JP2010272945A - 同期捕捉回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】所定の拡散符号で直接スペクトラム拡散変調された受信拡散信号を同期捕捉する同期捕捉回路における同期捕捉の高速化。
【解決手段】ある符号周期(周期2)において受信PN信号と基準PN符号系列との同期ずれが検出されると、その次の符号周期(周期3)において、前符号周期(周期2)で発生した同期ずれのチップ数が検出される。次いで、その次の符号周期(周期4)において、前符号周期(周期3)において検出されたチップ数だけ、基準PN符号系列の位相がシフトされる。これにより、その次の周期(周期5)においては同期捕捉がなされた状態となる。
【選択図】図4

Description

本発明は、所定の拡散符号で直接スペクトラム拡散変調された受信拡散信号を同期捕捉する同期捕捉回路に関する。
スペクトラム拡散通信方式は、送信したいデータを所定の拡散符号を用いて本来の帯域幅より広い帯域幅に拡散させて伝送する方式であり、拡散符号としては、位相差ゼロのときに自己相関が大きく且つ位相差ゼロ以外では相関値が充分小さい符号系列、例えばPN符号系列やゴールド符号系列などが用いられる。受信側では、受信信号を、送信側でのスペクトラム拡散に用いた拡散符号と同じ符号(基準拡散符号)で逆拡散して送信データを復調するが、このとき、受信信号の拡散符号と基準拡散符号との位相を一致させるとともに、符号配列の開始位置を一致させる同期捕捉を行う必要がある。
従来の符号同期捕捉としては、例えば特許文献1に開示されているように、受信信号と基準拡散信号とを乗算して算出した相関値を拡散符号系列の1周期に亘って積算し、積算値を所定の閾値と比較することで同期・非同期を判定する。そして、非同期であれば、基準拡散信号をシフトして、再度、相関演算及び同期判定を行う。この動作を、同期と判定されるまで繰り返す。
特開2007−228179号公報
しかしながら、従来の符号同期捕捉では、同期捕捉完了までに要する時間が長くなるという問題がある。すなわち、受信側では、基準拡散符号を少しずつシフトしながら、受信信号との相関演算及び同期判定を繰り返す。また、基準拡散符号のシフト量は1チップよりも小さく定められる。この結果、拡散符号の符号長が長いほど、同期捕捉完了までに要する時間が長くなる。一方、スペクトラム拡散通信方式では、拡散符号の符号長が長いほど外部雑音に強くなるため、ある程度の符号長を確保する必要がある。本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、同期捕捉の高速化を図ることを目的としている。
上記課題を解決するための第1の形態は、
所定の拡散符号で直接スペクトラム拡散変調された受信拡散信号を同期捕捉する同期捕捉回路(例えば、図1,図2の逆拡散部20)であって、
前記拡散符号と同じ符号による基準拡散符号系列を生成する基準拡散符号系列生成手段(例えば、図2の基準PN符号系列発生部202)と、
前記受信拡散信号と前記基準拡散符号系列との相関演算を行って、前記基準拡散符号系列により前記受信拡散信号を同期捕捉しているか否かを判定する同期捕捉判定手段(例えば、図2の同期判定部205)と、
前記同期捕捉判定手段により「非同期」と判定されたときに、前記受信拡散信号と前記基準拡散符号系列との符号配列のずれチップ数をオフセットチップ数として検出する検出手段(例えば、図2のシフト数カウンタ214)と、
前記検出手段により検出されたオフセットチップ数だけ、前記基準拡散符号系列生成手段による前記基準拡散符号系列の生成位相をシフトさせるシフト手段(例えば、図2のマスク制御部201)と、
を備える同期捕捉回路である。
この第1の形態によれば、基準拡散符号系列により受信拡散信号を同期捕捉していない「非同期」と判定されたときに、受信拡散信号と基準拡散信号との符号配列のずれチップ数がオフセットチップ数として検出され、検出されたオフセットチップ数だけ基準拡散符号系列の生成位相がシフトされる。つまり、従来のように、基準拡散符号系列の位相を少しずつシフトしながら、相関演算を行って同期捕捉されているかの判断を繰り返す必要がない。このため、速やかな同期捕捉が実現される。
第2の形態として、第1の形態の同期捕捉回路であって、
前記同期捕捉判定手段は、前記受信拡散信号と前記基準拡散符号系列とを、1チップごとに順次相関演算して前記拡散符号の符号周期単位で当該符号周期における同期捕捉の是非を判定し、
前記検出手段は、前記同期捕捉判定手段により「非同期」と判定された符号周期の次の符号周期において前記オフセットチップ数を検出する、
同期捕捉回路を構成しても良い。
