JP2010008667A - ベルトユニット及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成装置で用いられるベルトユニットには、無端状ベルトには、ベルトの耐久性を向上させるためにヤング率を2000[MPa]以上の樹脂で形成されるベルトを用いたものがあるが、ベルトユニットに高寿命化を求めようとするとき、耐久性の点で十分ではなかった。
【解決手段】 無端状ベルト22と、この無端状ベルト22を張架して走行させるドライブローラ20及びテンションローラ21と、無端状ベルト22の表面に付着する付着物を除去するクリーニングブレード24とを備え、無端状ベルト22のヤング率をY[GPa]としたとき、 3.5≦Y≦7.0 を満たすようにヤング率を設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、無端状ベルトを備えたベルトユニット及びこのベルトユニットを備える画像形成装置に関するものである。
従来、ベルトの耐久性を向上させるためにヤング率を2000[MPa]以上の樹脂で形成されるベルトを用いたベルトユニットがあった(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−9287号公報(段落0035、図3)
しかしながら、従来の装置では、ベルトユニットに高寿命化を求めようとするとき、耐久性の点で十分ではなかった。
本発明の目的は、従来装置に比べてより高寿命化が可能となるベルトユニット及び画像形成装置を提供することにある。
本発明によるベルトユニットは、
無端状ベルトと、前記無端状ベルトを張架し、前記無端状ベルトを走行させる複数のローラと、前記無端状ベルトの表面に付着する付着物を除去するクリーニング部材と
を備え、前記無端状ベルトのヤング率をY[GPa]としたとき、
3.5≦Y≦7.0
であることを特徴とする。
本発明によれば、ベルトユニットの耐久性の向上を図ることができる。
実施の形態1.
図1は、本発明によるベルトユニットを採用する実施の形態1の画像形成装置の要部構成を概略的に示す概略構成図である。
同図に示す画像形成装置1は、直接転写方式のタンデム型カラー電子写真プリンタとしての構成を備え、装置内部には、記録媒体としての記録用紙25を収納する給紙カセット23が装着され、記録用紙25を給紙カセット23から取り出す給紙ローラ33、記録用紙25を画像形成部まで搬送する搬送ローラ31が配置される。また、画像形成装置1内には、画像形成部として、ブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)の各色の現像剤としてのトナーの画像を形成するトナー画像形成部11〜14が、記録用紙25の搬送経路に沿って、上流側から順に配置されている。これらのトナー画像形成部11〜14は、所定色のトナーを使用する外は同じ構成を有する。
例えばブラック(K)のトナーを使用するトナー画像形成部11に示すように、各トナー画像形成部は、静電潜像担持体としての感光体ドラム51、感光体ドラム51の表面に電荷を供給して帯電させる帯電部52、帯電された感光体ドラム51の表面に画像データをもとに選択的に光を照射して静電潜像を形成する露光部53、感光体ドラム51に形成された静電潜像を前記トナーにより現像してトナー画像を形成する現像部54、及び感光体ドラム51の表面に残留したトナーを除去すべく、感光体ドラム51に接触して配置されるクリーニングブレード56を備える。
また、画像形成装置1内には、ベルトユニットとして、記録用紙25を搬送する無端状ベルト22、図示せぬ駆動部より回転されて無端状ベルト22を矢印方向に駆動するドライブローラ20、ドライブローラ20と対を成して無端状ベルト22を張架するテンションローラ21、及び無端状ベルト22上に付着したトナーを掻き取ってクリーニングするクリーニング部材としてのクリーニングブレード24が配置され、更に転写部として、感光体ドラム51上に形成されたトナー画像を記録用紙25上に転写すべく、無端状ベルト22を挟むように各感光体ドラム51に対向して転写ローラ26が配置されている。
そして、前記記録用紙25上に形成されたトナー画像を、熱及び圧力を加えることによって定着させる定着装置30、定着装置30を通過した記録用紙25を搬送し、画像が定着された記録用紙25を貯留する排出部34に記録用紙25を排出する搬送ローラ32が配置される。
