JP2010258929A - 入力インターフェイス回路 - Google Patents

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洋幸 小畑
Tomokazu Takagi
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Abstract

【課題】簡単な構成で、電源電位より低い入力信号電圧であっても誤動作が起き難い、安価な入力インターフェイス回路を提供する。
【解決手段】PチャネルMOSトランジスタM1とNチャネルMOSトランジスタM2が直列接続され、ゲート端子Gが共通接続されてなるCMOSインバータC10を有した入力インターフェイス回路I10であって、共通接続されてなるゲート端子Gを入力端子とし、電源端子と接地端子の間で、閾値電圧を有する半導体素子S10とCMOSインバータC10とが直列接続されてなり、電源端子と接地端子の間で、抵抗R10と第2NチャネルMOSトランジスタM3とが直列接続されてなり、第2NチャネルMOSトランジスタM3のゲート端子Gが、直列接続点P1に接続され、直列接続点P2から出力が取り出される入力インターフェイス回路I10とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、電源端子と接地端子の間でPチャネルMOSトランジスタとNチャネルMOSトランジスタが直列接続されたCMOSインバータを有してなる、入力インターフェイス回路
に関する。
自動車には、車載機器を制御するために多数の電子制御装置(所謂ECU、Electronic Control Unit)が搭載されており、これら電子制御装置は、制御データを共有して車両を統合制御するために、CAN(Controller Area Network)等の通信バスを介して、互いにデータ通信可能に接続されている(例えば、特許文献1,2参照)。
図8は、上記CAN通信による車載機器のネットワーク100を模式的に示した図である。
図8に示すように、CAN通信によるネットワーク100は、2本のバスライン(差動通信線路)10a,10bを用いた差動通信ネットワークで、車両に搭載される各種電子制御装置(ノード)11〜14が並列にバス接続されたネットワークである。ノード11〜14は、例えば車両の状態を検出するセンサからの情報に基づいてアクチュエータをコントロールするECUからなり、それぞれ他のノードと通信するためのCANトランシーバT10を有している。CANトランシーバT10には、それぞれ、制御用のマイコンM11〜M14からの出力信号あるいは他のノードからの入力信号を通信プロトコルに従って送信データや受信データに変換する回路が設けられている。
特開2007−243317号公報 特表2006−521052号公報
図8に示すネットワーク100では、上述したように、CANトランシーバT10を介して入出力信号が変換され、異なるノード11〜14のマイコンM11〜M14間でデータ通信が可能になっている。
ここで、従来のCAN通信を構成しているネットワーク機器では、マイコンもCANトランシーバも、信号電圧5V系が一般的に使われてきた。しかしながら、近年のマイコンの低電圧化に伴い、図8のネットワーク100に示すように、5V系のマイコンM13,M14と3V系のマイコンM11,M12が、ネットワーク内に混在するようになってきている。一方、各ノード11〜14のCANトランシーバT10については、汎用部品であるため、全て5V系である。従って、ノード11,12においては、マイコンM11,M12の3Vの信号電圧が、信号電圧5Vで設計されたCANトランシーバT10に入力されることとなる。このため、以下に示すような問題が発生する。
図9は、制御用のマイコンに接続するCANトランシーバT10の従来の代表的な入力インターフェイス回路I9を示した図である。
図9において破線で囲った入力インターフェイス回路I9は、電源端子と接地端子の間でPチャネルMOSトランジスタM1とNチャネルMOSトランジスタM2が直列接続されたCMOSインバータC1を有してなる入力インターフェイス回路である。PチャネルMOSトランジスタM1のゲート端子とNチャネルMOSトランジスタM2のゲート端子は共通接続されており、該共通接続されたゲート端子が入力インターフェイス回路I9の入力端子となっている。尚、抵抗R1は、プルアップ抵抗であり、CMOSインバータC1の後段には、バッファリングのためのCMOSインバータC2が接続されている。
