6平坦面256等とが予め定められた位置関係となる。
また、容器20は次のような形態とすることができる。
図16は、容器20の変形例を示した図である。なお、図16(A)は容器20の正面図を示し、同図(B)は容器20の背面図を示している。また、図16(A)、(B)の各々の上部に表示した図は、A−A線における断面図を示している。
図3、図4に示した容器20においては、装着部材230における階段状の部位を、突出部232の下面(下部)に設けたが、本変形例では、突出部232の上面(上部)に設けている。なお、このような形態の容器20を用いる場合には、図17(陳列装置30の変形例を示す図)に示す陳列装置30を用いる。
この陳列装置30では、棒状部材51の傾斜を、図2−1で示した棒状部材51の傾斜とは異ならせている。即ち、本棒状部材51は、前方に向かうに従い載置部31に接近するように配置されている。このため、本陳列装置30では、第6ピン526が載置部31の最も近くに配置され、第1ピン521が載置部31から最も遠い位置に位置している。
容器20の変形例を更に説明する。
図18、図19は、容器20の他の変形例を示した図である。なお、図18(A)は容器20の正面図を示し、同図(B)は容器20の左側面図を示している。また、図19(A)は容器20の背面図を示し、同図(B)は容器20の右側面図を示している。また、図18(A)、(B)、図19(A)、(B)の各々の上部に表示した図は、A−A線における断面図を示している。
本変形例における容器20では、識別標記23が2つ設けられた状態となっている。即ち、第1識別標記23a、第2識別標記23bが設けられた状態となっている。ここで、第1識別標記23aおよび第2識別標記23bは、容器20の周方向において、位相が180°ずれた状態となっている。付言すれば、第1識別標記23aが設けられた側とは反対側に第2識別標記23bが設けられた状態となっている。
また、本変形例における容器20では、突出部232が2つ設けられた状態となっている。詳細には、第1識別標記23aの上部に一方の突出部232が設けられ、第2識別標記23bの上部に他方の突出部232が設けられている。さらに説明すると、第1識別標記23aおよび第2識別標記23bに対して位相が90°ずれた位置には、突出部232が設けられていない構成となっている。さらに説明すれば、第1部材230Aに対し一方の突出部232が設けられ、第2部材230Bに対し他方の突出部232が設けられている。なお、突出部232の各々は、上記と同様に、下面が階段状に形成され、下部に、第1平坦面251〜第3平坦面253を備えている。なお、本実施形態における容器20には、第2突出部25(図3参照)は設けられていない。本容器20では、容器本体21に対して装着部材230の下面を突き当てることで、装着部材230の下方への移動を規制している。
次いで、陳列装置30における容器20の動作について説明する。
図20は、陳列装置30における容器20の動作を説明するための図である。
図20(A)に示すように、例えば第1識別標記23aが陳列装置30の後方側を向いた状態で容器20が投入された場合、2つの突出部232のうちの一方の突出部232における第1平坦面251が陳列装置30の前方を向いた状態となる。そして容器20は前方へ移動することとなるが、この際、この第1平坦面251が、第1ピン521に突き当たるようになる。この結果、容器20は反時計回りに回転する。その後、第2平坦面252が第2ピン522に突き当たり、容器20は更に回転する。また、第3平坦面253が第3ピン523に突き当たり、容器20は更に回転する。これにより第1識別標記23aが前方を向くようになる。
また、図20(B)に示すように、例えば第2識別標記23bが陳列装置30の後方側を向いた状態で容器20が投入された場合、2つの突出部232のうちの他方の突出部232における第1平坦面251が陳列装置30の前方を向いた状態となる。そして容器20は前方へ移動することとなるが、この際、この第1平坦面251が、第1ピン521に突き当たるようになる。この結果、容器20は反時計回りに回転する。その後、第2平坦面252が第2ピン522に突き当たり、容器20は更に回転する。また、第3平坦面253が第3ピン523に突き当たり、容器20は更に回転する。これにより第2識別標記23bが前方を向くようになる。
なお、上記の容器20においては、各々の突出部232に、3つの平坦面が設けられている。このため、陳列装置30においては、この3つの平坦面に対応させて3本のピンを設けている。即ち、本変形例では、360°に近い容器20の回転(図5参照)を行わないでよいため、ピンの数を減らすことが可能となる。この結果、図20に示したように、陳列装置30の上部のみに回転機構50が設けられた構成となる。
ここで図2−1に示した陳列装置30では、容器20の移動経路の右側に第1ピン521〜第6ピン526が設けられていたが、設置スペース等の関係から移動経路の左側に第1ピン521〜第6ピン526を設けたい場合もある。ところでこのような構成の陳列装置30に対して上記の容器20を投入しても容器20を回転させることはできない。このため、容器20は次のような形態とすることもできる。
