JP2010262158A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】無端状ベルト体のクリーニング性能を長期にわたって維持させる。
【解決手段】張架手段により張架回転する無端状ベルト体に当接して該無端状ベルト体の付着物を除去するクリーニング手段を備えた画像形成装置において、前記無端状ベルト体は、押し込みヤング率を5.5GPa以上かつ10.0GPa以下とし、前記クリーニング手段との当接面の鏡面度を50以上かつ100以下として形成されていることを特徴とする。
【選択図】 図8

Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に無端状ベルト体を備える画像形成装置に関する。
従来の画像形成装置は、無端状ベルト体に付着したトナーを安定して除去する目的で、無端状ベルト体の表面に接触するクリーニングブレードにより掻き落としたトナーをトナー堆積部材に堆積させ、そのトナーを潤滑剤として無端状ベルト体とクリーニングブレードとの接触部に供給するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−8904号公報(段落「0021」〜段落「0032」、図2)
しかしながら、上述した従来の技術においては、無端状ベルト体は、柔らかい樹脂を主層として形成されているため、耐刷経時における表面磨耗に伴って鏡面度が低下し、クリーニング性能が低下させられることにより、クリーニング性能の信頼性を長期にわたって維持することが難しいという問題がある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とし、無端状ベルト体のクリーニング性能を長期にわたって維持させることを目的とする。
そのため、本発明は、張架手段により張架回転する無端状ベルト体に当接して該無端状ベルト体の付着物を除去するクリーニング手段を備えた画像形成装置において、前記無端状ベルト体は、押し込みヤング率を5.5GPa以上かつ10.0GPa以下とし、前記クリーニング手段との当接面の鏡面度を50以上かつ100以下として形成されていることを特徴とする。
このようにした本発明は、無端状ベルト体のクリーニング性能を長期にわたって維持させることができるという効果が得られる。
第1の実施例における画像形成装置の概略側面図 第1の実施例における無端状ベルト体駆動装置の概略側面図 第1の実施例における中間転写方式の画像形成装置の概略側面図 第1の実施例における中間転写方式の無端状ベルト体駆動装置の概略側面図 第1の実施例におけるクリーニング性評価の印字パターンの説明図 第1の実施例におけるクリーニング性評価の印字パターンの説明図 第1の実施例におけるクリーニング性評価の印字パターンの説明図 第1の実施例におけるクリーニング性評価結果を示すグラフ
以下、図面を参照して本発明による画像形成装置の実施例を説明する。
図1は第1の実施例における画像形成装置の概略側面図である。
図1において、画像形成装置1は、像担持体としての感光ドラム11、その感光ドラム11表面上を帯電させる帯電ロール15、該感光ドラム11上に静電潜像を形成するLEDヘッド12、該感光ドラム11上の静電潜像に現像剤としてのトナーを供給して静電潜像を現像する現像ユニット13、現像されたトナー像を感光ドラム11から記録媒体としての記録材へ転写する転写ロール16、該記録材を担持する無端状のベルト14、転写された記録材上のトナー像を定着させる定着ユニット17、ベルト14上に残留するトナーを除去するクリーニング手段としてのクリーニングブレード18、収容された記録材を給紙する給紙ユニット10から構成されている。
図2は第1の実施例における無端状ベルト体駆動装置の概略側面図である。
図2において、無端状のベルト体としてのベルト14は、図示しない張架手段により、張架力6±10%kgの力で張架され、駆動ロール19によって回転する。また、ベルト14の側部に当接し、ベルト14と従動回転しつつ、ベルト14の蛇行を防止するためのフランジ状のガイド部材としてのフランジ31が備えられている。
