JP2010252052A - 撮影装置、撮影方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明は、画像を撮影する撮影手段と、前記撮影手段により撮影される画像から特徴部分を検出する特徴検出手段と、前記撮影手段により撮影される画像のズーム倍率を制御するズーム制御手段と、前記特徴検出手段により特徴部分が検出されたときの前記ズーム制御手段によるズーム制御の状態に応じて、前記特徴部分に対するズーム情報を登録する登録手段と、前記特徴検出手段により複数の特徴部分が検出された場合、前記登録手段により登録されたズーム情報に基づいて、前記複数の特徴部分のうち優先する特徴部分を決定する優先決定手段とを有することを特徴とする。
【選択図】図2
Description
また、特許文献2では、撮影画像に対する複数の測距部分から、中央部分を優先してフォーカスを制御するスチルカメラが提案されている。
また、特許文献3では、複数のカメラを用いて、ユーザが入力装置によって指定した人物を主たる被写体とするシステムが提案されている。
また、特許文献2に提案されているスチルカメラでは、撮影対象の人物の後で通行人等が撮影範囲の中央を通り過ぎた場合には、所望しない他の人物が優先される問題があった。
また、特許文献3に提案されている主たる被写体を指定できるシステムでは、主たる被写体を指定するための入力装置が必要であった。また、ユーザが主たる被写体の選択のため繁雑な操作を行う必要があるといった問題があった。
本発明の撮影方法は、画像を撮影する撮影ステップと、前記撮影ステップにより撮影される画像から特徴部分を検出する特徴検出ステップと、前記撮影ステップにより撮影される画像のズーム倍率を制御するズーム制御ステップと、前記特徴検出ステップにより特徴部分が検出されたときの前記ズーム制御ステップによるズーム制御の状態に応じて、前記特徴部分に対するズーム情報を登録する登録ステップと、前記特徴検出ステップにより複数の特徴部分が検出された場合、前記登録ステップにより登録されたズーム情報に基づいて、前記複数の特徴部分のうち優先する特徴部分を決定する優先決定ステップとを有することを特徴とする。
本発明は、画像を撮影する撮影ステップと、前記撮影ステップにより撮影される画像から特徴部分を検出する特徴検出ステップと、前記撮影ステップにより撮影される画像のズーム倍率を制御するズーム制御ステップと、前記特徴検出ステップにより特徴部分が検出されたときの前記ズーム制御ステップによるズーム制御の状態に応じて、前記特徴部分に対するズーム情報を登録する登録ステップと、前記特徴検出ステップにより複数の特徴部分が検出された場合、前記登録ステップにより登録されたズーム情報に基づいて、前記複数の特徴部分のうち優先する特徴部分を決定する優先決定ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係る撮影装置の構成を示す図である。本実施形態では、撮影装置として、ディスク型の記録媒体に動画像を記録するデジタルビデオカメラ(以下、ビデオカメラという)を例にして説明する。
まず、ビデオカメラ100の構成について説明する。
ビデオカメラ100は、CPU101、RAM102、ROM103、操作部104及び内部バス105の制御系ブロックを含んで構成されている。CPU101は、内部バス105により、RAM102、ROM103及びその他の各ブロックに接続されている。また、CPU101はROM103に格納されたプログラムに基づいて各ブロックの制御を行う。CPU101は、動作時の一時的なデータの格納場所としてRAM102を用いる。また、CPU101に接続された操作部104は、ユーザによる各種の操作レバーやボタン等の入力をCPU101に伝える。CPU101は、操作部104を介したユーザの指示に応じ、各種処理を行うことができる。
フォーカス評価部123及び露出評価部124は、画像処理部121から取得した画像信号に含まれる複数の領域に対して、フォーカス及び露出の状態をそれぞれ評価する。特徴検出部125は、バッファメモリ122から読み出した画像信号から、画像に含まれる特徴部分の数とそれらの大きさ、位置を検出する。ここで、本実施形態での特徴部分とは、人物の顔部分である。特徴検出部125はバッファメモリ122から読み出したフレームの画像信号から特徴部分の検出を終えると、すぐに別のフレームの画像信号を読み出して特徴部分の検出を行う。これを繰り返すことにより、動画像に含まれる特徴部分を時間的に連続して検出することができる。そして、前後のフレーム間でその位置や大きさが近い値を持つ特徴部分を同一被写体における特徴部分と判断することによって、同一被写体を追跡することができる。そして、特徴検出部125は、特徴部分を検出する度に被写体リストとして検出した特徴部分の大きさや位置をRAM102に格納する。また、特徴検出部125は、そのときのズーム処理の状態に応じて、被写体リストにズーム情報を登録する。
