JP2010273546A - 植物用カバー及びこれを用いた農業用ハウス - Google Patents

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Abstract

【課題】植物用カバーにおいて、紫外線がカットされてUV−Bが照射されるハウス内で、UV−Bの照射による果実の色抜けの発生を防ぐことができると共に、果実を着色させることができる。
【解決手段】植物用カバー1は、透明樹脂13を備える。透明樹脂13は、波長変換成分の物質が添加又は塗布される。波長変換成分の物質は、UV−B領域にある紫外線をUV−A領域にある紫外線に波長変換する。植物用カバー1は、UV−BがUV−Aに変換されて果実8に放射されるので、果実8の色抜けの発生を防ぐことができると共に、UV−Aが色素の生成を促して果実8を着色させることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、植物の果実を覆う植物用カバー及び、これを用いた農業用ハウスに関する。
農業用ハウス(以下、ハウスという)を覆う被覆材として、紫外線をカットするビニール又はガラス資材が使用される。このような被覆材が用いられるハウスは、ハウス内への害虫の侵入を抑制したり、害虫がハウス内でうまく飛行できなくしたり、植物に病害をもたらす灰色カビ病菌などの胞子発芽を抑制したりすることができる。しかし、ナスのような植物は、紫外線、特に、UV−A領域にある紫外線(以下、UV−Aという)が照射されることで紫に果実が着色するので、紫外線がカットされたハウス内では果実が着色しないために栽培できない。
また、植物病害を防除する目的で、UV−B光源を持つ照明器具と、紫外線をカットする被覆材と、を有するハウスが知られている(例えば、引用文献1参照)。このハウスで育成される植物は、UV−B領域にある紫外線(以下、UV−Bという)が照射されることで、灰色カビ病菌などの菌糸の生長が抑えられるので病害にならない。しかし、果実は、成長によって草丈の高くなった植物と照明器具の間隔が近接し、照射されるUV−Bの放射照度が強くなるとき、日焼けで色素が分解されて色抜けが生じる。特に、ナスの果実は、病害防除目的で葉などに照射されるUV−Bの強度よりも弱い強度でUV−Bが照射されても色抜けが生じる。
また、UV−Bによる果実の着色の促進は、UV−BがUV−Aに比べて果実の着色を促す光強度幅が非常に狭いために、照射距離に応じた厳しい光強度制御を行なう必要がある。そのため、色抜けを防止するために単純にUV−Bの光強度を弱めた場合、UV−Bの照射によって適度な果実の着色を得ることが難しい。
特開2005−124534号公報
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、紫外線がカットされてUV−Bが照射されるハウス内で、UV−Bの照射による果実の色抜けの発生を防ぐことができると共に、果実を着色させることができる植物用カバーを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、透明樹脂又はガラスを備える植物用カバーであって、前記透明樹脂又はガラスは、波長変換成分の物質が添加又は塗布され、前記波長変換成分の物質は、UV−B領域にある紫外線をUV−A領域にある紫外線に波長変換するものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の植物用カバーにおいて、植物を覆ったときに植物に面しない側の表面に、UV−B領域にある紫外線を透過させ、UV−A領域にある紫外線を遮蔽するUV−A遮蔽層が設けられるものである。
請求項3の発明は、紫外線を遮蔽する農業用ハウスであって、農業用ハウス内に配置されるUV−B照射光源と、請求項1又は請求項2に記載の植物用カバーと、を備えるものである。
請求項1及び請求項3の発明によれば、UV−BがUV−Aに変換されて果実に放射されるので、果実の色抜けの発生を防ぐことができると共に、UV−Aが色素の生成を促して果実を着色させることができる。