フランジ31は、必要に応じて他の回転手段に付加したり、ベルト14の両側部に付加したりすることができる。また、図示しないベルト支持部材に付加させることもできる。
ベルト14上に残留するトナーを除去するためのクリーニングブレード18がベルト14に当接するように備えられている。
図3は第1の実施例における中間転写方式の画像形成装置の概略側面図、図4は第1の実施例における中間転写方式の無端状ベルト体駆動装置の概略側面図であり、図1および図2に示す画像形成装置および無端状ベルト駆動装置と同じ構成を有するものについては、同一の符号を付してその説明を省略する。
図3および図4において、無端状のベルト24は、現像により可視化されたトナー像を直接担持する中間転写体である。このベルト24は、図示しない張架手段により張架され、駆動ロール19によって回転し、該ベルト24の側部に当接し、ベルト24と従動回転しつつ、ベルト24の蛇行を防止するためのフランジ31が備えられている。上述したようにフランジ31は、必要に応じて他の回転手段に付加したり、ベルト24の両側部に付加したりすることもできる。また、図示しないベルト支持部材に付加させることもできる。
次に、本実施例の無端状ベルト体としてのベルト14を具体的に説明する。
ベルト14は、その材料として種々のポリアミドイミド(以下、「PAI」という。)を適宜調整し、導電性発現のためにカーボンブラックを適量配合し、N−メチルピロリドン(以下、「NMP」という。)溶液中にて混合攪拌し、円筒状金型に注型後、回転しつつ80〜120℃で所定時間加熱した後、引き続き200〜350℃に昇温して所定時間加熱後、脱型し、膜厚100±10μm、周長624±1.5mmの寸法のベルト原管を得た後、228±0.5mmの幅長に切断した。
前記PAIの構造は、アミド基と1〜2個のイミド基とが、有機基を介して結合され、1つの単位となって繰り返された高分子である。該有機基が、脂肪族か、芳香族かによって、脂肪族PAIか、芳香族PAIに分類されるが、本実施例においては、耐久性や機械的特性の観点から、芳香族PAIが好ましい。この芳香族の意味も、基本的にはイミド基、アミド基が結合する有機基が、1つまたは2つのベンゼン環であるということである。
PAIは、完全にイミド閉環したものか、またはイミド閉環しないアミド酸の段階にあっても良いが、それは少なくとも50%以上、好ましくは70%以上がイミド化されているものを使用するのが良い。これは、あまりにもアミド酸段階のものが多いと寸法変化率が大きくなる傾向があるからである。
なお、イミド化率はフーリエ変換赤外分光光度計で、イミド基由来の吸収(1780cm−1)とベンゼン環由来の吸収(1510cm−1)の強度比率により算出できる。
ベルト14のヤング率を高くする方法として、一般的には芳香族環やイミド基が多い分子構造にする方法があり、逆に低くする方法として、芳香族環やイミド基が少ない分子構造にする方法がある。
ベルト14の材料としては、本実施例で使用したPAIに限定されるものでなく、耐久性や機械的特性の観点から、ベルト駆動時の張力変形が一定範囲内である材料が望ましく、また蛇行防止手段との摺動を繰り返すことによる側部の磨耗、側部の折れや割れ等のダメージを受けにくい材料であることが望ましい。例えば、本実施例で使用したPAIと同様に、ヤング率が2.0GPa以上、好ましくは3.0GPa以上であるポリイミド(PI)、ポリカーボネート(PC)、ポリアミド(PA)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)、エチレン−四フッ化エチレン共重合体(ETFE)等の樹脂、およびこれら各々を主体とした混合物を用いても良い。
ベルト14を回転成型で製造するにあたり、その溶媒は使用される材料により適宜決定されるが、有機極性溶媒がよく用いられ、特にN,N−ジメチルアセトアミド類が有用であり、例えばN,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N−ジエチルホルムアミド、N,N−ジエチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、先にあげたNMPやピリジン、テトラメチレンスルホン、ジメチルテトラメチレンスルホン等が挙げられる。これらは単独で用いても良いし、併せて用いても良い。
