JP2010272748A - 基板ユニット及び電子機器、並びに回路基板用金属部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板ユニットを製造するにあたり、半田の使用量を低減すること。
【解決手段】シールド部材20は、側部21B、21Dの反回路基板側に、反回路基板側開口21OTに向かって張り出す庇23が形成される。庇23は、シールド部材20を補強して、シールド部材20の変形を抑制する。また、シールド部材20は、回路基板側に接合部22を備える。接合部22は、庇23と対向する部分に配置される。接合部22は、側部21B、21Dの回路基板側が曲がることにより形成される平面部を有する。
【選択図】図6

Description

本発明は、回路基板に取り付けられた電子部品の周りに設けられる遮蔽体や回路基板を補強するための補強材を備える基板ユニット、及びこの基板ユニットを備える電子機器、並びに回路基板用金属部品に関する。
携帯電話機やPDA等の携帯情報装置やパーソナルコンピュータといった各種の電気、電子機器は、回路基板に電子部品を実装した基板ユニットを備える。近年においては、電子部品から放射される電磁波の影響を低減したり、電子部品をノイズから保護したりする観点から、回路基板に固定した電子部品の周りに金属製の遮蔽体を設けるものがある。また、回路基板を補強するため、金属製の補強部品を回路基板に取り付ける場合もある。前記遮蔽体や電子部品を回路基板に取り付ける方法としては、例えば、半田を用いるものが知られている(特許文献1)。
特開2006−93471号公報[0004]
ところで、回路基板に遮蔽体や補強部品等の金属部材、あるいは電子部品等を取り付け、基板ユニットを製造するにあたっては、半田の使用量をできる限り少なくしたいという要請がある。本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、基板ユニットを製造するにあたり、半田の使用量を低減することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る基板ユニットは、回路基板と、当該回路基板に取り付けられる金属部材と、当該金属部材の前記回路基板への取付側から延設された平面部を有し、前記回路基板の部品実装面に前記平面部が接触して接合される接合部と、を含むことを特徴とする。
本発明の好ましい態様としては、前記基板ユニットにおいて、前記金属部材は、前記回路基板上に搭載される電子部品の周囲に配置される遮蔽部を有し、当該遮蔽部の前記回路基板への取付側とは反対側には、反回路基板側開口が形成され、当該反回路基板側開口を覆う蓋をさらに含むことが望ましい。
本発明の好ましい態様としては、前記基板ユニットにおいて、前記遮蔽部の前記回路基板への取付側とは反対側には、前記反回路基板側開口に向かって張り出す庇が設けられるとともに、当該庇と対向する部分に前記接合部が配置されることが望ましい。
本発明の好ましい態様としては、前記基板ユニットにおいて、前記接合部は、前記金属部材の前記回路基板への取付側のみに設けられ、前記金属部材の前記回路基板への取付側とは反対側には、前記反回路基板側開口の内側に向かって張り出す部分が形成されないことが望ましい。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る基板ユニットは、回路基板と、当該回路基板に取り付けられる金属部材と、当該金属部材の前記回路基板への取付側に設けられる切り欠きと、当該切り欠きの少なくとも一部を含み、前記金属部材の前記回路基板への取付側から延設された平面部を有し、前記回路基板の部品実装面に所定の間隔をもって形成された金属導電体に前記平面部が接触して接合される接合部と、を含むことを特徴とする。
本発明の好ましい態様としては、前記基板ユニットにおいて、前記平面部が前記取付側から延設された位置は、前記切り欠きに含まれる位置であることが望ましい。
本発明の好ましい態様としては、前記基板ユニットにおいて、前記平面部が前記取付側から延設された位置は、前記切り欠きに含まれない位置であることが望ましい。
本発明の好ましい態様としては、前記基板ユニットにおいて、前記金属部材は、前記回路基板上に搭載される電子部品の周囲に配置される遮蔽部を有し、当該遮蔽部の前記回路基板への取付側には、回路基板側開口が形成され、前記取付側が、前記回路基板側開口側又は前記回路基板側開口とは反対側に曲がることにより、前記接合部が形成されることが望ましい。
