JP2010250793A - 料理食材の仕入れと在庫管理を支援する料理支援システム、プログラム、記録媒体、および方法 - Google Patents

料理食材の仕入れと在庫管理を支援する料理支援システム、プログラム、記録媒体、および方法 Download PDF

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Abstract

【課題】利用者が行う必要食材に対する実物食材の仕入れと在庫管理を支援するにあたって、入力作業を減らし、利用者の負担が少ない仕入れと在庫管理を支援する機能を実現する。また、料理食材に適した管理方法を提供することで、料理支援システムが管理する在庫情報と仕入れた食材との間に発生する相違を解消する。さらに、管理期間型仕入スタイルと毎日型仕入スタイルにおける必要食材の仕入れと在庫管理を支援する機能を提供する。
【解決手段】必要食材情報を記憶する必要食材情報記憶手段と、必要食材情報を仕入日時登録用情報として編集する仕入日時登録用情報編集手段と、仕入日時を必要食材情報に関連付けて記憶する仕入日時登録手段と、仕入グループと仕入日時毎に識別可能な情報である仕入用情報を編集する仕入用情報編集手段と、在庫存在期間を確認するための仕入グループと仕入日時毎に集約された情報を編集する在庫管理用情報編集手段と、を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、料理食材の仕入れと在庫管理を支援する料理支援システム、プログラム、記録媒体、および方法に関する。
ニンテンドーDS(商標)の「しゃべるDSお料理ナビ料理」(商品名)がヒットする等、料理支援ソフトウェア(システム)のニーズは高いと言える。しかし、このソフトウェアには、残念ながら献立計画を管理する機能や料理に必要な食材(以下「必要食材」とする)に対して実際に仕入れる実物の食材(以下、必要食材に対して実物の食材を「実物食材」とする)の仕入れや在庫管理を支援する機能はない。
パソコンのソフトウェアも存在しており、献立計画を作成する機能や、買い物リストを表示することで仕入れを支援する機能や、実際に仕入れた実物食材に関する情報を利用者に入力させ、消費期限等を管理する在庫管理機能を有しているものもある。しかし、在庫を管理するためには、利用者が実際に仕入れた実物食材に関する情報を別途入力する必要があり、また、使用終了後にも使用済みの入力をする必要があり、利用者にとって大きな負担となる。
また、工業製品等の材料の仕入れや在庫管理を支援するためのシステムも存在しているが、本発明システムが管理対象としている料理食材は、工業製品等の材料と異なり、類似する他の食材で代替することも少なくない。例えば、豚ヒレ肉の代わりに豚ロース肉を使用する場合である。このとき、それぞれの食材が別々に管理されていると、代替使用した場合に、別の食材の在庫を使用したものとして処理されてしまう。これにより、実物食材が使用されると、料理支援システムが管理する在庫情報と実際に仕入れた実物食材との間に相違(または、利用者が感じる違和感)が発生してしまうという問題点がある。
また、食材の仕入スタイルには、日々こまめに買い物に行き、新鮮な食材を仕入れる(調達する、購入する)仕入スタイル(以下「毎日型仕入スタイル」とする)や、例えば、土曜日の昼食から次の土曜日の朝食までの1週間といった具合に管理期間を設定し、管理期間中の調理に使用される必要食材の内、管理期間の最初の日時である土曜日の昼食前に、例えば主に消費期限(または賞味期限)内に使用される(消費可能な)必要食材分(に対応する実物の食材)を中心にまとめて仕入れ(まとめ買いし、まとめて調達し)、残りの必要食材(例えば消費期限内に使用されない(消費できない)必要食材)分(に対応する実物の食材)を後日近所のスーパーでこまめに仕入れる(調達する、購入する)という仕入スタイル(以下「管理期間型仕入スタイル」とする)などが考えられる。特に管理期間型の仕入スタイルは、インターネット通信販売によって食材を仕入れるような場合とも相性が良い。なぜなら、インターネット通信販売によって食材を仕入れる場合には、送料が必要であるために、毎日仕入れることは非経済的であるからである。しかしながら、これらのような仕入スタイルを支援する機能を有した料理支援ソフトウェアは、現時点では存在していない。
ここで、管理期間型仕入スタイルについて補足しておくと、必ずしも管理期間の最初の日時に食材をまとめて仕入れる必要はなく、最初の日時に近い日時に安売り日等があれば、最初の日時には、安売り日までの分だけを仕入れておき、安売り日に食材をまとめて仕入れるような例外があっても良い。
上記を鑑みて、本発明は、利用者が行う必要食材に対する実物食材の仕入れと在庫管理を支援するにあたって、入力作業を減らすことで利用者の負担が軽減された、仕入れと在庫管理を支援する機能を実現することを目的とする。またその際に、管理対象である料理食材に適した管理方法を提供することで、実物食材が使用されることにより、料理支援システムが管理する在庫情報と仕入れた実物食材との間に発生する相違(または、利用者が感じる違和感)を解消する。さらに、管理期間型仕入スタイルと毎日型仕入スタイルにおける必要食材の仕入れと在庫管理を支援する機能を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための手段として、本発明は以下の特徴を有する。
本発明の第1の態様は、「献立計画管理支援機能と食材仕入支援機能と在庫管理支援機能を提供する料理支援システムであって、
データ処理のためのコンピュータプロセッサ手段と、記録媒体と、前記記録媒体へデータを記録するための記録手段と、処理結果を出力するための表現手段と、情報を該料理支援システムへ入力するための入力手段と、を備え、
献立計画情報として、少なくとも、調理日時と、代替可能性のある類似する1つ以上の食材の集合を基礎とする食材の集合である仕入グループと、を関連付けられた、料理に必要な食材の情報である必要食材情報を前記記録媒体上に記憶する必要食材情報記憶手段と、
前記コンピュータプロセッサ手段を用いて、前記必要食材情報記憶手段に基づいて、前記必要食材情報を、利用者が仕入日時を登録する際に参照する情報である仕入日時登録用情報として編集し、前記表現手段から出力する仕入日時登録用情報編集手段と、
利用者に、前記仕入日時登録用情報を参照させながら、それぞれの前記必要食材情報に対応する仕入日時を特定するための情報を入力装置から入力させ、該入力情報に基づいて、前記記録手段を用いて、前記調理日時以前の日時である仕入日時を前記必要食材情報に関連付けて前記必要食材情報記憶手段に記憶する仕入日時登録手段と、
前記コンピュータプロセッサ手段を用いて、利用者が仕入れの際に参照する仕入用情報を、前記必要食材情報記憶手段に基づいて、必要食材に関する情報を前記仕入グループと前記仕入日時毎に識別できるように編集し、前記表現手段から出力する仕入用情報編集手段と、
前記コンピュータプロセッサ手段を用いて、前記必要食材情報記憶手段に基づいて、仕入日時を記憶した前記必要食材情報について前記仕入グループと前記仕入日時毎に、最後の調理日時である調理終了日時を求め、少なくとも前記仕入日時と前記調理終了日時を含む、利用者が仕入日時から調理終了日時までの期間である在庫存在期間を確認するための仕入グループと仕入日時毎に集約された情報である在庫集約情報を編集し、前記表現手段から出力する在庫管理用情報編集手段と、
を有する」ことを特徴とする。
本発明の第2の態様は、第1の態様にかかる料理支援システムにおいて、「利用者が食材の仕入れと在庫管理を行う際に管理の基準とする期間である管理期間を設定し、該管理期間中の調理に使用される必要食材の内、該管理期間の最初の日時に、消費期限または賞味期限内に使用される必要食材分を中心にまとめて仕入れ、残りの必要食材分を、後日、こまめに仕入れるような仕入スタイルである管理期間型仕入スタイルを支援する第1の態様に記載の料理支援システムであって、
利用者が食材の仕入れと在庫管理を行う際に管理の基準とする期間である管理期間を記憶する管理期間記憶手段を有し、
前記仕入日時登録用情報編集手段において、
仕入れの基準となる前記管理期間中の日時である管理期間中仕入基準日時を使用して、
前記必要食材情報記憶手段に基づいて、それぞれの必要食材情報について、少なくとも「前記調理日時が前記管理期間中であり、かつ、前記管理期間中仕入基準日時が前記調理日時以前である」の条件により、前記管理期間中仕入基準日時を仕入日時として登録または更新することが可能な必要食材情報である、前記管理期間型仕入スタイルを支援するための仕入日時登録可能必要食材情報を、前記コンピュータプロセッサ手段を用いて判定し、判定結果を識別できるように前記仕入日時登録用情報を編集し、
前記仕入日時登録手段において、
利用者に、識別可能となった前記仕入日時登録可能必要食材情報の内、前記管理期間中仕入基準日時に仕入れようとする前記仕入日時登録可能必要食材情報を特定するための情報を前記入力手段により入力させ、該入力情報に基づいて、前記記録手段を用いて、前記管理期間中仕入基準日時を仕入日時として前記仕入日時登録可能必要食材情報に関連付けて記憶し、
前記在庫管理用情報編集手段において、
前記仕入日時登録可能必要食材情報に仕入日時を登録した後に、前記管理期間が変更されない場合には、
それぞれの前記在庫集約情報について、「前記在庫存在期間中のすべての時点が前記管理期間中にある」の条件により、前記管理期間型仕入スタイルを支援するための在庫集約情報を、前記コンピュータプロセッサ手段を用いて判定し、判定結果を識別できるように編集する」ことを特徴とする。
本発明の第3の態様は、第1の態様にかかる料理支援システムにおいて、「利用者が食材の仕入れと在庫管理を行う際に管理の基準とする期間である管理期間を設定し、該管理期間中の調理に使用される必要食材の内、該管理期間の最初の日時に、消費期限または賞味期限内に使用される必要食材分を中心にまとめて仕入れ、残りの必要食材分を、後日、こまめに仕入れるような仕入スタイルである管理期間型仕入スタイルを支援する第1の態様に記載の料理支援システムであって、
利用者が食材の仕入れと在庫管理を行う際に管理の基準とする期間である管理期間を記憶する管理期間記憶手段を有し、
前記仕入日時登録用情報編集手段において、
仕入れの基準となる前記管理期間中の日時である管理期間中仕入基準日時を使用して、
前記必要食材情報記憶手段に基づいて、それぞれの必要食材情報について、少なくとも「前記調理日時が前記管理期間中であり、かつ、前記管理期間中仕入基準日時が前記調理日時以前である」の条件により、前記管理期間中仕入基準日時を仕入日時として登録または更新することが可能な必要食材情報である、前記管理期間型仕入スタイルを支援するための仕入日時登録可能必要食材情報を、前記コンピュータプロセッサ手段を用いて判定し、判定結果を識別できるように前記仕入日時登録用情報を編集し、
前記仕入日時登録手段において、
利用者に、識別可能となった前記仕入日時登録可能必要食材情報の内、前記管理期間中仕入基準日時に仕入れようとする前記仕入日時登録可能必要食材情報を特定するための情報を前記入力手段により入力させ、該入力情報に基づいて、前記記録手段を用いて、前記管理期間中仕入基準日時を仕入日時として前記仕入日時登録可能必要食材情報に関連付けて記憶し、
前記在庫管理用情報編集手段において、
それぞれの前記在庫集約情報について、「前記在庫存在期間中の一時点が前記管理期間中にある」の条件により、前記管理期間型仕入スタイルを支援するための在庫集約情報を、前記コンピュータプロセッサ手段を用いて判定し、判定結果を識別できるように編集する」ことを特徴とする。
本発明の第4の態様は、第1の態様にかかる料理支援システムにおいて、「日々こまめに新鮮な食材を仕入れるような仕入スタイルである毎日型仕入スタイルを支援する第1の態様に記載の料理支援システムであって、
仕入可能期間とは、前記調理日時を終点とする前記調理日時以前の仕入が可能な有限の期間、
在庫存在期間前識別期間は、前記在庫管理用情報編集手段において、前記在庫集約情報を、前記在庫存在期間の前に識別する0または有限の期間、
在庫存在期間後識別期間は、前記在庫管理用情報編集手段において、前記在庫集約情報を、前記在庫存在期間の後に識別する0または有限の期間、
であり、
前記仕入日時登録用情報編集手段において、
仕入れの基準となる日時である仕入基準日時を使用して、
前記必要食材情報記憶手段に基づいて、それぞれの必要食材情報について、少なくとも「前記仕入基準日時が仕入可能期間中である」の条件により、前記仕入基準日時を仕入日時として登録または更新することが可能な必要食材情報である、前記毎日型仕入スタイルを支援するための仕入日時登録可能必要食材情報を、前記コンピュータプロセッサ手段を用いて判定し、判定結果を識別できるように前記仕入日時登録用情報を編集し、
前記仕入日時登録手段において、
利用者に、識別可能となった前記仕入日時登録可能必要食材情報の内、前記仕入基準日時に仕入れようとする前記仕入日時登録可能必要食材情報を特定するための情報を前記入力手段により入力させ、該入力情報に基づいて、前記記録手段を用いて、前記仕入基準日時を仕入日時として前記仕入日時登録可能必要食材情報に関連付けて記憶し、
前記在庫管理用情報編集手段において、
それぞれの前記在庫集約情報について、在庫状況を確認する際に判定の基準となる日時である在庫判定基準日時を使用して、「前記在庫判定基準日時が、(前記仕入日時−前記在庫存在期間前識別期間)から(前記調理終了日時+前記在庫存在期間後識別期間)までの期間中である」の条件により、前記毎日型仕入スタイルを支援するための在庫集約情報を、前記コンピュータプロセッサ手段を用いて判定し、判定結果を識別できるように編集する」ことを特徴とする。
第1の態様にかかる料理支援システムによれば、利用者が行う必要食材に対する実物食材の仕入れと在庫管理を支援するにあたって、入力作業を減らし、利用者の負担を軽減することができる。具体的には、利用者は、必要食材毎に調理日時以前の日時である仕入日時を登録するだけで、[仕入グループと仕入日時]を基準にして整理された情報(以下「仕入用情報」とする)を参照することが可能となる。さらに、仕入用情報に対応するように(仕入用情報を意識して)実物食材を仕入れることで、在庫が存在する期間(以下「在庫存在期間」とする)を確認できる仕入グループと仕入日時毎に集約された在庫の情報(以下「在庫集約情報」とする)による在庫管理が可能となる。そして、仕入グループと仕入日時毎に在庫情報が管理されることで、実物食材が使用されることにより、料理支援システムが管理する在庫情報と仕入れた実物食材との間に発生する相違(または、利用者が感じる違和感)を解消することが可能となる。
また、応用例として、インターネット等を通じて実物食材の注文を受け付けるような場合には、第1の態様を利用して、取引記録であるそれぞれの実物食材の情報を、[仕入グループと仕入日時]により、在庫集約情報に関連付けて記憶することで、実物食材を在庫存在期間により管理することが可能となる。これにより、使用終了後に使用済みの入力をする必要が無くなる。
