JP2010251664A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基板SB上に、第1方向に沿う少なくとも1つの寸法を示す形状Tnが形成される。基板SB上に被加工膜32が堆積される。少なくとも1つの寸法を測定することによって、少なくとも1つの測定値が得られる。少なくとも1つの測定値に基づいて加工ピッチPDUが算出される。加工ピッチPDUで被加工膜32が加工される。
【選択図】図3
Description
基板上に、第1方向に沿う少なくとも1つの寸法を示す形状が形成される。基板上に被加工膜が堆積される。少なくとも1つの寸法を測定することによって、少なくとも1つの測定値が得られる。少なくとも1つの測定値に基づいて加工ピッチが算出される。加工ピッチで被加工膜が加工される。
(実施の形態1)
図1を参照して、基板SB上の膜31に、複数の溝Tn(形状)として溝T0〜T9がレーザスクライブによって形成される。複数の溝Tnは、第1方向(図1の横方向)に沿うピッチPDTで配列され、かつ第1の方向と直交する第2方向(図1の縦方向)に延びるように形成される。これにより複数の溝Tnの形状は、溝T0から溝T1〜T9のそれぞれまでの第1方向に沿う寸法DT1〜DT9を有する。また複数の溝Tnの形状の一部である溝T0の形状は、第2方向に沿って延びることで、第2方向を示すアライメントマークATとしての機能を有する。
そして加工ピッチPDUは、たとえば以下の式(2)によって算出される。
次に複数の溝Unとして溝U0〜U9がレーザスクライブによって形成される。複数の溝Unは、第1方向(図3の横方向)に沿う加工ピッチPDUで配列され、かつ第2方向(図3の縦方向)に延びるよう形成される。また溝U0は、溝T0に対して第1方向に寸法STだけずさらされて形成される。
図20を参照して、図中上段において、長さL0を有する理想的な基板SBiが示されている。点AおよびCは基板SBi上の長さ方向における両端位置に対応し、点Bは基板SBi上の長さ方向における中点に対応している。たとえば基板SBiに膜応力が加わることで、基板SBiは、反りを有する基板SBbに変化する。この結果、点Aを含み、かつ長さL0方向に直交する線BLを基準線とすると、点BおよびCのそれぞれの第1方向(図中横方向)の位置が寸法EB1およびEC1だけずれてしまう。また、基板SBbの厚さ方向における点Bの位置が、寸法WB1だけずれてしまう。
また本実施の形態によれば、加工ピッチPDUの調整が複数の溝Tnの形状を用いて行なわれる。よって複数の溝Tnを有する半導体装置の製造方法において、加工ピッチPDUの調整のための専用のマークを形成することなしに加工ピッチPDUの調整を行なうことができる。
図4を参照して、基板SB上の膜31に、複数の溝Tnがレーザスクライブによって形成される。複数の溝Tnは、第1方向(図4の横方向)に沿うピッチPDTで配列され、かつ第1の方向と直交する第2方向(図4の縦方向)に延びるように形成される。
式(2)および(3)により、加工ピッチPDUは、たとえば以下の式(4)によって算出される。
すなわち、基板SBに変形がない場合は傾きaがゼロとなることでPDU=PDTとなる。また熱膨張によって傾きaが正の値をとると、PDU>PDTとなり、基板の反りによって傾きaが負の値をとるとPDU<PDTとなる。
また伸縮度Eが算出される際、複数の測定値である距離X3〜X9のそれぞれに基づくずれ量S3〜S9(図6)に対する1次近似が用いられる。これにより、伸縮度Eを精度よく算出することができる。
主に図8を参照して、複数の溝Tnが実施の形態1(図1)と同様にレーザスクライブによって形成される。さらに同様の形成方法によって、複数のピッチマークMnとしてのピッチマークM0〜M4と、方向マークMAとが形成される。
なお、上記以外の構成については、上述した実施の形態1の構成とほぼ同じであるため、同一または対応する要素について同一の符号を付し、その説明を繰り返さない。
主に図9を参照して、ガラス板が切断されることで、基板SBが形成される。この切断によって基板SBの外縁に直線部が形成される。この直線部は第2方向(図9の縦方向)に延びることで、第2方向を示すアライメントマークASとしての機能を有する。
なお、上記以外の構成については、上述した実施の形態3の構成とほぼ同じであるため、同一または対応する要素について同一の符号を付し、その説明を繰り返さない。
上記の実施の形態1〜4において説明した膜除去方法は、本実施の形態の半導体装置としての光電変換装置の製造方法に適用することができる。
図10および図11(A)、(B)を参照して、本実施の形態の半導体装置としての光電変換装置である薄膜太陽電池1は、透明基板2と、透明電極膜3と、半導体光電変換膜4と、裏面電極膜5と、電極10とを有する。透明基板2上には、透明電極膜3、半導体光電変換膜4および裏面電極膜5がこの順序で積層されている。
