JP2010254343A - 金属箔ロールの支持方法 - Google Patents

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【課題】金属箔ロールを保管、運搬等する際に、金属箔にかかる応力を緩和して、金属箔の破損を抑制することができる金属箔ロールの支持方法を提供する。
【解決手段】巻芯1及びこの巻芯1に巻回された金属箔2で構成される金属箔ロール3と、この金属箔ロール3を支持する支持具4の底部5との間に、緩衝材6を介在させる。このため、金属箔ロール3の下部が緩衝材6で支えられるようになり、巻芯1の両端部のみが支持される場合のような巻芯1の撓みが生じることがなくなり、この巻芯1の撓みによる金属箔2の撓みが抑制される。また、緩衝材6はロール状の金属箔2の下部に押圧されて変形した状態で、この金属箔2の下部を支えるようになり、このため金属箔ロール3の変形が抑制されると共に金属箔ロール3の下部と緩衝材6との接触面積が大きくなって金属箔2の下部にかかる荷重が分散され、その結果、金属箔2にかけられる応力が緩和される。
【選択図】図1

Description

本発明は、巻芯と、この巻芯に巻回された金属箔とで構成される金属箔ロールを保管、運搬等する際の、金属箔ロールの支持方法に関する。
従来、積層板の製造等のために使用される金属箔ロール3を、船舶等で運搬し、或いは保管する際には、図6に示されるように一般的には金属箔ロール3の巻芯1の両端部を支持する支持具4が使用されている(特許文献1参照)。図6では金属箔2は図示が省略されている。尚、支持具4とは金属箔ロール3を支持するための容器や治具等を意味するものとする。
しかし、このように金属箔ロール3が支持されると、金属箔2は巻芯1に吊下げられた状態となるため、図7に示されるように金属箔ロール3における金属箔2には自重によって、巻芯1の上方で圧縮応力がかけられると共に巻芯1の側方及び下方において引っ張り応力がかけられ、特に図中で符号イで示される巻芯1の上方の位置では金属箔2に大きな内部応力がかけられてしまう。
また、巻芯1としては通常は紙管が使用されているが、紙管は強度向上に限界があり、また夏場などの高温多湿条件下では更に強度が低下してしまう。このため、図6に示すように支持具4によって巻芯1の両端部のみが支持されていると、巻芯1に撓みが生じ、図中に矢印で示されるように巻芯1の上方側で圧縮応力が、下方側で引っ張り応力がかかり、金属箔2が撓んで応力がかけられてしまう。
金属箔ロール3の重量をW、長さをL、剛性をS、断面係数をZ、断面モーメントをIとすると、金属箔ロール3における金属箔2にかけられる自重による内部応力は(W×L)/Zに比例し、巻芯1に生じる撓みは(W×L)/(S×I)に比例する。巻芯1の外径をd、金属箔ロール3の外径をd、巻芯1の半径をr、金属箔ロール3の半径をRとすると、断面係数Zは下記式(1)で、断面モーメントIは下記式(2)で、それぞれ表される。
Figure 2010254343
このため、支持具4で支持されている金属箔ロール3では、特に巻芯1付近で金属箔2に大きな応力がかかり、金属箔ロール3が長時間支持されていると金属箔2にへたり、すなわち内部応力による塑性変形により、トタン屋根のような波うった凹凸形状が生じやすくなってしまう。このような破損を有する金属箔2が積層板の製造に用いられると、積層板の表面の金属箔2にしわ、波打ち等が生じ、不良品が増加して生産性が悪化すると共に、不良品の廃棄量が増大して環境の悪化を招くことにもなる。
そこで、金属箔ロール3における金属箔2にかかる応力の緩和のため、巻芯1の径を大きくすることもおこなわれている。この場合、金属箔ロール3の断面係数Z及び断面モーメントIが小さくなり、巻芯1の撓みが抑制されると共に金属箔2にかかる自重による内部応力が緩和される。しかし、巻芯1の径が大きすぎると金属箔ロール3全体の嵩が大きくなってしまい、金属箔ロール3の輸送効率の悪化や取り扱い性の悪化が引き起こされてしまう。このため巻芯1の径が大径化されるにしても、その径の大きさは現実的には直径120〜130mm程度までであり、このような径の巻芯1では、金属箔2の自重による内部応力は充分には緩和されず、また、巻芯1として紙管が使用されている場合には特に夏場における巻芯1の撓みが充分に抑制されないという問題がある。
