JP2010258807A - 携帯型電子機器、携帯型電子機器の動作方法、及び携帯型電子機器の動作プログラム - Google Patents

携帯型電子機器、携帯型電子機器の動作方法、及び携帯型電子機器の動作プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】振動により発生する振動音を低減できるとともに、ユーザに対して確実に報知することのできる、携帯型電子機器、及びその動作方法を提供する。
【解決手段】筐体と、前記筐体を振動させる振動部と、前記筐体の振動によって生じる振動音が相殺されるように、打ち消し音を発生させる打ち消し音発生部13とを具備する。打ち消し音発生部13は、音源5、打ち消し音データ生成部14、加算部12、音響処理部6、デジタルアンプ7、デジタル/アナログコンバータ8、オーディオアンプ9、及びスピーカ10を備えている。このうち、音源5、打ち消し音データ生成部14、加算部12、音響処理部6、デジタルアンプ7、及びデジタル/アナログコンバータ8は、コンピュータにインストールされたプログラム(携帯電話端末の動作プログラム)により実現する。
【選択図】図4

Description

本発明は、携帯型電子機器、携帯型電子機器の動作方法、及び携帯型電子機器の動作プログラムに関する。
携帯電話端末などの携帯型電子機器の多くは、イベント発生などをユーザに報知するために、報知手段を備えている。
図1は、携帯電話端末1の一例を示す概略図である。この携帯電話端末1は、筐体17と、バイブレータ2と、スピーカ部3と、スピーカ音孔4とを備えている。通常モードに設定されている場合、スピーカ部3が報知音を発生する。報知音は、スピーカ音孔4から放射される。これにより、ユーザは、イベント発生などを知ることができる。一方、マナーモードなどに設定されている場合には、バイブレータ2が低周波で振動する。これにより、筐体17が振動する。筐体17の振動により、ユーザは、イベントの発生などを認識することができる。
携帯型電子機器の構成によっては、振動時に、バイブレータが機構部品と接触してしまうことがある。その結果、バイブレータの振動周波数よりも高調波である振動音が発生し、ユーザが不快感を受けることがある。
関連技術として、特許文献1(特開2004−56623)に、携帯電話装置が開示されている。この携帯電話装置では、マイクにより、バイブレータの鳴動時と停止時における周囲の音圧レベルが測定される。音圧レベルの差がしきい値よりも大きい場合には、バイブレータの鳴動が停止されるか、弱められる。
別の関連技術として、特許文献2(特開2005−323130)に、携帯電話機が開示されている。この携帯電話機では、着信があった場合に着信バイブレータがオンにされていると、バイブレータ装置が駆動し、携帯電話機が振動させられる。マイクロフォンにより振動音が検出される。振動音が所定のレベル以上であれば、バイブレータ装置の駆動が停止させられる。振動音による騒音の発生を抑えることができる。
その他、本発明者が知りえた関連技術として、特許文献3(特開平5−14476)、特許文献4(特開2008−271067)、及び特許文献5(特開2006−304023)が挙げられる。
特開2004−56623号公報 特開2005−323130号公報 特開平5−14476号公報 特開2008−271067号公報 特開2006−304023号公報
既述の特許文献1及び2に記載されるように、バイブレータの振動を停止したり、振動を弱める場合には、確実に報知を行うことが困難となってしまう。
そこで、本発明の課題は、振動により発生する振動音を低減できるとともに、確実に報知することのできる、携帯型電子機器、及びその動作方法を提供することにある。
本発明に係る携帯型電子機器は、筐体と、前記筐体を振動させる振動部と、前記筐体の振動によって生じる振動音が相殺されるように、打ち消し音を発生させる、打ち消し音発生部とを具備する。
本発明に係る携帯型電子機器の動作方法は、筐体を振動させるステップと、前記筐体の振動によって生じる振動音が相殺されるように、打ち消し音を発生させるステップとを具備する。
