JP2010262201A - プロジェクターシステム、プロジェクター、プロジェクターの制御方法及びプロジェクターの制御プログラム - Google Patents
プロジェクターシステム、プロジェクター、プロジェクターの制御方法及びプロジェクターの制御プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】ネットワークに接続された複数のプロジェクターがコンテンツデータを共有するとき、制御装置の介在を不要とし、煩雑なネットワーク設定を行う必要のないプロジェクターシステムを提供する。
【解決手段】送信側プロジェクター1000と、1以上の受信側プロジェクターとがネットワークを介して接続され、送信側プロジェクター1000はコンテンツデータ入力部と、コンテンツデータ処理部と、送信制御部とを有し、1以上の受信側プロジェクターはコンテンツデータ受信部を有するプロジェクターシステム1。
【選択図】図1
【解決手段】送信側プロジェクター1000と、1以上の受信側プロジェクターとがネットワークを介して接続され、送信側プロジェクター1000はコンテンツデータ入力部と、コンテンツデータ処理部と、送信制御部とを有し、1以上の受信側プロジェクターはコンテンツデータ受信部を有するプロジェクターシステム1。
【選択図】図1
Description
本発明は、プロジェクターシステム、プロジェクター、プロジェクターの制御方法及びプロジェクターの制御プログラムに関する。
従来、パーソナルコンピューター等の制御装置と、複数のプロジェクターとがネットワークを介して接続されるプロジェクターシステムが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に開示されているようなプロジェクターシステム(以下、従来のプロジェクターシステムという。)によれば、制御装置が送信するコンテンツデータを、ネットワークを介して、複数のプロジェクターが共有することが可能となる。
しかしながら、従来のプロジェクターシステムにおいては、あるプロジェクターにコンテンツデータが入力されている場合、他のプロジェクターにおいても同様のコンテンツデータを共有しようとすると、同じ内容のコンテンツデータを制御装置からそれぞれ対応する他のプロジェクターに送信する必要がある。
このように、従来のプロジェクターシステムにおいては、制御装置をホストとし、プロジェクターをネットワーク上の単なるディスプレイ装置として扱っているため、ユーザーは制御装置側の煩雑なネットワーク設定等を行う必要がある。
このように、従来のプロジェクターシステムにおいては、制御装置をホストとし、プロジェクターをネットワーク上の単なるディスプレイ装置として扱っているため、ユーザーは制御装置側の煩雑なネットワーク設定等を行う必要がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、ネットワークに接続された複数のプロジェクターがコンテンツデータを共有する場合、制御装置の介在を不要とし、煩雑なネットワーク設定を行う必要のないプロジェクターシステムを提供することを目的とする。また、そのようなプロジェクターシステムに用いるためのプロジェクター、プロジェクターの制御方法及びプロジェクターの制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明のプロジェクターシステムは、送信側プロジェクターと、1以上の受信側プロジェクターとがネットワークを介して接続され、前記送信側プロジェクターは、コンテンツデータが入力されるコンテンツデータ入力部と、入力されたコンテンツデータを処理し、前記1以上の受信側プロジェクターとの間で共有する共有コンテンツデータを生成するコンテンツデータ処理部と、前記コンテンツデータ処理部で生成された前記共有コンテンツデータを、前記1以上の受信側プロジェクターに送信する制御を行う送信制御部と、を有し、前記受信側プロジェクターは、前記送信側プロジェクターから送信される前記共有コンテンツデータを受信するコンテンツデータ受信部を有することを特徴とする。
このように、本発明のプロジェクターシステムにおいては、送信側プロジェクターがコンテンツデータ処理部と、送信制御部とを有するため、送信側プロジェクターに入力されるコンテンツデータを受信側プロジェクターにおいても共有することができる。このため、本発明のプロジェクターシステムによれば、ネットワークに接続された複数のプロジェクターがコンテンツデータを共有する場合、制御装置の介在を不要とし、煩雑なネットワーク設定を行う必要がなくなり、簡易なプロジェクターシステムとすることができる。
