JP2010270484A - プッシュラッチ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】少なくとも一端部が開口している第一収容孔11が形成され、第一収容孔11の内周面に雌ネジ部12が形成されるとともに、対象物100に形成される取付孔103に嵌装されたときに対象物100に対して相対移動不能に係合する係合部13が形成される第一ケース部材10と、外周面に雄ネジ部25が形成され、雄ネジ部25を第一ケース部材10の雌ネジ部12に螺合することにより第一収容孔11に収容されるとともに、第一ケース部材10の一端部側に開口する第二収容孔21が形成される第二ケース部材20と、第二収容孔21に収容されることにより、前後方向に摺動可能に第二ケース部材20に支持される摺動部材30と、第二収容孔21に収容され、摺動部材30を前方向に付勢するバネ90と、を具備した。
【選択図】図2
Description
マグネットキャッチは、磁力で扉を吸着することにより扉を閉じた状態に保持するものである。マグネットキャッチの場合、使用者が手で扉をマグネットキャッチから引き剥がす(磁力よりも大きい外力を加える)ことにより扉を開いた状態とする。
また、プッシュラッチは、磁力で扉を吸着することにより扉を閉じた状態に保持するとともに、バネ等の付勢力によって扉を開いた状態とするものである。
ケース本体は、筒形状を有する。ケース本体は、筒軸方向の一端部に開口する。
操作部材は、筒形状を有する。操作部材は、筒軸方向の両端部に開口する。操作部材の内周面には、ネジ部が形成される。操作部材は、ケース本体に収容される。
保持手段は、保持部材、磁石、およびヨークを備える。保持部材の外周面には、操作部材と螺合可能なネジ部が形成される。保持部材は、ネジ部と操作部材のネジ部とが螺合されて、操作部材に収容される。また、保持部材の内側には、磁石およびヨークがそれぞれ固定される。このとき、ヨークは、磁石より外側に突出するように固定される。
このように構成される特許文献1に開示されたマグネットキャッチは、取付板およびネジ等の取付金具を介してキャビネット等に取り付けられる。
これによれば、別途部品を用いることなくマグネットキャッチを取り付けることができる。つまり、部品点数を減少できる。
外筒の一端部は開口される。また、外筒の他端部は閉塞される。
内筒には、内筒の軸方向および周方向に沿って切り欠き形成される案内通路が形成される。内筒は、外筒に収容される。
スライダーには、外筒の開口側端部に特許文献1にあるような磁石およびヨークが取り付けられる。スライダーは、内筒に収容される。
バネは、スライダーに収容されて、スライダーを外筒の他端部に向かって付勢する。
ロータリーは、外周面に案内通路を摺動可能な突起部が形成される。ロータリーは、外筒に収容されて、スライダーの端部に連結される。このとき、ロータリーは、内筒の案内通路に係止される。
また、外筒および内筒にネジ部を形成することにより、吸着位置を調節するように構成した場合には、繰り返し扉を押し付ける動作を行ううちにヨークがケーシングに対して徐々に相対回転し、意図しない形でヨークの位置がずれる場合があった。
すなわち、本発明によれば、工具なしで狭い場所に取り付けることができるとともに、吸着位置を調節することができる。
図6に示す如く、プッシュラッチ1は扉101を対象物100に押し付ける動作を行うことによって扉101を閉じた状態(図1および図2参照)および開いた状態(図6参照)を交互に切り替えるものである。このようなプッシュラッチ1が取り付けられる対象物100としては、例えば、洗面台に設置されるキャビネット(洗顔用具、歯磨き用具、化粧品等を収納する棚および鏡を備える調度品)等がある。
プッシュラッチ1は、摺動部材30およびバネ90を第二ケース部材20に収容し、第二ケース部材20を第一ケース部材10に収容するという一連の作業によって組み立てられる。
図1および図2に示す如く、第一ケース部材10は、プッシュラッチ1を構成する部材のうち、対象物100に直接固定されるものである。第一ケース部材10は一対の端面および外周面を有する略円柱形状の部材である。
図2および図3(a)に示す如く、第一ケース部材10には第一ケース部材10の一対の端面を貫通する第一収容孔11が形成される。
フランジ部13aは、第一ケース部材10の外径より大きな外径を有する略円環状に形成される。フランジ部13aは、第一ケース部材10の前端部に形成される。
二つの突起部13b・13bは、それぞれ第一ケース部材10の外周面の左側および右側に形成される突起であり、いずれもフランジ部13aに対して第一ケース部材10の長手方向(本実施形態では、前後方向)において所定の間隔を隔てた位置(第一ケース部材10の長手方向(前後方向)から見て互いに90°位相がずれた位置)に配置される。二つの突起部13b・13bの形状は平面視では前端部が第一ケース部材10の径方向外側に向かって突出する略直角三角形状であり、側面視では(左側面視または右側面視では)略U字状である。