本発明に係る携帯型電子機器の動作プログラムは、上述の携帯型電子機器の動作方法を、コンピュータにより実現するための、プログラムである。
本発明によれば、振動により発生する振動音を低減できるとともに、ユーザに対して確実に報知することのできる、携帯型電子機器、及びその動作方法が提供される。
携帯電話端末の一例を示す概略図である。 第1の実施形態に係る携帯電話端末を示すブロック図である。 携帯電話端末の動作方法を概略的に示すフローチャートである。 打ち消し音発生部の構成を示すブロック図である。 打ち消し音と振動音との関係の一例を示すグラフである。 振動音と打ち消し音との位相の関係を示すグラフである。 第2の実施形態における打ち消し音発生部を示すブロック図である。 第2の実施形態の変形例における打ち消し音発生部を示すブロック図である。 第3の実施形態で発せられる打ち消し音と振動音との関係を示すグラフである。 第3の実施形態で発せられる打ち消し音と振動音との関係を示すグラフである。
(第1の実施形態)
以下に、図面を参照しつつ、本発明の第1の実施形態について説明する。本実施形態では、携帯型電子機器として、携帯電話端末を例として説明する。
本実施形態に係る携帯電話端末1は、図1に示された携帯電話端末と同様に、筐体17、スピーカ部3、バイブレータ2、及びスピーカ音孔4を備えている。
図2は、本実施形態に係る携帯電話端末1を示すブロック図である。図2に示されるように、本実施形態に係る携帯電話端末1は、筐体17と、制御部11と、打ち消し音発生部13と、バイブレータ2とを備えている。制御部11、打ち消し音発生部13、及びバイブレータ2は、筐体17内に配置されている。制御部11、及び打ち消し音発生部13の一部は、コンピュータプログラムにより実現される。打ち消し音発生部13は、スピーカ部3(図1参照)により実現される。
制御部11は、設定状態に応じて、打ち消し音発生部13及びバイブレータ2の動作を制御する。その設定状態としては、通常モード(第1モード)と、マナーモード(第2モード)が挙げられる。
バイブレータ2は、制御部11からの指示により振動し、筐体17を振動させる。これにより、ユーザに対してイベントの発生などを報知する。
打ち消し音発生部13は、バイブレータの振動時に、振動音を打ち消すための打ち消し音を発生させる。
図3は、携帯電話端末1の動作方法を概略的に示すフローチャートである。着信などのイベントが発生したとする(ステップS1)。制御部11は、設定状態を確認する(ステップS2)。通常モードである場合には、打ち消し音発生部13が、着信音などの報知音を発する。これにより、ユーザに、イベントの発生などが報知される(ステップS3)。一方、マナーモードである場合には、バイブレータ2が振動する(ステップS4)。同時に、打ち消し音発生部13が、振動音を打ち消す打ち消し音を発生させる(ステップS5)。
上述のような動作により、振動時に発生する振動音は、打ち消し音によって打ち消される。その結果、ユーザが受ける不快感を軽減することができる。また、筐体17の振動そのものが弱められることはないので、ユーザに対して確実に報知を行うことができる。
続いて、打ち消し音発生部13について詳述する。図4は、打ち消し音発生部13の構成を示すブロック図である。図4に示されるように、打ち消し音発生部13は、音源5、打ち消し音データ生成部14、加算部12、音響処理部6、デジタルアンプ7、デジタル/アナログコンバータ8、オーディオアンプ9、及びスピーカ10を備えている。このうち、音源5、打ち消し音データ生成部14、加算部12、音響処理部6、デジタルアンプ7、及びデジタル/アナログコンバータ8は、コンピュータにインストールされたプログラム(携帯電話端末の動作プログラム)により実現することができる。
音源5は、音源データaを生成する。音源5としては、例えば、WAV、MPEG圧縮フォーマット、MIDI音源、及び電話通話時の音声データ(AMR)などを用いることができる。
打ち消し音データ生成部14は、打ち消し音を発生させるための打ち消し音データgを生成する。
加算部12は、音源データaに打ち消し音データgを加え、合成データfを生成する。
