JP2010274288A - 粉末成形体の加圧成形方法 - Google Patents

粉末成形体の加圧成形方法 Download PDF

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Abstract

【課題】粉末成形体の寸法精度が高く、粉末成形体の生産性が良好な粉末成形体の加圧成形方法を提供する。
【解決手段】拡径可能に構成された筒状の拡径金型10と、その外側周囲に配置された筒状の外枠金型20との間に、成形用粉末4を充填して、筒状の粉末充填層4bを形成する充填工程と、拡径金型10を拡径させて、拡径金型10と外枠金型20との間で粉末充填層4bをその径方向に圧縮して、筒状の粉末成形体40を成形する加圧成形工程と、を備える粉末成形体の加圧成形方法。
【選択図】図5

Description

本発明は、粉末成形体の加圧成形方法に関する。
近年、粉末成形体の加圧成形方法として、様々な方法が提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開平4−278306号公報 特開平10−80910号公報
特許文献1には、次のような成形方法が開示されている。まず、外枠金型と、その内部に配置されるゴム型との間に、原料粉末(成形用粉末)を充填して粉末充填層を形成する。次いで、この粉末充填層に対し、ゴム型の内側から外方向に向かう加圧力を作用させる。これにより、粉末充填層を圧縮成形して、粉末成形体を得る。
また、特許文献2には、次のような成形方法が開示されている。まず、中子の外側にゴム型を所要の空間を形成して配置し、中子とゴム型との間に、薄肉軟質で復元性が小さく且つゴム型に付着し難い材質のシート(ゴムシート等)を入れてゴム型の内面に沿わせる。次いで、シートの内面と中子との間に成形用粉末を充填し、しかる後、CIP成形する。その後、シートを薄肉成形品(粉末成形体)から剥がすようにする。
ところで、特許文献1の手法では、ゴム型によって、直接、粉末充填層を加圧する。ゴム型の表面は、金型の表面に比べて変形し易い。このため、特許文献1の手法では、粉末成形体の寸法精度が低くなる傾向にあった。
また、特許文献2の手法は、CIP成形を用いた成形法であり、しかも、成形の毎に、ゴムシートの挿入・剥離を行うため、成形に時間がかかり、粉末成形体の生産性が低くなる傾向にあった。さらに、ゴムシートによって、直接、成形用粉末を加圧するため、特許文献1の手法と同様に、粉末成形体の寸法精度が低くなる傾向にあった。
本発明は、かかる現状に鑑みてなされたものであって、粉末成形体の寸法精度が高く、粉末成形体の生産性が良好な粉末成形体の加圧成形方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、粉末成形体の加圧成形方法において、拡径可能に構成された筒状の拡径金型と、その外側周囲に配置された筒状の外枠金型との間に、成形用粉末を充填して、筒状の粉末充填層を形成する充填工程と、上記拡径金型を拡径させて、上記拡径金型と上記外枠金型との間で上記粉末充填層をその径方向に圧縮して、筒状の粉末成形体を成形する加圧成形工程と、を備える粉末成形体の加圧成形方法である。
上述の粉末成形体の加圧成形方法では、外枠金型の内側に配置した拡径金型を拡径させて、拡径金型と外枠金型との間で粉末充填層をその径方向に圧縮して、筒状の粉末成形体を成形する。このように、拡径金型と外枠金型との間で粉末充填層を圧縮するので、ゴム型等で直接粉末充填層を加圧する手法に比べて、粉末成形体の寸法精度が高くなる。金型の表面は、ゴム型の表面に比べて変形し難いからである。
また、上述の粉末成形体の加圧成形方法では、拡径金型を拡径させるだけで、粉末成形体を成形することができる。このため、成形に要する時間が短く、粉末成形体の生産性が良好となる。
なお、成形用粉末としては、例えば、金属粉末(鉄粉など)やセラミック粉末等を用いることができる。
さらに、上記の粉末成形体の加圧成形方法であって、前記拡径金型は、円筒状をなし、その周方向にスライド可能なスライド合わせ面を有し、当該拡径金型の外周が拡がる周方向に上記スライド合わせ面をスライドさせると、当該拡径金型が拡径する構成を有し、前記加圧成形工程は、上記拡径金型の内周面を径方向外側に押して、上記拡径金型の外周が拡がる周方向に上記スライド合わせ面をスライドさせて、上記拡径金型を拡径させる粉末成形体の加圧成形方法とすると良い。