図21、図22は、容器20の他の変形例を示した図である。なお、図21(A)は容器20の正面図を示し、同図(B)は容器20の左側面図を示している。また、図22(A)は容器20の背面図を示し、同図(B)は容器20の右側面図を示している。また、図21(A)、(B)、図22(A)、(B)の各々の上部に表示した図は、A−A線における断面図、およびB−B線における断面図を示している。
ここで本変形例における容器20では、上記と同様に、装着部材230に突出部232が2つ設けられている。但し、2つの突出部232は、上下にずらされて配置されている。付言すれば、上方に一方の突出部232が設けられ、下方に他方の突出部232が設けられている。さらに説明すると、2つの突出部232は、容器本体21の周方向と直交する方向にて互いに異なる位置に配置されている。
ここで、上方に配置された一方の突出部232は、高さ方向における寸法を除き、図16で示した突出部232と同様の構成となっている。
また、下方に配置された他方の突出部232は、基本的には、図3、図4で示した突出部232と同様の構成となっている。即ち、識別標記23が設けられた側から識別標記23が設けられた側とは反対側にかけて、装着部材本体231に巻き付くように設けられている。
但し、下方に配置された他方の突出部232は、上方に位置する突出部232と異なり、識別標記23が設けられた側から反時計回り方向に向かって設けられている。さらに説明すると、下方の突出部232が設けられた高さ方向の位置において、容器20の左側面側には、突出部232が設けていない構成となっている(図21(A)参照)。付言すれば、この左側面側は、装着部材本体231が露出する状態となっている。
次いで陳列装置30における容器20の動作について説明する。
図23は、陳列装置30における容器20の動作を説明するための図である。ここで本図では、容器20の移動経路の左側に第1ピン521〜第6ピン526が設けられた陳列装置30を示している。
同図の符号16Aに示すように、識別標記23が左斜め前方を向いた状態で容器20が陳列装置30に投入された場合、第1ピン521に対し下方に位置する突出部232の第1平坦面251が突き当たるようになる。これによって容器20には回転力が付与され、容器20は時計回りに回転を行う。次いで容器20の前方への移動に伴い、第2ピン522に対し第2平坦面252が突き当たり(符号16B参照)、容器20は同様に時計回りの回転を行う。
その後、容器20は、第3平坦面253が第3ピン523に突き当たり、第4平坦面254が第4ピン524に突き当たり、第5平坦面255が第5ピン525に突き当たることで、時計回りの回転を順次行っていく。そして最終的に、第6平坦面256が第6ピン526に突き当たることで、識別標記23が前方を向くようになる(符号16C参照)。その後、容器20は、載置部31上をスライド移動し、識別標記23が前方を向いた状態で陳列装置30の前方に到達する。
なお、第1ピン521〜第6ピン526が上方の突出部232に対応した位置に設けられていると、容器20を上記のように回転させることができない。このため、容器20の移動経路の左側に第1ピン521〜第6ピン526を設ける場合、第1ピン521〜第6ピン526が下方の突出部232に対応するように、第1ピン521〜第6ピン526(固定部材53)の位置を調整する必要がある。
ところで容器20における識別標記23は1つに限らず2つ設けられる場合も多い。また、2つ設けられた識別標記23は、180°の位相ずれに限らず、図24(容器20における識別標記23の配置位置を説明するための図)に示すように180°以外のずれを有して配置される場合もある。このような容器20に対しては、突出部232を次のように設けることができる。
図25は、容器20の他の変形例を示した図である。
ここで本図における容器20では、第1識別標記23aと第2識別標記23bの2つの識別標記23が設けられている。なお、同図(A)は容器20を第1識別標記23aが設けられた側から眺めた場合の図を示し、同図(B)は容器20を第2識別標記23bが設けられた側から眺めた場合の図を示している。また同図(A)、(B)の各々の上部に表示した図は、A−A線における断面図、B−B線における断面図を示している。ここで、本図では、第1識別標記23aおよび第2識別標記23bが120°のずれを有して配置された場合を例示している。
本変形例における容器20においても、2つの突出部232が設けられている。そして一方の突出部232は上方に配置され、他方の突出部232は下方に配置されている。また、一方の突出部232と他方の突出部232は、容器20の周方向において互いにずれた状態で設けられている。なお、2つの突出部232の各々は、高さ方向における寸法を除き、図3、図4で示した突出部232と同様の構成を有している。
また、上方に位置する突出部232は、第1識別標記23aに対応して設けられ、下方に位置する突出部232は第2識別標記23bに対応して設けられている。
