JP2010269729A - プラットホームの安全手段の乗り越え検知装置 - Google Patents

プラットホームの安全手段の乗り越え検知装置 Download PDF

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Abstract

【課題】乗り越えの誤検知を防止する安全手段の乗り越え検知装置を提供する。
【解決手段】プラットホームに設置されている安全手段の乗り越えを検知するためのプラットホームの安全手段の乗り越え検知装置100において、ホーム柵戸袋16、ホーム柵扉17にかかる設定値以上の荷重を検知して荷重検知信号を出力する荷重検知部11と、ホーム柵戸袋16、ホーム柵扉17の軌道面側の上方側を検知エリア15として設定して検知エリア15の侵入物を検知して侵入検知信号を出力する侵入検知部12と、荷重検知部11および侵入検知部12からの荷重検知信号および侵入検知信号を受信する異常信号を出力する制御部14と、異常信号を受信して外部に警報信号を出力する音声出力部13とを備えたものである。
【選択図】図1

Description

この発明は、プラットホームの可動式または固定式のプラットホーム柵の安全手段の乗り越えを検知する乗り越え検知装置に関するものである。
従来の可動式プラットホーム柵においては、プラットホーム柵戸袋背面に設置された支障物検知手段からプラットホーム柵に沿う方向もしくは斜めにレーザー照射し、プラットホーム柵扉と車両扉間の支障物検知エリアに存在する人などの支障物を検知している(例えば、特許文献1参照)。また、プラットホーム柵ではなく、住居のベランダや塀等への侵入検知装置としては、赤外線センサや感圧センサでフェンス等を乗り越えようとする侵入者を検出している(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−220046(図1、(0004)、(0005)) 特開2006−48341(図1、図4、図8、図9)
従来のプラットホーム柵は、軌道への誤った人の転落、落とし物を取るための軌道への侵入など、軌道への人の侵入防止等を目的として設置されているが、従来のプラットホーム柵では、車両−プラットホーム柵扉間の支障物検知によって車両出発時等の乗客の居残り検知を行っているのみであり、プラットホーム柵乗り越えに対しては検知を行っていないという問題点があった。また、プラットホーム柵は、従来の住宅の塀・フェンスなどにて使用する侵入検知装置とは異なり、プラットホームへの設置という環境条件から、塀・フェンスに触れた場合に検知というものを、そのまま利用すると、プラットホーム柵に人が頻繁に触れ、必要以上に乗り越えと判断して誤検出が多発するという問題点があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、乗り越えの誤検知を防止するプラットホームの安全手段の乗り越え検知装置を提供することを目的とする。
この発明は、プラットホームに設置されている安全手段の乗り越えを検知するためのプラットホームの安全手段の乗り越え検知装置において、
安全手段にかける設定値以上の荷重を検知して荷重検知信号を出力する荷重検知部と、
安全手段の軌道面側の上方側を検知エリアとして設定して検知エリアの侵入物を検知して侵入検知信号を出力する侵入検知部と、
荷重検知部および侵入検知部からの荷重検知信号および侵入検知信号を受信する異常信号を出力する制御部と、
異常信号を受信して外部に警報信号を出力する警報出力部とを備えたものである。
この発明のプラットホームの安全手段の乗り越え検知装置は、プラットホームに設置されている安全手段の乗り越えを検知するためのプラットホームの安全手段の乗り越え検知装置において、
安全手段にかける設定値以上の荷重を検知して荷重検知信号を出力する荷重検知部と、
安全手段の軌道面側の上方側を検知エリアとして設定して検知エリアの侵入物を検知して侵入検知信号を出力する侵入検知部と、
荷重検知部および侵入検知部からの荷重検知信号および侵入検知信号を受信する異常信号を出力する制御部と、
異常信号を受信して外部に警報信号を出力する警報出力部とを備えたので、乗り越えの誤検知を防止することができる。
この発明の実施の形態1のプラットホームの安全手段の乗り越え検知装置の構成を示す図である。 図1に示したプラットホームの安全手段の乗り越え検知装置の検知エリアの詳細を説明するための図である。 図1に示したプラットホームの安全手段の乗り越え検知装置の荷重検知部の例を示した図である。 図1に示したプラットホームの安全手段の乗り越え検知装置の動作を説明するためのフローチャートである。 この発明の実施の形態2のプラットホームの安全手段の乗り越え検知装置の構成を示す図である。 図5に示したプラットホームの安全手段の乗り越え検知装置の動作を説明するためのフローチャートである。 この発明の実施の形態3のプラットホームの安全手段の乗り越え検知装置の構成を示す図である。 図7に示したプラットホームの安全手段の乗り越え検知装置の動作を説明するためのフローチャートである。
実施の形態1.