上述の加圧成形方法では、拡径金型として、円筒状をなし、その周方向にスライド可能なスライド合わせ面を有し、当該拡径金型の外周が拡がる周方向にスライド合わせ面をスライドさせると、当該拡径金型が拡径する構成を有する拡径金型を用いる。加圧成形工程において、この拡径金型の内周面を径方向外側に押することで、拡径金型の外周が拡がる周方向にスライド合わせ面をスライドさせて、適切に、拡径金型を拡径させることができる。
なお、拡径金型は、例えば、ばね鋼により形成するのが好ましい。拡径金型を弾性的に拡径させることができるので、加圧成形工程後、拡径金型の内周面を径方向外側に押す力を解放することで、拡径金型を弾性的に縮径させて、元の状態に戻すことができるからである。これにより、拡径金型を用いて、繰り返し何度も、粉末成形体を加圧成形することができる。
さらに、上記の粉末成形体の加圧成形方法であって、前記加圧成形工程の後、前記拡径金型の内周面を径方向外側に押す力を解放して、上記拡径金型の外周が縮小する周方向に前記スライド合わせ面をスライドさせて、上記拡径金型を縮径させて元の状態に戻す復帰工程、を備える粉末成形体の加圧成形方法とすると良い。
上述の加圧成形方法では、加圧成形工程の後、復帰工程において、拡径金型の内周面を径方向外側に押す力を解放することで、拡径金型の外周が縮小する周方向にスライド合わせ面をスライドさせて、拡径金型を縮径させて元の状態に戻す。これにより、その後、同じ拡径金型を用いて、同様の手順(充填工程、加圧成形工程)で、新たな粉末成形体を加圧成形することができる。このように、同じ拡径金型を用いて、繰り返し何度も、粉末成形体を加圧成形することができる。
なお、前述のように、拡径金型は、例えば、ばね鋼により形成するのが好ましい。
さらに、上記いずれかの粉末成形体の加圧成形方法であって、前記拡径金型の内周面は、上記拡径金型の軸線方向について一方端から他方端に向かうにしたがって縮径するテーパー状をなし、前記加圧成形工程は、上記拡径金型の内側に挿入可能な形状のマンドレルであって、上記拡径金型の上記内周面と等しいテーパー角で、その軸線方向について当該マンドレルの基端側から先端側に向かうにしたがって縮径するテーパー状の外周面を有するマンドレルを用い、上記拡径金型の上記一方端から上記他方端に向かう方向と、上記マンドレルの基端側から先端側に向かう方向とを一致させて、上記先端側から上記拡径金型の内側に挿入した上記マンドレルを、上記拡径金型の上記一方端から上記他方端に向かう方向に移動させて、上記マンドレルの上記外周面によって上記拡径金型の上記内周面を径方向外側に押して、上記拡径金型を拡径させる粉末成形体の加圧成形方法とすると良い。
上述の加圧成形方法では、拡径金型として、「その内周面が、拡径金型の軸線方向にかかる一方端から他方端に向かうにしたがって縮径するテーパー状をなす」円筒状の拡径金型を用いる。さらに、加圧成形工程において、拡径金型の一方端から他方端に向かう方向と、マンドレルの基端側から先端側に向かう方向とを一致させて、先端側から拡径金型の内側に挿入したマンドレルを、拡径金型の一方端から他方端に向かう方向に移動させる。これにより、マンドレルの外周面によって拡径金型の内周面を径方向外側に押して、拡径金型を拡径させる。これにより、拡径金型と外枠金型との間で粉末充填層をその径方向に圧縮して、筒状の粉末成形体を適切に成形することができる。
しかも、このマンドレルは、拡径金型の内周面と等しいテーパー角で、当該マンドレルの軸線方向について基端側から先端側に向かうにしたがって縮径するテーパー状の外周面を有している。このため、拡径金型の内側に挿入したマンドレルによって、拡径金型を径方向外側へ均等に拡張させることができるので、粉末充填層の全体にわたって均等な圧力を加えることができる。これにより、粉末成形体の寸法精度を高めることができる。
また、前記いずれかの粉末成形体の加圧成形方法であって、前記加圧成形工程は、前記拡径金型の内側に配置されたゴム型であって、上記拡径金型の軸線方向に延びる中実円柱状のゴム型を用い、上記ゴム型を上記軸線方向に圧縮して上記ゴム型を拡径させ、上記ゴム型の外周面によって上記拡径金型の内周面を径方向外側に押して、上記拡径金型を拡径させる粉末成形体の加圧成形方法とすると良い。
上述の加圧成形方法では、加圧成形工程において、拡径金型の内側に配置されたゴム型であって拡径金型の軸線方向に延びる中実円柱状のゴム型を、拡径金型の軸線方向に圧縮して、ゴム型を拡径させる。これにより、ゴム型の外周面によって拡径金型の内周面を径方向外側に押して、拡径金型を拡径させる。これにより、拡径金型と外枠金型との間で粉末充填層をその径方向に圧縮して、筒状の粉末成形体を適切に成形することができる。
