JP2010274019A - 可搬式除菌・消臭噴霧器 - Google Patents
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Abstract
【課題】新型インフルエンザ発生時のようなパンデミック時に、二酸化塩素を始めとする強力な薬剤を、長時間に亘って均一に、且つ、適格に噴霧できると共に、酸性の強い二酸化塩素のような薬剤に対しても、腐食等の問題を引き起こすことなく、長期に亘って安定した利用を可能にした除菌・消臭噴霧器を提供すること。
【解決手段】圧縮空気のホースや電源コードを引き回すことなく、また、手押しポンプやその他の搬送手段を一切使用することなく、携帯自在に構成したハンディータイプの本体1のボトル取付口2に、二酸化塩素の如き消毒用又は消臭用の薬液WTを収容したペットボトルBT1…を取付けるだけで、トリガースイッチ5をONすると本体1内に設けたエアーポンプ7が作動して、薬液WTをノズル9から勢いよく噴霧させ、除菌、消毒、消臭の各作用を、長期間に亘って安定的に発揮する。
【選択図】図2
【解決手段】圧縮空気のホースや電源コードを引き回すことなく、また、手押しポンプやその他の搬送手段を一切使用することなく、携帯自在に構成したハンディータイプの本体1のボトル取付口2に、二酸化塩素の如き消毒用又は消臭用の薬液WTを収容したペットボトルBT1…を取付けるだけで、トリガースイッチ5をONすると本体1内に設けたエアーポンプ7が作動して、薬液WTをノズル9から勢いよく噴霧させ、除菌、消毒、消臭の各作用を、長期間に亘って安定的に発揮する。
【選択図】図2
Description
本発明は、圧縮空気のホースや電源コードを引き回すことなく、また、手押しポンプやその他の搬送手段を一切使用することなく、手に持って消毒液や消臭液といった各種の薬液を手軽に噴霧することが出来る可搬式除菌・消臭噴霧器に関するものである。
例えば、公共施設や商業施設、或いは、医療施設等では、施設内からのさまざまな匂いや埃によって汚染されており、また、大勢の人が常時訪れるロビーやフロアー等は、訪れる人達が持ち込むウイルスや病原菌等によって汚染されているが、これ等施設内の汚染は、例えば特許文献1に記載の如き除菌システムや、消臭システムを設置することによって、除菌・消臭することが可能である。
しかし、各種店舗や企業の部屋、或いは、医療介護の現場、タクシー、電車、バス等といった、比較的狭い空間内での除菌・消臭には、上記特許文献1に記載の如き大型システムは利用に適さないため、例えば、特許文献2に記載されているような粉剤噴射式、或いは、特許文献3に記載の如きスプレー式の散布器が使用されている。
しかしながら、上記特許文献2に記載の可搬式粉剤散布器は、噴射ガス容器に充填されている噴射ガスをディフューザから噴射させた時の陰圧によって、粉剤容器中の粉剤を吸引して噴射のズルから噴射させる仕組みになっているため、噴射ガス容器に充填されている噴射ガスの残量によって、粉剤の噴射力に強弱が生じて、粉剤を一定に噴射できなくなるといった問題があった。
また、噴射ガス容器内への粉剤の充填量を必要以上増加させると、薄板徹板製円筒缶に液化二酸化炭素を60Kg/cm2の内圧で充填した噴射ガス容器(明細書の段落0014を参照)が破損し易くなるとか、強度性を高めると「使い捨て」の噴射ガス容器のコストが高く付いて不経済であるといった、実用性と経済性に問題があった。
更に、上記特許文献3に記載のスプレー式容器は、ノズル付ボタンを手で押して薬剤を噴霧させる手押し式のため、薬剤(特許文献では消毒用エタノール)は液状のまま飛散して家具等を濡らす程度で、インフルエンザ等のウイルスを確実に除去できない問題があり、更には、噴霧によって濡らして家具等の表面に付着しているウイルスは除去できても、部屋全体の消毒は不可能であるといった問題もあった。
加えて、新型インフルエンザの発生時には、確実にインフルエンザウイルスを除去するために、通常環境ではあまり使用されない例えば「二酸化塩素」の如き強力な薬剤が日常的に利用されることになるが、「二酸化塩素」は頗る強い酸性のため、従来の噴霧器では腐食が短時間で進んでしまう問題があった。