第2の態様にかかる料理支援システムによれば、管理期間型の仕入スタイルを支援することが可能となる。具体的には、管理期間を基準にして判定される必要食材情報である管理期間型の仕入スタイルを支援するための仕入日時登録可能必要食材情報に対して仕入日時の登録を行うように利用者を誘導するための識別情報と、管理期間を基準にして判定される管理期間型の仕入スタイルを支援するための在庫集約情報を利用者に認識させるための識別情報を編集し、利用者に提供することで、管理期間型の仕入スタイルを支援する機能が実現される。この態様は、特に、前記管理期間が変更される可能性がない場合に利用される。
第3の態様にかかる料理支援システムによれば、管理期間型の仕入スタイルを支援することが可能となる。具体的には、第2の態様と同様に、管理期間を基準にして判定される必要食材情報である管理期間型の仕入スタイルを支援するための仕入日時登録可能必要食材情報に対して仕入日時の登録を行うように利用者を誘導するための識別情報と、管理期間を基準にして判定される管理期間型の仕入スタイルを支援するための在庫集約情報を利用者に認識させるための識別情報を編集し、利用者に提供することで、管理期間型の仕入スタイルを支援する機能が実現される。この態様は、前記管理期間が変更される可能性がない場合のみならず前記管理期間が変更される可能性がある場合にも利用される。
第4の態様にかかる料理支援システムによれば、毎日型の仕入スタイルを支援することが可能となる。具体的には、仕入れ(買い物)の基準となる日時である仕入基準日時を基準に判定される必要食材情報である毎日型仕入スタイルを支援するための仕入日時登録可能必要食材情報に対して仕入日時の登録を行うように利用者を誘導するための識別情報と、在庫状況を確認する際に判定の基準となる日時である在庫判定基準日時を基準に判定される毎日型仕入スタイルを支援するための在庫集約情報を利用者に認識させるための識別情報を編集し、利用者に提供することで、毎日型の仕入スタイルを支援する機能が実現される。
ハードウェアの概略構成を示すブロック図 データベースの構成の一例を概略的に示すブロック図 動作例1から動作例3を説明するデータフロー図(DFD) 動作例1における仕入日時登録用情報画面の一例 動作例1における仕入用情報画面の一例 仕入用情報を編集する際のキー切れ処理を利用したフローチャートの一例 動作例1における在庫管理用情報画面の一例 在庫管理用情報を編集する際のキー切れ処理を利用したフローチャートの一例 管理期間TBL1413のデータの一例 動作例2における仕入日時登録用情報画面の一例 動作例2における在庫管理用情報画面の一例 管理期間TBL1413のデータの一例 動作例2における仕入日時登録用情報画面の一例 動作例2における在庫管理用情報画面の一例 動作例3における仕入日時登録用情報画面の一例 動作例3における仕入日時登録用情報画面の一例 動作例3における在庫管理用情報画面の一例
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
1.本発明システムのハードウェア構成例
本実施形態に係る本発明システムのハードウェア構成について説明する。図1は、本実施形態にかかる本発明システムのハードウェアの構成を概略的に示すブロック図である。
同図に示すように、本発明システムは、少なくとも、各種情報を表現するディスプレイやプリンタやスピーカー(発音装置)等の表現装置11と、各種情報を入力するキーボードやマウスや音声入力装置等の入力装置12と、各種演算やデータ処理を行う演算装置13(コンピュータプロセッサ)と、処理プログラムやデータ(データベース)等を格納するメモリやハードディスク等の記憶装置14と、がバス(BUS)16で接続された情報処理装置1である。具体的には、一般的なパソコンや携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)等が利用可能である。
ここで、記憶装置14に記憶される各種プログラムやデータ等をサーバ3に記憶することも可能である。さらに、演算装置13で行われる処理をサーバ3で処理することも可能である。サーバ3は、各種演算を行う演算装置(コンピュータプロセッサ)と、処理プログラムやデータ(データベース)等を格納するメモリやハードディスク等の記憶装置と、通信I/Fと、がバス(BUS)で接続された構成を有している。具体的には、一般的なサーバに使用可能なコンピュータである。筐体は必ずしも1つである必要はなく、複数のコンピュータを組み合わせ、処理を分散させたコンピュータ群としてサーバを構成しても良い。サーバ3が設置される場合には、情報処理装置1は、通信手段である通信I/F15を通してインターネット等の通信回線で接続され、同様にインターネット等の通信回線に接続されたサーバ3と通信する。
すなわち、スタンドアロンシステムとして実現される場合には、情報処理装置1で実現されるが、クライアントサーバシステムとして実現される場合には、情報処理装置1をクライアントとして、サーバ3と通信ネットワーク2を通して接続されることで実現されるということである。
また、表現装置11の代わりに、電子メール等を使用して、各処理結果を情報処理装置1やサーバ3から携帯情報端末4に送信し、携帯情報端末4に表示(または発音)することもできる。すなわち、携帯情報端末4を表現手段として利用することができる。携帯情報端末4とは、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)等である。
ここで、特許請求の範囲との関連を明確にしておく。特許請求の範囲に記載のコンピュータプロセッサ手段は情報処理装置1上の演算装置13またはサーバ3上の演算装置に相当する。特許請求の範囲に記載の記録媒体と記録手段は情報処理装置1上の記憶装置14またはサーバ3上の記憶装置に相当する。特許請求の範囲に記載の表現手段は主に情報処理装置1上の表現装置11に相当する。ただし、前述したように、携帯情報端末4を特許請求の範囲に記載の表現手段として利用することができる。特許請求の範囲に記載の入力手段は入力装置12に相当する。
2.本発明システムのデータベース構成例
本実施形態にかかる本発明システムのデータベースの構成について説明する。図2は、本実施形態に係る本発明システムのデータベース(以下「DB」とする)の構成の一例を概略的に示すブロック図である。ただし、本発明に直接関係のないテーブル(以下「TBL」とする)や属性については割愛している。また、図2および後述する各TBLの説明において、下線部は各TBLの主キーである。
2.1.DB141
図2において、DB141は、情報処理装置1上、または、サーバ3上に設置されるDBである。複数の利用者分のデータが同一のシステム上で管理される場合など、利用者毎にデータを区別する必要がある場合には、利用者毎にTBLを設置したり、属性に利用者IDを追加したりすれば良い。
2.1.1.献立TBL1411
献立TBL1411は、献立計画を記憶するためのTBLである。レシピIDで特定される料理を食する日時である「食事日時」、料理(料理レシピ)を特定する情報である「レシピID」、料理を調理する日時である「調理日時」、料理を何人分作るかという情報である「人数」等の属性を持つ。また、必ず「食事日時=調理日時」となる場合には、調理日時を食事日時で代用することが可能である。
ここで、調理日時と食事日時は日付と時刻の組み合わせ(例:2008/05/08,2(夕食))である。そのうち時刻は、本実施形態においては、0が朝食、1が昼食、2が夕食、のように管理される。このとき、朝食と昼食と夕食に割り当てる数値の順序を同一日における実際の時刻の順序に一致させると良い。これは、本発明システムにおいて、仕入日時や調理日時や食事日時等の日時を用いて比較演算を行う処理が含まれるためである。また、おやつや夜食等を追加しても良い。この場合、0が朝食、1が昼食、2がおやつ、3が夕食、4が夜食、とすれば良い。また、実際の時刻に近い値を使用して、7が朝食、12が昼食、15がおやつ、19が夕食、23が夜食、としても良い。
時刻を1時間おきにする等、細かく管理しないのは、各調理日時の間に仕入れるのであれば、昼食から1時間後であっても2時間後であっても、本発明システムにおいて、管理上、違いが無いためである。このようなデータの持ち方は、利用者の仕入れ時刻に無用な制限を与えることがなくなるという効果を有する。
また、レシピIDによって、料理レシピTBL1416と関連付けられる。
2.1.2.献立−必要食材TBL1412
献立−必要食材TBL1412は、献立計画に基づいて調理される料理に必要な食材に関する情報を記憶するTBLである。「食事日時」、「レシピID」、料理毎に他の必要食材と区別するための情報である「食材No」、食材TBL1414に関連付けるための情報である「食材ID」、料理1人分に対する分量である「分量」、仕入グループTBL1415に関連付けるための情報である「仕入グループID」、必要食材に対応する実物食材を仕入れる日時である「仕入日時」等の属性を持つ。ここで、献立−必要食材TBL1412は、「食事日時」と「レシピID」で献立TBL1411と関連付けられている。
また、実際に必要となる分量は、「献立−必要食材TBL1412上の分量×献立TBL1411上の人数」で算出される。
また、「食材名称」を持たせても良い。この場合「食材ID」は必ずしも必要ではない。
また、仕入日時は日付と時刻の組み合わせ(例:2008/05/08,2(夕食前))である。そのうち時刻は、本実施形態においては、0が朝食前(または朝食分調理前)、1が昼食前(または昼食分調理前)、2が夕食前(または夕食分調理前)、のように、食事の前(または調理の前)として管理される。仕入日時の時刻が食事(または調理)の前として管理されているのは、仕入れまたは在庫の確認が、食事(または調理)と同時ではなく、2つの連続する食事(または調理)の間に行われると同時に、後ろの食事(または調理)以降の食事(または調理)を目的として行われるためである。そして、献立TBL1411で管理される調理日時と食事日時の時刻に対応するように数値を割り当てる。すなわち、例えば、2を調理日時または食事日時の夕食として割り当てるとき、同様に2を仕入日時の夕食前として割り当てる。本実施形態においては、調理日時と食事日時の時刻が、0が朝食、1が昼食、2が夕食、と管理されているので、仕入日時の時刻は、0が朝食前(または朝食分調理前)、1が昼食前(または昼食分調理前)、2が夕食前(または夕食分調理前)、となる。仕入時刻は調理時刻の前であることから、1.9とするようなことはしない。これは、本発明システムにおいて、仕入日時や調理日時や食事日時等の日時を用いて比較演算を行う処理が含まれるためである。
もちろん、おやつ前や夜食前等を追加しても良い。この場合、調理日時と食事日時の時刻が、0が朝食、1が昼食、2がおやつ、3が夕食、4が夜食、と管理される場合であれば、0が朝食前、1が昼食前、2がおやつ前、3が夕食前、4が夜食前、とすれば良いし、7が朝食、12が昼食、15がおやつ、19が夕食、23が夜食、と管理される場合であれば、7が朝食前、12が昼食前、15がおやつ前、19が夕食前、23が夜食前、とすれば良い。
また、献立−必要食材TBL1412に記憶された情報を削除する場合には、仕入日時の登録のあるものについては、[仕入グループIDと仕入日時]単位で削除しても良い。これにより、[仕入グループIDと仕入日時]毎に整理する際に、中途半端な情報になることを防ぐことができる。
2.1.3管理期間TBL1413
管理期間TBL1413は、管理期間を記憶するためのTBLである。「メイン仕入日時」等の属性を持つ。メイン仕入日時とは、管理期間の最初の仕入日時に相当し、管理期間分の必要食材をまとめて仕入れるのに適した日時である。そして、任意の連続する2つのメイン仕入日時により、前のメイン仕入日時以降で、かつ、後のメイン仕入日時より前の期間が管理期間となる。すなわち、管理期間は「前のメイン仕入日時≦管理期間<後のメイン仕入日時」である。
ここで、メイン仕入日時は日付と時刻の組み合わせ(例:2008/05/08,2(夕食前))である。そのうち時刻は、前述した仕入日時の時刻と同様に、例えば本実施形態においては、0が朝食前(または朝食分調理前)、1が昼食前(または昼食分調理前)、2が夕食前(または夕食分調理前)、のように、食事の前(または調理の前)として管理される。このとき、献立TBL1411で管理される調理日時と食事日時の時刻に対応するように数値を割り当てる。すなわち、2を調理日時または食事日時の夕食として割り当てるとき、同様に2をメイン仕入日時の夕食前として割り当てる。本実施形態においては、調理日時と食事日時の時刻が、0が朝食、1が昼食、2が夕食、と管理されているので、メイン仕入日時の時刻は、0が朝食前(または朝食分調理前)、1が昼食前(または昼食分調理前)、2が夕食前(または夕食分調理前)、となる。仕入時刻は調理時刻の前であるから、1.9とするようなことはしない。また、このTBLは後述する動作例2において設置される。
また、管理期間は「前のメイン仕入日時≦管理期間<後のメイン仕入日時」と「前のメイン仕入日時≦管理期間≦後のメイン仕入日時の1つ前に当たる日時(前のメイン仕入日時から始まる管理期間の最後の日時)」は同じである。
2.1.4.食材TBL1414
食材TBL1414は、食材に関する情報を記憶するためのTBLである。「食材ID」、「食材名称」等の属性を持つ。献立−必要食材TBL1412が持っている仕入グループIDを当該TBLが持つようにしても良い。このTBLを設置する代わりに、「食材名称」を献立−必要食材TBL1412や料理レシピ−必要食材TBL1417に持つようにしても良い。
2.1.5.仕入グループTBL1415
仕入グループTBL1415は、仕入グループに関する情報を記憶するためのTBLである。「仕入グループID」、「仕入グループ名称」、仕入グループをさらにグループ化するための情報である食材分類(肉類や魚介類や野菜類等)を表すコードである「食材分類コード」等の属性を持つ。ここで、仕入グループとは、仕入れの単位となるグループであり、代替可能性のある類似する1つ以上(常に1つではなく2つ以上の場合もあるということ)の食材の集合を基礎とする食材の集合である。より分かりやすい例を挙げるのであれば、たとえば、本発明システムを用いて利用者から実物の商品食材を受注する場合において、仕入れの単位となるグループに関連付けられる商品食材が1つ以上(常に1つではなく2つ以上の場合もあるということ)であり、それらの部分集合が代替可能性のある類似する1つ以上(常に1つではなく2つ以上の場合もあるということ)の商品食材である場合には、そのグループは、本発明システムの仕入グループに該当する。
本発明システムが管理対象としている料理食材は、工業製品等の材料と異なり、類似する他の食材で代替することも少なくない。その理由の1つとして、料理毎に必要な分量が決まっていても、実際に販売されている商品食材は、必ずしもその分量に一致しているとは限らないことが挙げられる。その場合、他の料理で同一食材または代替使用が可能な食材を必要とする場合には、それらの料理に必要な分量も考慮しながら食材を仕入れると無駄が少なく仕入れられることがある。具体的には、例えば、料理Aで豚ロース肉200gを、料理Bで豚ヒレ肉100gを必要とし、豚ロース肉320gが商品食材として販売されている場合には、料理Bの豚ヒレ肉の代わりに豚ロース肉を使用することを前提に、商品食材豚ロース肉320gを仕入れるような場合である(余った20g分は料理Aと料理Bのそれぞれで少しずつ使用すれば良い)。このとき、それぞれの食材が別々に管理されていると、代替使用した場合に、別の食材の在庫を使用したものとして処理されてしまう。これにより、実物食材が代替使用されると、本発明システムが管理する在庫情報と実際に仕入れた実物食材との間に相違(または、利用者が感じる違和感)が発生してしまう。そこで、これら代替可能性のある類似する食材をまとめて仕入グループとすることで、代替使用した場合に別の食材の在庫を使用したものとして処理されないようにすることが可能となる。このとき同時に、過度にグループ化すると、仕入グループがどの食材に対応しているのかが分かりにくくなるという問題点がある。この点に注意して必要以上にグループ化しないようにすると良い。上記の点を考慮して食材を仕入グループとしてグループ化し、後述する処理と組み合せることで、適切な食材の管理を実現する効果を有するようにしている。