本発明のプロジェクターシステムにおいては、前記送信制御部は、前記1以上の受信側プロジェクターの個々のプロジェクターについて、前記共有コンテンツデータの送信を行うべき受信側プロジェクターであるか否かを、ネットワーク上の送信アドレスの設定がなされているか否かによって判定することが好ましい。
このような構成とすることにより、簡易な設定によって、共有コンテンツデータの送信を行うべき受信側プロジェクターに対してのみ、共有コンテンツデータを送信することが可能となる。
本発明のプロジェクターシステムにおいては、前記送信側プロジェクターは、前記共有コンテンツデータにはどのようなデータが含まれるかを示す共有情報が設定されている共有情報設定部を有し、前記送信制御部は、前記共有情報設定部から取得した前記共有情報に基づいて前記共有コンテンツデータを送信することが好ましい。
このような構成とすることにより、共有コンテンツデータとして送信する情報の内容を管理することが可能となる。
本発明のプロジェクターシステムにおいては、前記共有情報は、投写すべき画像に対応する画像データが含まれるか否かを示す情報であることが好ましい。
このような構成とすることにより、送信側プロジェクターと1以上の受信側プロジェクターとの間で画像データを共有するか否かを、共有情報によって管理することが可能となる。
本発明のプロジェクターシステムにおいては、前記共有情報は、投写すべき画像を調整する画像調整データが含まれるか否かを示す情報であることが好ましい。
このような構成とすることにより、送信側プロジェクターと1以上の受信側プロジェクターとの間で画像調整データを共有するか否かを、共有情報によって管理することが可能となる。
本発明のプロジェクターは、本発明のプロジェクターシステムにおける送信側プロジェクターとして用いられるプロジェクターであって、コンテンツデータが入力されるコンテンツデータ入力部と、入力されたコンテンツデータを処理し、前記1以上の受信側プロジェクターとの間で共有する共有コンテンツデータを生成するコンテンツデータ処理部と、前記コンテンツデータ処理部で生成された前記共有コンテンツデータを、前記1以上の受信側プロジェクターに送信する制御を行う送信制御部と、を有することを特徴とする。
このため、本発明のプロジェクターは、本発明のプロジェクターシステムの送信側プロジェクターとして用いることが可能となる。
本発明のプロジェクターの制御方法は、本発明のプロジェクターシステムにおける送信側プロジェクターとして用いられるプロジェクターの制御方法であって、コンテンツデータが入力されるステップと、入力されたコンテンツデータを処理し、前記1以上の受信側プロジェクターとの間で共有する共有コンテンツデータを生成するステップと、前記コンテンツデータ処理部で生成された前記共有コンテンツデータを、前記1以上の受信側プロジェクターに送信する制御を行うステップと、を有することを特徴とする。
このため、本発明のプロジェクターの制御方法によれば、本発明のプロジェクターシステムに用いる送信側プロジェクターを制御することが可能となる。
本発明のプロジェクターの制御プログラムは、本発明のプロジェクターシステムにおける送信側プロジェクターとして用いられるプロジェクターの制御プログラムであって、コンテンツデータが入力されるステップと、入力されたコンテンツデータを処理し、前記1以上の受信側プロジェクターとの間で共有する共有コンテンツデータを生成するステップと、前記コンテンツデータ処理部で生成された前記共有コンテンツデータを、前記1以上の受信側プロジェクターに送信する制御を行うステップと、を有することを特徴とする。
本発明のプロジェクターの制御プログラムによっても、本発明のプロジェクターシステムに用いる送信側プロジェクターを制御することが可能となる。
以下、本発明のプロジェクターシステム、プロジェクター、プロジェクターの制御方法及びプロジェクターの制御プログラムについて、図に示す実施の形態に基づいて説明する。
[実施形態]
1.プロジェクターシステム及びプロジェクターの構成
図1は、実施形態に係るプロジェクターシステム1を説明するために示す図である。なお、図1において、矢印は大まかな情報の流れを示すものである。
実施形態に係るプロジェクターシステム1においては、図1に示すように、送信側プロジェクター1000と、受信側プロジェクター3000,4000,5000とがネットワーク2000を介して接続されている。
1.プロジェクターシステム及びプロジェクターの構成
図1は、実施形態に係るプロジェクターシステム1を説明するために示す図である。なお、図1において、矢印は大まかな情報の流れを示すものである。