この第2の形態によれば、拡散符号の符号周期単位で当該符号周期における同期捕捉の是非が判定され、「非同期」と判定された符号周期の次の符号周期においてオフセットチップ数が検出される。これにより、オフセットチップ数が検出された符号周期の次の符号周期において、この検出されたオフセットチップ数だけ基準拡散符号系列の生成位相のシフトを行うことができる。その結果、「非同期」と判定されてから3符号周期目において、同期捕捉がなされた状態となり得る。
第3の形態として、第1又は第2の形態の同期捕捉回路であって、
前記検出手段は、
1符号周期分の前記基準拡散符号系列を保持するための基準用シフトレジスタ(例えば、図2の基準用シフトレジスタ211)と、
1符号周期分の前記受信拡散信号を保持するための受信用シフトレジスタ(例えば、図2の受信用シフトレジスタ212)と、
前記基準用シフトレジスタと前記受信用シフトレジスタとの各ビット値の一致/不一致を判定する一致判定手段(例えば、図2の一致判定部213)と、
前記同期判定手段により「同期」と判定されているときには、前記基準用レジスタに前記基準拡散符号系列の取り込みを行わせるとともに、前記受信用レジスタに前記受信拡散信号の取り込みを行わせ、前記同期判定手段により「非同期」と判定されているときには、前記基準用レジスタ及び前記受信用レジスタそれぞれに取り込みを停止させ、前記一致判定手段による判定結果が「全ビット一致或いは不一致」となるまで、前記基準用シフトレジスタを1ビットずつ巡回シフトさせるレジスタ制御手段(例えば、図2のANDゲート221,222,224,225、ORゲート223,226)と、
前記基準用シフトレジスタが前記巡回シフトしたビット数を計数する計数手段(例えば、図2のシフト数カウンタ214)と、
を有し、
前記一致判定手段により「全ビット一致或いは不一致」となったときの前記計数手段の計数値を前記オフセットチップ数として検出する、
同期捕捉回路を構成しても良い。
この第3の形態によれば、オフセットチップ数の検出が、具体的には次のように行われる。すなわち、同期捕捉の判定結果が「同期」と判定されているときには、基準用レジスタに基準拡散符号系列が取り込まれるとともに、受信用レジスタに受信拡散信号が取り込まれる。そして、同期捕捉の判定結果が「非同期」と判定されているときには、基準用レジスタ及び受信用レジスタそれぞれの取り込みが停止され、各レジスタの各ビット値の一致/不一致の判定結果が「全ビット一致或いは不一致」となるまで、基準用レジスタが1ビットずつ巡回シフトされる。このとき、基準用シフトレジスタが巡回シフトしたビット数が計数されており、「全ビット一致或いは不一致」となったときの計数値がオフセットチップ数として検出される。
第4の形態として、第1〜第3の何れかの形態の同期捕捉回路であって、
前記シフト手段は、前記基準拡散符号系列生成手段による前記基準拡散符号系列の生成を前記オフセットチップ数分一時停止させることで生成位相をシフトさせる、
同期捕捉回路を構成しても良い。
この第4の形態によれば、基準拡散符号系列の生成をオフセットチップ数分一時停止させることで、基準拡散符号系列の生成位相がシフトされる。
第5の形態として、第1〜第4の何れかの形態の同期捕捉回路であって、
前記拡散符号より高周波数の内部クロックをカウンタで計数して前記拡散符号のチップレートに合った動作基準クロックを生成するクロック生成手段(例えば、図1,図3のPNクロックジェネレータ100)と、
前記受信拡散信号の立ち下がり又は立ち上がりを検出する検出手段(例えば、図3の同期微分回路110)と、
前記検出手段による検出がなされたときに前記カウンタをリセットすることで、前記動作基準クロックを前記受信拡散信号のチップクロックに同期させるクロック同期制御手段(例えば、図3のD−FF124)と、
を更に備え、
前記基準拡散符号系列生成手段は、前記動作基準クロックに同期して前記基準拡散符号系列を生成する、
同期捕捉回路を構成しても良い。
この第5の形態によれば、拡散符号より高周波の内部クロックをカウンタで計数して拡散符号のチップレートに合った動作基準クロックが生成されるが、受信拡散信号の立ち上がり又は立ち下がりが検出されたときにこのカウンタをリセットすることで、受信拡散信号のチップクロックに同期した動作基準クロックが生成される。そして、この動作基準クロックに同期した基準拡散符号系列が生成される。
受信機の構成図。 逆拡散部の内部構成図。 PNクロックジェネレータの内部構成図。 逆拡散部の動作を説明するタイムチャート。 PNクロックジェネレータの動作を説明するタイムチャート。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
[構成]
図1は、本実施形態における受信機1の内部構成を示すブロック図である。この受信機1は、直接スペクトラム拡散方式による無線通信で用いられる受信機であり、受信される信号は、所定の送信データ(ベースバンド信号)を拡散符号の一種であるPN(Pseudorandom Noise)符号系列で直接スペクトラム拡散変調し、更にBPSK(Binary Phase Shift Keying)変調して所定の搬送波に重畳させた信号(RF(Radio Frequency)信号)である。
