JP2010266108A - シーリングファン - Google Patents
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Abstract
【課題】効果的に空気を清浄化することが可能なシーリングファンを提供する。
【解決手段】シーリングファン1は、イオン発生部130と、羽根110と、モータ120とを備える。イオン発生部130は、正イオンとしてH+(H2O)m(mは任意の整数)と負イオンとしてO2 −(H2O)n(nは任意の整数)とを発生させる。モータ120は、羽根110を、ほぼ鉛直方向に延びる軸を中心にして回転させる。イオン発生部130は、羽根110がモータ120によって回転させられるときに羽根110が通過する領域の上方に配置されている。
【選択図】図1
【解決手段】シーリングファン1は、イオン発生部130と、羽根110と、モータ120とを備える。イオン発生部130は、正イオンとしてH+(H2O)m(mは任意の整数)と負イオンとしてO2 −(H2O)n(nは任意の整数)とを発生させる。モータ120は、羽根110を、ほぼ鉛直方向に延びる軸を中心にして回転させる。イオン発生部130は、羽根110がモータ120によって回転させられるときに羽根110が通過する領域の上方に配置されている。
【選択図】図1
Description
この発明は、シーリングファンに関する。
従来、天井にとりつけられたファンを回転させて、室内の空気を循環させるシーリングファンがある。シーリングファンが室内の空気を循環させることによって、冷房時には冷たい空気が室内で均一にされ、また、暖房時には暖かい空気が室内で均一にされる。このように、シーリングファンは冷暖房の効率を高める目的で使用される。また、冷暖房時でなくても、室内の空気を循環させるために使用される。
また、例えば、特開2000−74432号公報(特許文献1)には、マイナスイオンを発生させる空気清浄ユニットを備えるシーリングファンが記載されている。このシーリングファンでは、羽根の回転駆動手段にマイナスイオンを発生させる空気清浄機が取り付けられている。空気清浄ユニットで発生されたマイナスイオンは室内に拡散され、マイナスイオンが室内のほこり、煙、花粉、におい等を捕捉し、床へ移動させる。
しかしながら、特開2000−74432号公報(特許文献1)に記載のシーリングファンでは、空気清浄ユニットは、マイナスイオンだけを発生させている。マイナスイオンをシーリングファンの羽根の回転によって室内に拡散させても、室内に浮遊しているほこりや煙、花粉、におい物質などの室内の浮遊粒子を不活性化したり、浮遊細菌を殺菌したりすることはできない。
空気中に放出されることが可能な他のイオンとしては、例えば、大気イオンと呼ばれる、プラズマ放電により空気中の酸素及び水蒸気が電離することによって発生するイオンがある。大気イオンは、正イオンとしてH+(H2O)m(mは任意の自然数)と負イオンとしてO2 −(H2O)n(nは任意の自然数)とを含む。この正イオンと負イオンは、水素イオン(H+)または酸素イオン(O2 −)の周囲に複数の水分子が付随した形態、いわゆる、クラスターイオンの形態をなしている。これらの正イオンと負イオンとがともに空気中に放出されると、空気中に放出されたこれらの正イオンと負イオンは、正イオンと負イオンとの間で化学反応し、活性物質としての過酸化水素(H2O2)または水酸基ラジカル(・OH)となる。過酸化水素または水酸基ラジカルは、浮遊粒子または浮遊細菌から水素を抜き取る酸化反応を行うことで、浮遊粒子を不活性化することができ、または浮遊細菌を殺菌することができることが知られている。すなわち、これらの正イオンと負イオンとを室内に拡散させることによって、室内の浮遊粒子を不活性化したり、浮遊細菌を殺菌したりして、室内の空気を清浄にすることができる。
しかし、上記の正イオンと負イオンとは、浮遊粒子や浮遊細菌に到達する前に互いに衝突すると、中和して失活する。本発明者らの検討によって正イオンと負イオンとを、シーリングファンの羽根の駆動部手段の位置で発生させても、正イオンと負イオンとは、シーリングファンの周辺ですぐに互いに衝突して、中和失活してしまうことがわかった。正イオンと負イオンとが室内に拡散される前に中和失活してしまうと、室内に浮遊している粒子や細菌を、正イオンと負イオンとの相互作用で不活化したり殺菌したりすることによって、室内の空気を清浄にすることができない。
そこで、この発明の目的は、効果的に空気を清浄化することが可能なシーリングファンを提供することである。