図9のCANトランシーバT10は、前述したように5V系で設計されているため、入力インターフェイス回路I9への入力信号電圧は、本来、電源電圧Vccと同じ5Vレベルでなければならない。しかしながら、前述したようにマイコンM11が3V系で設計されているため、入力インターフェイス回路I9には、3Vの信号電圧が入力される。この3Vの入力信号電圧は、CMOSインバータC1の入力閾値電圧1/2Vccである2.5Vに近い値であり、従って、本来の設計値に対して閾値電圧に対する余裕度が非常に小さい状態で使用されることとなる。このため、誤動作が起き易い状態にある。
マイコンとCANトランシーバに限らず、近年、図8に示したような異電圧動作IC間での信号授受は珍しくない。従って、図9で説明した問題を解消するため、出力側のIC内で電圧を昇圧(或は降圧)させて信号の授受を行っている場合が多い。例えば、3V系マイコンとドライバICの場合、マイコンのインターフェイス(I/F)部で3Vから5Vへ電圧変換され、ドライバICへは0V−5Vの信号が入力されている。しかしながら、例えばドライバICが3V化した場合には同時にマイコンのI/F部回路も変更する必要があり、結果として両ICの変更となり、開発費と工数がかさむこととなる。
そこで本発明は、電源端子と接地端子の間でPチャネルMOSトランジスタとNチャネルMOSトランジスタが直列接続されたCMOSインバータを有してなる入力インターフェイス回路であって、簡単な構成で、電源電位より低い入力信号電圧であっても誤動作が起き難い、安価な入力インターフェイス回路を提供することを目的としている。
請求項1に記載の入力インターフェイス回路は、PチャネルMOSトランジスタとNチャネルMOSトランジスタが直列接続され、該PチャネルMOSトランジスタとNチャネルMOSトランジスタのゲート端子が共通接続されてなるCMOSインバータを有した入力インターフェイス回路であって、前記共通接続されてなるゲート端子を、当該入力インターフェイス回路の入力端子とし、電源端子と接地端子の間で、閾値電圧を有する半導体素子と前記CMOSインバータとが直列接続されてなり、前記電源端子と接地端子の間で、抵抗と第2NチャネルMOSトランジスタとが直列接続されてなり、前記第2NチャネルMOSトランジスタのゲート端子が、前記PチャネルMOSトランジスタとNチャネルMOSトランジスタの直列接続点に接続され、前記抵抗と第2NチャネルMOSトランジスタの直列接続点から出力が取り出されることを特徴としている。
従来の入力インターフェイス回路においては、PチャネルMOSトランジスタとNチャネルMOSトランジスタが直列接続され、該PチャネルMOSトランジスタとNチャネルMOSトランジスタの共通接続されたゲート端子を入力端子とするCMOSインバータが、電源端子と接地端子の間にそのまま挿入された構成となっている。従って、電源電位をVccとすると、該入力インターフェイス回路におけるCMOSインバータの入力閾値電圧はVcc/2となり、前記入力端子に電源電位Vccと同じ入力信号電圧を入力することで、PチャネルMOSトランジスタとNチャネルMOSトランジスタを切り替えてON・OFFさせていた。例えば、電源電位Vccが5Vである場合には、CMOSインバータの入力閾値電圧が2.5Vとなり、前記入力端子に電源電位Vccと同じ5Vの入力信号電圧を入力することで、誤動作なくPチャネルMOSトランジスタとNチャネルMOSトランジスタを切り替えてON・OFFさせることができる。
しかしながら、上記した従来の入力インターフェイス回路では、入力信号電圧が電源電位Vccより低くなると、入力閾値電圧であるVcc/2に近づき、PチャネルMOSトランジスタのON・OFFの切り替えの余裕度が小さくなって、誤動作が起き易くなる。例えば、上記電源電位Vccが5Vである場合、入力信号電圧が3Vになると、上記CMOSインバータの入力閾値電圧の2.5Vに近づき、誤動作が起き易い。
これに対して、上記請求項1に記載の入力インターフェイス回路においては、PチャネルMOSトランジスタとNチャネルMOSトランジスタが直列接続され、該PチャネルMOSトランジスタとNチャネルMOSトランジスタの共通接続されたゲート端子Gを入力端子とするCMOSインバータが、閾値電圧を有する半導体素子に直列接続され、直列接続された該半導体素子とCMOSインバータとが、電源端子と接地端子の間に挿入された構成となっている。このため、当該入力インターフェイス回路では、上記半導体素子の閾値電圧VtsだけCMOSインバータに掛かる電圧が低くなり、電源電位をVccとすると、CMOSインバータに掛かる実質的な電源電圧は(Vcc−Vts)となる。従って、当該入力インターフェイス回路におけるCMOSインバータの入力閾値電圧も、(Vcc−Vts)/2に低下する。言い換えれば、当該入力インターフェイス回路においては、上記閾値電圧を有する半導体素子が、CMOSインバータの入力閾値電圧を下げるレベルシフト素子として機能する。このため、当該入力インターフェイス回路は、入力端子の入力信号電圧が規定の電源電位Vccより低い場合であっても、上記した従来の入力インターフェイス回路と較べて誤動作が起き難くなっている。