あるいは、前記いずれかの粉末成形体の加圧成形方法であって、前記加圧成形工程は、前記拡径金型の内側に配置されたゴム型であって、上記拡径金型の軸線方向に延びる中空円筒状のゴム型を用い、上記ゴム型の内側に液体を注入して上記ゴム型を拡径させ、上記ゴム型の外周面によって上記拡径金型の内周面を径方向外側に押して、上記拡径金型を拡径させる粉末成形体の加圧成形方法とすると良い。
上述の加圧成形方法では、加圧成形工程において、拡径金型の内側に配置されたゴム型であって拡径金型の軸線方向に延びる中空円筒状のゴム型の内部に液体を注入して、ゴム型を拡径させる。これにより、ゴム型の外周面によって拡径金型の内周面を径方向外側に押して、拡径金型を拡径させる。これにより、拡径金型と外枠金型との間で粉末充填層をその径方向に圧縮して、筒状の粉末成形体を適切に成形することができる。
実施例1にかかる粉末成形体の加圧成形方法(充填工程)を説明する横断面図である。 実施例1にかかる粉末成形体の加圧成形方法(充填工程)を説明する縦断面図である。 実施例1にかかる拡径金型の横断面図である。 実施例1にかかる拡径金型の縦断面図である。 実施例1にかかる粉末成形体の加圧成形方法(加圧成形工程)を説明する縦断面図である。 実施例1にかかる粉末成形体の加圧成形方法(加圧成形工程)を説明する縦断面図である。 実施例1にかかる粉末成形体の加圧成形方法(復帰工程)を説明する縦断面図である。 実施例2にかかる粉末成形体の加圧成形方法(充填工程、加圧成形工程)を説明する縦断面図である。 実施例2,3にかかる拡径金型の横断面図である。 実施例2,3にかかる拡径金型の縦断面図である。 実施例2にかかる粉末成形体の加圧成形方法(復帰工程)を説明する縦断面図である。 実施例3にかかる粉末成形体の加圧成形方法(充填工程、加圧成形工程)を説明する縦断面図である。 実施例3にかかる粉末成形体の加圧成形方法(復帰工程)を説明する縦断面図である。
(実施例1)
次に、実施例1にかかる粉末成形体の加圧成形方法について、図1〜図7を参照して説明する。まず、図1及び図2に示すように、充填工程において、拡径可能に構成された円筒状の拡径金型10と、その外側周囲に配置された円筒状の外枠金型20との間(間隙G)に、成形用粉末4を充填して、筒状の粉末充填層4bを形成する。なお、拡径金型10は、外枠金型20と同軸に配置されている。すなわち、拡径金型10の中心軸C1と外枠金型20の中心軸とを一致させている。また、拡径金型10及び外枠金型20は、円環状の第1押さえ金型30の上面に配置されている。また、外枠金型20は、金属(例えば、SKD11)製で、半円筒状の第1外枠金型21と半円筒状の第2外枠金型22とを組み合わせてなり、第1外枠金型21と第2外枠金型22とに分割可能とされている。
また、本実施例1では、成形用粉末4として、鉄粉(例えば、平均粒径が100μm)を用いている。また、粉末充填層4bの密度は、約3.5g/cm2 となる。また、粉末充填層4bの厚み(円筒形状をなす壁の肉厚、図2において左右方向の寸法)は、約6mmとなる。すなわち、充填工程では、拡径金型10と外枠金型20との間隙Gを、約6mmとしている。
なお、図1は、拡径金型10と外枠金型20との間に成形用粉末4を充填した状態で、これらを拡径金型10の中心軸C1に直交する方向に切断した横断面図である。また、図2は、拡径金型10と外枠金型20との間に成形用粉末4を充填した状態で、これらを拡径金型10の中心軸C1を含む位置で中心軸C1に沿って切断した縦断面図である。
拡径金型10は、ばね鋼からなり、図3及び図4に示すように、円筒状をなしている。この拡径金型10は、その周方向にスライド可能なスライド合わせ面11,12(切断面)を有している。詳細には、拡径金型10は、その外周面10cから内周面10bにわたって壁部13の一部が円弧状に切断されてなり、その切断面が、拡径金型10の周方向にスライド可能なスライド合わせ面11,12を構成している。
なお、スライド合わせ面11は、切断された壁部13のうち径方向外側に位置する部位13bの内周面(径方向内側を向く面)である。また、スライド合わせ面12は、切断された壁部13のうち径方向内側に位置する部位13cの外周面(径方向外側を向く面)である。
この拡径金型10では、内周面10bを径方向外側に押すと、拡径金型10の外周が拡がる周方向にスライド合わせ面11,12がスライドする。具体的には、内周面10bを径方向外側に押すと、図3に矢印で示すように、スライド合わせ面11が反時計回りの方向にスライドし、スライド合わせ面12が時計回りの方向にスライドする。これにより、拡径金型10が弾性的に拡径する(径方向外側に拡張して、外周が大きくなる)。