この発明に従ったシーリングファンは、イオン発生部と、羽根と、駆動部とを備える。イオン発生部は、正イオンとしてH+(H2O)m(mは任意の整数)と負イオンとしてO2 −(H2O)n(nは任意の整数)とを発生させる。駆動部は、羽根を、ほぼ鉛直方向に延びる軸を中心にして回転させる。イオン発生部は、羽根が駆動部によって回転させられるときに羽根が通過する領域の上方および/または下方に配置されている。
イオン発生部が発生させた、正イオンとしてH+(H2O)m(mは任意の整数)と負イオンとしてO2 −(H2O)n(nは任意の整数)とは、羽根が回転させられると、気流によって室内に拡散させられる。
本発明者らは、上記の正イオンと負イオンとを発生させるイオン発生部に室内を循環する気流が当たったときの室内におけるイオンの分布を測定した。その結果、イオン発生部に当たる風が強いほど、室内の広い範囲に、高濃度の正イオンと負イオンとを分布させることができることが見出された。
これは、イオン発生部に強い風を当てると、正イオンと負イオンとをイオン発生部からより遠くに飛ばすことができるので、正イオンと負イオンとが互いに衝突して中和失活してしまう前に、正イオンと負イオンとを室内の広い空間に拡散させることができるためであると考えられる。
イオン発生部は、羽根が駆動部によって回転させられるときに羽根が通過する領域の上方および/または下方に配置されているので、羽根の回転によって生じる気流は、イオン発生部を通過しやすい。
羽根の回転によって生じる気流がイオン発生部を通過しやすいので、イオン発生部により強い風が当たりやすくなる。イオン発生部により強い風が当たりやすいことによって、イオン発生部において発生された正イオンと負イオンとが、互いに衝突して中和失活する前に、室内のより広い範囲に拡散する。
室内の広い範囲に拡散した正イオンと負イオンは、室内の広い範囲で浮遊粒子を不活性化させたり、浮遊細菌を殺菌したりすることができる。
このようにすることにより、効果的に空気を清浄化することが可能なシーリングファンを提供することができる。
この発明に従ったシーリングファンにおいては、駆動部は、羽根を第1の回転方向と、第1の回転方向と逆の第2の回転方向とに回転させる駆動部であることが好ましい。
駆動部が、羽根を第1の回転方向と第2の回転方向とに回転させることによって、羽根の回転によって生じる気流の向きが逆転する。例えば、駆動部が羽根を第1の回転方向に回転させたときに、羽根の上下で下降気流、羽根の周辺で上昇気流になるように、気流を発生させる場合には、駆動部が羽根を第2の回転方向に回転させると、羽根の上下で上昇気流、羽根の周辺で下降気流になるように、気流が発生する。
羽根の回転によって生じる気流の向きを逆転させることによって、イオン発生部を通過する気流の風量と、イオン発生部において発生される正イオンと負イオンが拡散する方向を変えることができる。このようにすることにより、室内の正イオンと負イオンの分布の状態を、必要に応じて変えることができる。
以上のように、この発明によれば、効果的に空気を清浄化することが可能なシーリングファンを提供することができる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は、この発明の第1実施形態として、天井に取り付けられるシーリングファンの全体を水平方向から見たときの状態を示す正面図である。
図1は、この発明の第1実施形態として、天井に取り付けられるシーリングファンの全体を水平方向から見たときの状態を示す正面図である。
図1に示すように、シーリングファン1は、羽根110と、羽根110を回転させる駆動部としてモータ120と、イオン発生部130とを備える。シーリングファン1は、パイプ101によって天井から吊り下げられる。羽根110は、モータ120によって、ほぼ鉛直方向に延びる軸を中心にして、ほぼ水平面内で回転させられる。モータ120の上面は、蓋102によって覆われている。イオン発生部130は、支柱103によってパイプ101に取り付けられている。この実施の形態においては、イオン発生部130は、回転させられない。
羽根110は、ほぼ水平面内で、回転の中心から放射線状に延びている。イオン発生部130は、羽根110の上方に、羽根110の上面との間に間隔をあけて配置されている。イオン発生部130は、羽根110の内側の先端部と外側の先端部との間に配置されている。
図2は、第1実施形態のシーリングファンを分解して示す斜視図である。
図2に示すように、シーリングファン1は、3枚の羽根110を備える。3枚の羽根110は、それぞれ板状で、中心のモータ120から放射状に延びる線に沿って折り曲げられている。羽根110は、上方向から見て反時計回りに進む方向において、進行方向側の端部が、上面側に凸面が形成されるように下向きに折り曲げられている。