上記請求項1に記載の入力インターフェイス回路においては、閾値電圧を有する半導体素子が電源端子の側に挿入されているため、CMOSインバータの出力は、電源電位Vccより該半導体素子の閾値電圧Vtsだけ低くなる。しかしながら、当該入力インターフェイス回路においては、直列接続された該半導体素子とCMOSインバータの後段に、直列接続された抵抗と第2NチャネルMOSトランジスタが配置された構成(所謂オープンドレイン構成)となっている。これによって、該抵抗(所謂プルアップ抵抗)と第2NチャネルMOSトランジスタの直列接続点から取り出される出力を、電源電位Vccに戻すことができる。従って、入力端子の入力信号電圧が規定の電源電位Vccより低い場合であっても、当該入力インターフェイス回路の出力は、電源電位Vccに維持することが可能である。
また、上記請求項1に記載の入力インターフェイス回路は、上記した従来の入力インターフェイス回路に閾値電圧を有する半導体素子を含めた簡単な回路を追加するだけで構成することができる。従って、例えば入力信号電圧が規定の電源電位Vccより低い場合に対応するための入力信号電圧の変換回路等を追加する構成に較べて、製造コストの増大を抑制することができる。
以上のようにして、上記請求項1に記載の入力インターフェイス回路は、電源端子と接地端子の間でPチャネルMOSトランジスタとNチャネルMOSトランジスタが直列接続されたCMOSインバータを有してなる入力インターフェイス回路であって、簡単な構成で、電源電位より低い入力信号電圧であっても誤動作が起き難い、安価な入力インターフェイス回路とすることができる。
上記請求項1に記載の入力インターフェイス回路においては、請求項2に記載のように、前記半導体素子と並列に、該半導体素子を短絡するスイッチング素子が接続され、前記スイッチング素子の制御端子が、前記抵抗と第2NチャネルMOSトランジスタの直列接続点に接続されてなることが好ましい。
これによれば、当該入力インターフェイス回路におけるCMOSインバータの入力閾値電圧に、所謂ヒステリシスを持たせることができる。すなわち、例えばCMOSインバータのPチャネルMOSトランジスタをOFFさせてNチャネルMOSトランジスタをONさせる時には、上記スイッチング素子をOFFさせて、閾値電圧を有する半導体素子が実質的に挿入されている状態とする。従って、この時のCMOSインバータの入力閾値電圧は、(Vcc−Vts)/2となる。逆に、CMOSインバータのPチャネルMOSトランジスタをONさせてNチャネルMOSトランジスタをOFFさせる時には、上記スイッチング素子をONさせて、閾値電圧を有する半導体素子の両端を短絡し、該半導体素子が実質的に挿入されていない状態とする。従って、この時のCMOSインバータの入力閾値電圧は、Vcc/2となる。このように、上記スイッチング素子を接続することで、CMOSインバータの入力閾値電圧にヒステリシスを持たせることができる。これによって、該CMOSインバータの入力閾値電圧付近でのリンギング等のノイズに対する余裕度(耐ノイズ性)を高めることができる。
この場合、例えば請求項3に記載のように、前記スイッチング素子が、PチャネルMOSトランジスタ素子からなる構成とすることができる。
上記請求項1に記載の入力インターフェイス回路においては、請求項4に記載のように、前記半導体素子を、直列接続された複数個の素子で構成するようにしてもよい。これによれば、各素子の閾値電圧の和が該半導体素子の閾値電圧となるため、1個の素子で構成する場合に較べて、全体として大きな閾値電圧を得ることができる。
また、請求項5に記載のように、前記半導体素子を、並列接続された複数個の素子で構成するようにしてもよい。これによれば、全体としての閾値電圧が該半導体素子を構成する個々の素子の閾値電圧より小さくなるため、微細な閾値電圧の設定が可能となる。
