JP2010255818A - マニホールド、及びネジの回り止め構造 - Google Patents

マニホールド、及びネジの回り止め構造 Download PDF

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Abstract

【課題】少ない部品点数により、ネジの回り止めの緩み防止を行うことができること。
【解決手段】
キャップネジ5にピン7と係合するピン溝54が形成されていること、キャップネジ5の中心線と交差する方向に中心線を有するピン挿入孔25が形成されていること、ピン挿入孔25の入口からピン7をピン溝54に挿入すること、ピン挿入孔25に挿入されたピン7が、キャップネジ5のピン溝54と接触すること、キャップネジ5が緩む方向に動いたときに、ピン7がピン挿入孔25の入口と逆方向へ力を受け、ピン7はピン挿入孔25の奥へ入る。
【選択図】 図1

Description

本発明は、マニホールドブロックに、第1弁室、第2弁室、入出力ポート、マニホールドブロックの一面から加工された孔形状の主流路が形成され、第1弁室と主流路を連通する第1流路と、第2弁室と主流路を連通する第2流路と、入出力ポートと主流路を連通する入出力流路が形成されたものであって、主流路の一端は第1流路と接続していること、主流路の他端はマニホールドブロックに開口し開口孔を形成していること、開口孔を塞ぐキャップネジが取付けられているマニホールドブロックを有するマニホールドに関する。
従来、この種の技術として、図9及び図10に示す第1ネジの回り止め構造及び図11乃至図13に示す第2ネジの回り止め構造がある。
第1ネジの回り止め構造について説明する。図10に示すように、樹脂製のボディ200に雌ネジ202Aが形成されたネジ孔202が形成されている。また、ネジ孔202の円周上で同軸上にピン挿入孔203が形成されている。
ネジ孔202の雌ネジ202Aに係合する、雄ネジ201Aが形成された樹脂製のキャップネジ201がネジ孔202に係合されている。キャップネジ201のネジ山の頂の円周上にピン204が係合する大きさの切欠き部201Bが形成されている。
キャップネジ201をネジ孔202に係合した後に、キャップネジ201の正面からピン204を切欠き部201B及びピン挿入孔203に対して、挿入する。ピン204が挿入されることにより、ピン204が切欠き部201Bを介しキャップネジ201と係合し、ピン挿入孔203を介しボディ200と係合することで、キャップネジ201がボディ200に対して緩むのを防止することができる。
第2ネジの回り止め構造について説明する。図11及び図12に示すように、樹脂製のボディ300に雌ネジ302Aが形成されたネジ孔302が形成されている。ボディ300から垂直方向かつネジ孔302と直交する方向からネジ孔302に対してピン挿入孔303が形成されている。図11に示すように、ピン挿入孔303は、ねじ孔302のうちボディ300から最短距離にある部分と交差する。
雄ネジ301Aが形成された樹脂製のキャップネジ301がネジ孔302に係合されている。雄ネジ301Aの一部の円周上にピン係合溝301Bが形成されている。
キャップネジ301がネジ孔302に係合した後に、ピン304をピン挿入孔303から挿し込み、さらに、雄ネジ301Aのピン係合溝301Bに係合させる。ピン304が挿入されることにより、ピン304が雄ネジ301Aのピン係合溝301Bと係合するため、キャップネジ301がボディ300から緩むのを防止することができる。
特開2005−061466号公報
しかしながら、従来技術には、以下の問題があった。
図9及び図10に示す、第1ネジの回り止め構造においては、キャップネジ201が回ったときの力で、ピン204が切欠き部201Bと接触し、切欠き部201Bが変形し、回り止めの効果を失わせる恐れがある。また、キャップネジ201とボディ200を塑性変形させるため、熱が加わることにより部品が膨張し変形部にさらに応力が加わり、切欠き部201Bが変形、破損する恐れがある。
切欠き部201Bの変形を防止するため切欠き部201Bに強度を持たせる必要がある。切欠き部201Bに強度を持たせるには、切欠き部201Bを大きくする必要がある。そのためには、切欠き部201Bが形成されるキャップネジ201を大きくする必要があり、結果として部品が大型化するといった問題が生じる。