本発明の好ましい態様としては、前記基板ユニットにおいて、前記接合部の前記平面部と前記金属導電体とは、半田によって接合されることが望ましい。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る電子機器は、前記基板ユニットを備えることを特徴とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る回路基板用金属部品は、回路基板に取り付けられる金属部材と、当該金属部材の前記回路基板への取付側から延設された平面部を有し、前記回路基板の部品実装面に前記平面部が接触して接合される接合部と、を含むことを特徴とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る回路基板用金属部品は、回路基板に取り付けられる金属部材と、当該金属部材の前記回路基板への取付側に設けられる切り欠きと、当該切り欠きの少なくとも一部を含み、前記金属部材の前記回路基板への取付側から延設された平面部を有し、前記回路基板の部品実装面に所定の間隔をもって形成された金属導電体に前記平面部が接触して接合される接合部と、を含むことを特徴とする。
本発明は、基板ユニットを製造するにあたり、半田の使用量を低減できる。
図1は、実施形態1に係る基板ユニットを備える電子機器の一例を示す全体図である。 図2は、操作側筐体に内蔵される基板ユニットの分解斜視図である。 図3は、操作側筐体に内蔵される基板ユニットの平面図である。 図4は、実施形態1に係るシールド部材を示す斜視図である。 図5は、実施形態1に係るシールド部材の平面図である。 図6は、図5のA−A断面図である。 図7は、実施形態1に係るシールド部材を回路基板に取り付けた状態を示す図である。 図8は、シールド部材を回路基板に取り付けた状態を示す図である。 図9は、実施形態1に係るシールド部材と比較例のシールド部材とを示した図である。 図10は、本実施形態に係るシールド部材の他の構成例を示す図である。 図11は、シールド部材と回路基板に形成される金属導電体との接合状態を示す説明図である。 図12は、シールド部材と回路基板に形成される金属導電体との接合状態を示す説明図である。 図13は、シールド部材と回路基板に形成される金属導電体との接合状態を示す説明図である。 図14は、シールド部材と回路基板に形成される金属導電体との接合状態を示す説明図である。 図15は、実施形態2に係るシールド部材と回路基板に形成される金属導電体との接合状態を示す側面図である。 図16は、図15のC−C矢視図である。 図17は、実施形態2に係るシールド部材の平面図である。 図18は、実施形態2に係る回路基板の部品実装面に形成される金属導電体の平面図である。 図19は、実施形態2に係るシールド部材の構成例を示す図である。 図20は、実施形態2に係るシールド部材の構成例を示す図である。 図21は、実施形態2に係るシールド部材の他の構成例を示す図である。 図22は、実施形態2に係るシールド部材の他の構成例を示す図である。 図23は、実施形態2に係るシールド部材において、接合部が形成される方向を示す図である。 図24は、実施形態2に係るシールド部材において、接合部が形成される方向を示す図である。
以下、本発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記の発明を実施するための形態(以下実施形態という)により本発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。
以下においては、携帯電話機を電子機器の一例として説明するが、本発明の適用対象は携帯電話機に限定されるものではなく、例えば、PHS(Personal Handy phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、ポータブルナビゲーション装置、ノートパソコン、ゲーム機等に対しても本発明は適用できる。また、回路基板に取り付けられる回路基板用金属部品としては、電子部品の周りに配置されるシールド部材を例とするが、本発明の適用対象はこれに限定されるものではない。例えば、回路基板を補強する金属製の補強部材に対しても本発明は適用できる。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係る基板ユニットを備える電子機器の一例を示す全体図である。電子機器である携帯電話機1は、筐体1Cが表示側筐体1CAと操作側筐体1CBとを備え、開閉可能に構成された、折り畳み式の携帯電話機である。表示側筐体1CAと操作側筐体1CBとは、ヒンジ機構9で連結されている。これによって、表示側筐体1CA及び操作側筐体1CBは、ヒンジ機構9を中心として回動できるように構成される。なお、携帯電話機1は折り畳み式に限定されるものではない。