音響処理部6は、合成データfに対して電気的な処理を施し、処理後データbを生成する。音響処理部6は、例えば、イコライザ、コンプレッサ、ノイズサプレッサ、リバーブ、ディレイ、及びコーラスなどにより、実現される。
デジタルアンプは、処理後データbに示される音のレベルをデジタル的に増減し、増減データcを生成する。
D/Aコンバータ8は、増減データcをアナログ信号dに変換する。
オーディオアンプ9は、アナログ信号dの電気的特性(電圧・電流など)を、スピーカ10で鳴動させるのにふさわしいレベルに調整し、調整後信号eを生成する。調整信号eは、スピーカ10に供給される。
スピーカ10は、調整信号eに基づいて、打ち消し音を発する。
続いて、打ち消し音データ生成部14の動作について、詳述する。打ち消し音データ生成部13は、例えば、予め測定された振動音の実測データに基づいて、振動音が打ち消されるように、打ち消し音データgを生成する。打ち消し音データgは、打ち消し音として、以下に説明するような音が発せられるように、生成される。
図5は、振動音15と打ち消し音16との関係の一例を示すグラフである。図5は、スピーカ音孔4から1cmほど離れた位置で測定された実測データを示している。図5において、横軸は周波数を示し、縦軸は音圧を示している。図5に示されるように、振動音15の音圧のピークは、30〜40Hz、2kHz、及び8kHz付近に存在する。ここで、30〜40Hzにおける音圧ピークは、バイブレータの振動周波数に対応している。振動音15の周波数のうち、人間に聞こえるのは、主に、2kHzと8kHzの成分である。従って、2kHzと8kHzの成分を消去すれば、振動音はほぼ人間には聞こえなくなる。そこで、打ち消し音16として、2kHzと8kHz付近に音圧のピークを有する音が発せられている。また、2kHz及び8kHzにおける打ち消し音16の音圧は、振動音15の音圧と等しくなるように、設定されている。
図6は、図5で示した実測データに関して、振動音15と打ち消し音16との位相の関係を示すグラフである。図6において、横軸は周波数を示し、縦軸は、位相を示している。図6において、振動音15の位相が、0(rad)として定義されている。図6に示されるように、打ち消し音16として、2kHz〜8kHzの範囲で、−π(rad)の位相を有する音が発生している。すなわち、打ち消し音16として、振動音15と逆位相の音が発せられている。
すなわち、打ち消し音16として、以下の(1)〜(3)の条件に示される音が発せられる。
(1)人間に聞こえる周波数帯(2kHz〜8kHz)において、振動音と同じ音圧ピークを有する。
(2)その音圧ピークにおける音圧は、振動音と同じ値を有する。
(3)人間に聞こえる周波数帯において、振動音とは逆位相である。
上述のような条件に従う打ち消し音16を発生させることにより、人間に聞こえる周波数帯において、振動音が相殺される。その結果、振動音が人間に聞こえることがなく、ユーザの不快感を軽減することができる。
尚、振動音における30〜40Hzのピークは、人間に聞こえる周波数帯から外れているため、特に相殺する必要はない。また、振動音には、人間に聞こえる周波数帯において、2kHz及び8kHz以外に、大きな音圧ピークが存在しない。従って、2kHz及び8kHz以外の周波数帯域については、打ち消し音の音圧及び位相は任意でよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、打ち消し音により、振動音を相殺させることが可能となり、ユーザの不快感を軽減することができる。加えて、筐体17は振動し続けるので、ユーザに対して確実に報知を行うことができる。
(第2の実施形態)
続いて、第2の実施形態について説明する。本実施形態では、第1の実施形態に対して、打ち消し音発生部13の構成が変更されている。その他の点については、第1の実施形態と同様とすることができるので、詳細な説明は省略する。