テンションローラ21は、図示しない張力付与手段を備えて無端状ベルト22に、6±10%Kgの大きさの張架力を付与し、またテンションローラ21には、無端状ベルト22の側面部と係合して、その蛇行を矯正する為のフランジ状の蛇行防止ガイド21aが設けられている。この蛇行防止ガイド21aは、ベルトの片側部に設けて蛇行を防止するようにしても良いし、両側部に設けるようにしても良い。また、この種の蛇行防止ガイドは、自ら回転駆動するように構成しても良いし、ベルトの回転に従動するように構成してもよいし、更にはテンションローラ21以外に、ドライブローラ20や、ベルトの両側部等の他の部分に設けてもよい。
以上の構成において、画像形成装置1の動作について、図1を参照しながら説明する。
尚、同図中の点線矢印は、搬送される記録用紙25の搬送方向を示す。
各トナー画像形成部11〜14の感光体ドラム51の表面は、図示しない電源装置により電圧が印加された帯電部52により帯電される。続いて、感光体ドラム51が矢印方向に回転することによって、帯電された感光体ドラム51表面が露光部53の付近に到達すると、露光部53によって露光され、感光体ドラム51表面に静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像部54により現像され、感光体ドラム51の表面にトナー画像が形成される。
一方、給紙カセット23に収納された記録用紙25は、給紙ローラ33によって給紙カセット23から取り出され、搬送ローラ31及び無端状ベルト22により、転写ローラ26の付近に搬送される。そして、感光体ドラム51が回転することによって、現像によって得られた感光体ドラム51の表面上のトナー画像が転写ローラ26及び無端状ベルト22と対向する位置に到達すると、図示しない電源装置により電圧が印加されている転写ローラ26と無端状ベルト22によって、感光体ドラム51表面上のトナー画像が記録用紙25上に転写される。以上のトナー画像の記録用紙25上への転写が、ブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)の各色のトナー画像を形成するトナー画像形成部11〜14を通過する過程で順次重ねて行われ、記録用紙25上に各色のトナーによるカラー画像が形成される。
続いて、表面に各色のトナー画像が形成された記録用紙25は、無端状ベルト22の回転走行によって、定着装置30に搬送される。記録用紙25上のトナー画像は、定着装置30によって加圧及び加熱されて溶融し、記録用紙25上に固定される。更に、記録用紙25は、搬送ローラ32により排出部34に排出され、画像形成の動作が終了する。この間、記録用紙25を分離した後の無端状ベルト22は、無端状ベルト22上に残留したトナーやその他の異物を除去するクリーニングブレード24により清掃される。
次に上記した画像形成装置1で使用される無端状ベルトについて詳しく説明する。
尚、後述する無端状ベルトについて、上記した画像形成装置1で使用する無端状ベルトとして説明する場合には符号22を付すが、それ以外の場合には特に符号を付さない。
本実施の形態で用いる無端状ベルトは、その材料として種々のポリアミドイミド(以下、PAIと称す)を適宜調整し、導電性発現のためにカーボンブラックを適量配合し、N−メチルピロリドン(以下、NMPと称す)溶液中にて攪拌混合し、回転成型により、膜厚100±10μm、周長624±1.5[mm]の寸法に成型した後、228±0.5[mm]の幅長に切断したものである。
PAIは、アミド基と1〜2個のイミド基とが、有機基を介して結合され、1つの単位となって繰り返された構造を有した高分子である。この有機基が、脂肪族か或いは芳香族かによって、脂肪族PAI或いは芳香族PAIに分類されるが、ここでは耐久性や機械的特性の観点から芳香族PAIを採用するのが好ましい。この芳香族の意味も、基本的にはイミド基、アミド基が結合する有機基が1つ又は2つのベンゼン環であるということである。更に、ここで使用されるPAIは、完全にイミド閉環したものか、又はイミド閉環しないアミド酸の段階にあっても良いが、少なくとも50%以上、好ましくは70%以上がイミド化されているものを使用するのが良い。これは、あまりにもアミド酸段階のものが多いと、寸法変化率が大きい傾向があるからである。
ベルトのヤング率を高くする方法として一般的には、芳香族環やイミド基が多い分子構造にすることによりもたらされる。逆に低くする方法としては、上記構造が少ない分子構造にすることによりもたらされる。
ベルトを回転成型にて製造するにあたり、その溶媒は使用される材料により適宜決定されるが、有機極性溶媒が良く用いられ、特にN,N−ジメチルアセトアミド類が有用である。例えば、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N−ジエチルホルムアミド、N,N−ジエチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、先にあげたNMPや、ピリジン、テトラメチレンスルホン、ジメチルテトラメチレンスルホン等が挙げられる。これらは単独で用いても良いし、併せて使用しても差し支えない。また、円筒リング状金型を使用して、その隙間にベルトを層成型する場合も同様である。一方、所謂、押出し成型の場合は、無溶剤にて成型が可能である。