図1に示すように、受信機1は、受信アンテナ11と、RF−BPF(Band Pass Filter)12と、RF復調部13と、IF−BPF14と、IF復調部15と、BPF16と、逆拡散部(拡散符号同期捕捉回路)20とを備えて構成される。
受信アンテナ11は、送信機から送出されたRF信号を受信する。RF−BPF12は、受信アンテナ11で受信されたRF信号に対して所定の周波数帯域成分を通過させ、帯域外の周波数成分を遮断する。RF復調部13は、乗算器(ミキサ)からなり、RF−BPF12から出力されたRF信号と所定の搬送波信号とを乗算(合成)して、該RF信号を中間周波数の信号(IF(Intermediate Frequency)信号)にダウンコンバートする。
IF−BPF14は、RF復調部13によりRF復調された信号に対して所定の周波数帯域成分を通過させ、帯域外の周波数成分を遮断する。IF復調部15は、乗算器(ミキサ)からなり、IF−BPF14から出力されたIF信号に、所定の搬送波信号を乗算(合成)して、該IF信号をBPSK復調する。BPF16は、IF復調部15からの信号、IF復調された信号に対して所定の周波数成分を通過させ、帯域外の周波数成分を遮断する。
逆拡散部20は、BPF16から出力された信号(受信PN信号)に対して基準PN符号系列を用いた逆拡散を行って、送信データであるベースバンド信号を復調する。また、逆拡散部20は、基準PN符号系列の位相及び符号配列を、受信信号のPN符号と同期させる「同期捕捉」を行う。
図2は、逆拡散部20の内部構成図である。図2に示すように、逆拡散部20は、PNクロックジェネレータ100と、マスク制御部201と、基準PN符号系列発生部202と、乗算器203と、積分器204と、同期判定部205と、基準用シフトレジスタ211と、受信用シフトレジスタ212と、一致判定部213と、シフト数カウンタ214とを有する。
PNクロックジェネレータ100は、内部基準クロックをもとに、受信PN信号に同期させたPN符号クロック(動作基準クロック)を生成する。また、受信PN信号をPN符号クロック信号に同期させた同期受信PN信号を生成する。内部基準クロックは、該受信機1内部で生成されたクロックであり、受信PN信号の10倍以上の周波数を持つ。
マスク制御部201は、PNクロックジェネレータ100により生成されたPN符号クロックに対して、シフト数カウンタ214によるカウンタ値の数(信号不図示)だけパルスをマスクする(出力させない)マスク制御を行う。詳細には、基準PN符号系列発生部202により生成される基準PN符号系列を監視し(信号不図示)、所定の開始符号(後述の図4では「7」)が発生すると、シフト数カウンタ214のカウンタ値の数だけ、PN符号クロックのパルスをマスクする。
基準PN符号系列発生部202は、マスク制御部201を介して入力されるPN符号クロックに同期した、同期捕捉用の基準PN符号系列を生成する。ここで生成される基準PN符号系列は、受信信号を拡散変調したときに用いたPN符号系列と同じものである。
乗算器203は、PNクロックジェネレータ100からの同期受信PN信号と、基準PN符号系列発生部202によって発生された基準PN符号系列とを乗算(合成)して相関値を算出する。この同期受信PN信号と基準PN符号系列との乗算は、PN符号クロックのパルスの立ち下がりタイミングで行う。積分器204は、乗算器203によって算出された相関値を、基準PN符号系列の1符号周期に亘って積算する。
同期判定部205は、積分器204によって算出された積算値と所定の相関閾値Sとを比較して、受信PN信号と基準PN符号系列とが同期しているか否かを判定する。そして、同期判定結果として、同期しているならば「1(同期)」を出力し、同期していないならば「0(非同期)」を出力する。また、同期判定部205は、受信PN信号と基準PN符号系列とが同期しているならば、積分器204による積算値の正負に基づき、受信PN信号に含まれる送信データを復調する。
基準用シフトレジスタ211は、拡散符号のデータ長Nに等しいNビットシフトレジスタ(Q1〜Qn)である。基準用シフトレジスタ211のデータ端子Dには、ORゲート226の出力信号が入力される。このORゲート226には、ANDゲート224,225それぞれの出力信号が入力される。ANDゲート224には、基準PN符号系列発生部202からのPN符号クロックと、一致判定部213からの「一致判定結果(1/0)」とが入力される。また、ANDゲート225には、該基準用シフトレジスタ211の最下位ビットQnの値と、一致判定部213による「一致判定結果(1/0)」の反転信号とが入力される。すなわち、データ端子Dには、一致判定部213による「一致判定結果」が「1(一致)」のときには、ANDゲート224及びORゲート226を介してPN符号系列が入力され、「0(不一致)」のときには、ANDゲート225及びORゲート226を介して該基準用シフトレジスタ211の最下位ビットQnの値が入力される。