上記請求項1に記載の入力インターフェイス回路においては、例えば請求項6に記載のように、前記半導体素子が、PチャネルMOSトランジスタ素子からなり、該PチャネルMOSトランジスタ素子のゲート端子が、該PチャネルMOSトランジスタ素子のドレイン端子に短絡されてなる構成とすることができる。これによって、該PチャネルMOSトランジスタ素子のソース−ドレイン間の閾値電圧を、前述したCMOSインバータの入力閾値電圧を下げるレベルシフトに利用することができる。
同様に、請求項7に記載のように、前記半導体素子が、NチャネルMOSトランジスタ素子からなり、該NチャネルMOSトランジスタ素子のゲート端子が、該NチャネルMOSトランジスタ素子のドレイン端子に短絡されてなる構成としてもよい。
これによって、該NチャネルMOSトランジスタ素子のドレイン−ソース間の閾値電圧を、前述したCMOSインバータの入力閾値電圧を下げるレベルシフトに利用することができる。
尚、前記半導体素子としてPチャネルMOSトランジスタ素子またはNチャネルMOSトランジスタ素子を採用する場合には、CMOSインバータを構成するPチャネルMOSトランジスタおよびNチャネルMOSトランジスタと同じ種類の素子であるため、温度特性も同様である。このため、前記半導体素子として他の種類の素子を採用する場合に較べて、該入力インターフェイス回路におけるCMOSインバータの温度依存性を抑制することができる。
上記請求項1に記載の入力インターフェイス回路においては、請求項8に記載のように、前記半導体素子が、ダイオード素子からなり、該ダイオード素子のカソード端子が前記電源端子の側に接続され、該ダイオード素子のアノード端子が前記PチャネルMOSトランジスタのソース端子の側に接続されてなる構成としてもよい。これによって、該ダイオード素子のアノード−カソード間の閾値電圧を、前述したCMOSインバータの入力閾値電圧を下げるレベルシフトに利用することができる。
以上のようにして、上記した入力インターフェイス回路は、電源端子と接地端子の間でPチャネルMOSトランジスタとNチャネルMOSトランジスタが直列接続されたCMOSインバータを有してなる入力インターフェイス回路であって、簡単な構成で、電源電位より低い入力信号電圧であっても誤動作が起き難い、安価な入力インターフェイス回路となっている。
従って、上記した入力インターフェイス回路は、請求項9に記載のように、CANトランシーバと制御マイコンを有する車載用の電子制御装置において、前記制御マイコンに接続する前記CANトランシーバに用いられて好適である。これによって、3V系と5V系の制御マイコンが混在する車載用の電子制御装置のネットワークであっても、各電子制御装置の安定動作を低コストで実現することができる。
本発明の一例で、入力インターフェイス回路I10を示す図である。 図1に示す入力インターフェイス回路I10の動作を説明する図で、入力信号電圧VinとCMOSインバータC10の入力閾値電圧の関係を示した図である。 別の例で、入力インターフェイス回路I11を示す図である。 図3に示す入力インターフェイス回路I11の動作を説明する図で、入力信号電圧VinとCMOSインバータC10aの入力閾値電圧の関係を示した図である。 別の例で、入力インターフェイス回路I12を示す図である。 別の例で、入力インターフェイス回路I13を示す図である。 別の例で、入力インターフェイス回路I14を示す図である。 CAN通信による車載機器のネットワーク100を模式的に示した図である。 マイコンに接続するCANトランシーバT10の従来の代表的な入力インターフェイス回路I9を示した図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図に基づいて説明する。
図1は、本発明の一例で、入力インターフェイス回路I10を示す図である。尚、図1に示す入力インターフェイス回路I10において、図9に示した入力インターフェイス回路I9と同様の部分については、同じ符号を付した。また、図2は、図1に示す入力インターフェイス回路I10の動作を説明する図で、入力信号電圧VinとCMOSインバータC10の入力閾値電圧の関係を示した図である。
図1に示す入力インターフェイス回路I10は、図8のCANトランシーバT10における図9に示した入力インターフェイス回路I9の代わりに用いる入力インターフェイス回路である。図1の入力インターフェイス回路I10は、図9に示した入力インターフェイス回路I9と同様で、PチャネルMOSトランジスタM1とNチャネルMOSトランジスタM2が直列接続されたCMOSインバータC10を有する入力インターフェイス回路である。CMOSインバータC10を構成しているPチャネルMOSトランジスタM1とNチャネルMOSトランジスタM2のゲート端子Gは、共通接続されており、該共通接続されてなるゲート端子を、当該入力インターフェイス回路I10の入力端子としている。