羽根110の上方には、3個のイオン発生部130が備えられている。イオン発生部130は、支柱103によって、羽根110の回転中心に位置するパイプ101から離された位置に保持されている。
図3は、シーリングファンが備えるイオン発生部を示す図である。図3の(A)は、イオン発生部の全体を示す斜視図、(B)は、(A)に示すイオン発生部の図、(C)は、イオン発生部を(B)に示す矢印Cの方向から見たときの図、(D)は、イオン発生部を(B)に示す矢印Dの方向から見たときの図、(E)は、イオン発生部を(D)に示す矢印Eの方向から見たときの図である。
図3の(A)と(B)に示すように、イオン発生部130は、筐体131と、正イオン発生素子133と、負イオン発生素子135とを備える。正イオン発生素子133と負イオン発生素子135は、筐体131の内部に収容されている。筐体131には、正イオン用開口部132と、負イオン用開口部134の2つの開口部が形成されている。
図3の(B)に示すように、正イオン発生部133は、正イオン用開口部132の中央に配置されるように、筐体131の内部に収められている。また、負イオン発生素子135は、負イオン用開口部134の中央に配置されるように、筐体131の内部に収められている。正イオン発生素子133と負イオン発生素子135は、尖端部を有する針状に形成された電極である。なお、正イオン発生素子133と負イオン発生素子135は、他の形状であってもよい。
図3の(A)〜(E)に示すように、イオン発生部130においては、正イオン発生素子133と負イオン発生素子135は、正イオン用開口部132と負イオン用開口部134以外の部分においては、筐体131に覆われており、外部から見ることができない。
図4は、イオン発生部を駆動する回路を示す図である。
図4に示すように、イオン発生部130を駆動する回路は、商用交流電源136に接続された電源回路137を有する。電源回路137は、マイクロコンピュータによって構成されている。正イオン発生素子133と負イオン発生素子135は、同様に構成された回路に接続されている。
電源回路137が駆動されると、正イオン発生素子133と負イオン発生素子135には高電圧が印加される。高電圧が印加された正イオン発生素子133と負イオン発生素子135では、尖端部で放電が生じる。このとき、大気中の酸素及び水蒸気が電離して、正イオン発生素子133では正イオンとしてH+(H2O)m(mは任意の整数)が発生し、負イオン発生素子135では負イオンとしてO2 −(H2O)n(nは任意の整数)が発生する。
正イオン発生素子133で発生した上記の正イオンは、図3に示す正イオン用開口部132からイオン発生部130の外部に放出される。負イオン発生素子135で発生した上記の負イオンは、図3に示す負イオン用開口部134からイオン発生部130の外部に放出される。
図5は、シーリングファンが備えるイオン発生部の別の形態を示す図である。
図5に示すように、イオン発生部130aにおいては、筐体131aの1つの面内に、2つの正イオン用開口部132a,132bと、2つの負イオン用開口部134a,134bが形成されている。筐体131aの内部には、正イオン発生素子133a、133bと、負イオン発生素子135a,135bが収容されている。正イオン発生素子133a,133bは、それぞれ、正イオン用開口部132a,132bの中央に配置されている。負イオン発生素子135a,135bは、負イオン用開口部134a,134bの中央に配置されている。正イオン発生素子133a,133bと負イオン発生素子135a,135bは、尖端部を有する針状の電極である。
正イオン用開口部132a,132bは、筐体131aの中央よりも、一方の端部側に寄せて形成され、負イオン用開口部134a,134bは、筐体131aの中央よりも、他方の端部側に寄せて形成されている。正イオン用開口部132a,132bと負イオン用開口部134a,134bは、一列に並べて配置されている。
図6は、シーリングファンが備えるイオン発生部のまた別の形態を示す図である。
図6に示すように、イオン発生部130bにおいては、筐体131bの1つの面内において、1つの端部側に寄せて、正イオン用開口部132cと、負イオン用開口部134cとが形成されている。正イオン用開口部132cと負イオン用開口部134cは、どちらも1つずつ形成されている。正イオン発生素子133cと負イオン発生素子135cは、筐体131cの内部に収容されて、それぞれ、正イオン用開口部132cと負イオン用開口部134cの中央に配置される。正イオン発生素子133cと負イオン発生素子135cは尖端部を有する針状の電極である。