回転成型における円筒状金型の回転速度は、ベルトの厚み精度、厚みプロファイルの点から5〜1000rpm、好ましくは10〜500rpmが良い。
また、大小径を組み合わせた円筒状金型を使用して、その隙間にベルトを成型する方法、もしくは円筒状金型外周面に、塗布あるいは浸漬してベルトを成型する場合も同様である。
一方、いわゆる押出し成型、インフレーション成型の場合は、無溶剤で成型が可能である。
また、カーボンブラックは、ファーネスブラック、チャンネルブラック、ケッチェンブラック、アセチレンブラック等が挙げられ、これらは単独使用、または複数種類のカーボンブラックを併用しても良い。これらのカーボンブラックの種類は、目的とする導電性により適宜選択することができるが、本実施例における画像形成装置に使用されるベルト14には、特にチャンネルブラック、ファーネスブラックが好適に用いられ、その用途によっては酸化処理、グラフト処理等の酸化劣化を防止したものや、溶媒への分散性を向上させたものを用いることが望ましい。
カーボンブラックの含有量については、その目的に応じて添加するカーボンブラックの種類により適宜決定されるが、本実施例における画像形成装置に使用されるベルトとしては、その要求される機械的強度等から、ベルト組成樹脂固形分に対し、3〜40重量%、好ましくは5〜30重量%、さらに好ましくは5〜25重量%である。
ベルトの鏡面度は、円筒状金型内周面の磨き方を適宜調整することにより得ることができる。
トナーは、乳化重合法で主構成組成としてスチレン−アクリル共重合体を用い、パラフィンワックスを9重量部内包し、平均粒径7μmで真球度0.95のものを使用した。これは、転写率向上、定着の離型剤レス、およびドット再現性や解像度に優れた現像を行うことにより、画像のシャープネス、高画像品位を得ることができることより選択した。
クリーニングブレード18は、ゴム硬度JIS A 72°、厚さ1.5mmのウレタンゴムにより、ベルト14との線圧が4.3g/mmになるように設定した。これは、ウレタンゴム等の弾性材からなるブレード方式が、残留トナーや異物等を除去する機能に優れ、その構成が簡単かつコンパクトで低コストであるからである。また、ゴム材料としては、高硬度でしかも弾性に富み、耐磨耗性、機械的強度、耐油性、耐オゾン性等に卓越しているウレタンゴムが最適であるからである。
一般に、本実施例のようなクリーニングブレード18として使用され、クリーニング性を維持するためのウレタンゴムは、硬度JIS A 60〜90°、破断伸びが250〜500%、さらに好ましくは300〜400%、永久伸びが1.0〜5.0%、さらに好ましくは1.0〜2.0%、反発弾性が10〜70%、さらに好ましくは30〜50%であることが好ましい。これら各々の物性は、JIS K6301により測定できる。
クリーニングブレード18のベルト14との線圧は1〜6g/mm、好ましくは2〜5g/mmが良い。これは、線圧が小さすぎるとベルト14への密着性が不足することによりクリーニング不良が発生しやすくなるからである。一方、線圧が大きすぎるとベルト14との接触が面接触になり、摩擦抵抗が過剰になり、トナーの掻き取り力より押し付け力が勝り、いわゆるフィルミング現象といったクリーニング不良や、メクレといった不具合が発生しやすくなるからである。
ベルトの駆動ロール19の軸径は、本実施例においては、いずれもφ25のものを使用したが、この径に限ったものでなく、コストや装置の小型化等によりφ10〜50のものが一般的に使用されることが多い。
ベルトを張架する手段として、本実施例においては、スプリングを用い、6±10%kgの力で張架したが、ベルトを張架する方法はこれに限ったわけではない。また、ベルトを張架する力も、使用するベルトの材料やベルトの駆動手段によって適宜選択されるものであるが、一般的にベルトに対して2〜8±10%kgの力で張架することが多い。
本実施例におけるベルト表面の鏡面度は、鏡面度測定装置(例えば、アークハリマ社製 鏡面計ミラーSPOT AHS−100S)を用いて測定した。なお、鏡面度とは、表面性状の写像性を数値化したものである。