以下、本願発明の実施の形態について説明する。図1はこの発明の実施の形態1におけるプラットホームの安全手段の乗り越え検知装置の構成を示す正面図および側面図、図2は図1に示したプラットホームの安全手段の乗り越え検知装置の検知エリアの詳細を説明するための図、図3は図1に示したプラットホームの安全手段の乗り越え検知装置の荷重検知部の例を示した図、図4は図1に示したプラットホームの安全手段の乗り越え検知装置の動作を説明するためのフローチャートである。
図において、プラットホームの安全手段の乗り越え検知装置(以下、乗り越え検知装置と示す)100はプラットホームに設置されている安全手段としてのホーム柵戸袋16、ホーム柵扉17などの乗り越えを検知するためのものである。そして、乗り越え検知装置100には、ホーム柵戸袋16、ホーム柵扉17に設置されている荷重センサ18からのホーム柵戸袋16、ホーム柵扉17にかける設定値以上の荷重を検知して荷重検知信号を出力する荷重検知部11と、ホーム柵戸袋16、ホーム柵扉17の軌道面側の上方側を検知エリア15として設定して検知エリア15の侵入物を検知して侵入検知信号を出力する侵入検知部12とを有する。ここでいう、設定値とは幼児のよじ登りを考慮すれば例えば10kgであり、ホーム柵戸袋16、ホーム柵扉17などにただ単に触れたり、触ったりする程度で荷重を検出すると、異常以外の検出が多発するため、その程度の力の荷重の場合を除外するように設定するための値である。また、本実施の形態における”荷重”とは、”圧力”を含むものとする。
また、侵入検知部12は、図1(a)および図2に示すように、例えば、レーザーを扇状に走査することにより検知エリア15を設定するものであり、ホーム柵戸袋16、ホーム柵扉17の前後方向の角度可変(図2)させることで検知範囲を詳細に設定することが可能である。ここでは、侵入検知部12をホーム柵戸袋16、ホーム柵扉17の背面に上方に向けて設置したことにより、ホーム柵戸袋16、ホーム柵扉17上部に人が手をかけた場合などの検知距離(図2)を確保することが可能であり、その検知距離を適宜設定することにより誤検知を少なくすることができる。
また、荷重検知部11の構成例について図3を交えて説明する。ホーム柵戸袋16、ホーム柵扉17の上部の荷重検知部11において、図3(a)に示すように、荷重検知部11の下部に荷重センサ18を設置し検知する場合、図3(b)に示すように、荷重検知部11の上部のひずみを検知することにより荷重を検知する荷重センサを設置する場合、図3(c)に示すように、ホーム柵戸袋16、ホーム柵扉17の背面のひずみを検知することより荷重検知する荷重センサを設置する場合等が考えられる。図3(a)の場合では、荷重が荷重センサ18にかかるため、人が荷重をかけた場合は、荷重検知部11が荷重からの変動分を検出する必要があるが、荷重検知部11にかかる荷重を確実に検出することが可能である。図3(b)および図3(c)では、荷重検知部11自身の荷重は荷重センサ18にはかからないが、荷重センサ18が設置された面への荷重のみの検出が可能となる。よってこれらのことを考慮して荷重の検知において必要な検知部分によって選択して利用することが考えられる。
さらに、荷重検知部11の荷重検知信号を受信すると第1の異常信号を出力し、侵入検知部12からの侵入検知信号を受信すると第3の異常信号を出力し、荷重検知信号を連続して設定時間以上受信しかつ侵入検知信号を連続して設定時間以上受信すると第5の異常信号を出力する制御部14と、第1の異常信号を受信して外部に第1の警報信号を出力し、第3の異常信号を受信して外部に第3の警報信号を出力し、第5の異常信号を受信すると第1の警報信号および上記第3の警報信号より大きな第5の警報信号を出力する警報出力部としての音声出力部13とを備えている。そして、制御部14は第1、第3、第5の異常信号をそれぞれ外部のシステム、例えば、ITV/列車運行システムに送信することができる。また、ここでいう設定時間とは、通常では連続して設置値以上の荷重がかかるとは考えにくい時間n秒(例えば3〜5秒)を設定し、また、通常では連続して検出エリア15において検知されるとは考えにくい時間(例えばn秒)を設定するものである。尚、図1においては便宜上、紙面上左側のホーム柵戸袋16のみに検知装置100が設置されている例を示しているが、全てのホーム柵戸袋16、ホーム柵扉17に設置することも考えられる。また、必要箇所のみのホーム柵戸袋16、ホーム柵扉17に設置することも考えられるものである。
