JP2006048341A - 侵入検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】赤外線センサや感圧センサでフェンスを乗り越えようとする侵入者を検出する従来の構成では、動物の動作や布団干し等で誤検出が起こるといった課題があった。
【解決手段】感圧手段としての可撓性を有したケーブル状の圧電センサ14を壁状構造体11の住居側上端部12から所定長さL下方位置に沿って配設した。これにより、動物の動作や布団干し等でも不要な押圧が圧電センサ14に印加されることがなく、侵入者が壁状構造体11を乗り越える際に壁状構造体11の上部に手をかけたときの押圧を検出して侵入を検出するので、従来のような誤検出がなく、確実に侵入を検出できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、住居のベランダのフェンスや塀などの壁状構造体に設置する侵入検出装置に関するものである。
従来、この種の侵入検出装置には、赤外線センサや感圧センサを用いたものがある(例えば、特許文献1参照)。
図8は、特許文献1に記載された従来の侵入検出装置の構成図である。図8において、従来の侵入検出装置は、ベランダ等に設置されるフェンス1に設けられた支柱2〜4の上部にそれぞれ赤外線投光部5と赤外線受光部6、7を備えている。
上記構成により、フェンス1を乗り越えて侵入者が侵入しようとして、身体の一部が赤外線投光部5から投光される赤外線ビームをさえぎると、赤外線受光部6または7の受光量が低下することに基づき侵入判定を行い、警報装置から警報を発生させたり、外部への通報を行うといったような防犯動作を行う。
また、図9は特許文献1に記載された従来の他の侵入検出装置の断面図である。図9はフェンス1の断面図で、フェンス1の上面部8の家屋側角縁に沿って形成された切り欠き部9に感圧センサ10が配設してある。
上記構成により、フェンス1を乗り越えて侵入者が侵入しようとして、身体の一部が感圧センサ10に接触して押圧すると感圧センサ10が押圧を検出することに基づき侵入判定を行い、警報装置から警報を発生させたり、外部への通報を行うといったような防犯動作を行う。
特開2002−15380号公報
しかしながら、前記従来の構成では、フェンス1に鳥がとまったり、猫がフェンス1の上を歩くと、赤外線ビームが遮られて誤検出するといった課題があった。
また、フェンス1で布団を干す際にも赤外線ビームが遮られたり、布団の重量を感圧センサが検出して誤検出するといった課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、動物や布団干し等でも誤検出のない進入検出装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の侵入検出装置は、住居のベランダのフェンスや塀などの壁状構造体に配設された感圧手段と、前記感圧手段の出力信号に基づき前記壁状構造物を越えて侵入する侵入者を検出する検出手段とを備え、前記感圧手段は前記壁状構造体の住居側上端部から所定長さ下方位置に沿って配設されたもので、前記感圧手段は前記壁状構造体の住居側上端部から所定長さ下方位置に沿って配設されているので、動物の動作や布団干し等でも不要な押圧が印加されることがなく、誤検出がない。
本発明の侵入検出装置は、住居のベランダのフェンスや塀などの壁状構造体に配設された感圧手段と、前記感圧手段の出力信号に基づき前記壁状構造物を越えて侵入する侵入者を検出する検出手段とを備え、前記感圧手段は前記壁状構造体の住居側上端部から所定長さ下方位置に沿って配設されたもので、前記感圧手段は前記壁状構造体の住居側上端部から所定長さ下方位置に沿って配設されているので、動物の動作や布団干し等でも不要な押圧が印加されることがなく、侵入者が壁状構造体を乗り越える際に壁状構造体の上部に手をかけたときの押圧を検出して侵入を検出するので、従来のような誤検出がなく、確実に侵入を検出できる。
また、また、感圧手段は壁状構造体の住居側に配設されているので、外側からは目立たないため見栄えがよい上、侵入者にも感圧手段が設置してあることを気づかれないので、防犯効果が高まる。