シーリングファンのイオン発生部としては、図3、図5、図6に示すイオン発生部のいずれが用いられてもよい。また、他の形態のイオン発生装置がイオン発生部として用いられてもよい。
以上のように構成されるシーリングファンの動作について説明する。
図7は、第1実施形態のシーリングファンを上方向から見たときの図である。
図7に示すように、モータ120が駆動されて、羽根110が回転させられると、羽根110は、破線で示す円R1と円R2とによって囲まれる領域を通過する。羽根110は、上方向から見て時計回りと反時計回りのいずれの方向にも回転させられる。第1実施形態においては、図7において時計回りの回転を第1の回転方向の回転、反時計回りの回転を第2の回転方向の回転とする。
羽根110は、図2に示すように、上方向から見て反時計回りに進む方向において、進行方向側の端部が、上面側に凸面が形成されるように下向きに折り曲げられているので、第1の回転方向に回転させると、羽根110の上下において下降気流を生じさせる。このとき、羽根110の周辺では、下降気流が生じる。一方、羽根110を第2の回転方向に回転させると、羽根110の上下において上昇気流を生じさせる。このとき、羽根110の周辺では、下降気流が生じる。
イオン発生部130は、支柱103によって、円R1と円R2との間の領域において、羽根110の上方に保持されている。すなわち、イオン発生部130は、羽根110がモータ120によって回転させられるときに、羽根110が通過する領域の上方に配置されている。
図8は、第1実施形態のシーリングファンが天井に取り付けられたときの状態と、シーリングファンの羽根を第1の回転方向に回転させたときの気流の流れを示す図である。図8の二点鎖線の矢印は、気流の一例を模式的に示す。
図8に示すように、シーリングファン1が取り付けられた部屋は、天井Cと、床面Fと、壁面Wによって囲まれている。シーリングファン1は、天井Cの中央部に取り付けられている。シーリングファン1を駆動させると、羽根110を回転させるモータ120と、イオン発生部130が駆動される。羽根110は第1の回転方向に回転される。イオン発生部130においては、正イオンと負イオンとが発生される。
シーリングファン1では、羽根110をモータ120によって第1の回転方向に回転させると、図8に二点鎖線の矢印で示すように、シーリングファン1の下方、例えば、点P1の位置では、下降気流が生じる。羽根110の回転によって生じた気流は、点P1を通過して、そのまま下降し、床面Fの近くの点P2まで到達する。床面Fに当たった気流は、床面Fに沿って、シーリングファン1の中央部から周方向に向かう方向に流れて、壁面Wに到達する。壁面Wに到達した気流は、壁面Wに沿って上向きに流れて、天井Cに到達する。気流は、天井Cに沿って壁面W側から中央部に向かって流れて、点P3を通り、シーリングファン1に戻る。
シーリングファン1に戻る気流は、羽根110に到達する前に、イオン発生部130を通過する。このとき、イオン発生部130で発生した正イオンと負イオンとが気流中に放出される。正イオンと負イオンとを含む気流は、回転する羽根110によって下向きに送出されて、再び下降する。
このようにして、シーリングファン1を駆動して、羽根110を第1の回転方向に回転させると、羽根110の上下では下降気流、羽根110の周辺では上昇気流が生じて、室内の空気が循環させられる。
室内において循環させられる空気には、イオン発生部130によって発生させられた正イオンと負イオンとが含まれている。イオン発生部130で発生した正イオンと負イオンの濃度は、点P1の位置で最も高く、点P2の位置ではやや低下し、点P3の位置で最も低い。
イオン発生部130は、羽根110がモータ120によって回転させられるときに通過する領域の上方に配置されている。したがって、羽根110の回転によって生じる気流は、イオン発生部130を通過しやすい。気流がイオン発生部130を通過しやすいので、イオン発生部130には比較的強い風が当たりやすい。イオン発生部130に強い風を当てることによって、イオン発生部130において発生した正イオンと負イオンとを室内の広い範囲に拡散させることができる。室内の広い範囲に拡散した正イオンと負イオンは、室内の広い範囲で浮遊粒子を不活性化させたり、浮遊細菌を殺菌したりすることができる。
このようにすることにより、効果的に空気を清浄化することが可能なシーリングファンを提供することができる。