その後、拡径金型10の内周面10bを径方向外側に押す力を解放すると、拡径金型10の外周が縮小する周方向にスライド合わせ面11,12がスライドする。具体的には、内周面10bを径方向外側に押す力を解放すると、スライド合わせ面11が時計回りの方向にスライドし、スライド合わせ面12が反時計回りの方向にスライドする。これにより、拡径金型10が弾性的に縮径して、元の状態(図3の状態)に復帰する。このように、拡径金型10では、拡径と復帰を繰り返し行うことができる。
また、拡径金型10の内周面10bは、図4に示すように、拡径金型10の軸線方向(中心軸C1が延びる方向、図4において上下方向)について一方端15から他方端16に向かう(図4において下方に向かう)にしたがって縮径する(内径が縮小する)テーパー状をなしている。
次に、加圧成形工程に進み、拡径金型10を拡径させて、拡径金型10と外枠金型20との間で、粉末充填層4bをその径方向に圧縮する。具体的には、図5に示すように、円柱状のマンドレル60を、その先端66側から拡径金型10の内側に挿入する。なお、拡径金型10及び外枠金型20の上面には、円環状の第2押さえ金型50を配置している。これにより、加圧成形工程中、第1押さえ金型30と第2押さえ金型50とにより、拡径金型10、外枠金型20、及び粉末充填層4bが、外枠金型20の軸線方向(図5において上下方向)に移動するのを防止する。また、図5は、マンドレル60の外周面60bが拡径金型10の内周面10bに接触したときの状態(拡径金型10が拡径する直前の状態)を示している。
マンドレル60は、金属(例えば、SKD11)製で、拡径金型10の内側に挿入可能な円柱状をなしている。このマンドレル60の外周面60bは、拡径金型10の内周面10bと等しいテーパー角で、その軸線方向(マンドレル60の中心軸C2が延びる方向、図5において上下方向)についてマンドレル60の基端65側から先端66側に向かうにしたがって縮径するテーパー状をなしている。
このため、拡径金型10の一方端15から他方端16に向かう方向(図5において鉛直方向下向きの方向)と、マンドレル60の基端65側から先端66側に向かう方向とを一致させると共に、拡径金型10の中心軸C1とマンドレル60の中心軸C2とを一致させて、拡径金型10の内側にマンドレル60を先端66側から挿入すると、マンドレル60の外周面60bが拡径金型10の内周面10bに隙間無く接触する(図5参照)。
この状態から、さらに、拡径金型10の内側に挿入したマンドレル60を、拡径金型10の一方端15から他方端16に向かう方向(図5において下方)に移動させると、マンドレル60の外周面60bによって拡径金型10の内周面10bが径方向外側に押される。これにより、拡径金型10の外周が拡がる周方向にスライド合わせ面11,12がスライドして、拡径金型10が拡径する(図6参照)。これにより、図6に矢印で示すように、拡径金型10の外周面10cによって粉末充填層4bを径方向外側に押圧し、拡径金型10の外周面10cと外枠金型20の内周面20bとの間で粉末充填層4bをその径方向に圧縮して、円筒状の粉末成形体40を成形することができる。
なお、本実施例1にかかる粉末成形体の加圧成形方法では、鉄粉からなる粉末成形体40の密度を、約7g/cm2 とすることができる。このとき、粉末成形体40の厚みT(円筒形状をなす壁の肉厚、図6において左右方向の寸法)は、約3mm(粉末充填層4bの半分の厚み)となる。
上述のように、本実施例1にかかる粉末成形体の加圧成形方法では、外枠金型20の内側に配置した拡径金型10を拡径させて、拡径金型10と外枠金型20との間で粉末充填層4bをその径方向に圧縮して、筒状の粉末成形体40を成形する。このように、拡径金型10と外枠金型20との間で粉末充填層4bを圧縮するので、ゴム型等で直接粉末充填層を加圧する手法に比べて、粉末成形体の寸法精度が高くなる。金型の表面は、ゴム型の表面に比べて変形し難いからである。
また、本実施例1にかかる粉末成形体の加圧成形方法では、マンドレル60を拡径金型10の内側に挿入して拡径金型10を拡径させるだけで、粉末成形体40を成形することができる。このため、成形に要する時間が短く、粉末成形体の生産性が良好となる。