実施形態に係るプロジェクターシステム1においては、図1に示すように、送信側プロジェクター1000と、受信側プロジェクター3000,4000,5000とがネットワーク2000を介して接続されている。
図2は、実施形態に係る送信側プロジェクター1000を説明するために示すブロック図である。なお、図2において、矢印は大まかな情報の流れを示すものである。
実施形態に係る送信側プロジェクター1000は、コンテンツデータ入力部100と、コンテンツデータ処理部200と、送信制御部300と、共有情報設定部400とを有する。送信側プロジェクター1000としては、種々のプロジェクターを用いることができ、例えば、液晶型プロジェクターやマイクロミラー型プロジェクターを好適に用いることができる。
実施形態に係る送信側プロジェクター1000は、コンテンツデータ入力部100と、コンテンツデータ処理部200と、送信制御部300と、共有情報設定部400とを有する。送信側プロジェクター1000としては、種々のプロジェクターを用いることができ、例えば、液晶型プロジェクターやマイクロミラー型プロジェクターを好適に用いることができる。
コンテンツデータ入力部100には、コンテンツデータが入力される。コンテンツデータは、例えば、外部機器、内部機器、ネットワーク等から入力される。外部機器とは、送信側プロジェクター1000と外部的に接続され、コンテンツデータを送信側プロジェクター1000に出力する機能を有する機器であり、例えば、DVDプレーヤー、パーソナルコンピューター、ビデオカメラ等である。内部機器とは、送信側プロジェクター1000に内蔵され、コンテンツデータを送信側プロジェクター1000に出力する機能を有する機器であり、例えば、内蔵型ハードディスクドライブ、フラッシュメモリ等である。
なお、実施形態においては、コンテンツデータは、投写すべき画像に対応する画像データ、投写すべき画像を調整する画像調整データ、出力すべき音声に対応する音声データ、出力すべき音声を調整する音声調整データ等とする。画像調整データとは、例えば、カラーモード、アスペクト比等であり、音声調整データとは、例えば、音量、サラウンド出力等である。
コンテンツデータ処理部200は、コンテンツデータ入力部100に入力されたコンテンツデータを処理し、受信側プロジェクター3000,4000,5000との間で共有すべき共有コンテンツデータを生成する。また、コンテンツデータ処理部200は、コンテンツデータ入力部100に入力されたコンテンツデータを処理し、送信側プロジェクター1000自身が用いるコンテンツデータとする機能をさらに有する。送信側プロジェクター1000は、自身が用いるコンテンツデータを基に画像、音声等の出力を行う。
コンテンツデータ処理部200は、詳しい図示による説明は省略するが、例えば、信号処理回路、コンテンツデータ処理回路、GPUを有する描画処理回路等を有する。
コンテンツデータ処理部200は、詳しい図示による説明は省略するが、例えば、信号処理回路、コンテンツデータ処理回路、GPUを有する描画処理回路等を有する。
送信制御部300は、コンテンツデータ処理部200で処理された共有コンテンツデータを、受信側プロジェクター3000,4000,5000に送信する。
また、送信制御部300は、受信側プロジェクター3000,4000,5000の個々のプロジェクターについて、共有コンテンツデータの送信を行うべき受信側プロジェクターであるか否かを、ネットワーク上の送信アドレスの設定がなされているか否かによって判定する。ネットワーク上の送信アドレスとは、例えば、各受信側プロジェクターに割り振られるIPアドレスである。ネットワーク上の送信アドレスの設定については、後述する。
また、送信制御部300は、共有情報設定部400から取得した共有情報に基づいて共有コンテンツデータを送信する。共有情報については、後述する。
また、送信制御部300は、受信側プロジェクター3000,4000,5000の個々のプロジェクターについて、共有コンテンツデータの送信を行うべき受信側プロジェクターであるか否かを、ネットワーク上の送信アドレスの設定がなされているか否かによって判定する。ネットワーク上の送信アドレスとは、例えば、各受信側プロジェクターに割り振られるIPアドレスである。ネットワーク上の送信アドレスの設定については、後述する。
また、送信制御部300は、共有情報設定部400から取得した共有情報に基づいて共有コンテンツデータを送信する。共有情報については、後述する。
