JP2010253563A - 鋳造設備における金型鋳造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】水平面内で回転可能に設けられたターンテーブル1の上面に、金型2を開閉する金型開閉機構3を備えた多数の金型鋳造装置4・4を、ターンテーブル1の周縁に沿うようにして設置した鋳造設備における金型鋳造装置において、作業者による中子セット、金型清掃、製品取出しなどの作業性が容易になるようにする。
【解決手段】金型2に注湯するラドル9を、ターンテーブル1の外側位置とターンテーブル1の回転中心側位置との間を金型開閉機構4の上方位置で縦断して移動可能に配設し、ラドル9は、金型2に注湯する時にはターンテーブル1の外側位置に、また金型1から鋳造品を取り出すなどの作業を行う時にはターンテーブル1の回転中心側位置にそれぞれ移動させるようにしたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、鋳造設備における金型鋳造装置の改良に係り、より詳しくは水平面内で回転可能に設けられたターンテーブルの上面に、金型を開閉する金型開閉機構を備えた多数の金型鋳造装置を、前記ターンテーブルの周縁に沿うようにして設置した鋳造設備における金型鋳造装置の改良に関する。
従来、金型に注湯して鋳造品を鋳造する金型鋳造装置の一つとして、水平割金型を金型開閉機構により開閉可能に設けかつ水平割金型に注湯するラドルを付設したものがある。
しかしながら、このように構成された金型鋳造装置では、通常のように作業者の位置がターンテーブルの外側に来るように金型鋳造装置を設置した場合、ラドルが作業者側の反対側であるターンテーブルの中心側に位置するため、溶解炉をターンテーブルの真ん中に配置するなど何からの対策を講ずるにしても、設備的に成り立つのが困難であり、しかも、ラドルに張った膜の処理が難しい問題があった。
そのため、ラドルを前記ターンテーブルの周縁側に設け、金型開閉機構を、前記水平割金型が水平状態と垂直状態の間を往復するようにして上下回動可能に設け、かつ前記水平割金型の下金型における前記ターンテーブルの周縁側にラドルを固定して、金型開閉機構および水平割金型と一緒にラドルをターンテーブルの回転中心側へ傾動させて、溶湯を金型に注入するようにした金型鋳造装置が提案されている。
特開2005−118783号公報
しかし、このように構成された従来の金型鋳造装置では、ラドルが常にターンテーブルの周縁側である作業者の前に位置されるため、作業者が金型から遠く離れることとなり、その結果、作業者による中子セット、金型清掃、製品取出しなどの作業性が悪くなるなどの新たな問題が生じている。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的は、作業者による製品取出しなどの作業が容易になるようにした金型鋳造装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために本発明の鋳造設備における金型鋳造装置は、水平面内で回転可能に設けられたターンテーブルの上面に、金型を開閉する金型開閉機構を備えた多数の金型鋳造装置を、前記ターンテーブルの周縁に沿うようにして設置した鋳造設備における金型鋳造装置において、前記金型に注湯するラドルを、前記ターンテーブルの外側位置とターンテーブルの回転中心側位置との間を前記金型開閉機構の上方位置で縦断して移動可能に配設し、前記ラドルは、前記金型に注湯する時には前記ターンテーブルの外側位置に、また前記金型から鋳造品を取り出すなどの作業を行う時には前記ターンテーブルの回転中心側位置にそれぞれ移動させるようにしたことを特徴とする。
以上の説明から明らかなように本発明は、水平面内で回転可能に設けられたターンテーブルの上面に、金型を開閉する金型開閉機構を備えた多数の金型鋳造装置を、前記ターンテーブルの周縁に沿うようにして設置した鋳造設備における金型鋳造装置において、前記金型に注湯するラドルを、前記ターンテーブルの外側位置とターンテーブルの回転中心側位置との間を前記金型開閉機構の上方位置で縦断して移動可能に配設し、前記ラドルは、前記金型に注湯する時には前記ターンテーブルの外側位置に、また前記金型から鋳造品を取り出すなどの作業を行う時には前記ターンテーブルの回転中心側位置にそれぞれ移動させるようにしたから、作業者が中子セット、金型清掃、製品取出しなどを行う時には、ラドルをターンテーブルの回転中心側位置に移動させることにより、作業者による鋳造品取出しなどの作業が非常に容易になるなどの優れた実用的効果を奏する。
