JP2010261881A - 圧力伝送器 - Google Patents

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Masashi Morishita
正志 森下
Akira Kurosawa
亮 黒沢
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Abstract

【課題】ダイアフラムシール受圧部に起因する出力値の誤差を抑制できる圧力伝送器を提供する。
【解決手段】増幅器12は、温度センサ13から得られる周辺温度と記憶媒体5から得られるパラメータ情報を用いて補正量を算出する。また、算出された補正量を用いて補正前の値に対する補正を行い、補正後の値を出力値として出力する。このように、記憶媒体5に格納された個々のダイアフラムシール受圧部2のパラメータ情報を用いた補正を行うので、ダイアフラムシール受圧部2のばらつき等に起因する出力誤差を抑制できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ダイアフラムシール受圧部と、ダイアフラムシール受圧部が接続される伝送器本体とを備える圧力伝送器に関する。
差圧伝送器本体とダイアフラムシール受圧部とを、キャピラリチューブを介して接続して構成された差圧伝送器が知られている。内部には非圧縮性の封入液が封入される。ダイアフラムシール受圧部が受けたプロセス圧は封入液を介して差圧伝送器本体に伝達され、差圧伝送器本体はプロセス圧の差分(差圧)を電気信号に変換して出力する。
特開2003−344207号公報
一般に、差圧伝送器による圧力計測値は周辺温度の影響を受ける。このため、出荷前には恒温槽を使用して個々の差圧伝送器について温度の影響を測定し、差圧伝送器本体に測定結果を保存している。プロセスでの使用時にはその測定結果に基づく補正を行い、周辺温度変化に起因する出力値の誤差を解消している。
しかし、ダイアフラムシール受圧部は個体間で相違があり、ダイアフラムシール受圧部を交換した場合に差圧伝送器の出力値に誤差が発生する。また、ダイアフラムシール受圧部を異なる種類のものに交換したい場合などにも対応できない。
本発明の目的は、ダイアフラムシール受圧部に起因する出力値の誤差や誤りを抑制できる圧力伝送器を提供することにある。
本発明の圧力伝送器は、交換可能なダイアフラムシール受圧部と、前記ダイアフラムシール受圧部が接続される伝送器本体とを備える圧力伝送器において、前記ダイアフラムシール受圧部は、当該ダイアフラムシール受圧部に関する情報を格納する格納手段を具備し、前記伝送器本体は、前記格納手段に格納された前記情報に基づいて出力値を算出する演算手段を具備することを特徴とする。
この圧力伝送器によれば、伝送器本体において、ダイアフラムシール受圧部に関する情報に基づいて出力値を算出するので、ダイアフラムシール受圧部に起因する出力値の誤差や誤りを抑制できる。
前記情報は当該ダイアフラムシール受圧部の温度特性であってもよい。
前記伝送器本体は温度センサを具備し、前記演算手段は前記温度センサで得られた温度および当該ダイアフラムシール受圧部の前記温度特性に基づいて前記出力値を算出してもよい。
前記温度特性は当該ダイアフラムシール受圧部の容積変化率の温度特性であってもよい。
前記情報は当該ダイアフラムシール受圧部のキャピラリ長、ダイアフラム有効径、容積変化率または封入液に関する少なくともいずれか一つの情報であってもよい。
本発明の圧力伝送器によれば、伝送器本体において、ダイアフラムシール受圧部に関する情報に基づいて出力値を算出するので、ダイアフラムシール受圧部に起因する出力値の誤差や誤りを抑制できる。
圧力伝送器の全体構成を示す図。 圧力伝送器の構成を示す図であり、(a)は図1の一部拡大図、(b)は差圧伝送器本体の構成を示すブロック図。 補正前後の出力値におけるゼロ点シフトを示す図。
以下、本発明による圧力伝送器の実施形態について説明する。
図1は本実施形態の圧力伝送器の構成を示す図、図2(a)は図1の一部拡大図、図2(b)は差圧伝送器本体の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態の圧力伝送器は、計測されたプロセス圧(差圧)を出力値として出力する差圧伝送器本体1と、差圧伝送器本体1に対してキャピラリチューブ3,3を介して接続されるダイアフラムシール受圧部2,2とから構成される。
図1および図2(a)に示すように、ダイアフラムシール受圧部2はプロセス配管内に配置される受圧ブロック2Aと、ダイアフラムシール受圧部2をプロセス配管に取り付けるためのフランジ2Bと、受圧ブロック2Aから延びるキャピラリ2Cとからなる。
受圧ブロック2Aには、プロセス圧に応じて弾性変形するダイアフラム21が設けられるとともに、受圧ブロック2Aの内部には空間22が形成されている。空間22はキャピラリ2Cの空間に連通しており、この空間にはプロセス圧を伝達するための封入液が充填される。
キャピラリ2Cの先端にはコネクタ23が設けられ、キャピラリチューブ3の先端に設けられたコネクタ31と、コネクタ23とを接続することで、ダイアフラムシール受圧部2とキャピラリチューブ3とが接続される。このように、コネクタ31およびコネクタ23の着脱により、ダイアフラムシール受圧部2はキャピラリチューブ3を介し差圧伝送器本体1に対して着脱可能とされ、ダイアフラムシール受圧部2の交換が可能とされる。
ダイアフラムシール受圧部2を差圧伝送器本体1に接続した状態では、内部の封入液を介し、ダイアフラム21で受けたプロセス圧がキャピラリチューブ3を経由して差圧伝送器本体1まで伝達される。