図7は、本実施形態における打ち消し音発生部13を示すブロック図である。図7に示されるように、本実施形態では、加算部12が、音響処理部6とデジタルアンプ7との間に設けられている。加算部12は、音響処理部6によって生成された処理後データbに、打ち消し音データ生成部14によって生成された打ち消し音データgを加算し、合成データfを生成する。デジタルアンプ7は、合成データfに基づいて、増減データcを生成する。その後の処理は、第1の実施形態と同様である。このように、打ち消し音データgは、音響処理部bとデジタルアンプ7との間で加算されてもよい。
図8は、本実施形態の変形例に係る打ち消し音発生部13を示すブロック図である。この変形例では、加算部12が、D/Aコンバータ8とオーディオアンプ9との間に設けられている。加算部12は、アナログデータdに打ち消し音データgを加算し、合成信号fを生成する。オーディオアンプ9は、合成信号fに基づいて、調整信号eを生成する。このように、このように、打ち消し音データgは、D/Aコンバータ8とオーディオアンプ9との間で加算されてもよい。
本実施形態で説明したように、打ち消し音データgが追加される位置は、音源aからスピーカeまでの経路のうちのどの位置でも構わない。
(第3の実施形態)
第1の実施形態では、打ち消し音として、振動音における2kHz及び8kHzの成分を相殺するような音を発することについて説明した。これに対して、打ち消し音として、2kHz及び8kHz以外の成分を相殺するような音が発せられてもよい。
図9及び10は、本実施形態で発せられる打ち消し音と振動音との関係を示すグラフである。図9において、横軸は周波数であり、縦軸は音圧である。図10において、横軸は周波数を示し、縦軸は位相を示している。図9に示されるように、打ち消し音16は、人間に聞こえる周波数帯(100Hz以上の帯域)において、振動音15と同じ音圧ピークを有している。更に、100Hz以上の帯域において、打ち消音16と振動音15とで、各音圧ピークにおける音圧が等しい。また、図10に示されるように、打ち消し音16の位相は、少なくとも100Hz以上の帯域において、振動音15と逆位相になっている。
本実施形態では、2kHzと8kHz以外の成分も相殺されるように、打ち消し音が発せられるため、振動音をより広い帯域で相殺させることができる。これにより、ユーザに聞こえる振動音をより小さくすることができる。
1 携帯電話端末
2 バイブレータ
3 スピーカ部
4 スピーカ音孔
5 音源
6 音響処理部
7 デジタルアンプ
8 D/Aコンバータ
9 オーディオアンプ
10 スピーカ
11 制御部
12 加算部
13 打ち消し音発生部
14 打ち消し音データ生成部
15 振動音
16 打ち消し音
17 筐体

Claims (21)

  1. 筐体と、
    前記筐体を振動させる振動部と、
    前記筐体の振動によって生じる振動音が相殺されるように、打ち消し音を発生させる、打ち消し音発生部と、
    を具備する
    携帯型電子機器。
  2. 請求項1に記載された携帯型電子機器であって、
    前記打ち消し音発生部は、前記打ち消し音として、前記振動音に対して逆位相となる音を発生させる
    携帯型電子機器。
  3. 請求項1又は2に記載された携帯型電子機器であって、
    前記打ち消し音発生部は、前記打ち消し音と前記振動音との音圧ピークが同じ周波数になるように、前記打ち消し音を発生させる
    携帯型電子機器。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載された携帯型電子機器であって、
    前記打ち消し音発生部は、前記振動音のうちの人間に聞こえる周波数帯域の成分が打ち消されるように、前記前記打ち消し音を発生させる
    携帯型電子機器。
  5. 請求項1乃至4の何れかに記載された携帯型電子機器であって、
    前記打ち消し音発生部は、前記打ち消し音として、2kHz及び8kHzに音圧ピークを有する音を、発生させる
    携帯型電子機器。
  6. 請求項1乃至5の何れかに記載された携帯型電子機器であって、
    前記打ち消し音発生部は、予め測定された前記振動音の実測データに基づいて、前記打ち消し音を発生させる
    携帯型電子機器。
  7. 請求項1乃至6の何れかに記載された携帯型電子機器であって、
    前記打ち消し音発生部は、