図11及び図12に示す、第2ネジ回り止め構造においては、キャップネジ301に緩む力が加わってしまう場合、そのときピン304とキャップネジ301が接触するために、キャップネジ301がピン304により抜けない構成となっている。しかし、キャップネジ301がピン304と接触してから、さらに緩む力が加わると、キャップネジ301とピン304の摩擦によりピン304が抜け出てしまう恐れがある。ピン304が抜け出ると回り止めがなくなることになり、第2ネジ回り止め構造においては、ピン304が抜け出ないように、図11及び図13に示す、ピン304を押さえる別部品であるピン押さえ305を係止部材であるネジ306によりボディ300に取付ている。図11では、ネジ306が理解しやすいようにネジ306周辺を一部断面図として表す。
しかし、ピン押さえ305を取付けると、ピン304が抜け出ることを防止することができるが、部品点数が増加し、コストアップに繋がる問題、また、ピン押さえ305があるためその箇所が大きくなる問題がある。また、別部品であるピン押さえ305を必要とすると、取付るための作業が必要となり、作業工数が多くなり、生産性が悪くなる問題がある。
さらに、キャップネジ301を、接着、溶着、溶接により取付ける場合には、キャップネジ301がフッ素樹脂やポリプロピレン等の樹脂であると接着性、溶着性等が悪いため取り付けが困難であるという問題がある。また、接着、溶着、溶接により取付を行うと、連結部を分解することができず、分別ができない問題がある。
そこで、本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、少ない部品点数により、ネジの回り止めを行うことができるマニホールドを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るマニホールドは、以下の構成を有する。
(1)マニホールドブロックに、第1弁室、第2弁室、入出力ポート、マニホールドブロックの一面から孔加工された孔形状の主流路が形成され、第1弁室と主流路を連通する第1流路と、第2弁室と主流路を連通する第2流路と、入出力ポートと主流路を連通する入出力流路が形成されたものであって、主流路の一端は第1流路と接続していること、主流路の他端はマニホールドブロックに開口し開口孔を形成していること、開口孔を塞ぐキャップネジが取付けられているマニホールドブロックを有するマニホールドにおいて、キャップネジにピンと係合する切欠き部が形成されていること、キャップネジの中心線と交差する方向に中心線を有するピン挿入孔が形成されていること、ピン挿入孔の入口からピンを前記切欠き部に挿入すること、キャップネジが緩む方向に動いたときに、ピンがピン挿入孔の入口と逆方向へ力を受けること、を特徴とすることにある。
(2)(1)に記載するマニホールドにおいて、ピン挿入孔に挿入されたピンが、キャップネジの切欠き部と接触すること、を特徴とすることにある。
(3)(1)に記載するマニホールドにおいて、キャップネジが緩む方向に動いたときに、ピンと切欠き部との面の摩擦力により、ピンがピン挿入孔の入口と逆方向へ力を受けること、を特徴とすることにある。
(4)(1)に記載するマニホールドにおいて、切欠き部が蟻溝であること、を特徴とすることにある。
(5)(1)に記載するマニホールドにおいて、ピンの先端が先細りの形状に形成されていること、を特徴とすることにある。
(6)樹脂製機器に使用され、樹脂製機器に孔加工された孔形状の流路が形成され、流路の一端に開口した開口孔が形成され、開口孔を塞ぐキャップネジを有するネジの回り止め構造において、キャップネジにピンと係合する切欠き部が形成されていること、キャップネジの中心線と交差する方向に中心線を有するピン挿入孔が形成されていること、ピン挿入孔の入口からピンを切欠き部に挿入すること、キャップネジが緩む方向に動いたときに、ピンがピン挿入孔の入口と逆方向へ力を受けること、を特徴とすることにある。
上記マニホールドの作用及び効果について説明する。
(1)キャップネジにピンと係合する切欠き部が形成されていること、キャップネジの中心線と交差する方向に中心線を有するピン挿入孔が形成されていること、ピン挿入孔の入口からピンを前記切欠き部に挿入すること、キャップネジが緩む方向に動いたときに、ピンがピン挿入孔の入口と逆方向へ力を受けることにより、ピンがピン挿入孔から抜け出ることがない。ピンがピン挿入孔から抜け出ることがないため、キャップネジが緩むことがなく、回り止めの緩み防止の効果を果たす。
また、ピンが抜けることがないため、ピン押さえを必要としなくなり、取付け作業等の手間を省くことができ作業効率がよい。また、ピン押さえを必要としないため、ピン押さえを必要としない分の小型化をすることができる。