このため、上方の突出部232が設けられた位置(高さ方向における位置)において、装着部材本体231の右側面には、突出部232が設けられておらず、装着部材本体231が露出する状態となっている(同図(A)参照)。また、下方の突出部232が設けられた位置(高さ方向における位置)において、装着部材本体231の右側面には、突出部232が設けられておらず、装着部材本体231が露出する状態となっている(同図(B)参照)。
ここで陳列装置30において第1識別標記23aを前方に向けたい場合には、固定部材53の高さ方向における位置を調整し、上記第1ピン521〜第6ピン526を、上方に位置する突出部232に対応するように配置する。そしてこの状態にて容器20を陳列装置30に投入すると、上記にて説明したように、第1識別標記23aが前方を向くようになる。また、陳列装置30において第2識別標記23bを前方に向けたい場合には、固定部材53の高さ方向における位置を調整し、第1ピン521〜第6ピン526を、下方に位置する突出部232に対応するように配置する。そしてこの状態にて容器20を投入すると、第2識別標記23bが前方を向くようになる。
また容器20は次のような構成とすることもできる。
図26、図27は、容器20の他の変形例を示した図である。なお、図26は容器20の正面図であり、図27は容器20の背面図である。また、図27の上部に示した2つの図は、それぞれA−A線における断面図、B−B線における断面図を示している。
ここで本容器20では、図26に示すように一つの識別標記23が設けられている。また、上記と同様、第1突出部24が設けられている。さらに本容器20では、図27に示すように、識別標記23が設けられた側とは反対側に、突出部232が2つ設けられている。さらに説明すると、識別標記23に対して位相が180°ずれた位置に、2つの突出部232が設けられている。また、識別標記23に対して位相が90°、−90°ずれた位置には、突出部232が設けられていない構成となっている。
ここで、2つの突出部232は、上下にずらされて配置されている。付言すれば、上方に一方の突出部232が設けられ、下方に他方の突出部232が設けられている。
ここで、上方に配置された一方の突出部232は、高さ方向における寸法を除き、図18(A)で示した突出部232と同様の構成となっている。即ち、上方に配置された一方の突出部232は、下面が階段状に形成され、下部に、第1平坦面251〜第3平坦面253を備えている。A−A線における断面図も参照しながらさらに説明すれば、時計回り方向において、第1平坦面251〜第3平坦面253は、第1平坦面251、第2平坦面252、第3平坦面253の順に設けられている。
また、下方に配置された他方の突出部232は、上方に配置された上記一方の突出部232と同様の構成を基本的に有している。但し、B−B線における断面図に示すように、第1平坦面251〜第3平坦面253は、時計回り方向において、第3平坦面253、第2平坦面252、第1平坦面251の順に設けられている。
次いで陳列装置30における容器20の動作について説明する。
図28は、陳列装置30における容器20の動作を説明するための図である。ここで本図では、容器20の移動経路の左側に第1ピン521〜第3ピン523が設けられ、また、容器20の移動経路の右側に第1ピン521〜第3ピン523が設けられた陳列装置30を示している。
同図(A)に示すように、例えば識別標記23が陳列装置30の左側且つ後方側を向いた状態で容器20が投入された場合、上記2つの突出部232のうちの一方の突出部232(上方の突出部232)における第1平坦面251が陳列装置30の前方を向いた状態となる。そして容器20は前方へ移動することとなるが、この際、この第1平坦面251が、移動経路の右側に設けられた第1ピン521に突き当たるようになる。この結果、容器20は反時計回りに回転する。その後、第2平坦面252が同じく右側に設けられた第2ピン522に突き当たり、容器20は更に回転する。また、第3平坦面253が同じく右側に設けられた第3ピン523に突き当たり、容器20は更に回転する。これにより識別標記23が前方を向くようになる。
また、同図(B)に示すように、例えば識別標記23が陳列装置30の右側且つ後方側を向いた状態で容器20が投入された場合、上記2つの突出部232のうちの他方の突出部232(下方の突出部232)における第1平坦面251が陳列装置30の前方を向いた状態となる。そして容器20は前方へ移動することとなるが、この際、この第1平坦面251が、移動経路の左側の第1ピン521に突き当たるようになる。この結果、容器20は時計回りに回転する。その後、第2平坦面252が同じく左側の第2ピン522に突き当たり、容器20は更に回転する。また、第3平坦面253が同じく左側の第3ピン523に突き当たり、容器20は更に回転する。これにより識別標記23が前方を向くようになる。