ここで、被写体リストとは、被写体の特徴部分の情報が記憶された登録情報であり、RAM102等に格納されている。被写体リストには、図3に示すように、複数の被写体の特徴部分の位置(水平位置x,垂直位置y)と、特徴部分の幅wと、ズーム情報Zoとが登録される。なお、本実施形態の特徴検出部125は、特徴部分を含む正方形の幅wを、特徴部分の大きさとして検出する。この特徴部分の位置と幅の情報は、ズーム倍率が広角端(ワイド端)にあるときの座標に換算されて登録される。ズーム倍率をあげた状態で撮影された画像信号の画角は、ズーム倍率が広角端であるときの画角の中央の一部を切り取ったものに相当する。そこで、ズーム倍率の設定値から、撮影された画像信号の画角が、ズーム倍率が広角端であるときの中央何割の画角に相当するかを演算すれば、検出された特徴部分の位置と幅の情報を、ズーム倍率が広角端にあるときの座標に換算して登録することができる。ズーム倍率の設定値は、操作部104に含まれるズームレバーの操作量から求めた値でも、センサで検出した変倍レンズ110の位置から求めた値でもかまわない。また、本実施形態でのズーム情報Zoとは、特徴検出部125が検出する特徴部分が1つになるまでズーム倍率を上げられた(ズームインされた)被写体であるか否かを示す情報である。特徴部分が1つになるまでズームインされた被写体には、図3の登録番号1のズーム情報Zoに示すように、ズーム情報に1が登録される。一方、特徴部分が1つになるまでズームインされていない被写体には、図3の登録番号2のズーム情報Zoに示すように、ズーム情報に0が登録される。なお、特徴部分が1つになるまでズームインされていない被写体には、被写体リストのズーム情報に何も登録しないようにしてもよい。
次に、ステップS202では、CPU101は、あるフレームの画像信号から検出されたN個の特徴部分のうち、被写体リストと照合していない特徴部分が残っているか否かを判定する。照合していない特徴部分がある場合、ステップS203に処理を進める。ステップS203において、CPU101は、n番目の特徴部分の情報、具体的には特徴部分の大きさと位置を取得する。(ここで1≦n≦Nであり、nは初期値として1が設定され、ステップS202に戻るたびにカウントアップされる)。
ステップS205では、CPU101は、該当する要素の大きさと位置を、新たに取得した特徴部分の大きさと位置になるように、被写体リストを更新する。
ステップS206では、CPU101は、新たな要素として、取得した特徴部分の大きさと位置を被写体リストに登録する。
ステップS208では、CPU101は、特徴検出部125を制御して、該当する要素における被写体リストのズーム情報に1を登録する。
ステップS209では、CPU101は、一定時間内に同じ又は近い要素が新たに検出され、その要素が更新された特徴部分については、その新たに検出された要素をリストに記憶させる。反対に、一定時間更新されなかった要素については、被写体リストから削除し、そのズーム情報を0にクリアして、処理を終了する。
CPU101は、被写体リストの中からズーム情報が1の被写体を優先すべき被写体として判断し、ズーム情報が1の被写体がない場合は、複数の被写体の位置及び大きさから優先すべき被写体を判断する。なお、CPU101は、優先決定手段の一例に対応する。
図4に示す出力画像400は、ユーザによる操作部104のレバー操作によって、CPU101がレンズドライバ113又は画像処理部121を制御しズームインを行っているときに、LCD143又は外部出力装置151に表示された画像である。出力画像400には、ユーザが撮影しようとしている人物410と、他の人物420とが写っている。
ここで、特徴検出部125は、出力画像400に基づいて、人物410、420の顔部分を特徴部分として、その大きさと位置を検出する。この処理は、上述した図2に示すフローチャートのステップS203に対応する。
次に、CPU101は、検出されている特徴部分が上述したズーム情報の判定条件に合致するかを判定する。この処理は、図2に示すステップS207に対応する。より具体的に説明すると、図4に示す出力画像400では、ズームインという条件を満たすものの、特徴検出部125によって検出された特徴部分が1つという条件を満たさない。したがって、CPU101は、特徴検出部125を制御して、被写体リストのズーム情報を0のままにする。この処理は、ステップS207をNOに進む場合に対応する。
また、CPU101は、描画処理部140を制御して、優先すべき被写体と判断した人物420の顔部分に対して実線で検出枠421を描画し、他の被写体である人物410の顔部分に対して破線で検出枠411を描画し、画像信号に重畳して出力する。
