JP2010265815A - 内燃機関の燃料噴射システム - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、気筒内へ燃料噴射する第1燃料噴射弁と吸気通路内へ燃料を噴射する第2燃料噴射弁とを備えた内燃機関の燃料噴射システムにおいて、燃料性状が変化した場合等に混合気の着火不良や燃焼不良を回避することを課題とする。
【解決手段】本発明は、気筒内へ燃料を噴射する第1燃料噴射弁と、吸気通路内へ燃料を噴射する第2燃料噴射弁と、を備えた内燃機関の燃料噴射システムにおいて、気筒内へ供給すべき燃料を第1燃料噴射弁による圧縮行程噴射と第2燃料噴射弁による噴射とに分割して噴射されているときに、機関回転数が予め定められた許容範囲より低下すると、第2燃料噴射弁から噴射すべき燃料を第1燃料噴射弁による吸気行程噴射と第2燃料噴射弁による噴射とに分割して噴射させるようにした。
【選択図】図2
【解決手段】本発明は、気筒内へ燃料を噴射する第1燃料噴射弁と、吸気通路内へ燃料を噴射する第2燃料噴射弁と、を備えた内燃機関の燃料噴射システムにおいて、気筒内へ供給すべき燃料を第1燃料噴射弁による圧縮行程噴射と第2燃料噴射弁による噴射とに分割して噴射されているときに、機関回転数が予め定められた許容範囲より低下すると、第2燃料噴射弁から噴射すべき燃料を第1燃料噴射弁による吸気行程噴射と第2燃料噴射弁による噴射とに分割して噴射させるようにした。
【選択図】図2
Description
本発明は、気筒内へ燃料を噴射する燃料噴射弁と吸気通路内へ燃料を噴射する燃料噴射弁を備えた内燃機関の燃料噴射システムに関する。
気筒内へ燃料を噴射する第1燃料噴射弁と、吸気通路内へ燃料を噴射する第2燃料噴射弁と、を備えた内燃機関の燃料噴射システムが知られている。このような内燃機関の燃料噴射システムにおいて、機関回転数が定められた回転数よりも低いという条件が満たされた場合や、内燃機関の回転数の低下量が予め定められた低下量よりも大きいという条件が満たされた場合に、第2燃料噴射弁の噴射タイミングを吸気行程に同期したタイミングに設定する技術が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
ところで、内燃機関の燃料として重質燃料のような気化しにくい燃料が使用された場合には、第2燃料噴射弁の噴射タイミングが吸気行程に同期したタイミングに設定されても壁面付着燃料の増加を避けきれない場合がある。そのような場合は、気筒内へ供給される燃料が減少し、混合気の空燃比が過剰なリーンとなる可能性がある。その結果、混合気の着火不良や燃焼不良が誘発される可能性もある。
本発明は、上記したような種々の実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、気筒内へ燃料噴射する第1燃料噴射弁と吸気通路内へ燃料を噴射する第2燃料噴射弁とを備えた内燃機関の燃料噴射システムにおいて、気化しにくい性状の燃料が使用された場合等に混合気の着火不良や燃焼不良を回避することにある。
本発明は、上記した課題を解決するために、以下のような手段を採用した。すなわち、本発明は、気筒内へ燃料を噴射する第1燃料噴射弁と、吸気通路内へ燃料を噴射する第2燃料噴射弁と、を備えた内燃機関の燃料噴射システムにおいて、
気筒内へ供給すべき燃料を第1燃料噴射弁による圧縮行程噴射と第2燃料噴射弁による噴射とに分割して噴射しているときに、機関回転数が予め定められた許容範囲より低下すると、第2燃料噴射弁から噴射すべき燃料を第1燃料噴射弁による吸気行程噴射と第2燃料噴射弁による噴射とに分割して噴射させる制御手段を備えるようにした。
気筒内へ供給すべき燃料を第1燃料噴射弁による圧縮行程噴射と第2燃料噴射弁による噴射とに分割して噴射しているときに、機関回転数が予め定められた許容範囲より低下すると、第2燃料噴射弁から噴射すべき燃料を第1燃料噴射弁による吸気行程噴射と第2燃料噴射弁による噴射とに分割して噴射させる制御手段を備えるようにした。