また、ピンを挿入するのみでキャップネジの回り止めの緩み防止を行うことができるため、少ない部品点数でマニホールドを製作することができ、生産コストを抑えることができる。
(2)ピン挿入孔に挿入されたピンが、キャップネジの切欠き部と接触することにより、キャップネジが緩む方向へ回転した際に、ピンがキャップネジの切欠き部と接触し、ピンが挿入孔の入口と逆方向へ力を受けるため、ピンがピン挿入孔から抜け出ることがない。ピンがピン挿入孔から抜け出ることがないため、キャップネジが緩むことがなく、回り止めの緩み防止の効果を果たす。
(3)キャップネジが緩む方向に動いたときに、ピンと切欠き部との面の摩擦力により、ピンがピン挿入孔の入口と逆方向へ力を受けることにより、ピンがピン挿入孔から抜け出ることがない。ピンがピン挿入孔から抜け出ることがないため、キャップネジが緩むことがなく、回り止めの緩み防止の効果を果たす。
(4)切欠き部が蟻溝であることにより、ピン溝とピンとの間に接触点ができ、ピン溝にピンが嵌合されるため、ガタつきがなくなる。さらに、キャップネジの切欠き部にピンを押し込むため、切欠き部に反力が発生し、キャップネジの雄ネジに反力が伝わり、キャップネジが緩みにくくなる。
(5)ピンの先端が先細りの突起形状に形成されていることにより、ピンを蟻溝形状の切欠き部に挿入することができる。
(6)キャップネジにピンと係合する切欠き部が形成されていること、キャップネジの中心線と交差する方向に中心線を有するピン挿入孔が形成されていること、ピン挿入孔の入口からピンを前記切欠き部に挿入すること、キャップネジが緩む方向に動いたときに、ピンがピン挿入孔の入口と逆方向へ力を受けることにより、ピンがピン挿入孔から抜け出ることがない。ピンがピン挿入孔から抜け出ることがないため、キャップネジが緩むことがなく、回り止めの緩み防止の効果を果たす。
また、ピンが抜けることがないため、ピン押さえを必要としないため、取付け作業等の手間を省くことができ作業効率がよい。また、ピン押さえを必要としないため、ピン押さえを必要としない分の小型化をすることができる。
また、ピンを挿入するのみでキャップネジの回り止めの緩み防止を行うことができるため、少ない部品点数で樹脂製機器を製作することができるため、生産コストを抑えることができる。
本発明の本実施例1に係るマニホールド1の正面図を示す。 本発明の本実施例1に係るマニホールド1の左側面図を示す。 本発明の本実施例1に係るマニホールド1の図2におけるJJ断面図を示す。 本発明の本実施例1に係るキャップネジ5の拡大正面図を示す。 本発明の本実施例1に係るキャップネジ5の図4におけるKK断面図を示す。 本発明の本実施例2に係るピン溝54Aの断面図を示す。 本発明の本実施例2に係る図6に示すピン溝54Aにピン7Aを挿入した状態の断面図を示す。 本発明の本実施例2に係るピン7Aの正面図を示す。 従来技術の第1ネジの回り止め構造に係るキャップネジ201の拡大正面図を示す。 キャップネジ201の図9におけるFF断面図を示す。 従来技術の第2ネジの回り止め構造に係るキャップネジ301の拡大正面図を示す。 キャップネジ301の図11におけるLL断面図を示す。 図11の右側面図を示す。
次に、本発明に係るマニホールドの一実施の形態について図面を参照して説明する。
第1に、マニホールドの構成を説明した後に、第2に、マニホールドの作用効果を説明する。
(第1実施形態)
<マニホールド1の全体構成>
マニホールド1は、内部に流路が形成されたマニホールドブロック2に、第1弁アクチュエータ4A、第2弁アクチュエータ4B、キャップネジ5、入力ポート継ぎ手81、第1出力ポート継ぎ手91A、及び第2出力ポート継ぎ手91Bが取付けられていることにより構成されている。
マニホールドブロック2は、角柱形状をしており、正面2A、背面2B、上面2C、下面2D、左側面2E、右側面2Fの6面から構成されている。
正面2Aには、開口孔230を塞ぐためのキャップネジ5が取付けられている。
右側面2Fには、入力ポートに接続する入力ポート継ぎ手81が形成されている。
図1に示す、左側面2Eには、第1弁アクチュエータ4Aが取り付けられている。また、図2に示すように、左側面2Eの第1弁アクチュエータ4Aの横には、第2弁アクチュエータ4Bが取付けられている。
図1に示す、下面2Dには、第1出力ポートに接続する第1出力ポート継ぎ手91Aが形成されている。図2に示すように、第1出力ポート継ぎ手91Aの横には、第2出力ポート継ぎ手91Bが形成されている。