第二ケース部材20は、後で詳述する摺動部材30およびバネ90を収容するものである。第二ケース部材20は、略円柱形状を有する。
第二ケース部材20には、第二収容孔21が形成される。第二収容孔21の前端部は、二ケース部材20の軸心位置で第二ケース部材20の長手方向(本実施形態では、前後方向)に沿って大きく開口する。また、第二収容孔21の後端部は、第二ケース部材20の軸心位置からずれた位置で略円弧状に小さく開口する(図3(b)参照)。
第二ケース部材20は、頭部22および胴体部24を備える。
ローレット溝23は、前後方向に沿って並んで形成される複数の溝である。ローレット溝23は、第二ケース部材20の軸心を基準として、略等間隔に切り欠いた形状を有する。
図3(b)に示す如く、雄ネジ部25には、四つの係合凹部12b・12b・12b・12bが形成される。
図2および図3に示す如く、第二ケース部材20の雄ネジ部25が第一ケース部材10の雄ネジ部25と螺合しているとき、第二ケース部材20が第一ケース部材10に対して90°回転する毎に二つの係合凸部12a・12aが四つの係合凹部12b・12b・12b・12bのうちのいずれか(隣り合う)二つの係合凹部12b・12bに係合した(嵌った)状態となる。
すなわち、本実施形態では第一ケース部材10および第二ケース部材20がいずれも弾性変形し得る材料(樹脂材料)からなるため、第二ケース部材20に所定の大きさ以上の回転力(トルク)を加えた場合には第一ケース部材10および第二ケース部材20が弾性変形し、二つの係合凸部12a・12aが四つの係合凹部12b・12b・12b・12bのうちのいずれか二つの係合凹部12b・12bに係合した状態が解除される。言い換えれば、第一ケース部材10に対する第二ケース部材20の回転が許容される。
また、第二ケース部材20に所定の大きさの回転力(トルク)よりも小さい回転力を加えた場合には二つの係合凸部12a・12aが四つの係合凹部12b・12b・12b・12bのうちのいずれか二つの係合凹部12b・12bに係合した状態が保持され、第一ケース部材10に対する第二ケース部材20の回転が規制される。
図1および図2に示す如く、摺動部材30は、第二ケース部材20の第二収容孔21に収容されることにより、第二収容孔21の長手方向(本実施形態では、前後方向)に摺動可能に第二ケース部材20に支持される部材である。
図2に示す如く、摺動部材30は、本体40、磁石50、二つの吸着片60・60、係合ピン70、および脱落防止リング80を備える。
胴体部42の外周面には四つのガイド突起部21b・21b・21b・21bが形成される。四つのガイド突起部21b・21b・21b・21bはいずれも胴体部42の長手方向(本実施形態では、前後方向)に伸びた形状の突起(凸条)であり、第二ケース部材20の第二収容孔21の内周面に形成された四つのガイド溝21a・21a・21a・21a(図3(b)参照)にそれぞれ係合する。四つのガイド突起部21b・21b・21b・21bが四つのガイド溝21a・21a・21a・21a(図3(b)参照)にそれぞれ係合することにより、胴体部42(ひいては摺動部材30)が第二ケース部材20に対して前後方向に摺動することが許容されるとともに、胴体部42(ひいては摺動部材30)が第二ケース部材20に対して前後方向の軸を中心に相対回転することが規制される(相対回転することができない)。
ガイド孔43は頭部41の前端面に開口する孔である。ガイド孔43は頭部41を前後方向に貫通し、さらに胴体部42の前後略中央部まで到達する。ガイド孔43は本体40の軸線方向(本実施形態では、前後方向)から見て略長方形状の孔であり、本体40の軸心位置に配置される。
上側の貫通孔44は胴体部42の上面とガイド孔43とを連通し、下側の貫通孔44は胴体部42の下面とガイド孔43とを連通する。
係合ピン70の係止端部71は、第二収容孔21の後端部より外部に突出させて、ピン係止孔27に係止される。一方、係合ピン70の摺動端部72は、ハートカム溝46に係合する。このとき、図2および図8に示す如く、係合ピン70の後端部は、ハートカム溝46を摺動可能となる。
バネ90は、摺動部材30を後方向より前方向に向かう方向(第二収容孔21の開口部分から突出する方向)に付勢するものである。バネ90は、例えば、バネ鋼からなる丸棒を螺旋状に成形することにより得られる圧縮コイルバネ等によって構成される。バネ90は、後端部が第二ケース部材20のバネ係止部28に係止されるとともに、前端部が本体40の切欠部45の前端部に当接する。すなわち、バネ90は、摺動部材30の本体40を後方向より前方向に向かう方向に付勢する。
図2および図5に示す如く、摺動部材30は、第二収容孔21より外部に突出する部分(例えば、本体40の頭部41および二つの吸着片60・60の前端部等)を前方向より後方向に向かう方向に押し付ける動作を行ったときに、前方向より後方向に向かう方向に摺動する。そして、摺動部材30は、図2に示すような第二収容孔21に引き込まれる状態および図6に示すような第二収容孔21より突出する状態を交互に切り替える。このような切替は、ハートカム溝46を係合ピン70の摺動端部72が摺動することによって行われる。