ここでいう圧縮行程噴射とは、気筒の圧縮行程に同期したタイミングで行われる燃料噴射である。吸気行程噴射は、気筒の吸気行程に同期したタイミングで行われる燃料噴射である。許容範囲は、目標機関回転数に適当なマージンを加算した範囲であり、マージンとしては予め実験的に適合された値を用いることができる。
かかる発明によると、機関回転数が予め定められた許容範囲より低下した場合に、第2燃料噴射弁から噴射されるべき燃料は、第2燃料噴射弁による噴射と、第1燃料噴射弁による吸気行程噴射と、に分割されて噴射されることになる。その際、第1燃料噴射弁による圧縮行程噴射のタイミングや噴射量は変更されない。
その結果、気筒内へ供給されるべき燃料は、第2燃料噴射弁による噴射と、第1燃料噴射弁による吸気行程噴射と、第1燃料噴射弁による圧縮行程噴射と、に分割されて噴射されることになる。
なお、第2燃料噴射弁による噴射は、各気筒の排気行程に同期したタイミングで行われる排気行程噴射でもよく、又は各気筒の吸気行程に同期したタイミングで行われる吸気行程噴射でもよい。
このように第2燃料噴射弁から噴射されるべき燃料が分割されると、壁面付着燃料を減少させることができるため、気筒内に供給される燃料の減少を抑制することができる。その結果、混合気の空燃比が過剰なリーンになる事態を回避することができる。さらに、第1燃料噴射弁による圧縮行程噴射のタイミング及び噴射量は変更されないため、点火プラグの近傍に良好な可燃混合気層を形成することができる。
したがって、本発明によれば、内燃機関の燃料として重質燃料のような気化しにくい燃料が使用された場合であっても、混合気の着火不良や燃焼不良を回避することができる。
また、本発明の制御手段は、第2燃料噴射弁から噴射すべき燃料を分割する場合に、第1燃料噴射弁に分割される燃料量と第2燃料噴射弁に分割される燃料量の比率(分割比率)を、機関回転数と許容範囲との差に応じて決定してもよい。
例えば、制御手段は、上記した差が大きいときは小さいときに比して、第2燃料噴射弁に分割される燃料が少なくなるように分割比率を定めてもよい。このように分割比率が定められると、気筒内へ供給される燃料の減少をより確実に抑制することができる。
本発明によれば、気筒内へ燃料噴射する第1燃料噴射弁と吸気通路内へ燃料を噴射する第2燃料噴射弁とを備えた内燃機関の燃料噴射システムにおいて、気化しにくい性状の燃料が使用された場合等に混合気の着火不良や燃焼不良を回避することができる。
以下、本発明の具体的な実施形態について図1乃至図4に基づいて説明する。本実施形態に記載される構成部品の寸法、材質、形状、相対配置等は、特に記載がない限り発明の技術的範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
図1は、本発明を適用する内燃機関の概略構成を示す図である。図1に示す内燃機関1は、複数の気筒を備えた4ストローク・サイクルの火花点火式内燃機関(ガソリンエンジン)である。なお、図1では、複数の気筒のうち1気筒のみが示されている。
内燃機関1の各気筒2には、ピストン3が摺動自在に内装されている。ピストン3は、コネクティングロッド4を介して図示しない出力軸(クランクシャフト)と連結されている。また、各気筒2には、筒内に燃料を噴射するための第1燃料噴射弁5と、筒内の混合気に着火するための点火プラグ6が取り付けられている。
気筒2の内部は、吸気ポート7及び排気ポート8と連通している。気筒2内における吸気ポート7の開口端は、吸気バルブ9により開閉される。気筒2内における排気ポート8の開口端は、排気バルブ10により開閉される。吸気バルブ9と排気バルブ10は、図示しない吸気カムと排気カムとにより各々開閉駆動される。
前記吸気ポート7は、吸気通路70と連通している。吸気通路70には、スロットル弁71が配置されている。スロットル弁71より上流の吸気通路70には、エアフローメータ72が配置されている。スロットル弁71より下流の吸気通路70には、吸気ポート7へ向けて燃料を噴射する第2燃料噴射弁11が配置されている。