しかも、マンドレル60の外周面60bを、拡径金型10の内周面10bと等しいテーパー角で、マンドレル60の軸線方向について基端65側から先端66側に向かうにしたがって縮径するテーパー状としている。このため、拡径金型10の内側に挿入したマンドレル60の外周面60bを拡径金型10の内周面10bに隙間無く接触させて、マンドレル60の外周面60bによって拡径金型10の内周面10bを径方向外側に押すことができる。このため、拡径金型10を径方向外側へ均等に拡張させることができるので、粉末充填層4bの全体にわたって均等な圧力を加えることができる。これにより、粉末成形体40の寸法精度を高めることができる。
次に、復帰工程に進み、拡径金型10の内側に挿入しているマンドレル60を、拡径金型10の他方端16から一方端15に向かう方向(図6,図7において上方)に移動させて、マンドレル60を拡径金型10の内側から取り外す(図7参照)。これにより、拡径金型10の内周面10bを径方向外側に押す力が解放されるので、拡径金型10の外周が縮小する周方向にスライド合わせ面11,12がスライドする。これにより、拡径金型10が弾性的に縮径して、元の状態(図3の状態)に復帰する。
その後、第2押さえ金型50及び拡径金型10を取り外し、外枠金型20を第1外枠金型21と第2外枠金型22とに分割して取り外すことで、粉末成形体40を取り出すことができる。本実施例1では、このようにして、粉末成形体40を製造することができる。
その後、拡径金型10、外枠金型20、及び第1押さえ金型30を、再び、図1及び図2に示す状態に組み合わせて、前述の充填工程、加圧成形工程、復帰工程を行うことで、新たな粉末成形体40を製造することができる。
(実施例2)
次に、実施例2にかかる粉末成形体の加圧成形方法について説明する。本実施例2は、実施例1と比較して、拡径金型を拡径及び復帰させる手法が異なり、その他についてはほぼ同様である。従って、ここでは、実施例1と異なる点を中心に説明し、実施例1と同様な点については説明を省略または簡略化する。
まず、実施例1と同様に、充填工程において、拡径可能に構成された円筒状の拡径金型110と、その外側周囲に配置された外枠金型20との間(間隙G)に、成形用粉末4を充填して、筒状の粉末充填層4bを形成する(図8参照)。なお、拡径金型110は、外枠金型20と同軸に配置されている。すなわち、拡径金型110の中心軸C3と外枠金型20の中心軸とを一致させている。また、拡径金型110及び外枠金型20は、円環状の第1押さえ金型130の上面に配置されている。
なお、図8は、拡径金型110と外枠金型20との間に成形用粉末4を充填し、拡径金型110の内側にゴム型160を配置した状態で、これらを拡径金型110の中心軸C3を含む位置で中心軸C3に沿って切断した縦断面図である。
本実施例2の拡径金型110は、ばね鋼からなり、図9及び図10に示すように、円筒状をなしている。この拡径金型110は、実施例1の拡径金型10と比較して、内周面10bがテーパー状でない点のみが異なる。すなわち、図10に示すように、拡径金型110の内周面110bは、一方端115から他方端116にわたって、中心軸C3に平行に延びており、内径が一定である。
この拡径金型110は、実施例1の拡径金型10と同様に、その周方向にスライド可能なスライド合わせ面111,112(切断面)を有している。詳細には、拡径金型110は、その外周面110cから内周面110bにわたって壁部113の一部が円弧状に切断されてなり、その切断面が、拡径金型110の周方向にスライド可能なスライド合わせ面111,112を構成している。
なお、スライド合わせ面111は、切断された壁部113のうち径方向外側に位置する部位113bの内周面(径方向内側を向く面)である。また、スライド合わせ面112は、切断された壁部113のうち径方向内側に位置する部位113cの外周面(径方向外側を向く面)である。
この拡径金型110では、実施例1の拡径金型10と同様に、内周面110bを径方向外側に押すと、拡径金型110の外周が拡がる周方向にスライド合わせ面111,112がスライドする。具体的には、内周面110bを径方向外側に押すと、図9に矢印で示すように、スライド合わせ面111が反時計回りの方向にスライドし、スライド合わせ面112が時計回りの方向にスライドする。これにより、拡径金型110が弾性的に拡径する(径方向外側に拡張して、外周が大きくなる)。
その後、拡径金型110の内周面110bを径方向外側に押す力を解放すると、拡径金型110の外周が縮小する周方向にスライド合わせ面111,112がスライドする。具体的には、内周面110bを径方向外側に押す力を解放すると、スライド合わせ面111が時計回りの方向にスライドし、スライド合わせ面112が反時計回りの方向にスライドする。これにより、拡径金型110が弾性的に縮径して、元の状態(図9の状態)に復帰する。このように、拡径金型110では、拡径と復帰を繰り返し行うことができる。