まず、図7において、横軸は被写体の特徴部分の位置(x,y)と画像の中心(X0,Y0)との距離dを示し、縦軸は点数pを示している。ここでの被写体の特徴部分の位置(x,y)と画像の中心(X0,Y0)との距離dは、ズーム倍率が広角端にあるときの座標に換算する必要はない。図7に示す対応線700によれば、特徴部分の位置が画像の中心に近いほど点数は高く、画像の中心から最も遠い距離Dmaxに近づくと急峻に点数が低くなり0に至る。ここで、図4を参照して具体的に説明すると、図4に示した人物410の顔画像と画像の中心との距離をD1とすると、CPU101は、図7に示す対応線700から点数Pd1を取得する。一方、図4に示す人物420の顔画像と画像の中心との距離をD2とすると、CPU101は、図7に示す対応線700から点数Pd2を取得する。
図5に示す出力画像500は、撮影したい人物410に対して、ユーザによって画角が少し横に移動され、かつ、ユーザによる操作部104のレバー操作によってズームインを行ったときに、LCD143又は外部出力装置151に表示された画像である。出力画像500には、人物410が拡大されて表示されていると共に、人物420が撮影範囲から外れて(フレームアウトして)表示されている。
ここで、特徴検出部125は、出力画像500に基づいて、人物410の顔部分を特徴部として、その大きさと位置を検出する。この処理は、上述した図2に示すフローチャートのステップS203に対応する。
次に、CPU101は、検出されている特徴部分が上述したズーム情報の判定条件に合致するかを判定する。この処理は、図2に示すステップS207に対応する。より具体的に説明すると、図5に示す出力画像500では、ズームインが行われ、かつ特徴検出部125によって検出された特徴部分が1つという条件を満たす。したがって、CPU101は、特徴検出部125を制御して、被写体リストにおける人物410に対応する要素のズーム情報に1を登録する。この処理は、ステップS208の処理に対応する。
また、CPU101は、描画処理部140を制御して、人物410の顔部分に対して実線で検出枠511を描画し、画像信号に重畳して出力する。
図6に示す出力画像600は、ユーザによる操作部104のレバー操作によって、ズームアウトを行われ、かつ、ユーザによって画角が元に位置に移動されたときに、LCD143又は外部出力装置151に表示された画像の一例である。出力画像600には、人物420が再び撮影範囲に含まれるように(フレームイン)表示されている。
ここで、特徴検出部125は、出力画像600に基づいて、人物410の特徴部分に加え新たに人物420の特徴部分の大きさと位置を検出する。この処理は、上述した図2に示すフローチャートのステップS203に対応する。
次に、CPU101は、検出されている特徴部分が上述したズーム情報の判定条件に合致するかを判定する。この処理は、図2に示すステップS207に対応する。より具体的に説明すると、図6に示す出力画像600では、ズームインでなくズームアウトが行われ、特徴検出部125によって検出された特徴部分が1つではないためズーム情報の判定条件に合致しない。すなわち、CPU101は、特徴検出部125を制御して、被写体リストのズーム情報において、ズームインが行われたときに1人だけ特徴部分が検出された人物410に対応する要素のズーム情報を1のままにし、人物420に対応する要素のズーム情報を0にする。
CPU101は、優先すべき被写体である人物410の顔部分に対するフォーカス、露出の評価結果に基づいて、フォーカスと露出の調整を行う。
また、CPU101は、描画処理部140を制御して、優先すべき被写体と判断した人物410の顔部分に対して実線で検出枠611を描画し、他の被写体である人物420の顔部分に対して破線で検出枠621を描画し、画像信号に重畳して出力する。
次に、第2の実施形態に係るビデオカメラについて説明する。第2の実施形態のビデオカメラは、第1の実施形態のビデオカメラに比べて、ズーム情報の判定条件と優先すべき被写体を判断する方法が異なる。本実施形態の判定条件とは、特徴検出部125が検出する特徴部分の数によらず、被写体に対してズームインされていることを条件とする。したがって、全ての被写体に対して、ズームインされたものか(=1)、否か(=0)のズーム情報が被写体リストに登録される。また、本実施形態では、優先すべき被写体をズーム情報、特徴部分の位置及び大きさを総合的に考慮して判断する。なお、本実施形態のビデオカメラの構成や被写体リストを更新する処理動作は、第1の実施形態と同様である。
図9に示す出力画像900は、LCD143又は外部出力装置151に表示された画像である。出力画像900には、ユーザが撮影しようとしている人物910と、他の人物920、人物930とが写っている。このとき、撮影開始時からズーム処理は一度も行われていないものとする。