このように、ロック地点46aに係合ピン70の摺動端部72が係合されているとき、摺動部材30は、図2に示すような第二収容孔21に引き込まれた状態となる。
これによれば、図5および図8(b)に示す如く、第二収容孔21に引き込まれた状態の摺動部材30を前方向より後方向に向かう方向に押し付ける動作を行ったとき、係合ピン70の摺動端部72は、第一切替地点46bに向かって摺動する。
すなわち、図8(c)に示す如く、第一切替地点46bまで摺動した係合ピン70の摺動端部72は、摺動部材30を押し付ける動作を行った後、バネ90の付勢力によって、規制地点46cに向かって摺動する。
すなわち、規制地点46cまで摺動した係合ピン70の摺動端部72は、バネ90の付勢力によって、オープン地点46dに向かって摺動する。そして、係合ピン70の摺動端部72は、ハートカム溝46のオープン地点46dまで摺動したときに、ハートカム溝46に係合する。このように、オープン地点46dに係合ピン70の摺動端部72が係合されているとき、摺動部材30は、図6に示すような第二収容孔21より突出した状態となる。
すなわち、図5および図8(d)に示す如く、第二収容孔21より突出した状態の摺動部材30を前方向より後方向に向かう方向に押し付ける動作を行ったとき、係合ピン70の摺動端部72は、第二切替地点46eに向かって摺動する。
すなわち、第二切替地点46eまで摺動した係合ピン70の摺動端部72は、摺動部材30を押し付ける動作を行った後、バネ90の付勢力によって、ロック地点46aに向かって摺動する。そして、係合ピン70の摺動端部72は、ハートカム溝46のオープン地点46dまで摺動したときに、ハートカム溝46に係合する。このように、オープン地点46dに係合ピン70の摺動端部72が係合されているとき、摺動部材30は、図2に示すような第二収容孔21に引き込まれた状態となる。
また、係合ピン70の摺動端部72が摺動したとき、係合ピン70は、係止端部71を回動中心として、上下方向に摺動する。すなわち、第二収容孔21の後端部側の開口部分は、係合ピン70の摺動端部72が摺動したときに、かかる摺動に干渉しない程度に開口する。
図2に示す如く、プッシュラッチ1は、第一ケース部材10を対象物100の取付孔103に嵌装することにより、対象物100に取り付けられる。このとき、第一ケース部材10は、フランジ部13aの後面と対象物100の前面とが当接するまで挿入される。第一ケース部材10の二つの突起部13b・13bは、対象物100の取付孔103の内径を大きくするように対象物100を弾性変形される。そして、第一ケース部材10の二つの突起部13b・13bが対象物100に挿入されたとき、換言すれば、第一ケース部材10の二つの突起部13b・13bが対象物100の内側に配置されたとき、フランジ部13aの後面と対象物100の前面とが当接する。
これにより、対象物100の取付孔103と第一ケース部材10の二つの突起部13b・13bとが係合するため、第一ケース部材10は、対象物100の取付孔103に対して前後方向に相対移動不能に取り付けられる。言い換えれば、係合部13は、第一ケース部材10を対象物100の取付孔103に嵌装したときに、プッシュラッチ1を対象物100に対して相対移動不能に係止する。
この場合、第一ケース部材10を対象物100の取付孔103に挿入するときに、突起部は、弾性変形して、溝部に収容される。そして、フランジ部13aの後面と対象物100の前面とが当接したときに、突起部が溝部より突出する。これにより、プッシュラッチ1を対象物100に対して相対移動不能に取り付けることができる。
図2に示す如く、対象物100の扉101には、扉101を閉じたときにプッシュラッチ1と接触する位置に、磁力によって吸着される被吸着部102が形成される。
プッシュラッチ1と扉101とが接触したとき、プッシュラッチ1は、扉101の被吸着部102を磁力により吸着する。これにより、プッシュラッチ1は、扉101を閉じた状態で保持する。すなわち、係合ピン70の摺動端部72は、図8(a)に示す如く、ロック地点46aに係合される。
このように、本実施形態の磁石50および二つの吸着片60・60を含む構成は、本発明に係る所定の対象物に形成される被吸着部を本体に磁力により吸着させるための吸着部として機能する。
前述のように、第二ケース部材20は、雄ネジ部25が第一ケース部材10の雌ネジ部12と螺合することによって、第一収容孔11に収容される。すなわち、図2および図7に示す如く、第二ケース部材20は、頭部22を第一ケース部材10に対して回転させることによって、第一ケース部材10の長手方向(前後方向)に沿って移動する。このとき、摺動部材30は、第二ケース部材20の回転にともなって回転する。つまり、摺動部材30は、第二ケース部材20の移動にともなって移動する(第二収容孔21の長手方向(前後方向)に摺動する)。これにより、プッシュラッチ1は吸着位置を調節できる。