表示側筐体1CAには、ディスプレイ2Mが設けられる。また、表示側筐体1CAには、携帯電話機1の通話時に音声を発するスピーカ6が設けられる。操作側筐体1CBには、通話相手の電話番号や、メール作成時等に文字を入力するための操作キー3が複数設けられ、また、ディスプレイ2Mに表示されるメニューの選択及び決定や画面のスクロール等を容易に実行するための方向及び決定キー4が設けられる。操作側筐体1CBの内部にはアンテナが設けられており、携帯電話機1と基地局との間における送受信に用いられる。なお、操作キー3及び方向及び決定キー4は、携帯電話機1の操作部を構成する。また、操作側筐体1CBには、携帯電話機1の通話時に、音声を受け取るマイク5が設けられる。
図2は、操作側筐体に内蔵される基板ユニットの分解斜視図である。表示側筐体1CAや操作側筐体1CBの内部には、電子部品が搭載された基板ユニットが配置される。図2に示すように、操作側筐体1CBの内部には、上述した操作キー3及び方向及び決定キー4を構成するキーシート10と、フレキシブル配線基板ユニット11と、基準電位パターン層及び携帯電話機用のRF(Radio Frequency)モジュールを含む各種電子部品を備える基板ユニット12とを備える。上述したキーシート10と、フレキシブル配線基板ユニット11と、基板ユニット12とは、積層されて操作側筐体1CB内に配置される。表示側筐体1CA内にも、ディスプレイ2M用の回路基板が配置される。
図3は、操作側筐体に内蔵される基板ユニットの平面図である。図3に示すように、基板ユニット12は、回路基板12Pと、電子部品であるBGA(Ball Grid Array)30と、回路基板用金属部品であるシールド部材20とで構成される。回路基板12Pには、BGA30が搭載されている。また、BGA30の周囲には、シールド部材20が配置される。シールド部材20は、回路基板12Pに取り付けられる。
シールド部材20は、BGA30から放射される電磁波が漏れないようにするとともに、高周波ノイズ等の電磁波からBGA30を保護するために設けられる。図3では、シールド部材20は開放されているが、回路基板12Pが操作側筐体1CB内に配置される際には、BGA30の周りにシールド部材20を配置した後、シールド部材20の開口部に蓋が取り付けられる。次に、シールド部材20について説明する。
図4は、実施形態1に係るシールド部材を示す斜視図である。図5は、実施形態1に係るシールド部材の平面図である。図5は、シールド部材の回路基板への取付側から見た状態を示す。図6は、図5のA−A断面図である。図7は、実施形態1に係るシールド部材を回路基板に取り付けた状態を示す図である。図8は、シールド部材を回路基板に取り付けた状態を示す図である。図9は、実施形態1に係るシールド部材と比較例のシールド部材とを示した図である。
シールド部材20は、導電性の材料(例えば金属であり、アルミニウムやその合金、あるいは銅やその合金、ステンレス鋼等)で構成される。シールド部材20は、回路基板12Pに取り付けられて、回路基板12Pのグランドと電気的に接続される。本実施形態において、シールド部材20は、ステンレス鋼、アルミニウムや銅等の金属を素材とした板状の材料で構成され、例えば、折り曲げ加工や深絞り加工によって製造される。
図4に示すように、シールド部材20は、4個の板状の側部21A、21B、21C、21Dを組み合わせて構成される。側部21A、21B、21C、21Dは、回路基板12Pに搭載される電子部品の周囲に配置される遮蔽部(金属部材)となる。側部21A及び側部21B、側部21B及び側部21C、側部21C及び側部21D、側部21D及び側部21Aは、板面が互いに直角に組み合わされて構成される。4個の側部21A〜21Dが組み合わされることによってシールド部材20は筒状の構造体となる。そして、4個の側部21A〜21Dは、シールド部材20の内側と外側を仕切るとともに、シールド部材20の平面視の形状は、図5に示すような長方形(あるいは正方形)となる。なお、シールド部材20の平面視の形状はこれに限定されるものではない。