請求項2の発明によれば、UV−Aを植物の果実以外の葉や茎などに放射しないように遮蔽するので、害虫の誘引を防止できると共に、灰色カビ病菌などの糸状菌の胞子発芽を防止できる。
本発明の一実施形態に係る植物用カバーで覆われた植物を育成するための農業用ハウスの外観図。 同植物用カバーで覆われた植物とUV−B照射光源を有する照明器具の側面図。 同植物用カバーによってUV−BがUV−Aに変換される状態を示す側断面図。 同植物用カバーの変形例で覆われた植物とUV−B照射光源を有する照明器具の側面図。
図1乃至図3は、本発明の一実施形態に係る植物用カバー1(以下、カバーという)が植物Pに使用されている状態を示す。図1に示されるように、農業用ハウス2(以下、ハウスという)は、畝3に配置される植物Pを覆うカバー1と、畝3を覆う被覆材4と、梁5から吊り下げられる複数の照明器具6と、を備える。ハウス2は、被覆材4によって太陽から照射される主に320〜380nm付近に発光のピークを有するUV−A領域の紫外線(以下、UV−Aという)や、主に280〜320nm付近に発光のピークを有するUV−B領域の紫外線(以下、UV−Bという)等を遮蔽すると共に、照明器具6によってUV−Bを植物Pに照射する。
被覆材4は、植物Pが光合成や光形態形成などで必要とする400〜800nmの波長領域の光を50%以上透過するビニール又はガラス資材と、380nm以下の波長領域の紫外線を10%以下しか透過しない紫外線カット材料(紫外線吸収剤)と、を有する。被覆材4は、可視光の透過率が高いので透明に見える。
図2に示されるように、照明器具6は、植物病害防除のためのUV−Bを照射するUV−B照射光源9(以下、光源という)と、光源9を保持するソケット10と、ソケット10が設置される筐体11と、筐体11の内部に設けられる電子部品12と、を有する。電子部品12は、光源9の発光を安定させるための安定器などである。また、照明器具6は、ハウス2内が季節によって極端に高温度、高湿度になることがあるので、防水構造となっている。
光源9は、例えば、キセノンランプ、蛍光灯、発光ダイオード(LED)、有機EL、水銀灯やメタルハライドランプ等の高輝度放電灯(HID)等が挙げられる。
図3に示されるように、カバー1は、透明樹脂13とUV−A遮蔽層14の2層の層状に構成され、袋状であって開口部7を有する。カバー1は、果実8を開口部7からその内部に取り込み、植物Pの枝に止金(図示せず)を巻き付けることで密閉される。照明器具6から照射されるUV−Bは、カバー1が密閉されているので、果実8に照射されない。
透明樹脂13は、紫外線の波長を変換する波長変換成分の物質を有する。透明樹脂13の材料は、例えば、アクリル樹脂、ポリカーボネイト、ポリスチレン、ウレタン等が挙げられる。波長変換成分の物質は、UV−Bを、UV−Bより長波長であるUV−Aに変換する蛍光物質である。蛍光物質は、特定波長の光(励起光)を吸収することで励起された状態(励起状態)となり、励起状態から元の状態(基底状態)に戻る際に光(蛍光)としてエネルギーを放出する特性を有する。透明樹脂13に含まれる波長変換成分の物質は、例えば、蛍光波長の発光ピークが370nm付近の蛍光物質であるSBE(SrB:Eu)が挙げられる。
UV−A遮蔽層14は、透明樹脂13の外側の表面、すなわち、カバー1が果実8を覆ったとき、透明樹脂13の果実8に面しない側の表面に設けられる。なお、カバー1は、透明樹脂13とUV−A遮蔽層14以外の層を含んでもよく、例えば、表面を保護するために、カバー1の片面又は両面に透明な樹脂の層を設けてもよい。また、カバー1は、製造コスト低減のために、UV−A遮蔽層14を含まない透明樹脂13のみであってもよい。
カバー1は、透明樹脂13から放射されるUV−AをUV−A遮蔽層14が遮蔽することで、カバー1の外部にUV−Aを漏らさない。具体的には、白抜き矢印で示す光源9から照射されたUV−Bは、UV−A遮蔽層14をほぼ衰退することなく透過し、透明樹脂13に到達したUV−Bの光子が透明樹脂13の波長変換成分の物質に吸収されることで、UV−Aに変換される。ドット表示の矢印で示すUV−Bから変換されたUV−Aは、果実8に放射されて吸収されるか又は、UV−A遮蔽層14に放射されて吸収される。
