JP2010269001A - 遊技機用の電飾装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】球体を用いる電飾において、水晶玉が用いられているかのような印象を与えることができるようにした装飾性に優れた遊技機用の電飾装置を提供することである。
【解決手段】パチンコ機の遊技板10aの前面側に設けられた光透過性を有する内部中空の球体22の背部に光源ランプ23を設ける。球体22を前側半球体22aと後側半球体22bとに2分割し、その分割部間に凸レンズ27を組込む。前側半球体22aの内面26を、前側半球体22aの厚みが中心部から分割面に至るに従って次第に薄肉厚となる球面とし、光源ランプ23の点灯または点滅時、後側半球体22bを透過した光を凸レンズ27で拡散させて前側半球体22aの全体を均等に発光表示させるようにして、中実の水晶玉が光り輝いているような感じを抱かせる。
【選択図】図6
【解決手段】パチンコ機の遊技板10aの前面側に設けられた光透過性を有する内部中空の球体22の背部に光源ランプ23を設ける。球体22を前側半球体22aと後側半球体22bとに2分割し、その分割部間に凸レンズ27を組込む。前側半球体22aの内面26を、前側半球体22aの厚みが中心部から分割面に至るに従って次第に薄肉厚となる球面とし、光源ランプ23の点灯または点滅時、後側半球体22bを透過した光を凸レンズ27で拡散させて前側半球体22aの全体を均等に発光表示させるようにして、中実の水晶玉が光り輝いているような感じを抱かせる。
【選択図】図6
Description
この発明は、パチンコ機やスロットマシンにおける遊技機用の電飾装置に関する。
遊技板の中央部にセンター役物を取付け、そのセンター役物に設けられた開口の後方に液晶表示装置等の図柄表示装置を配置し、上記センター役物の下方に設けられた始動入賞口に遊技球が入賞した際、図柄表示装置の表示パネルに図柄の変動表示を所定時間行わせ、複数の特別図柄が特定の停止表示態様で停止表示された時、大当たり遊技状態として、特別可変入賞装置の入口を塞いでいた開閉蓋を予め定められた作動条件に従って開閉させるようにしたパチンコ機として、遊技者に興味をもたせ、あるいは、楽しみを与えるために、所定の遊技条件が発生した際、LED等の光源ランプを点灯または点滅させるようにした電飾装置を設けたものが提案されている。
例えば、特許文献1においては、遊技板の前面に形成された遊技領域内に開口を設け、その開口内に入り込むようにして取付けられて開口の周囲を飾る飾り枠の内側開口の背部に液晶表示装置を配置し、その液晶表示装置の周囲に、外周が球面とされた透光性を有するレンズ部材と、そのレンズ部材の背部にLEDからなる光源ランプとを配置し、所定の遊技条件が発生した際、上記光源ランプを点灯させ、あるいは、点滅させて、レンズ部材を照明するようにしている。
ところで、上記特許文献1に記載されたパチンコ機の電飾装置においては、光源ランプとレンズ部材との間に光拡散フィルムを設け、その光拡散フィルムとレンズ部材のそれぞれにより光を拡散させて、レンズ部材の全体を均等に光らせるようにしているが、遊技者からレンズ部材や光拡散フィルムを通して光源ランプが見えるため、レンズ部材に水晶玉が輝いているようなイメージを持たせることができず、装飾効果を高める上において改善すべき点が残されていた。
この発明の課題は、球体を用いる電飾において、水晶玉が用いられているかのような印象を与えることができるようにした装飾性に優れた遊技機用の電飾装置を提供することである。
上記の課題を解決するために、この発明においては、遊技機に用いられて遊技の演出を行なう電飾装置であって、光透過性を有する中空の球体と、その球体の背部に設けられて点灯または点滅して球体を背部から照明する光源ランプとからなり、前記球体を前後に分割し、その前側半球体の内面を、前側半球体の厚みが中心部から分割面に至るに従って次第に薄肉厚となる球面とし、その前側半球体と後側半球体の分割部間に、各半球体の開口を閉塞可能な大きさとされて前記光源ランプからの光を拡散する凸レンズを組込んだ構成を採用したのである。
上記の構成からなる遊技機用の電飾装置において、光源ランプが点灯または点滅すると、その光源ランプからの光は、後側半球体を透過し、凸レンズにより拡散されて前側半球体の全体を背面から照明することになり、前側半球体は、その全体が均等に光り輝くことになる。