次に、加圧成形工程に進み、拡径金型110を拡径させて、拡径金型110と外枠金型20との間で、粉末充填層4bをその径方向に圧縮する。具体的には、図8に示すように、まず、拡径金型110の内側に、中実円柱状のゴム型160を配置する。詳細には、ゴム型160を拡径金型110と同軸に配置する。すなわち、ゴム型160の中心軸C4を拡径金型110の中心軸C3と一致させる。ゴム型160は、例えば、ウレタンゴムからなる。
次いで、第1押圧治具170と第2押圧治具180とによって、ゴム型160を軸線方向(図8において上下方向)に圧縮して、ゴム型160を拡径させる。これにより、ゴム型160の外周面160bによって、拡径金型110の内周面110bを径方向外側に押すことができる。これにより、拡径金型110の外周が拡がる周方向にスライド合わせ面111,112がスライドして、拡径金型110が拡径する。これにより、図8に矢印で示すように、拡径金型110の外周面110cによって粉末充填層4bを径方向外側に押圧し、拡径金型110の外周面110cと外枠金型20の内周面20bとの間で粉末充填層4bをその径方向に圧縮して、円筒状の粉末成形体40(図11参照)を成形することができる。
なお、拡径金型110及び外枠金型20の上面には、円環状の第2押さえ金型150を配置している。これにより、加圧成形工程中、第1押さえ金型130と第2押さえ金型150とにより、拡径金型110、外枠金型20、及び粉末充填層4bが、軸線方向(図8において上下方向)に移動するのを防止する。
上述のように、本実施例2にかかる粉末成形体の加圧成形方法では、外枠金型20の内側に配置した拡径金型110を拡径させて、拡径金型110と外枠金型20との間で粉末充填層4bをその径方向に圧縮して、筒状の粉末成形体40を成形する。このように、拡径金型110と外枠金型20との間で粉末充填層4bを圧縮するので、ゴム型等で直接粉末充填層を加圧する手法に比べて、粉末成形体の寸法精度が高くなる。金型の表面は、ゴム型の表面に比べて変形し難いからである。
また、本実施例2にかかる粉末成形体の加圧成形方法では、拡径金型110の内側に配置したゴム型160を軸線方向に圧縮して拡径させるだけで、拡径金型110を拡径させて粉末成形体40を成形することができる。このため、成形に要する時間が短く、粉末成形体の生産性が良好となる。
次に、復帰工程に進み、図11に示すように、ゴム型160を軸線方向に押圧している第1押圧治具170及び第2押圧治具180を、ゴム型160から離間させる(第1押圧治具170を上方に移動させると共に、第2押圧治具180を下方に移動させる)。これにより、ゴム型160が元の状態に復帰するので、拡径金型110の内周面110bを径方向外側に押す力が解放される。これにより、拡径金型110の外周が縮小する周方向にスライド合わせ面111,112がスライドすると共に、拡径金型110が弾性的に縮径して、元の状態に復帰する。
その後、第2押さえ金型150、ゴム型160、及び拡径金型110を取り外し、外枠金型20を第1外枠金型21と第2外枠金型22とに分割して取り外すことで、粉末成形体40を取り出すことができる。本実施例2では、このようにして、粉末成形体40を製造することができる。
その後、拡径金型110、外枠金型20、及び第1押さえ金型130を、再び、図8に示す状態に組み合わせて、前述の充填工程、加圧成形工程、復帰工程を行うことで、新たな粉末成形体40を製造することができる。
(実施例3)
次に、実施例3にかかる粉末成形体の加圧成形方法について説明する。本実施例3は、実施例2と比較して、拡径金型を拡径及び復帰させる手法が異なり、その他についてはほぼ同様である。従って、ここでは、実施例2と異なる点を中心に説明し、実施例2と同様な点については説明を省略または簡略化する。
まず、実施例2と同様に、充填工程において、拡径金型110と、その外側周囲に配置された外枠金型20との間(間隙G)に、成形用粉末4を充填して、筒状の粉末充填層4bを形成する(図12参照)。なお、拡径金型110及び外枠金型20は、円環状の第1押さえ金型130の上面に配置されている。また、第1押さえ金型130の内側には、金属からなる円板形状の封止金型280が配置されている。封止金型280の中心部には、液体Lを注入可能とする貫通孔280bが形成されている。また、拡径金型110及び外枠金型20の上面には、第2押さえ金型150を配置している。図12は、拡径金型110と外枠金型20との間に成形用粉末4を充填し、拡径金型110の内側にゴム型260を配置した状態で、これらを拡径金型110の中心軸C3を含む位置で中心軸C3に沿って切断した縦断面図である。