図9は、第1実施形態のシーリングファンが天井に取り付けられたときの状態と、シーリングファンの羽根を第2の回転方向に回転させたときの気流の流れを示す図である。図9の二点鎖線の矢印は、気流の一例を模式的に示す。
図9に示すように、シーリングファン1の羽根110をモータ120によって、第2の回転方向に回転させると、図9に二点鎖線の矢印で示すように、羽根110の上下では上昇気流が生じる。羽根110の回転によって生じた気流は、羽根110の上方に配置されているイオン発生部130を通過して、そのまま天井Cに向かって上昇する。
天井Cに到達した気流は、天井Cに沿って、シーリングファン1から遠ざかる方向、すなわち、天井Cの中央から周辺の壁面Wの方向に向かって流れて、壁面Wに到達する。次に、気流は壁面Wに沿って、床面Fまで下降する。床面Fに到達した気流は、床面Fに沿って、壁面Wから床面Fの中央に向かって流れる。床面Fの中央では、気流は床面Fから離れて、シーリングファン1に向かって上昇する。
シーリングファン1に戻った気流は、回転する羽根110によって上向きに送出されて、再び上昇する。上昇気流は、再びイオン発生部130を通過して、新たに発生された正イオンと負イオンとを含む。
このようにして、シーリングファン1を駆動して、羽根110を第2の回転方向に回転させると、羽根110の上下では上昇気流、羽根110の周辺では下降気流が生じて、室内の空気が循環させられる。
羽根110が第2の回転方向に回転させられるとき、正イオンと負イオンの濃度は、天井Cに近い点Q1の位置で最も高くなる。気流が天井Cと壁面Wと床面Fとを通過した後に、床面Fの中央に近い点Q2に到達したときには、空気中の正イオンと負イオンの濃度が少なくなっている。羽根110の下方において羽根110に近い位置である点Q3では、点Q2の位置と比較して、さらに正イオンと負イオンの濃度が減少する。
このように、羽根110を第2の回転方向に回転させると、イオン発生部130で発生したイオンは、点Q1から点Q2に到達するまでの間に大きく減少する。これは、イオンを含む気流が、イオン発生部130を通過した後、点Q2に到達するまでの間に、天井Cと壁面Wと床面Fとを通過するためである。天井Cと壁面Wと床面Fとを通過する気流に含まれる正イオンと負イオンは、天井Cや壁面Wや床面Fに衝突して、消滅しやすい。そのため、図8に示す点P1から点P2の間よりも、図9に示す点Q1から点Q2の間の方が、正イオンと負イオンとがより多く減少する。
しかしながら、図9に示すように、羽根110を第2の回転方向に回転させたときには、羽根110によって発生する上昇気流が、まず最初に、羽根110の上方に配置されているイオン発生部130を通過する。そのため、イオン発生部130には、強い風が勢いよく当てられる。イオン発生部130に強い風を当てることによって、イオン発生部130から気流中に放出される正イオンと負イオンの量を増加させることができる。
したがって、図8に示す点P1の位置における空気中の正イオンと負イオンの濃度よりも、図9に示す点Q1の位置における空気中の正イオンと負イオンの濃度の方が高い。図8に示す点P1から点P2の間よりも、図9に示す点Q1から点Q2の間の方が、正イオンと負イオンとがより多く減少するとしても、点P1におけるイオンの濃度よりも点Q1におけるイオンの濃度の方が高いので、点Q2におけるイオンの濃度を、点P2におけるイオンの濃度と比較して、大きく減少させずに、十分に高い濃度に保つことが可能になる。
なお、第1実施形態においては、シーリングファン1は天井Cの中央部に取り付けられている場合について説明したが、シーリングファン1は、どの位置に取り付けられてもよい。
以上のように、第1実施形態のシーリングファン1は、イオン発生部130と、羽根110と、モータ120とを備える。イオン発生部130は、正イオンとしてH+(H2O)m(mは任意の整数)と負イオンとしてO2 −(H2O)n(nは任意の整数)とを発生させる。モータ120は、羽根110を、ほぼ鉛直方向に延びる軸を中心にして回転させる。イオン発生部130は、羽根110がモータ120によって回転させられるときに羽根110が通過する領域の上方に配置されている。
イオン発生部130が発生させた、正イオンとしてH+(H2O)m(mは任意の整数)と負イオンとしてO2 −(H2O)n(nは任意の整数)とは、羽根110が回転させられると、気流によって室内に拡散させられる。イオン発生部130は、羽根110がモータ120によって回転させられるときに羽根110が通過する領域の上方に配置されているので、羽根110の回転によって生じる気流は、イオン発生部130を通過しやすい。