遮蔽部は、半田ボールを介して回路基板12Pに取り付けられるBGA30の周囲に配置される。より具体的には、遮蔽部を構成する4個の側部21A〜21Dが、EGA30の周囲に配置される。上述したように、遮蔽部は、筒状の構造体となり、図6に示す一方の端部21TBが回路基板12Pと接するとともに、例えば、半田付け等によって回路基板12Pに固定される。なお、図6に示す他方の端部21TTは、回路基板12Pへの取付側とは反対側に位置する。
図6に示すように、一方の端部21TBはシールド部材20の回路基板12Pへの取付側(回路基板側)となり、他方の端部21TTはシールド部材20の回路基板12Pへの取付側とは反対側(反回路基板側)となる。また、シールド部材20は、回路基板側及び反回路基板側の両方に、それぞれ開口(回路基板側開口)21OB、開口(反回路基板側開口)21OTを有する。シールド部材20をBGA30の周囲に配置して回路基板12Pに取り付ける場合、回路基板側開口21OBをBGA30が通過する。また、反回路基板側開口21OTからBGA30と回路基板12Pとの間にアンダーフィル剤を塗布したり、反回路基板側開口21OTを通してBGA30を検査したりする。
図6に示すように、シールド部材20は、側部21B、21D(図4に示す側部21A、21Cも同様)の反回路基板側に、反回路基板側開口21OTに向かって張り出す庇23が形成される。庇23は、シールド部材20を補強して、シールド部材20の変形を抑制する。また、シールド部材20は、回路基板側、すなわち、側部21B、21D(側部21A、21Cも同様)の一方の端部21TB側に、接合部22を備える。接合部22は、庇23と対向する部分に配置される。
接合部22は、側部21B、21D(側部21A、21Cも同様)の回路基板側から延設される平面部を有する。本実施形態において、接合部22は、側部21B、21D(側部21A、21Cも同様)の回路基板側が曲がることにより形成される。これによって、接合部22が有する平面部は、側部21B、21D(側部21A、21Cも同様)の回路基板側から回路基板側開口21OBに向かって張り出す(延出する)ようになる。
接合部22は、図7に示すように、回路基板12Pの部品実装面12PPに形成された金属導電体13と接触して、例えば、半田によって金属導電体13と接合される。金属導電体13は、回路基板12Pのグランドや、グランドと電気的に接続される金属製のシールド部材取付部であり、回路基板12Pの部品実装面12PPへ平板状に形成される。金属導電体13は、例えば、銅箔で構成される。
ここで、回路基板側が曲がるとは、シールド部材20を構成する側部21B等の回路基板側が曲がった形状であればよい。本実施形態では、シールド部材20は金属の板材で構成されるので、接合部22は、側部21B等の回路基板側を曲げて形成される。また、接合部22は、側部21B等の回路基板側における端部に、回路基板側開口21OBに向かって延出する張り出し部を溶接や半田付けによって取り付けることにより形成してもよい。さらに、シールド部材20を鋳造で製造してもよく、この場合には、シールド部材20の回路基板側に、回路基板側開口21OBに向かって延出する張り出し部が形成される鋳型を用いて接合部22を形成してもよい。
図8に示すシールド部材120の側部121は、回路基板112Pに形成された金属導電体113と線状に接触している。この構造では、金属導電体113から側部121の側面に向かって半田が山のように盛り上がる。この半田が盛り上がった部分を半田フィレット115という。この構造では、半田フィレット115によってシールド部材120と金属導電体113との取付強度を確保する。
本実施形態では、上述したように、シールド部材20の接合部22は平面部を有しているので、接合部22と金属導電体13とは面接触する。そして、接合部22と金属導電体13とは、両者の間に介在する半田によって接合される。このように、本実施形態では、シールド部材20の接合部22と金属導電体13とが面接触するので、両者の接触部分に行き渡るだけの半田が両者の間に介在していれば、半田フィレット115が形成されなくともシールド部材20と金属導電体13との取付強度は確保できる。これによって、本実施形態では、図8に示す構成よりも少ない半田の量でシールド部材20の接合部22と金属導電体13との取付強度を確保できる。その結果、図3に示す基板ユニット12を製造するにあたり、半田の使用量を低減できる。