ここで、特徴検出部125は、出力画像900に基づいて、人物910、920、930の顔部分を特徴部分として、その大きさと位置を検出する。この処理は、上述した図2に示すフローチャートのステップS203に対応する。
次に、CPU101は、人物910、920、930のズーム情報、位置及び大きさに基づいて、後述する所定の評価基準から判断して、優先すべき被写体を決定する。ここでは、ユーザが撮影したい人物910と異なる人物920が優先すべき被写体として決定されたものとする。
また、CPU101は、描画処理部140を制御して、優先すべき被写体とした人物920の顔部分に対して実線で検出枠921を描画し、他の被写体である人物910、930の顔部分に対して破線で検出枠911、931を描画し、画像信号に重畳して出力する。
まず、図13において、横軸は被写体の特徴部分の位置(x,y)と画像の中心(X0,Y0)との距離dを示し、縦軸は点数pを示している。図13に示す対応線1300によれば、特徴部分の位置が画像の中心に近いほど点数は高く、画像の中心から最も遠い距離Dmaxに近づくと急峻に点数が低くなり0に至る。ここで、図9を参照して具体的に説明すると、図9に示した人物910の顔画像と画像の中心との距離をD1とすると、CPU101は、図13に示す対応線1300から点数Pd1を取得する。また、図9に示す人物920の顔画像と画像の中心との距離をD2とすると、CPU101は、図13に示す対応線1300から点数Pd2を取得する。また、図9に示す人物930の顔画像と画像の中心との距離をD3とすると、CPU101は、図13に示す対応線1300から点数Pd3を取得する。ここで、CPU101は、第1の評価値取得手段の一例に対応する。
そして、CPU101は、各人物の特徴部分の位置、大きさ及びズーム情報における合計点数を算出し、最も合計点数が高い人物を優先すべき被写体として決定する。ここで、CPU101は、優先決定手段の一例に対応する。
具体的に、図9に示す人物910、920、930の場合、ズーム情報はそれぞれ0であるため、CPU101は、人物910の合計点数Pd1+Pw1と、人物920の合計点数Pd2+Pw2と、人物930の合計点数Pd3+Pw3とを比較する。その結果、CPU101は、合計点数が最も高い人物920を優先すべき被写体と判断する。
図10は、図9に示す出力画像から撮影したい人物910に対してユーザによる操作部104のレバー操作によってズームインを行ったときに、LCD143又は外部出力装置151に表示された画像の一例である。出力画像1000には、人物910、人物930が拡大されて表示されていると共に、人物920がフレームアウトされている。
次に、CPU101は、検出されている特徴部分がズーム情報の判定条件に合致するかを判定する。この処理は、図2に示すステップS207に対応する。本実施形態のズーム情報の判定条件とは、ズームインが行われているという条件である。ここでは、ズームインが行われているため、CPU101は、特徴検出部125を制御して、被写体リストにおける人物910、930に対応する要素のズーム情報に1を登録する。この処理は、ステップS208の処理に対応する。
CPU101は、優先すべき被写体である人物919の顔部分に対するフォーカス、露出の評価結果に基づいて、フォーカスと露出の調整を行う。
また、CPU101は、描画処理部140を制御して、優先すべき被写体と判断した人物910の顔部分に対して実線で検出枠1011を描画し、他の被写体である人物930の顔部分に対して破線で検出枠1031を描画し、画像信号に重畳して出力する。
図11に示す出力画像1100は、ユーザによる操作部104のレバー操作によって、ズームアウトを行ったときに、LCD143又は外部出力装置151に表示された画像の一例である。出力画像1100には、人物920が再びフレームインしている。なお、各人物の画像内における特徴部分の位置、大きさは図9の出力画像900と同じものとする。
ここで、特徴検出部125は、出力画像1100に基づいて、人物910、930の特徴部分に加えて、新たに人物920の特徴部分の大きさと位置を検出する。この処理は、上述した図2に示すフローチャートのステップS203に対応する。
次に、CPU101は、検出されている特徴部分がズーム情報の判定条件に合致するかを判定する。ここでは、ズーム処理として、ズームインでなくズームアウトが行われたので、CPU101は、被写体リストにおける各人物に対応する要素のズーム情報を変更しない。
CPU101は、描画処理部140を制御して、優先すべき被写体とした人物910の顔部分に対して実線で検出枠1111を描画し、他の被写体である人物920、930の顔部分に対して破線で検出枠1121、1131を描画し、画像信号に重畳して出力する。