また、本実施例における押し込みヤング率は、例えば東陽テクニカ社 Nano Indenter G200(ナノインデンタ G200)で、ISO 14577に準拠して測定した。ナノインデンタとは、荷重−除荷試験を行い、荷重と押し込み変位からヤング率、硬度等を計測する手法である。圧子でサンプルを押し込み、弾塑性変形を検出し、ヤング率、硬度等を高精度に計測するもので、微小荷重で押し込み試験が行えるため、サンプル極表面や膜構造体の測定が可能な測定器である。なお、計測手法、装置への要求事項、測定の校正等は、ISO 14577に規定されており、本測定器は、そのISO 14577に準拠しているものである。
なお、本実施例では、図1および図2に示される形態の画像形成装置1を使用したが、これに限られるものでなく、図3および図4に示す中間転写方式の画像形成装置2を使用してもよい。
上述した構成の作用について説明する。
まず、画像形成装置1の動作を図1に基づいて説明する。
図示しない上位装置から印刷を指示する印刷データを受信した画像形成装置1は、給紙ユニット10から記録材を給紙し、その記録材をベルト14により感光ドラム11まで搬送する。
一方、帯電ロール15により表面を帯電された感光ドラム11は、その表面上にLEDヘッド12により静電潜像が形成され、その静電潜像は現像ユニット13によりトナーが供給されて現像されることにより可視像となる。
感光ドラム11上の可視像としてのトナー像は、記録材を担持するベルト14により搬送された記録材に、転写ロール16により順次転写される。
トナー像が転写された記録材は、定着ユニット17に送られ、トナー像が定着されて排出される。
記録材を分離した後のベルト14は、該ベルト14上に残留したトナーや異物を除去するクリーニングブレード18により清掃される。
次に、ベルト14表面の鏡面度を測定する鏡面度測定装置の動作について説明する。
本実施例における鏡面度測定装置で測定する鏡面度は、被測定物表面に写る基準パターン(反射像)の鮮明さを、輝度値(明るさ)分布のバラつきを元に基準片と対象物との相対値で算出したものである。基準となる理想表面の鏡面度1000に対して鏡面度の数値が大きいほど表面形状が良いことを示している。
なお、従来、表面の微細な形状を定量的に測定する方法として、面粗度、光沢度等があるがこれらは特性の一部を測定しているのに過ぎず、写像性の測定は目視による評価が一般的であり、定量化が困難であった。
次に、ナノインデンタについて説明する。
ベルト14の押し込みヤング率の測定は、バーコビッチ型ダイヤモンド圧子を用い、アプローチ速度10nm/s、最大荷重10mN、最大荷重到達時間10秒、ピーク保持時間3秒、ドリフトレート1nm/sの設定で行った。
本実施例において、押し込みヤング率を採用したのは、より現実に近いパラメータだからである。微視的に見るとベルトの表面は当接するドラム、トナー、記録材等からスクラッチを受ける。それは、ベルト14の厚み方向への圧力に他ならないからである。
以下に、ベルトのクリーニング性評価の条件を説明する。
ベルト14の線速は、およそ90mm/秒、記録材はA4判の用紙を用い、印刷パターンは図5、図6、図7に示すようにYMCK(Yellow―Magenta―Cyan―blacK)の各色の横線(搬送方向に直交する方向の線)を記録材あたり、一般的なテキストを印字することを想定した0.5%(図5)、一部にグラフや写真を印字することを想定した7%(図6)、用紙全面に背景があることを想定した25%(図7)の濃度とし、用紙を3枚印刷して7秒間休止する動作(3P/J(Paper/Job))をベルトの寿命である60000枚まで行った。
表1は、ベルトのヤング率と鏡面度を変化させて行ったクリーニング性評価の結果を示している。クリーニング性の評価は、用紙への裏写りのレベルで判定し、表1のクリーニング性評価の欄において、「●」が、クリーニング不良の発生なし、「○」が、非常に軽微なクリーニング不良の発生あり、「△」が、軽微なクリーニング不良が発生するが実用上問題なし、「×」が、クリーニング不良が発生し実用上問題有りを示している。