従って本発明の技術的課題は、新型インフルエンザ発生時のようなパンデミック時に、二酸化塩素を始めとする強力な薬剤を、長時間に亘って均一に、且つ、適格に噴霧できると共に、酸性の強い二酸化塩素のような薬剤に対しても、腐食等の問題を引き起こすことなく、長期に亘って安定した利用を可能にした除菌・消臭噴霧器を提供することである。
(1) 上記の技術的課題を解決するために、本発明の請求項1に係る可搬式除菌・消臭噴霧器は、トリガースイッチをON操作すると、消毒液や消臭液といった所定の薬液がノズルから噴霧されて、除菌作用或いは消臭作用を発揮することができる除菌・消臭噴霧器であって、
耐薬品性及び耐腐食性に優れた金属材料又はプラスチック材料を用いて、全体が可搬式又は手持ち式で、且つ、片手操作が可能な小型軽量設計に構成された噴霧器の本体に、上記の薬液を収容したペットボトル又はペットボトルタイプに形成した容器体の口元部分を嵌め込んで一体化できる装着口を設け、上記本体の内部には、上記トリガースイッチのON操作に従って作動して、高圧空気を上記本体の先端部内に設けた超微細ミスト発生タイプのノズルに向けて供給する大流量高吐出型エアーポンプと、当該ノズルに供給される高圧空気の陰圧によって、上記ペットボトル又は容器体に収容した所定の薬液を上記ノズルに吸引させて、当該ノズルより当該高圧空気と共に噴射させることができる吸引管を設けたことを特徴としている。
耐薬品性及び耐腐食性に優れた金属材料又はプラスチック材料を用いて、全体が可搬式又は手持ち式で、且つ、片手操作が可能な小型軽量設計に構成された噴霧器の本体に、上記の薬液を収容したペットボトル又はペットボトルタイプに形成した容器体の口元部分を嵌め込んで一体化できる装着口を設け、上記本体の内部には、上記トリガースイッチのON操作に従って作動して、高圧空気を上記本体の先端部内に設けた超微細ミスト発生タイプのノズルに向けて供給する大流量高吐出型エアーポンプと、当該ノズルに供給される高圧空気の陰圧によって、上記ペットボトル又は容器体に収容した所定の薬液を上記ノズルに吸引させて、当該ノズルより当該高圧空気と共に噴射させることができる吸引管を設けたことを特徴としている。
(2) また、本発明の請求項2に係る可搬式除菌・消臭噴霧器は、前記可搬式に構成した本体の全体を支持する支持脚の内部に、前記エアーポンプの電源と成る充電式バッテリーを収納して、この充電式バッテリーを交換自在に構成したことを特徴としている。
(3) また、本発明の請求項3に係る可搬式除菌・消臭噴霧器は、ペットボトル又はペットボトルタイプの容器体内より薬液を吸い上げる吸引管と、前記ノズルとの管を結ぶ給水路の途中に、ノズル側に吸引される薬液の量を加減調節可能に構成したスピードコントローラを設けたことを特徴としている。
(4) また、本発明の請求項4に係る可搬式除菌・消臭噴霧器は、耐薬品性及び耐腐食性に優れた材料を用いて造った前記ペットボトル又はペットボトル状容器体の口元部分に、周面にネジを切った注ぎ口を設け、前記本体に設けた装着口の内周面には、上記注ぎ口をネジ込んでペットボトル又はペットボトルタイプの容器体を本体の装着口に取付けたり、或いは、取り外したりすることを可能にする雌ネジ部を設けたことを特徴としている。
(5) 更に、本発明の請求項5に係る可搬式除菌・消臭噴霧器は、前記支持脚の底部に、前記本体の全体をテーブル面や床面等の平坦面上に、本体の全体を自立した状態に載置させることができる底板を設けたことを特徴としている。
上記(1)で述べた請求項1に係る手段によれば、消毒液や消臭液といった所定の薬液を収容して成るペットボトル又はペットボトルタイプの容器体を、内部に吸引管を挿入させた状態で、噴霧器の本体に設けた装着口にネジ込んで取付けて、トリガースイッチをONすれば、大流量高吐出型に構成したエアーポンプが作動して、上記ペットボトル又は容器体内の薬液が、ノズルより微小ミストの状態で勢い良く噴霧されるため、施設や部屋、或いは、各種乗り物等の内部を隅々までくまなく除菌・消臭することを可能にする。
また、上記(1)で述べた請求項1に係る手段によれば、噴霧器の本体が片手操作が可能な小型軽量設計に構成されていて、女性でも容易に持ち運んで使用できるため、男女の区別なく、如何なる場所にも簡単に持ち運んで使用できる利便性を備えている。