一方、図1に示す入力インターフェイス回路I10においては、図9に示した入力インターフェイス回路I9と異なり、電源(Vcc)端子と接地(GND)端子の間で、PチャネルMOSトランジスタ素子S10とCMOSインバータC10とが直列接続されている。PチャネルMOSトランジスタ素子S10のゲート端子Gは、該PチャネルMOSトランジスタ素子S10のドレイン端子Dに短絡されている。従って、PチャネルMOSトランジスタ素子S10は、該PチャネルMOSトランジスタ素子S10のソース−ドレイン間の閾値電圧Vtsを有する半導体素子として機能する。
また、図1に示す入力インターフェイス回路I10においては、電源(Vcc)端子と接地(GND)端子の間で、抵抗R10と第2NチャネルMOSトランジスタM3とが直列接続されている。第2NチャネルMOSトランジスタM3のゲート端子Gは、CMOSインバータC10を構成しているPチャネルMOSトランジスタM1とNチャネルMOSトランジスタM2の直列接続点P1に接続され、抵抗R10と第2NチャネルMOSトランジスタM3の直列接続点P2から出力が取り出される。尚、該出力は、適宜多段に接続されたバッファリングのためのCMOSインバータC2a,C2bを介して、CANトランシーバの内部回路に伝達される。
図9に示した従来の入力インターフェイス回路I9においては、PチャネルMOSトランジスタM1とNチャネルMOSトランジスタM2が直列接続され、該PチャネルMOSトランジスタM1とNチャネルMOSトランジスタM2の共通接続されたゲート端子Gを入力端子とするCMOSインバータC1が、電源(Vcc)端子と接地(GND)端子の間にそのまま挿入された構成となっている。従って、電源電位をVccとすると、該入力インターフェイス回路I9におけるCMOSインバータC1の入力閾値電圧はVcc/2となり、前記入力端子に電源電位Vccと同じ入力信号電圧を入力することで、PチャネルMOSトランジスタM1とNチャネルMOSトランジスタM2を切り替えてON・OFFさせていた。例えば、電源電位Vccが5Vである場合には、CMOSインバータC1の入力閾値電圧が2.5Vとなり、前記入力端子に電源電位Vccと同じ5Vの入力信号電圧を入力することで、誤動作なくPチャネルMOSトランジスタM1とNチャネルMOSトランジスタM2を切り替えてON・OFFさせることができる。
しかしながら、図9に示した従来の入力インターフェイス回路I9では、入力信号電圧が電源電位Vccより低くなると、入力閾値電圧であるVcc/2に近づき、PチャネルMOSトランジスタM1のON・OFFの切り替えの余裕度が小さくなって、誤動作が起き易くなる。例えば、上記電源電位Vccが5Vである場合、入力信号電圧が3Vになると、CMOSインバータC1の入力閾値電圧の2.5Vに近づき、誤動作が起き易い。
これに対して、図1に示す入力インターフェイス回路I10においては、PチャネルMOSトランジスタM1とNチャネルMOSトランジスタM2が直列接続され、該PチャネルMOSトランジスタM1とNチャネルMOSトランジスタM2の共通接続されたゲート端子Gを入力端子とするCMOSインバータC10が、閾値電圧を有する半導体素子として機能するPチャネルMOSトランジスタ素子S10に直列接続されている。そして、該直列接続されたPチャネルMOSトランジスタ素子S10とCMOSインバータC10とが、電源(Vcc)端子と接地(GND)端子の間に挿入された構成となっている。このため、図2に示すように、当該入力インターフェイス回路I10では、上記PチャネルMOSトランジスタ素子S10のソース−ドレイン間の閾値電圧VtsだけCMOSインバータC10に掛かる電圧が低くなり、電源電位をVccとすると、CMOSインバータC10に掛かる実質的な電源電圧は(Vcc−Vts)となる。従って、当該入力インターフェイス回路I10におけるCMOSインバータC10の入力閾値電圧も、(Vcc−Vts)/2に低下する。言い換えれば、当該入力インターフェイス回路I10においては、上記閾値電圧を有する半導体素子として機能するPチャネルMOSトランジスタ素子S10が、CMOSインバータC10の入力閾値電圧を下げるレベルシフト素子として機能する。このため、当該入力インターフェイス回路I10は、入力端子の入力信号電圧が規定の電源電位Vccより低い場合であっても、図9に示した従来の入力インターフェイス回路I9と較べて誤動作が起き難くなっている。