また、カーボンブラックは、ファーネスブラック、チャンネルブラック、ケッチェンブラック、アセチレンブラック等が挙げられ、これらは単独使用することもでき、または複数種類のカーボンブラックを併用しても良い。これらのカーボンブラックの種類は、目的とする導電性により適宜選択することができるが、本願における画像形成装置に使用される無端状ベルトには、特にチャンネルブラック、ファーネスブラックが好適に用いられ、その用途によっては酸化処理、グラフト処理等の酸化劣化を防止したものや、溶媒への分散性を向上させたものを用いることが好ましい。カーボンブラックの含有量は、その目的に応じて添加するカーボンブラックの種類により適宜決定されるが、本願の画像形成装置に使用される無端状ベルトとしては、その機械的強度等から、ベルト組成樹脂固形分に対し、3〜40重量%、より好ましくは3〜30重量%である。
ここで使用されるトナーは、主構成組成としてスチレン−アクリル共重合体を用い、乳化重合法によりパラフィンワックスを9重量部内包し、平均粒径7μmで真球度0.95のものを使用した。これは、転写効率向上、定着の離型剤レス、及びドット再現性や解像度に優れた現像を行なう事により、画像のシャープネス、高画像品位を得ることができることより選択した。
クリーニングブレード24(図1)は、ゴム硬度83°(JIS A)、厚さ1.5[mm]のウレタンゴムにより、線圧4.3g/mmになるように設定した。これは、ウレタンゴム等の弾性材からなるブレード方式が、残留トナーや異物等を除去する機能に優れ、且つその構成が簡単にできるため、コンパクトで低コストを実現できるためである。また、ゴム材の最適材料としてウレタンゴムを採用したのは、高硬度でしかも弾性に富み、耐摩耗性、機械的強度、耐油性、耐オゾン性等に卓越しているためである。
ドライブローラ20及びテンションローラ21の各外径は、ここでは、何れもφ25[mm]のものを使用したが、この径に限定されるものではない。例えば、コストや、装置の小型化によりφ10〜50[mm]のものが一般的に使用されることが多い。
無端状ベルト22を張架するテンションローラ21は、スプリング等の図示しない張力付与手段によって矢印C(図1)方向に付勢され、前記したように6±10%Kgの力で無端状ベルト22を張架したが、ベルトの張架方法はこれに限定されるものではない。また張架力も使用するベルト材料や、ベルト駆動手段によって、適宜選択されるものであり、一般的に、2〜8±10%Kgの力で張架することが多い。
次に、PAIで作成したヤング率の異なる複数の無端状ベルトを試験試料として用意して行なった、ベルトの耐久試験とその結果について説明する。
耐久試験は、以下の条件で行なった。
(1)評価用の試験機として、画像形成装置1と同様の要部構成を有する沖データ製プリンタC5800nを用いた。
(2)A4用紙を用い、ブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)の各色の横線印刷パターンを0.5%濃度で印刷した。
(3)印刷条件は、3P/J(3枚印刷して7秒休止する動作の繰り返し)で行なった。
(4)ヤング率の測定は、JIS K7127に準じて行った。
(5)試験環境は、常温/常湿(23±3℃/55±10%)とした。
(6)印刷時の無端状ベルトの線速度を89[mm]/secとした。
(7)試料とした無端状ベルトのベルト厚は、100±8μmとした。
表1は、上記耐久試験の結果を表すもので、同表中の判定の欄では、クリーニングブレード24が、所定数以上となる、耐久評価の欄に記した印刷枚数までメクレ障害無しの場合に判定「○」とし、所定数以下である、耐久評価の欄に記した印刷枚数でメクレ障害が発生した場合に判定「×」とした。
Figure 2010008667
同表から明らかなように、ここでの試験結果によれば、ヤング率が3.0[GPa]の試料では印刷枚数が50k枚となった段階でクリーニングブレード24にメクレが発生し、ヤング率が3.5〜7.0[GPa]の範囲の試料では、印刷枚数が無端状ベルトの耐久性が確保できる寿命の目安となる80k枚を越えてもメクレが発生しなかった。従って、クリーニングブレード24のメクレ防止対策として、無端状ベルトのヤング率を3.5〜7.0[GPa]の範囲に設定するのが好ましい。以上の試験結果及び評価について、図2を参照しながら更に説明する。