カバー1は、紫外線がカットされてUV−Bが照射されるハウス2内で、UV−BがUV−Aに変換されて果実8に放射されるので、果実8の色抜けの発生を防ぐことができると共に、UV−Aが色素の生成を促して果実8を着色させることができる。また、カバー1は、UV−AがUV−Bに比べて果実8の着色を促す光強度幅が非常に広いために、照射距離に応じた厳しい光強度制御を行なう必要がないので、容易に果実8の着色を促進させることができる。また、カバー1は、UV−Aを植物Pの果実8以外の葉や茎などに放射しないように遮蔽するので、害虫の誘引を防止できると共に、灰色カビ病菌などの糸状菌の胞子発芽を防止できる。
植物Pは、一般的に農家が栽培している果実表層に赤色や紫色系などの色素を有する農作物が対象である。具体的には、トマト、ナス、赤ピーマン、イチゴ等の果菜類、紫レタス、シソ等の葉栽類、キク、バラ、トルコギキョウ、カーネーション、ケイトウ等の花き類等が挙げられる。また、植物Pは、ビニールハウス栽培、ガラス温室栽培のいずれで栽培されてもよい。畝3は、植物Pを栽培するための培地であり、露地畑によく見られるような形状の畝である。なお、畝3は、金属や木材で作られた栽培ベンチ上に盛られる土で形成された畝、栽培ベンチ上に置かれた鉢やプランタ等であってもよい。
次に、カバー1の作り方について説明する。植物Pが光合成や光形態形成などで必要とする400〜800nmの波長範囲の光を50%以上透過する透明な樹脂のペレットを用意し、そのペレットを溶融させながら波長変換成分の物質であるSBEを混ぜて均等に攪拌し、厚さ100μm以下のシート状に加工し、透明樹脂13を作成する。透明樹脂13は、別途作成されてシート状に加工されたUV−A遮蔽層14と圧着によって貼り合わされた後、UV−A遮蔽層14が外側になるようにして袋状に加工される。なお、透明樹脂13は、波長変換成分の物質を含んでいない透明な樹脂のシートを作成し、このシートの表面に塗料化した波長変換成分の物質を塗布することによって作成してもよい。
ここで、紫外線照射による植物病害防除の原理について説明する。UV−Bを植物に照射させることにより、以下のような原理に基いて病害防除がなされる。
植物病害防除の原理は、植物病害の基となる糸状菌に直接作用して菌糸の生長を抑制させて病気が広がらないようにすることである。糸状菌は、例えば、うどんこ病菌、灰色カビ病菌、炭そ病菌、ベト病菌、ススカビ病菌などである。葉焼けの防止のためにUV−Bの紫外線強度が50μW/cm以下である紫外線を植物に照射させて、カビの発生を抑制することが知られている。また、本発明者による室内実験において、寒天培地に接種した灰色カビ病菌や炭そ病菌に、5〜50μW/cmのUV−Bを照射することによって、その後の菌糸の生長が抑えられること(恒温庫で1週間培養しても菌のコロニーの大きさに変化なし)が確認されている。
次に、上記のように構成されたカバー1の使用手順を説明する。
手順1:ハウス2は、例えば、間口7m、奥行き50m、高さ3.5mのビニールハウスであり、その内部に照明器具6が植物Pの上方に約5メートル間隔で天井の梁5からチェーンや紐などに吊るされて設置されている。各畝3に植わっている植物Pは、ナスである。照明器具6は、日中の太陽が十分に照射される時間帯、例えば、午前10時頃から午後3時頃までの時間帯に、5〜50μW/cm程度の紫外線強度で植物Pに対して光照射を行う。
手順2:植物Pの花が咲き終わり花弁が散った後に、花があった付近をカバー1で覆う。照明器具6から照射されるUV−Bは、カバー1の透明樹脂13によってUV−Aに変換され、透明樹脂13からあらゆる方向へ放射される。果実8の表面に到達したUV−Aは、果実8の表面に吸収され、紫系色素であるアントシアニンの生成を果実8に促すので、果実8を着色させる。また、UV−A遮蔽層14に到達したUV−Aは、UV−A遮蔽層14に吸収され、カバー1の外部へ放射されない。