ここで、移動経路の左側に位置する第1ピン521〜第3ピン523は、上記他方の突出部232(下方の突出部232)に対応するため、移動経路の右側に位置する第1ピン521〜第3ピン523よりも下方に(載置部31に近い側に)位置している。
識別標記23が一つ設けられた容器20の場合、図2−1〜図4に示した構成によって識別標記23を前方に向けることが可能となるが、この構成の場合、上記にて説明したように、第1ピン521〜第6ピン526の6本のピンが必要となる。付言すれば、容器20を360°近く回転させる必要があるため、図2−1にも示したように、容器20の取り出し部の近くまでピンが配置されることとなる。そしてこの場合、容器20が取り出しにくくなるおそれがある。
図26、図27で示した容器20の場合、図2−1で示した構成よりもピンの数を減らすことが可能となり、ピンを陳列装置30の例えば上部側に設置可能となる。この場合、容器20をより取り出しやすくなる。また、第1ピン521〜第6ピン526の6本のピンが必要な場合(容器20を360°近く回転させる必要がある場合)、陳列装置30の前後方向における長さが大きくなる。図26〜図28で示した構成の場合、容器20を最大で180°回転させればよいため、陳列装置30の前後方向における長さを小さいものとすることが可能となる。
図29、図30は、容器20の他の一例を示した図である。なお、図29の上部に表示した図の各々は、A−A線における断面図、B−B線における断面図を示している。
上記では、第1部材230Aおよび第2部材230BをU字状に形成するとともに、これらを容器本体21に巻き付けるように固定したが、第1部材230A等を容器本体21に対して埋め込むように設けることもできる。
図30に示すように、本例では、第1突出部24の下部であって容器本体21の外周面に、容器本体21側に凹む凹部21Dが設けられている。そして、本例では、この凹部21D内に第1部材230Aが固定される(埋め込まれる)。ここで本例では、第1部材230Aに2つの突出部232が設けられた場合を例示している。
また、本例では、図30(図29の断面図も参照)に示すように、凹部21D内に、突起21Eが設けられている。そして、この突起21Eは、図12で示した突起21Aと同様に、容器20の上下方向において、その幅が異なっている。詳細に説明すると、突起21Eは、上部における幅が高さ方向における中央部における幅よりも大きくなっている。また、下部における幅が中央部における幅よりも大きくなっている。
また、本例においても、第1部材230Aの内周面側に凹部230Cが設けられており(図29の断面図参照)、この凹部230Cは突起21Eに倣う形状となっている。即ち、高さ方向における中央部の幅よりも上部および下部における幅が大きくなっている(不図示)。付言すれば、高さ方向における中央部に、図12(C)で示したような突出部C1が設けられている。これにより、第1部材230Aの上下方向への移動が規制される。なお、第1部材230Aの周方向への移動は、第1部材230Aの側部が容器本体21に突き当たり、また、凹部230Cの内壁が突起21Eに突き当たることで規制される。
―第2の実施形態―
上記では突出部232を用いて容器20の識別標記23を前方に向ける例を説明した。ところで容器20は次のような構成とすることもできる。
図31、図32は、第2の実施形態における容器20を示した図である。なお、図31(A)は容器20の正面図を示し、同図(B)は容器20の左側面図を示している。また、図32(A)は容器20の背面図を示し、同図(B)は容器20の右側面図を示している。また、図31(A)、(B)、図32(A)、(B)の各々の上部に表示した図は、A−A線における断面図を示している。
本実施形態における装着部材230は、図31(A)に示すように、装着部材本体231の外周面からこの装着部材本体231の径方向に環状に突出した環状突出部233を備えている。また、装着部材230は、この環状突出部233の下部に、環状突出部233から下方に突出する棒状の第1突起241〜第5突起245を備えている。ここで第1突起241〜第5突起245は、容器20の周方向に沿って設けられている。また、第1突起241〜第5突起245は、容器20の周方向(時計回り方向)において、第1突起241、第2突起242、第3突起243、第4突起244、第5突起245、の順に設けられている。さらに、第1突起241〜第5突起245は、ほぼ等間隔に配置されている。
また第1突起241は、識別標記23が設けられた側であって容器20の右側面側に設けられている(図31(A)参照)。また、第5突起245は、識別標記23が設けられた側とは反対側であって容器20の右側面側に設けられている(図31(A)の断面図参照)。また、第2突起242〜第4突起244は、第1突起241と第5突起245との間に配置されている。