さらに、本来、仕入グループは、代替可能性のある類似する1つ以上の食材の集合であるが、仕入グループが多くなりすぎるような場合には、操作や管理が煩雑となってしまうという短所が発生する場合もある。例えば、利用者に料理レシピの必要食材情報を登録させる(本実施形態においては、料理レシピ−必要食材TBL1417で管理される情報である。)ような場合には、利用者は必要食材情報毎に仕入グループIDを登録しなくてはならないが、仕入グループIDが多過ぎる場合には、利用者にとって負担となってしまう。このような場合には、複数の仕入グループをまとめて1つの仕入グループとしても前述した過度のグループ化により発生する問題点に配慮しながら、この短所の解消を目的として、同系統の複数の仕入グループをまとめて1つの仕入グループとすることで調整しても良い。すなわち仕入グループとは、「代替可能性のある類似する1つ以上の食材の集合を基礎とする集合」である。複数の仕入グループをまとめて1つの仕入グループとする例は、例えば、ラムヒレ肉とラムロース肉とワニ胸肉とワニテール肉があった場合に、代替可能性のある類似する食材をまとめると、ラムヒレ肉とラムロース肉を「ラム肉」に、ワニ胸肉とワニテール肉を「ワニ肉」にまとめることになる。しかし、これらは使用頻度があまり高くないし、これらのような集合をそれぞれ別々の仕入グループにしてしまうと、仕入グループが増え過ぎてしまう可能性がある。そこで、ラム肉とワニ肉を「その他の肉類」という仕入グループとしてまとめると使い勝手が良くなる。例えば、肉類では、「豚肉」「牛肉」「鶏肉」「ひき肉」「その他の肉類」「レバー等」「加工品」等の仕入グループを設置すると使い勝手が良い。また、「その他の肉類」のように、より抽象化された汎用的な仕入グループを用意しておくことは、将来、管理対象とする食材が追加された場合に、新しく仕入グループを追加することなく、より抽象化された汎用的な仕入グループに組み入れることで管理できる場合も多い。これにより、仕入グループの再整備が必要となる可能性を低減させる効果が期待できる。例えば、カエルの足肉という食材を新しく管理対象に追加する場合に、新しく「カエル肉」という仕入グループを追加せずに、既存の仕入グループである「その他の肉類」に組み入れれば良い。
例えば、食材の分類方法の一つとして、文部科学省 科学技術・学術審議会資源調査分科会報告の「日本食品標準成分表」の食品群というものもあり、これを使用することもできないわけではない。しかしながら、例えば、乳類には、牛乳とチーズの両方が分類されているが、一般的には代替使用は無いと考えられるため、別々の仕入グループとするほうが良さそうであり、上記食品群をそのまま使用するよりも若干の調整があった方が望ましい場合も多いと思われる。しかし、複数の仕入グループをまとめて1つの仕入グループとしてもそれが過度なものにならなければ使い勝手を著しく低下させることは無いと考えられるため、牛乳とチーズの両方が分類される乳類という仕入グループにしても問題ない。
野菜類で考えると、ほうれん草等の葉菜、玉葱等の茎菜、大根等の根菜、トマト等の果菜、等に分類することができるが、冷凍のミックスベジタブルや複数種類の野菜の入ったカット野菜はどこに分類されるのか、といった分類の難しさは存在する。しかしながら、あくまでも、使用目的を鑑みて、代替可能性のある(代替可能性がより高い)類似する食材をまとめるという観点に立って分類することが重要であり、さらに利用者の使い勝手を十分に考慮して最終的な仕入グループを決定する必要がある。
仕入グループとして適切ではない分類の例としては、例えば、傷み具合の属性による分類が挙げられる。新鮮な食材のグループとして牛ヒレ肉とほうれん草と牛乳を、傷みかけている食材のグループとして牛ロース肉と人参とヨーグルトを分類したとしても、それぞれのグループに所属する食材同士に代替可能性があるとは考え難い。このような分類方法では仕入グループとすることは難しい。これ以外にも、産地による分類、遺伝子組み換え食材と非遺伝子組み換え食材による分類、色による分類、糖度による分類、等も、結果的に代替可能性のある類似食材もグループ化される可能性を否定できないが、一般的には仕入グループとして適切であるとは考え難い。
また原則として、一つの食材が複数の仕入グループに所属することは(例外が無いと言い切るつもりは無いが)基本的にない。例えば、人によっては、牛乳を「そのまま飲料として飲む」という目的に使用する場合と、クッキーやケーキやクリームシチューなどの料理を目的に使用するような場合とで、異なる種類の牛乳を用いる(別々に管理したい)というこだわりを持っている場合もあるであろう。牛乳を「そのまま飲料として飲む」という目的に使用する場合(飲料用牛乳)には、豆乳・乳酸菌飲料・ジュース等と一緒に分類されている方が使い勝手が良さそうであるし、クッキーやケーキやクリームシチューなどの料理を目的に使用するような場合(料理用牛乳)には、脱脂粉乳等と一緒に分類されている方が使い勝手が良さそうである。このような場合には、目的に応じて飲料用牛乳と料理用牛乳に分類されるため、別の食材と考える。飲料用牛乳と料理用牛乳を一つにまとめて牛乳として管理する場合には、飲料用と料理用の内、より使用頻度の高い方、または、より代替する頻度が高い方、として分類すると良い。または、牛乳という仕入グループを独立して作ることもできる。この場合は、飲料用牛乳または料理用牛乳のどちらかの特徴に偏らない単なる牛乳という位置づけとなる。
また、牛乳と一口に言っても、低脂肪牛乳、無調整牛乳等、代替可能な複数種類の牛乳の集合である。同様のことは他の食材にも言えることで、例えば、人参という仕入グループを設置する場合には、通常の人参とミニキャロット等の代替可能な複数種類の食材の集合とすることもあり得る。
食材を仕入グループとしてグループ化する際には、上記のことを踏まえて設定すると良い。
2.1.6.料理レシピTBL1416
料理レシピTBL1416は、料理レシピに関する情報を記憶するためのTBLである。「レシピID」、「料理名称」等の属性を持つ。このTBLと、献立TBL1411や献立−必要食材TBL1412とは、「レシピID」で関連付けられている。
2.1.7.料理レシピ−必要食材TBL1417
料理レシピ−必要食材TBL1417は、料理に必要な食材に関する情報を記憶するTBLである。「レシピID」、料理毎に他の必要食材と区別するための情報である「食材No」、食材TBL1414に関連付けるための情報である「食材ID」、料理1人分に対する分量である「分量」、仕入グループTBL1415に関連付けるための情報である「仕入グループID」等の属性を持つ。ここで、献立−必要食材TBL1412は、「レシピID」で料理レシピTBL1416と関連付けられている。また、「食材名称」を持たせても良い。この場合「食材ID」は必ずしも必要ではない。
3.本発明システムの動作例
図3は、動作例1から動作例3を説明するデータフロー図(以下「DFD」とする)である。図3におけるS1(ステップ1)仕入日時登録用情報編集手段は、特許請求の範囲に記載の仕入日時登録用情報編集手段に相当する。図3におけるS2(ステップ2)仕入日時登録は、特許請求の範囲に記載の仕入日時登録手段に相当する。図3におけるS3(ステップ3)仕入用情報編集手段は、特許請求の範囲に記載の仕入用情報編集手段に相当する。図3におけるS4(ステップ4)在庫管理用情報編集手段は、特許請求の範囲に記載の在庫管理用情報編集手段に相当する。図3における必要食材情報記憶手段は、特許請求の範囲に記載の必要食材情報記憶手段に相当する。
3.1.動作例1
動作例1は、本発明システムの基本動作である。
3.1.1.必要食材情報記憶手段
必要食材情報記憶手段は、献立計画情報として、料理に必要な食材の情報を記憶することを目的とする手段である。
本実施形態では、主に献立TBL1411と献立−必要食材TBL1412等において必要食材情報が記憶される。図3において、必要食材情報記憶手段を確認することができる。献立−必要食材TBL1412は、食事日時とレシピIDによって、献立TBL1411に関連付けられており、また、仕入日時と仕入グループID等を持つ。仕入日時は、最初の段階では登録はない(NULL値)。また、食材TBL1414と、献立−必要食材TBL1412は、「食材ID」で関連付けられている。また、仕入グループTBL1415と、献立−必要食材TBL1412は、「仕入グループID」で関連付けられている。また、料理レシピTBL1416と献立TBL1411、料理レシピTBL1416と献立−必要食材TBL1412は、「レシピID」で関連付けられている。そしてこれらのTBLを結合して必要食材情報を取得する。
献立TBL1411と献立−必要食材TBL1412への献立計画情報の登録は、献立計画を作成する機能(献立計画作成手段)により行われる。具体的には、入力装置12から料理レシピIDと食事日時と調理日時と人数を受信し、受信情報と料理レシピTBL1416と料理レシピ−必要食材TBL1417に基づいて、献立TBL1411と献立−必要食材TBL1412に記憶される。
3.1.2.仕入日時登録用情報編集手段
仕入日時登録用情報編集手段は、仕入日時登録手段(後述)における利用者の登録作業を補助するための必要食材情報を編集することを目的とする手段である。
図4は仕入日時登録用情報画面の一例である。利用者は、i4_1(図4)に任意の期間を指定し、[仕入日時登録用情報表示]ボタンを押下すると、本発明システムは、S1(図3)において、必要食材情報記憶手段から「調理日時がi4_1(図4)で指定された期間中にある」の条件を満たす必要食材情報を抽出し、仕入グループIDと調理日時と食材ID(左の方が並び替えの優先度が高い)、または、仕入グループIDと食材IDと調理日時(左の方が並び替えの優先度が高い)等で並び替え、仕入グループ毎にまとめるように整理して仕入日時登録用情報を編集し、i4_2(図4)に表示する。このとき、必ずしも仕入グループ毎にまとめる必要はなく、利用者が各必要食材の仕入日時を決定しやすいように編集すれば良い。例えば、まとめる際に、調理日時や料理を基準として並び替え整理しても良い。仕入グループや調理日時や料理等を基準としてまとめるように整理する処理は、キー切れ処理等で実現可能である。また、リレーショナルデータベースの機能を利用しても良い。また、図4の画面例では、肉類や魚介類といった食材分類(食材分類コード)毎にもまとめるように整理している。
ちなみに、仕入グループ毎にまとめる処理は、仕入グループIDを使用して処理すると良い。
3.1.3.仕入日時登録手段
仕入日時登録手段は、利用者に必要食材情報に仕入日時を関連付けて登録させ、これを記憶することを目的とする手段である。
次に、利用者は、i4_2(図4)に表示された仕入日時登録用情報の必要食材情報毎に、i4_3(図4)において「仕入日時≦調理日時」の条件を満たす仕入日時を登録する。すると、本発明システムは、S2(図3)において、必要食材情報を特定する情報と仕入日時を受信し、受信情報に基づいて献立−必要食材TBL1412上の必要食材情報に関連付けて仕入日時を記憶する。このとき、必ずしも、必要食材を特定する情報と仕入日時を受信する必要はなく、各必要食材情報に対応する仕入日時を特定するための情報であれば良く、本発明システムが予め記憶する情報とアルゴリズムを利用して、各必要食材情報に対応する仕入日時を特定しても良い。例えば、予め、記憶装置14に、必要食材情報に関連付けるために仕入グループIDに関連付けて品質保証日数の目安である品質保証期間情報を記憶しておき、「必要食材を特定する情報と仕入日時を受信する」代わりに仕入日時と仕入グループIDを受信し、調理日時(または食事日時)が仕入日時から起算して品質保証期間以内にある仕入グループIDの一致する必要食材情報を判別する、すなわち「受信した仕入日時≦各必要食材情報の調理日時(または食事日時)≦受信した仕入日時+受信した仕入グループIDに関連付けられた品質保証期間情報」の条件を満たす仕入グループIDの一致する必要食材情報を判別し、これに関連付けて、受信した仕入日時を記憶しても良い。また、仕入日時のみを受信し、「受信した仕入日時≦各必要食材情報の調理日時(または食事日時)≦受信した仕入日時+各必要食材情報の仕入グループIDに関連付けられた品質保証期間情報」の条件を満たす必要食材情報に関連付けて、受信した仕入日時を記憶しても良い。
また、仕入日時は必ず調理日時以前(「仕入日時≦調理日時」)でなければならない。
また、データをサーバ3に記憶する場合には、サーバ3側でも値の有効性をチェックすることが望ましい。
極端な実施例として、仕入日時登録用情報編集手段において、必要食材を特定するためのIDの付いた必要食材の情報を紙に印刷し、仕入日時登録手段において、IDと仕入日時をテキスト入力するインタフェースを用意し、利用者に該インタフェースから入力させ、入力情報に基づいて、必要食材情報に仕入日時を関連付けて記憶するような実現方法もある。
3.1.4.仕入用情報編集手段
仕入用情報編集手段は、利用者が仕入れの際に参照する仕入用情報を編集することを目的とする手段である。仕入用情報は、利用者が、必要食材に関する情報を、[仕入グループと仕入日時]毎に識別(認識)できるように編集することで、利用者が実物の商品食材を[仕入グループと仕入日時]の単位を意識しながら仕入れることを補助する。
図5は、動作例1における仕入用情報画面の一例である。最初は、仕入用情報表示部i5_2は空欄であり、i5_1には、CPU日時の前1日程度から後7日程度までの間の日時の内、献立−必要食材TBL1412において必要食材情報に関連付けられて記憶されている仕入日時(図4の例では、5/13夕食前、5/17昼食前、5/20夕食前)が重複の無いようにロードされる。利用者は、i5_1において、仕入日時を選択し、[仕入用情報表示]ボタンを押下する。
すると、本発明システムは、S3(図3)において、必要食材情報記憶手段から仕入日時が一致する必要食材情報を抽出し、仕入用情報として[仕入グループと仕入日時]毎に整理して編集し、i5_2(図5)に表示する。必須ではないが、整理する際に、最初の調理日時である調理開始日時(調理日時の最小値)と最後の調理日時である調理終了日時(調理日時の最大値)等を求める。また、本実施形態においては、先に仕入日時が一致する必要食材情報を抽出しているため、[仕入グループ]毎に整理すれば、[仕入グループと仕入日時]毎に整理した場合と同じ結果を得ることができる。ちなみに、[仕入グループと仕入日時]毎に整理する処理は、仕入グループIDを使用して処理すると良い。
仕入用情報とは、利用者に、仕入れの際(買い物する際)に参照させることで、[仕入グループと仕入日時]毎の必要食材に対して実物食材を仕入れることを補助する(誘導する)ための[仕入グループと仕入日時]を基準にして編集された情報である。