尚、同表において、「実施例」とする試料は本発明に基づく無端状ベルトに相当し、「参考例」とする試料は本発明に基づかない無端状ベルトに相当する。また、例えば「80k枚OK中止」とあるのは、80k枚まで印刷したが判定「○」であった、ということを意味する。
一般に、印字が進むにつれてベルト上にフィルミング膜が形成され、図2(a)に示すクリーニングブレード24と無端状ベルト22上の残留物との密着度、親和性が上昇し、摩擦力を上昇させる現象が起こる。この摩擦力の上昇によって、無端状ベルト22のベルト表面とクリーニングブレード24間のせん断応力が上昇する。この時クリーニングブレード24がベルト進行を妨げる方向にブレーキをかける状態になるので、その結果、クリーニングブレード24の局所的なエッジ欠け、メクレが生じやすくなる。従って、無端状ベルト22のヤング率が低いと、図2(b)に示すように、クリーニングブレード24の上流側近傍にたわみ部分101が発生しやすくなり、このたわんだ部分がブレードニップ部に入り込み、メクレ方向にブレード先端を押し上げように動き、所謂メクレが生じる。
従って、無端状ベルトのヤング率を大きくすることによって、メクレは生じにくくなり、表1に示す試験結果から明らかなように、そのヤング率を3.5[GPa]以上とすることによって、少なくとも必要とする印刷枚数の印刷時において、クリーニングブレードにメクレが発生するのを抑制することができる。一方、ヤング率7.0[GPa]以上の無端状ベルトは、技術的にも非常に困難なことであり、それを達成しようとすると、製造的にも非常に困難を極め、また多大な設備及び時間が必要になる。それによる歩留り低下、コスト上昇を引き起こし、本願のような画像形成装置に使用することは、実質上不可能である。そのため、本実施の形態ではヤング率7.0[GPa]を超える無端状ベルトの評価は行なわなかった。
尚、上記した説明では、無端状ベルトのベルト材料としてPAIを採用した例を示したが、これに限定されるものではない。しかしながら、耐久性や機械的特性の観点から、ベルト駆動時の張力変形が一定範囲である材料が望ましく、また蛇行防止手段との摺動を繰り返し受ける事による、側部摩耗、側部オレ、ワレ等のダメージを受けにくい材料である事が望ましい。例えば上記採用のPAI同様、ヤング率が3.5[GPa]以上である、ポリイミド(PI)、ポリカーボネート(PC)、ポリアミド(PA)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)、エチレン−四フッ化エチレン共重合体(ETFE)等の樹脂、及びこれら各々を主体とした混合物を用いても構わない。
以上のように、本実施の形態の、ベルトのヤング率を3.5〜7.0[GPa]の範囲としたベルトユニットによれば、クリーニングブレードのメクレを抑制することができるため、耐久性及び信頼性の向上が図れ、更に歩留まりの低下、コスト上昇も抑制することができる。
実施の形態2.
本実施の形態では、前記した実施の形態1で説明した画像形成装置1が、以下に説明するように、採用する無端状ベルトの、ベルト厚とヤング率を所定の条件の基に設定することを特徴とするものである。
尚、本実施の形態において行なわれる耐久試験は、試験試料としての無端状ベルト以外は、前記した実施の形態1で行なわれた装置と同じ装置で行なわれるものであるため、共通する部分については図面を省いてここでの説明を省略し、異なる点を重点的に説明する。
ベルト厚とヤング率のうち、何れかが異なる複数の無端状ベルトを試験試料として用意して行なった、ベルトの耐久試験とその結果について説明する。
本実施の形態において、厚みの異なる複数の無端状ベルトは、PAI材料の注型量を適宜調整することによって作成され、マイクロメータを用いてそれぞれの厚みを測定した。
耐久試験は、以下の条件で行なった。
(1)評価用の試験機として、画像形成装置1と同様の要部構成を有する沖データ製プリンタC5800nを用いた。
(2)A4用紙を用い、ブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)の各色の横線印刷パターンを0.5%濃度で印刷した。
(3)印刷条件は、3P/J(3枚印刷して7秒休止する動作の繰り返し)で行なった。
(4)ヤング率の測定は、JIS K7127に準じて行った。
(5)試験環境は、常温/常湿(23±3℃/55±10%)とした。
(6)印刷時の無端状ベルトの線速度を89[mm]/secとした。
表2は、上記耐久試験の結果を表すもので、同表中の判定の欄では、試料とした無端状ベルトが、印刷枚数が無端状ベルトの耐久性が確保できる寿命の目安となる80k枚まで異常なしの場合には耐久性十分として「○」判定とし、印刷枚数が80k枚未満の段階で異常となった(例えば破断した)場合には耐久性不十分として「×」判定とした。