一方、FRP(繊維強化プラスチック)管などからなる強度の高い巻芯1が使用されれば、巻芯1の撓みが抑制され、その分、金属箔2にかかる応力は緩和される。しかし、特に金属箔ロール3の搬送時には多量の巻芯1が使用されるため、FRP管などの高価な巻芯1の使用は経済的ではないという問題がある。しかも、巻芯1の強度が向上しても、金属箔2が巻芯1に吊下げられることにより生じる内部応力は、依然として充分には緩和されないという問題もある。
特開2002−80087号公報
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、金属箔ロールを保管、運搬等する際に、金属箔にかかる応力を緩和して、金属箔の破損を抑制することができる金属箔ロールの支持方法を提供することを目的とする。
本発明に係る金属箔ロール3の支持方法は、巻芯1及びこの巻芯1に巻回された金属箔2で構成される金属箔ロール3と、この金属箔ロール3を支持する支持具4の底部5との間に、緩衝材6を介在させることを特徴とする。
このため、金属箔ロール3の下部が緩衝材6で支えられるようになり、巻芯1の両端部のみが支持される場合のような巻芯1の撓みが生じることがなくなり、この巻芯1の撓みによる金属箔2の撓みが抑制される。また、緩衝材6はロール状の金属箔2の下部に押圧されて変形した状態で、この金属箔2の下部を支えるようになり、このため金属箔ロール3の変形が抑制されると共に金属箔ロール3の下部と緩衝材6との接触面積が大きくなって金属箔2の下部にかかる荷重が分散され、その結果、金属箔2にかけられる応力が緩和される。
本発明においては、前記緩衝材6の種類及び寸法が、前記金属箔2の自重を相殺するように決定されていることが好ましい。この場合、金属箔2にかけられる応力が充分に緩和される。
また、本発明においては、前記緩衝材6が、厚み方向に分割されていることが好ましい。この場合、緩衝材6における変形が少なく劣化が生じにくい下側部分を再利用することができる。
本発明によれば、上記のように金属箔ロールの下部が緩衝材で支持されることで金属箔にかかる応力が緩和され、その結果、金属箔の破損が抑制される。
本発明の実施の形態の一例を示す側面図である。 同上の実施の形態の一例における金属箔ロール及び緩衝材を示す斜視図である。 同上の断面図である。 緩衝材にかけられる圧縮応力と圧縮量との関係を示す特性曲線の一例を示すグラフである。 (a)乃至(d)は金属箔ロールが支持具で支持される場合の、金属箔における破損の発生頻度を示すグラフであり、(a)は夏期において緩衝材が使用されない場合、(b)は夏期において緩衝材が使用された場合、(c)は秋期において緩衝材が使用されない場合、(d)は秋期において緩衝材が使用された場合の結果をそれぞれ示す。 従来技術の一例を示す、一部省略した断面図である。 同上の他の断面図である。
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
図1には、支持具4によって金属箔ロール3が支持されている様子が示されている。
金属箔ロール3は、巻芯1と、この巻芯1に巻回された金属箔2とで構成される。この金属箔ロール3の両端では、巻芯1の一端と他端がそれぞれ金属箔2の外縁よりも外方に突出し、この巻芯1の突出部分で被支持部7が構成されている。
巻芯1の材質は特に制限されず、紙管、FRP管等の適宜の材質の巻芯1が使用される。また巻芯1の長さ、外径等の寸法も特に制限されないが、長さは例えば1000〜1300mmの範囲とすることができ、また外径は、金属箔ロール3全体の嵩を抑制するためには200〜300mmの範囲であることが好ましい。また金属箔2の材質や厚み等も特に制限されないが、金属箔2の一例として、積層板の製造等に使用される厚み9〜70μmの銅箔が挙げられる。
支持具4は、金属箔ロール3の下方に配置される底部5と、金属箔ロール3の被支持部7を支持する支持部8とを備える。底部5は板状に形成され、支持部8は底部5の両端からそれぞれ上方に突出している。支持部8の上端には、被支持部7の形状に合致する支持凹部9が形成されている。支持具4の構成は本実施形態に限られず、例えば支持具4が金属箔ロール3の外側を覆う天井板や側板等を備えていても良い。
この支持具4の各支持部8の支持凹部9に、金属箔ロール3の被支持部7が配置されると、この被支持部7が支持部8で支えられて、金属箔ロール3が支持される。この金属箔ロール3と支持具4の底部5との間には隙間があけられるように、支持凹部9の位置が調整される。
