JP2010253010A - 厨房装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】厨房装置1は、調理台天板20の上面20aの手前側に作業スペース27を形成するようにして、該調理台天板にコンロ30を奥方へ後退させた位置に配設し、前記作業スペースの直下で前記コンロの機器本体34の手前側空間に、調理台10の前方側から物品の出納が可能とされた物品保温収納部40と、該物品保温収納部内に収納した物品Fを加温するための加温手段41とを設けている。
【選択図】図1
Description
また、加熱調理作業の前後では、食材の解凍、食材や食器等の予備加温、あるいは加熱後の配膳までの保温などの必要性があり、コンロの近くにこれらを加温する機能を付加することが望まれる。
下記特許文献1では、まな板等を載せて調理を行うワークトップ上面よりもコンロを組み込んだテーブル上面を一段低く設定した厨房装置が提案されている。このものでは、その段差部分を有効活用するため、段差の立ち上がり面に開口を設け、該開口よりコンロ用テーブル上面側へ移動自在とした回転体を設けた構成とされている。また、この厨房装置では、該回転体の一部に保温プレートを設けることで、コンロの近くに加温機能を付加した構成としている。
また、段差面に収納部内部(回転体)の物品出し入れ開口が設けられているが故に、物品の出し入れがコンロ発熱体の上に掛からないようにする必要があり、そのため、開口前とコンロ発熱体との間にスペースができるよう開口形成する段差位置をコンロ発熱体から遠ざかるよう横方向に退いたものとしている。そのため、調理スペースが犠牲となって狭小なものとなり、利便性に劣る構成である。
上記電気ヒーターの発熱体を、前記調理台天板の裏面に沿って接するように設けるようにしてもよい。
本発明に係る前記いずれかの厨房装置においては、前記加温手段の発熱体を面状ヒーターとしてもよい。
本発明に係る前記いずれかの厨房装置においては、前記物品保温収納部の下方に仕切板を設けて、前記物品保温収納部とその下方の物品収納空間との間に断熱空間を形成するようにしてもよい。
また、この物品保温収納部を用いて、冷凍冷蔵食材の解凍や予備加温、加熱済料理の一時保温、食器類の予熱に利用することができる。
さらに、コンロ手前側の作業スペースにおいて、コンロでの加熱調理作業の流れの中で、食材や食器、調理道具の仮置きができ、その下方に、調理作業と一環となる物品保温収納部を設けて、上下一体の連続作業がおこなえるので、コンロ周囲の調理作業効率が極めて良好なものとなる。
また、上記コンロを電気コンロとすれば、当該物品保温収納部の電気ヒーターを、電気コンロの作動態様に連動させた制御が可能となる。
図1〜図3は、第1実施形態に係る厨房装置を示すものである。
尚、以下の各実施形態において指す前後方向(手前方向、奥方向)は、厨房装置の正面(引出し操作の可能な側)に、対面した使用者を基準にし、その前後方向に直交する方向を左右方向として説明する。
また、該カウンター20の上面20aにおけるコンロ開口22のやや後方位置には、図1(a)に示すように、コンロ30内からの暖気を排気するための排気用開口23が、左右方向に複数並んで(図例では3個)、細長孔状に開設されている。
各排気用開口23には、それぞれ通気蓋部材24が着脱自在に嵌め込まれている。この通気蓋部材24は、図1(a)に示すように、排気用開口23の形状に対応した細長形状とされ、多数の通気用の貫通孔が開設されている。また、通気蓋部材24は、排気用開口23に嵌め込まれた状態で、その上面がカウンター20の上面20aと略面一となるよう形成されている。
また、カウンター20の裏面20bには、図2に示すように、該カウンター20を補強するためや、コンロ30の周囲を支持するために、木質系や合成樹脂系、さらには金属系材料などからなる裏打ち材25,26が固着されている。
本実施形態において、コンロ30は電磁誘導加熱式調理器を例示しており、図2に示すように、磁力発生コイルや各種制御部品、内部冷却手段等を内蔵したコンロ機器本体34と、該コンロ機器本体34の上部に設けられたトッププレート31とを備え、図1(a)に示すように、3口の加熱部32,32,32が左右横並びに配置されている。該コンロ開口22は、コンロ30のトッププレート31によって閉塞されている。