共有情報設定部400は、共有コンテンツデータに関する共有情報が設定されている。共有情報とは、共有コンテンツデータにはどのようなデータが含まれるかを示す情報であり、例えば、共有コンテンツデータに画像データ、画像調整データ、音声データ及び音声調整データのそれぞれが含まれるか否かを示す。なお、画像調整データ及び音声調整データを共有コンテンツデータが含むこととする場合、送信側プロジェクター1000におけるこれらの設定が、受信側プロジェクター3000,4000,5000でも有効となる。共有情報の設定については、後述する。
受信側プロジェクター3000,4000,5000は、詳しい図示による説明は省略するが、送信側プロジェクター1000から送信される共有コンテンツデータを受信するためのコンテンツデータ受信部を有する。受信側プロジェクター3000,4000,5000のそれぞれは、共有コンテンツデータに含まれる種々のデータを基に画像、音声等の出力を行う。受信側プロジェクター3000,4000,5000としては、種々のプロジェクターを用いることができ、例えば、液晶型プロジェクターやマイクロミラー型プロジェクターを好適に用いることができる。なお、受信側プロジェクター3000,4000,5000は、それぞれコンテンツデータ受信部を有するならば、同一機種のプロジェクターであってもよいし、それぞれ異なる機種のプロジェクターであってもよい。
2.送信アドレス及び共有情報の設定
以下、ネットワーク上の送信アドレスの設定及び共有情報の設定について、詳細に説明する。
図3は、実施形態に係るプロジェクターシステム1における設定画面の構成例を示す図である。なお、図3に示す設定画面500はあくまで一例であり、表示方法、表示内容の配置や名称、設定項目等はこれに限られるものではない。
以下、ネットワーク上の送信アドレスの設定及び共有情報の設定について、詳細に説明する。
図3は、実施形態に係るプロジェクターシステム1における設定画面の構成例を示す図である。なお、図3に示す設定画面500はあくまで一例であり、表示方法、表示内容の配置や名称、設定項目等はこれに限られるものではない。
設定画面500は、ネットワーク上の送信アドレス及び共有情報の設定を行うための画面であり、送信アドレス設定箇所510及び共有情報設定箇所520を有する。設定画面500は、例えば、送信側プロジェクター1000のメニューから呼び出すことが可能であり、送信側プロジェクター1000によってスクリーン等の投写対象に投写されることにより表示される。なお、送信側プロジェクター1000が本体表面に液晶表示装置等の表示装置を有する場合は、設定画面500は当該表示装置に表示されることとしてもよい。
送信アドレス設定箇所510は、受信側プロジェクター3000,4000,5000のネットワーク上の送信アドレスを入力すべき箇所である。当実施形態においては、ネットワーク上の送信アドレスとは各受信側プロジェクターに割り振られるIPアドレスであり、「IPアドレス設定」というように描画されているボタンを選択し、当該ボタンの左側にあるIPアドレス表示欄に受信側プロジェクター3000,4000,5000のそれぞれのIPアドレスを入力する。
なお、図3においてはIPアドレスを入力する箇所が4つ表示されているが、表示される数は3つ以下でもよいし、5つ以上でもよい。IPアドレスの入力は、例えば、送信側プロジェクター1000の本体に配置されたキーや、リモコンを用いて行う。
共有情報設定箇所520は、共有コンテンツデータにはどのようなデータが含まれるかを設定する箇所である。画像データ、画像調整データ、音声データ及び音声調整データのそれぞれについて、図3に示すように、共有するならばONのチェックボックスを、共有しないならばOFFのチェックボックスを有効にする。
ONのチェックボックスを有効にした項目については、当該項目についての情報が共有コンテンツデータに含まれることとなり、送信側プロジェクター1000と受信側プロジェクター3000,4000,5000との間で当該項目についてのデータが共有されることとなる。例えば、図3に示すところでは、共有コンテンツデータには、画像データ及び音声データが含まれ、画像調整データ及び音声調整データは含まれないこととなるため、結果として、送信側プロジェクター1000と、受信側プロジェクター3000,4000,5000との間では、映像及び音声を共有することとなる。
ONのチェックボックスを有効にした項目については、当該項目についての情報が共有コンテンツデータに含まれることとなり、送信側プロジェクター1000と受信側プロジェクター3000,4000,5000との間で当該項目についてのデータが共有されることとなる。例えば、図3に示すところでは、共有コンテンツデータには、画像データ及び音声データが含まれ、画像調整データ及び音声調整データは含まれないこととなるため、結果として、送信側プロジェクター1000と、受信側プロジェクター3000,4000,5000との間では、映像及び音声を共有することとなる。