次に、加圧成形工程に進み、拡径金型110を拡径させて、拡径金型110と外枠金型20との間で、粉末充填層4bをその径方向に圧縮する。具体的には、図12に示すように、まず、拡径金型110の内側に、中空円筒状のゴム型260を配置する。詳細には、ゴム型260を拡径金型110と同軸に配置する。すなわち、ゴム型260の中心軸C5を拡径金型110の中心軸C3と一致させる。ゴム型260は、例えば、ウレタンゴムからなる。
拡径金型110の内側にゴム型260を配置することで、ゴム型260の下端面262が、封止金型280の上面280cに、隙間無く液密に接触する。従って、後述のように、ゴム型260の内側に液体Lを注入したとき、ゴム型260の下端面262と封止金型280の上面280cとの間を通じて、液体Lが外部に漏れることがない。
さらに、金属からなる円板形状の封止金型270を、第2押さえ金型150の内側に配置する。これにより、ゴム型260の上端面261が、封止金型270の下面270bに、隙間無く液密に接触する。従って、後述のように、ゴム型260の内側に液体Lを注入したとき、ゴム型260の上端面261と封止金型270の下面270bとの間を通じて、液体Lが外部に漏れることがない。
次いで、図12に矢印で示すように、封止金型280の貫通孔280bを通じて、ゴム型260の内側に液体Lを注入する。これにより、封止金型270とゴム型260と封止金型280とで囲まれた液密な空間S内に、液体Lを注入することができる。ゴム型260の内側に液体Lを注入してゆくと、ゴム型260が拡径してゆく。これにより、ゴム型260の外周面260bによって、拡径金型110の内周面110bを径方向外側に押すことができる。これにより、拡径金型110の外周が拡がる周方向にスライド合わせ面111,112がスライドして、拡径金型110が拡径する。これにより、図12に矢印で示すように、拡径金型110の外周面110cによって粉末充填層4bを径方向外側に押圧し、拡径金型110の外周面110cと外枠金型20の内周面20bとの間で粉末充填層4bをその径方向に圧縮して、円筒状の粉末成形体40(図13参照)を成形することができる。
上述のように、本実施例3にかかる粉末成形体の加圧成形方法では、外枠金型20の内側に配置した拡径金型110を拡径させて、拡径金型110と外枠金型20との間で粉末充填層4bをその径方向に圧縮して、筒状の粉末成形体40を成形する。このように、拡径金型110と外枠金型20との間で粉末充填層4bを圧縮するので、ゴム型等で直接粉末充填層を加圧する手法に比べて、粉末成形体の寸法精度が高くなる。金型の表面は、ゴム型の表面に比べて変形し難いからである。
また、本実施例3にかかる粉末成形体の加圧成形方法では、拡径金型110の内側に配置したゴム型260の内側に液体Lを注入してゴム型260を拡径させるだけで、拡径金型110を拡径させて粉末成形体40を成形することができる。このため、成形に要する時間が短く、粉末成形体の生産性が良好となる。
次に、復帰工程に進み、図13に示すように、ゴム型260の内側に注入した液体Lを、封止金型280の貫通孔280bを通じて、ゴム型260の外部に排出する。これにより、ゴム型260が元の状態に復帰するので、拡径金型110の内周面110bを径方向外側に押す力が解放される。これにより、拡径金型110の外周が縮小する周方向にスライド合わせ面111,112がスライドすると共に、拡径金型110が弾性的に縮径して、元の状態に復帰する。
その後、第2押さえ金型150、封止金型270、ゴム型260、及び拡径金型110を取り外し、外枠金型20を第1外枠金型21と第2外枠金型22とに分割して取り外すことで、粉末成形体40を取り出すことができる。本実施例3では、このようにして、粉末成形体40を製造することができる。
その後、拡径金型110、外枠金型20、封止金型280、及び第1押さえ金型130を、再び、図12に示す状態に組み合わせて、前述の充填工程、加圧成形工程、復帰工程を行うことで、新たな粉末成形体40を製造することができる。
以上において、本発明を実施例1〜3に即して説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更して適用できることはいうまでもない。
4 成形用粉末