本実施形態では、側板11として、図1(b)に示すように、当該キャビネット10のユニットの左右境界位置に2枚、および当該キャビネット10の内方空間を左右方向中程にて左右に区画する2枚がそれぞれ配置されている。
この物品収納空間16内には、前後方向に出し入れ自在とされた2個の中段引出14,14と、2個の下段引出15,15とが、それぞれ設けられている。
中段引出14は、前板を構成する扉体14a、底板14c、両側板14d、及び背板14eによって上方に開口する箱状とされ物品収納ができるようになっている。扉体14aには前方から操作可能な取っ手14bが取り付けられている。
下段引出15は、扉体15aと該扉体15aに連結されるとともに該扉体15aから若干後退した位置に配された蹴込み板15bとによって前板が構成され、該前板、上記同様の底板15c、両側板15d、及び背板15eによって上方に開口する箱状とされて物品収納ができるようになっている。この下段引出15では、扉体15aと蹴込み板15bとの間から手指を挿し入れ、扉体15aの裏面をして引き出す態様としているが、上記のような取っ手を設けた態様としてもよい。
これら各引出14,15は、上述のように当該キャビネット10の内方空間を挟んで対向する各側板11,11の対向面にそれぞれ設けられたレール部材14f,15fによってスライド自在に支持されている。
コンロ収容空間17に収容されたコンロ機器本体34は、図2に示すように、手前側に冷却用空気を内部に導入するための吸気口35を有し、後部側に排気口37を有している。また、吸気口35の近傍に冷却用空気送風手段としてのファン36を内蔵している。
本実施形態では、上記のようにコンロ機器本体34の奥方側かつ下方に物品収納空間16と奥側仕切板9によって区画されたコンロ下断熱空間19を設けているので、加熱運転中に発熱するコンロ機器本体34の熱が、その下方の物品収納空間16に伝播することを効果的に防止できる。
尚、上記冷却用空気は、例えば、キャビネット10の前面側に設けられたコンロ30の後記するコンロ操作部33と幕板との隙間等や、同前面側に設けられた貫通孔等を介して吸気口35からコンロ機器本体34内に導入され、後記する物品保温収納部40の後方側に位置する吸気口35へは、物品保温収納部40の背面側とコンロ機器本体34の前面側との間の通路を介して導入するようにしてもよい。
化粧前板5の上端とカウンター20の前垂れ部21の下端との間にコンロ30の操作用スイッチ等を有するコンロ操作部33が設けられている。
コンロ操作部33は横長かつ薄手の長方体に形成され、上面が操作面とされている。該コンロ操作部33には、収納状態の当該コンロ操作部33の前面を一度押圧すると所定の位置まで前方に突出し、突出したコンロ操作部33を後方に向かってもとの位置(化粧前板5と略面一となる位置)まで押し込むと収納される突出機構(プッシュオープン機構、不図示)が設けられている。
尚、コンロ操作部の態様は、図例のような態様に限られず、例えば、コンロ30のトッププレート31に設けたり、コンロ30の正面の一部箇所に設けてもよい(図示せず)。
キャビネット10は、図1(b)に示すように、前方開口が、扉体2、化粧前板5、及び各引出14,15の前板14a,15a,15bによって閉塞されている。
該物品保温収納部40は、当該物品保温収納部40内に収納した物品Fを加温するための加温手段を構成する発熱体としての面状ヒーター41と、当該物品保温収納部40の収納空間を区画形成する底体42及びケーシング43とを備えている。底体42及びケーシング43によって形成された収納空間の前方開口は、扉体2によって開閉される。
該扉体2には、当該物品保温収納部40内に、レール部材4aによってスライド自在に支持されて、出し入れ自在とされた物品載置トレー4が連結されている。
このケーシング43および物品載置トレー4は、例えば、ステンレスなどの金属材質で形成されると、伝熱性や清掃性、耐久性の観点より好適である。
保温部下断熱空間18は、本実施形態では、前側仕切板7と、キャビネット10の左方側の両側板11,11と、当該物品保温収納部40の底体42と、該底体42の前端及び前側仕切板7の前端の間に設けられた幕板6と、縦仕切板8とによって区画形成されている。