3.プロジェクターの制御方法
以下、プロジェクターの制御方法を詳細に説明する。
図4は、実施形態に係るプロジェクターの制御方法を説明するために示すフローチャートである。
以下、プロジェクターの制御方法を詳細に説明する。
図4は、実施形態に係るプロジェクターの制御方法を説明するために示すフローチャートである。
A.ステップS1
まず、ステップS1において、コンテンツデータが入力されているか否かを確認する。ステップS1は、例えば、コンテンツデータ入力部100にコンテンツデータが入力されているか否かを確認することによって実行される。このとき、コンテンツデータの入力がされていない場合は、コンテンツデータが入力されるまでステップS1を繰り返す。コンテンツデータが入力されている場合は、ステップS2に進む。
まず、ステップS1において、コンテンツデータが入力されているか否かを確認する。ステップS1は、例えば、コンテンツデータ入力部100にコンテンツデータが入力されているか否かを確認することによって実行される。このとき、コンテンツデータの入力がされていない場合は、コンテンツデータが入力されるまでステップS1を繰り返す。コンテンツデータが入力されている場合は、ステップS2に進む。
B.ステップS2
次に、ステップS2において、コンテンツデータを処理する。ここで、ステップS2における処理とは、ステップS1で入力されたコンテンツデータを処理し、送信側プロジェクター1000自身が用いるコンテンツデータとすることである。コンテンツデータの処理は、例えば、コンテンツデータ処理部200の信号処理回路、コンテンツデータ処理回路や描画処理回路等により、入力されたコンテンツデータを処理可能なように加工したり、投写すべき解像度にしたりすることによって行われる。なお、送信側プロジェクター1000は、このステップS2で処理したコンテンツデータを基に画像、音声等の出力を行う。
次に、ステップS2において、コンテンツデータを処理する。ここで、ステップS2における処理とは、ステップS1で入力されたコンテンツデータを処理し、送信側プロジェクター1000自身が用いるコンテンツデータとすることである。コンテンツデータの処理は、例えば、コンテンツデータ処理部200の信号処理回路、コンテンツデータ処理回路や描画処理回路等により、入力されたコンテンツデータを処理可能なように加工したり、投写すべき解像度にしたりすることによって行われる。なお、送信側プロジェクター1000は、このステップS2で処理したコンテンツデータを基に画像、音声等の出力を行う。
C.ステップS3
次に、ステップS3において、ネットワーク上の送信アドレスが設定されているか否かを確認する。ネットワーク上の送信アドレスの設定は、例えば、図3に示した設定画面500の送信アドレス設定箇所510から行う。ここで、ネットワーク上の送信アドレスが全く設定されていない場合は、ステップS7に進み、送信側プロジェクター1000は単体動作を行う。単体動作とは、送信側プロジェクター1000が、入力されるコンテンツデータを用いた出力のみを行い、共有コンテンツデータを送信しないという動作である。ネットワーク上の送信アドレスが設定されている場合は、ステップS4に進む。
次に、ステップS3において、ネットワーク上の送信アドレスが設定されているか否かを確認する。ネットワーク上の送信アドレスの設定は、例えば、図3に示した設定画面500の送信アドレス設定箇所510から行う。ここで、ネットワーク上の送信アドレスが全く設定されていない場合は、ステップS7に進み、送信側プロジェクター1000は単体動作を行う。単体動作とは、送信側プロジェクター1000が、入力されるコンテンツデータを用いた出力のみを行い、共有コンテンツデータを送信しないという動作である。ネットワーク上の送信アドレスが設定されている場合は、ステップS4に進む。
D.ステップS4
次に、ステップS4において、各種データ、つまり画像データ、画像調整データ、音声データ及び音声調整データのうちのどのデータを共有するように設定されているかを確認する。これら各種データのうちのどのデータを共有するかの設定は、例えば、図3に示した設定画面500の共有情報設定箇所520から行う。ここで、すべてのデータについて共有しないように設定されている場合は、ステップS7に進み、送信側プロジェクター1000は単体動作を行う。また、各種データのうち1つでも共有するように設定されている場合は、ステップS5に進む。