図1に示す入力インターフェイス回路I10においては、閾値電圧を有する半導体素子として機能するPチャネルMOSトランジスタ素子S10が電源端子の側に挿入されているため、CMOSインバータC10の出力は、電源電位VccよりPチャネルMOSトランジスタ素子S10の閾値電圧Vtsだけ低くなる。しかしながら、当該入力インターフェイス回路I10においては、直列接続されたPチャネルMOSトランジスタ素子S10とCMOSインバータC10の後段に、直列接続された抵抗R10と第2NチャネルMOSトランジスタM3が配置された構成(所謂オープンドレイン構成)となっている。これによって、該抵抗R10(所謂プルアップ抵抗)と第2NチャネルMOSトランジスタM3の直列接続点P2から取り出される出力を、電源電位Vccに戻すことができる。従って、入力端子の入力信号電圧が規定の電源電位Vccより低い場合であっても、当該入力インターフェイス回路I10の出力は、電源電位Vccに維持することが可能である。
また、図1に示す入力インターフェイス回路I10は、図9に示した従来の入力インターフェイス回路I9に閾値電圧を有する半導体素子を含めた簡単な回路を追加するだけで構成することができる。従って、例えば入力信号電圧が規定の電源電位Vccより低い場合に対応するための入力信号電圧の変換回路等を追加する構成に較べて、製造コストの増大を抑制することができる。
以上のようにして、図1に示す入力インターフェイス回路I10は、電源(Vcc)端子と接地(GND)端子の間でPチャネルMOSトランジスタM1とNチャネルMOSトランジスタM2が直列接続されたCMOSインバータC10を有してなる入力インターフェイス回路であって、簡単な構成で、電源電位Vccより低い入力信号電圧であっても誤動作が起き難い、安価な入力インターフェイス回路となっている。
次に、図1に示した入力インターフェイス回路I10について、より好ましい実施形態を説明する。
図3は、別の例で、入力インターフェイス回路I11を示す図である。また、図4は、図3に示す入力インターフェイス回路I11の動作を説明する図で、入力信号電圧VinとCMOSインバータC10aの入力閾値電圧の関係を示した図である。
図3に示す入力インターフェイス回路I11においては、図1に示した入力インターフェイス回路I10に追加して、閾値電圧を有する半導体素子として機能するPチャネルMOSトランジスタ素子S10と並列に、スイッチング素子として機能するPチャネルMOSトランジスタ素子K1が接続されている。そして、PチャネルMOSトランジスタ素子K1の制御端子であるゲート端子Gが、抵抗R10と第2NチャネルMOSトランジスタM3の直列接続点P2に接続された構成となっている。尚、図3の入力インターフェイス回路I11におけるCMOSインバータC10aは、図1の入力インターフェイス回路I10におけるCMOSインバータC10と同じものであるが、その動作が異なっている。
図3に示す入力インターフェイス回路I11においては、図4に示すように、CMOSインバータC10aの入力閾値電圧に、所謂ヒステリシスを持たせることができる。すなわち、CMOSインバータC10aのPチャネルMOSトランジスタM1をOFFさせてNチャネルMOSトランジスタM2をONさせる時には、上記スイッチング素子であるPチャネルMOSトランジスタ素子K1をOFFさせて、上記閾値電圧を有する半導体素子として機能するPチャネルMOSトランジスタ素子S10が実質的に挿入されている状態とする。従って、この時のCMOSインバータC10aの入力閾値電圧は、図4に示すように、(Vcc−Vts)/2となる。逆に、CMOSインバータC10aのPチャネルMOSトランジスタM1をONさせてNチャネルMOSトランジスタM2をOFFさせる時には、PチャネルMOSトランジスタ素子K1をONさせて、PチャネルMOSトランジスタ素子S10の両端を短絡し、該PチャネルMOSトランジスタ素子S10が実質的に挿入されていない状態とする。従って、この時のCMOSインバータC10aの入力閾値電圧は、図4に示すように、Vcc/2となる。このように、上記スイッチング素子として機能するPチャネルMOSトランジスタ素子K1を接続することで、CMOSインバーC10aの入力閾値電圧にヒステリシスを持たせることができる。これによって、該CMOSインバータC10aの入力閾値電圧付近でのリンギング等のノイズに対する余裕度(耐ノイズ性)を高めることができる。