次に上記のように構成された実施の形態1のプラットホームの安全手段の乗り越え検知装置の動作について図4のフローチャートに基づいて説明する。まず、荷重センサ18の検出値から荷重検知部11が設定値以上の検出があるかどうかを判定し、設定値以上の場合は荷重があるとして荷重検知信号を出力する。そして、制御部14は荷重が検知されたか否かを判断する(図4のステップS51)。そして、制御部14が荷重検知信号を無しと判断すると、再びステップS51に戻る。また、制御部14が荷重検知信号ありと判断すると、第1の異常信号を出力し、音声出力部13は第1の異常信号に応じた第1の警報信号の音声を出力する(図4のステップS52)。また、それに並行して、侵入検知部12は検知エリア15に侵入物があるか否かを検知し、侵入物があると検知すると侵入検知信号を出力する。そして、制御部14は侵入検知信号が検知されたか否かを判断する(図4のステップS54)。そして、制御部14は侵入検知信号を無しと判断すると、再びステップS54に戻る。また、制御部14が侵入検知信号ありと判断すると、第3の異常信号を出力し、音声出力部13は第3の異常信号に応じた第3の警報信号を出力する(図4のステップS55)。
次に、制御部14は荷重検知信号を連続して設定時間n秒以上受信するか否かを判断する(図4のステップS53)。そして、制御部14は荷重検知信号を連続して設定時間以上受信していないと判断すると再びステップS51に戻る。また、制御部14は侵入検知信号を連続して設定時間n秒以上受信するか否かを判断する(図4のステップS56)。そして、制御部14は侵入検知信号を連続して設定時間以上受信していないと判断すると再びステップS54に戻る。次に、制御部14が荷重検知信号を連続して設定時間以上かつ侵入検知信号を連続して設定時間以上受信しているか否かを判断する(図4のステップS57)。そして、制御部14が両方を検知している(Yes)と判断した場合には、乗り越えとして検知して(図4のステップS58)、制御部14は第5の異常信号を、他のシステムに出力(図5のステップS59)するとともに、また、音声出力部13に出力し、音声出力部13は第5の異常信号に応じた第5の警報信号の音声を出力する(図4のステップS60)。
上記のように構成された実施の形態1の乗り越え検知装置によれば、プラットホームの安全手段に手をかけた場合などの荷重を加えた場合は、荷重検知部で荷重を検知し、この荷重に応じて警報信号を発生することできるため、プラットホームの安全手段の周囲に対して警告を行うことができる。この警告を行うことにより安全手段への不要な荷重を避けることができ、安全手段の損傷を抑え、延命化を図ることができる。また、プラットホームの安全手段に侵入した場合は、侵入検知部で侵入を検知し、この侵入に応じて警報信号を発生することできるため、プラットホームの安全手段の周囲に対して警告を行うことができる。この警告を行うことにより安全手段への不要な侵入を避けることができ、安全手段の損傷を抑え、延命化を図ることができる。
また、荷重検知信号と侵入検知信号との両方が設定時間以上連続して異常として検出されると、制御部は乗り越えと判定し、外部の例えばITV/列車運行システムなどに出力することにより、プラットホームの安全手段の乗り越え者の確認、車両緊急停止などの安全対策を図ることができる。また、大きな警報信号を出力することにより乗り越えを防止することができる。尚、警報信号としては音声を用いる例を示したがこれに限られることなく、表示による警報信号でもよい。この場合、警報信号の大きさとは、光の強さを替えたり、光の色を変えたり等して、異常の度合いに応じて変更することにより大きさを変更するということが考えられる。
尚、上記実施の形態1においては、第1の異常信号および第3の異常信号を出力する例を示したが、これに限られることはなく、例えば、第5の異常信号のみを出力するようにしてもよい。その場合、乗り越えと判断される場合のみが検出されることとなる。また、第1の異常信号または第3の異常信号のいずれかの信号のみを出力するようにしてもよい。その場合、荷重による注意、または、侵入による注意のいずれかを選択することができる。
実施の形態2.