次に、ステップS4において、各種データ、つまり画像データ、画像調整データ、音声データ及び音声調整データのうちのどのデータを共有するように設定されているかを確認する。これら各種データのうちのどのデータを共有するかの設定は、例えば、図3に示した設定画面500の共有情報設定箇所520から行う。ここで、すべてのデータについて共有しないように設定されている場合は、ステップS7に進み、送信側プロジェクター1000は単体動作を行う。また、各種データのうち1つでも共有するように設定されている場合は、ステップS5に進む。
E.ステップS5
次に、ステップS5において、共有コンテンツデータを生成する。具体的には、コンテンツデータ処理部200で共有コンテンツデータを生成する。ここで、入力されたコンテンツデータを直接処理して共有コンテンツデータを生成することとしてもよいし、ステップS2で処理したコンテンツデータをさらに処理して共有コンテンツデータを生成することとしてもよい。
次に、ステップS5において、共有コンテンツデータを生成する。具体的には、コンテンツデータ処理部200で共有コンテンツデータを生成する。ここで、入力されたコンテンツデータを直接処理して共有コンテンツデータを生成することとしてもよいし、ステップS2で処理したコンテンツデータをさらに処理して共有コンテンツデータを生成することとしてもよい。
F.ステップS6
次に、ステップS6において、ネットワーク上の送信アドレスに共有コンテンツデータを送信する。送信は、送信制御部300によって、共有情報にしたがって行われる。ステップS6が終了すると、ステップS1に戻って処理を繰り返す。ステップS1〜S6の処理は、例えば、投写すべき画像の1フレームごとに行われる。なお、送信側プロジェクター1000から受信側プロジェクター3000,4000,5000へ共有コンテンツデータを送信するときには、転送データ量を減らすために、毎回全てのデータを送信するのではなく、以前に転送したデータからの差分のデータを送信することが好ましい。
次に、ステップS6において、ネットワーク上の送信アドレスに共有コンテンツデータを送信する。送信は、送信制御部300によって、共有情報にしたがって行われる。ステップS6が終了すると、ステップS1に戻って処理を繰り返す。ステップS1〜S6の処理は、例えば、投写すべき画像の1フレームごとに行われる。なお、送信側プロジェクター1000から受信側プロジェクター3000,4000,5000へ共有コンテンツデータを送信するときには、転送データ量を減らすために、毎回全てのデータを送信するのではなく、以前に転送したデータからの差分のデータを送信することが好ましい。
以上、本発明を上記の実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。その要旨を逸脱しない範囲において種々の様態において実施することが可能であり、例えば、次のような変形も可能である。
(1)実施形態に係るプロジェクターシステム1においては、ネットワークを介して接続される受信側プロジェクターの数が3つである場合を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。要するに、1つ以上であればよい。
(2)実施形態に係るプロジェクターシステム1においては、共有情報が各受信側プロジェクターの全てに対して設定される場合を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、各受信側プロジェクターの個々のプロジェクターごとに設定されるようにしてもよい。
(3)実施形態に係るプロジェクターシステム1においては、共有コンテンツデータに含まれるデータは、画像データ、画像調整データ、音声データ及び音声調整データである場合を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、要するに、共有すべきデータであればよい。
(4)実施形態に係るプロジェクターの制御方法は、コンテンツデータを処理するステップS2、ネットワーク上の送信アドレスが設定されているか否かを確認するステップS3及び各種データを共有するように設定されているか否かを確認するステップS4をこの順序で有するが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、ステップS3、ステップS4、ステップS2の順序で有してもよい。また、例えば、ステップS2、ステップS3及びステップS4のうち任意のステップを行わなくてもよい。
(5)本発明は、以上説明した本発明を実現するためのプロジェクターの制御の手順が記述されたプロジェクターの制御プログラムを作成しておくこともできる。