図8は、表1をグラフ化したものであり、横軸を押し込みヤング率、縦軸を鏡面度とし、「●」が、クリーニング不良の発生なし、「○」が、非常に軽微なクリーニング不良の発生あり、「△」が、軽微なクリーニング不良が発生するが実用上問題なし、「×」が、クリーニング不良が発生し実用上問題有りを示している。
Figure 2010262158

表1および図8の結果より、クリーニング性の維持、確保には、ベルトのヤング率は5.5〜10GPa、かつ表面の鏡面度が50〜100の範囲(図8におけるA,B,C,D,E,F,G,H,I,J,K,L,M,N,O,Pを含む範囲)、好ましくは図8において前記範囲からヤング率5.5GPaかつ鏡面度70と、ヤング率7.0GPaかつ鏡面度50とを結んだ直線より各々大きな値の範囲(図8におけるB,C,D,E,F,G,H,I,J,K,M,N,O,Pを含む範囲)、すなわちベルトのヤング率は5.5〜10GPa、かつ表面の鏡面度が50〜100であり、かつ(押し込みヤング率(GPa)×40)+(鏡面度×3)で算出される値が、430以上の範囲、さらに好ましくはヤング率7.0〜10.0GPaかつ鏡面度70〜100の範囲(図8におけるE,F,G,H,N,O,Pを含む範囲)であることが望ましい。
以下に、その理由を説明する。
ベルト表面は、凸凹があるほど接触物質の付着のきっかけとなり易く、またクリーニングブレードの掻き取り残しも発生し易くなる。これは、次のことから説明できる。
一般に、印刷が進むに連れてベルト上にはトナー由来、あるいは記録材、主に紙由来のものが付着、堆積してくる。一旦付着すると、同じ物質同士は引き付け合い易くなり、付着が進行しやすくなる。これは、分子間力の増大や、相溶性が向上するからである。
一方、トナー由来、あるいは紙由来の物質として、主にシリカや炭酸カルシウムが挙げられ、これらの物質は硬度が非常に高く、接触部材であるベルトを擦傷、磨耗させ、スクラッチを発生させる。
この現象は、ベルトのヤング率が5.5GPaより低いほど、およびベルト表面の鏡面度が50より低いほど発生、進行しやすい。その理由を以下に詳述する。
第1に、ベルト表面の鏡面度が50より低いと、クリーニングブレードがベルトに対して均一な線圧を確保することが難しくなり、ベルト表面に付着したトナーがすり抜けやすい状態になる。これは、トナーの真球度が上がるほど、また小径化するほど、すり抜けやすくなる。
また、トナーの粒径が小さくなるに連れて、一般に高画像品位を得やすくなるが、比表面積も大きくなるため、単位重量当たりのトナーのベルトへの付着力が大きくなり、ベルトのクリーニング性が悪化する傾向にある。
さらに、トナーの粒径が小さくなるに連れて流動性が悪化するため、シリカ、ワックスを主としたより多くの添加剤を必要とするが、鏡面度が低いほどベルト表面に前記添加物が残留し易くなり、すり抜け易くなる。この添加剤のすり抜けにより、クリーニングブレードへ局所的なせん断力がかかり、局所的なエッジ欠け(チッピング)を起こし、クリーニングブレードの破壊につながる場合もある。
第2に、ベルトのヤング率が5.5GPaより低いと、ベルト表面にスクラッチが発生し易くなる。これは、ヤング率が低いほど、前述した硬度が高いシリカや炭酸カルシウムが、印刷を経る毎にベルト表面にスクラッチを発生させ、そのヤング率の低さがスクラッチを進行させ、結果としてクリーニングブレードとベルトの密着性が悪化し、クリーニング不良が発生し易くなる。このことは、ベルト表面の鏡面度が大きいだけでは不十分であることを示している。つまり、初期状態においては、クリーニング性は良いが、印刷を経る毎にベルト表面にスクラッチが発生し、鏡面度の低下を伴ってクリーニング性能が低下するからである。
第3に、ベルトのヤング率が5.5GPaより低く、かつ鏡面度が50より低いほど、ベルト表面が凸凹になることにより、ベルトと記録材の印刷面とのマイクロスリップにより、印刷面表面の近傍にあるワックスや外添剤を掻き落としやすく、これがベルト表面に付着する原因になる。この付着したワックスや外添剤は、クリーニングブレードのエッジ部に、より多く滞留することになり、結果としてクリーニングブレードをすり抜け、クリーニング不良を引き起こす要因になる。