第1の発明は、住居のベランダのフェンスや塀などの壁状構造体に配設された感圧手段と、前記感圧手段の出力信号に基づき前記壁状構造物を越えて侵入する侵入者を検出する検出手段とを備え、前記感圧手段は前記壁状構造体の住居側上端部から所定長さ下方位置に沿って配設されたもので、前記感圧手段は前記壁状構造体の住居側上端部から所定長さ下方位置に沿って配設されているので、動物の動作や布団干し等でも不要な押圧が印加されることがなく、従来のような誤検出がない。また、前記感圧手段は前記壁状構造体の住居側に配設されているので、外側からは目立たないため見栄えがよい上、侵入者にも感圧手段が設置してあることを気づかれないので、防犯効果が高まる。
第2の発明は、特に第1の発明において、壁状構造体の住居側上端部から所定長さ下方位置に溝部が設けられ、感圧手段は前記溝部に配設されたもので、感圧手段を壁状構造体に配設する際に溝部があるので、施工の際に感圧手段を設置しやすい。
第3の発明は、特に第1の発明において、壁状構造体の住居側上端部から所定長さ下方位置に段部が設けられ、感圧手段は前記段部に配設されたもので、侵入者が壁状構造体を乗り越えて侵入する際には体を持ち上げるため壁状構造体上部に手をかけて体を持ち上げるが、段部があると、必然的にそこに手をかけて力を入れたくなるので、段部に配設された感圧手段にも押圧がかかりやすくなり、侵入の検出性能が向上する。
第4の発明は、特に第1〜3の発明のいずれか記載の発明において、感圧手段を弾性支持する支持手段を備えたもので、支持手段が感圧手段を弾性保持しているので、侵入者が壁状構造体を乗り越える際に壁状構造体の上部に手をかけたときの押圧により感圧手段が変形しやすくなり、感圧手段から変形に応じた出力信号を迅速に出力することが可能となるので、検出感度が向上する。
第5の発明は、特に第4の発明において、感圧手段は所定の荷重以上の荷重が印加されると非線形に撓む弾性特性を有した非線形撓み部を備えたもので、感圧手段に動物の動作や布団干しにより押圧が印加されても、非線形撓み部に所定の荷重以上の荷重が印加されないと撓まないため、感圧手段も変形せず、誤検出することがない。
第6の発明は、特に、第1〜第5のいずれか1つの発明において、感圧手段は可撓性を有したケーブル状の圧電センサを備えたもので、圧電センサは圧電効果により変形の加速度に応じた電圧信号を出力するので、侵入者が壁状構造体の上部に手をかけたときの押圧による変形を迅速に検出して侵入検出することができる上、圧電センサが可撓性を有したケーブル状なので、様々な壁状構造体の形状に沿って自在に配設が可能となる。
第7の発明は、第1〜6の発明のいずれか記載の発明で、検出手段の出力信号に基づき警報を発生する警報発生手段を備えたもので、警報発生により侵入者を威嚇して侵入を抑制することができる。
第8の発明は、第1〜7の発明に記載の発明において、検出手段の出力信号を外部機器へ通信可能な通信手段を備えたもので、侵入者の侵入があったことを屋内の警報端末や外部電話、警備会社、警察等へ通報することができ、侵入発生時の迅速な対応が可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1(a)は、本発明の第1の実施の形態における侵入検出装置が設置されたのの壁状構造体の構成図、図1(b)は図1(a)のAA位置における断面図である。図1(a)において、住居のベランダのフェンスや塀などの壁状構造体11の住居側上端部12から所定長さL下方位置に沿って溝部13が形成され、溝部13に感圧手段としての可撓性を有したケーブル状の圧電センサ14が配設されている。
長さLは主に壁状構造体11の上部の幅Wにより設定すればよい。例えば、Wが大きい場合は侵入の際に壁状構造体11の上部に手をかけにくいのでLは小さくする。逆に、Wが小さいと侵入の際に壁状構造体11の上部に手をかけ易いのでLは大きくする。尚、確実に手をかける状態を考慮すれば、少なくとも指の第1関節〜第2関節が壁状構造体11の住居側壁面に接していることが必須なので、この観点からLは10mm以上とすることが望ましい。