このとき、前側半球体および凸レンズは光透過性を有し、しかも、前側半球体は、中心部での厚みが厚く、分割面に至るに従って厚みが次第に薄くなっているため、中空でありながらも中実の見せかけとすることができ、恰も、水晶玉がきらりと光り輝いているようなイメージを持たせることができる。
上記のように、この発明においては、光源ランプからの光を凸レンズにより拡散させるようにしたので、光透過性を有する前側半球体の全体を均等に光らせることができ、しかも、前側半球体は中心部で厚肉とされ、その中心部から分割面に至るに従って肉厚が次第に薄くされているため、透明で中実の水晶玉が光り輝いているようなイメージを持たせることができ、装飾性に優れた電飾装置を得ることができる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、遊技機としてのパチンコ機を示す。パチンコ機は、縦長な矩形状に枠組みされた外枠1を有し、その外枠1の一側部に上下で対向するヒンジ片2が固定され、そのヒンジ片2によりパチンコ機の主要構成部を支持する板状の中枠3の一側部が軸支されて開閉可能に支持されている。
中枠3の表側には、上皿5を有する前面枠4が設けられている。前面枠4は、ガラス板やアクリル樹脂等の透明板部の周囲に縁枠を設けた構成とされ、その一側部が中枠3に軸支されて開閉自在とされ、閉鎖状態において中枠3の前面を覆うようになっており、その前面枠4の下側に下皿7を有する皿板6が設けられている。
皿板6の右側には発射ハンドル8が取付けられ、その発射ハンドル8に設けられた発射レバー9を回動操作することにより、上皿5に貯留された遊技球が図示省略した球送り機構を介して発射装置に送り込まれた後、中枠3に取付けられた図2に示す遊技盤10の遊技領域11に発射されるようになっている。
図2に示すように、遊技盤10は、遊技板10aを有し、その遊技板10aの前面にはガイドレール12が取付けられ、そのガイドレール12の内側が遊技領域11とされている。
遊技領域11には、遊技板10aに形成された図示省略の開口の内周およびその周囲部を覆う飾り枠13が取付けられ、その飾り枠13の内側開口14の背部に液晶表示装置からなる図柄表示装置15が設けられている。
また、遊技領域11には、飾り枠13の周囲に遊技球の落下方向を分散、調整するための多数の釘(図示省略)や風車16、始動入賞口17、第1大入賞口18、第2大入賞口19等の遊技部品が設けられている。
ここで、始動入賞口17に遊技球が入賞すると、図柄表示装置15の表示パネルに図柄の変動表示が所定時間行われる。そして、複数の特別図柄が特定の停止表示態様で停止表示されると、大当たり遊技状態として、第1大入賞口18または第2大入賞口19の入口を塞いでいた開閉蓋18a、19aが予め定められた作動条件に従って開閉するようになっている。
飾り枠13は、竜を模した膨出部13aを右側部分に有し、その膨出部13aの一部にこの発明に係る電飾装置20が設けられている。
図3乃至図6に示すように、電飾装置20は、遊技板10aに取付けられるホルダ21と、そのホルダ21の前側に配置された球体22と、その球体22を背部から照明する光源ランプ23とからなる。
光源ランプ23は、発光ダイオード(LED)からなる。発光ダイオードとして、ここでは、多色LEDを採用しているが、単色LEDを採用してもよい。この光源ランプ23は、基板24上に実装され、その基板24がホルダ21に形成された前側開口の基板収容凹部25内に収容されている。
球体22は、光透過性を有する合成樹脂からなり、内部は中空とされている。球体22は前後に2分割されて前側半球体22aと後側半球体22bとが設けられ、その前側半球体22aの内面26は、前側半球体22aの厚みが中心部から分割面に至るに従って次第に薄肉厚となる球面とされている。
前側半球体22aと後側半球体22bの分割部間には、光透過性を有する凸レンズ27が組込まれている。凸レンズ27は、前側半球体22aと後側半球体22bのそれぞれの開口を閉塞可能な大きさとされ、上記光源ランプ23からの光を拡散させて前側半球体22aを背部から照明するようになっている。