このように、物品保温収納部40の下方に前側仕切板7を設け、その下方の物品収納空間16との間に保温部下断熱空間18を形成することで、保温部下断熱空間18によって物品保温収納部40内から物品収納空間16への熱伝播を効果的に防止することができる。
尚、上記のように保温部下断熱空間18を区画するための前側仕切板7と、コンロ下断熱空間19を区画するための奥側仕切板9とを図例のように別部材とせず、一枚からなる仕切板によって構成するようにしてもよい。
この面状ヒーター41への通電によって昇温される物品保温収納部40内の温度は、過度に熱くならないようにすることが望ましく、例えば、70℃程度が上限となるようするとよい。
尚、面状ヒータ41としては、面状のPTC(正温度係数)ヒーターや、ステンレス或いはニッケルクロム等からなる箔状の材料をパターン形状に加工したヒータパターンの両面に伝熱層及び絶縁層等を積層して面状に形成したヒーターなど、薄板状またはシート状の形状とされたものが例示される。
または、上記のような面状ヒーター41に代えて、複数本の輻射ヒーターを並列させた発熱体とし、該発熱体をカウンター20の裏面20bに沿って接するように設けるような態様としてもよい。
このように、断熱材44を設けることで、物品保温収納部40を加温使用中に、コンロ30を加熱運転する際にも、コンロ機器本体34内に導入される冷却用空気への熱伝播を効果的に防止することができる。
尚、該断熱材44としては、樹脂発泡系材料や、無機材料、多孔質材料など特に限定するものではない。
また、底体42の裏面にも断熱材44を添設するようにしてもよく、または、本実施形態のように、物品保温収納部40の収納空間を底体42とケーシング43とによって形成するような態様に代えて、前方に開口する箱状ケーシングによって構成し、該箱状ケーシングの上面部以外の部位を断熱材44によって被覆するような態様としてもよい。
また、面状ヒーター41のON/OFFや温度設定等を操作するための操作部は、コンロ操作部33の一部に組み込むようにしてもよく、または独立した操作部を設けるようにしてもよい。また、加温ON時に点灯するランプ等を該操作部に設けるようにしてもよい。
さらに、コンロ30と連動させた作動態様としてもよい。例えば、当該物品保温収納部40の使用態様としては、コンロ30を使用して加熱調理した後に使用する態様が想定されるので、コンロ30の停止後に、数時間程度、面状ヒーター41を自動的に作動させるような態様としてもよい。或いは、タイマー設定が可能なようにしてもよい。
このように、本実施形態では、物品保温収納部40に物品Fを収納する際に、物品載置トレー4を引き出して収納させることができるので、利便性が良い。
また、本実施形態では、上記のように、発熱体としての面状ヒーター41を、カウンター20の裏面20bに沿って接するように設けた態様としているので、該面状ヒーター41をONにして発熱させることで、該面状ヒーター41が設けられた部位及びその近傍部位のカウンター20の上面20aが伝熱によって加温される。従って、該カウンター20の上面20a、すなわち、作業スペース27に、保温したい物品Fを載置して使用する態様としてもよい。また、このように、作業スペース27が伝熱によって温められることで、冬場等にも冷たさを感じることなく快適に作業することができる。
ここで、物品保温収納部40に対応する部分(作業スペース27)のカウンター20の厚みは、伝熱性を考慮して肉薄とすることが好適であり、例えば7mm〜13mm、強度と伝熱性を考慮して10mm前後の厚みが例示される。また、カウンター20の材質としては人造大理石等を用いることができるが、より伝熱性の高い材質とすることもでき、例えばステンレス製カウンターであれば、尚一層伝熱性が高まる。
このように薄肉かつ伝熱性が良好なカウンター20とすることで、物品保温収納部40の面状ヒーター41からの伝熱が効率的になされ、該カウンター20の上面20aの手前側に形成された作業スペース27の加温が効率的になされる。さらには、前記裏打ち材の厚み寸法を、面状ヒーター41が位置する部分のみ周囲よりも薄くし、カウンター20の上面20aへの伝熱性を高めてもよい。