緩衝材6としては、圧縮力を受けて変形すると共に圧縮方向とは反対方向の反発力を生じる適宜の材質からなる部材が使用される。緩衝材6の例としては、発泡ポリエチレン等の発泡材(発泡樹脂材)からなる部材が挙げられる。
緩衝材6は、支持具4に支持された金属箔ロール3の下部と支持具4の底部5との間に介在するように配置される。緩衝材6の上面は、例えば何らの押圧力もかけられてない状態では平坦な形状となるように形成される。この場合、図2,3に示されるように、ロール状の金属箔2の下部が緩衝材6の上面を押圧して緩衝材6を変形させ、この金属箔2の下部が緩衝材6に沈み込む。これにより緩衝材6から金属箔2へ向けて、上方への反発力が生じる。
このようにして金属箔ロール3が支持されると、金属箔ロール3は巻芯1の両端部で支持凹部9より支持されるだけでなく、ロール状の金属箔2の下部で緩衝材6により支えられるようによる。このため、巻芯1の両端部のみが支持される場合のような巻芯1の撓みの発生が抑制され、この巻芯1の撓みによる金属箔2の撓みが抑制されるようになる。また、緩衝材6はロール状の金属箔2の下部に押圧されて変形された状態で、この金属箔2の下部を反発力によって支えるため、金属箔2の変形が抑制されると共に金属箔2の下部と緩衝材6との接触面積が大きくなって金属箔2の下部にかかる荷重が分散される。その結果、金属箔2にかけられる応力が緩和され、金属箔ロール3が支持具4で長時間支持されても金属箔2にへたり等の破損が発生しにくくなる。
緩衝材6の種類及び形状は、ロール状の金属箔2の自重が相殺されるように決定されていることが好ましい。緩衝材6の種類とは、緩衝材6の材質や、緩衝材6が発泡性樹脂材からなる場合の発泡倍率などの、緩衝材6の物性を支配する要素であり、緩衝材6の寸法とは厚み寸法などのことである。ロール状の金属箔2の自重を相殺するとは、緩衝材6がその反発力によってロール状の金属箔2の自重を充分に支え、金属箔2にかけられる応力が緩和されることをいう。
本実施形態において、ロール状の金属箔2と緩衝材6との接触面積は、適宜調整されるが、緩衝材6がロール状の金属箔2の自重を相殺するためには、特に金属箔2における緩衝材6との接触面が、金属箔ロール3の中心を基準とした中心角αが40°〜50°の範囲となるような円弧面状となることが好ましい。この場合、金属箔2の下部にかかる荷重がロール状の金属箔2と緩衝材6との接触面で充分に分散され、金属箔2にかけられる応力が特に緩和されるようになる。
また、緩衝材6からロール状の金属箔2へかけられる反発力(金属箔2から緩衝材6へかけられる押圧力に等しい)は、金属箔ロール3を充分に支えることができるように適宜調整されるが、緩衝材6がロール状の金属箔2の自重を相殺するためには、特にこの反発力が、金属箔ロール3にかけられている重力(本実施形態では金属箔ロール3から支持部8及び緩衝材6へかけられる押圧力の合計に等しい)の50〜100%の範囲であることが好ましい。この場合、緩衝材6によって金属箔ロール3が充分に支えられ、金属箔2にかけられる応力が特に緩和されるようになる。
本実施形態における、緩衝材6がロール状の金属箔2の自重を相殺するための、緩衝材6の形状及び種類の決定方法の具体例を説明する。まず、ロール状の金属箔2と緩衝材6との接触面の面積と、緩衝材6からロール状の金属箔2へかけられる反発力が、緩衝材6がロール状の金属箔2の自重を相殺するように決定される。これらの値(設定値)は、上記説明のように金属箔2にかけられる応力が緩和されるように決定される。
次に、前記設定値に基づいて、緩衝材6の厚み寸法の設定値が導出される。この緩衝材6の厚み寸法は、金属箔2における緩衝材6との円弧面状の接触面の両端と、支持具4の底部5との間の上下寸法に等しい値である。
次に、緩衝材6の圧縮量の設定値が導出される。この圧縮量は、緩衝材6の厚みに対する、ロール状の金属箔2の緩衝材6への沈み込み深さの割合である。金属箔2と緩衝材6との接触面は円弧面状であるため、前記沈み込み深さは均一ではないが、緩衝材6の厚みの積分値に対する、金属箔2の緩衝材6への沈み込み深さの積分値の割合から、圧縮量が導出される。