また、クロック端子CLには、ORゲート223の出力信号が入力される。このORゲート223には、ANDゲート221,222それぞれの出力信号が入力される。ANDゲート221には、同期判定部205による「同期判定結果」と、PNクロックジェネレータ100からのPN符号クロックとが入力される。また、ANDゲート222には、同期判定部205による「同期判定結果」の反転信号と、一致判定部213による「一致判定結果」の反転信号と、PNクロックジェネレータ100からのPN符号クロックとが入力される。すなわち、クロック端子CLには、同期判定部205による同期判定結果が「1(同期)」のときには、ANDゲート221及びORゲート223を介して、PN符号クロックが入力され、同期判定結果が「0(非同期)」、且つ、一致判定部213による一致判定結果が「0(不一致)」のときには、ANDゲート222及びORゲート223を介してPN符号クロックが入力され、同期判定結果が「0(非同期)」且つ一致判定結果が「1(一致)」のときには入力されない。
従って、基準用シフトレジスタ211は、同期判定部205による同期判定結果が「1(同期)」のときには、PN符号クロックに同期した基準PN符号系列の取り込みを行う。また、同期判定結果が「0(非同期)」、且つ、一致判定結果が「0(不一致)」のときには、PN符号クロックに同期した該基準用シフトレジスタ211の最下位ビットQnの値の取り込み、すなわち巡回シフトを行う。また、同期判定結果が「0(非同期)」且つ一致判定結果が「1(一致)」のときには、PN符号クロックが入力されないので、基準PN符号系列の取り込みも巡回シフトも行わず、直前の値を保持し続ける。
受信用シフトレジスタ212は、PN符号系列のデータ長Nに等しいNビットシフトレジスタ(Q1〜Qn)である。受信用シフトレジスタ212のデータ端子Dには、PNクロックジェネレータ100からの同期受信PN信号が入力される。
また、クロック端子CLには、ANDゲート221の出力信号が入力される。このANDゲート221には、同期判定部205による「同期判定結果」と、PNクロックジェネレータ100からのPN符号クロックとが入力される。すなわち、クロック端子CLには、同期判定部205による同期判定結果が「1(同期)」のときにPN符号クロックが入力され、「0(非同期)」のときは入力されない。
つまり、受信用シフトレジスタ212は、同期判定部205による同期判定結果が「1(同期)」のときには、PN符号クロックに同期して同期受信PN信号を順次取り込み、同期判定結果が「0(非同期)」となると、同期受信PN信号の取り込みを中断し、そのときの値を保持する。
一致判定部213は、基準用シフトレジスタ211と受信用シフトレジスタ212との各出力ビットQ1〜Qnの一致を判定する。そして、一致判定結果として、(1)全ての出力ビットQが一致する、或いは、(2)全ての出力ビットQが一致しない場合には「1(一致)」を出力し、それ以外の場合には「0(不一致)」を出力する。
シフト数カウンタ214は、基準用シフトレジスタ211における巡回ビット数(巡回シフト数)をカウントする。シフト数カウンタ214のクロック端子CLには、ANDゲート222の出力信号が入力される。このANDゲート222には、PNクロックジェネレータ100により生成されてマスク制御部201を介在させたPN符号クロックと、同期判定部205による「同期判定結果(1/0)」の反転信号と、一致判定部213による「一致判定結果(1/0)」の反転信号とが入力される。すなわち、クロック端子CLには、同期判定結果が「0(非同期)」且つ一致判定結果が「0(不一致)」ときにPN符号クロックが入力される。また、リセット端子Rには、同期判定部205による「同期判定結果」が入力される。
つまり、シフト数カウンタ214は、同期判定結果が「0(非同期)」且つ一致判定結果が「0(不一致)」のときに、入力されるPN符号クロックのパルスをカウントし、それ以外のときにはカウント動作を行わない。そして、このカウント値は、同期判定部205の同期判定結果によってリセットされる。
図3は、PNクロックジェネレータ100の内部構成図である。図3によれば、PNクロックジェネレータ100は、同期微分回路110と、N進カウンタ121と、N進デコーダ122と、D−FF(Delay Flip-Flop)123,124と、ANDゲート131,132,133と、ORゲート134とを有して構成される。