また、当該物品保温収納部40は、物品Fの保温を目的として利用するほか、冷凍食材の解凍に利用したり、配膳前の食器類を予め加温するのに利用したりすることもできる。
また、当該厨房装置1によれば、コンロ30の手前側の作業スペース27において、コンロ30での加熱調理作業の流れの中で、食材や食器、調理道具の仮置きができ、その下方に、調理作業と一環となる物品保温収納部40を設けて、上下一体の連続作業がおこなえるので、コンロ30の周囲の調理作業効率が極めて良好なものとなる。
本例では、上記厨房装置1を、壁面Wの入隅部に設置した例を示しており、左方側の外側の側板11及び背板13がそれぞれの壁面Wに当接乃至は近接するように設置されている。
また、上記コンロ操作部33が、壁面Wから離れた右方側に位置するように設置しており、これにより、使用者がコンロ操作部33を操作する際に、壁面Wに接近せずに使用でき、操作性が良い。
また、図例では、厨房装置1として、コンロ30を備えたコンロ付調理台を示しているが、二点鎖線に示す方向(図では調理台の右方向)にカウンターを延長し他キャビネットのユニットを連設したりして、シンクを有する流し台を一体に備えたいわゆるシステムキッチンとしてもよい。
尚、当該厨房装置1は、設置スペースに応じて適宜状態で設置可能であり、図例のように、壁面Wの入隅部に設置する態様に代えて、居住空間との間に設置するような、いわゆるアイランド型、対面型の設置態様としてもよい。
さらに、図例では、左右に区画されたキャビネット10のうち、比較的横幅寸法の大きい左方側に物品保温収納部40を設けた態様を例示しているが、比較的横幅の小さい右方側に物品保温収納部40を設けるような態様としてもよい。または、これら左方側及び右方側を同程度の横幅寸法とし、いずれか一方に物品保温収納部40を設けるような態様としてもよい。
また、本実施形態では、コンロ30のトッププレート31に、3口の加熱部32を並列配置させたものを例示しているが、このような態様に限られず、例えば、加熱部32の数は1口や2口、或いは4口以上を有するものとしてもよく、また加熱部32の配置も並列配置する態様に限られず、三角形状や四角形状に配置するような態様としてもよい。
さらにまた、キャビネット10の引出の個数や形状も図例のものに限られず、どのようなものとしてもよい。例えば、各引出を設けた部位を、左右に区画したものとせず、幅方向に長尺の中段引出14、下段引出15によって構成するようにしてもよい。
また、キャビネット10の物品収納部を各引出14,15によって構成する態様に代えて、物品収納空間16に適宜、物品収納部を構成する棚板等を設け、その前方開口を開閉自在に閉塞する開閉扉を設けるような態様としてもよい。
図4は、第2実施形態に係る厨房装置を模式的に示し、図2に対応させた図である。
尚、第1実施形態との相違点について主に説明し、同様の構成については、同一符号を付し、その説明を省略或いは簡略に説明する。
本実施形態では、キャビネット10Aは、厨房装置1のキャビネット10の中段引出14及び扉体2に代えて、高さ方向に大きい扉体14Aaを有した中段引出14Aを有している。
すなわち、該中段引出14Aの扉体14Aaによってキャビネット10Aの上部領域に設けられた後記する物品保温収納部40Aの前方開口を開閉する態様としており、該扉体14Aaの上端には、第1実施形態と同様の取っ手14Abが設けられている。また、該扉体14Aaの上端部近傍の物品保温収納部40Aの前方開口に相当する部位には、該物品保温収納部40A内が視認できるように、透明のガラス等で構成されたのぞき窓14gが設けられている。このようにのぞき窓14gを設けることで、物品保温収納部40A内に収納した物品Fの出し忘れ等を防止することができる。尚、第1実施形態においてもこのようなのぞき窓を設けるようにしてもよい。
また、中段引出14Aの上方には、網カゴ等で構成された内引出140が設けられている。
また、本実施形態では、物品保温収納部40A内に収納した物品Fを加温するための加温手段として、面状ヒーター41に代えて、棒状輻射ヒーター41Aを設けた態様としている。