羽根110の回転によって生じる気流がイオン発生部130を通過しやすいので、イオン発生部130により強い風が当たりやすくなる。イオン発生部130により強い風が当たりやすいことによって、イオン発生部130において発生された正イオンと負イオンとが、互いに衝突して中和失活する前に、室内のより広い範囲に拡散する。
室内の広い範囲に拡散した正イオンと負イオンは、室内の広い範囲で浮遊粒子を不活性化させたり、浮遊細菌を殺菌したりすることができる。
このようにすることにより、効果的に空気を清浄化することが可能なシーリングファン1を提供することができる。
また、シーリングファン1においては、モータ120は、羽根110を第1の回転方向と、第1の回転方向と逆向きの第2の回転方向とに回転させる。
モータ120が、羽根110を第1の回転方向と第2の回転方向とに回転させることによって、羽根110の回転によって生じる気流の向きが逆転する。モータ120が羽根110を第1の回転方向に回転させたときに、羽根110の上下で下降気流、羽根110の周辺で上昇気流になるように、気流を発生させる場合には、モータ120が羽根110を第2の回転方向に回転させると、羽根110の上下で上昇気流、羽根110の周辺で下降気流になるように、気流が発生する。
羽根110の回転によって生じる気流の向きを逆転させることによって、イオン発生部130を通過する気流の風量と、イオン発生部130において発生される正イオンと負イオンが拡散する方向を変えることができる。このようにすることにより、室内の正イオンと負イオンの分布の状態を、必要に応じて変えることができる。
(第2実施形態)
図10は、この発明の第2実施形態として、天井に取り付けられるシーリングファンの全体を水平方向から見たときの状態を示す正面図である。
図10は、この発明の第2実施形態として、天井に取り付けられるシーリングファンの全体を水平方向から見たときの状態を示す正面図である。
図10に示すように、第2実施形態のシーリングファン2が第1実施形態のシーリングファン1(図1)と異なる点としては、シーリングファン2においてイオン発生部130は、羽根110がモータ120によって回転させられるときに羽根110が通過する領域の下方に配置されている。イオン発生部130は、ほぼ水平方向に延びる支柱103に取り付けられ、モータ120の下方においてほぼ鉛直方向に延びるパイプ104によって羽根110の下方に保持されている。第2実施形態のシーリングファン2のその他の構成は、第1実施形態のシーリングファン1(図1)と同様である。また、シーリングファン2のイオン発生部130としては、図5に示すイオン発生部130aまたは図6に示すイオン発生部130bが用いられてもよい。
図11は、第2実施形態のシーリングファンが天井に取り付けられたときの状態と、シーリングファンの羽根を第1の回転方向に回転させたときの気流の流れを示す図である。図11の二点鎖線の矢印は、気流の一例を模式的に示す。
シーリングファン2の羽根110を第1の回転方向に回転させると、図11に二点鎖線で示すように、第1実施形態と同様に、シーリングファン2の羽根110の上下では下降気流が生じ、羽根110の周辺では上昇気流が生じる。
羽根110の下方にはイオン発生部130が配置されているので、イオン発生部130の下方の点P4の位置では、空気中の正イオンと負イオンの濃度が最も高くなる。床面Fの中央部に近い点P5の位置では、空気中の正イオンと負イオンの濃度がやや低下する。羽根110の上方の点P6の位置では、空気中の正イオンと負イオンの濃度が最も低下する。
ここで、図8に示す、第1実施形態のシーリングファン1の羽根110を第1の回転方向に回転させる場合と比較する。
第2実施形態においては、羽根110の下方にイオン発生部130が配置されているので、羽根110を第1の回転方向に回転させると、羽根110によって送出される気流が、まず最初にイオン発生部130に当たる。そのため、羽根110を第1の回転方向に回転させるときには、第2実施形態のシーリングファン2では、第1実施形態のシーリングファン1よりも、イオン発生部130に強い風を当てることができる。したがって、図8の点P1におけるイオン濃度よりも、図11の点P4におけるイオン濃度の方が高くなり、図8の点P2におけるイオン濃度よりも、図11の点P5におけるイオン濃度の方が高くなる。
このように、イオン発生部130が、羽根110がモータ120によって回転させられるときに羽根110が通過する領域の下方に配置されていることによって、下降気流を生じさせるように羽根110を回転させたときに、室内により高濃度の正イオンと負イオンとを拡散させることができる。