さらに、環状突出部233からの突出量は、第1突起241が最も大きく、次いで第2突起242となっている。また、第3突起243の突出量は、第2突起242よりも小さく、第4突起244の突出量は、第3突起243よりも小さくなっている。そして、第5突起245の突出量が最も小さくなっている。なお、本実施形態においても装着部材230は、第1部材230Aと第2部材230Bとから構成されている。ここで、容器本体21に対する第1部材230Aおよび第2部材230Bの固定は上記にて説明した方法により行うことができる。なお、図31(B)の断面図に示すように、第1部材230Aと第2部材230Bとの接合面230Hを外した位置に、第1突起241〜第5突起245を設けることが好ましい。
次いで、本実施形態における容器20の動作について説明する。
図33は、陳列装置30における容器20の動作を示した図である。例えば、同図の符号21aに示すように、識別標記23が右斜め前方を向いた状態で容器20が陳列装置30に投入された場合、第1ピン521に対し第1突起241が突き当たるようになる。これによって容器20には回転力が付与され、容器20は反時計回りに回転を行うようになる。次いで容器20の前方への移動に伴い、第2ピン522に対し第2突起242が突き当たり(符号21b参照)、容器20は同様に反時計回りの回転を行う。
その後、容器20は、第3ピン523に第3突起243が突き当たり、第4ピン524に第4突起244が突き当たることで、周方向の回転を順次行う。そして最終的に、第5突起245が第5ピン525に突き当たることで(符号21c参照)、識別標記23が前方を向くようになる。その後、容器20は、載置部31上をスライドし陳列装置30の前方に到達する。ここで、本図に示した陳列装置30には、図2−1に示した陳列装置30を用いている。そして、本陳列装置30では、突起(第1突起241〜第5突起245)の数に対応させて、ピンの数を5本としている。
なお、第1突起241〜第5突起245は、環状突出部233の外周縁側に配置することが好ましい。例えば第1突起241〜第5突起245が図34(第1突起241〜第5突起245の配置態様を説明する図)の(B)に示すように容器本体21に寄って配置されている場合、容器20の1回あたりの回転量が小さくなる。
一方で、第1突起241〜第5突起245が、環状突出部233の外周縁側に配置されている場合、同図(A)に示すように、容器20の一回あたりの回転量を大きくすることができる。この結果、突起(第1突起241〜第5突起245)の数の増加や、ピン(第1ピン521〜第6ピン526)の数の増加を抑制可能となる。なお、上記と同様の理由により、リブ状の第1突起241〜第5突起245(後述)は、環状突出部233の外周縁まで設けることが好ましい。
なお、容器20は次のような構成としてもよい。
図35、図36は、容器20の変形例を示した図である。なお、図35(A)は容器20の正面図を示し、同図(B)は容器20の左側面図を示している。また、図36(A)は容器20の背面図を示し、同図(B)は容器20の右側面図を示している。また、図35(A)、(B)、図36(A)、(B)の各々の上部に表示した図は、A−A線における断面図を示している。
これらの図に示す容器20では、第1突起241〜第5突起245を棒状とせず板状(リブ状)としている。また、第1突起241〜第5突起245の各々は、放射状に配置されている。また、第1突起241〜第5突起245の各々は、環状突出部233のみではなく装着部材本体231によっても支持されている。このため、本変形例における容器20では、第1突起241〜第5突起245の強度を、図31、図32で示した態様に比して高めることができる。
なお、図35、図36では、環状突出部233を設けた場合を一例に説明したが、環状突出部233は省略することができる。即ち、第1突起241〜第5突起245は、装着部材本体231によってのみ支持される構成とすることができる。さらにまた、図35、図36では、容器本体21に装着部材230(第1部材230A、第2部材230B)の下面を突き当てることで、装着部材230の下方への移動を規制している。また、図35(A)の断面図にも示すように、第1部材230Aおよび第2部材230Bの接合面230Hが第1突起241〜第5突起245に重ならないように、装着部材230を構成している。
さらに容器20は次のような形態とすることもできる。
図37は、容器20の他の変形例を示した図である。なお、図37(A)は容器20の正面図を示し、同図(B)は容器20の背面図を示している。また、図37(A)、(B)の各々の上部に表示した図は、A−A線における断面図である。
上記図31〜図36では、第1突起241〜第5突起245の各々の高さを異ならせるとともに、陳列装置30における第1ピン521〜第5ピン525の高さを異ならせた。一方で、第1突起241〜第5突起245の高さ方向における寸法を、図37に示すように等しくしてもよい。換言すると、第1突起241〜第5突起245の高さ方向における寸法に差を付けない構成とすることもできる。また、陳列装置30における第1ピン521〜第5ピン525の高さ(第1ピン521〜第5ピン525の載置部31からの高さ)を等しくすることができる。