図5はこの発明の実施の形態2におけるプラットホームの安全手段の乗り越え検知装置を示す図、図6は図5に示したプラットホームの安全手段の乗り越え検知装置の動作を説明するためのフローチャートである。上記実施の形態1では、荷重検知部と侵入検知部との両方を備えた例を示したが、本実施の形態2においては、荷重検知部のみを備えた場合について説明する。図において、上記実施の形態1と同様の部分は同一符号を付して説明を省略する。荷重検知部11のみを備えているため、制御部14は荷重検知部11の荷重検知信号を受信すると第1の異常信号を出力し、荷重検知信号を連続して設定時間以上受信すると第2の異常信号を出力する。そして音声出力部13は、第1の異常信号を受信して外部に第1の警報信号を出力し、第2の異常信号を受信すると第1の警報信号より大きな第2の警報信号を出力する。
次に上記のように構成された実施の形態2の乗り越え検知装置の動作について図6のフローチャートに基づいて説明する。まず、荷重センサ18の検出値から荷重検知部11が設定値以上の検出があるかどうかを判定し、設定値以上の場合は荷重があるとして荷重検知信号を出力する。そして、制御部14は荷重が検知されたか否かを判断する(図6のステップS71)。そして、制御部14が荷重検知信号を無しと判断すると、再びステップS71に戻る。また、制御部14が荷重検知信号ありと判断すると、第1の異常信号を出力し、音声出力部13は第1の異常信号に応じた第1の警報信号の音声を出力する(図6のステップS72)。次に、制御部14は荷重検知信号を連続して設定時間n秒以上受信するか否かを判断する(図6のステップS73)。そして、制御部14は荷重検知信号を連続して設定時間以上受信していないと判断すると再びステップS71に戻る。次に、制御部14が荷重検知信号を連続して設定時間以上と判断すると、乗り越えとして検知して(図6のステップS74)、制御部14は第2の異常信号を、他のシステムに出力(図6のステップS75)するとともに、また、音声出力部13に出力し、音声出力部13は第2の異常信号に応じた第2の警報信号の音声を出力する(図6のステップS76)。
上記のように構成された実施の形態2の乗り越え検知装置によれば、プラットホームの安全手段に手をかけた場合などの上部荷重を加えた場合は、荷重検知部で荷重検知し、荷重に応じて警報信号を発生することできるため、プラットホームの安全手段の周囲に対して警告を行うことができる。この警告を行うことにより安全手段への不要な荷重を避けることができ、安全手段の損傷を抑え、延命化を図ることができる。また、荷重検知信号が設定時間以上連続して異常を検出されると、制御部は乗り越えと判定し、外部の例えばITV/列車運行システムなどに出力することにより、プラットホームの安全手段の乗り越え者の確認、車両緊急停止などの安全対策を図ることができる。また、実施の形態1の場合より装置を簡略化することができる。
実施の形態3.
図7はこの発明の実施の形態3におけるプラットホームの安全手段の乗り越え検知装置を示す図、図8は図7に示したプラットホームの安全手段の乗り越え検知装置の動作を説明するためのフローチャートである。上記実施の形態1では、荷重検知部と侵入検知部との両方を備えた例を示したが、本実施の形態3においては、侵入検知部のみを備えた場合について説明する。図において、上記各実施の形態と同様の部分は同一符号を付して説明を省略する。侵入検知部12のみを備えているため、制御部14は侵入検知部12の侵入検知信号を受信すると第3の異常信号を出力し、侵入検知信号を連続して設定時間以上受信すると第4の異常信号を出力する。そして音声出力部13は、第3の異常信号を受信して外部に第3の警報信号を出力し、第4の異常信号を受信すると第3の警報信号より大きな第4の警報信号を出力する。
次に上記のように構成された実施の形態3の乗り越え検知装置の動作について図8のフローチャートに基づいて説明する。まず、侵入検知部12が検知エリア15に侵入物があるか否かを判定し、侵入物ありと検知されると侵入検知信号を出力する。そして、制御部14は侵入物が検知されたか否かを判断する(図8のステップS61)。そして、制御部14が侵入検知信号を無しと判断すると、再びステップS61に戻る。また、制御部14が侵入検知信号ありと判断すると、第3の異常信号を出力し、音声出力部13は第3の異常信号に応じた第3の警報信号の音声を出力する(図8のステップS62)。次に、制御部14は侵入検知信号を連続して設定時間n秒以上受信するか否かを判断する(図8のステップS63)。そして、制御部14は侵入検知信号を連続して設定時間以上受信していないと判断すると再びステップS61に戻る。次に、制御部14が侵入検知信号を連続して設定時間以上と判断すると、乗り越えとして検知して(図8のステップS64)、制御部14は第4の異常信号を、他のシステムに出力(図8のステップS65)するとともに、また、音声出力部13に出力し、音声出力部13は第4の異常信号に応じた第4の警報信号の音声を出力する(図8のステップS66)。