同期微分回路110は、D−FF111,112と、EX−OR(Exclusive-OR)ゲート113とを有し、受信PN信号の変化(立ち上がり/立ち下がり)を検出する。
すなわち、D−FF111のデータ端子Dには受信PN信号が入力され、クロック端子CLには内部基準クロックが入力される。そして、D−FF111からの出力信号Qが、受信PN信号を内部基準クロックに同期した同期受信PN信号となる。
D−FF112のデータ端子Dには前段のD−FF111の出力信号(同期受信PN信号)が入力され、クロック端子CLには内部基準クロックが入力される。そして、D−FF112の出力端子Qからは、同期受信PN信号を内部基準クロックの1パルス分だけ遅らせた信号が出力される。
EX−ORゲート113には、D−FF111,112それぞれの出力信号が入力される。このEX−ORゲート113の出力信号が、受信PN信号の同期微分信号となる。
N進カウンタ121は、内部基準クロックのパルスを計数するものであり、クロック端子CLには、ANDゲート132の出力信号の反転信号が入力される。このANDゲート132には、内部基準クロックと、N進デコーダ122の出力信号の反転信号とが入力される。つまり、N進カウンタ121は、ANDゲート132を介して入力される内部基準クロックの立ち下がりに同期してカウントアップする。
また、N進カウンタ121のリセット端子Rには、ORゲート134の出力信号が入力される。このORゲート134には、ANDゲート131の出力信号と、ANDゲート133の出力信号とが入力される。ANDゲート131には、同期微分回路110の出力信号(EX−ORゲート113の出力信号)と、内部基準クロックの反転信号とが入力される。つまり、ANDゲート131からの出力信号は、受信PN信号の同期微分信号を内部基準クロックに同期させた信号となる。また、ANDゲート133には、内部基準クロックの反転信号と、D−FF123の出力信号Qとが入力される。
N進デコーダ122は、受信PN信号の1/2の周期に設定され、N進カウンタ121のカウント値がこの設定値に達したことを検出する。
D−FF123は、データ端子DにはN進デコーダ122の出力信号が入力され、クロック端子CLには内部基準クロックが入力される。そして、出力信号Qとして、N進デコーダ122の出力信号を内部基準クロックの立ち上がりに同期させた信号を出力する。
D−FF124は、データ端子Dに該D−FF124の反転出力信号Qが入力され、クロック端子CLにANDゲート133の出力信号が入力される。このANDゲート133には、内部基準クロックの反転信号と、D−FF123の出力信号とが入力される。つまり、クロック端子CLには、D−FF123及びANDゲート133を介してN進デコーダ122の出力信号が入力されており、従って、N進カウンタ121のカウンタ値が設定値に達したことが検出されると、出力信号Qが反転される。
また、D−FF124のリセット端子Rには、ANDゲート131の出力信号が入力される。つまり、D−FF124のリセット端子Rには、ANDゲート131を介して受信PN信号の同期微分信号が入力されており、従って、受信PN信号の変化が検出されると、出力信号Qがリセットされる。このD−FF124の出力信号Qが、受信PN信号に同期したPN符号クロックとなる。
[タイムチャート]
(A)逆拡散部20
図4は、逆拡散部20の動作を説明するタイムチャートである。図4では、PN符号系列の符号長を「7」とし、符号「7」を符号周期の開始符号とした場合を示している。また、横方向を時刻とし、上から順に、受信された変調信号、PNクロックジェネレータ100による同期受信PN信号、基準PN符号系列発生部202により生成された基準PN符号系列、PNクロックジェネレータ100により生成されてマスク制御部201を介在させたPN符号クロック、乗算器203による相関値、積分器204による積算値、同期判定部205による復調信号及び同期判定結果、シフト数カウンタ214のカウント値、受信用シフトレジスタ212のレジスタ値及び入力クロックCL、基準用シフトレジスタ211のレジスタ値及び入力クロックCL、一致判定部213による一致判定結果を示している。但し、受信PN信号と基準PN符号系列との同期が取れており、当初の同期判定結果は「1(同期)」、一致判定結果は「1(一致)」であるとする。
図4に示すように、先ず、一周期目では、受信PN信号と基準PN符号系列との同期がとれている。このとき、受信用シフトレジスタ212のクロック端子CLには、ANDゲート221を介してPN符号クロックが入力されている。つまり、受信用シフトレジスタ212には、PN符号クロックに同期して受信PN信号が1ビットずつ取り込まれる。
また、基準用シフトレジスタ211のデータ端子Dには、ANDゲート224及びORゲート226を介して基準PN符号系列が入力されており、クロック端子CLには、ANDゲート221及びORゲート223を介してPN符号クロックが入力されている。つまり、基準用シフトレジスタ211には、PN符号クロックに同期して基準PN符号系列が1ビットずつ取り込まれる。