図7に示すように、シールド部材20の反回路基板側開口21OTは、これを覆う蓋40が取り付けられる。蓋40は、導電性の材料(本実施形態では金属)で構成されており、シールド部材20の内側に電子部品を配置した後に反回路基板側開口21OTへ取り付けられる。これによって、電磁波や高周波ノイズの遮蔽性能を確保する。
図8に示すシールド部材120では、反回路基板側開口121OTに蓋140を取り付けると、半田フィレット115に蓋140が干渉して蓋140がシールド部材120に取り付けられないおそれがあった。しかし、本実施形態では、シールド部材20の接合部22と金属導電体13とが面接触するので、半田フィレット115が形成されなくともシールド部材20と金属導電体13との取付強度が確保できる。
その結果、本実施形態では、図7に示すように、蓋40と半田フィレットとの干渉を回避できるので、蓋40をシールド部材20へ確実に取り付けることができる。特に、基板ユニットの小型化にともない、シールド部材20の高さ(図4、図6のh)も小さく抑える必要があるが、本実施形態では、半田フィレット115を形成する必要はないので、シールド部材20の高さを抑える必要がある場合であっても、蓋40をシールド部材20へ確実に取り付けることができる。
図8に示すシールド部材120のように、反回路基板側開口121OTに庇123を備えるものは、検査の関係上、庇123と対向する部分には部品を実装できない。その結果、回路基板112Pは、実際に部品を実装できる面積が小さくなっていた。特に、図8に示すシールド部材120は、半田フィレット115でシールド部材120と金属導電体113との取付強度を確保している。このため、図9に示すように、半田フィレット115が確実に形成されるように、金属導電体113の幅方向(図9の矢印Wで示す方向)中央部分にシールド部材120の側部121を配置している。その結果、図9に示すように、シールド部材120は、庇123が金属導電体113よりもシールド部材120の内側に向かって張り出して、実際に部品を実装できる面積がより小さくなっていた。
本実施形態では、シールド部材20の接合部22と金属導電体13とが面接触するので、半田フィレット115が形成されなくともシールド部材20と金属導電体13との取付強度が確保できる。これによって、本実施形態では、図9に示すように、シールド部材20の対向する側部21B、21Dを、それぞれがより離れるように、金属導電体13上に配置できる(側部21A、21Cも同様)。
その結果、図8に示すシールド部材120と比較して、ΔWだけシールド部材120の外側にシールド部材20の庇23を配置できるので、本実施形態では、シールド部材20の反回路基板側開口21OTの開口面積を、図8に示すシールド部材120よりも大きくできる。そして、本実施形態では、前記開口面積が広がった分、実際に部品を実装できる面積は、図8に示すシールド部材120よりも大きくなるので、回路基板の部品実装面の有効利用を図ることができる。
図10は、本実施形態に係るシールド部材の他の構成例を示す図である。このシールド部材20’は、上述したシールド部材20と略同様であるが、接合部22を回路基板側のみに設け、反回路基板側には、反回路基板側開口21OTに向かって張り出す部分(例えば、図6の庇23)を設けない点が異なる。このような構成であっても、シールド部材20’は、回路基板側に設けられた接合部22により、シールド部材20’が補強されるので、シールド部材20の変形が抑制される。したがって、シールド部材20’は、上述したシールド部材20で得られる作用、効果の他に、庇23が不要になるという効果が得られる。これによって、シールド部材20’は、材料の使用量が少なくなり、また軽量化を図ることができる。
また、シールド部材20’は、反回路基板側開口21OTに向かって張り出す部分(張り出し部)がないので、回路基板12Pの部品実装面12PPは、反回路基板側開口21OTの全開口面積に相当する面積のうち、金属導電体13を除いた面積に部品を実装できることになる。これによって、回路基板12Pの部品実装面12PPの有効利用を図ることができる。
(実施形態2)