尚、図3の入力インターフェイス回路I11では、閾値電圧を有する半導体素子と並列に接続するスイッチング素子として、PチャネルMOSトランジスタ素子K1を採用した。しかしながら、該スイッチング素子はこれに限らず、例えばNチャネルMOSトランジスタ素子であってもよい。この場合には、図4とは逆に、入力信号電圧Vinの立ち上りにおける入力閾値電圧がVcc/2となり、入力信号電圧Vinの立ち下りにおける入力閾値電圧が(Vcc−Vts)/2となる。
次に、図1に示した入力インターフェイス回路I10の変形例について説明する。尚、以下に例示する各入力インターフェイス回路において、図1に示した入力インターフェイス回路I10と同様の部分については、同じ符号を付した。
図5は、別の例で、入力インターフェイス回路I12を示す図である。
図1の入力インターフェイス回路I10では、閾値電圧を有する半導体素子としてPチャネルMOSトランジスタ素子S10が採用され、該PチャネルMOSトランジスタ素子S10のゲート端子Gがドレイン端子Dに短絡されていた。これによって、該PチャネルMOSトランジスタ素子S10のソース−ドレイン間の閾値電圧を、CMOSインバータC10の入力閾値電圧を下げるレベルシフトに利用していた。
これに対して、図5の入力インターフェイス回路I12では、閾値電圧を有する半導体素子としてNチャネルMOSトランジスタ素子S11を採用し、該NチャネルMOSトランジスタ素子S11のゲート端子Gがドレイン端子Dに短絡されてなる構成としている。これによって、該NチャネルMOSトランジスタ素子S11のドレイン−ソース間の閾値電圧を、CMOSインバータC10bの入力閾値電圧を下げるレベルシフトに利用することができる。
尚、図1〜図5に示した入力インターフェイス回路I10〜I12のように、閾値電圧を有する半導体素子としてPチャネルMOSトランジスタ素子S10またはNチャネルMOSトランジスタ素子S11を採用する場合には、CMOSインバータC10,C10a,C10bを構成するPチャネルMOSトランジスタM1およびNチャネルMOSトランジスタM2と同じ種類の素子であるため、温度特性も同様である。このため、閾値電圧を有する半導体素子として他の種類の素子を採用する場合に較べて、該入力インターフェイス回路I10〜I12におけるCMOSインバータC10,C10a,C10bの温度依存性を抑制することができる。
図6は、別の例で、入力インターフェイス回路I13を示す図である。
図6の入力インターフェイス回路I13では、図1〜図5に示した入力インターフェイス回路I10〜I12と異なり、閾値電圧を有する半導体素子が、ダイオード素子S12からなり、該ダイオード素子S12のカソード端子Cが電源(Vcc)端子の側に接続され、該ダイオード素子S12のアノード端子AがCMOSインバータC10cを構成するPチャネルMOSトランジスタM1のソース端子Sの側に接続されている。これによって、該ダイオード素子S12のアノード−カソード間の閾値電圧Vfを、CMOSインバータC10cの入力閾値電圧を下げるレベルシフトに利用することができる。
図7は、別の例で、入力インターフェイス回路I14を示す図である。
図7の入力インターフェイス回路I14においては、閾値電圧を有する半導体素子を、直列接続された2個のダイオード素子S13a,S13bで構成している。そして、この直列接続された2個のダイオード素子S13a,S13bを、CMOSインバータC10dの入力閾値電圧を下げるレベルシフトに利用している。このように、閾値電圧を有する半導体素子を、直列接続された複数個の素子で構成するようにしてもよい。これによれば、各素子の閾値電圧の和が該半導体素子の閾値電圧となるため、1個の素子で構成する場合に較べて、全体として大きな閾値電圧を得ることができる。
これとは逆に、閾値電圧を有する半導体素子を、並列接続された複数個の素子で構成するようにしてもよい。これによれば、全体としての閾値電圧が該半導体素子を構成する個々の素子の閾値電圧より小さくなるため、微細な閾値電圧の設定が可能となる。
また、図5〜図7に例示した入力インターフェイス回路I12〜I14についても、図3に示した入力インターフェイス回路I11のように、閾値電圧を有する半導体素子と並列にスイッチング素子を接続し、該スイッチング素子の制御端子が、抵抗R10と第2NチャネルMOSトランジスタM3の直列接続点P2に接続されてなる構成としてもよい。
以上に例示した入力インターフェイス回路は、いずれも、電源端子と接地端子の間でPチャネルMOSトランジスタとNチャネルMOSトランジスタが直列接続されたCMOSインバータを有してなる入力インターフェイス回路であって、簡単な構成で、電源電位より低い入力信号電圧であっても誤動作が起き難い、安価な入力インターフェイス回路となっている。