i5_2(図5)において、i5_4(図5)は、必要食材情報を[仕入グループと仕入日時]毎に整理する際に求められた調理開始日時と調理終了日時と総量(または総件数)から成る集約情報(以下「仕入用集約情報」とする)である。また、i5_5(図5)は、整理対象となった内訳である必要食材情報の明細情報(以下「仕入用内訳情報」とする)である。図5においては、仕入用集約情報i5_4(図5)と仕入用内訳情報i5_5(図5)を合わせて仕入用情報i5_3(図5)としている。しかし、仕入用内訳情報i5_5(図5)だけ、または仕入用集約情報i5_4(図5)だけ、を仕入用情報i5_3(図5)として編集し、i5_2(図5)に表示しても良い。すなわち、仕入用情報は、利用者に仕入れの際(買い物する際)に参照させることで、個々の必要食材に対してではなく、[仕入グループと仕入日時]毎の必要食材に対して実物食材を仕入れることを補助する(誘導する)ことを目的としており、この目的を達成できるように編集されていれば良い。極端な例として、仕入用集約情報の仕入グループと仕入日時と総量だけの情報でも良いし、また、仕入用内訳情報の食材名称と調理の際に参照する分量(以下「調理用分量」)だけの情報でも良いし、また、仕入用内訳情報の食材名称だけの情報でも良い。また、仕入用集約情報にリンクさせて、仕入用内訳情報を別画面に表示するようにしても良い。
i5_6(図5)は、仕入用集約情報i5_4だけを仕入用情報i5_3(図5)として編集し、i5_2(図5)に表示した例である。ここで、最も重要な情報は仕入グループと総量である。その他は必ずしも必要ではない。また、i5_7(図5)は、仕入用内訳情報i5_5(図5)だけを仕入用情報i5_3(図5)として編集し、i5_2(図5)に表示した例である。ここで、最も重要な情報は食材名称と分量である(もちろん仕入グループ毎にまとまっている等、[仕入グループと仕入日時]毎に識別できる必要がある。)。その他は必ずしも必要ではない。仕入グループに所属する食材の種類が少ない場合には、利用者は、仕入用集約情報だけでも、具体的な食材を認知できる可能性が高い。一方、仕入グループに所属する食材の種類が多い場合には、利用者は、仕入用集約情報だけでは、具体的な食材を認知できる可能性が低い。そのため、後者では仕入用内訳情報がより重要となる。
[仕入グループと仕入日時]毎に整理する処理は、キー切れ処理で実現可能である。また、リレーショナルデータベースの機能を利用しても良い。図6は、S3(図3)において、キー切れ処理を利用した場合の処理の一例を示したフローチャートである。
F6_1(図6)において、処理対象となる必要食材情報を、[仕入グループID,仕入日時]をソートキーとしてソート(並び替え)する。
詳細処理F6_2(図6)において、以下の(a)から(c)等の処理を行う。
(a)調理日時と、仮の調理開始日時や仮の調理終了日時と、の比較演算を行い、仮の調理開始日時をより小さい(より前方の)調理日時に更新する、または仮の調理終了日時をより大きい(より後方の)調理日時に更新する処理。キー切れ処理F6_3(図6)とF6_4(図6)を処理する時の仮の調理開始日時と仮の調理終了日時が、それぞれ調理日時の最初(最小値)である調理開始日時と調理日時の最後(最大値)である調理終了日時である。
(b)仕入用内訳情報の編集を行う処理。
(c)必要食材情報毎の必要分量(または1件)を総量(または総件数)に加算する処理。
ここで、必要分量とは、「分量×人数」により算出される。また、通常、食材によって分量の単位は異なる、または、同じ食材でも複数の分量の単位がある場合があるが、g(グラム)を基準の分量とするなどして統一しておく。少なくとも、集約単位である[仕入グループと仕入日時]毎に単位が統一されていなくてはならない。この場合、調理用分量と集計に用いる分量とを別々に管理する。調理用分量で用いられる単位は、例えば、大さじ1、1カップ、1本、等である。
そして、[仕入グループIDと仕入日時]を処理キーとして行われるキー切れ処理F6_3(図6)とF6_4(図6)において、仕入用集約情報の編集、仕入用情報の編集、等を行う。そして、これらの編集結果は、仕入用情報としてi5_2(図5)に表示される。表現手段として、携帯情報端末4を利用することも可能である。この場合、例えば、編集結果を電子メールとして携帯情報端末4に送信し、携帯情報端末4のメールソフトウェア(メーラー)を使用して参照することができる。こうすることで、スーパーマーケット等の外出先で仕入用情報を参照することが可能となる。また、図5の画面例では、肉類や魚介類といった食材分類毎にもまとめるように整理している。また、本実施形態においては、先に仕入日時が一致する必要食材情報を抽出しており、[仕入グループ]毎に整理すれば、[仕入グループと仕入日時]毎に整理した場合と同じ結果を得ることができるため、キー切れ処理の処理キーを[仕入グループID]としても良い。
仕入用情報は、利用者が仕入れの際に参照することで、[仕入グループと仕入日時]毎を意識して仕入を行うように誘導することに目的がある。そのため、必要食材に関する情報を[仕入グループと仕入日時]毎に識別できるように編集されてさえいればよく、様々な編集が可能である。
例えば、仕入用情報は、仕入日時登録用情報を利用することで表示することもできる(仕入日時登録用情報と仕入用情報が同一の画面を共有して表示されるようにすることもできる)。例えば、図4において、新たに仕入基準日時i4_4を設置し、仕入基準日時を利用者に指定させ(またはCPU日時等を利用することもできる)、登録された仕入日時が該仕入基準日時と一致する必要食材情報の背景色を変える(表示例i4_5)、または、マークを付ける等して識別可能にすることで、必要食材に関する情報を仕入グループと仕入日時毎に識別できるように編集することが可能となる。また、極端なことを言えば、i4_4を設置し、背景色を変えることをしなくても、利用者は仕入日時を見れば識別可能ではある。さらに、登録された仕入日時が該仕入基準日時と一致する(すなわち、表示例i4_5のように背景色が変わった)必要食材情報だけを表示し、その他の必要食材情報を非表示とすると、仕入用情報画面の画面例である図5のその他表示例2のi5_7と同様の状態になる。
また、後述される章の説明において使用される画面例である図10、図13、図15、図16においては、元から利用者が仕入基準日時を指定する欄が設置されている(または、CPU日時等も含む仕入基準日時を使用している)ため、図4より相性が良い。このように、複数の仕入日時の必要食材情報が仕入グループ毎に編集されている場合に、仕入日時を指定して(またはCPU日付等)、その指定された仕入日時と登録された仕入日時が一致する必要食材情報を利用者が識別できる(しやすい)ように背景色を変えることでも実現できる。このように、仕入日時登録用情報を利用して仕入用情報を表示することができる。
このように仕入日時登録用情報を利用して仕入用情報を表示する場合には、図3において、仕入用情報編集手段S3で実現される機能は、仕入日時登録用情報編集手段S1において実装することができ、実質的に1つにまとまる場合もある。また、必ずしも図6に示したようなアルゴリズムを使用する必要はなく、判定条件「仕入日時の一致する場合には、背景色を識別可能な色にする。」を利用すれば良い。
また、仕入日時登録用情報が必要食材情報に関連付けられている料理を特定する情報毎に必要食材情報が編集されている場合等、上記以外の編集をされている場合においても、利用者に仕入グループと仕入日時を指定させるなどして、その仕入グループと仕入日時に一致する仕入グループと仕入日時を持つ必要食材情報の背景色を識別可能な色にすることで同様の効果を得ることができる。
さらに、上記いずれの場合においても、該当する必要食材情報を使用して、集約情報を編集し、これを仕入用情報として画面上の任意の場所に編集・表示することもできる。
また、仕入用情報の画面例である図5のその他表示例1のi5_6の表示内容には、後述する在庫管理用情報(図7のi7_2)の表示要件である仕入日時(図5のi5_6と一緒に表示されるi5_1)と調理終了日時(図5のi5_6)が含まれており、前述したように仕入用情報が仕入日時登録用情報と一致する場合があると同時に、仕入用情報が在庫管理用情報と一致する場合があることを意味している。すなわち、1つの実施例として、仕入用情報は、在庫管理用情報を利用することで表示することもできる(在庫管理用情報と仕入用情報が同一の画面を共有して表示されるようにすることもできる)。
このように在庫管理用情報を利用して仕入用情報を表示する(またはその逆)場合には、図3において、仕入用情報編集手段S3で実現される機能は、在庫管理用情報編集手段S4において実装する(またはその逆)ことができ、実質的に1つにまとまる場合もあり得る。
3.1.5.在庫管理用情報編集手段
在庫管理用情報編集手段は、利用者が、主に仕入日時から調理終了日時までの期間である在庫存在期間を確認するための[仕入グループと仕入日時]毎に集約された情報である在庫集約情報を編集することを目的とする情報を編集する手段である。
図7は、動作例1における在庫管理用情報画面の一例である。最初は、在庫管理用情報表示部i7_2(図7)は空欄であり、i7_1(図7)には、在庫状況を確認する際に判定の基準となる日時である在庫判定基準日時として、CPU日時の前3日程度、後7日程度の日時(・・・5/16夕食前、5/17朝食前、5/17昼食前、5/17夕食前、5/18朝食前・・・等)がロードされる。利用者はi7_1(図7)において在庫判定基準日時を選択し、[在庫管理用情報表示]ボタンを押下する。
ここで、在庫判定基準日時とは、利用者が在庫状況を確認する際に判定の基準となる日時である。例えば、2008/05/17昼食分を調理する直前の在庫状況を確認したい場合には、i7_1(図7)に2008/05/17昼食前を指定すれば良い。CPU日時を使用しても良い。
すると、本発明システムは、S4(図3)において、必要食材情報記憶手段から必要食材情報を抽出し、在庫管理用整理情報として[仕入グループと仕入日時]毎に整理して編集し、i7_2(図7)に表示する。整理する際に、最初の調理日時である調理開始日時(調理日時の最小値)と最後の調理日時である調理終了日時(調理日時の最大値)等を求める。
i7_2(図7)において、i7_4(図7)は必要食材情報を[仕入グループと仕入日時]毎に整理する際に求められた調理開始日時や調理終了日時等から成る集約情報(以下「在庫集約情報」とする)である。また、i7_5(図7)は、整理対象となった内訳である必要食材情報の明細情報(以下「在庫管理用必要食材内訳情報」とする)である。図7においては、在庫集約情報i7_4(図7)と在庫管理用必要食材内訳情報i7_5(図7)を合わせて在庫管理用整理情報i7_3(図7)としている。しかし、最低限、仕入日時と調理終了日時を含むことで、利用者が仕入日時から調理終了日時までの期間である在庫存在期間を確認できる[仕入グループと仕入日時]毎に集約された情報である在庫集約情報i7_4(図7)を在庫管理用整理情報i7_3(図7)として編集し、i7_2(図7)に表示しても良い。なぜなら、在庫を管理する上で最低限必要となる情報は、在庫存在期間を確認するための仕入日時と調理終了日時であるからである。この2つの情報は在庫集約情報i7_4(図7)に含まれている。
i7_8(図7)は、在庫集約情報i7_4(図7)だけを在庫管理用整理情報i7_3(図7)として編集し、i7_2(図7)に表示した例である。在庫管理用必要食材内訳情報i7_5(図7)を、在庫集約情報i7_4(図7)または在庫集約情報i7_8(図7)とリンクさせて、別画面に表示するようにしても良い。
[仕入グループと仕入日時]毎に整理する処理は、キー切れ処理等で実現可能である。また、リレーショナルデータベースの機能を利用しても良い。図8は、S4(図3)において、キー切れ処理を利用した場合の処理の一例を示したフローチャートである。
F8_1(図8)において、処理対象となる必要食材情報を、[仕入グループID,仕入日時]をソートキーとしてソート(並び替え)する。
詳細処理F8_2(図8)において、以下の(a)から(e)等の処理を行う。
(a)調理日時と、仮の調理開始日時や仮の調理終了日時と、の比較演算を行い、仮の調理開始日時をより小さい(より前方の)調理日時に更新する、または仮の調理終了日時をより大きい(より後方の)調理日時に更新する処理。キー切れ処理F8_3とF8_4を処理する時の仮の調理開始日時と仮の調理終了日時が、それぞれ調理日時の最初(最小値)である調理開始日時と調理日時の最後(最大値)である調理終了日時である。
(b)在庫管理用必要食材内訳情報の編集を行う処理。
(c)必要食材情報毎の必要分量(または1件)を総量(または総件数)に加算する処理。
(d)「調理日時<在庫判定基準日時」の条件を満たす必要食材情報の必要分量(または1件数)を使用量(または使用件数)に加算する処理。
(e)「調理日時=在庫判定基準日時」の条件を満たす必要食材情報の必要分量(または1件数)を在庫判定基準日時使用量(または在庫判定基準日時使用件数)に加算する処理。
ここで、必要分量とは、「分量×人数」により算出される。また、通常、食材によって分量の単位は異なる、または、同じ食材でも複数の分量の単位がある場合があるが、g(グラム)を基準の分量とするなどして統一しておく。少なくとも、集約単位である[仕入グループと仕入日時]毎に単位が統一されていなくてはならない。この場合、調理の際に参照する分量(調理用分量)と集計に用いる分量とを分けて管理する。調理用分量で用いられる単位は、例えば、大さじ1、1カップ、1本、等である。
そして、[仕入グループIDと仕入日時]を処理キーとして行われるキー切れ処理F8_3(図8)とF8_4(図8)において、在庫状態(在庫有無等)の判定、在庫集約情報の編集、在庫管理用整理情報の編集、等を行う。そして、これらの編集結果は、i7_2(図7)に表示される。表現手段として、携帯情報端末4(図1)を利用することも可能である。この場合、例えば、編集結果を電子メールとして携帯情報端末4に送信し、携帯情報端末4のメールソフトウェアを使用して参照することができる。
また、図4の画面例では、食材分類毎にもまとめるように整理している。
ここで、キー切れ処理F8_3(図8)とF8_4(図8)において行われる在庫状態(在庫有無等)の判定とは、例えば、i7_1(図7)で指定された在庫判定基準日時を使用して、在庫管理用整理情報(または在庫集約情報)について、以下の(a)から(c)の判定処理の少なくとも1つを実行することである。
(a)在庫判定基準日時と仕入日時と、の比較演算により、仕入前後の判定を行う処理。
(b)在庫判定基準日時と調理開始日時と、の比較演算により、使用開始前後の判定を行う処理。
(c)在庫判定基準日時と調理終了日時と、の比較演算により、使用終了前後の判定を行う処理。
上記判定処理(a)から(c)の結果は、具体的には以下のように活用することで在庫状態を判定することができる。
・「仕入日時≦在庫判定基準日時≦調理終了日時」の条件を満たす在庫管理用整理情報(または在庫集約情報)は、在庫判定基準日時の時点で在庫がある(在庫あり、在庫存在期間中である)。
・「調理開始日時<在庫判定基準日時<調理終了日時」の条件を満たす在庫管理用整理情報(または在庫集約情報)は、在庫判定基準日時の時点で使いかけ(使用中)の在庫がある。