4b 粉末充填層
10,110 拡径金型
20 外枠金型
40 粉末成形体
11,12,111,112 スライド合わせ面
10b,110b 拡径金型の内周面
15,115 拡径金型の一方端
16,116 拡径金型の他方端
60 マンドレル
65 マンドレルの基端
66 マンドレルの先端
60b マンドレルの外周面
160,260 ゴム型
160b,260b ゴム型の外周面
L 液体

Claims (6)

  1. 粉末成形体の加圧成形方法において、
    拡径可能に構成された筒状の拡径金型と、その外側周囲に配置された筒状の外枠金型との間に、成形用粉末を充填して、筒状の粉末充填層を形成する充填工程と、
    上記拡径金型を拡径させて、上記拡径金型と上記外枠金型との間で上記粉末充填層をその径方向に圧縮して、筒状の粉末成形体を成形する加圧成形工程と、を備える
    粉末成形体の加圧成形方法。
  2. 請求項1に記載の粉末成形体の加圧成形方法であって、
    前記拡径金型は、円筒状をなし、その周方向にスライド可能なスライド合わせ面を有し、当該拡径金型の外周が拡がる周方向に上記スライド合わせ面をスライドさせると、当該拡径金型が拡径する構成を有し、
    前記加圧成形工程は、上記拡径金型の内周面を径方向外側に押して、上記拡径金型の外周が拡がる周方向に上記スライド合わせ面をスライドさせて、上記拡径金型を拡径させる
    粉末成形体の加圧成形方法。
  3. 請求項2に記載の粉末成形体の加圧成形方法であって、
    前記加圧成形工程の後、前記拡径金型の内周面を径方向外側に押す力を解放して、上記拡径金型の外周が縮小する周方向に前記スライド合わせ面をスライドさせて、上記拡径金型を縮径させて元の状態に戻す復帰工程、を備える
    粉末成形体の加圧成形方法。
  4. 請求項2または請求項3に記載の粉末成形体の加圧成形方法であって、
    前記拡径金型の内周面は、上記拡径金型の軸線方向について一方端から他方端に向かうにしたがって縮径するテーパー状をなし、
    前記加圧成形工程は、
    上記拡径金型の内側に挿入可能な形状のマンドレルであって、上記拡径金型の上記内周面と等しいテーパー角で、その軸線方向について当該マンドレルの基端側から先端側に向かうにしたがって縮径するテーパー状の外周面を有するマンドレルを用い、
    上記拡径金型の上記一方端から上記他方端に向かう方向と、上記マンドレルの基端側から先端側に向かう方向とを一致させて、上記先端側から上記拡径金型の内側に挿入した上記マンドレルを、上記拡径金型の上記一方端から上記他方端に向かう方向に移動させて、上記マンドレルの上記外周面によって上記拡径金型の上記内周面を径方向外側に押して、上記拡径金型を拡径させる
    粉末成形体の加圧成形方法。
  5. 請求項2または請求項3に記載の粉末成形体の加圧成形方法であって、
    前記加圧成形工程は、
    前記拡径金型の内側に配置されたゴム型であって、上記拡径金型の軸線方向に延びる中実円柱状のゴム型を用い、
    上記ゴム型を上記軸線方向に圧縮して上記ゴム型を拡径させ、上記ゴム型の外周面によって上記拡径金型の内周面を径方向外側に押して、上記拡径金型を拡径させる
    粉末成形体の加圧成形方法。
  6. 請求項2または請求項3に記載の粉末成形体の加圧成形方法であって、
    前記加圧成形工程は、
    前記拡径金型の内側に配置されたゴム型であって、上記拡径金型の軸線方向に延びる中空円筒状のゴム型を用い、
    上記ゴム型の内側に液体を注入して上記ゴム型を拡径させ、上記ゴム型の外周面によって上記拡径金型の内周面を径方向外側に押して、上記拡径金型を拡径させる
    粉末成形体の加圧成形方法。
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JP2012204114A (ja) * 2011-03-25 2012-10-22 Idemitsu Kosan Co Ltd リチウム二次電池電極用スラリー組成物及びそれを用いた電池
DE102021121678B3 (de) 2021-08-20 2022-09-01 Gkn Sinter Metals Engineering Gmbh Verfahren zur Herstellung eines Grünlings mit einer Presse sowie eine Presse

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