JP2010253217A - 物品の転落防止具 - Google Patents

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真次 富田
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Abstract

【課題】 棚板等に載置された物品を容易に出し入れできると共に、簡便な構造の物品の転落防止具を提供すること。
【解決手段】 本発明の転落防止具10は、一方の面が載置面32に接着され、他方の面にファイル20が着脱可能に接着される板状の基材12で構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、地震等により什器、収納棚や本棚が振動しても什器等に載置された物品の転落を防止する物品の転落防止具に関する。
従来、地震や意図しない何らかの物品の衝突等における振動や揺れ及び傾きで棚板等に載置された物品の転落を防止する装置が種々提案されている。
例えば、特許文献1には、両端がクランク状に曲げられ本の転落を十分支えうる強度をもったレールを書棚の棚ダボ差込み穴に渡し、レールを回転させると凸部が上下する耐震書籍転落防止具が開示されている。
特開2006−158808号公報
しかしながら、このような従来の物品の転落防止具は、物品としての書籍を書棚から出し入れするごとにクランク状のレールを回転させなければならず、出し入れの利便性に難があった。
また、このクランク状のレールを取り付けるために、予め書棚に棚ダボ差込み口を設けておかなければならず、汎用的ではなかった。
この発明の目的は、上述した事情に鑑みなされたもので、この発明の主たる目的は、棚板等に載置された物品を容易に出し入れできると共に、簡便な構造の物品の転落防止具を提供することである。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明に係わる物品の転落防止具は、請求項1の記載によれば、一方の面が載置面に接着され、他方の面に物品が着脱可能に接着される板状の基材で構成されることを特徴とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明に係わる物品の転落防止具は、請求項2の記載によれば、前記他方の面の所定の縁に前記基材を保護する保護部を備えることを特徴とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明に係わる物品の転落防止具は、請求項3の記載によれば、前記保護部は、予め前記基材の他方の面に設けられていることを特徴とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明に係わる物品の転落防止具は、請求項4の記載によれば、前記保護部は、前記基材の一方の面を前記載置面接着した後に前記基材の他方の面に設けられることを特徴とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明に係わる物品の転落防止具は、請求項5の記載によれば、前記保護部は、前記所定の縁と前記載置面とを覆うように設けられることを特徴とする
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明に係わる物品の転落防止具は、請求項6の記載によれば、前記保護部はL字形状を有することを特徴とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明に係わる物品の転落防止具は、請求項7の記載によれば、前記基材は、前記載置面の前記物品が出し入れされる側に設けられることを特徴とする。
この発明によれば、棚板等に載置された物品を容易に出し入れできると共に、簡便な構造の物品の転落防止具を提供することができる。
第1の実施例の転落防止具を示す斜視図 第2の実施例の転落防止具を示す側面図 第3の実施例の転落防止具を示す側面図
以下に図面を用いて本発明の実施例を説明する。なお、この実施例において、本発明の物品の転落防止具は書棚に載置された物品としての書籍やファイル等の転落を防止するとしているが、これに限定されるものではない。具体的には、机や什器等のように、物品が載置される載置面を有する器具や家具等であれば本発明の物品の転落防止具が適用可能であり、また、物品は書籍やファイル等に限定されるものではない。
<第1の実施例>