前記排気ポート8は、排気通路80と連通している。排気通路80は、図示しない排気浄化触媒(例えば、三元触媒、吸蔵還元型NOx触媒、選択還元型NOx触媒など)や消音器を経由して大気中に開放されている。
このように構成された内燃機関1には、ECU20が併設されている。ECU20は、CPU、ROM、RAM、バックアップRAMなどから構成される電子制御ユニットである。ECU20は、前述したエアフローメータ72に加え、クランクポジションセンサ21などの各種センサの検出信号を入力する。さらに、ECU20は、第1燃料噴射弁5、点火プラグ6、第2燃料噴射弁11、及びスロットル弁71を電気的に制御する。
例えば、ECU20は、内燃機関1の運転状態に応じて、第1燃料噴射弁5から噴射すべき燃料量と第2燃料噴射弁11から噴射すべき燃料との比率(噴射比率)を制御(噴射比率制御)する。以下、本実施例における噴射比率制御について述べる。
ECU20は、内燃機関1がファーストアイドル運転状態にあるときは、気筒2内へ供給すべき燃料を、第2燃料噴射弁11による排気行程噴射と、第1燃料噴射弁5による圧縮行程噴射と、に分割して噴射させる。
この場合、第2燃料噴射弁11から排気行程噴射された燃料は、気筒2内にリーン空燃比の混合気を形成する。一方、第1燃料噴射弁5から圧縮行程噴射された燃料は、気筒2内の一部(点火プラグ6の近傍)にリッチ空燃比の混合気を形成する。その結果、気筒2内には、点火プラグ6近傍の領域がリッチ空燃比となり、且つその他の領域がリーン空燃比となる弱成層状態の混合気が形成される。
このように弱成層状態の混合気が形成されると、点火プラグ6の作動タイミング(点火タイミング)が遅角されても、火炎伝播速度が高く且つ未燃燃料(HC)が発生し難くい燃焼(弱成層燃焼)を実現することができる。その結果、排気温度の上昇による排気浄化触媒の早期活性と排気エミッションの低減とを図ることが可能になる。
ところで、内燃機関1の燃料として重質燃料のような気化しにくい燃料が使用される場合は、第2燃料噴射弁11から噴射された燃料のうち、気化しきれずに吸気通路70内の
壁面2付着する燃料(壁面付着燃料)が増加する。
壁面2付着する燃料(壁面付着燃料)が増加する。
壁面付着燃料が増加すると、気筒2内へ供給される燃料が減少するため、混合気の空燃比が過剰なリーンとなる場合がある。そのような場合は、混合気の着火不良や燃焼不良が発生し、機関回転数の落ち込みや排気エミッションの増加を招く可能性がある。
そこで、本実施例の噴射比率制御では、ECU20は、上記したような弱成層燃焼運転が行われているときに燃料性状に起因した機関回転数の落ち込みが発生すると、図2に示すように、第2燃料噴射弁11によって排気行程噴射されるべき燃料を第1燃料噴射弁5による吸気行程噴射と第2燃料噴射弁11による排気行程噴射とに分割するようにした。その際、第1燃料噴射弁5による圧縮行程噴射のタイミング及び噴射量は変更されないものとする。なお、図2中のDIは第1燃料噴射弁5の噴射信号を示し、PFIは第2燃料噴射弁11の噴射信号を示す。
第2燃料噴射弁11から噴射すべき燃料が第1燃料噴射弁5による吸気行程噴射と第2燃料噴射弁11による排気行程噴射とに分割されると、吸気通路70の壁面に付着する燃料が減少する。さらに、第1燃料噴射弁5から吸気行程噴射された燃料は、吸気流によって霧化・気化される。よって、第1燃料噴射弁5から吸気行程噴射された燃料と第2燃料噴射弁11から排気行程噴射された燃料とは、気筒2内の略全域に亘って均質且つ可燃なリーン混合気を形成することになる。
一方、第1燃料噴射弁5による圧縮行程噴射のタイミング及び噴射量は変更されないため、点火プラグ6近傍には着火性の高いリッチ混合気が形成されることになる。
したがって、気筒2内には、着火性が高く且つ火炎伝播速度が高い弱成層状態の混合気が形成されることになる。その結果、燃料性状に起因した混合気の着火不良や燃料不良が改善され、機関回転数の落ち込みや排気エミッションの増加が解消される。