Figure 2010008667
同表に示す係数Pは、ベルトのヤング率をY[GPa]、ベルトの厚さをT[mm]としたとき、次式に基づいて求めたものである。
係数P=Y×T ・・・(1)
尚、同表において、「実施例」とする試料は本発明に基づく無端状ベルトに相当し、「参考例」とする試料は本発明に基づかない無端状ベルトに相当する。
実施の形態1において、クリーニングブレード24のメクレ防止対策として、無端状ベルトのヤング率を3.5〜7.0[GPa]の範囲とすることを推奨したが、同表に示すように、例え無端状ベルトのヤング率を3.5〜7.0[GPa]の範囲に設定してメクレを防いでも、無端状ベルトのベルト厚によっては、ベルトが破断するという耐久性の別の問題が残る。
例えば、同表において、実施例1〜3及び比較例1,2の試料に示すように、同じヤング率3.5[GPa]の無端状ベルトであっても、実施例1〜3のようにベルト厚みを0.089[mm]、0.116[mm]、又は0.126[mm]とした場合には耐久性に問題なく、比較例1,2のように0.083[mm]又は0.130[mm]とした場合には所定の印刷枚数をこなすまでに破断してしまう。一方では、実施例9及び比較例3の試料に示すように、同じベルト厚0.075[mm]であっても、実施例9のようにヤング率6.0[GPa]とした場合には耐久性に問題なく、比較例3のようにヤング率4.5[GPa]とした場合には所定の印刷枚数をこなすまでに破断してしまう。
また、発明者等は、例えばヤング率3.5[GPa]の試料である比較例1、実施例1〜3、比較例3における耐久性評価、及びヤング率7.0[GPa]の試料である比較例6、実施例11〜13、比較例7における耐久性評価を比較して、ヤング率が高いほど、耐久性に問題ないベルト厚領域が小さいほうに移動する傾向があることから、上式(1)によって求めた係数が、ヤング率3.5[GPa]〜7.0[GPa]の各試料において、耐久性に問題ないベルト厚を代入した際に、略同様の数値範囲に収まることが判った。即ち、ヤング率Yを3.5〜7.0[GPa]の範囲とした無端状ベルトにおいて、
0.0025< 係数P(=Y×T) <0.007 (2)
となるような無端状ベルトの、ヤング率Yとベルト厚さTの関係を保つことによって、クリーニングブレード24のメクレを防止すると共に無端状ベルトが破断するという耐久性の問題を解消することができる。
係数Pが0.0025より低すぎると、ベルトの繰り返し屈曲疲労性に劣り、寿命まで満足できる効果を維持する事ができない。また、少ない量を精度良く注型し、金型に均一に展開することは、製造的にも非常に困難を極める。一方、0.007より高すぎると、製造的にも非常に困難を極め、また多大な時間が必要になる。また、厚みが増すにつれ、厚みばらつきも比例して大きくなり、ベルトの搬送精度を高める必要を生じる困難を引き起こす。ひいてはコスト上昇を引き起こし、本願のような画像形成装置に使用することは、実質上不可能である。
尚、上記した説明では、無端状ベルトのベルト材料としてPAIを採用した例を示したが、これに限定されるものではない。しかしながら、耐久性や機械的特性の観点から、ベルト駆動時の張力変形が一定範囲である材料が望ましく、また蛇行防止手段との摺動を繰り返し受ける事による、側部摩耗、側部オレ、ワレ等のダメージを受けにくい材料である事が望ましい。例えば上記採用のPAI同様、上記不等式(2)を満たす、ポリイミド(PI)、ポリカーボネート(PC)、ポリアミド(PA)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)、エチレン−四フッ化エチレン共重合体(ETFE)等の樹脂、及びこれら各々を主体とした混合物を用いても構わない。
また、実施の形態1,2では、ドライブローラ20及びテンションローラ21の各外径は、何れもφ25[mm]のものを使用したが、これらの設定は試験結果にあまり影響するものではなく、少なくとも、ローラ21,22の径がφ10〜50[mm]の範囲のものにおいては有効である。また上記した各実施の形態では、無端状ベルト22の張架力を6±10%Kgとしたが、張架力が低すぎるとベルトが精密に駆動できない、ベルトが波打ってしまうという不具合があり、張架力が高すぎるとベルトへの負荷が大きすぎて耐久性が劣ってしまうが、少なくとも2〜8±10%Kgの範囲に設定したものにおいては有効である。
以上のように、本実施の形態で示したように、無端状ベルトの、ヤング率とベルト厚さを、不等式(2)が成立するように設定することによって、無端状ベルトの破断による耐久性の問題を解消し、耐久性及び信頼性に優れたベルトユニットを提供できる。
実施の形態3.