<マニホールドブロック2の構成>
図3に示すように、第1弁アクチュエータ4Aが取付けられている左側面2Eには、第1弁室3Aが形成されている。第2弁アクチュエータ4Bが取付けられている同じ左側面2Eには、第2弁室3Bが形成されている。
第1弁室3Aと第3入力流路23を連通する第1入力流路21が、マニホールドブロック2内部に形成されている。第2弁室3Bと第3入力流路23を連通する第2入力流路22が、マニホールドブロック2内部に形成されている。
図1に示すように、マニホールドブロック2内には、第1弁室3Aと第1出力ポート継ぎ手91Aを連通する第1出力流路26Aが形成されている。図示はされていないが、第1弁室3Aと隣り合う第2弁室3Bと第2出力ポート継ぎ手91Bを連通する第2出力流路26Bが形成されている。
図3に示すように、第3入力流路23の一端は第2入力流路22に対し直角に接続している。第3入力流路23の他端はマニホールドブロック2の正面2Aに開口された開口孔230に接続している。開口孔230の構成は、図5に詳細に示す。
図3に示すように、第3入力流路23上には、右側面2Fから第3入力流路23に直角に接続する第4入力流路24が形成されている。第4入力流路24の他端は、入力ポート継ぎ手81と接続している。
図5に示すように、キャップネジ5が取付けられている所には、開口孔230が形成されている。開口孔230は、止栓6と係合する止栓開口孔231と、キャップネジ5と係合するキャップネジ開口孔232から構成されている。
キャップネジ開口孔232は、円柱状の中空部であるネジ係合孔232Aが形成されている。ネジ係合孔232Aの上面にあたる部分は、正面2Aと接面し、ネジ係合孔232Aの下面にあたる部分は、止栓開口孔231と接する。ネジ係合孔232Aの周壁にあたる箇所には、キャップネジ5の雄ネジ部53と係合する雌ネジ部232Bが形成されている。
止栓開口孔231は、ネジ係合孔232Aと接する部分に、ネジ係合孔232Aの径よりも小さく、円柱状の中空部である、接続孔231Aが形成されている。さらに、接続孔231Aには、接続孔231Aの径よりも小さい、円柱状の中空部である流路接続孔231Bが形成されている。流路接続孔231Bは、第3入力流路23と接続し、接続部には接続開口部231Dが形成されている。また、接続孔231Aの周端部には、凹部形状である嵌合孔231Cが形成されている。
図2に示すように、左側面2Eからキャップネジ5の中心を示す中心線と交差する方向に中心線(図示せず)を有するピン挿入孔25が形成されている。また、キャップネジ5を開口孔230に係合した状態でピン7を挿入したときに、ピン7が、キャップネジ5のピン溝54に挿入できる位置に、ピン挿入孔25は形成されている。
図4に示すように、ピン挿入孔25は、深孔形状をしており、ネジ係合孔232Aの周端部に接続し、ネジ係合孔232Aを貫通する形で形成されている。ピン挿入孔25は、ネジ係合孔232Aを貫通する必要はないが、ピン7をピン挿入孔25に差し込んだときに、ピン7が切欠部54と多く接触し、より多くの摩擦力を受けるため、本実施例においては、ピン挿入孔25がネジ係合孔232Aを貫通する形としている。
<キャップネジ5の構成>
図4及び図5に示すように、キャップネジ5は、円柱形状をしている。キャップネジ5は、正面5A、背面5B、側面5Cから構成されている。図4に示すように、キャップネジ5の正面5Aの中心部には、凹部52が形成されており、さらに、凹部52の中心部には、ネジ回転のための六角孔51が形成されている。
キャップネジ5の側面5C上の中心よりも背面5B側には、ピン7と接触する凹形状のピン溝54が形成されている。ピン溝54は、キャップネジ5の側面5Cの円周上に渡って形成されている。側面5C上の中心付近から正面5A側にかけて、開口孔230の雌ネジ部232Bと係合する雄ネジ部53が形成されている。
<止栓6の構成>
図5に示すように、止栓6は、円柱状の流路止栓部61が円板形状の円板部62の中心部に固設されている。
流路止栓部61は、接続開口部231Dを塞いでいる。
円板部62の周端部の流路止栓部61方向に、マニホールドブロック2の嵌合孔231Cと嵌合する凸形状の嵌合部63が垂直方向に形成されている。嵌合孔231Cと嵌合部63は嵌合している。
<弁アクチュエータ4の構成>
弁アクチュエータ4は、2つの弁アクチュエータ4A及び4Bで構成されている。弁アクチュエータ4A及び4Bの構成は、同じであるため、弁アクチュエータ4Aの構成を説明することで、弁アクチュエータ4Bの説明を割愛する。