図12は、第2実施形態のシーリングファンが天井に取り付けられたときの状態と、シーリングファンの羽根を第2の回転方向に回転させたときの気流の流れを示す図である。図12の二点鎖線の矢印は、気流の一例を模式的に示す。
図12に示すように、シーリングファン2の羽根110が第2の回転方向に回転させられると、羽根110の上下では上昇気流が生じ、羽根110の周辺では下降気流が生じる。イオン発生部130は、羽根110の下方に配置されているので、羽根110によって下降気流が生じる場合と比較して、イオン発生部130に当たる風は弱い。
また、第2実施形態のシーリングファン2の羽根110を第2の回転方向に回転させたときにイオン発生部130に当たる風は、図9に示す第1実施形態のシーリングファン1において羽根110を第2の回転方向に回転させる場合にイオン発生部130に当たる風と比較して、弱い。そのため、羽根110が上昇気流を生じさせるように羽根110を第2の回転方向に回転させるとき、第2実施形態のシーリングファン2のイオン発生部130から気流中に放出されるイオン量は、第1実施形態のシーリングファン1のイオン発生部130から気流中に放出されるイオン量と比較して、少なくなる。
したがって、羽根110の上方においては、図9の点Q1の位置における正イオンと負イオンの濃度と比較して、図12の点Q4における正イオンと負イオンの濃度は、より小さい。また、床面Fの中央部の近くにおいては、図9の点Q2の位置における正イオンと負イオンの濃度と比較して、図12の点Q5における正イオンと負イオンの濃度は、より小さい。また、羽根110とイオン発生部130の下方においては、図9の点Q3の位置における正イオンと負イオンの濃度と比較して、図12の点Q6における正イオンと負イオンの濃度は、より小さい。
このように、イオン発生部130が、羽根110がモータ120によって回転させられるときに羽根110が通過する領域の下方に配置されていることによって、室内に拡散させる正イオンと負イオンの量が減少する。
以上のように、シーリングファン2では、イオン発生部130を羽根110の下方に配置して、羽根を第1の回転方向に回転させれば、第1実施形態のシーリングファン1(図1)よりも高濃度の正イオンと負イオンを室内に拡散させることができる。一方、室内に高濃度のイオンを拡散させる必要がない場合には、シーリングファン2の羽根110を第2の回転方向に回転させればよい。
(第3実施形態)
図13は、この発明の第3実施形態として、天井に取り付けられるシーリングファンの全体を水平方向から見たときの状態を示す正面図である。
図13は、この発明の第3実施形態として、天井に取り付けられるシーリングファンの全体を水平方向から見たときの状態を示す正面図である。
図13に示すように、第3実施形態のシーリングファン3が第1実施形態のシーリングファン1(図1)と異なる点としては、シーリングファン3においては、羽根110がモータ120によって回転させられるときに羽根110が通過する領域の上方にはイオン発生部1301が配置され、羽根110がモータ120によって回転させられるときに羽根110が通過する領域の下方にはイオン発生部1302が配置されている。
羽根110の上方のイオン発生部1301は、ほぼ水平に延びる支柱103aに取り付けられて羽根110の上方に保持されている。羽根110の下方のイオン発生部1302は、ほぼ水平に延びる支柱103bに取り付けられ、モータ120の下方においてほぼ鉛直方向に延びるパイプ104によって羽根110の下方に保持されている。第3実施形態のシーリングファン3のその他の構成は、第1実施形態のシーリングファン1(図1)と同様である。また、シーリングファン3のイオン発生部1301,1302としては、図5に示すイオン発生部130aまたは図6に示すイオン発生部130bが用いられてもよい。
図14は、第3実施形態のシーリングファンが天井に取り付けられたときの状態と、シーリングファンの羽根を第1の回転方向に回転させたときの気流の流れを示す図である。図14の二点鎖線の矢印は、気流の一例を模式的に示す。
シーリングファン3の羽根110を第1の回転方向に回転させると、図14に二点鎖線で示すように、第1実施形態と同様に、羽根110の上下では下降気流が生じ、羽根110の周辺では上昇気流が生じる。
羽根110によって下方向に送出される気流には、イオン発生部1301とイオン発生部1302とから放出される正イオンと負イオンとの両方が含まれる。空気中の正イオンと負イオンの濃度は、羽根110の下方の点P7の位置において最も高い。床面Fの中央部に近い点P8では、正イオンと負イオンの濃度は低下する。天井Cの中央部に近い点P9では、正イオンと負イオンの濃度はさらに低下する。