圧電センサ14の端部には制御ユニット15が設けられている。また、図1(b)において、圧電センサ14は圧電センサ14より柔らかい弾性体からなる支持手段により支持されている。圧電センサ14は支持手段16の一部にスリットを設け、前記スリットから支持手段16内にはめ込んで支持する構成としている。弾性体としては、EPDMや熱可塑性エラストマーのような合成樹脂の発泡体を用い、圧縮率(単位変位をもたらす荷重値)が圧電センサ14よりも小さくなるよう硬度、発泡率等を選択すればよい。
図2(a)は圧電センサ14と制御ユニット15の構成図、図2(b)は図2(a)のBB位置における断面図を示すものである。図2(a)において、圧電センサ14は後述する電極の断線・ショート検出用の抵抗体が内蔵された先端部141を備えている。図2(b)において、圧電センサ14は導体からなる中心電極142、圧電体層143、導体からなる外側電極144、弾性体からなる被覆層145を備えている。圧電体層143はポリフッ化ビニリデン等の樹脂系の高分子圧電体を用いることも考えられるが、耐熱温度が上限で80℃程度であり、侵入検出装置は屋外使用が主であって、特に夏季には直射日光により壁状構造体11の表面温度が時には100℃近くの高温になることから、高分子圧電体を用いることは好ましくない。圧電体層143としては特定の樹脂基材中に圧電セラミックスの粉体を混合した複合圧電体を用いると100℃以上の高温耐久性を有することができ、このような複合圧電体を使用することが好ましい。
尚、例えば図2(c)に示すように、圧電センサ14に隣接して支持手段16中の壁側に中空部16aを設けて、さらに圧電センサ14が変形しやすくする構成としてもよい。そして、圧電センサ14をはめ込んだ後の前記スリットには接着剤でシールしてもよく、その場合はシール部材も弾性を備えた材料を用いるのが好ましい。
図3は本発明の第1の実施の形態における侵入検出装置のブロック図である。図3において、制御ユニット15は、検出手段151、警報発生手段152、通信手段153を備えている。検出手段151は、圧電センサ14からの出力信号を所定の濾波特性で濾波し、かつ、所定の増幅度で増幅を行うフィルタ部154と、フィルタ部154の出力信号を予め設定された設定値と比較して侵入の判定を行うコンパレータ部155とを備えている。フィルタ部154の濾波特性としては、手17の接触時の周波数は10Hz以下であり、特に3〜8Hzの範囲が多く、降雨による振動は10Hz以上、風による振動は1Hz以下が多いので、濾波特性としては例えば、3〜8Hzの信号成分を通過させるバンドパスフィルタとする。
以上のように構成された侵入検出装置について、以下その動作、作用を図4及び図5に基づいて説明する。図4(a)は、侵入者が壁状構造体11を乗り越えて侵入する際に体を持ち上げるため壁状構造体11上部に手17をかけている状態を示す図、図(b)は布団干しをする際に壁状構造体11に布団18をかけている状態を示す図である。図5は侵入者が侵入した時のフィルタ部154の出力信号Vとコンパレータ部155の出力信号Jの経時変化を示す特性図である。
まず、図4(a)のように、侵入者が壁状構造体11上部に手17をかけると、手17の指よる押圧が圧電センサ14及び支持手段16に印加される。支持手段16は圧電センサ14より柔軟性を有しているので、図4(a)に示すように、指の接触による押圧により支持手段16が圧縮されて、圧電センサ14も容易に変形する。そして、圧電センサ14からは圧電効果により圧電センサ14の変形の加速度に応じた信号が出力される。
圧電センサ14の出力信号は、フィルタ部154により手17の接触時の周波数帯域である3〜8Hzの信号を通過させ、他の周波数帯の信号は除去される。図5にフィルタ部154の出力信号Vを示す。手17の接触時には、Vに基準電位Vより大きな信号成分が現れる。この際、単に圧電センサ14を壁状構造体11に配設した構成であれば、手17の接触の際の圧電センサ14の変形はわずかであるが、本実施の形態の場合は図1(b)のように支持手段16が圧電センサ14よりも柔軟性を有した弾性体からなり、接触の際に支持手段16が容易に圧縮されるので、圧電センサ14の変形量が増大する。このように圧電センサ14は大きな変形量が得られ、変形量の2次微分値である加速度も大きくなり、結果として圧電センサ14の出力信号も大きくなる。コンパレータ部155はVのVからの振幅|V−V|がDより大ならば体の一部が接触したと判定し、時刻t1で判定出力としてLo→Hi→Loのバルス信号を出力する。