    打ち消し音を生成するための打ち消し音データを生成する、打ち消し音データ生成部と、
    音源データと前記打ち消し音データとを合成し、合成データを生成する加算部と、
    前記合成データに処理を施して、処理後データを生成する、音響処理部と、
    前記処理後データに示される音のレベルをデジタル的に増減させ、増減データを生成する、増減部と、
    前記増減データをアナログ信号に変換する、デジタルアナログコンバータと、
    前記アナログ信号の電気的特性のレベルを調整し、調整後信号を生成する、アナログアンプと、
    前記調整後信号に基づいて、前記打ち消し音を発生させるスピーカとを備える
    携帯型電子機器。
  8. 請求項1乃至6の何れかに記載された携帯型電子機器であって、
    前記打ち消し音発生部は、
    打ち消し音を生成するための打ち消し音データを生成する、打ち消し音データ生成部と、
    音源データに処理を施して、処理後データを生成する、音響処理部と、
    前記打ち消し音データと前記処理後データとを合成し、合成データを生成する、加算部と、
    前記合成データに示される音のレベルをデジタル的に増減させ、増減データを生成する、増減部と、
    前記増減データをアナログ信号に変換する、デジタルアナログコンバータと、
    前記アナログ信号の電気的特性のレベルを調整し、調整後信号を生成する、アナログアンプと、
    前記調整後信号に基づいて、前記打ち消し音を発生させるスピーカとを備える
    携帯型電子機器。
  9. 請求項1乃至6の何れかに記載された携帯型電子機器であって、
    前記打ち消し音発生部は、
    打ち消し音を生成するための打ち消し音信号を生成する、打ち消し音信号生成部と、
    音源データに処理を施して、処理後データを生成する、音響処理部と、
    前記合成データに示される音のレベルをデジタル的に増減させ、増減データを生成する、増減部と、
    前記増減データをアナログ信号に変換する、デジタルアナログコンバータと、
    前記アナログ信号と前記打ち消し音信号とを合成し、合成信号を生成する、加算部と、
    前記合成信号の電気的特性のレベルを調整し、調整後信号を生成する、オーディオアンプと、
    前記調整後信号に基づいて、前記打ち消し音を発生させるスピーカとを備える
    携帯型電子機器。
  10. 請求項1乃至6の何れかに記載された携帯型電子機器であって、
    更に、
    設定状態に応じて、前記打ち消し音発生部及び前記振動部の動作を制御する、制御部、
    を具備し、
    前記打ち消し音発生部は、前記設定状態が第1モードである場合に、ユーザに対して報知を行う報知音を発生し、前記設定状態が第2モードである場合に、前記打ち消し音を発生し、
    前記振動部は、前記設定状態が第1モードである場合には、前記筐体を振動させず、前記設定状態が前記第2モードである場合に、前記筐体を振動させる
    携帯型電子機器。
  11. 筐体を振動させるステップと、
    前記筐体の振動によって生じる振動音が相殺されるように、打ち消し音を発生させるステップと、
    を具備する
    携帯型電子機器の動作方法。
  12. 請求項11に記載された携帯型電子機器の動作方法であって、
    前記打ち消し音を発生させるステップは、前記打ち消し音として、前記振動音に対して逆位相となる音を発生させるステップを含んでいる
    携帯型電子機器の動作方法。
  13. 請求項11又は12に記載された携帯型電子機器の動作方法であって、
    前記打ち消し音を発生させるステップは、前記打ち消し音と前記振動音との音圧ピークが同じ周波数になるように、前記打ち消し音を発生させるステップを備えている
    携帯型電子機器の動作方法。
  14. 請求項11乃至13の何れかに記載された携帯型電子機器の動作方法であって、
    前記打ち消し音を発生させるステップは、前記振動音のうちの人間に聞こえる周波数帯域の成分が打ち消されるように、前記前記打ち消し音を発生させるステップを備えている
    携帯型電子機器の動作方法。