図3は、本発明に基づく実施の形態3の画像形成装置の要部構成を示す概略構成図である。
この画像形成装置41が、前記した図1に示す実施の形態1の画像形成装置1と主に異なる点は、実施の形態1の画像形成装置1が直接転写方式であるのに対して、この画像形成装置41が中間転写方式である点である。従って、この画像形成装置41が、前記した実施の形態1の画像形成装置1と共通する部分には同符号を付して、或いは図面を省いて説明を省略し、異なる点を重点的に説明する。
図3に示す画像形成装置41は、中間転写方式のカラー電子写真プリンタとしての構成を備え、装置内部には、記録媒体としての記録用紙25を収納する給紙カセット23が装着され、記録用紙25を給紙カセット23から取り出す給紙ローラ33、記録用紙25を転写部まで搬送する搬送ローラ46,47が配置される。また、画像形成装置41内には、画像形成部として、ブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)の各色のトナー画像を形成するトナー画像形成部11〜14が、無端状ベルト42の回転移動方向に沿って下流側から順に、トナー画像形成部の各感光体ドラム51が無端状ベルト42に当接するように配置されている。これらのトナー画像形成部は、所定色のトナーを使用する外は同じ構成を有し、その構成については、実施の形態1で説明した通りであるので、ここでの説明は省略する。
また、画像形成装置41内には、ベルトユニットとして、転写されたトナーを担持する無端状ベルト42、図示せぬ駆動部より回転されて無端状ベルト42を矢印方向に駆動する支持ローラ43〜45、及び無端状ベルト42上に付着したトナーを掻き取りクリーニングするクリーニング部材としてのクリーニングブレード24が配置され、更に転写部として、無端状ベルト42のトナー画像を記録用紙25上に転写すべく、無端状ベルト42を挟むように支持ローラ43に対向して転写ローラ49が配置されている。
尚、支持ローラ43〜45には、無端状ベルト42の側面部と係合して、その蛇行を矯正する為のフランジ状の蛇行防止ガイド43a〜45aを必要に応じて設けることが好ましい。これらの蛇行防止ガイドは、ベルトの片側部に設けて蛇行を防止するようにしても良いし、両側部に設けるようにしても良い。また、ガイドは自ら回転駆動するように構成しても良いし、ベルトの回転に従動するように構成してもよい。そして、支持ローラ43〜45以外の部分に設けてもよい。
以上の構成において、画像形成装置41の動作について、図3を参照しながら説明する。尚、図3中の点線矢印は、搬送される記録用紙25の搬送方向を示す。
各トナー画像形成部11〜14において、各感光体ドラム51の表面には、実施の形態1で述べたように静電潜像が形成され、更にこの静電潜像が各色トナーで現像されてトナー画像となる。各感光体ドラム51に形成されたトナー画像は、無端状ベルト42に接する位置を通過する際に、それぞれ無端状ベルト42上に順次重ねて転写される。この段階で、無端状ベルト42上には、重ねられた、シアン(C)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の各色のトナー画像によりカラー画像が形成される。
一方、上記した無端状ベルト42上へのカラー画像の形成と並行して、給紙カセット23にセットされた記録用紙25が、給紙ローラ33によって給紙カセット23から取り出され、搬送ローラ46,47により、転写位置である転写ローラ49と無端状ベルト42の接合部まで搬送される。そして、記録用紙25が、この転写位置を通過する際に、電源装置により電圧が印加されている転写ローラ49によって、無端状ベルト42上に担持されたトナーのカラー画像が記録用紙25上に転写される。
続いて、表面に各色のトナー画像によるカラー画像が形成された記録用紙25は、図示しない搬送手段によって定着装置30に搬送される。記録用紙25上のトナー画像は、定着装置30によって加圧及び加熱されて溶融し、記録用紙25上に固定される。更に、記録用紙25は、図示しない搬送手段によって排出部48に排出され、画像形成の動作が終了する。この間、記録用紙25を分離した後の無端状ベルト42は、無端状ベルト42上に残留する残留トナーやその他の異物を除去するクリーニングブレード24により清掃される。