コンパレータ部155から侵入判定のパルス信号が出力されると、警報発生手段152から一定時間アラーム音が発生され、侵入者を威嚇する。また、並行して、通報手段153により侵入者の侵入があったことを屋内の警報端末や外部電話、警備会社、警察等へ通報する。
以上のように、本実施の形態における侵入検出装置では、感圧手段としての圧電センサが壁状構造体の住居側上端部から所定長さ下方位置に沿って配設されているので、動物の動作や布団干し等でも不要な押圧が印加されることがなく、従来のような誤検出がない。また、圧電センサは壁状構造体の住居側に配設されているので、外側からは目立たないため見栄えがよい上、侵入者にも圧電センサが設置してあることを気づかれないので、防犯効果が高まる。
また、圧電センサを壁状構造体に配設する際に溝部があるので、施工の際に圧電センサを設置しやすい。さらに、風雨、日照などの自然条件に対しても溝によって、保護されることになり、耐久性を向上させることができる。
また、支持手段が圧電センサを弾性保持しているので、侵入者が壁状構造体を乗り越える際に壁状構造体の上部に手をかけたときの押圧により圧電センサが変形しやすくなり、圧電センサから変形に応じた出力信号を迅速に出力することが可能となるので、検出感度が向上する。
また、感圧手段は可撓性を有したケーブル状の圧電センサを備えたもので、圧電センサは圧電効果により変形の加速度に応じた電圧信号を出力するので、侵入者が壁状構造体の上部に手をかけたときの押圧による変形を迅速に検出して侵入検出することができる上、圧電センサが可撓性を有したケーブル状なので、様々な壁状構造体の形状に沿って自在に配設が可能となる。
また、検出手段の出力信号に基づき警報を発生する警報発生手段を備えており、警報発生により侵入者を威嚇して侵入を抑制することができる。
さらに、検出手段の出力信号を外部機器へ通信可能な通信手段を備えたもので、侵入者の侵入があったことを屋内の警報端末や外部電話、警備会社、警察等へ通報することができ、侵入発生時の迅速な対応が可能となる。
(実施の形態2)
図6(a)は、本発明の実施の形態2における侵入検出装置の断面図、図6(b)は、侵入者が壁状構造体11を乗り越えて侵入する際に体を持ち上げるため壁状構造体11上部に手17をかけている状態を示す図である。図6(a)において、本実施の形態における侵入検出装置は、壁状構造体11の住居側上端部12から所定長さL下方位置に段部19が設けられ、感圧手段としての圧電センサ14が支持手段16とともに段部19に配設されたものである。
上記構成により、侵入者が壁状構造体11を乗り越えて侵入する際には体を持ち上げるため、図6(b)に示すように、壁状構造体上部に手17をかけて体を持ち上げるが、段部19があると、必然的にそこに手17をかけて力を入れたくなるので、段部17に配設された圧電センサ14及び支持手段16にも押圧がかかりやすくなる。これにより、圧電センサ14が実施の形態1の構成以上に強く変形するため、圧電効果により圧電センサ14からより大きな振幅の信号が出力されるので、侵入の検出性能が向上する。
なお、図6(c)に示すように、逆L字型の壁状構造体11の手すりの内側に、圧電センサ14を備えた支持手段16を設けるような構成としてもよい。
(実施の形態3)
図7(a)は、本発明の実施の形態3における侵入検出装置の断面図、図7(b)は、侵入者が壁状構造体11を乗り越えて侵入する際に体を持ち上げるため壁状構造体11上部に手17をかけている状態を示す図である。図7(a)において、本実施の形態における侵入検出装置は、感圧手段としいの圧電センサ14が所定の荷重以上の荷重が印加されると非線形に撓む弾性特性を有した非線形撓み部18を備えたものである。非線形撓み部18は支持手段16に形成された中空部19内に配設されている。非線形たわみ部18は帯状に成形され凸部を有する薄型弾性体からなり、例えば、市販されているコンベックスメジャーで使用されているような弾性体を用いれば良く、シンプルで実用性が高い。
上記構成により、図7(b)に示すように、手17の指が圧電センサ14に接触し、押圧が印加されていき、所定の荷重以上の荷重が印加されると非線形たわみ部18が居住側に対して急激に凹状に変形し、圧電センサ14も大きな変形を受けるので、圧電効果により圧電センサ14から大きな出力信号が現れるので、確実に侵入が検出できる。