更に上記(1)で述べた請求項1に係る手段によれば、噴霧器の本体が例えば二酸化塩素の如き強力な酸性の薬剤を用いても容易に腐食することのない、耐薬品性及び耐腐食性に優れた金属材料、或いは、プラスチック材料を用いて造られているため、長期間に亘って安定した使用を可能にする。
上記(2)で述べた請求項2に係る手段によれば、電源として充電式バッテリーを使用しているため、簡単にどこにでも持ち運んで使用でき、また、バッテリーの充電と交換によって長時間の使用を可能にするため、大地震や水害等の災害時や、辺地或いは発展途上の地域や国等で利用して、安定した消毒効果を発揮できる利点を備えている。
上記(3)で述べた請求項3に係る手段によれば、スピードコントローラを調節することによって、ノズルから噴射される薬液の量を自由に加減調節できるため、噴霧する目的場所と用途に合わせて薬液を散布することにより、手軽に誰もが求めるクリーン環境の実現を可能にする。
上記(4)で述べた請求項4に係る手段によれば、耐薬品性及び耐腐食性に優れた材料を用いて造ったペットボトル又はペットボトルタイプの容器体の利用により、薬液の保管と取り扱いが簡単になり、通常環境ではあまり利用しない「二酸化塩素」等の強力な薬液(薬剤)を、安全に且つ日常的に利用したり保管することを可能にする。
上記(5)で述べた請求項5に係る手段によれば、利用時には本体に例えば肩掛けベルト(実施例では省略)のようなものを取付けることによって、肩に掛けて持ち運んだり噴霧操作を行うが、使用していない時には、支持脚の底板を利用して本体をテーブル上とか床面上等に立てた状態に載置して保管することを可能にする。
以上述べた次第で、本発明に係る可搬式除菌・消臭噴霧器によれば、公共施設、商業施設、医療介護施設、タクシー、電車、或いは、バスといった、様々な部所の中に存在する細菌やウイルスを消毒して除菌したり、各種屋内施設や部屋の消臭にも利用可能であると共に、インフルエンザの発生といったパンデミック時の消毒にも利用できるといった、広範囲な利用を可能にするものであって、誰にでも簡単に且つ安全に使用操作できる点、長期間に亘って安定した使用を可能にした点、ペットボトル及び充電式バッテリの利用によって、如何なる場所でも容易に、且つ、安全に使用できる簡便性と利便性を備える点、並びに、噴霧器の本体が耐薬品性及び耐腐食性に優れた金属材料又はプラスチック材料を用いて構成されていて、長期間に亘って繰り返し安全に使用できる点と相俟って、消毒用(除菌用)並びに消臭用として利用してまことに好適なものである。
以下に、本発明に係る可搬式除菌・消臭噴霧器の実施の形態を図面と共に説明すると、図1乃至図4にて夫々符号PBにて全体的に示したのは、本発明に係る可搬式除菌・消臭噴霧器であって、この噴霧器PBの本体1の全体は、例えば二酸化塩素等の強力な薬剤にも腐食せずに、長期間に亘って安全に使用可能な金属材料(例えば耐腐食性ステンレス鋼等)や、プラスチック材料(例えばポリプロピレンやその他各種の複合化プラスチック材料等)を用いて、片手操作が可能な小型軽量設計、即ち、可搬式又は手持ち式に構成されている。
更に図中、2は上記本体1の先端部に設けた断面円筒形状の噴霧口、3は本体1の先端底面部に設けた断面円筒形状のボトル取付口、4は本体1の後部底面に取付けた支持脚で、この支持脚4は使用時に本体1の握把となる。そして、この様に構成された噴霧器PBの本体1は、図4の如く胴部を特殊な略八角形状に形成し、更に、図1乃至図3に示す如く後端に行くに従って次第に細く窄まると共に、上方に少し跳ね上げる様に形成した後尾部の特殊形状と、使用時にはボトル取付口3に後述するペットボトル等の容器体を取付けることから、噴霧器として斬新で現代的な印象を与える一方、全体形状が銃器に間違えられないようにする配慮が成されている。
4Aは上記支持脚4の底面口を塞ぐ底板であって、開閉自在に構成したこの底板4Aは、本体1の全体を図1並びに図2に示す如く、テーブル面や床面等の上に立てた状態に載置することができるように幅広く構成されていて、図1の如く支持脚4から取り外すか、若しくは、開放した底板4Aの内側面には、電子回路を構成するプリント基板PTが設けられている。