最初に図1を用いて、本発明の第1の実施例の転落防止具10の構成を説明する。図1は、第1の実施例の転落防止具を示す斜視図である。図1によると、地震等による振動に対して転落を防止したい物品としてのファイル20は、バインダーとも呼ばれ、その内部に書類を綴じて整理・保管するための文具である。一般にファイル20は、硬質の紙等の素材で形成される2枚の表紙22と、2枚の表紙22の各々の一辺を接続する、表紙22と同じ素材で形成される背表紙24と、2枚の表紙22で挟まれる空間に設けられる書類を綴じるための図示しない綴じ部とから構成されている。
このファイル20が載置される載置面32は、所謂書棚や什器の棚であり、一般にその表面は滑らかに加工されているので、ファイル20の出し入れをスムーズに行うことができる。しかしながら、その表面の滑らかさのために、地震等の振動によりファイル20が載置面32を滑り出して転落してしまうことがあった。
本発明の転落防止具10は、一方の面が載置面32に接着され、他方の面にファイル20が着脱可能に接着される板状の基材12で構成されている。この基材12は、例えば粘着性を有するポリウレタンや、一方の面と他方の面に両面接着テープ等を貼り付けたポリエチレン等の合成樹脂や天然ゴム等である。なお、本願発明をより好適に適用するために、基材12の素材は、ファイル20を傷つけないことと、後に説明するように、ファイル20の滑り出しをより確実に防止するために、軟質の素材を使用すると良い。
このような基材12を載置面32のファイル20を出し入れする側に貼り付けると、ファイル20の背表紙24の一端の辺の全体と2枚の表紙22の一端の辺の一部が基材12の他方の面に接着される。この結果、地震等による振動でファイル20が載置面32から滑り出すことがなくなり、載置面32からの転落を防止することが可能となる。
また、基材12は、載置面32のファイル20を出し入れする側にのみ貼り付けられているので、ファイル20の出し入れの際に邪魔になることはなく、載置面32へスムーズに出し入れすることが可能である。
この基材12は、粘着性を有するポリウレタンや、他方の面に貼り付けられる両面接着テープに複数回の着脱が可能な接着素材を選択した合成樹脂等となっている。このような粘着性を有するポリウレタンや複数回の着脱が可能な接着素材は、その表面に垂直な方向の接着力は着脱可能な程度の強さしかなくても、その表面に対して平行な方向の接着力は接着された物品が容易には剥がされない(即ち、滑り出さない)強さを有している。このため、ファイル20が載置面32に載置されている状態で地震等による振動が発生しても、当該接着力でファイル20が滑り出さないので転落の防止が可能となると共に、ファイル20を出し入れする際にはファイル20を基材12の他方の面から容易に着脱することができるので出し入れが容易となっている。
なお、粘着性を有するポリウレタンや複数回の着脱が可能な接着素材の表面に対して平行な方向の接着力は、ポリウレタンや接着素材が軟質であると、より強力に滑り出しを防止することが可能である。これは、基材12が載置面32のファイル20を出し入れする側にのみ貼り付けられているため、載置面32に載置されるファイル20は、図2及び図3に示されるように、載置面32の奥の側(ファイル20を出し入れする側と反対の側)に向かって斜めとなる。この結果、ポリウレタンや接着素材が硬質であると、ファイル20は2枚の表紙22の一端の一部が点接触することになり、ファイル20の滑り出しを防止するほどの接着力が期待できない。これに対して、ポリウレタンや接着素材が軟質であると、図2や図3に示す基材12のように、背表紙24の一端の辺の全体と2枚の表紙22の一端の辺の一部とがファイル20の重みで基材12に沈み込んで線接触することになるので、ファイル20の滑り出しを防止可能な接着力が発揮される。
また、ファイル20が載置面32に載置されている状態で地震等による振動が発生し、ファイル20が基材12の表面に垂直な方向に揺れた場合には、基材12の他方の面に接着されたファイル20の一番接着力が強い位置、具体的には背表紙24の一端の辺の全体、を支点として揺れ動く。この場合、例えば接地面が書棚であれば当該書棚の一段上の書棚の下面にファイル20の背表紙24の一端と対角線の位置となる角が当接することでファイル20の転落が防止される。
また、本願発明の転落防止具10は、載置面32に穴を開ける等の加工の必要がないだけではなく、載置面32としての書棚、什器の棚を支える壁面等に予め何らかの加工を行う必要もなく、非常に簡便に使用することが可能であると共に書棚等を傷めることがない。さらには、基材12に無色透明の素材を用いれば、載置面32としての書棚等の外観を損ねることもない。
<第2の実施例>
次に図2を用いて、本発明の第2の実施例の転落防止具10の構成を説明する。なお、第1の実施例と同一な構成には同じ符号を付して説明を適宜省略する。