ここで図38は、陳列装置30における容器20の動作を示した図である。なお、本図における陳列装置30では、第1ピン521〜第5ピン525の高さを異ならせず、載置部31からほぼ等しい高さ位置に第1ピン521〜第5ピン525を配置している。
ここで例えば、同図(A)に示すように、識別標記23が右斜め前方を向いた状態で容器20が投入された場合、まず第1突起241が第1ピン521に突き当たる。これによって容器20は反時計回りの回転を行う。その後、容器20は、第2突起242が第2ピン522に突き当たり、第3突起243が第3ピン523に突き当たり、第4突起244が第4ピン524に突き当たることで、順次回転を行う。そして、容器20は、第5突起245が第5ピン525に突き当たることで更に回転する。この結果、識別標記23が前方を向くようになる。
また、例えば、同図(B)に示すように、識別標記23が後方を向いた状態で容器20が投入された場合、まず第3突起243が第1ピン521に突き当たる。これによって容器20は反時計回りの回転を行う。その後、容器20は、第4突起244が第2ピン522に突き当たり、第5突起245が第3ピン523に突き当たることで、順次回転を行う。これによって、識別標記23が前方を向くようになる。そしてこの場合、第1突起241〜第5突起245が設けられていない部位が、第1ピン521〜第5ピン525が配置された側に対向する状態となる。この結果、容器20は、残りの第4ピン524、第5ピン525に突き当たることなく前方へ移動していく。
―第3の実施形態―
上記第1の実施形態および第2の実施形態では、装着部材本体231の径方向において、装着部材本体231の外周面よりも外側に、第1平坦面251〜第6平坦面256や第1突起241〜第5突起245を設けた。ところで、次に説明するように、装着部材本体231の外周面よりも内側(装着部材本体231の内方側、装着部材本体231の外周面よりも装着部材本体231側)に、第1平坦面251〜第6平坦面256や第1突起241〜第5突起245を設けることができる。以下、一例として、装着部材本体231の外周面よりも装着部材本体231側に、第1平坦面251〜第6平坦面256を設けた場合を説明する。
図39、図40は、第3の実施形態における容器20を示した図である。なお、図39(A)は容器20の正面図を示し、同図(B)は容器20の左側面図を示している。また、図40(A)は容器20の背面図を示し、同図(B)は容器20の右側面図を示している。また、図39(A)、(B)、図40(A)、(B)の各々の上部に表示した図は、A−A線における断面図を示している。
本実施形態における容器20では、装着部材本体231に、装着部材本体231の周方向に沿った溝22Cが設けられている。そして、本実施形態では、この溝22Cの上部が階段状に形成されることで、第1平坦面251〜第6平坦面256が形成されている。付言すれば、装着部材本体231における部位であって溝22Cの上部に位置する部位が階段状となっており、この部位に、第1平坦面251〜第6平坦面256が形成された状態となっている。
次に、本実施形態における容器20の動作を説明する。
図41、図42は、陳列装置30における容器20の動作を説明するための図である。
図41(A)の符号32Aに示すように、識別標記23が右斜め前方を向いた状態で容器20が陳列装置30に投入された場合、第1ピン521に対し第1平坦面251が突き当たるようになる。これによって容器20には回転力が付与され、容器20は反時計回りに回転を行うようになる。次いで容器20の前方への移動に伴い、第2ピン522に対し第2平坦面252が突き当たり(符号32B参照)、容器20は同様に反時計回りの回転を行う。
その後、容器20は、第3ピン523に第3平坦面253が突き当たり、第4ピン524に第4平坦面254が突き当たり、第5ピン525に第5平坦面255が突き当たることで、周方向の回転を順次行っておく。そして最終的に、第6平坦面256が第6ピン526に突き当たることで、識別標記23が前方を向くようになる(符号32C参照)。その後、容器20は、載置部31上をスライドし陳列装置30の前方に到達する。
なお、本実施形態における陳列装置30では、載置部31(容器20の載置面)に幅方向における傾斜が付与されている。具体的には、図中右側のガイド32側の方が図中左側のガイド32側よりも下方に位置するように、載置部31に傾斜が付与されている。このため、本実施形態では、容器20は、前方に移動する過程において図中右方側に寄り、装着部材本体231の外周面が第1ピン521〜第6ピン526に接触するようになっている。
次いで、同図(B)を参照し、容器20の他の動作例を説明する。
同図(B)に示すように、識別標記23が前方を向いた状態で容器20が投入される場合がある。この場合、装着部材本体231の外周面であって第1ピン521〜第6ピン526が配置された側と対向する面には、第1平坦面251〜第6平坦面256が存在しない状態となる。このため、容器20は、装着部材本体231の側面が第1ピン521〜第6ピン526に順次接触するもののほとんど回転せず、陳列装置30の前方まで到達する。即ち、識別標記23が前方を向いた状態を維持したまま陳列装置30の前方まで到達する。