そして、同期判定部205による同期判定結果は「1(同期)」であり、一致判定部213による一致判定信号は「1(一致)」となっている。また、同期判定結果が「1」であることから、シフト数カウンタ214はリセットされてそのカウント値は「0」となっている。
その次の周期(二周期目)においては、受信PN信号と基準PN符号系列との同期が取れていない。図4では、受信PN信号と基準PN符号系列とに「5」チップのずれが生じている。このとき、1周期目と同様に、PN符号クロックに同期して、受信用シフトレジスタ212には受信PN信号が1ビットずつ取り込まれるとともに、基準用シフトレジスタ211には基準符号系列が1ビットずつ取り込まれる。そして、この二周期目の終了時点で、同期判定部205による同期判定結果が「1(同期)」から「0(非同期)」に変化するとともに、一致判定部213による一致判定結果が「1(一致)」から「0(不一致)」に変化する。
続く三周期目において、生じた同期ずれのチップ数(オフセットチップ数)が検出される。すなわち、同期判定部205による同期判定結果が「1(同期)」から「0(非同期)」に変化したことから、ANDゲート221がOFFとなり、受信用シフトレジスタ212へのPN符号クロックの入力が停止され、受信用シフトレジスタ212における受信PN信号の取り込みが中断(停止)される。つまり、受信用シフトレジスタ212には、二周期目において取り込んだ受信PN信号が保持される。
また、一致判定部213による一致判定結果が「1(一致)」から「0(不一致)」に変化したことから、ANDゲート222がONとなり、基準用シフトレジスタ211のクロック端子CLには、ANDゲート222及びORゲート223を介して、PN符号クロックが入力される。
また、一致判定結果が「1」から「0」に変化したことから、ANDゲート224がOFFとなり、基準用シフトレジスタ211のデータ端子Dには、ANDゲート225及びORゲート226を介して、該基準用レジスタの最下位ビットQ7の値が入力されるようになる。つまり、基準用シフトレジスタ211が、PN符号クロックに同期した1ビットずつの巡回シフトを開始する。
また、ANDゲート222がONとなったことから、シフト数カウンタ214のクロック端子CLには、ANDゲート222を介してPN符号クロックが入力されるようになる。つまり、シフト数カウンタ214が、PN符号クロックに同期したカウントアップを開始する。このカウント値は、基準用シフトレジスタ211の巡回シフトビット数に相当する。
そして、基準用シフトレジスタ211が「5」ビットだけ巡回シフトした時点で、受信用レジスタと基準用レジスタの全てのビットQ1〜Q7が一致し、一致判定部213による一致判定結果が「0(不一致)」から「1(一致)」に変化する。すると、ANDゲート222がOFFとなり、シフト数カウンタ214のカウントアップが停止する。このときのカウント値は「5」であり、検出された同期ずれのチップ数(オフセットチップ数)である。また、ANDゲート222がOFFとなることから、基準用シフトレジスタ211のクロック端子CLへのPN符号クロックの入力が停止され、基準用シフトレジスタ211の巡回シフトが停止する。
そして、その次の周期(四周期目)において、三周期において検出した同期ずれのチップ数(オフセットチップ数)だけ、基準PN符号系列がシフトされる。すなわち、マスク制御部201によって、基準PN符号系列の開始符号「7」が検出されると、PN符号クロックに対するマスク制御がなされる。つまり、PN符号クロックのパルスが、シフト数カウンタ214のカウント値「5」だけ、マスクされる。その結果、基準PN符号系列発生部202により生成されるPN符号クロックの位相が、5チップ分遅れることになる。
これにより、その次の周期(五周期目)において、基準PN符号系列と受信PN信号との同期がとれた状態となる。すなわち、この周期(五周期目)が終了した時点で、同期判定結果が「0(非同期)」から「1(同期)」に変化する。
そして、その次の周期(六周期目)から、同期判定部205によって、送信データが復調される。また、受信用シフトレジスタ212及び基準用シフトレジスタ211それぞれへのPN符号クロックの入力が再開され、受信用シフトレジスタ212への受信PN信号の取り込みが再開されるとともに、基準用シフトレジスタ211への基準PN符号系列の取り込みが開始される。また、同期判定結果が「1」に変化したことから、シフト数カウンタ214がリセットされてそのカウント値が「0」となる。
(B)PNクロックジェネレータ100