図2は、第2の実施例の転落防止具を表紙22の側から見た側面図である。図2によると、第1の実施例と異なる構成は、基材12の他方の面の載置面32のファイル20を出し入れする側の縁(所定の縁)に基材12を保護する保護部14を備えている構成である。
第1の実施例で説明したとおり、基材12は軟質の素材が使用されている。このため、硬質の紙等の素材で形成される表紙22や背表紙24の角が基材12にぶつかると、基材12(特にファイル20を出し入れする側の縁)が壊されたり剥がれたりしてしまう虞がある。これを避けるために、この第2の実施例では、表紙22や背表紙24の角がぶつかり易い、基材12のファイル20を出し入れする側の縁に、硬質の紙やプラスチックまたは金属等の保護部14を設けたものである。
なお、図2においては、基材12の縁を保護するために、縁全体を覆うように(基材12の厚み方向と他方の面と平行な方向との両方を覆うように)L字型の保護部14が設けられる構成となっている。なお、この保護部14は、予め基材12に貼り付けておいても良いし、また基材12を載置面32に接着してから貼り付けても良い。
また、図2においては、保護部14はL字型の形状を呈しているが、基材12の他方の面と平行な方向の縁を覆う形状としても良い。また、このような基材12の他方の面と平行な方向の縁を覆う形状の保護部14は、予め基材12に貼り付けておいても良いし、また基材12を載置面32に接着してから貼り付けても良い。
この第2の実施例に係る保護部14を設けた物品の転落防止具10は、第1の実施例で説明した効果を有すると共に、上述のとおり基材12のファイル20を出し入れする側の縁が壊されたり剥がれたりしてしまう虞が少なくなる。またさらに、保護部14はファイル20を出し入れする側の縁に設けられているので、ファイル20の出し入れの際に基材12の着脱可能な接着力を有する他方の面に接触することが少なくなり、ファイル20の出し入れがスムーズになるという効果も有する。
<第3の実施例>
次に図3を用いて、本発明の第3の実施例の転落防止具10の構成を説明する。なお、第1の実施例及び第2の実施例と同一な構成には同じ符号を付して説明を適宜省略する。
図3は、第3の実施例の転落防止具を表紙22の側から見た側面図である。図3によると、第2の実施例と異なる構成は、保護部14の形状がL字型や基材12の他方の面と平行な方向の縁を覆う形状ではなく、基材12の他方の面と平行な方向の縁から滑らかに延設して載置面32まで到達する形状を呈している構成である。
なお、この第3の実施例での保護部14は、基材12の他方の面と平行な方向の縁の部分を予め基材12に貼り付けておき、基材12の一方の面を載置面に接着してから延設する部分を載置面32へ接着しても良いし、また基材12を載置面32に接着してから保護部14全体を基材12と載置面32とに貼り付けても良い。
このように、この第3の実施例に係る保護部14を設けた物品の転落防止具10は、第1の実施例及び第2の実施例で説明した効果を有すると共に、基材12の他方の面と平行な方向の縁から滑らかに延設して載置面32まで到達する保護部14の形状により、ファイル20の出し入れの際にファイル20の角が基材12の縁にぶつかっても滑らかに基材12の他方の面の側に移動することができるので、ファイル20の出し入れがスムーズになるという効果も有する。
10・・・転落防止具、 12・・・基材、 14・・・保護部、 20・・・ファイル、 22・・・表紙、 24・・・背表紙、 32・・・載置面

Claims (7)

  1. 一方の面が載置面に接着され、他方の面に物品が着脱可能に接着される板状の基材で構成されることを特徴とする物品の転落防止具。
  2. 前記他方の面の所定の縁に前記基材を保護する保護部を備えることを特徴とする請求項1に記載の物品の転落防止具。
  3. 前記保護部は、予め前記基材の他方の面に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の物品の転落防止具。
  4. 前記保護部は、前記基材の一方の面を前記載置面接着した後に前記基材の他方の面に設けられることを特徴とする請求項2に記載の物品の転落防止具。
  5. 前記保護部は、前記所定の縁と前記載置面とを覆うように設けられることを特徴とする請求項4に記載の物品の転落防止具。
  6. 前記保護部はL字形状を有することを特徴とする請求項2乃至請求項4に記載の物品の転落防止具。
  7. 前記基材は、前記載置面の前記物品が出し入れされる側に設けられることを特徴とする請求項1乃至請求項6に記載の物品の転落防止具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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