図3に示すように、弁アクチュエータ4Aは、ダイアフラム41A、ピストンロッド42A、シリンダ43A、カバー44A、スプリング45A、及び図示しない操作ポート46Aなどを有し、これらにより構成されている。弁アクチュエータ4Aとマニホールドブロック2の連結は、金属の固定ロッド49でネジ止めされている。また、ダイアフラム41Aの周端部をマニホールドブロック2の弁室3Aの開口溝31Aに嵌合させ、マニホールドブロック2とシリンダ43Aとでダイアフラム41Aの周端部を狭持する。また、シリンダ43A内に挿設されたピストンロッド42Aの下端に対して、ダイアフラム41Aの中央部を螺設している。
ピストンロッド42Aには、シリンダ43Aとカバー44Aとの間に装備されたスプリング45Aによって、弁閉方向の力を常に作用させている。その一方で、ピストンロッド42Aには、図示しない操作ポート46Aから、シリンダ43A内に圧縮空気を流入させることによって、弁開方向の力を作用させることができ、さらに、操作ポート46Aからシリンダ43A内の圧縮空気を流出させることによって、この弁開方向の力の作用を解除させることができる。
これにより、ピストンロッド42Aはシリンダ43A内を弁開・弁閉方向に移動するので、ピストンロッド42Aの下端に螺設されたダイアフラム41Aでマニホールドブロック2に形成された第1入力流路21と第1出力流路26Aとを連通又は遮断させることができる。
なお、弁アクチュエータ4A及び弁アクチュエータ4Bは、本実施例ではエアオペ弁の図としている。
<止栓6・キャップネジ5・ピン7の取付方法>
図5に示すように、止栓6を開口孔230の止栓開口孔231に挿入する。止栓6の流路止栓部61が止栓開口孔231の接続開口部231Dを塞ぐように挿入し、嵌合孔231Cと嵌合部63が嵌合するように挿入する。嵌合部63の(つば部の内側部から外側部までの)厚みが嵌合孔231Cの(内周面と外周面までの)溝幅よりも厚いため、嵌合部63を嵌合孔231Cに挿入する際には、嵌合部63が嵌合孔231Cに圧入されることになる。嵌合部63が嵌合孔231Cに圧入されると、嵌合部63の内側部と嵌合孔231Cの内周面が接面し、接面した箇所で所定のシール力が得られる。
止栓6を止栓開口孔231に挿入した後に、キャップネジ5をキャップネジ開口孔232に挿入する。キャップネジ5の六角ネジ孔51に六角レンチをはめ込み、キャップネジ5を回転させる。キャップネジ5の雄ネジ部53と雌ネジ部232Bとが螺合し、キャップネジ5はキャップネジ開口孔232に固定される。また、キャップネジ5の雄ネジ部53と雌ネジ部232Bとが螺合させることにより、止栓6を第3入力流路23へ向かって押圧することができる。具体的には、止栓開口孔231の接続開口部231Dに、流路止栓部61を押圧することができ、流路止栓部61が接続開口部231Dを確実に塞ぐことができる。また、嵌合部63を嵌合孔231Cに対して均一に押圧することができるため、嵌合部63を嵌合孔231Cに確実に圧入することになり、確実にシールすることができる。
キャップネジ5をキャップネジ開口孔232に挿入した後に、ピン7をピン挿入孔25に挿入する。図2に示すように、ピン7をピン挿入孔25に挿入すると、ピン7は、キャップネジ5の横からピン溝54に挿通する形で挿入される。ピン7は、図5に示すように、ピン溝54を挿通し、図4に示すように、キャップネジ5を突き抜ける。ピン7とピン溝54は、互いに面接触し合う状態にある。
<止栓6・キャップネジ5・ピン7の作用・効果>
キャップネジ5が緩み方向に動いた場合、キャップネジ5は、ピン7とピン溝54で面接触し係合しているため、ピン7とピン溝54との隙間分だけ、キャップネジ5は、緩み方向に動く。しかし、ピン7とピン溝54との隙間分だけ動き、さらにキャップネジ5が緩もうとした時には、ピン7は、キャップネジ5のピン溝54と面接触することにより、それ以上キャップネジ5が緩むことがないため、キャップネジ5がキャップネジ開口孔230から抜けることはない。
また、ピン7とピン溝54との隙間分だけ動き、さらに図4の場合左回りにキャップネジ5が緩もうとした時には、キャップネジ5が左回りの緩み方向に動くと、ピン7とピン溝54との面の接触による摩擦力により、ピン7がピン挿入孔25の入口25Aと逆方向の止り部25Bへ力を受ける。そのため、ピン7が、ピン挿入孔25のさらに奥へ入り込もうとする。ピン7はさらに奥に入り込もうとするため、ピン7は、ピン挿入孔25から抜けることがない。さらに、ピン7がキャップネジ5から抜けることがないため、キャップネジ5が開口孔230から抜けることはない。