上記の構成からなる電飾装置20においては、所定の遊技条件が発生した際に光源ランプ23を点灯または点滅させるようにする。ここで、所定の遊技条件下とは、図柄表示装置15の表示パネルに特別な図柄が揃って大当たりになる前段のリーチ発生時や、小当たりから大当たりにモードが変換されるような場合、あるいは、突然確変や突然時短に変換される場合のように、通常遊技状態から特別遊技状態に遊技モードが変換されるような事態が生じる場合をいう。
いま、光源ランプ23を点灯または点滅させると、その光源ランプ23からの光は、後側半球体22bを透過し、凸レンズ27により拡散されて前側に投光される。このため、前側半球体22aは背面の全体が照明されることになり、前側半球体22aは、その全体が均等にシャープに光り輝くことになる。
このとき、前側半球体22aおよび凸レンズ27は光透過性を有し、しかも、前側半球体22aは、中心部での厚みが厚く、分割面に至るに従って厚みが次第に薄くなっているため、中空でありながらも中実の見せかけとなり、しかも、光源ランプ23からの光は、後側半球体22b、凸レンズ27および前側半球体22aのそれぞれを透過するため、前側部からは光源ランプ23の存在を視認することはできない。
このため、球体22は、恰も、水晶玉がきらりと光り輝いているような感じとなり、極めて高い装飾効果を発揮することになる。
実施の形態においては、遊技板10aの前面に電飾装置を設けた例を示したが、電飾装置の取付位置はこれに限定されるものではない。例えば、前面枠4における縁枠の前面に電飾装置を設けるようにしてもよい。
また、遊技機はパチンコ機に限定されず、スロットマシンであってもよい。
22・・・球体、22a・・・前側半球体、22b・・・後側半球体、23・・・光源ランプ、26・・・内面、27・・・凸レンズ
Claims (1)
- 遊技機に用いられて遊技の演出を行なう電飾装置であって、光透過性を有する中空の球体と、その球体の背部に設けられて点灯または点滅して球体を背部から照明する光源ランプとからなり、前記球体を前後に分割し、その前側半球体の内面を、前側半球体の厚みが中心部から分割面に至るに従って次第に薄肉厚となる球面とし、その前側半球体と後側半球体の分割部間に、各半球体の開口を閉塞可能な大きさとされて前記光源ランプからの光を拡散する凸レンズを組込んだ遊技機用電飾装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009124134A JP2010269001A (ja) | 2009-05-22 | 2009-05-22 | 遊技機用の電飾装置 |
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JP2009124134A JP2010269001A (ja) | 2009-05-22 | 2009-05-22 | 遊技機用の電飾装置 |
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JP2009124134A Pending JP2010269001A (ja) | 2009-05-22 | 2009-05-22 | 遊技機用の電飾装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7471632B2 (ja) | 2020-04-23 | 2024-04-22 | 株式会社北電子 | 遊技装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006296853A (ja) * | 2005-04-22 | 2006-11-02 | Adachi Light Co Ltd | 遊技機用発光表示装置 |
JP2010187818A (ja) * | 2009-02-17 | 2010-09-02 | Fujishoji Co Ltd | 遊技機器用の発光表示装置及び遊技機 |
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- 2009-05-22 JP JP2009124134A patent/JP2010269001A/ja active Pending
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