また、ベルト上の残留物が増加してくると、クリーニングブレードとベルト上の残留物との密着度、親和性が上昇し、摩擦力を上昇させる現象が発生する。この摩擦力の上昇によって、ベルト表面とクリーニングブレード間のせん断応力が上昇し、その結果、クリーニングブレードの局所的なエッジ欠け、メクレといった致命的な現象が生じる場合もある。
これらの現象は、印字濃度が大きいほど顕著になる。
このようなクリーニング不良を補うために、クリーニングブレードがベルトに当接する線圧を高めにし、クリーニング不良を低減させる手段も提案されているが、クリーニングブレードに対する負担が極めて大きくなり、クリーニングブレードのエッジの破損やメクレる現象が発生し易くなる。また、線圧を高くすることは、ベルト表面のスクラッチの発生を加速させる側面もあり、好ましくない。
一方、ベルト表面の鏡面度は100以下であることが望ましい。ベルト表面の鏡面度が100より高い場合、クリーニングブレードとベルトとの密着性が増大し、摩擦力が著しく増大するからである。その結果、ベルトを駆動するトルクの上昇、それをまかなう為の電源装置の肥大化を伴い、また摩擦力の上昇によってベルト表面とクリーニングブレード間のせん断応力が上昇し、クリーニングブレードの局所的なエッジ欠け、メクレといった致命的な現象が発生し易くなる。
また、ベルトのヤング率は10.0GPa以下であることが望ましい。ヤング率が10.0GPaより高いベルトを製造することは、技術的に非常に困難であり、それを達成しようとすると製造的に非常に困難を極め、また多大な設備および時間が必要になるからである。それによる歩留まり低下、コスト上昇を引き起こし、本実施例のような画像形成装置に使用することが事実上不可能である。
なお、本実施例において、画像形成装置を図1の画像形成装置1として説明したが、この方式の画像形成装置に限られることなく、図3の画像形成装置2のような現像により可視化されたトナー像を直接担持する中間転写ベルト24を用いた中間転写方式の画像形成装置としても良い。
以上説明したように、第1の実施例では、ベルトのヤング率を5.5〜10GPa、かつベルト表面の鏡面度を50〜100にすることにより、耐刷経時におけるベルト表面の磨耗や紙粉等の異物の付着による鏡面度の低下を抑制し、長期にわたって良好なクリーニング性を維持することができるという効果が得られる。
第2の実施例では、押し込みヤング率を3.0〜10.0GPaに適宜調整した基層としてのベルト基材に、押し込みヤング率を7.0〜10.0GPaとしたハードコート材で表層を形成してベルト14を構成した。なお、その他の第2の実施例の構成は、第1の実施例の構成と同様であり、同一の符号を付してその説明を省略する。
ベルト基材(基層)は、ポリアミド(PA)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリカーボネート(PC)、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)等の樹脂を用い、厚さ140±10μmで作成した。
次に、アクリル系紫外線硬化型ハードコート材をメチルイソブチルケトン(MIBK)で適宜希釈攪拌混合し、ロールコーターを用いて上記ベルト基材の表面に薄膜塗布を行った。その後、UV(UltraViolet)照射機を用いて紫外線を照射して薄膜を硬化させ、0.8±0.2μmの表層を形成した。
上述した構成の作用について説明する。なお、第2の実施例におけるクリーニング性能の評価方法、評価条件、およびクリーニング性の判定方法は、第1の実施例と同様であるが、印刷パターンはYMCKの各色の横線(搬送方向に直交する方向の線)を記録材あたり、一般的なテキストを印字することを想定した0.5%(図5)で行った。
表2は、ベルト14の評価結果を示している。
なお、表層材料系としてアクリル、基層材料系としてポリアミド(PA)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリカーボネート(PC)、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)、表層の押し込みヤング率を7.0GPaとして評価を行った。