本発明を適用した金型鋳造装置の一実施例の側面図である。 図1の正面図である。 本発明の金型鋳造装置を用いた鋳造設備の一実施例の平面図である。 図1に示す金型鋳造装置の動作について説明するための説明図である。
以下、本発明を適用の金型鋳造装置を用いた鋳造設備について図1〜図4に基づき詳細に説明する。図3に示すように、本鋳造設備においては、水平面内で矢印方向へ間歇的に回転可能に設けられた円板状のターンテーブル1の上面に、金型2を開閉する金型開閉機構3を備えた多数の金型鋳造装置4・4が前記ターンテーブル1の回転中心を中心にして放射状にかつターンテーブル1の周縁に沿うようにして等間隔をおいて設置してあり、さらに、前記ターンテーブル1の外側には、前記金型2に中子をセットするロボット5と、後述のラドル9に溶融金属を供給するロボット6が所要の間隔を置いてそれぞれ配設してある。
そして、各金型鋳造装置4は、図1および図2に示すように、前記金型開閉機構3を上下回動させる回動機構7を介して前記金型開閉機構3を保持するU字状の機台8と、前記金型開閉機構3の金型2に注湯するラドル9と、前記ターンテーブル1の外側位置とターンテーブル1の回転中心側位置との間を前記金型開閉機構3の上方位置で縦断して前記ラドル9を移動させるラドル移動手段10と、このラドル移動手段10に装着されて前記ラドル9を単独で上下回動させるラドル回動機構11とで構成してある。
また、前記ラドル移動手段10は、Z字状を成し下部屈曲位置が前記金型開閉機構3に上下回動自在に枢支されて装着された左右一対のアーム12・12と、本体の中央部が前記金型開閉機構3に上下回動自在に枢支されて装着されかつピストンロッドの先端が前記アーム12の下端にピン連結された横向きのシリンダ13とで構成してあって、シリンダ13の伸縮作動により、左右一対の前記アーム12・12は図1において上下回動するようになっている。
また、前記ラドル回動機構11は、前記ラドル移動手段10の一対のアーム12・12の先端付近間に垂直面内で回転自在にして架設されて前記ラドル9を保持する支持軸14と、前記アーム12の上部屈曲位置に装着された減速機付モータ15と、一端が前記支持軸14の先端に、また他端が前記減速機付モータ15の出力軸にそれぞれ嵌着されて減速機付モータ15の回転力を支持軸14に伝動するリンク機構16とで構成してある。
次に、このように構成した鋳造設備を用いて鋳造品を鋳造する手順について説明する。まず、図4−aに示すように、金型開閉機構3およびラドル9を反時計回り方向へ所要角度傾動させたのち、ターンテーブル1の外側に位置するラドル9にロボット6により所要量の溶融金属を供給し、続いて、図4−bに示すように、ラドル回動機構11の減速機付モータ15を正転駆動してラドル9を時計回り方向へ傾動させるとともに、回動機構7の駆動により金型開閉機構3等を水平状態に戻してラドル9の溶融金属を金型2に注入し、その後、図4−cに示すように、ラドル移動手段10のシリンダ13を収縮作動して一対のアーム12・12を時計回り方向へ回動させ、ラドル9をターンテーブル1の回転中心側位置に移動させる。
これにより、作業者は、ラドル9に邪魔されることなく、金型2の清掃や金型2からの鋳造品取出しを行う。
1 ターンテーブル
2 金型
3 金型開閉機構
4 金型鋳造装置
9 ラドル

Claims (1)

  1. 水平面内で回転可能に設けられたターンテーブルの上面に、金型を開閉する金型開閉機構を備えた多数の金型鋳造装置を、前記ターンテーブルの周縁に沿うようにして設置した鋳造設備における金型鋳造装置において、
    前記金型に注湯するラドルを、前記ターンテーブルの外側位置とターンテーブルの回転中心側位置との間を前記金型開閉機構の上方位置で縦断して移動可能に配設し、
    前記ラドルは、前記金型に注湯する時には前記ターンテーブルの外側位置に、また前記金型から鋳造品を取り出すなどの作業を行う時には前記ターンテーブルの回転中心側位置にそれぞれ移動させるようにしたことを特徴とする鋳造設備における金型鋳造装置。
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