したがって、ピン7を一本挿入するのみでキャップネジ5の回り止め、及び、キャップネジ5の抜け防止の効果を果たすことができる。
また、ピン7自身も抜けることがないため、ピン押さえを必要としないため、取付け作業等の手間を省くことができ作業効率がよい。また、ピン押さえを必要としないため、ピン押さえを必要としない分の小型化をすることができる。
また、ピン7を挿入するのみでキャップネジ5の回り止めを行うことができるため、少ない部品点数でマニホールドを製作することができることとなり、生産コストを抑えることができる。
<マニホールド1の作用・効果>
図1に示す入力ポート継ぎ手81に、図示しない入力流路より流体が流入される。流体は、図3に示す、第4入力流路24を通り、第3入力流路23に入る。
第3入力流路23へ流体が入ると、左右にわかれ、第1入力流路21及び第2入力流路22に入る。
図3に示すように、第1弁アクチュエータ4Aのダイアフラム41A、及び、第2弁アクチュエータ4Bのダイアフラム41Bが閉弁状態にあると、流体は、第1出力ポート及び第2出力ポートには流れない。
図示しないが、第1弁アクチュエータ4Aを開弁状態とし、第2弁アクチュエータ4Bを閉弁状態とする。第2弁アクチュエータ4Bのダイアフラム41Bが閉弁状態にあり、マニホールドブロック2に形成された第2入力流路22と第2出力流路26Bとを遮断する。第1弁アクチュエータ4Aのダイアフラム41Aは開弁状態にあり、マニホールドブロック2に形成された第1入力流路21と第1出力流路26Aとを連通させている。したがって、流体は、第1入力流路21を通り第1弁室3Aを介し、第1出力流路26Aを通り、第1出力ポート継ぎ手91Aを介し、出力される。
図示しないが、反対に、第1弁アクチュエータ4Aを閉弁状態とし、第2弁アクチュエータ4Bを開弁状態とする。第1弁アクチュエータ4Aのダイアフラム41Aが閉弁状態にあり、マニホールドブロック2に形成された第1入力流路21と第1出力流路26Aとを遮断する。第2弁アクチュエータ4Bのダイアフラム41Bは開弁状態にあり、マニホールドブロック2に形成された第2入力流路22と第2出力流路26Bとを連通させている。したがって、流体は、第2入力流路22を通り第2弁室3Bを介し、第2出力流路26Bを通り、第2出力ポート継ぎ手91Bを介し、出力される。
流体が、第4入力流路24を通り、第3入力流路23へ流体が入ると、左右にわかれ、第3入力流路23の開口孔230と接続する接続開口部231Dへも流れる。開口孔230の接続開口部231Dには、流路止栓部61が押圧されており、開口部が塞がれているため、接続開口部231Dから開口孔230へ流体が流出することはない。
また、図5に示すように、嵌合部63が嵌合孔231Cに押圧されているため、嵌合部63と嵌合孔231Cの間から流体が流出することはない。
第1実施形態においては、入力ポート継ぎ手81から流入した流体が、第1出力ポート継ぎ手91A及び第2出力ポート継ぎ手91Bへ流出する構成を採っているが、流体が第1出力ポート継ぎ手91A及び第2出力ポート継ぎ手91Bから流入し、入力ポート継ぎ手81へ流出する構成を採ることができる。すなわち、入力ポート継ぎ手81が出力ポート継ぎ手となり、第1出力ポート継ぎ手91A及び第2出力ポート継ぎ手91Bが入力ポート継ぎ手とすることができる。入力ポート継ぎ手81を出力ポート継ぎ手とし、第1出力ポート継ぎ手91A及び第2出力ポート継ぎ手91Bを入力ポート継ぎ手としたときには、第1入力流路21乃至第4入力流路24が出力流路となり、第1出力流路26A及び第2出力流路26Bが入力流路となる。その他に、入力に係る部品は出力に係る部品となり、出力に係る部品は入力に係る部品となる。
以上詳細に説明したように、第1実施形態におけるマニホールド1によれば、
(1)キャップネジ5の雄ネジ部53と同軸上にピン7と係合するピン溝54が形成されていること、キャップネジ5の中心を示す中心線と交差する方向に中心線を有するピン挿入孔25が形成されていること、ピン挿入孔25の入口からピン7をピン溝54に挿入すること、キャップネジ5が緩む方向に動いたときに、ピン7がピン挿入孔25の入口と逆方向へ力を受けることにより、ピン7がピン挿入孔25から抜け出ることがない。さらに、ピン7がキャップネジ5から抜けることがないため、キャップネジ5が開口孔230から抜けることはない。