図12(A)および(B)を参照して、透明電極膜3が形成された透明基板2が準備される。透明基板2は、たとえば長辺1.4mおよび短辺1mの長方形の形状を有する大型のガラス基板である。また透明電極膜3の材料は、たとえば、SnO2(酸化スズ)、ITO(Indium Tin Oxide)またはZnO(酸化亜鉛)である。
本実施の形態によれば、透明基板2の熱膨張や反りに応じて、コンタクトライン7の加工ピッチが調整される。これにより半導体光電変換膜4にコンタクトライン7を形成する際の加工位置ずれを抑制することができる。
図23を参照して、基板SB上の膜31に、複数の溝Tn(形状)として溝T0〜T2がレーザスクライブによって形成される。複数の溝Tnは、第1方向(図23の横方向)に一定ピッチで配列され、かつ第1の方向と直交する第2方向(図23の縦方向)に延びるように形成される。複数の溝Tnの形状の一部である溝T0の形状は、第2方向に沿って延びることで、第2方向を示すアライメントマークとしての機能を有する。
なお上記のθc≒tanθcの近似は、間隔Mに対してSb−Saが十分に小さい場合に成立する。たとえばM=700mm、Sb−Sa=数十μmの場合、この近似は十分成立する。
Claims (10)
- 基板上に、第1方向に沿う少なくとも1つの寸法を示す形状を形成する工程と、
前記基板上に被加工膜を堆積する工程と、
前記少なくとも1つの寸法を測定することによって、少なくとも1つの測定値を得る工程と、
前記少なくとも1つの測定値に基づいて加工ピッチを算出する工程と、
前記加工ピッチで前記被加工膜を加工する工程とを備えた、半導体装置の製造方法。 - 前記形状は、前記第1方向と直交する第2方向を示す部分を含む、請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記加工ピッチを算出する工程は、前記少なくとも1つの測定値に基づいて、前記基板の前記第1方向における伸縮の程度を表す伸縮度を算出する工程を含む、請求項1または2に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記少なくとも1つの寸法は複数の寸法であり、かつ前記少なくとも1つの測定値は複数の測定値であり、
前記伸縮度を算出する工程は、前記複数の測定値のそれぞれに基づく数値に対する1次近似を用いて行なわれる、請求項3に記載の半導体装置の製造方法。 - 前記形状を形成する工程は、前記基板を加工する工程を含む、請求項1〜4のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
- 前記基板は透明基板である、請求項1〜5のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
- 前記半導体装置は、前記基板上に形成された透明電極膜と、前記透明電極膜上に設けられた半導体膜と、前記半導体層上に設けられた裏面電極膜とを含む光電変換装置であって、
前記被加工膜は、前記半導体膜および前記裏面電極膜のいずれかである、請求項6に記載の半導体装置の製造方法。 - 前記形状を形成する工程は、前記透明電極膜を加工する工程を含む、請求項7に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記被加工膜は前記裏面電極膜であって、
前記形状を形成する工程は、前記半導体膜を加工する工程を含む、請求項7に記載の半導体装置の製造方法。 - 前記形状は、前記第1方向に互いに間隔を空け、かつ前記第1方向と直交する方向に沿って延びる複数の溝である、請求項7〜9のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
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WO2012036279A1 (ja) | 2010-09-17 | 2012-03-22 | クラリオン株式会社 | 車載情報システム、車載装置、情報端末 |
JP2014003130A (ja) * | 2012-06-18 | 2014-01-09 | Honda Motor Co Ltd | 薄膜太陽電池の製造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006041322A (ja) * | 2004-07-29 | 2006-02-09 | Kaneka Corp | 光電変換装置の製造方法 |
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2009
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