ここで、本実施例における噴射比率制御の実行手順について図3に沿って説明する。図3は、弱成層燃焼運転時にECU20が実行する噴射比率制御ルーチンを示すフローチャートである。このルーチンは、予めECU20のROMなどに記憶されており、ECU20によって周期的に実行される。なお、ECU20が図3の噴射比率制御ルーチンを実行することにより、本発明に係わる制御手段が実現される。
図3の噴射比率制御ルーチンにおいて、ECU20は、先ずS101の処理を実行する。S101では、ECU20は、気筒2内に供給すべき燃料が第1燃料噴射弁5による圧縮行程噴射(DI圧縮行程噴射)と第2燃料噴射弁11による排気行程噴射(PFI排気行程噴射)とに分割されて噴射されているか否かを判別する。すなわち、ECU20は、内燃機関1が弱成層燃焼運転中であるか否かを判別する。
前記S101において否定判定された場合は、ECU20は、本ルーチンの実行を一旦終了する。一方、前記S101において肯定判定された場合は、ECU20は、S102へ進む。
S102では、ECU20は、燃料性状に起因した機関回転数の落ち込みが発生したか否かを判別する。この判別方法としては、機関回転数が定められた許容範囲よりも低い場合や、機関回転数の低下量が予め定められた許容低下量よりも大きい場合に、機関回転数の落ち込みが発生したと判定する方法を例示することができる。
前記した許容範囲は、目標機関回転数に適当なマージンを加算した範囲であり、マージ
ンとしては予め実験的に適合された値を用いることができる。また、前記した許容低下量としては、予め実験的に適合された値を用いることができる。
ンとしては予め実験的に適合された値を用いることができる。また、前記した許容低下量としては、予め実験的に適合された値を用いることができる。
前記S102において否定判定された場合は、ECU20は、本ルーチンの実行を一旦終了する。この場合、気筒2内に供給されるべき燃料は、第1燃料噴射弁5による圧縮行程噴射(DI圧縮行程噴射)と第2燃料噴射弁11による排気行程噴射(PFI排気行程噴射)とに分割して噴射されることになる。
一方、前記S102において肯定判定された場合は、ECU20は、S103へ進む。S103では、ECU20は、第1燃料噴射弁5による圧縮行程噴射(DI圧縮行程噴射)のタイミング及び噴射量は変更せずに、第2燃料噴射弁11から排気行程噴射(PFI排気行程噴射)すべき燃料を第1燃料噴射弁5による吸気行程噴射(DI吸気行程噴射)と第2燃料噴射弁11による排気行程噴射(PFI排気行程噴射)とに分割して噴射させる。
その際、ECU20は、図4に示すようなマップに従って、第2燃料噴射弁11から排気行程噴射(PFI排気行程噴射)すべき燃料の分割を行うようにしてもよい。図4は、分割前のPFI排気行程噴射量Qpfi0に対する分割後のPFI排気行程噴射量Qpfi1の比率(Qpfi1/Qpfi0)と、機関回転数の低下代△Neと、の関係を規定したマップである。なお、機関回転数の低下代△Neは、目標機関回転数から実際の機関回転数を減算した値である。また、図4中のαは、機関回転数の許容範囲を規定する際に用いられるマージンである。
図4において、前記した比率(Qpfi1/Qpfi0)は、機関回転数の低下代△Neがマージンα以下であるときは“1”に定められる。その場合は、第2燃料噴射弁11から排気行程噴射されるべき燃料の分割は行われない。
また、機関回転数の低下代△Neがマージンαより大きい場合は、低下代△Neが大きいほど比率(Qpfi1/Qpfi0)が小さくなるように定められる。すなわち、機関回転数の低下代△Neがマージンαより大きい場合は、低下代△Neが大きいほど、分割後のPFI排気行程噴射量Qpfi1が少なくなる(DI吸気行程噴射量は多くなる)。
図4に示したようなマップに従って、第2燃料噴射弁11から排気行程噴射されるべき燃料が分割されると、壁面付着燃料をより確実に減少させることができる。
以上述べた実施例によれば、重質燃料のような気化しにくい性状の燃料が使用された場合に、内燃機関1が弱成層燃焼運転されても、着火性が高く且つ火炎伝播速度が高い混合気を気筒2内に形成することができる。その結果、混合気の着火不良や燃料不良が抑制され、機関回転数の落ち込みや排気エミッションの増加も抑制される。そして、内燃機関1のドライバビリティを悪化させることなく、排気浄化触媒の早期活性と排気エミッションの低減とを図ることも可能になる。