次に、カバー1の変形例について図4を参照して説明する。変形例のカバー21は、上記実施形態と異なり、透明樹脂13とUV−A遮蔽層14の2層の層状ではなく、ガラス22とUV−A遮蔽層14の2層の層状で構成され、形状が袋状ではなく板状である。カバー21は、植物Pが、例えば、イチゴのような果実8の大きさが1つずつ袋を被せるには小さく、かつ、果実8のなる位置が地面近くである場合に用いられる。
カバー21は、果実8の真上の位置で、かつ、カバー21の真下に植物Pの葉や茎が来ない位置に配置される。また、植物Pの枝にクリップ(図示せず)で固定された紐23によって吊り下げられ、カバー21の面が水平となるようにして設置されることで、植物Pを覆う。そのため、カバー21は、植物Pを覆う際に果実8を袋に1つずつ被せる必要がないので、容易に設置することができる。
カバー21は、紫外線の波長を変換する波長変換成分の物質を有する。UV−A遮蔽層14は、カバー21が植物Pを覆った状態のとき、ガラス22の上側の表面、すなわち、ガラス22の果実8に面しない側の表面に設けられる。なお、カバー21は、ガラス22とUV−A遮蔽層14以外の層を含んでもよく、例えば、表面を保護するために、カバー21の片面又は両面にガラスの板材や透明な樹脂の層を設けてもよい。また、カバー21は、製造コスト低減のために、UV−A遮蔽層14を含まないガラス22のみであってもよい。
カバー21は、UV−Aを植物Pの果実8以外の葉や茎に放射しないように遮蔽するので、害虫の誘引を防止できると共に、灰色カビ病菌などの糸状菌の胞子発芽を防止できる。具体的には、光源9から照射されたUV−Bは、UV−A遮蔽層14をほぼ衰退することなく透過し、透明樹脂13に到達したUV−Bの光子が透明樹脂13の波長変換成分の物質に吸収されることでUV−Aに変換される。そして、UV−Bから変換されたUV−Aは、ガラス22から下側に放射されるとき、果実8又は畝3に吸収され、ガラス22から上側に放射されるとき、UV−A遮蔽層14に吸収される。このようなカバー21においても、上述のカバー1と同等の作用効果が得られる。
次に、カバー21の作り方について説明する。植物Pが光合成や光形態形成などで必要とする400〜800nmの波長範囲の光を50%以上透過する透明なガラス原料を用意し、そのガラス原料を溶融させながら波長変換成分の物質であるSBEを混ぜて均等に攪拌し、厚さ2mm以下の板状に加工し、ガラス22を作成する。ガラス22は、別途作成されてシート状に加工されたUV−A遮蔽層14と接着材によって貼り合わされる。なお、ガラス22は、波長変換成分の物質を含んでいない透明なガラスの板材を作成し、この板材の表面に塗料化した波長変換成分の物質を塗布することによって作成してもよい。
なお、本発明は、上記の実施形態の構成に限られず、発明の要旨を変更しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、透明樹脂を備えるカバーは、シート状から袋状に加工されたものを示したが、シート状のままのものであっても構わない。このシート状のカバーは、例えば、イチゴのような地面近くで果実がなる植物に使用され、果実の上に敷いて、カバーの端部をピンで地面に固定して設置することで植物を覆うことができる。
1、21 カバー(植物用カバー)
2 ハウス(農業用ハウス)
9 光源(UV−B照射光源)
13 透明樹脂
14 UV−A遮蔽層
22 ガラス

Claims (3)

  1. 透明樹脂又はガラスを備える植物用カバーであって、
    前記透明樹脂又はガラスは、波長変換成分の物質が添加又は塗布され、
    前記波長変換成分の物質は、UV−B領域にある紫外線をUV−A領域にある紫外線に波長変換するものであることを特徴とする植物用カバー。
  2. 植物を覆ったときに植物に面しない側の表面に、UV−B領域にある紫外線を透過させ、UV−A領域にある紫外線を遮蔽するUV−A遮蔽層が設けられることを特徴とする請求項1に記載の植物用カバー。
  3. 紫外線を遮蔽する農業用ハウスであって、
    農業用ハウス内に配置されるUV−B照射光源と、
    請求項1又は請求項2に記載の植物用カバーと、を備えることを特徴とする農業用ハウス。
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