容器20の他の動作例をさらに説明する。
図42(A)に示すように、識別標記23が陳列装置30の後方側を向いた状態で容器20が投入された場合には、第3平坦面253が陳列装置30の前方を向いた状態となる。そして容器20は前方へ移動することとなるが、この第3平坦面253は、第1ピン521、第2ピン522(図2−1(B)も参照)の上方を通過するようになる。このため、容器20は、回転せずに第3ピン523まで到達する。そして、容器20はこの第3ピン523から回転力を受け上記と同様に回転を行う。そして容器20は、上記と同様に、識別標記23が前方を向いた状態で陳列装置30の前方に到達する。
また例えば図42(B)に示すように、識別標記23が左斜め前方を向いた状態で容器20が投入された場合、第6平坦面256が陳列装置30の前方を向いた状態となる。そして容器20は前方へ移動することとなるが、この第6平坦面256は、第1ピン521〜第5ピン525(図2−1(B)も参照)の上方を通過するようになる。このため、容器20は、回転せずに第6ピン526まで到達する。そして、容器20はこの第6ピン526から回転力を受け上記と同様に回転を行う。そして容器20は、上記と同様に、識別標記23が前方を向いた状態で陳列装置30の前方に到達する。
―第4の実施形態―
上記第1の実施形態〜第3の実施形態では、容器本体21の側方から装着部材230が装着された容器20を説明したが、装着部材230は、容器本体21の上部側から装着することも可能である。
図43は、第4の実施形態における容器20を示した図である。なお、同図(A)は、容器20の側面図であり、同図(B)は同図(A)のA−A線における断面図であり、同図(C)は同図(B)のB−B線における断面図である。
同図(B)に示すように、本実施形態における容器20では、第1突出部24の縁部に、略U字状に形成され容器本体21側に向かう第1凹部24A、略三角形に形成され容器本体21側に向かう第2凹部24Bが設けられている。なお、第1凹部24Aおよび第2凹部24Bは、互いに180°のずれを有して配置されている。付言すれば、第1凹部24Aとは反対側に第2凹部24Bが設けられた状態となっている。
一方、円筒状に形成された装着部材230は、同図(B)および同図(C)に示すように、装着部材本体231の上縁に、装着部材本体231の内方側に突出する第1突出部231Aを備えている。そして、本実施形態では、この第1突出部231Aが第1凹部24Aに入り込むことで装着部材230の周方向への移動が規制されている。
また、装着部材230は、装着部材本体231の上縁に、装着部材本体231の内方側に突出する第2突出部231Bを備えている。そして、本実施形態では、この第2突出部231Bが第2凹部24Bに入り込むことによっても装着部材230の周方向への移動が規制されている。
さらに、本実施形態では、第2突出部231Bよりも下方に、第3突出部231Cが設けられている。ここで第3突出部231Cの上部における突出量(装着部材本体231からの突出量)は、第2突出部231Bの突出量よりも大きくなっている。さらに説明すると、同図(B)の破線および同図(C)に示すように、第3突出部231Cの上部は、第2凹部24Bよりも容器本体21側に位置している。
このため、本実施形態では、第3突出部231Cが第1突出部24に突き当たることで、装着部材230の上方への移動が規制される。なお、装着部材230の下方への移動の規制は、同図(C)に示すように、装着部材本体231の下部が容器本体21に突き当たることで行われる。
ここで、容器本体21に対する装着部材230の装着は、容器本体21の上部側から装着部材230を被せるように行う。この際、第1突出部231Aが第1凹部24Aに対向するように、また、第2突出部231B(第3突出部231C)が第2凹部24Bに対向するように、容器本体21および装着部材230の位置決めを行う。そして、装着部材230を容器本体21の下方に押し込んでいくことで、装着部材230が容器本体21に固定される。
詳細に説明すると、第3突出部231Cの上部が第1突出部24の第2凹部24Bを超えることにより、装着部材230が容器本体21に固定される。なお、第3突出部231Cは、同図(C)に示すように、装着部材本体231の高さ方向に沿って設けられるとともに、装着部材本体231の内方側に面する部位がテーパー状となっている。付言すれば、第3突出部231Cは、装着部材本体231の下部側に向かうに従い突出量が減少する形状となっている。このため、容器本体21に対する装着部材230の装着を円滑なものとすることができる。
ここで、上記にて説明した形態では、飲料が充填された容器20を一例に説明したが、容器20は飲料を充填したものに限られない。例えば化粧品が充填された容器20や、液体状の石鹸が充填された容器20なども一例として挙げられる。
20…容器、21…容器本体、21A…突起、22…キャップ、23…識別標記、24…第1突出部、30…陳列装置、230…装着部材、230A…第1部材、230B…第2部材、230C…凹部、232…突出部、251〜256…第1平坦面〜第6平坦面、F…フィルム