・「調理開始日時=在庫判定基準日時」の条件を満たす在庫管理用整理情報(または在庫集約情報)は、在庫判定基準日時の時点で使い始める(使用開始)。
・「調理終了日時=在庫判定基準日時」の条件を満たす在庫管理用整理情報(または在庫集約情報)は、在庫判定基準日時の時点で使い終わる(使用終了)。
上記以外にも、「在庫判定基準日時<仕入日時」は、在庫判定基準日時の時点で仕入前であり、在庫はない、等、上記判定処理(a)から(c)の結果を様々に組み合せることが可能である。そして、判定結果に基づいて、必要な在庫管理用整理情報(または在庫集約情報)を、表示/非表示や背景色(文字色)で色分けする等して、識別できるように編集して、在庫管理用情報としてi7_2(図7)に表示する。図7の在庫管理用情報画面においては、「仕入日時≦在庫判定基準日時≦調理終了日時」の条件を満たす、すなわち、在庫判定基準日時の時点において、在庫存在期間中である在庫管理用整理情報をi7_2(図7)に表示した在庫管理用情報の一例である。
また、図8のフローチャートを使用しなくても、特定の[仕入グループと仕入日時]で必要食材情報を抽出し、その[仕入グループと仕入日時]の在庫集約情報を編集することもできる。
3.1.6.本発明システムが管理対象とする料理食材に適した管理方法
在庫を管理するということは、食材の仕入から調理が終了して在庫が無くなるまでを管理することである。献立計画情報として、調理日時を関連付けられた必要食材情報を記憶しているのであれば、利用者が仕入れを行う仕入日時を該必要食材情報に関連付けて記憶しさえすれば、その必要食材情報の仕入日時から調理日時までを管理することが可能となる。
さて、本発明システムが管理対象とする食材は、以下のような特徴を持っている。
・ 工業製品等の材料と異なり、材料(食材)を代替使用することがある。
・ 品質の保証期間(消費期限)が一般的に長くないことから、仕入日時の管理が重要である。
上記の観点から、[仕入グループと仕入日時]を、仕入れや在庫管理の単位とし、仕入日時から調理終了日時までを在庫のある期間として管理することは、料理食材に適した管理方法と言える。
3.1.7.在庫管理用情報画面の表示内容
在庫管理用情報画面(図7)において、i7_4(図7)またはi7_6(図7)またはi7_8(図7)は在庫集約情報である。先に求めた[仕入グループと仕入日時]毎の仕入日時と調理開始日時と調理終了日時と在庫状態と総量と使用量と残量が表示されている。残量については、F8_2(図8)において集計された[仕入グループと仕入日時]毎の総量(または総件数)と使用量(または使用件数)から、「残量(または残件数)=総量(または総件数)−使用量(または使用件数)」の計算式により、残量(または残件数)を算出する。
また、i7_6(図7)は、「在庫判定基準日時に調理あり」と判定された在庫管理用整理情報の表示例(「状態:仕入&使用開始&調理」の「調理」の部分)である。ここで、「在庫判定基準日時に調理あり」とは、詳細処理F8_2(図8)において、内訳の必要食材情報の中に「調理日時=在庫判定基準日時」の条件を満たす必要食材情報がある、すなわち、前述した在庫判定基準日時使用量が0ではない場合である。
i7_6(図7)の使用量において、括弧内の分量は調理後使用量であり、先に求められた在庫判定基準日時使用量(または在庫判定基準日時使用件数)を使用して、「調理後使用量(または、調理後使用件数)=使用量(または使用件数)+在庫判定基準日時使用量(または在庫判定基準日時使用件数)」の計算式により算出する。
i7_6(図7)の残量において、括弧内の分量は調理後残量であり、先に求められた調理後使用量(または、調理後使用件数)を使用して、「調理後残量(または、調理後残件数)=総量(または総件数)−調理後使用量(または、調理後使用件数)」の計算式により算出する。
また、i7_5(図7)は在庫管理用必要食材内訳情報である。集約の対象となった各必要食材情報が表示されている。ここで、i7_7(図7)は、必要食材情報毎に、在庫判定基準日時と、「仕入日時,調理日時」の各要素と、の比較演算を行った判定結果である。比較演算の具体例は、以下の通りである。
・「基準日時<仕入日時」の場合、「仕入前」、
・「仕入日時≦基準日時<調理日時」の場合、「未調理」、
・「仕入日時≦基準日時=調理日時」の場合、「調理」、
・「仕入日時≦調理日時<基準日時」の場合、「調理済」、
また、上記以外にも
・「基準日時=仕入日時」の場合、「仕入」、
・「基準日時≧仕入日時」の場合、「仕入済」、
等の判定処理も利用可能である。
また、図7において、在庫集約情報の仕入日時と調理開始日時と調理終了日時、および在庫管理用必要食材内訳情報の調理日時と食事日時には、在庫判定基準日時と比較して一致する場合には「#」マークを、未満の場合(在庫判定基準日時より前の場合)には「!」マークを頭部に編集している。
3.1.8.応用例
また、利用者にインターネットなどの情報機器を用いて食材の商品(以下「商品食材」とする。)を注文させ、本発明システムが注文情報を記憶する場合や、利用者に、仕入れた実物食材の情報を入力させ、本発明システムが実物食材の情報を記憶する場合には、注文情報や実物食材の情報に仕入グループIDと仕入日時を関連付けて記憶しておき、[仕入グループIDと仕入日時]で在庫管理用整理情報に関連付けて編集する。こうすることで、調理終了日時以降には基本的には在庫が無くなるはずであるから、在庫が無くなったことを入力する必要がなくなる。注文情報や実物食材の仕入れから調理終了日時までを管理することが可能となる。
3.2.動作例2
動作例2は、前述した管理期間型仕入スタイル(例えば、土曜日の昼食から次の土曜日の朝食までの1週間といった具合に管理期間を設定し、管理期間中の調理に使用される必要食材の内、管理期間の初日時である土曜日の昼食前に、例えば、主に消費期限(または賞味期限)内に使用される予定の(消費可能な)必要食材分(に対応する実物食材)を中心にまとめて仕入れ(まとめ買いし、まとめて調達し)、残りの必要食材(例えば消費期限内に使用されない(消費できない)必要食材)分(に対応する実物食材)を後日近所のスーパーでこまめに仕入れる(購入する、調達する)という仕入スタイル)の支援を実現するための発明である。
3.2.1.管理期間記憶手段
管理期間とは、利用者が食材の仕入れと在庫管理を行う際に管理の基準とする期間である。図9は、管理期間TBL1413のデータ例である。メイン仕入日時のデータは日付と時刻の組み合わせとなっている。[2.1.3.管理期間TBL1413]において記述した通り、時刻は、0が朝食前、1が昼食前、2が夕食前として管理されている。また、本実施形態においては、任意の連続する2つのメイン仕入日時のうち、前のメイン仕入日時をメイン仕入日時1、後のメイン仕入日時をメイン仕入日時2とすると、メイン仕入日時1以降で、かつ、メイン仕入日時2より前の期間が管理期間となる。すなわち、「メイン仕入日時1≦管理期間<メイン仕入日時2」である。
管理期間TBL1413へのメイン仕入日時の登録は、メイン仕入日時を登録する機能(メイン仕入日時登録手段)により行われる。具体的には、入力装置12からメイン仕入日時を受信し、受信情報に基づいて管理期間TBL1413に記憶される。
管理期間を記憶する方法には、上記以外にも、「毎週土曜日の夕食前をメイン仕入日時とする。」といったルールとして記憶していても良い。この場合、処理プログラム中に管理期間に関する情報を記憶することもできる。
また、この管理期間記憶手段は、特許請求の範囲に記載の管理期間記憶手段に相当する。この管理期間記憶手段は動作例2においてのみ必要な手段であるため、図3においては割愛されている。
3.2.2.仕入日時登録用情報編集手段
図10は、動作例2における仕入日時登録用情報画面の一例である。最初は、仕入日時登録用情報表示部i10_2(図10)は空欄であり、i10_1(図10)には、管理期間TBL1413に基づく情報がロードされる。利用者は、i10_1(図10)において、管理期間(メイン仕入日時)を選択し、[仕入日時登録用情報表示]ボタンを押下する。
すると、本発明システムは、S1(図3)において、i10_1(図10)で選択された情報に基づいて管理期間を特定する情報を取得する。例えば、選択された管理期間のメイン仕入日時であるメイン仕入日時1と次のメイン仕入日時であるメイン仕入日時2を受信する。ここで、管理期間は「メイン仕入日時1≦管理期間<メイン仕入日時2」を満たす期間である。このとき、メイン仕入日時1のみを受信して、管理期間TBL1413に基づいて、メイン仕入日時2を求めても良い。管理期間を特定する情報を取得できれば良い。CPU時刻から導出される管理期間を使用することもできる。例えば、CPU時刻を含む管理期間やその次期管理期間である。
次に、本発明システムは、必要食材情報記憶手段に基づいて、「メイン仕入日時1≦調理日時<メイン仕入日時2」すなわち「調理日時が管理期間中である」(または、「「仕入日時の登録なし、かつ、調理日時が管理期間中である」または「仕入日時の登録あり、かつ、仕入日時と調理日時の両方が管理期間中である」の少なくとも一つ」でも良い)の条件を満たす必要食材情報を抽出する。
そして、仕入基準日時i10_3(図10)を、例えば、利用者に指定させる値、または、メイン仕入日時1、または、CPU時刻に近い日時、または、メイン仕入日時1から始まる管理期間の最後の日時、として、抽出した必要食材情報毎に、少なくとも、「調理日時が管理期間中である、かつ、仕入基準日時が調理日時以前である」の条件(動作例2においては、この条件に加えて、一度仕入日時を登録した必要食材情報について、安易に上書きされてしまうことを防ぐために、後述する(a)のパターンを採用しており、仕入日時の登録がある必要食材情報の場合には、「登録されている仕入日時が「仕入日時≧仕入基準日時」である」の条件も満たすか否かを判定している。)を満たすか否かを判定し、満たす場合には、管理期間型仕入スタイルを支援するための仕入日時登録可能必要食材情報(以下「仕入日時登録可能必要食材情報」とする)として他の必要食材情報と識別(区別)できるように仕入日時登録用情報を編集し、i10_2(図10)に表示する。このようにして、仕入日時登録用情報画面(図10)を通して、利用者に仕入日時登録可能必要食材情報を認識させる。ここで、管理期間型仕入スタイルを支援するための仕入日時登録可能必要食材情報とは、管理期間型仕入スタイルを支援する際に、仕入基準日時を仕入日時として登録(既に仕入日時の登録がある場合には、更新)することが可能な必要食材情報である。仕入日時登録用情報画面(図10)においては、i10_4において、チェックボックスが表示されているものが仕入日時登録可能必要食材情報である。他の必要食材情報にはチェックボックスが表示されないため、仕入基準日時を仕入日時として登録することはできない。このように仕入日時登録可能必要食材情報しか仕入基準日時を仕入日時として登録することができないように編集することで、利用者に、確実に仕入日時登録可能必要食材情報に対してのみ仕入基準日時を仕入日時として登録させることが可能となる。また、文字色や背景色を変えても識別しやすくなる。
ここで、仕入基準日時とは、仕入れ(買い物)の基準となる日時である。特に動作例2においては、仕入れ(買い物)の基準となる管理期間中の任意の日時である(管理期間中仕入基準日時)。例えば、仕入日時登録用情報画面(図10)において、2008/05/17昼食分を調理する直前に仕入れる必要食材を選択しようとする場合には、i10_3(図10)に2008/05/17昼食前を指定すれば良い。仕入基準日時i10_3(図10)には、管理期間中の日時がロードされる。すなわち、選択可能な仕入基準日時はi10_1(図10)で選択された管理期間中の日時である。
仕入日時登録用情報画面に表示される必要食材情報は基本的に自由であり、抽出条件である「調理日時が管理期間中である」(または、「「仕入日時の登録なし、かつ、調理日時が管理期間中である」または「仕入日時の登録あり、かつ、仕入日時と調理日時の両方が管理期間中である」の少なくとも一つ」でも良い)の条件を満たす必要食材情報でも良いし、仕入日時登録可能必要食材情報のみでも良い。仕入日時登録可能必要食材情報のみを表示するということは、マークや背景色を変える等の工夫をすることなしに、仕入日時登録可能必要食材情報を識別(区別)できる状態になるということである。もちろんその他の必要食材情報も表示されても良い。仕入日時登録可能必要食材情報を識別(区別)できさえすれば良い。
また、一度仕入日時を登録した必要食材情報について、安易に上書きされてしまうことを防ぐために、「調理日時が管理期間中である、かつ、仕入基準日時が調理日時以前である」の条件に加えて、仕入日時が登録済となっている必要食材情報について、
(a)登録されている仕入日時が「仕入日時≧仕入基準日時」である。
(b)登録されている仕入日時が「仕入日時=仕入基準日時」である。
の(a)または(b)のいずれか1つの条件を採用し、これを満たす場合には、仕入日時が登録されていても、仕入基準日時で上書き更新できる、すなわち、仕入日時登録可能必要食材情報とする。(a)または(b)のいずれを採用するかは、使い勝手に応じてどちらの方法が選択されても良い。(a)のパターンでは、「仕入日時>仕入基準日時」の場合にも仕入基準日時で仕入日時を上書き更新できるが、(b)のパターンでは、できない。
動作例2においては、一度仕入日時を登録した必要食材情報について、安易に上書きされてしまうことを防ぐために、上記(a)のパターンを採用しており、S1(図3)において、必要食材情報記憶手段から抽出される必要食材情報毎に、「仕入日時の登録あり、かつ、「仕入日時<仕入基準日時」」の場合、「仕入済」、と判定し、i10_4(図10)において「済」マークを編集する。i10_7(図10)は表示例である。「済」マークを編集された必要食材情報は、仕入日時登録可能必要食材情報ではない。動作例3でも同様の処理が可能である。
また、必要食材情報記憶手段から抽出される必要食材情報毎に、「仕入日時の登録なし、かつ、「調理日時<仕入基準日時」」の場合、「仕入無し」と判定し、i10_4(図10)において「無」マークを編集する。i10_8(図10)は表示例である。「無」マークを編集された必要食材情報は、仕入日時登録可能必要食材情報ではない。
また、本発明システムが、仕入グループTBL1415上に品質保証期間情報を記憶するなどして、必要食材情報に関連付けられる品質保証期間情報(i10_10(図10)の保存目安は品質保証期間情報の表示例である。)を記憶し、S1(図3)において、必要食材情報記憶手段から抽出される必要食材情報毎に、「仕入日時の登録なし、かつ、「調理日時>仕入基準日時+品質保証期間」」の場合「品質保証期間注意」、の判定を行い、当該仕入基準日時を仕入日時として登録すると、品質保証期間内に消費されないことを表すために、調理日時に「!」マークを編集する。i10_11(図10)は表示例である。動作例3でも同様の処理が可能である。
また、本発明システムが、仕入グループTBL1415上に品質保証期間情報を記憶するなどして、必要食材情報に関連付けられる品質保証期間情報を記憶し、S1(図3)において、必要食材情報記憶手段から抽出される必要食材情報毎に、「仕入日時の登録あり、かつ、「調理日時>仕入日時+品質保証期間」」の場合「品質保証期間オーバー」と判定し、登録された仕入日時の通りに仕入れると品質保証期間内に消費されないことを表すために、調理日時に「!!」マークを編集する。i10_9(図10)は表示例である。また、i10_10は品質保証期間である。動作例3でも同様の処理が可能である。