図2(b)に示すように、差圧伝送器本体1は封入液を介して伝達されたプロセス圧を電気信号に変換する受圧カプセル11と、受圧カプセル11の出力信号を増幅するとともに、出力値の補正を行う増幅器12と、周辺温度を検出する温度センサ13とを備える。
図1に示すように、本実施形態の圧力伝送器では、キャピラリ2Cの先端に設けられたコネクタ23に、ROM等の記憶媒体5が取り付けられている。記憶媒体5には個々のダイアフラムシール受圧部2に関する以下のパラメータ情報が格納されている。
(1)容積変化率:φ(cc/kgf/cm2
(2)キャピラリ長:L(m)
(3)キャピラリ配管内径:r(mm)
(4)封入液の体膨張係数:β(/℃)
上記パラメータ情報のうち、容積変化率φは周辺温度の関数であり、容積変化率と周辺温度の対応関係が、例えばテーブルにより示される。
図1に示すように、記憶媒体5からは先端にコネクタ24aが取り付けられたリード線24が引き出されている。一方、先端にコネクタ32aが取り付けられたリード線32がキャピラリチューブ3に沿って引き伸ばされており、コネクタ24aおよびコネクタ32aを接続することで、リード線24およびリード線32を介して記憶媒体5と増幅器12(図2(b))とが接続される。
本実施形態の圧力伝送器を使用する際には、コネクタ31およびコネクタ23を接続することでダイアフラムシール受圧部2をキャピラリチューブ3に取り付けるとともに、コネクタ24aおよびコネクタ32aを接続することで記憶媒体5と増幅器12とを接続する。
次に、増幅器12における出力誤差の補正方法について説明する。
各ダイアフラムシール受圧部2で計測されるプロセス圧の補正量は、
補正量α=L×π×r2×β÷φ ・・・式(1)
により算出される。
また、式(1)で求められる高圧側の補正量をαH、低圧側の補正量をαLとすると、差圧の補正量は、
補正量αΔ=αH−αL ・・・式(2)
により算出される。
増幅器12は、温度センサ13から得られる周辺温度と記憶媒体5から得られるパラメータ情報を用いて上記補正量を算出する。また、算出された補正量を用いて補正前の値に対する補正を行い、補正後の値を出力値として出力する。
このように、本実施形態の圧力伝送器では、記憶媒体5に格納された個々のダイアフラムシール受圧部2のパラメータ情報を用いた補正を行うので、ダイアフラムシール受圧部2のばらつき等に起因する出力誤差を抑制できる。このため、ダイアフラムシール受圧部2を交換しても、計測誤差が増加することはない。
また、温度センサ13から得られる周辺温度に基づいて容積変化率φの温度補償を行うことで、ゼロ点シフトを効果的に抑制することができる。図3は補正前の出力値および補正後の出力値について、ゼロ点シフトの大きさを示す図である。図3に示すように、補正前出力値では、ゼロ点が温度に応じてシフトしているのに対し、補正後出力値では容積変化率φの温度補償によりゼロ点シフトがほぼ解消されている。
さらに、本実施形態では、それぞれのダイアフラムシール受圧部のキャピラリ長、キャピラリ配管内径、封入液の体膨張係数などを用いて出力値を算出している。このため、キャピラリの形状等が異なる(種類の異なる)ダイアフラムシール受圧部を組み合わせて使用することもできる。
出力値の算出に使用する情報は、上記実施形態に限定されない。上記パラメータ情報の一部のみ(例えば、容積変化率φのみ)を上記情報としてもよい。また、ダイアフラム有効径、封入液に接する部分の材質などを記憶媒体に格納し、出力値の算出に反映させることもできる。
上記実施形態では、差圧伝送器について例示したが、本発明は、差圧を出力する場合に限定されることなく、プロセス圧の絶対値を出力する圧力伝送器についても適用できる。
以上説明したように、本発明の圧力伝送器によれば、伝送器本体において、ダイアフラムシール受圧部に関する情報に基づいて出力値を算出するので、ダイアフラムシール受圧部に起因する出力値の誤差や誤りを抑制できる。
本発明の適用範囲は上記実施形態に限定されることはない。本発明は、交換可能なダイアフラムシール受圧部と、前記ダイアフラムシール受圧部が接続される伝送器本体とを備える圧力伝送器に対し、広く適用することができる。
1 伝送器本体
2 ダイアフラムシール受圧部
5 記憶媒体(格納手段)
12 増幅器(演算手段)

Claims (5)

  1. 交換可能なダイアフラムシール受圧部と、前記ダイアフラムシール受圧部が接続される伝送器本体とを備える圧力伝送器において、
    前記ダイアフラムシール受圧部は、当該ダイアフラムシール受圧部に関する情報を格納する格納手段を具備し、
    前記伝送器本体は、前記格納手段に格納された前記情報に基づいて出力値を算出する演算手段を具備することを特徴とする圧力伝送器。
  2. 前記情報は当該ダイアフラムシール受圧部の温度特性であることを特徴とする請求項1に記載の圧力伝送器。
  3. 前記伝送器本体は温度センサを具備し、
    前記演算手段は前記温度センサで得られた温度および当該ダイアフラムシール受圧部の前記温度特性に基づいて前記出力値を算出することを特徴とする請求項2に記載の圧力伝送器。
  4. 前記温度特性は当該ダイアフラムシール受圧部の容積変化率の温度特性であることを特徴とする請求項2または3に記載の圧力伝送器。
  5. 前記情報は当該ダイアフラムシール受圧部のキャピラリ長、ダイアフラム有効径、容積変化率または封入液に関する少なくともいずれか一つの情報であることを特徴とする請求項1に記載の圧力伝送器。
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