上記の噴霧口2とボトル取付口3は、いずれも上記本体1の内部と連通状態に構成されていて、本体1の内部には、モータ7Pによって駆動されるエアーコンプレッサー7が取付けられ、噴霧口2の内部には超微細ミスト発生タイプの噴霧用のノズル9が脱着自在に取付けられている。ノズル9としては、例えば、微粒化、目詰まり防止のダブルアトマイジング方式の2流体ノズルで、キャップを45度回すだけで着脱が可能なメンテナンス容易タイプで、且つ、耐久性並びに耐薬品性を備えたものが使用される。また、ボトル取付口3(装着口)の内部には、図2と図4に示したペットボトル又はペットボトルタイプに形成した容器体BT1,BT2、又は、BT3(以下単にペットボトルと略称する)に形成されているネジ込み口BWをネジ込んで締め付けることにより、ペットボトルBT1,BT2,BT3のいずれかを本体1側に固定することを可能にしたネジ穴3A(雌ネジ部)が設けられている。
尚、図示の如く3種類のペットボトルBT1,BT2,BT3が存在するのは、内部に収容される例えば二酸化塩素の如き薬液WT(溶剤)の容量を変化させて、用途等のバリエーションを広げるためであって、符号BT1のペットボトルは275mlの容量に対応し、また、符号BT2とBT3で示したペットボトルは、夫々375mlと500mlの各容量に対応しており、いずれも市販のものが使用される。また、これ等各ペットボトルBT1…は、一般的にはいずれも前記本体1と同様に耐薬品性及び耐腐食性に優れた各種材料を用いて造られているが、市販のものをそのまま使用することも可能である。
また、これら3種類のペットボトルBT1,BT2,BT3に加えて、更に多種類のペットボトルを準備したり、反対に1本のペットボトルで兼用することも可能である。また、図示のペットボトルBT1,BT2,BT3は、いずれも高さサイズが異なっているが、図1並びに図2に示した本体1が支持脚4によって水平に支持されている状態を守るために、全てのペットボトルBT1,BT2,BT3の高さサイズを同一にして、容量のみを加減して構成することも考えられる。
図1、図2において、5は支持脚4の根元部分に設けた例えば15VDC12A直流タイプのトリガースイッチ、5Sは支持脚4の内部に設けたトリガースイッチ5のスイッチ基板で、更に支持脚4の内部には、エアーポンプ7の電源となる充電式バッテリー6が収納されていて、上記のトリガースイッチ5をONすると、大流量高吐出タイプに構成されたエアーポンプ7がポンプ用モータ7Pによって作動して、符号7Bで示した吸込口から外気を取り込みながら、符号7Aで示した吐出口から圧縮空気を吐出する仕組みに成っている。
更に図1乃至図3と、図5に示した内部の構成図において、9Xは前記ノズル9に設けたエアー調整部、10はこのエアー調整部9Xと前述したエアーポンプ7の吐出口7Aとの間を連通接続する吐出ホースであって、エアーポンプ7から吐出口7Aを通して吐出されて来る圧縮空気は、この吐出ホース10を通ってノズル9に送り込まれて、本体1の前方に向けて勢い良く噴出されるように構成されている。
更に図中、8はノズルの内端部に取付けた溶剤調整用のスピードコントローラ、8Tは調節用バルブ、8Rはスピードコントローラ8に設けた吸込部、11はこの吸込部8Rに上端部を接続した吸引管(ストロー)で、可撓性で例えばポリプロピレン等の如き耐薬品性のプラスチック材等でチューブ状に形成したこの吸引管11の下端側が、前記ボトル取付口3のネジ穴3Aにネジ込み口BWをネジ込んで取付けられている前記ペットボトル(図示の場合はBT2)の内部に挿入されている。
本発明に係る可搬式除菌・消臭噴霧器は以上の如く構成したので、例えば図2の状態にセットしてトリガースイッチ5を引くと(ONすると)、エアーポンプ7が作動して高圧空気(圧縮空気)をノズル9に供給して噴射させるが、その際に、この高圧空気の陰圧が吸引管11に作用するため、ペットボトルBT2に収容されている例えば二酸化塩素等の薬液WTが吸引管11を通してノズル9側に吸引されて、勢い良く噴霧され、除菌(消毒)作用、或いは、消臭作用を発揮する。