図5は、PNクロックジェネレータ100の動作を説明するタイムチャートである。図5では、内部基準クロックの周波数を受信PN信号の1ビットの周期の20倍とし、N進デコーダ122の設定値を「9」とした場合を示している。また、横方向を時刻として、上から順に、内部基準クロック、受信PN信号、D−FF111の出力信号(すなわち、同期受信PN信号)、D−FF112の出力信号、EX−ORゲート113の出力信号(すなわち、受信PN信号に対する同期微分信号)、ANDゲート131の出力信号、N進カウンタ121のカウンタ値、N進デコーダの出力信号、D−FF123の出力信号Q、ANDゲート133の出力信号、D−FF124の出力信号Q(すなわち、PN符号クロック)を示している。
図5に示すように、受信PN信号が立ち上がり変化(「0」から「1」への変化)をすると、その次の内部基準クロックの立ち上がりタイミングt1で、同期受信PN信号が立ち上がり変化をする。次いで、その次の基準クロックの立ち上がりタイミングt3で、D−FF112の出力信号が立ち上がり変化をする。
すると、EX−ORゲート113から、同期微分信号として、同期受信PN信号の立ち上がりタイミングt1からD−FF112の出力信号の立ち上がりタイミングt3までのパルス(内部基準クロックの1周期分のパルス)が出力される。次いで、この同期微分信号のパルスがANDゲート131に入力されることで、ANDゲート131から、内部基準クロックの立ち下がりタイミングt2から立ち上がりタイミングt3までのパルス(内部基準クロックの半周期分のパルス)が出力される。
そして、このANDゲート131からの出力パルスが、D−FF124のリセット端子Rに入力され、このD−FF124の出力信号Q(すなわち、PN符号クロック)が反転する。それとともに、このANDゲート131からの出力パルスが、ORゲート134を介してN進カウンタ121のリセット端子Rに入力され、N進カウンタ121がリセットされてカウンタ値が「0」となる。
その後、N進カウンタ121は、内部基準クロックの立ち下がりに同期してカウントアップする。そして、N進カウンタ121のカウント値がN進デコーダ122の設定値「9」となると、N進デコーダ122からの出力信号が立ち上がり変化をする。
すると、その次の内部基準クロックの立ち上がりタイミングt4で、D−FF123の出力信号Qが立ち上がり変化をし、続いて、その次の内部基準クロックの立ち下がりタイミングt5で、ANDゲート133の出力信号が立ち上がり変化をする。そして、このANDゲート133の出力信号の立ち上がりタイミングt5で、D−FF124の出力信号Q(すなわち、PN符号クロック)が反転する。また、N進デコーダ122の出力信号が立ち上がり変化をしたことで、N進カウンタのクロック端子CLへの内部基準クロックの入力が停止され、N進カウンタ121はカウントアップを停止する。
そして、ANDゲート133からの出力信号の立ち上がタイミングt5で、N進カウンタ121がリセットされてカウント値が「0」となる。すると、N進デコーダ122の出力信号が立ち下がり変化をすることから、N進カウンタ121のクロック端子CLへの内部基準クロックの入力が入力されるようになってカウントアップが再開される。
その後も、N進カウンタ121は内部基準クロックの立ち下がりに同期してカウントアップし、そのカウンタ値が「9」に達すると、N進デコーダ122による検出信号がD−FF123及びANDゲート133を介してD−FF124のクロック端子CLに入力されることでPN符号クロックが反転されるとともに、N進デコーダ122による検出信号が、D−FF123、ANDゲート133及びORゲート134を介してN進カウンタ121のリセット端子Rに入力されることで、N進カウンタ121のカウンタ値がリセットされる。
また、受信PN信号が立ち上がり又は立ち下がり変化をすると、同期微分回路110による受信PN信号の同期微分信号がANDゲート131を介してD−FF124のリセット端子Rに入力されることでPN符号クロックが反転されるとともに、同期微分信号がANDゲート131及びORゲート134を介してN進カウンタのリセット端子Rに入力されることで、N進カウンタ121のカウンタ値がリセットされる。
このように、PNクロックジェネレータ100では、N進カウンタ121によって内部基準クロックをカウントし、カウント値が所定値に達するごとにPN符号クロックを反転することで、PN符号の周期に合ったPN符号クロックを生成しているともに、受信PN信号の変化によってN進カウンタ121のカウント値をリセットすることで、受信PN信号に同期させたPN符号クロックを生成している。
[作用・効果]