図11〜図14は、シールド部材と回路基板に形成される金属導電体との接合状態を示す説明図である。なお、図12は、図11のB−B矢視図である。図15は、実施形態2に係るシールド部材と回路基板に形成される金属導電体との接合状態を示す側面図である。図16は、図15のC−C矢視図である。図17は、実施形態2に係るシールド部材の平面図である。なお、図17は、シールド部材を回路基板側から見た状態を示している。図18は、実施形態2に係る回路基板の部品実装面に形成される金属導電体の平面図である。
実施形態2は、実施形態1と同様の構成であるが、さらに、シールド部材の回路基板側に所定の間隔で設けられる切り欠きを有し、回路基板側に設けられる接合部が切り欠きの少なくとも一部を含む点が異なる。他の構成は、実施形態1と同様である。
図11〜図13に示すものは、回路基板側における端部121TBを直線状に形成したシールド部材120を用いて、回路基板112Pに形成される金属導電体113とシールド部材120とを半田で接合している。この場合、図12、図13に示すように、半田フィレット115によってシールド部材120と金属導電体113とが接合される。
半田を溶解させるために回路基板112Pを加熱すると、金属導電体113やシールド部材120の周方向に向かって温度分布が発生しやすい。図11に示す構成では、金属導電体113をシールド部材120の平面形状に沿って一体で構成されるとともに、回路基板側における端部121TBが直線状に形成されている。このような構成で、上述したような温度分布が発生すると、加熱により溶解した金属導電体113上の半田は、シールド部材120や金属導電体113を伝って温度の高い方に流れてしまうおそれがある。その結果、半田の偏在やシールド部材120の浮きが発生するおそれがある。
このため、図14に示すように、所定の間隔で金属導電体113aを配置するとともに、シールド部材120aの回路基板側における端部121TBに切り欠き124を形成する。そして、切り欠き124で隣接する金属導電体113a間を跨ぐようにする。これによって、加熱により溶解した金属導電体113a上の半田が、シールド部材120aや金属導電体113aを伝って流れることを抑制し、半田の偏在やシールド部材120aの浮きを抑制する。
しかし、図14に示すシールド部材120aは、シールド部材120aの回路基板側における端部121TBと金属導電体113aとが線状に接触する。このため、実施形態1で説明したように、シールド部材120aは半田の使用量が多くなるので、切り欠き124の高さ(回路基板112Pの部品実装面と直交する方向における金属導電体113aからの寸法)hsが小さいと、半田が切り欠き124と回路基板112Pとの間を通ってシールド部材120aの周方向に流れてしまう。したがって、シールド部材120aを用いる場合、切り欠き124の高さhsを大きくしないと、半田の偏在やシールド部材120aの浮きは十分に抑制できない。しかし、切り欠き124の高さhsが大きくなると、シールド部材120aの開口面積が大きくなる結果、電磁波や高周波ノイズの遮蔽性能が低下するおそれがある。
本実施形態では、図15、図16、図17に示すように、シールド部材20aの回路基板側に、切り欠き24、及びシールド部材20aの回路基板側が曲がることにより形成される接合部22を設ける。また、回路基板12Paの部品実装面には、図18に示すように、シールド部材20aの平面形状に沿って、板状の金属導電体13aを所定の間隔をもって断続的に形成する。
このような構成により、シールド部材20aの接合部22が金属導電体13aと面接触するので、実施形態1で説明したように、本実施形態では、半田の使用量が少なくても、シールド部材20aの接合部22と金属導電体13aとの取付強度を確保できる。これによって、図14に示すシールド部材120aよりも半田の使用量を低減できるので、シールド部材20aは、切り欠き24の高さhsを図14に示すシールド部材120aよりも小さくできる。その結果、シールド部材20aは、図14に示すシールド部材120aと比較して、電磁波や高周波ノイズの遮蔽性能の低下を抑制できる。
図19、図20は、実施形態2に係るシールド部材の構成例を示す図である。図21、図22は、実施形態2に係るシールド部材の他の構成例を示す図である。図19〜図22中に示す点線Bは、シールド部材の回路基板側が曲がる位置を示している。図19に示すシールド部材20aは、シールド部材20aの回路基板側が曲がる位置、すなわち、平面部が回路基板側から延設される位置を、切り欠き24に含まれる位置としている。このようにすると、図20に示すように、隣接する金属導電体13a間においては、切り欠き24によって金属導電体13aとシールド部材20aとの間に隙間が形成される。この隙間の高さは、図15に示す切り欠き24の高さhsに相当する。