上記のように構成された実施の形態3の乗り越え検知装置によれば、プラットホームの安全手段に侵入しようとした場合は、侵入検知部で侵入を検知し、この侵入に応じて警報信号を発生することできるため、プラットホームの安全手段の周囲に対して警告を行うことができる。この警告を行うことにより安全手段への不要な荷重を避けることができ、安全手段の損傷を抑え、延命化を図ることができる。また、侵入検知信号が設定時間以上連続して異常を検出されると、制御部は乗り越えと判定し、外部の例えばITV/列車運行システムなどに出力することにより、プラットホームの安全手段の乗り越え者の確認、車両緊急停止などの安全対策を図ることができる。また、実施の形態1の場合より装置を簡略化することができる。
11 荷重検知部、12 侵入検知部、13 音声出力部、14 制御部、
15 検知エリア、16 ホーム柵戸袋、17 ホーム柵扉、
100 乗り越え検知装置。

Claims (6)

  1. プラットホームに設置されている安全手段の乗り越えを検知するためのプラットホームの安全手段の乗り越え検知装置において、
    上記安全手段にかかる設定値以上の荷重を検知して荷重検知信号を出力する荷重検知部と、
    上記安全手段の軌道面側の上方側を検知エリアとして設定して上記検知エリアの侵入物を検知して侵入検知信号を出力する侵入検知部と、
    上記荷重検知部および上記侵入検知部からの上記荷重検知信号および上記侵入検知信号を受信する異常信号を出力する制御部と、
    上記異常信号を受信して外部に警報信号を出力する警報出力部とを備えたことを特徴とするプラットホームの安全手段の乗り越え検知装置。
  2. 上記制御部は、上記荷重検知部の荷重検知信号を受信すると第1の異常信号を出力し、上記侵入検知部からの侵入検知信号を受信すると第3の異常信号を出力し、上記荷重検知信号を連続して設定時間以上受信しかつ上記侵入検知信号を連続して設定時間以上受信すると第5の異常信号を出力し、
    上記警報出力部は、上記第1の異常信号を受信して外部に第1の警報信号を出力し、上記第3の異常信号を受信して外部に第3の警報信号を出力し、上記第5の異常信号を受信すると上記第1の警報信号および上記第3の警報信号より大きな第5の警報信号を出力することを特徴とする請求項1に記載のプラットホームの安全手段の乗り越え検知装置。
  3. プラットホームに設置されている安全手段の乗り越えを検知するためのプラットホームの安全手段の乗り越え検知装置において、
    上記安全手段にかかる設定値以上の荷重を検知して荷重検知信号を出力する荷重検知部と、
    上記荷重検知部の荷重検知信号を受信すると第1の異常信号を出力し、上記荷重検知信号を連続して設定時間以上受信すると第2の異常信号を出力する制御部と、
    上記第1の異常信号を受信して外部に第1の警報信号を出力し、上記第2の異常信号を受信すると上記第1の警報信号より大きな第2の警報信号を出力する警報出力部とを備えたことを特徴とするプラットホームの安全手段の乗り越え検知装置。
  4. プラットホームに設置されている安全手段の乗り越えを検知するためのプラットホームの安全手段の乗り越え検知装置において、
    上記安全手段の軌道面側の上方側を検知エリアとして設定して上記検知エリアの侵入物を検知して侵入検知信号を出力する侵入検知部と、
    上記侵入検知部からの侵入検知信号を受信すると第3の異常信号を出力し、上記侵入検知信号を連続して設定時間以上受信すると第4の異常信号を出力する制御部と、
    上記第3の異常信号を受信して外部に第3の警報信号を出力し、上記第4の異常信号を受信すると上記第3の警報信号より大きな第4の警報信号を出力する警報出力部とを備えたことを特徴とするプラットホームの安全手段の乗り越え検知装置。
  5. 上記警報出力部は、音声による警報信号または表示による警報信号のいずれか少なくとも一方を出力することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のプラットホームの安全手段の乗り越え検知装置。
  6. 上記制御部は、上記各異常信号を外部システムに送信することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のプラットホームの安全手段の乗り越え検知装置。
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