1…プロジェクターシステム、100…コンテンツデータ入力部、200…コンテンツデータ処理部、300…送信制御部、400…共有情報設定部、500…設定画面、510…送信アドレス設定箇所、520…共有情報設定箇所、1000…送信側プロジェクター、2000…ネットワーク、3000,4000,5000…受信側プロジェクター
Claims (8)
- 送信側プロジェクターと、1以上の受信側プロジェクターとがネットワークを介して接続され、
前記送信側プロジェクターは、
コンテンツデータが入力されるコンテンツデータ入力部と、
入力されたコンテンツデータを処理し、前記1以上の受信側プロジェクターとの間で共有する共有コンテンツデータを生成するコンテンツデータ処理部と、
前記コンテンツデータ処理部で生成された前記共有コンテンツデータを、前記1以上の受信側プロジェクターに送信する制御を行う送信制御部と、
を有し、
前記受信側プロジェクターは、
前記送信側プロジェクターから送信される前記共有コンテンツデータを受信するコンテンツデータ受信部を有することを特徴とするプロジェクターシステム。 - 請求項1に記載のプロジェクターシステムにおいて、
前記送信制御部は、前記1以上の受信側プロジェクターの個々のプロジェクターについて、前記共有コンテンツデータの送信を行うべき受信側プロジェクターであるか否かを、ネットワーク上の送信アドレスの設定がなされているか否かによって判定することを特徴とするプロジェクターシステム。 - 請求項1又は2に記載のプロジェクターシステムにおいて、
前記送信側プロジェクターは、前記共有コンテンツデータにはどのようなデータが含まれるかを示す共有情報が設定されている共有情報設定部を有し、
前記送信制御部は、前記共有情報設定部から取得した前記共有情報に基づいて前記共有コンテンツデータを送信することを特徴とするプロジェクターシステム。 - 請求項3に記載のプロジェクターシステムにおいて、
前記共有情報は、投写すべき画像に対応する画像データが含まれるか否かを示す情報であることを特徴とするプロジェクターシステム。 - 請求項4に記載のプロジェクターシステムにおいて、
前記共有情報は、投写すべき画像を調整する画像調整データが含まれるか否かを示す情報であることを特徴とするプロジェクターシステム。 - 請求項1〜5のいずれかに記載のプロジェクターシステムにおける送信側プロジェクターとして用いられるプロジェクターであって、
コンテンツデータが入力されるコンテンツデータ入力部と、
入力されたコンテンツデータを処理し、前記1以上の受信側プロジェクターとの間で共有する共有コンテンツデータを生成するコンテンツデータ処理部と、
前記コンテンツデータ処理部で生成された前記共有コンテンツデータを、前記1以上の受信側プロジェクターに送信する制御を行う送信制御部と、
を有することを特徴とするプロジェクター。 - 請求項1〜5のいずれかに記載のプロジェクターシステムにおける送信側プロジェクターとして用いられるプロジェクターの制御方法であって、
コンテンツデータが入力されるステップと、
入力されたコンテンツデータを処理し、前記1以上の受信側プロジェクターとの間で共有する共有コンテンツデータを生成するステップと、
前記コンテンツデータ処理部で生成された前記共有コンテンツデータを、前記1以上の受信側プロジェクターに送信する制御を行うステップと、
を有することを特徴とするプロジェクターの制御方法。 - 請求項1〜5のいずれかに記載のプロジェクターシステムにおける送信側プロジェクターとして用いられるプロジェクターの制御プログラムであって、
コンテンツデータが入力されるステップと、
入力されたコンテンツデータを処理し、前記1以上の受信側プロジェクターとの間で共有する共有コンテンツデータを生成するステップと、
前記コンテンツデータ処理部で生成された前記共有コンテンツデータを、前記1以上の受信側プロジェクターに送信する制御を行うステップと、
を有することを特徴とするプロジェクターの制御プログラム。
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2009
- 2009-05-11 JP JP2009114216A patent/JP2010262201A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016197146A (ja) * | 2015-04-02 | 2016-11-24 | キヤノン株式会社 | 投影装置、制御方法及びプログラム |
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