JP2010267762A5 - - Google Patents
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- 炭化珪素の基板上に形成された第1導電型のドリフト層と、
前記ドリフト層の上部に選択的に形成された第2導電型領域とを有し、
前記第2導電型領域と前記ドリフト層との境界のpn接合に降伏電圧が印加されたとき当該pn接合から伸びる空乏層が前記ドリフト層を突き抜けるパンチスルー型の半導体素子を備える半導体装置であって、
前記第2導電型領域は、
中央部に、端部よりも第2導電型不純物濃度プロファイルの前記ドリフト層の深さ方向への裾引きが長い部分を有している
ことを特徴とする半導体装置。 - 前記半導体素子はMOSFETであり、
前記第2導電型領域は、前記MOSFETのボディ層であり、
前記第2導電型領域の端部は、前記MOSFETのチャネル形成領域である
請求項1記載の半導体装置。 - 前記半導体素子はMOSFETであり、
前記第2導電型領域は、前記MOSFETのボディ層であり、
前記第2導電型領域の端部は、前記MOSFETの形成領域の外周部である終端領域である
請求項1記載の半導体装置。 - 前記終端領域は、外側が浅く形成された段階的な構造を有している
請求項3記載の半導体装置。 - 前記MOSFETは、
前記第2導電型領域内に形成されたソース領域に接続するソース電極をさらに備え、
前記第2導電型領域は、
当該第2導電型領域の中央部に配設され、前記ソース電極に接続するコンタクト領域を含んでおり、
前記コンタクト領域の第2導電型不純物濃度プロファイルの前記ドリフト層の深さ方向への裾引きが、前記第2導電型領域の他の部分よりも長い
請求項2から請求項4のいずれか1項記載の半導体装置。 - 基準面である結晶面から所定のオフ角だけ傾いた表面を有する炭化珪素の基板を準備する工程と、
前記基板上に第1導電型のドリフト層を形成する工程と、
前記ドリフト層の上部に第2導電型領域を選択的に形成するイオン注入工程とを備え、
前記イオン注入工程は、
前記第2導電型領域の中央部を含む領域を形成するための第1のイオン注入と、
前記第2導電型領域の端部を形成するための第2のイオン注入とを含み、
前記第1のイオン注入の注入方向が前記基準面の垂線と成す角は、前記第2のイオン注入の注入方向が前記基準面の垂線と成す角度よりも小さい
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 前記第2導電型領域は、MOSFETのボディ層であり、
前記第2導電型領域の端部は、前記MOSFETのチャネル形成領域である
請求項6記載の半導体装置の製造方法。 - 前記第2導電型領域は、MOSFETのボディ層であり、
前記第2導電型領域の端部は、前記MOSFETの形成領域の外周部である終端領域である
請求項6記載の半導体装置の製造方法。 - 前記終端領域の外側の部分に、イオン注入によって前記終端領域より浅く第2導電型の領域を形成する工程をさらに備える
請求項8記載の半導体装置の製造方法。 - 前記第2導電型領域内に、イオン注入によって第1導電型のソース領域を形成する工程と、
前記ソース領域に接続するソース電極を形成する工程とをさらに備え、
前記イオン注入工程は、
前記第2導電型領域の中央部に、前記ソース電極に前記ソース領域と共に接続する第2導電型のコンタクト領域を形成する第3のイオン注入を含み、
前記第3のイオン注入の注入方向が前記基準面の垂線と成す角は、前記第1のイオン注入の注入方向が前記基準面の垂線と成す角よりも小さい
請求項7から請求項9のいずれか1項記載の半導体装置の製造方法。 - 前記イオン注入工程は、
当該イオン注入工程で行う各イオン注入の注入方向を設定する工程を含み、
前記注入方向の設定工程では、
前記基準面の垂線に対する所望の注入角度を得ることが可能な注入方向が複数存在する場合、そのうち前記ドリフト層上面の垂線に近いものが選定される
請求項6から請求項10のいずれか1項記載の半導体装置の製造方法。
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