従って、上記した入力インターフェイス回路は、図8に例示したCANトランシーバと制御マイコンを有する車載用の電子制御装置において、制御マイコンに接続する前記CANトランシーバに用いられて好適である。これによって、3V系と5V系の制御マイコンが混在する車載用の電子制御装置のネットワークであっても、各電子制御装置の安定動作を低コストで実現することができる。
I9〜I14 入力インターフェイス回路
C1,C10,C10a〜C10d CMOSインバータ
M1 PチャネルMOSトランジスタ
M2 NチャネルMOSトランジスタ
S10 PチャネルMOSトランジスタ素子(閾値電圧を有する半導体素子)
S11 NチャネルMOSトランジスタ素子(閾値電圧を有する半導体素子)
S12,S13a,S13b ダイオード素子(閾値電圧を有する半導体素子)
R10 抵抗
M3 第2NチャネルMOSトランジスタ
K1 PチャネルMOSトランジスタ素子(スイッチング素子)
11〜14 電子制御装置
T10 CANトランシーバ
M11〜M14 制御マイコン

Claims (9)

  1. PチャネルMOSトランジスタとNチャネルMOSトランジスタが直列接続され、該PチャネルMOSトランジスタとNチャネルMOSトランジスタのゲート端子が共通接続されてなるCMOSインバータを有した入力インターフェイス回路であって、
    前記共通接続されてなるゲート端子を、当該入力インターフェイス回路の入力端子とし、
    電源端子と接地端子の間で、閾値電圧を有する半導体素子と前記CMOSインバータとが直列接続されてなり、
    前記電源端子と接地端子の間で、抵抗と第2NチャネルMOSトランジスタとが直列接続されてなり、
    前記第2NチャネルMOSトランジスタのゲート端子が、前記PチャネルMOSトランジスタとNチャネルMOSトランジスタの直列接続点に接続され、
    前記抵抗と第2NチャネルMOSトランジスタの直列接続点から出力が取り出されることを特徴とする入力インターフェイス回路。
  2. 前記半導体素子と並列に、スイッチング素子が接続され、
    前記スイッチング素子の制御端子が、前記抵抗と第2NチャネルMOSトランジスタの直列接続点に接続されてなることを特徴とする請求項1に記載の入力インターフェイス回路。
  3. 前記スイッチング素子が、PチャネルMOSトランジスタ素子からなることを特徴とする請求項2に記載の入力インターフェイス回路。
  4. 前記半導体素子が、直列接続された複数個の素子で構成されてなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の入力インターフェイス回路。
  5. 前記半導体素子が、並列接続された複数個の素子で構成されてなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の入力インターフェイス回路。
  6. 前記半導体素子が、PチャネルMOSトランジスタ素子からなり、
    該PチャネルMOSトランジスタ素子のゲート端子が、該PチャネルMOSトランジスタ素子のドレイン端子に短絡されてなることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の入力インターフェイス回路。
  7. 前記半導体素子が、NチャネルMOSトランジスタ素子からなり、
    該NチャネルMOSトランジスタ素子のゲート端子が、該NチャネルMOSトランジスタ素子のドレイン端子に短絡されてなることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の入力インターフェイス回路。
  8. 前記半導体素子が、ダイオード素子からなり、
    該ダイオード素子のカソード端子が前記電源端子の側に接続され、該ダイオード素子のアノード端子が前記PチャネルMOSトランジスタのソース端子の側に接続されてなることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の入力インターフェイス回路。
  9. 前記入力インターフェイス回路が、
    CANトランシーバと制御マイコンを有する車載用の電子制御装置において、前記制御マイコンに接続する前記CANトランシーバに用いられてなることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の入力インターフェイス回路。
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