一方、圧電センサ14に動物の動作や布団干しにより押圧が印加されても、非線形撓み部18に所定の荷重以上の荷重が印加されないと撓まないため、圧電センサ14も変形せず、誤検出することがない。
以上の実施の形態1〜3では、圧電センサ14はその一部が外部に露出した構成だったが、支持手段18に圧電センサ14挿入孔を設けて、圧電センサ14を挿入孔に内蔵して支持する構成としてもよい。
以上のように、本発明にかかる侵入検出装置は、動物の動作や布団干し等でも不要な押圧が印加されることがなく、侵入者が壁状構造体を乗り越える際に壁状構造体の上部に手をかけたときの押圧を検出して侵入を検出するので、従来のような誤検出がなく、確実に侵入を検出できるもので、上記のように住居や工場、鉄道、空港等の敷地に敷設されるフェンスに設置して活用できるとともに、例えば、机の引出しやドアの取手の裏側に配設して、引出しやドアを不正に開けようとした際に警報を発生して威嚇したり、通報して不正使用を知らせる等のセキュリティシステムとしても適用できる。
(a)本発明の実施の形態1における侵入検出装置が設置されたのの壁状構造体の構成図(b)図1(a)のAA位置における断面図 (a)本発明の実施の形態1における圧電センサ14と制御ユニット15の構成図(b)図2(a)のBB位置における断面図(c)本実施の形態における支持手段に中空部を備えた場合の断面図 本発明の実施の形態1における侵入検出装置のブロック図 (a)本発明の実施の形態1における侵入検出装置で侵入者が壁状構造体11を乗り越えて侵入する際に体を持ち上げるため壁状構造体11上部に手17をかけている状態を示す図(b)布団干しをする際に壁状構造体11に布団11をかけている状態を示す図 本発明の実施の形態1における侵入検出装置で、侵入者が侵入した時のフィルタ部154の出力信号Vとコンパレータ部155の出力信号Jの経時変化を示す特性図 (a)本発明の実施の形態2における侵入検出装置の断面図(b)侵入者が壁状構造体11を乗り越えて侵入する際に体を持ち上げるため壁状構造体11上部に手17をかけている状態を示す図(c)本実施の形態の侵入検出装置を逆L字型の壁状構造体11に取り付けた場合の断面図 (a)本発明の実施の形態3における侵入検出装置の断面図(b)侵入者が壁状構造体11を乗り越えて侵入する際に体を持ち上げるため壁状構造体11上部に手17をかけている状態を示す図 従来の侵入検出装置の構成図 従来の他の侵入検出装置の断面図
符号の説明
11 フェンス(壁状構造体)
12 上端部
13 溝部
14 圧電センサ(感圧手段)
16 支持手段
19 段部
21 非線形撓み部
151 検出手段
152 警報発生手段
153 通信手段

Claims (8)

  1. 住居のベランダのフェンスや塀などの壁状構造体に配設された感圧手段と、前記感圧手段の出力信号に基づき前記壁状構造物を越えて侵入する侵入者を検出する検出手段とを備え、前記感圧手段は前記壁状構造体の住居側上端部から所定長さ下方位置に沿って配設された侵入検出装置。
  2. 壁状構造体の住居側上端部から所定長さ下方位置に溝部が設けられ、感圧手段は前記溝部に配設された請求項1記載の侵入検出装置。
  3. 壁状構造体の住居側上端部から所定長さ下方位置に段部が設けられ、感圧手段は前記段部に配設された請求項1記載の侵入検出装置。
  4. 感圧手段を弾性支持する支持手段を備えた請求項1〜3のいずれか1項記載の侵入検出装置。
  5. 感圧手段は所定の荷重以上の荷重が印加されると非線形に撓む弾性特性を有した非線形撓み部を備えた請求項4記載の侵入検出装置。
  6. 感圧手段は可撓性を有したケーブル状の圧電センサを備えた請求項1〜5のいずれか1項記載の侵入検出装置。
  7. 検出手段の出力信号に基づき警報を発生する警報発生手段を備えた請求項1〜6のいずれか1項記載の侵入検出装置。
  8. 検出手段の出力信号を外部機器へ通信可能な通信手段を備えた請求項1〜7のいずれか1項記載の侵入検出装置。
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