仕入基準日時i10_3等において仕入基準日時を変更した場合には、仕入日時登録用情報において影響のある箇所は、再度、編集され、i10_2に表示される。
3.2.3.仕入日時登録手段
次に、本発明システムは、S2(図3)において、利用者に、仕入日時登録用情報画面(図10)でチェックボックス等により識別可能となった仕入日時登録可能必要食材情報の内、仕入基準日時に仕入れようとする仕入日時登録可能必要食材情報を特定する情報を、入力手段12により入力させる。本実施形態においては、i10_4(図10)において、i10_3で指定された仕入基準日時に仕入れようとする必要食材に対応するチェックボックスをチェック入力させることで選択(入力)させている。このように基本的には仕入日時登録可能必要食材情報のみ仕入日時を登録可能にすることで、利用者に、確実に仕入日時登録可能必要食材情報に対してのみ仕入基準日時を仕入日時として登録させることが可能となる。次に、該入力情報に基づいて、仕入基準日時を仕入日時として仕入日時登録可能必要食材情報に関連付けて記憶する。仕入基準日時i10_3には、前述の通り、管理期間中の日時以外を選択することはできないことから、これにより、常に、仕入基準日時を、「管理期間中であり、かつ、調理日時以前である」すなわち「メイン仕入日時1≦仕入日時≦調理日時<メイン仕入日時2」の条件を満たす仕入日時として、選択された仕入日時登録可能必要食材情報に関連付けて記憶することが可能となる。ここで、データをサーバ3に記憶する場合には、サーバ3側でも値の有効性をチェックすることが望ましい。
登録された仕入日時は、i10_5(図10)の対応箇所に表示される。また、チェックをはずした場合には、献立−必要食材TBL1412上の対応する必要食材情報に関連付けられた仕入日時属性にNULL値を記憶すると同時に、i10_5(図10)の対応箇所に「−」マークを表示する。
このようにして、i10_3(図10)に指定された仕入基準日時に仕入れたい仕入日時登録可能必要食材情報を選択するだけで必要条件を満たす仕入日時の登録が可能となり、効率的な仕入日時の登録が可能となる効果がある。動作例1における仕入日時登録用情報画面(図4)を用いた場合では、利用者は、どの必要食材をいつ仕入れるのかということを考えながら登録する必要がある。これに対して、動作例2においては、仕入基準日時にどの必要食材を仕入れるのかということさえ考えれば良い。これにより、利用者の意思決定が簡素化される効果が期待できる。
また、仕入日時の登録方法として、必ずしも、必要食材を特定する情報と仕入日時を受信する必要はなく、それぞれの必要食材情報に対応する仕入日時を特定することができる情報であれば良く、本発明システムが予め記憶する情報とアルゴリズムを利用して、各必要食材情報に対応する仕入日時を特定しても良い。例えば、次のようにアルゴリズムを用いた自動選択の仕組みを実現することができる。
仕入グループTBL1414または献立−必要食材TBL1412等に品質保証期間を記憶することで、各必要食材情報に関連付けられる品質保証期間を記憶させる。i10_10(図10)の保存目安は、本発明システムに記憶された品質保証期間を表示している。利用者は、i10_3(図10)で仕入基準日時を選択し、[自動選択]ボタンi10_12(図10)を押下すると、本発明システムは、「仕入日時の登録なし、かつ、調理日時が管理期間中である、かつ、「仕入基準日時≦調理日時≦仕入基準日時+品質保証期間」」の条件を満たす必要食材情報に関連付けて、仕入基準日時を仕入日時として記憶し、i10_5(図10)の対応する箇所に仕入日時を表示する。「仕入日時の登録なし、かつ、調理日時が管理期間中である、かつ、「仕入基準日時≦調理日時≦仕入基準日時+品質保証期間」」条件以外に、[自動選択]ボタンi15_5(図15)押下時に仕入グループIDを受信し、「仕入グループIDが一致する」等の条件を加えても良い。
3.2.4.仕入用情報編集手段
利用者は、[仕入用情報表示]ボタンi10_13(図10)を押下すると、i10_3(図10)に指定された仕入基準日時を仕入日時として、仕入用情報画面(図5)のi5_2と同様に、仕入用情報を取得する。処理の詳細は、[3.1.4.仕入用情報編集手段]と同様である。また、仕入日時登録用情報と仕入用情報(または、在庫管理用情報と仕入用情報)が同一の画面を共有して表示する(仕入用情報を、仕入日時登録用情報(または、在庫管理用情報)を利用して表示する)点についても同様である。
3.2.5.在庫管理用情報編集手段
図11は、動作例2における在庫管理用情報画面の一例である。最初は、在庫管理用情報表示部i11_2(図11)は空欄であり、i11_1(図11)には、管理期間TBL1413に基づく情報がロードされる。利用者は、在庫管理用情報画面(図11)のi11_1(図11)において、管理期間(メイン仕入日時)を選択し、[在庫管理用情報表示]ボタンを押下する。
すると、本発明システムは、S4(図3)において、選択された管理期間(メイン仕入日時)に基づいて管理期間を特定する情報を取得する。例えば、選択されたメイン仕入日時であるメイン仕入日時1と次のメイン仕入日時であるメイン仕入日時2を受信する。このとき管理期間は「メイン仕入日時1≦管理期間<メイン仕入日時2」を満たす期間である。メイン仕入日時1のみを受信して、管理期間TBL1413に基づいて、メイン仕入日時2を求めても良い。管理期間を特定するための情報を受信すれば良い。CPU時刻から導出される管理期間を使用することもできる。例えば、CPU時刻を含む管理期間や次期管理期間である。
3.2.5.1.管理期間が変更される可能性がない場合
次に、仕入日時登録可能必要食材情報に対して仕入日時を登録した後に、仕入日時登録可能必要食材情報を判定する際に使用された管理期間が変更される(「メイン仕入日時がこの管理期間を短縮する方向に変更される」、すなわち、「メイン仕入日時1が後方へ変更される、または、メイン仕入日時2が前方へ変更される」)可能性がない場合には、本発明システムは、S4(図3)において、必要食材情報記憶手段に基づいて、仕入日時を登録された必要食材情報について、[仕入グループと仕入日時]毎に在庫管理用整理情報として整理し、各在庫管理用整理情報について調理日時の最後(最大値)である調理終了日時を求め、「メイン仕入日時1≦仕入日時≦調理終了日時<メイン仕入日時2」の条件を満たすか否か、すなわち「仕入日時から調理終了日時までの期間である在庫存在期間中のすべての時点が管理期間中にある」の条件を満たすか否かを判定し、満たす場合には、その在庫管理用整理情報(管理期間型仕入スタイルを支援するための在庫管理用整理情報)を、条件を満たさない在庫管理用整理情報と識別(区別)できるように在庫管理用情報を編集し、i11_2(図11)に表示する。ちなみに前述している通り、「メイン仕入日時1<メイン仕入日時2」かつ「仕入日時≦調理日時」である。
また、在庫管理用整理情報を予め作成しておき、データベースやファイルに記憶しておいても良い。
このとき、在庫判定基準日時i11_3(図11)は、例えば、利用者に指定させる値、または、メイン仕入日時1、または、CPU時刻に近い日時、または、メイン仕入日時1から始まる管理期間の最後の日時、等としておけば良い。
ここで、在庫判定基準日時とは、利用者が在庫状況を確認する際に判定の基準となる日時である。例えば、在庫管理用情報画面(図11)において、2008/05/17昼食分を調理する直前の在庫状況を確認したい場合には、i11_3(図11)に2008/05/17昼食前を指定すれば良い。
また、このとき、在庫管理用整理情報は、少なくとも利用者が仕入日時から調理終了日時までの期間である在庫存在期間を確認できる[仕入グループと仕入日時]毎に集約された情報である管理期間型仕入スタイルを支援するための在庫集約情報(以下「在庫集約情報」とする)を含んでいれば良い。
また、S2(図3)において、仕入日時登録可能必要食材情報のみ仕入日時を登録可能としている場合には、常に、「メイン仕入日時1≦仕入日時≦調理日時<メイン仕入日時2」の条件を満たす仕入日時を記憶しているはずであるから、仕入日時を登録された必要食材情報について、[仕入グループと仕入日時]毎に在庫管理用整理情報として整理する際に、「メイン仕入日時1≦仕入日時≦調理日時<メイン仕入日時2」の条件を満たす、すなわち、「仕入日時と調理日時の両方が管理期間中にある」の条件を満たす仕入日時を登録された必要食材情報を抽出してから、[仕入グループと仕入日時]毎に整理する処理を行うようにすると、処理対象を減らすことができ、処理の負荷を軽減する効果が期待できる。
3.2.5.2.管理期間が変更される可能性もある場合(変更されない場合も含む)
仕入日時登録可能必要食材情報に対して仕入日時を登録した後に、仕入日時登録可能必要食材情報を判定する際に使用された管理期間が変更される(「メイン仕入日時がこの管理期間を短縮する方向に変更される」、すなわち、「メイン仕入日時1が後方へ変更される、または、メイン仕入日時2が前方へ変更される」)可能性もある場合には、本発明システムは、S4(図3)において、必要食材情報記憶手段に基づいて、仕入日時を登録された必要食材情報について、[仕入グループと仕入日時]毎に在庫管理用整理情報として整理し、各在庫管理用整理情報について調理日時の最後(最大値)である調理終了日時を求め、「仕入日時<メイン仕入日時2」かつ「メイン仕入日時1≦調理終了日時」の条件を満たす、すなわち「仕入日時から調理終了日時までの期間である在庫存在期間中の一時点が管理期間中にある」の条件を満たすか否かを判定し、満たす場合には、その在庫管理用整理情報(管理期間型仕入スタイルを支援するための在庫管理用整理情報)を、条件を満たさない在庫管理用整理情報と識別(区別)できるように在庫管理用情報を編集し、i11_2(図11)に表示する。ちなみに前述している通り、「メイン仕入日時1<メイン仕入日時2」かつ「仕入日時≦調理日時」である。
こうすることで、仕入日時から調理終了日時までの期間である在庫存在期間が1つ以上の管理期間をまたがるような在庫管理用整理情報(在庫集約情報)を、管理期間型仕入スタイルを支援するための在庫管理用整理情報(在庫集約情報)として判定することが可能となる。
ちなみに、仕入日時登録可能必要食材情報に対して仕入日時を登録した後に、仕入日時登録可能必要食材情報を判定する際に使用された管理期間が変更されない場合には、「仕入日時から調理終了日時までの期間である在庫存在期間中の一時点が管理期間中にある」の条件を満たす在庫管理用整理情報と、「仕入日時から調理終了日時までの期間である在庫存在期間中のすべての時点が管理期間中にある」の条件を満たす在庫管理用整理情報と、は結果的に一致する。
また、在庫管理用整理情報を予め作成しておき、データベースやファイルに記憶しておいても良い。
このとき、在庫判定基準日時i11_3(図11)は、例えば、利用者に指定させる値、または、メイン仕入日時1、または、CPU時刻に近い日時、または、メイン仕入日時1から始まる管理期間の最後の日時、等としておけば良い。
ここで、在庫判定基準日時とは、利用者が在庫状況を確認する際に判定の基準となる日時である。例えば、在庫管理用情報画面(図11)において、2008/05/17昼食分を調理する直前の在庫状況を確認したい場合には、i11_3(図11)に2008/05/17昼食前を指定すれば良い。
また、このとき、在庫管理用整理情報は、少なくとも利用者が仕入日時から調理終了日時までの期間である在庫存在期間を確認できる[仕入グループと仕入日時]毎に集約された情報である管理期間型仕入スタイルを支援するための在庫集約情報を含んでいれば良い。
また、S2(図3)において、仕入可能期間(後述)を使用して、常に、
(a)「メイン仕入日時1≦仕入日時≦調理日時<メイン仕入日時2」
(b)「調理日時−仕入可能期間≦仕入日時≦調理日時」
の(a)と(b)の条件を満たす仕入日時を記憶する場合には、S4(図3)において、仕入日時を関連付けられた必要食材情報について、[仕入グループと仕入日時]毎に在庫管理用整理情報として整理する際に、
(c)「仕入日時<メイン仕入日時1≦調理日時<メイン仕入日時2」
(d)「メイン仕入日時1≦仕入日時≦調理日時<メイン仕入日時2」
(e)「メイン仕入日時1≦仕入日時<メイン仕入日時2≦調理日時」
(f)「仕入日時<メイン仕入日時1<メイン仕入日時2≦調理日時」
(g)「メイン仕入日時1−仕入可能期間≦仕入日時≦調理日時<メイン仕入日時1」
の(c)から(g)の少なくとも1つの条件を満たす必要食材情報を抽出して、[仕入グループと仕入日時]毎に整理する処理を行うと、処理対象を減らすことができ、処理の負荷を軽減する効果が期待できる。
ここで、仕入可能期間とは、調理日時に対して最大でどの程度前から仕入可能とするか、という情報である。言い換えると、調理日時を終点とする調理日時以前の仕入が可能な有限の期間である。例えば、動作例2においては、30日程度から40日程度としておけば良い。動作例2における仕入可能期間は、管理期間(メイン仕入日時1とメイン仕入日時2との間の期間)として取り得る最大の値以上の値としておく必要がある。なぜなら、管理期間よりも仕入可能期間が短くなってしまう場合には、メイン仕入日時等、管理期間の初期の日時において、必要食材情報に対して仕入日時を登録すると、上記(b)の条件を満たさなくなってしまうからである。
また、S2(図3)において、仕入日時登録可能必要食材情報のみ仕入日時を登録可能としている場合には、常に、上記(a)「メイン仕入日時1≦仕入日時≦調理日時<メイン仕入日時2」の条件を満たす仕入日時を記憶しているはずである。
さて、「仕入日時<メイン仕入日時2」かつ「メイン仕入日時1≦調理終了日時」の条件を満たす、すなわち、「仕入日時から調理終了日時までの期間である在庫存在期間中の一時点が管理期間中にある」の条件を満たす在庫管理用整理情報は、以下の(a)から(h)に分類される。
(a)「メイン仕入日時1≦仕入日時≦調理開始日時≦調理終了日時<メイン仕入日時2」の場合、今期仕入、今期調理開始、今期調理終了
(b)「メイン仕入日時1≦仕入日時≦調理開始日時<メイン仕入日時2≦調理終了日時」の場合、今期仕入、今期調理開始、次期以降調理終了
(c)「メイン仕入日時1≦仕入日時<メイン仕入日時2≦調理開始日時≦調理終了日時」の場合、今期仕入、次期以降調理開始、次期以降調理終了
(d)「仕入日時≦調理開始日時<メイン仕入日時1≦調理終了日時<メイン仕入日時2」の場合、前期以前仕入、前期以前調理開始、今期調理終了
(e)「仕入日時<メイン仕入日時1≦調理開始日時≦調理終了日時<メイン仕入日時2」の場合、前期以前仕入、今期調理開始、今期調理終了
(f)「仕入日時≦調理開始日時<メイン仕入日時1<メイン仕入日時2≦調理終了日時」の場合、前期以前仕入、前期以前調理開始、次期以降調理終了
(g)「仕入日時<メイン仕入日時1≦調理開始日時<メイン仕入日時2≦調理終了日時」の場合、前期以前仕入、今期調理開始、次期以降調理終了
(h)「仕入日時<メイン仕入日時1<メイン仕入日時2≦調理開始日時≦調理終了日時」の場合、前期以前仕入、次期以降調理開始、次期以降調理終了
次に、管理期間が変更される可能性がある場合の具体的な表示内容の例を図12から図14を用いて説明する。