また、図19に符号21TBで示す部分が、シールド部材20aの回路基板側における端部(一方の端部21TB)となる。また、切り欠き24で区画される部分が、接合部22となる。この接合部22が、図20に示す金属導電体13aと接触し、半田によって両者が接合される。
図21に示すシールド部材20bは、シールド部材20bの回路基板側が曲がる位置、すなわち、平面部が回路基板側から延設される位置を、切り欠き24に含まれない位置としている。すなわち、図21に示す例では、シールド部材20bの回路基板側が曲がる位置を、切り欠き24よりも反回路基板側における端部(他方の端部21TT)側としている。このようにすると、図22に示すように、隣接する金属導電体13a間においては、金属導電体13aとシールド部材20bとの間に隙間が形成されなくなる。また、切り欠き24が、隣接する金属導電体13a間を跨ぐようになる。
このように、シールド部材20bの回路基板側が曲がる位置を、切り欠き24に含まれない位置とすることにより、隣接する金属導電体13a間における金属導電体13aとシールド部材20bとの間には隙間が形成されないように構成することができる。これによって、シールド部材20bは、図15や図20に示すシールド部材20aよりも、電磁波や高周波ノイズの遮蔽性能の低下をさらに抑制できる。
なお、本実施形態では、シールド部材の回路基板側に切り欠きを設ける例を説明したが、金属導電体が所定の間隔で断続的に形成されていれば、必ずしも切り欠きを設ける必要はない。すなわち、本実施形態では、シールド部材の回路基板側と金属導電体とが面接触するため、半田の使用量が少なくてもシールド部材と金属導電体とを確実に固定できる。その結果、半田がシールド部材を伝わって偏在するおそれは低減されるので、例えば、半田量や加熱条件を制御することで、切り欠きを設けなくても半田の偏在を抑制させつつ、シールド部材と金属導電体とを確実に固定できる。
図23、図24は、実施形態2に係るシールド部材において、接合部が形成される方向を示す図である。図23及び図24に示すシールド部材20c、20dは、いずれも反回路基板側開口21OTに向かって張り出す部分(例えば、図16に示すシールド部材20aが備える庇23)を反回路基板側に備えていない。図23に示すシールド部材20c及び図24に示すシールド部材20dは、それぞれ側部21c、21dの回路基板側に接合部22が形成される。
シールド部材20cは、その回路基板側、すなわち側部21cの回路基板側が、回路基板側開口21OB側(シールド部材20cの内側)に向かって曲がることにより、接合部22が形成される。また、シールド部材20dは、その回路基板側、すなわち側部21dの回路基板側が、回路基板側開口21OBとは反対側(シールド部材20dの外側)に向かって曲がることにより、接合部22が形成される。
図23に示すシールド部材20c及び図24に示すシールド部材20dは、いずれも反回路基板側開口21OTに向かって張り出す部分を反回路基板側に有さないので、いずれのシールド部材であっても、前記張り出す部分によって隠される部分はシールド部材の内部に存在しない。したがって、いずれのシールド部材でも、金属導電体13aによって囲まれる部分が、シールド部材内の部品実装面12PPへ実際に部品を実装できる面積になる。
図24に示すシールド部材20dのように、回路基板側がシールド部材20dの外側に向かって曲がることによって接合部22が形成されると、シールド部材の側部21dを、よりシールド部材20dの内側に配置できる。これによって、部品実装面12PPへ実際に部品を実装できる面積が図23に示すシールド部材20cと同じであっても、シールド部材20dの寸法をよりコンパクトにできるという利点がある。また、シールド部材20dの反回路基板側開口21OTに取り付ける蓋の寸法も、図23に示すシールド部材20cよりもコンパクトにできるという利点がある。
以上のように、本発明に係る基板ユニット及び電子機器は、回路基板に遮蔽体や補強部品等を半田により取り付けて基板ユニットを製造するにあたり、半田の使用量を低減することに有用である。
1 携帯電話機
1C 筐体
1CA 表示側筐体
1CB 操作側筐体
12 基板ユニット