この棒状輻射ヒーター41Aとしては、シーズヒーターやハロゲンヒーター、赤外線ヒーター、遠赤外線セラミックヒーター等の輻射式の電気ヒーターが例示される。また、本実施形態では、該棒状輻射ヒーター41Aを、物品保温収納部40Aの天部、すなわち、ケーシング43内の手前側かつ上部側に設けた態様としている。このように、物品保温収納部40Aの天部に発熱体を設けることで、当該物品保温収納部40Aの収納空間を大きくすることができるとともに、加温効率が良好なものとなる。
また、本実施形態では、第1実施形態のように作業スペース27に対して積極的な伝熱がなされる態様とはしておらず、物品保温収納部40Aのケーシング43の上部に相当する部位にもカウンター20の裏打ち材26を設けた態様としている。
第2実施形態の物品保温収納部40Aによっても第1実施形態と同様、当該厨房装置1Aにおける当該装置内空間を有効に活用することができるとともに、調理作業時における利便性を向上させることができる。
尚、棒状輻射ヒーター41Aを、第1実施形態と同様、コンロ30と連動制御するようにしてもよい。
また、底体42に、ステンレスなどの熱伝導性の良好な金属材質で形成されたトレー等を載置するようにしてもよい。また、底体42を断熱材で形成するようにしたり、該底体42の裏面に断熱材を添設したりしてもよい。これによれば、当該物品保温収納部40Aの下方の保温部下断熱空間18への熱伝播を効果的に防止することができる。
このように、保温部下断熱空間18に、空気流通開口42a,7aを設けることで、該保温部下断熱空間18において空気が滞留せず、また、コンロ30のファン36が作動された際には、コンロ30の冷却用空気を、当該厨房装置1Aの下方の物品収納空間16から保温部下断熱空間18を介して、図示実線矢印のように、コンロ機器本体34内に取り込むことができる。
また、各実施形態では、物品保温収納部内に収納した物品を加温するための電気ヒーターの発熱体を、当該物品保温収納部の天部に設けた態様を例示しているが、側部や背面部等、他の部位に設けるようにしてもよい。
さらに、上記各実施形態では、物品保温収納部内に収納した物品を加温する加温手段として、電気ヒーターの発熱体を例示しているが、例えば、当該物品保温収納部内に温風を吹き込む温風ヒーター等としてもよい。
また、上記各実施形態に係る厨房装置1,1Aでは、保温部下断熱空間18及びコンロ下断熱空間19を設けた態様を例示しているが、特にキャビネットの物品収納空間において温度上昇を問題としない場合には、これらのうちのいずれか一方または両方を設けないような態様としてもよい。
7 前側仕切板(仕切板)
10 キャビネット(調理台)
16 物品収納空間
18 保温部下断熱空間(断熱空間)
20 カウンター(調理台天板)
20a カウンターの上面
20b カウンターの裏面
27 作業スペース
30 コンロ
34 コンロ機器本体
40,40A 物品保温収納部
41 面状ヒーター(発熱体、加温手段)
41A 棒状輻射ヒーター(発熱体、加温手段)
F 物品
Claims (5)
- 調理台天板の上面手前側に作業スペースを形成するようにして、該調理台天板にコンロを奥方へ後退させた位置に配設し、前記作業スペースの直下で前記コンロの機器本体の手前側空間に、調理台の前方側から物品の出納が可能とされた物品保温収納部と、該物品保温収納部内に収納した物品を加温するための加温手段とを設けたことを特徴とする厨房装置。
- 請求項1において、
前記加温手段は、前記物品保温収納部の天部に設けた電気ヒーターの発熱体によって構成されていることを特徴とする厨房装置。 - 請求項2において、
前記電気ヒーターの発熱体は、前記調理台天板の裏面に沿って接するように設けられていることを特徴とする厨房装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1項において、
前記加温手段の発熱体が面状ヒーターであることを特徴とする厨房装置。 - 請求項1乃至4のいずれか1項において、
前記物品保温収納部の下方に仕切板を設けて、前記物品保温収納部とその下方の物品収納空間との間に断熱空間を形成したことを特徴とする厨房装置。
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