図12は、管理期間が変更される可能性がある場合の管理期間TBL1413の一例である。2008/05/13夕食前が2008/05/14夕食前に変更となり、2008/05/19夕食前が追加されている。例えばこのとき、変更と追加後に新しくできた「2008/05/14夕食前≦管理期間<2008/05/19夕食前」の条件を満たす管理期間は、「2008/05/13夕食前≦管理期間<2008/05/22昼食前」の条件を満たす管理期間が変更されたパターンである。また、「2008/05/8昼食前≦管理期間<2008/05/14夕食前」の条件を満たす管理期間は、「2008/05/8昼食前≦管理期間<2008/05/13夕食前」の条件を満たす管理期間が変更されたパターンである。
図13は、「2008/05/13夕食前≦管理期間<2008/05/22昼食前」から「2008/05/14夕食前≦管理期間<2008/05/19夕食前」へ、管理期間が変更された場合の仕入日時登録用情報画面の一例である。図10においても編集されている以下(a)と(b)、
(a)「仕入日時の登録なし、かつ、「メイン仕入日時1≦調理日時<メイン仕入日時2」」の条件を満たす必要食材情報、
(b)「仕入日時の登録あり、かつ、「メイン仕入日時1≦仕入日時≦調理日時<メイン仕入日時2」」の条件を満たす必要食材情報、
の他に、図13においては以下(c)から(e)、
(c)「仕入日時の登録あり、かつ、「仕入日時<メイン仕入日時1<メイン仕入日時2≦調理日時」」の条件を満たす必要食材情報(i13_4は表示例)と、
(d)「仕入日時の登録あり、かつ、「メイン仕入日時1≦仕入日時<メイン仕入日時2≦調理日時」」の条件を満たす必要食材情報(i13_5は表示例)、
(e)「仕入日時の登録あり、かつ、「仕入日時<メイン仕入日時1≦調理日時<メイン仕入日時2」」の条件を満たす必要食材情報(i13_3は表示例)、
も抽出し、仕入日時登録用情報として編集されている。
これにより、仕入日時登録用情報画面において、前述したように管理期間を変更することにより出る可能性のある影響である、仕入日時と調理日時とが1つ以上の管理期間をまたがる必要食材情報を利用者に認識させることが可能となる。図13中において、「(前)」マークは、前期以前の管理期間を意味する。また、「(次)」マークは、次期以降の管理期間を意味する。
図14は、管理期間が変更される可能性がある場合の在庫管理用情報画面の一例である。図11においても編集されている以下(a)、
(a)「メイン仕入日時1≦仕入日時≦調理開始日時≦調理終了日時<メイン仕入日時2」すなわち「今期仕入、今期調理開始、今期調理終了」の条件を満たす在庫管理用整理情報、
の他に、図14においては以下(b)から(d)、
(b)「仕入日時≦調理開始日時<メイン仕入日時1<メイン仕入日時2≦調理終了日時」すなわち「前期以前仕入、前期以前調理開始、次期以降調理終了」の条件を満たす在庫管理用整理情報(i14_3は表示例)、
(c)「メイン仕入日時1≦仕入日時≦調理開始日時<メイン仕入日時2≦調理終了日時」すなわち「今期仕入、今期調理開始、次期以降調理終了」の条件を満たす在庫管理用整理情報(i14_4は表示例)、
(d)「仕入日時<メイン仕入日時1≦調理開始日時≦調理終了日時<メイン仕入日時2」すなわち「前期以前仕入、今期調理開始、今期調理終了」の条件を満たす在庫管理用整理情報(i14_5は表示例)、
も抽出し、在庫確認用情報として編集されている。
これにより、在庫管理用情報画面において、前述したように管理期間を変更することにより出る可能性のある影響である、仕入日時から調理終了日時までの期間である在庫存在期間が1つ以上の管理期間をまたがるような在庫管理用整理情報(在庫集約情報)を、管理期間型仕入スタイルを支援するための在庫管理用整理情報(在庫集約情報)として判定することが可能となる。図14中において、「(前)」マークは、前期以前の管理期間を意味する。また、「(次)」マークは、次期以降の管理期間を意味する。
また、在庫判定基準日時i11_3を変更した場合には、在庫管理用情報において影響のある箇所は、再度、編集され、i14_2(またはi11_2)に表示される。
3.2.6.在庫確認用情報における仕入日時登録のない必要食材情報の扱いについて
S4(図3)において、必要食材情報記憶手段から、「仕入日時の登録なし、かつ、メイン仕入日時1≦調理日時<メイン仕入日時2」の条件を満たす必要食材情報を抽出し、[仕入グループ]毎に整理し(実際の処理では、仕入日時がNULL値であるため、[仕入グループと仕入日時]毎に整理すれば良い。)、この仕入予定無し必要食材整理情報も在庫管理用情報の一部として編集する。仕入予定無し必要食材整理情報は、「仕入予定無し」マークを付けるなどして編集し、i11_2(図11)やi14_2(図14)に表示される。i11_4(図11)とi14_6(図14)は表示例である。
この処理により、在庫管理用情報画面において、管理期間中の仕入日時登録の無い必要食材情報についての管理も可能となり、利用者に仕入予定が無いことを知らせることが可能となる。
3.3.動作例3
動作例3は、前述した毎日型仕入スタイル(毎日買い物に行き、新鮮な食材を調達する仕入スタイル)の支援を実現するための発明である。
3.3.1.仕入日時登録用情報編集手段
図15は、動作例3における仕入日時登録用情報画面の一例である。最初は、仕入日時登録用情報表示部i15_2は空欄であり、仕入基準日時i15_1には、CPU日時の前1日程度、後7日程度の日時がロードされる。利用者は、i15_1(図15)において、仕入基準日時を選択し、[仕入日時登録用情報表示]ボタンを押下する。
ここで、仕入基準日時とは、仕入れ(買い物)の基準となる日時である。例えば、仕入日時登録用情報画面(図15)において、2008/05/13昼食分を調理する直前に仕入れる必要食材を選択しようとする場合には、i15_1(図15)に2008/05/13昼食前を指定すれば良い。
すると、本発明システムは、S1(図3)において、i15_1(図15)で選択された仕入基準日時を受信する。次に、本発明システムは、必要食材情報記憶手段から、「仕入基準日時が仕入可能期間中である」の条件を満たす必要食材情報を抽出し、仕入日時登録用情報を編集し、i15_2(図15)に表示する。
ここで、仕入可能期間とは、調理日時に対して最大でどの程度前から仕入可能とするか、という情報である。言い換えると、調理日時を終点とする調理日時以前の仕入が可能な有限の期間である。本実施形態においては、仕入可能期間を、調理日時当日を含めて9日間(調理日時当日を含めずに8日間)としている。すなわち、それぞれの必要食材情報毎に「調理日時−仕入可能期間(8日間)≦仕入基準日時≦調理日時」の条件を満たす期間が仕入可能期間である。ここで、逆の捉え方をすると、前述した抽出条件は、「調理日時が、仕入基準日時から起算して仕入可能期間(9日間)中」すなわち、「仕入基準日時≦調理日時≦仕入基準日時+仕入可能期間(8日間)」の条件を満たす必要食材情報を抽出していることと同じである。また、仕入可能期間を、すべての仕入グループや必要食材に共通する値を使用するだけではなく、仕入グループ毎や必要食材情報毎に設定しても良い。例えば仕入グループIDや必要食材情報に関連付けられる品質保証期間から導出される値を使用することもできる。また、季節毎に変化する値を使用しても良い。
次に、抽出した必要食材情報毎に、「仕入基準日時が仕入可能期間中である」の条件(動作例3においては、この条件に加えて、一度仕入日時を登録した必要食材情報について、安易に上書きされてしまうことを防ぐために、後述する(a)のパターンを採用しており、仕入日時の登録がある必要食材情報の場合には、「登録されている仕入日時が「仕入日時≧仕入基準日時」である」の条件も満たすか否かを判定している。)を満たすか否かを判定し、満たす場合には、毎日型仕入スタイルを支援するための仕入日時登録可能必要食材情報(以下「仕入日時登録可能必要食材情報」とする)として他の必要食材情報と識別(区別)できるように仕入日時登録用情報を編集し、i15_2(図15)に表示する。このようにして、仕入日時登録用情報画面(図15)を通して、利用者に仕入日時登録可能必要食材情報を認識させる。ここで、毎日型仕入スタイルを支援するための仕入日時登録可能必要食材情報とは、毎日型仕入スタイルを支援する際に、仕入基準日時を仕入日時として登録(既に仕入日時の登録がある場合には、更新)することが可能な必要食材情報である。仕入日時登録用情報画面(図15)においては、i15_3(図15)において、チェックボックスが表示されているものが仕入日時登録可能必要食材情報である。他の必要食材情報にはチェックボックスが表示されないため、仕入基準日時を仕入日時として登録することはできない。このように仕入日時登録可能必要食材情報しか仕入日時を登録できないように編集することで、利用者に、確実に仕入日時登録可能必要食材情報に対してのみ仕入基準日時を仕入日時として登録させることが可能となる。また、文字色や背景色を変えても良い。図15においては、すべての必要食材情報にチェックボックスが表示されているため、同じ動作例3における仕入日時登録用情報画面の一例で仕入基準日時が異なる仕入日時登録用情報画面である図16も参照されたい。
さて、仕入日時登録用情報画面に表示される必要食材情報は基本的に自由であり、抽出条件である「仕入基準日時が仕入可能期間中である」の条件を満たす必要食材情報でも良いし、仕入日時登録可能必要食材情報のみでも良い。仕入日時登録可能必要食材情報のみを表示するということは、マークや背景色を変える等の工夫をすることなしに、仕入日時登録可能必要食材情報を識別(区別)できる状態になるということである。もちろんその他の必要食材情報も表示されても良い。仕入日時登録可能必要食材情報を識別(区別)できさえすれば良い。
また、一度仕入日時を登録した必要食材情報について、安易に上書きされてしまうことを防ぐために、「仕入基準日時が仕入可能期間中である」の条件に加えて、仕入日時が登録済となっている必要食材情報について、
(a)登録されている仕入日時が「仕入日時≧仕入基準日時」である。
(b)登録されている仕入日時が「仕入日時=仕入基準日時」である。
の(a)または(b)のいずれか1つの条件を採用し、これを満たす場合には、仕入日時が登録されていても、仕入基準日時で上書き更新できる、すなわち、仕入日時登録可能必要食材情報とするようにすると良い。(a)または(b)のいずれを採用するかは、使い勝手に応じてどちらの方法が選択されても良い。(a)のパターンでは、「仕入日時>仕入基準日時」の場合にも仕入基準日時で仕入日時を上書き更新できるが、(b)のパターンでは、できない。
動作例3においては、一度仕入日時を登録した必要食材情報について、安易に上書きされてしまうことを防ぐために、上記(a)のパターンを採用しており、S1(図3)において、必要食材情報記憶手段から抽出される必要食材情報毎に、「仕入日時の登録あり、かつ、「仕入日時<仕入基準日時」」の場合、「仕入済」、と判定し、i15_3(図15)において「済」マークを編集している。図15には表示例がないが、図16において、i16_3(図16)は表示例である。「済」マークを編集された必要食材情報は、仕入日時登録可能必要食材情報ではない。
3.3.2.仕入日時登録手段
次に、本発明システムは、S2(図3)において、利用者に、仕入日時登録用情報画面(図15)で識別可能となった仕入日時登録可能必要食材情報の内、仕入基準日時に仕入れようとする仕入日時登録可能必要食材情報を特定する情報を、入力手段12により入力させる。本実施形態においては、i15_3(図15)において、i15_1(図15)で指定された仕入基準日時に仕入れようとする必要食材に対応するチェックボックスにチェック入力させることで選択(入力)させている。このように基本的には仕入日時登録可能必要食材情報のみ仕入日時を登録可能にすることで、利用者に、確実に仕入日時登録可能必要食材情報に対してのみ仕入基準日時を仕入日時として登録させることが可能となる。次に、該入力情報に基づいて、仕入基準日時を仕入日時として仕入日時登録可能必要食材情報に関連付けて記憶する。これにより、常に、仕入基準日時を、「仕入可能期間中である」すなわち「調理日時−仕入可能期間≦仕入日時≦調理日時」の条件を満たす仕入日時として、選択された仕入日時登録可能必要食材情報に関連付けて記憶することが可能となる。ここで、データをサーバ3に記憶する場合には、サーバ3側でも値の有効性をチェックすることが望ましい。
登録された仕入日時は、i15_4(図15)の対応箇所に表示される。また、チェックをはずした場合には、献立−必要食材TBL1412上の対応する必要食材情報に関連付けられた仕入日時属性にNULL値を記憶すると同時に、i15_4(図15)の対応箇所に「−」マークを表示する。
このようにして、i15_1(図15)に指定された仕入基準日時に仕入れたい仕入日時登録可能必要食材情報を選択するだけで必要条件を満たす仕入日時の登録が可能となり、効率的な仕入日時の登録が可能となる効果がある。動作例1における仕入日時登録用情報画面(図4)を用いた場合では、利用者は、どの必要食材をいつ仕入れるのかということを考えながら登録する必要がある。これに対して、動作例3においては、動作例2と同様、仕入基準日時にどの必要食材を仕入れるのかということさえ考えれば良い。これにより、利用者の意思決定が簡素化される効果が期待できる。
また、仕入日時の登録方法として、動作例2と同様、必ずしも、必要食材を特定する情報と仕入日時を受信する必要はなく、それぞれの必要食材情報に対応する仕入日時を特定することができる情報であれば良く、本発明システムが予め記憶する情報とアルゴリズムを利用して、各必要食材情報に対応する仕入日時を特定しても良い。例えば、次のようにアルゴリズムを用いた自動選択の仕組みを実現することができる。
仕入グループTBL1414または献立−必要食材TBL1412等に品質保証期間を記憶することで、各必要食材情報に関連付けられる品質保証期間を記憶させる。i15_6(図15)の保存目安は、本発明システムに記憶された品質保証期間を表示している。利用者は、i15_1(図15)で仕入基準日時を選択し、[自動選択]ボタンi15_5(図15)を押下すると、本発明システムは、「仕入日時の登録なし、かつ、仕入基準日時が仕入可能期間中である、かつ、「仕入基準日時≦調理日時≦仕入基準日時+品質保証期間」」の条件を満たす必要食材情報について、仕入日時として仕入基準日時を記憶し、i15_4(図15)の対応する箇所に仕入日時を表示する。「仕入日時の登録なし、かつ、仕入基準日時が仕入可能期間中である、かつ、「仕入基準日時≦調理日時≦仕入基準日時+品質保証期間」」条件以外に、[自動選択]ボタンi15_5(図15)押下時に仕入グループIDを受信し、「仕入グループIDが一致する」等の条件を加えても良い。
3.3.3.仕入用情報編集手段
利用者は、[仕入用情報表示]ボタンi15_7(図15)を押下すると、i15_1(図15)に指定された仕入基準日時を仕入日時として、仕入用情報画面(図5)のi5_2と同様の情報を取得する。処理の詳細は、[3.1.4.仕入用情報編集手段]と同様である。また、仕入日時登録用情報と仕入用情報(または、在庫管理用情報と仕入用情報)が同一の画面を共有して表示する(仕入用情報を、仕入日時登録用情報(または、在庫管理用情報)を利用して表示する)点についても同様である。
3.3.4.在庫管理用情報編集手段