しかし、図8に示す、第1実施形態のシーリングファン1を第1の回転方向に回転させた場合と、図14に示す第3実施形態のシーリングファン3を第1の回転方向に回転させた場合とを比較すると、図14の点P7、点P8、点P9のいずれにおいても、それぞれ、図8の点P1、点P2、点P3における空気中の正イオンと負イオンのイオン濃度よりも高い。
また、図11に示す、第2実施形態のシーリングファン2を第1の回転方向に回転させた場合と、図14に示す第3実施形態のシーリングファン3を第1の回転方向に回転させた場合とを比較すると、図14の点P7、点P8、点P9のいずれにおいても、それぞれ、図11の点P4、点P5、点P6における空気中の正イオンと負イオンのイオン濃度よりも高い。
このように、羽根110がモータ120によって回転させられるときに羽根110が通過する領域の上方にはイオン発生部1301が配置され、羽根110がモータ120によって回転させられるときに羽根110が通過する領域の下方にはイオン発生部1302が配置されていることによって、室内に拡散される正イオンと負イオンの濃度を、室内のより広い範囲で高濃度にすることができる。
図15は、第3実施形態のシーリングファンが天井に取り付けられたときの状態と、シーリングファンの羽根を第2の回転方向に回転させたときの気流の流れを示す図である。図15の二点鎖線の矢印は、気流の一例を模式的に示す。
図15に示すように、羽根110を第2の回転方向に回転させると、羽根110の上下では上昇気流が生じ、羽根110の周辺では下降気流が生じる。
羽根110によって上方向に送出される気流には、イオン発生部1301とイオン発生部1302とから放出される正イオンと負イオンとの両方が含まれる。空気中の正イオンと負イオンの濃度は、羽根110の上方の点Q7の位置において最も高い。床面Fの中央部に近い点Q8では、正イオンと負イオンの濃度は低下する。羽根110の下方の点Q9では、正イオンと負イオンの濃度はさらに低下する。
しかし、図9に示す、第1実施形態のシーリングファン1を第2の回転方向に回転させた場合と、図15に示す第3実施形態のシーリングファン3を第2の回転方向に回転させた場合とを比較すると、図15の点Q7、点Q8、点Q9のいずれにおいても、それぞれ、図9の点Q1、点Q2、点Q3における空気中の正イオンと負イオンのイオン濃度よりも高い。
また、図12に示す、第2実施形態のシーリングファン2を第2の回転方向に回転させた場合と、図15に示す第3実施形態のシーリングファン3を第2の回転方向に回転させた場合とを比較すると、図15の点Q7、点Q8、点Q9のいずれにおいても、それぞれ、図12の点Q4、点Q5、点Q6における空気中の正イオンと負イオンのイオン濃度よりも高い。
このように、羽根110がモータ120によって回転させられるときに羽根110が通過する領域の上方にはイオン発生部1301が配置され、羽根110がモータ120によって回転させられるときに羽根110が通過する領域の下方にはイオン発生部1302が配置されていることによって、羽根110を第1の方向に回転させても、第2の方向に回転させても、正イオンと負イオンのイオン濃度を室内のより広い範囲で高濃度にすることができる。
以上に開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考慮されるべきである。本発明の範囲は、以上の実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての修正と変形を含むものである。
1,2,3:シーリングファン、110:羽根、120:モータ、130,130a,130b:イオン発生部。
Claims (2)
- 正イオンとしてH+(H2O)m(mは任意の整数)と負イオンとしてO2 −(H2O)n(nは任意の整数)とを発生させるイオン発生部と、
羽根と、
前記羽根を、ほぼ鉛直方向に延びる軸を中心にして回転させる駆動部とを備え、
前記イオン発生部は、前記羽根が前記駆動部によって回転させられるときに前記羽根が通過する領域の上方および/または下方に配置されている、シーリングファン。 - 前記駆動部は、前記羽根を第1の回転方向と、前記第1の回転方向と逆向きの第2の回転方向とに回転させる駆動部である、請求項1に記載のシーリングファン。
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