表2のクリーニング性評価の欄において、「○」が、非常に軽微なクリーニング不良の発生あり、「×」が、クリーニング不良が発生し実用上問題有りを示している。
Figure 2010262158

表2より、押し込みヤング率が7.0GPa以上で10.0GPa以下、かつ鏡面度が50以上で100以下の表層を用いることにより、押し込みヤング率が3.0〜10.0GPaのベルト基材であっても、第1の実施例と同様に、刷経時におけるベルト表面の磨耗や紙粉等の異物の付着による鏡面度の低下を抑制し、長期にわたって良好なクリーニング性を維持することができる。
また、クリーニング性能を維持したまま、ベルト全体として弾性変形するため、文字やライン画像の中抜けと呼ばれるトナーの剥がれを防止することができる。
さらに、この弾性変形の寄与により、ベルト駆動時の負荷変動を吸収し、ベルトの蛇行を低減させる副次的な効果もある。
ここで、中抜けとは、転写時や定着時のロールによる押圧力がトナー層に集中し、トナーが凝集し電荷密度が高くなるため、トナー層内部で放電が発生し、トナー極性が変化してトナーの剥離が発生することである。これは、一般にヤング率が高いベルトを用いたときに発生しやすいといわれ、押圧力に対する弾性変形量が少ないためである。
以上説明したように、第2の実施例では、ベルト表層の押し込みヤング率が7.0GPa以上で10.0GPa、かつ鏡面度が50以上で100以下の表層を用いることにより、良好なクリーニング性を維持しつつ、中抜けといった画質不良を低減させることができるとともにベルトの破れといった致命的な問題を引き起こすことなく、長期にわたってベルトを安定して走行させることができるという効果が得られる。
なお、第1の実施例および第2の実施例では、画像形成装置を電子写真方式のプリンタとして説明したが、それに限られることなく、プリンタ以外の複合機やファクシミリ等としてもよい。
また、ベルトを転写ベルトとして説明したが、それに限られることなく、感光ベルト、定着ベルト、搬送ベルト等の無端状ベルト体としてもよい。
1、2 画像形成装置
10 給紙ユニット
11 感光ドラム
12 LEDヘッド
13 現像ユニット
14、24 ベルト
15 帯電ロール
16 転写ロール
17 定着ユニット
18 クリーニングブレード
19 駆動ロール

Claims (5)

  1. 張架手段により張架回転する無端状ベルト体に当接して該無端状ベルト体の付着物を除去するクリーニング手段を備えた画像形成装置において、
    前記無端状ベルト体は、押し込みヤング率を5.5GPa以上かつ10.0GPa以下とし、前記クリーニング手段との当接面の鏡面度を50以上かつ100以下として形成されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1の画像形成装置において、
    前記無端状ベルト体は、(押し込みヤング率(GPa)×40)+(鏡面度×3)で算出される値が、430以上であることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2の画像形成装置において、
    前記無端状ベルト体は、押し込みヤング率を7.0GPa以上かつ10.0GPa以下とし、前記クリーニング手段との当接面の鏡面度を70以上かつ100以下として形成されていることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1、請求項2または請求項3の画像形成装置において、
    前記無端状ベルト体は、前記クリーニング手段と当接する表層および該表層に覆われた基層の少なくとも2層により形成されていることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項4の画像形成装置において、
    前記表層は、押し込みヤング率を7.0GPa以上かつ10.0GPa以下とし、鏡面度を50以上かつ100以下として形成されていることを特徴とする画像形成装置。
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