このため、繰り返し扉101を対象物100に対して押し付ける動作を行ううちに、第二ケース部材20が第一ケース部材10に対して徐々に相対回転し、意図しない形で二つの吸着片60・60の位置がずれることを防止できる。
このため、プッシュラッチ1は、摺動部材30の第二収容孔21より突出する端部(例えば、本体40の頭部41等)を回転させることによって、吸着位置を調節できる。
また、本実施形態の取付部材63は、本体40の頭部41に取り付ける構成であったが、これに限定されるものでない。すなわち、取付部材63は、吸着部(磁石50および二つの吸着片60・60)が外気と接触することを防止できればよく、例えば、第二ケース部材20の頭部22に取り付ける構成であっても構わない。
また、回転規制機構は、第一収容孔11の内周面および第二ケース部材20の外周面のいずれか一方に形成された二つの係合凸部12a・12aと、第一収容孔11の内周面および第二ケース部材20の外周面のいずれか他方に形成された四つの係合凹部12b・12b・12b・12bと、を有するものである。
また、プッシュラッチ1は、摺動部材30の本体40において第二収容孔21に収容される部分を角型形状とし、第二ケース部材20に形成される第二収容孔21を摺動部材30の本体40において第二収容孔21に収容される部分に対応する角型形状とするものである。
10 第一ケース部材
11 第一収容孔
12 雌ネジ部
12a 係合凸部
12b 係合凹部
13 係合部
20 第二ケース部材
21 第二収容孔
25 雄ネジ部
30 摺動部材
46 ハートカム溝
70 係合ピン
71 係止端部
72 摺動端部
90 バネ
100 対象物
102 被吸着部
103 取付孔
Claims (7)
- 少なくとも一端部が開口している第一収容孔が形成され、前記第一収容孔の内周面に雌ネジ部が形成されるとともに、所定の対象物に形成される取付孔に嵌装されたときに前記対象物に対して相対移動不能に係合する係合部が形成される第一ケース部材と、
外周面に雄ネジ部が形成され、前記雄ネジ部を前記第一ケース部材の雌ネジ部に螺合することにより前記第一収容孔に収容されるとともに、前記第一ケース部材の一端部側に開口する第二収容孔が形成される第二ケース部材と、
前記第二収容孔に収容されることにより、前記第二収容孔の長手方向に摺動可能に前記第二ケース部材に支持される摺動部材と、
前記第二収容孔に収容され、前記摺動部材を第二収容孔の開口部分から突出する方向に付勢するバネと、
を具備し、
前記摺動部材は、
前記第二収容孔の長手方向に摺動可能に収容され、前記バネにより付勢されるとともにハートカム溝が形成される本体と、
前記本体において前記第二収容孔から突出する方の端部に配置され、前記所定の対象物の被吸着部を前記本体に磁力により吸着させるための吸着部と、
一端部が前記第二ケース部材に係止されるとともに他端部が前記ハートカム溝に係合する係合ピンと、
を備えるプッシュラッチ。 - 前記第二ケース部材に所定の大きさ以上のトルクを加えた場合には前記第二ケース部材の回転を許容し、前記第二ケース部材に前記所定の大きさのトルクよりも小さいトルクを加えた場合には前記第二ケース部材の回転を規制する回転規制機構を具備する請求項1に記載のプッシュラッチ。
- 前記回転規制機構は、
前記第一収容孔の内周面および第二ケース部材の外周面のいずれか一方に形成された係合凸部と、
前記第一収容孔の内周面および第二ケース部材の外周面のいずれか他方に形成された係合凹部と、
を有する請求項2に記載のプッシュラッチ。 - 前記摺動部材は、
前記吸着部を覆うことにより前記吸着部が外気と接触することを防止する取付部材を備える請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載のプッシュラッチ。 - 前記第二ケース部材において前記第二収容孔が開口している側の端部であって前記第一ケース部材の外部に突出している部分の外周面には、ローレット溝が形成される請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載のプッシュラッチ。
- 前記摺動部材は、
前記第二ケース部材に対して相対回転不能に摺動する請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載のプッシュラッチ。 - 前記摺動部材の本体において前記第二収容孔に収容される部分を角型形状とし、
前記第二ケース部材に形成される第二収容孔を前記摺動部材の本体において前記第二収容孔に収容される部分に対応する角型形状とする請求項6に記載のプッシュラッチ。
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