1 内燃機関
2 気筒
5 第1燃料噴射弁
6 点火プラグ
7 吸気ポート
8 排気ポート
9 吸気バルブ
10 排気バルブ
11 第2燃料噴射弁
20 ECU
70 吸気通路
71 スロットル弁
72 エアフローメータ
80 排気通路
2 気筒
5 第1燃料噴射弁
6 点火プラグ
7 吸気ポート
8 排気ポート
9 吸気バルブ
10 排気バルブ
11 第2燃料噴射弁
20 ECU
70 吸気通路
71 スロットル弁
72 エアフローメータ
80 排気通路
Claims (1)
- 気筒内へ燃料を噴射する第1燃料噴射弁と、吸気通路内へ燃料を噴射する第2燃料噴射弁と、を備えた内燃機関の燃料噴射システムにおいて、
気筒内へ供給すべき燃料を第1燃料噴射弁による圧縮行程噴射と第2燃料噴射弁による噴射とに分割して噴射されているときに、機関回転数が予め定められた許容範囲より低下すると、第2燃料噴射弁から噴射すべき燃料を第1燃料噴射弁による吸気行程噴射と第2燃料噴射弁による噴射とに分割して噴射させる制御手段を備えることを特徴とする内燃機関の燃料噴射システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009117788A JP2010265815A (ja) | 2009-05-14 | 2009-05-14 | 内燃機関の燃料噴射システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009117788A JP2010265815A (ja) | 2009-05-14 | 2009-05-14 | 内燃機関の燃料噴射システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010265815A true JP2010265815A (ja) | 2010-11-25 |
Family
ID=43362997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009117788A Withdrawn JP2010265815A (ja) | 2009-05-14 | 2009-05-14 | 内燃機関の燃料噴射システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2010265815A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012107588A (ja) * | 2010-11-18 | 2012-06-07 | Mitsubishi Motors Corp | 内燃機関の制御装置 |
JP2014040841A (ja) * | 2013-10-28 | 2014-03-06 | Mitsubishi Motors Corp | 内燃機関の制御装置 |
JP2016176366A (ja) * | 2015-03-19 | 2016-10-06 | ヤマハ発動機株式会社 | エンジンの燃料供給装置 |
-
2009
- 2009-05-14 JP JP2009117788A patent/JP2010265815A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012107588A (ja) * | 2010-11-18 | 2012-06-07 | Mitsubishi Motors Corp | 内燃機関の制御装置 |
JP2014040841A (ja) * | 2013-10-28 | 2014-03-06 | Mitsubishi Motors Corp | 内燃機関の制御装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20120807 |