このように、本実施形態によれば、ある符号周期(1周期目)において受信PN信号と基準PN符号系列との同期ずれが検出されると、その次の符号周期(2周期目)において、前符号周期(1周期目)で発生した同期ずれのチップ数が検出される。次いで、その次の符号周期(3周期目)において、前符号周期(2周期目)において検出されたチップ数だけ、基準PN符号系列の位相がシフトされる。これにより、その次の周期(4周期目)においては同期捕捉がなされた状態となる。つまり、従来のように、基準PN符号系列の位相を少しずつシフトしながら、相関演算を行って同期捕捉されているかの判断を繰り返す必要がなく、速やかな同期捕捉が実現される。
なお、本発明の適用可能な実施形態は上述の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能なのは勿論である。
1 受信機
11 受信アンテナ、13 RF復調部、15 IF復調部
20 逆拡散部
100 PNクロックジェネレータ
110 同期微分回路
111,112 D−FF、113 EX−ORゲート
121 N進カウンタ、122 N進デコーダ
123,124 D−FF
131,132,133 ANDゲート、134 ORゲート
201 マスク制御部、202 基準PN符号系列発生部
203 乗算器、204 積分器、205 同期判定部
211 基準用シフトレジスタ、212 受信用シフトレジスタ
213 一致判定部、214 シフト数カウンタ
221,222,224,225 ANDゲート、223,226 ORゲート

Claims (5)

  1. 所定の拡散符号で直接スペクトラム拡散変調された受信拡散信号を同期捕捉する同期捕捉回路であって、
    前記拡散符号と同じ符号による基準拡散符号系列を生成する基準拡散符号系列生成手段と、
    前記受信拡散信号と前記基準拡散符号系列との相関演算を行って、前記基準拡散符号系列により前記受信拡散信号を同期捕捉しているか否かを判定する同期捕捉判定手段と、
    前記同期捕捉判定手段により「非同期」と判定されたときに、前記受信拡散信号と前記基準拡散符号系列との符号配列のずれチップ数をオフセットチップ数として検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出されたオフセットチップ数だけ、前記基準拡散符号系列生成手段による前記基準拡散符号系列の生成位相をシフトさせるシフト手段と、
    を備える同期捕捉回路。
  2. 前記同期捕捉判定手段は、前記受信拡散信号と前記基準拡散符号系列とを、1チップごとに順次相関演算して前記拡散符号の符号周期単位で当該符号周期における同期捕捉の是非を判定し、
    前記検出手段は、前記同期捕捉判定手段により「非同期」と判定された符号周期の次の符号周期において前記オフセットチップ数を検出する、
    請求項1に記載の同期捕捉回路。
  3. 前記検出手段は、
    1符号周期分の前記基準拡散符号系列を保持するための基準用シフトレジスタと、
    1符号周期分の前記受信拡散信号を保持するための受信用シフトレジスタと、
    前記基準用シフトレジスタと前記受信用シフトレジスタとの各ビット値の一致/不一致を判定する一致判定手段と、
    前記同期判定手段により「同期」と判定されているときには、前記基準用レジスタに前記基準拡散符号系列の取り込みを行わせるとともに、前記受信用レジスタに前記受信拡散信号の取り込みを行わせ、前記同期判定手段により「非同期」と判定されているときには、前記基準用レジスタ及び前記受信用レジスタそれぞれに取り込みを停止させ、前記一致判定手段による判定結果が「全ビット一致或いは不一致」となるまで、前記基準用シフトレジスタを1ビットずつ巡回シフトさせるレジスタ制御手段と、
    前記基準用シフトレジスタが前記巡回シフトしたビット数を計数する計数手段と、
    を有し、
    前記一致判定手段により「全ビット一致或いは不一致」となったときの前記計数手段の計数値を前記オフセットチップ数として検出する、
    請求項1又は2に記載の同期捕捉回路。
  4. 前記シフト手段は、前記基準拡散符号系列生成手段による前記基準拡散符号系列の生成を前記オフセットチップ数分一時停止させることで生成位相をシフトさせる、
    請求項1〜3の何れか一項に記載の同期捕捉回路。
  5. 前記拡散符号より高周波数の内部クロックをカウンタで計数して前記拡散符号のチップレートに合った動作基準クロックを生成するクロック生成手段と、
    前記受信拡散信号の立ち下がり又は立ち上がりを検出する検出手段と、
    前記検出手段による検出がなされたときに前記カウンタをリセットすることで、前記動作基準クロックを前記受信拡散信号のチップクロックに同期させるクロック同期制御手段と、
    を更に備え、
    前記基準拡散符号系列生成手段は、前記動作基準クロックに同期して前記基準拡散符号系列を生成する、
    請求項1〜4の何れか一項に記載の同期捕捉回路。
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