Claims (15)

  1. 筒状に形成された容器に対し当該容器の周方向に沿って装着される装着部材本体と、
    前記装着部材本体の前記容器と対向する面とは反対側の面に設けられ、当該反対側の面と交差する関係で配置された面が前記周方向において複数設けられる面形成部位と、
    を含む装着部材。
  2. 前記装着部材本体は、前記容器に付される標記と前記面形成部位とが予め定められた位置関係となるように、当該容器に装着されることを特徴とする請求項1記載の装着部材。
  3. 前記装着部材本体の前記容器に対する移動を規制する規制部を更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の装着部材。
  4. 前記反対側の面と交差する関係で配置された面は、当該反対側の面よりも前記装着部材本体側に設けられていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の装着部材。
  5. 前記周方向と直交する方向にて、前記面形成部位とは異なる位置に、当該面形成部位を更に備えることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の装着部材。
  6. 前記装着部材本体は、前記容器に付される複数の標記のうちの一の標記と前記面形成部位とが予め定められた位置関係を有するように当該容器に装着され、
    前記複数の標記のうちの他の標記と予め定められた位置関係を有して配置される前記面形成部位が前記装着部材本体に更に設けられていることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の装着部材。
  7. 前記他の標記と予め定められた位置関係を有して配置された前記面形成部位は、前記一の標記と予め定められた位置関係を有して配置された前記面形成部位とは前記周方向と直交する方向にて異なる位置に配置されていることを特徴とする請求項6記載の装着部材。
  8. 前記交差する関係で配置された面の各々は、前記周方向と直交する方向にて互いに異なる位置に配置されていることを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の装着部材。
  9. 前記装着部材本体は、前記容器の外周面から当該容器の径方向に突出した鍔部の下部に装着されることを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の装着部材。
  10. 陳列装置に陳列される容器の製造方法であって、
    容器本体に対し内容物を充填する内容物充填工程と、
    前記内容物充填工程により内容物が充填された前記容器本体の開口を塞ぐキャップを装着するキャップ装着工程と、
    前記陳列装置側に接触し前記容器本体を回転させる回転部材を当該容器本体に装着する回転部材装着工程と、
    を含む容器の製造方法。
  11. 前記容器本体は、上部に開口を有し筒状に形成されるとともに外周面から径方向に突出した鍔部を当該開口の下部に備え、
    前記回転部材装着工程では、前記容器本体の前記鍔部の下部に、前記回転部材を装着し、
    前記回転部材装着工程による前記回転部材の前記装着は、前記キャップ装着工程による前記キャップの装着がなされた後に行われることを特徴とする請求項10記載の容器の製造方法。
  12. 前記回転部材装着工程により前記回転部材が装着された後に、前記容器本体に対して標記が付されたフィルムを装着するフィルム装着工程を更に含み、
    前記フィルム装着工程では、前記回転部材を利用して前記容器本体を回転させ当該容器本体の姿勢を予め定められた姿勢とした後、前記フィルムの装着を行うことを特徴とする請求項10又は11に記載の容器の製造方法。
  13. 前記回転部材は、複数の部材により構成され、
    前記回転部材装着工程では、前記容器本体の周囲に前記複数の部材を配設するとともに互いに隣接する当該部材同士を連列し、当該容器本体に対し前記回転部材を装着することを特徴とする請求項10乃至12の何れかに記載の容器の製造方法。
  14. 前記回転部材は、凸部又は凹部を有し、
    前記容器本体は、凹部又は凸部を有し、
    前記回転部材装着工程では、前記回転部材が有する前記凸部を前記容器本体が有する前記凹部に嵌め込み、または当該容器本体が有する前記凸部を当該回転部材が有する前記凹部に嵌め込むことで当該回転部材を当該容器本体に装着することを特徴とする請求項10乃至12の何れかに記載の容器の製造方法。
  15. 前記回転部材および前記容器本体の少なくとも一方は、当該容器本体に装着された当該回転部材の位置ずれを規定する規制部を有していることを特徴とする請求項10乃至14の何れかに記載の容器の製造方法。
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