また、ピン7が抜けることがないため、ピン押さえを必要としなくなり、取付け作業等の手間を省くことができ作業効率がよい。また、ピン押さえを必要としないため、ピン押さえを必要としない分の小型化をすることができる。
また、ピン7を挿入するのみでキャップネジ5の回り止めの緩み防止を行うことができるため、少ない部品点数でマニホールド1又は、その他の樹脂製機器に応用することができ、生産コストを抑えることができる。
(2)ピン挿入孔25に挿入されたピン7が、キャップネジ5のピン溝54と接触することにより、キャップネジ5が緩む方向へ回転した際に、ピン7がキャップネジ5のピン溝54と接触し、ピンが挿入孔25の入口と逆方向へ力を受けるため、ピン7がピン挿入孔25から抜け出ることがない。ピン7がピン挿入孔25から抜け出ることがないため、キャップネジ5が緩むことがなく、回り止めの緩み防止の効果を果たす。
(3)キャップネジ5が緩む方向に動いたときに、ピン7とピン溝54との面の摩擦力により、ピン7がピン挿入孔25の入口と逆方向へ力を受けることにより、ピン7がピン挿入孔25から抜け出ることがない。ピン7がピン挿入孔25から抜け出ることがないため、キャップネジ5が隙間分以上緩むことがなく、回り止めの緩み防止の効果を果たす。
(第2実施形態)
図6に第2実施形態における、キャップネジ5Aのピン溝54Aの側面断面拡大図を示す。図8に第2実施形態における、ピン7Aの正面図を示す。第2実施形態においては、ピン溝54A及びピン7Aの形態以外は、第1実施形態と変わるところがないため、説明を割愛する。
図6に示すように、キャップネジ5Aのピン溝54Aは、末広がりの等角台形状の断面溝である蟻溝形状となっている。図6に示す、ピン溝54Aの等角台形状の蟻溝のうち上辺にあたる上辺Mの寸法は、図8に示す、ピン7Aの直径Xよりも小さい。図6に示す、ピン溝54Aの台形状の切欠き部のうち下辺にあたる下面543Aの下辺Nの寸法は、図8に示す、ピン7Aの直径Xよりも大きくなっている。上辺Mと下辺Nの間にはテーパ面541A、542Aが形成されている。テーパ面541Aには、図7に示すように、ピン7Aをピン溝54Aを挿入したときに接触する接触部541Bがある。また、テーパ面542Aには、図7に示すように、ピン7Aをピン溝54Aを挿入したときに接触する接触部542Bがある。図6に示すように、ピン7Aを挿入しない状態の接触部541Bから接触部542Bまでの長さを寸法Pで表す。寸法Pは、ピン7Aの直径Xよりも小さい。
ピン7Aの直径Xは、ピン溝54Aの上辺M及び接触部541Bから542Bまでの寸法Pよりも大きいため、ピン7Aをピン溝54Aに挿入するときに、ピン7Aの先端部の角がテーパ面541A及び541Bにぶつかり挿入できない。そこで、図8に示すように、ピン7Aの先端部71Aを、先端が先細りの突起形状とする。先端部71Aの外径は、上辺M及び接触部541Bから542Bまでの寸法Pよりも小さいため、ピン溝54Aに挿入することができる。
ピン7Aがピン溝54Aに挿入されると、ピン7Aはピン溝54Aのテーパ面541A、テーパ面542Aを両側に押し開きながら挿入することができる。ピン7Aを、蟻溝形状であるピン溝54Aに挿入することにより、図7に示すように、ピン7Aとテーパ面541Aの接触部541B、テーパ面542Aの接触部542B、及び、下面543Aの接触部543Bとの間に3点の接触点ができるため、ピン7Aがピン溝54Aに固定される。したがって、ピン7Aはピン溝54A内でガタつかない。
さらに、キャップネジ5Aのピン溝54Aにピン7Aを押し込むため、ピン溝54Aに反力が発生し、キャップネジ5Aの雄ネジ53Aに反力が伝わる。キャップネジ5Aの雄ネジ53Aに反力が伝わることで、雄ネジ53Aが雌ネジ部252Bへ押される形となり、雄ネジ53Aと雌ネジ部252Bの接触面積が大きくなる。それにより、雄ネジ53Aと雌ネジ部252Bの螺合状態を解除するためには、力が必要となるため、キャップネジ5Aが開口孔230Aから緩みにくくなる。
以上詳細に説明したように、第2実施形態におけるマニホールド1によれば、
(4)ピン溝54Aが蟻溝であることにより、ピン7Aとテーパ面541Aの接触部541B、テーパ面542Aの接触部542B、及び、下面543Aの接触部543Bとの間に3点の接触点ができるため、ピン7Aがピン溝54Aに固定される。