  15. 請求項11乃至14の何れかに記載された携帯型電子機器の動作方法であって、
    前記打ち消し音を発生させるステップは、前記打ち消し音として、2kHz及び8kHzに音圧ピークを有する音を、発生させるステップを備えている
    携帯型電子機器の動作方法。
  16. 請求項11乃至15の何れかに記載された携帯型電子機器の動作方法であって、
    前記打ち消し音を発生させるステップは、予め測定された前記振動音の実測データに基づいて、前記打ち消し音を発生させるステップを含んでいる
    携帯型電子機器の動作方法。
  17. 請求項11乃至16の何れかに記載された携帯型電子機器の動作方法であって、
    前記打ち消し音を発生させるステップは、
    打ち消し音を生成するための打ち消し音データを生成するステップと、
    音源データと前記打ち消し音データとを合成し、合成データを生成するステップと、
    前記合成データに処理を施して、処理後データを生成するステップと、
    前記処理後データに示される音のレベルをデジタル的に増減させ、増減データを生成するステップと、
    前記増減データをアナログ信号に変換するステップと、
    前記アナログ信号の電気的特性のレベルを調整し、調整後信号を生成するステップと、
    前記調整後信号に基づいて、前記打ち消し音を発生させるステップとを備えている
    携帯型電子機器の動作方法。
  18. 請求項11乃至16の何れかに記載された携帯型電子機器の動作方法であって、
    前記打ち消し音を発生させるステップは、
    打ち消し音を生成するための打ち消し音データを生成するステップと、
    音源データに処理を施して、処理後データを生成するステップと、
    前記打ち消し音データと前記処理後データとを合成し、合成データを生成するステップと、
    前記合成データに示される音のレベルをデジタル的に増減させ、増減データを生成するステップと、
    前記増減データをアナログ信号に変換するステップと、
    前記アナログ信号の電気的特性のレベルを調整し、調整後信号を生成するステップと、
    前記調整後信号に基づいて、前記打ち消し音を発生させるステップとを備えている
    携帯型電子機器の動作方法。
  19. 請求項11乃至16の何れかに記載された携帯型電子機器の動作方法であって、
    前記打ち消し音を発生させるステップは、
    打ち消し音を生成するための打ち消し音信号を生成するステップと、
    音源データに処理を施して、処理後データを生成するステップと、
    前記合成データに示される音のレベルをデジタル的に増減させ、増減データを生成するステップと、
    前記増減データをアナログ信号に変換するステップと、
    前記アナログ信号と前記打ち消し音信号とを合成し、合成信号を生成するステップと、
    前記合成信号の電気的特性のレベルを調整し、調整後信号を生成するステップと、
    前記調整後信号に基づいて、前記打ち消し音を発生させるステップとを備えている
    携帯型電子機器の動作方法。
  20. 請求項11乃至19の何れかに記載された携帯型電子機器の動作方法であって、
    更に、
    設定状態に応じて、前記打ち消し音発生部及び前記振動部の動作を制御するステップ、
    を具備し、
    前記打ち消し音を発生させるステップは、
    前記設定状態が第1モードである場合に、ユーザに対して報知を行う報知音を発生させ、前記設定状態が第2モードである場合に、前記打ち消し音を発生させるステップを備え、
    前記振動させるステップは、前記設定状態が第1モードである場合には、前記筐体を振動させず、前記設定状態が前記第2モードである場合に、前記筐体を振動させるステップを含んでいる
    携帯型電子機器の動作方法。
  21. 請求項11乃至19の何れかに記載された携帯型電子機器の動作方法をコンピュータにより実現するための、携帯型電子機器の動作プログラム。
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