12P、12Pa、112P 回路基板
12PP 部品実装面
13、13a、113、113a 金属導電体
20、20’、20a、20b、20c、20d、120、120a シールド部材
21OB 回路基板側開口
21OT、121OT 反回路基板側開口
21A、21B、21C、21D、21c、21d、121 側部
21TB 一方の端部
21TT 他方の端部
22 接合部
23、123 庇
40、140 蓋
115 半田フィレット

Claims (12)

  1. 回路基板と、
    当該回路基板に取り付けられる金属部材と、
    当該金属部材の前記回路基板への取付側から延設された平面部を有し、前記回路基板の部品実装面に前記平面部が接触して接合される接合部と、
    を含むことを特徴とする基板ユニット。
  2. 前記金属部材は、
    前記回路基板上に搭載される電子部品の周囲に配置される遮蔽部を有し、
    当該遮蔽部の前記回路基板への取付側とは反対側には、反回路基板側開口が形成され、
    当該反回路基板側開口を覆う蓋をさらに含む請求項1に記載の基板ユニット。
  3. 前記遮蔽部の前記回路基板への取付側とは反対側には、前記反回路基板側開口に向かって張り出す庇が設けられるとともに、当該庇と対向する部分に前記接合部が配置される請求項2に記載の基板ユニット。
  4. 前記接合部は、前記金属部材の前記回路基板への取付側のみに設けられ、前記金属部材の前記回路基板への取付側とは反対側には、前記反回路基板側開口の内側に向かって張り出す部分が形成されない請求項2に記載の基板ユニット。
  5. 回路基板と、
    当該回路基板に取り付けられる金属部材と、
    当該金属部材の前記回路基板への取付側に設けられる切り欠きと、
    当該切り欠きの少なくとも一部を含み、前記金属部材の前記回路基板への取付側から延設された平面部を有し、前記回路基板の部品実装面に所定の間隔をもって形成された金属導電体に前記平面部が接触して接合される接合部と、
    を含むことを特徴とする基板ユニット。
  6. 前記平面部が前記取付側から延設された位置は、前記切り欠きに含まれる位置である請求項5に記載の基板ユニット。
  7. 前記平面部が前記取付側から延設された位置は、前記切り欠きに含まれない位置である請求項5に記載の基板ユニット。
  8. 前記金属部材は、
    前記回路基板上に搭載される電子部品の周囲に配置される遮蔽部を有し、
    当該遮蔽部の前記回路基板への取付側には、回路基板側開口が形成され、
    前記取付側が、前記回路基板側開口側又は前記回路基板側開口とは反対側に曲がることにより、前記接合部が形成される請求項5から7のいずれか1項に記載の基板ユニット。
  9. 前記接合部の前記平面部と前記金属導電体とは、半田によって接合される請求項5から8のいずれか1項に記載の基板ユニット。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載の基板ユニットを備えることを特徴とする電子機器。
  11. 回路基板に取り付けられる金属部材と、
    当該金属部材の前記回路基板への取付側から延設された平面部を有し、前記回路基板の部品実装面に前記平面部が接触して接合される接合部と、
    を含むことを特徴とする回路基板用金属部品。
  12. 回路基板に取り付けられる金属部材と、
    当該金属部材の前記回路基板への取付側に設けられる切り欠きと、
    当該切り欠きの少なくとも一部を含み、前記金属部材の前記回路基板への取付側から延設された平面部を有し、前記回路基板の部品実装面に所定の間隔をもって形成された金属導電体に前記平面部が接触して接合される接合部と、
    を含むことを特徴とする回路基板用金属部品。
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JP2003179377A (ja) * 2001-12-13 2003-06-27 Tdk Corp シールドケースおよびこれを有する無線通信装置
JP2009088754A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Sharp Corp 高周波モジュール及びそれを用いた通信装置

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