さらに、キャップネジ5Aのピン溝54Aにピン7Aを押し込むため、ピン溝54Aに反力が発生し、キャップネジ5Aの雄ネジ53Aに反力が伝わり、雄ネジ53Aと雌ネジ部252Bの接触面積が大きくなる。そのため、雄ネジ53Aと雌ネジ部252Bの螺合状態を解除するためには、力が必要となるため、キャップネジ5が開口孔230から緩みにくくなる。
(5)ピン7Aの先端部71Aが先細りの突起形状に形成されていることにより、ピン7Aをピン溝54Aに容易に挿入することができる。
尚、本発明は、上記実施の形態に限定されることなく、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で色々な応用が可能である。
例えば、第1実施形態においては、弁室を第1弁室及び第2弁室のみ記載したが、弁室は3つ以上あってもよい。
また、弁室が2つ以上形成されている場合においては、第1入力流路及び第2入力流路が第3入力流路と交差して形成されている場合、又は、入力流路が4つ以上形成される場合等がある。
また、第2実施形態において、ピン7Aの先端部を突起形状としたが、ピン7Aの先端部に角がなければよい。例えば、ピンの先端部が半球体形状であってもよい。
また、第2実施形態において、ピン溝54Aを蟻溝形状としたが、ピン溝とピンが接触する部分が、ピンの中心部分であっても、ピン溝とピンが接触するためネジのガタツキを無くすことができる。
1 マニホールド
2 マニホールドブロック
21 第1入力流路(請求項中「第1流路」)
22 第2入力流路(請求項中「第2流路」)
23 第3入力流路(請求項中「主流路」)
24 第4入力流路(請求項中「入出力流路」)
230 開口孔
25 ピン挿入孔
3A 第1弁室
3B 第2弁室
5 キャップネジ
53 雄ネジ部
54 ピン溝(請求項中「切欠き部」)
6 止栓
7 ピン
81 入力ポート継ぎ手

Claims (6)

  1. マニホールドブロックに、第1弁室、第2弁室、入出力ポート、前記マニホールドブロックの一面から孔加工された孔形状の主流路が形成され、前記第1弁室と前記主流路を連通する第1流路と、前記第2弁室と前記主流路を連通する第2流路と、前記入出力ポートと前記主流路を連通する入出力流路が形成されたものであって、前記主流路の一端は前記第1流路と接続していること、前記主流路の他端は前記マニホールドブロックに開口し開口孔を形成していること、前記開口孔を塞ぐキャップネジが取付けられているマニホールドブロックを有するマニホールドにおいて、
    前記キャップネジにピンと係合する切欠き部が形成されていること、
    前記キャップネジの中心線と交差する方向に中心線を有するピン挿入孔が形成されていること、
    前記ピン挿入孔の入口から前記ピンを前記切欠き部に挿入すること、
    前記キャップネジが緩む方向に動いたときに、前記ピンが前記ピン挿入孔の入口と逆方向へ力を受けること、
    を特徴とするマニホールド。
  2. 請求項1に記載するマニホールドにおいて、
    前記ピン挿入孔に挿入された前記ピンが、前記キャップネジの前記切欠き部と接触すること、
    を特徴とするマニホールド。
  3. 請求項1に記載するマニホールドにおいて、
    前記キャップネジが緩む方向に動いたときに、前記ピンと前記切欠き部との面の摩擦力により、前記ピンが前記ピン挿入孔の入口と逆方向へ力を受けること、
    を特徴とするマニホールド。
  4. 請求項1に記載するマニホールドにおいて、
    前記切欠き部が蟻溝であること、
    を特徴とするマニホールド。
  5. 請求項1に記載するマニホールドにおいて、
    前記ピンの先端が先細りの形状に形成されていること、
    を特徴とするマニホールド。
  6. 樹脂製機器に使用され、前記樹脂製機器に孔加工された孔形状の流路が形成され、前記流路の一端に開口した開口孔が形成され、前記開口孔を塞ぐキャップネジを有するネジの回り止め構造において、
    前記キャップネジにピンと係合する切欠き部が形成されていること、
    前記キャップネジの中心線と交差する方向に中心線を有するピン挿入孔が形成されていること、
    前記ピン挿入孔の入口から前記ピンを前記切欠き部に挿入すること、
    前記ピン挿入孔に挿入された前記ピンが、前記キャップネジの前記切欠き部と接触すること、
    前記キャップネジが緩む方向に動いたときに、前記ピンが前記ピン挿入孔の入口と逆方向へ力を受けること、
    を特徴とするネジの回り止め構造。
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