図12は、LCD143又は外部出力装置151に表示された画像の一例である。図11から図12に示す出力画像1200に遷移する間、ズーム処理は行われていないものとする。また、出力画像1200は、人物920がビデオカメラ(ユーザ)に向かって手前方向に移動したために、より中心に近い位置で大きく写っている。なお、ユーザは、人物910に代わって、人物920を主たる被写体として撮ろうとしており、人物920が画像中心に大きく入ってきても、そのままの位置で撮影し続けているものとする。
次に、CPU101は、検出されている特徴部分がズーム情報の判定条件に合致するかを判定する。ここでは、ズーム処理が行われていないので、CPU101は、被写体リストにおける各人物に対応する要素のズーム情報を変更しない。
CPU101は、描画処理部140を制御して、優先すべき被写体と判断した人物920の顔部分に対して実線で検出枠1211を描画し、他の被写体である人物910、930の顔部分に対して破線で検出枠1211、1231を描画し、画像信号に重畳して出力する。
101 CPU
114 CCD
121 画像処理部
123 フォーカス評価部
124 露出評価部
125 特徴検出部
140 描画処理部
Claims (8)
- 画像を撮影する撮影手段と、
前記撮影手段により撮影される画像から特徴部分を検出する特徴検出手段と、
前記撮影手段により撮影される画像のズーム倍率を制御するズーム制御手段と、
前記特徴検出手段により特徴部分が検出されたときの前記ズーム制御手段によるズーム制御の状態に応じて、前記特徴部分に対するズーム情報を登録する登録手段と、
前記特徴検出手段により複数の特徴部分が検出された場合、前記登録手段により登録されたズーム情報に基づいて、前記複数の特徴部分のうち優先する特徴部分を決定する優先決定手段とを有することを特徴とする撮影装置。 - 前記登録手段は、前記ズーム制御手段により画像のズーム倍率が上げられた場合、特徴部分に対するズーム情報を登録することを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
- 前記登録手段は、前記特徴検出手段により1つのみの特徴部分が検出された場合、特徴部分に対するズーム情報を登録することを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
- 前記優先決定手段は、前記複数の特徴部分のうち優先する特徴部分を決定する場合、特徴部分の大きさ及び前記撮影手段により撮影された画像の中心から特徴部分までの距離の少なくとも何れか1つとズーム情報とに基づいて、前記複数の特徴部分のうち優先する特徴部分を決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮影装置。
- 前記撮影手段により撮影された画像の中心から特徴部分までの距離に応じた評価値を取得する第1の評価値取得手段と、
前記特徴部分の大きさに応じた評価値を取得する第2の評価値取得手段と、
前記ズーム情報に応じた評価値を取得する第3の評価値取得手段とを更に有し、
前記優先決定手段は、前記第1の評価値取得手段、前記第2の評価値取得手段及び前記第3の評価値取得手段により算出された評価値に基づいて、前記複数の特徴部分のうち優先する特徴部分を決定する請求項4に記載の撮影装置。 - 前記優先決定手段により決定された特徴部分に対してフォーカス及び露出の調整を行う調整手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の撮影装置。
- 画像を撮影する撮影ステップと、
前記撮影ステップにより撮影される画像から特徴部分を検出する特徴検出ステップと、
前記撮影ステップにより撮影される画像のズーム倍率を制御するズーム制御ステップと、
前記特徴検出ステップにより特徴部分が検出されたときの前記ズーム制御ステップによるズーム制御の状態に応じて、前記特徴部分に対するズーム情報を登録する登録ステップと、
前記特徴検出ステップにより複数の特徴部分が検出された場合、前記登録ステップにより登録されたズーム情報に基づいて、前記複数の特徴部分のうち優先する特徴部分を決定する優先決定ステップとを有することを特徴とする撮影方法。 - 画像を撮影する撮影ステップと、
前記撮影ステップにより撮影される画像から特徴部分を検出する特徴検出ステップと、
前記撮影ステップにより撮影される画像のズーム倍率を制御するズーム制御ステップと、
前記特徴検出ステップにより特徴部分が検出されたときの前記ズーム制御ステップによるズーム制御の状態に応じて、前記特徴部分に対するズーム情報を登録する登録ステップと、
前記特徴検出ステップにより複数の特徴部分が検出された場合、前記登録ステップにより登録されたズーム情報に基づいて、前記複数の特徴部分のうち優先する特徴部分を決定する優先決定ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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