次に、前記圧縮量と反発力の各設定値に基づいて、緩衝材6の種類が決定される。このとき、例えば、種類の異なる複数の緩衝材6について、各緩衝材6にかけられる圧縮応力と圧縮量との関係が予め導出され、この複数の緩衝材6のなかから、圧縮応力と圧縮量との関係が、前記圧縮量と反発力の各設定値との関係と合致するような緩衝材6が選択される。種類の異なる複数の緩衝材6としては、例えば材質が同じで発泡倍率が異なる複数の緩衝材6が挙げられる。緩衝材6にかけられる圧縮応力と圧縮量との関係は、例えば図4に示されるような特性曲線として導出される。この場合、この特性曲線から、圧縮量が前記設定値である場合の圧縮応力が導出される。そして、この導出された圧縮応力が、前記反発力の設定値と合致するような緩衝材6が選択される。このとき、圧縮応力は面積当たりの力で表されるため、反発力の設定値を接触面積の設定値で除した値が、前記圧縮応力と一致するような緩衝材6が選択される。尚、前記の値が完全に一致しなくても、両者の差が予め設定されている許容範囲内に収まるような緩衝材6が選択されてもよい。また、予め用意されている種類の異なる複数の緩衝材6のうち、前記二つの値の差が最も小さくなるような緩衝材6が選択されてもよい。
上記緩衝材6の形状及び種類の決定方法は一例にすぎず、その他適宜の方法で緩衝材6の形状及び種類が決定されてもよい。例えばまず接触面積と反発力の各設定値が決定されると共に、緩衝材6の種類が決定された後、この緩衝材6が使用された場合に、接触面積と反発力が前記各設定値に合致するように、緩衝材6の厚みが決定されてもよい。この場合は前記緩衝材6の厚みに応じて、支持具4の高さが調整されるなどして、金属箔2における円弧面状の接触面の両端と、支持具4の底部5との間の上下寸法が調整可能である必要がある。
このようにして緩衝材6の形状及び種類が決定される際には、特に緩衝材6が発泡材からなる場合には、その発泡倍率は30〜40倍の範囲であることが好ましい。発泡倍率があまりに大きい、或いは発泡倍率があまりに小さいと、緩衝材6の適正な圧縮応力が十分確保されにくくなる。
また、緩衝材6は一つの部材で構成されていてもよいが、厚み方向に分割された複数の部材(分体6aという)で構成されていてもよい。この場合、複数の分体6aが重ね合わされることで、緩衝材6が構成される。この場合、緩衝材6を構成する部材の数が調整されることで、緩衝材6の厚み寸法が容易に調整される。また、緩衝材6の特に上部はロール状の金属箔2に押圧されるため変形が大きく、劣化しやすいが、緩衝材6の使用後に緩衝材6の上部を構成する分体6aが取り替えられることで、他の分体6aが再利用可能となる。
図5に、緩衝材6が使用されない場合と使用される場合での、金属箔2の不良発生頻度の変化を示す。ここでは、金属箔2として厚み35μm、巾1255mm、巻径240cm、重量350kg、長さ1000mの銅箔を使用した。巻芯1としては紙管を使用した。緩衝材6としては発泡倍率30倍、厚み20mmポリエチレン製の分体6aを3枚重ねたものを使用し、沈み込み深さが10mm、接触面の中心角47°になるようにした。図5における横軸は、金属箔ロール3を支持具4で支持した日数を、縦軸には生産使用時に不良判断時の残数実績(m)を示し、1ロールにつき1プロットした。
図5(a)及び図5(b)は夏期(8月)に金属箔2の不良発生頻度を測定した結果であり、このうち図5(a)は緩衝材6が使用されない場合、図5(b)は緩衝材6が使用された場合の結果である。また、図5(c)及び図5(d)は秋期(9月)に金属箔2の不良発生頻度を測定した結果であり、このうち図5(c)は緩衝材6が使用されない場合、図5(d)は緩衝材6が使用された場合の結果である。図5(a)及び図5(c)に示されるように緩衝材6が使用されない場合には金属箔2の破損の発生が多く、夏期では図5(a)に示すように特に破損の発生が多くなる。これに対して、緩衝材6が使用された場合には図5(b)及び図5(d)に示すように緩衝材6が使用されない場合に較べて破損の発生が抑制されている。
1 巻芯
2 金属箔
3 金属箔ロール
4 支持具
5 底部
6 緩衝材

Claims (3)

  1. 巻芯及びこの巻芯に巻回された金属箔で構成される金属箔ロールと、この金属箔ロールを支持する支持具の底部との間に、緩衝材を介在させることを特徴とする金属箔ロールの支持方法。
  2. 前記緩衝材の種類及び寸法が、前記金属箔の自重を相殺するように決定されていることを特徴とする請求項1に記載の金属箔ロールの支持方法。
  3. 前記緩衝材が、厚み方向に分割されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の金属箔ロールの支持方法。
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