噴霧作業が続いてペットボトルBT2内の薬液WTが無くなったら、薬液WTが入っている別のペットボトルBT2、或いは、BT1,BT3と交換すればよい。また、使用中にバッテリー6が消耗したら、予め充電しておいて別のバッテリーと交換すればよく、従って、如何なる施設や地域でも、継続して除菌効果及び消臭効果を安定した状態で発揮することができるものであって、手軽に広範囲な室内外の環境のクリーン化を可能にすると共に、日常利用とパンデミック利用の両環境での安定した利用を可能にすることができる。
PB 可搬式除菌・消臭噴霧器
1 噴霧器の本体
2 噴霧口
3 ボトル取付口(装着口)
3A ネジ穴(雌ネジ部)
4 支持脚
4A 底板
5 トリガースイッチ
5S スイッチ基板
6 充電式バッテリー
7 エアーポンプ(コンプレッサー)
7A 吐出口
7B 吸込口
7P ポンプ用モータ
8 スピードコントローラ
8T 調節バルブ
8R 吸込部
9 ノズル
9X エアー調整部
10 吐出ホース
11 吸引管
BT1,BT2,BT3 ペットボトル又はペットボトル状の容器体
BW ネジ込み口
WT 消毒剤・消臭剤等の薬液
1 噴霧器の本体
2 噴霧口
3 ボトル取付口(装着口)
3A ネジ穴(雌ネジ部)
4 支持脚
4A 底板
5 トリガースイッチ
5S スイッチ基板
6 充電式バッテリー
7 エアーポンプ(コンプレッサー)
7A 吐出口
7B 吸込口
7P ポンプ用モータ
8 スピードコントローラ
8T 調節バルブ
8R 吸込部
9 ノズル
9X エアー調整部
10 吐出ホース
11 吸引管
BT1,BT2,BT3 ペットボトル又はペットボトル状の容器体
BW ネジ込み口
WT 消毒剤・消臭剤等の薬液
Claims (5)
- トリガースイッチをON操作すると、消毒液や消臭液といった所定の薬液がノズルから噴霧されて、除菌作用或いは消臭作用を発揮することができる除菌・消臭噴霧器であって、
耐薬品性及び耐腐食性に優れた金属材料又はプラスチック材料を用いて、全体が可搬式又は手持ち式で、且つ、片手操作が可能な小型軽量設計に構成された噴霧器の本体に、上記の薬液を収容したペットボトル又はペットボトルタイプに形成した容器体の口元部分を嵌め込んで一体化できる装着口を設け、上記本体の内部には、上記トリガースイッチのON操作に従って作動して、高圧空気を上記本体の先端部内に設けた超微細ミスト発生タイプのノズルに向けて供給する大流量高吐出型のエアーポンプと、当該ノズルに供給される高圧空気の陰圧によって、上記ペットボトル又は容器体に収容した所定の薬液を上記ノズルに吸引させて、当該ノズルより当該高圧空気と共に噴射させることができる吸引管を設けたことを特徴とする可搬式除菌・消臭噴霧器。 - 前記可搬式に構成した本体の全体を支持する支持脚の内部に、前記エアーポンプの電源と成る充電式バッテリーを収納して、この充電式バッテリーを交換自在に構成したことを特徴とする請求項1に記載の可搬式除菌・消臭噴霧器。
- ペットボトル又はペットボトルタイプの容器体内より薬液を吸い上げる吸引管と、前記ノズルとの管を結ぶ給水路の途中に、ノズル側に吸引される薬液の量を加減調節可能に構成したスピードコントローラを設けたことを特徴とする請求項1に記載の可搬式除菌・消臭噴霧器。
- 耐薬品性及び耐腐食性に優れた材料を用いて造った前記ペットボトル又はペットボトルタイプの容器体の口元部分に、周面にネジを切った注ぎ口を設け、前記本体に設けた装着口の内周面には、上記注ぎ口をネジ込んでペットボトル又はペットボトル状容器体を本体の装着口に取付けたり、或いは、取り外したりすることを可能にする雌ネジ部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の可搬式除菌・消臭噴霧器。
- 前記支持脚の底部に、前記本体の全体をテーブル面や床面等の平坦面上に、本体の全体を自立した状態に載置させることができる底板を設けたことを特徴とする請求項1に記載の可搬式除菌・消臭噴霧器。
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JP2009131719A JP2010274019A (ja) | 2009-06-01 | 2009-06-01 | 可搬式除菌・消臭噴霧器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20120807 |