上記した画像形成装置41で使用される無端状ベルト42の製造方法及び特性は、前記した実施の形態1の画像形成装置1に使用される無端状ベルト22と全く同様のものである。即ち無端状ベルト42は、ヤング率を3.5〜7.0[GPa]の範囲とした無端状ベルトである。
このように、中間転写方式のカラー電子写真プリンタとしての構成を備えた画像形成装置においても、トナー画像を担持する無端状ベルト42のヤング率を3.5〜7.0[GPa]の範囲とすることで、実施の形態1で説明したのと同様の理由により、クリーニングブレードのメクレが防止できるために信頼性の向上が図れ、更に歩留まりの低下、コスト上昇も抑制することができる。
更に、無端状ベルト42の、ヤング率Y[GPa]とベルトの厚さT[mm]の関係を、前記した実施の形態2で説明した不等式(2)、即ちヤング率Yを3.5〜7.0[GPa]の範囲とした無端状ベルトにおいて、
0.0025< 係数P(=Y×T) <0.007
とすることによって、実施の形態2で説明したのと同様の理由により、クリーニングブレード24のメクレを防止すると共に無端状ベルトの破断による耐久性の問題を解消し、耐久性及び信頼性に優れたベルトユニットを提供できる。
前記した実施の形態では、本願発明を電子写真プリンタに採用した例を示したが、これに限定されるものではなく、他にMFP(Multifunction Peripherals)やファクシミリ、複写機にも利用できる。また前記した実施の形態では、片面印刷タイプのプリンタを例にしたが、これに限定されるものではなく、本発明は、両面印刷タイプのプリンタにも適用できる。更に感光ベルト、定着ベルト、搬送ベルトといった、無端状ベルトにも利用できるなど、種々の態様を取り得るものである。
本発明によるベルトユニットを採用する実施の形態1の画像形成装置の要部構成を概略的に示す概略構成図である。 実施の形態1における試験結果の説明に供する図であり、(a)は正常に動作している無端状ベルトを示し、(b)はメクレが発生する際の無端状ベルトの様子を示している。 本発明によるベルトユニットを採用する実施の形態3の画像形成装置の要部構成を概略的に示す概略構成図である。
符号の説明
1,41 画像形成装置
11〜14 トナー画像形成部
20 ドライブローラ
21 テンションローラ
22,42 無端状ベルト
23 給紙カセット
24,56 クリーニングブレード
25 記録用紙
26 転写ローラ
30 定着装置
31,32 搬送ローラ
33 給紙ローラ
34 排出部
43〜45 支持ローラ
46,47 搬送ローラ
48 排出部
49 転写ローラ
51 感光体ドラム
52 帯電部
53 露光部
54 現像部

Claims (6)

  1. 無端状ベルトと、
    前記無端状ベルトを張架し、前記無端状ベルトを走行させる複数のローラと、
    前記無端状ベルトの表面に付着する付着物を除去するクリーニング部材と
    を備え、
    前記無端状ベルトのヤング率をY[GPa]としたとき、
    3.5≦Y≦7.0
    であることを特徴とするベルトユニット。
  2. 更に前記無端状ベルトの厚さをT[mm]としたとき、
    0.0025≦Y×T≦0.007
    であることを特徴とする請求項1記載のベルトユニット。
  3. 前記無端状ベルトは、表面に記録媒体を担持して走行することを特徴とする請求項1又は2記載のベルトユニット。
  4. 前記無端状ベルトは、表面に現像剤を担持することを特徴とする請求項1又は2記載のベルトユニット。
  5. 前記無端状ベルトはPAI材料で形成されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のベルトユニット。
  6. 請求項1乃至5の何れかのベルトユニットと、
    現像剤像を形成する画像形成部と、
    前記現像剤像を記録媒体に転写する転写部と
    を有することを特徴とする画像形成装置。






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