図17は、動作例3における在庫管理用情報画面の一例である。最初は、在庫管理用情報表示部i17_2(図17)は空欄であり、在庫判定基準日時i17_1(図17)には、CPU日時の前3日程度、後3日程度の日時が在庫判定基準日時としてロードされる。利用者は、i17_1(図17)において、在庫判定基準日時を選択し、[在庫管理用情報表示]ボタンを押下する。
ここで、在庫判定基準日時とは、利用者が在庫状況を確認する際に判定の基準となる日時である。例えば、在庫管理用情報画面(図17)において、2008/05/17昼食分を調理する直前の在庫状況を確認したい場合には、i17_1(図17)に2008/05/17昼食前を指定すれば良い。
すると、本発明システムは、S4(図3)において、i17_1(図17)で選択された在庫判定基準日時を受信する。次に、必要食材情報記憶手段に基づいて、仕入日時を登録された必要食材情報について、[仕入グループと仕入日時]毎に在庫管理用整理情報として整理し、各在庫管理用整理情報について調理日時の最後(最大値)である調理終了日時を求め、在庫判定基準日時が、「仕入日時−在庫存在期間前識別期間」から「調理終了日時+在庫存在期間後識別期間」までの期間(以下、この期間を「在庫管理用整理情報識別期間」とする)中である、すなわち、「仕入日時−在庫存在期間前識別期間≦在庫判定基準日時≦調理終了日時+在庫存在期間後識別期間」の条件を満たすか否かを判定し、条件を満たす場合には、その在庫管理用整理情報(毎日型仕入スタイルを支援するための在庫管理用整理情報)を、条件を満たさない在庫管理用整理情報と識別(区別)できるように在庫管理用情報を編集し、i17_2(図17)に表示する。
ここで、在庫存在期間前識別期間とは、在庫管理用情報編集手段(S4(図3))において、在庫管理用整理情報を、在庫存在期間のどの程度前から識別(区別)するか、という期間である。また、在庫存在期間後識別期間とは、在庫管理用情報編集手段(S4(図3))において、在庫管理用整理情報(または在庫集約情報)を、在庫存在期間のどの程度後まで識別(区別)するか、という期間である。在庫存在期間前識別期間および在庫存在期間後識別期間は0日間とすることもできる。
また、このとき、在庫管理用整理情報は、少なくとも利用者が仕入日時から調理終了日時までの期間である在庫存在期間を確認できる[仕入グループと仕入日時]毎に集約された情報である毎日型仕入スタイルを支援するための在庫集約情報(以下「在庫集約情報」とする)を含んでいれば良い。
また、在庫管理用整理情報を予め作成しておき、データベースやファイルに記憶しておいても良い。
図17の表示内容について、図15から図17を用いて説明する。図16は、図15と同様に仕入日時登録用情報画面の一例であるが、仕入基準日時が2008/05/15夕食前となっている。図15では、仕入基準日時が2008/05/13昼食前となっている点と相違している。図17において、i17_3とi17_5に表示される在庫管理用整理情報は、図15において仕入日時を登録された必要食材情報の在庫管理用整理情報に相当する。また、i17_4に表示される在庫管理用整理情報は、図16において仕入日時を登録された必要食材情報の在庫管理用整理情報に相当する。
また、S2(図3)において、仕入日時登録可能必要食材情報のみ仕入日時を登録可能としている場合には、常に、「調理日時−仕入可能期間(動作例3では8日間)≦仕入日時≦調理日時」の条件を満たす仕入日時を記憶しているはずであるから、S4(図3)において、仕入日時を登録された前記必要食材情報について、「在庫判定基準日時−仕入可能期間(動作例3では8日間)−在庫存在期間後識別期間≦仕入日時≦在庫判定基準日時+在庫存在期間前識別期間」の条件を満たす必要食材情報を抽出して、[仕入グループIDと仕入日時]毎に整理する処理を行うと、処理対象を減らすことができ、処理の負荷を軽減する効果が期待できる。
家庭の主婦等、日々、料理を調理する人が、献立計画に基づいて必要な食材を仕入れ、さらに仕入れた食材の在庫を管理したい場合に利用できるものである。
1 ・・・ 情報処理装置
11 ・・・ 表現装置
12 ・・・ 入力装置
13 ・・・ 演算装置
14 ・・・ 記憶装置
15 ・・・ 通信I/F
16 ・・・ BUS
2 ・・・ 通信ネットワーク
3 ・・・ サーバ
4 ・・・ 携帯情報端末

Claims (16)

  1. 献立計画管理支援機能と食材仕入支援機能と在庫管理支援機能を提供する料理支援システムであって、
    データ処理のためのコンピュータプロセッサ手段と、記録媒体と、前記記録媒体へデータを記録するための記録手段と、処理結果を出力するための表現手段と、情報を該料理支援システムへ入力するための入力手段と、を備え、
    献立計画情報として、少なくとも、調理日時と、代替可能性のある類似する1つ以上の食材の集合を基礎とする食材の集合である仕入グループと、を関連付けられた、料理に必要な食材の情報である必要食材情報を前記記録媒体上に記憶する必要食材情報記憶手段と、
    前記コンピュータプロセッサ手段を用いて、前記必要食材情報記憶手段に基づいて、前記必要食材情報を、利用者が仕入日時を登録する際に参照する情報である仕入日時登録用情報として編集し、前記表現手段から出力する仕入日時登録用情報編集手段と、
    利用者に、前記仕入日時登録用情報を参照させながら、それぞれの前記必要食材情報に対応する仕入日時を特定するための情報を入力装置から入力させ、該入力情報に基づいて、前記記録手段を用いて、前記調理日時以前の日時である仕入日時を前記必要食材情報に関連付けて前記必要食材情報記憶手段に記憶する仕入日時登録手段と、
    前記コンピュータプロセッサ手段を用いて、利用者が仕入れの際に参照する仕入用情報を、前記必要食材情報記憶手段に基づいて、必要食材に関する情報を前記仕入グループと前記仕入日時毎に識別できるように編集し、前記表現手段から出力する仕入用情報編集手段と、
    前記コンピュータプロセッサ手段を用いて、前記必要食材情報記憶手段に基づいて、仕入日時を記憶した前記必要食材情報について前記仕入グループと前記仕入日時毎に、最後の調理日時である調理終了日時を求め、少なくとも前記仕入日時と前記調理終了日時を含む、利用者が仕入日時から調理終了日時までの期間である在庫存在期間を確認するための仕入グループと仕入日時毎に集約された情報である在庫集約情報を編集し、前記表現手段から出力する在庫管理用情報編集手段と、
    を有することを特徴とする料理支援システム。
  2. 利用者が食材の仕入れと在庫管理を行う際に管理の基準とする期間である管理期間を設定し、該管理期間中の調理に使用される必要食材の内、該管理期間の最初の日時に、消費期限または賞味期限内に使用される必要食材分を中心にまとめて仕入れ、残りの必要食材分を、後日、こまめに仕入れるような仕入スタイルである管理期間型仕入スタイルを支援する請求項1に記載の料理支援システムであって、
    利用者が食材の仕入れと在庫管理を行う際に管理の基準とする期間である管理期間を記憶する管理期間記憶手段を有し、
    前記仕入日時登録用情報編集手段において、
    仕入れの基準となる前記管理期間中の日時である管理期間中仕入基準日時を使用して、
    前記必要食材情報記憶手段に基づいて、それぞれの必要食材情報について、少なくとも「前記調理日時が前記管理期間中であり、かつ、前記管理期間中仕入基準日時が前記調理日時以前である」の条件により、前記管理期間中仕入基準日時を仕入日時として登録または更新することが可能な必要食材情報である、前記管理期間型仕入スタイルを支援するための仕入日時登録可能必要食材情報を、前記コンピュータプロセッサ手段を用いて判定し、判定結果を識別できるように前記仕入日時登録用情報を編集し、
    前記仕入日時登録手段において、
    利用者に、識別可能となった前記仕入日時登録可能必要食材情報の内、前記管理期間中仕入基準日時に仕入れようとする前記仕入日時登録可能必要食材情報を特定するための情報を前記入力手段により入力させ、該入力情報に基づいて、前記記録手段を用いて、前記管理期間中仕入基準日時を仕入日時として前記仕入日時登録可能必要食材情報に関連付けて記憶し、
    前記在庫管理用情報編集手段において、
    前記仕入日時登録可能必要食材情報に仕入日時を登録した後に、前記管理期間が変更されない場合には、
    それぞれの前記在庫集約情報について、「前記在庫存在期間中のすべての時点が前記管理期間中にある」の条件により、前記管理期間型仕入スタイルを支援するための在庫集約情報を、前記コンピュータプロセッサ手段を用いて判定し、判定結果を識別できるように編集する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の料理支援システム。
  3. 利用者が食材の仕入れと在庫管理を行う際に管理の基準とする期間である管理期間を設定し、該管理期間中の調理に使用される必要食材の内、該管理期間の最初の日時に、消費期限または賞味期限内に使用される必要食材分を中心にまとめて仕入れ、残りの必要食材分を、後日、こまめに仕入れるような仕入スタイルである管理期間型仕入スタイルを支援する請求項1に記載の料理支援システムであって、
    利用者が食材の仕入れと在庫管理を行う際に管理の基準とする期間である管理期間を記憶する管理期間記憶手段を有し、
    前記仕入日時登録用情報編集手段において、
    仕入れの基準となる前記管理期間中の日時である管理期間中仕入基準日時を使用して、
    前記必要食材情報記憶手段に基づいて、それぞれの必要食材情報について、少なくとも「前記調理日時が前記管理期間中であり、かつ、前記管理期間中仕入基準日時が前記調理日時以前である」の条件により、前記管理期間中仕入基準日時を仕入日時として登録または更新することが可能な必要食材情報である、前記管理期間型仕入スタイルを支援するための仕入日時登録可能必要食材情報を、前記コンピュータプロセッサ手段を用いて判定し、判定結果を識別できるように前記仕入日時登録用情報を編集し、
    前記仕入日時登録手段において、
    利用者に、識別可能となった前記仕入日時登録可能必要食材情報の内、前記管理期間中仕入基準日時に仕入れようとする前記仕入日時登録可能必要食材情報を特定するための情報を前記入力手段により入力させ、該入力情報に基づいて、前記記録手段を用いて、前記管理期間中仕入基準日時を仕入日時として前記仕入日時登録可能必要食材情報に関連付けて記憶し、
    前記在庫管理用情報編集手段において、
    それぞれの前記在庫集約情報について、「前記在庫存在期間中の一時点が前記管理期間中にある」の条件により、前記管理期間型仕入スタイルを支援するための在庫集約情報を、前記コンピュータプロセッサ手段を用いて判定し、判定結果を識別できるように編集する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の料理支援システム。
  4. 日々こまめに新鮮な食材を仕入れるような仕入スタイルである毎日型仕入スタイルを支援する請求項1に記載の料理支援システムであって、
    仕入可能期間とは、前記調理日時を終点とする前記調理日時以前の仕入が可能な有限の期間、
    在庫存在期間前識別期間は、前記在庫管理用情報編集手段において、前記在庫集約情報を、前記在庫存在期間の前に識別する0または有限の期間、
    在庫存在期間後識別期間は、前記在庫管理用情報編集手段において、前記在庫集約情報を、前記在庫存在期間の後に識別する0または有限の期間、
    であり、
    前記仕入日時登録用情報編集手段において、
    仕入れの基準となる日時である仕入基準日時を使用して、
    前記必要食材情報記憶手段に基づいて、それぞれの必要食材情報について、少なくとも「前記仕入基準日時が仕入可能期間中である」の条件により、前記仕入基準日時を仕入日時として登録または更新することが可能な必要食材情報である、前記毎日型仕入スタイルを支援するための仕入日時登録可能必要食材情報を、前記コンピュータプロセッサ手段を用いて判定し、判定結果を識別できるように前記仕入日時登録用情報を編集し、
    前記仕入日時登録手段において、
    利用者に、識別可能となった前記仕入日時登録可能必要食材情報の内、前記仕入基準日時に仕入れようとする前記仕入日時登録可能必要食材情報を特定するための情報を前記入力手段により入力させ、該入力情報に基づいて、前記記録手段を用いて、前記仕入基準日時を仕入日時として前記仕入日時登録可能必要食材情報に関連付けて記憶し、
    前記在庫管理用情報編集手段において、
    それぞれの前記在庫集約情報について、在庫状況を確認する際に判定の基準となる日時である在庫判定基準日時を使用して、「前記在庫判定基準日時が、(前記仕入日時−前記在庫存在期間前識別期間)から(前記調理終了日時+前記在庫存在期間後識別期間)までの期間中である」の条件により、前記毎日型仕入スタイルを支援するための在庫集約情報を、前記コンピュータプロセッサ手段を用いて判定し、判定結果を識別できるように編集する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の料理支援システム。
  5. 献立計画管理支援機能と食材仕入支援機能と在庫管理支援機能を提供する料理支援プログラムであって、
    データ処理のためのコンピュータプロセッサ手段と、記録媒体と、前記記録媒体へデータを記録するための記録手段と、処理結果を出力するための表現手段と、情報を該料理支援システムへ入力するための入力手段と、を備えるコンピュータを動作させるために、
    献立計画情報として、少なくとも、調理日時と、代替可能性のある類似する1つ以上の食材の集合を基礎とする食材の集合である仕入グループと、を関連付けられた、料理に必要な食材の情報である必要食材情報を前記記録媒体上に記憶する必要食材情報記憶手段と、
    前記コンピュータプロセッサ手段を用いて、前記必要食材情報記憶手段に基づいて、前記必要食材情報を、利用者が仕入日時を登録する際に参照する情報である仕入日時登録用情報として編集し、前記表現手段から出力する仕入日時登録用情報編集手段と、
    利用者に、前記仕入日時登録用情報を参照させながら、それぞれの前記必要食材情報に対応する仕入日時を特定するための情報を入力装置から入力させ、該入力情報に基づいて、前記記録手段を用いて、前記調理日時以前の日時である仕入日時を前記必要食材情報に関連付けて前記必要食材情報記憶手段に記憶する仕入日時登録手段と、
    前記コンピュータプロセッサ手段を用いて、利用者が仕入れの際に参照する仕入用情報を、前記必要食材情報記憶手段に基づいて、必要食材に関する情報を前記仕入グループと前記仕入日時毎に識別できるように編集し、前記表現手段から出力する仕入用情報編集手段と、
    前記コンピュータプロセッサ手段を用いて、前記必要食材情報記憶手段に基づいて、仕入日時を記憶した前記必要食材情報について前記仕入グループと前記仕入日時毎に、最後の調理日時である調理終了日時を求め、少なくとも前記仕入日時と前記調理終了日時を含む、利用者が仕入日時から調理終了日時までの期間である在庫存在期間を確認するための仕入グループと仕入日時毎に集約された情報である在庫集約情報を編集し、前記表現手段から出力する在庫管理用情報編集手段と、
    を有することを特徴とする料理支援プログラム。
  6. 利用者が食材の仕入れと在庫管理を行う際に管理の基準とする期間である管理期間を設定し、該管理期間中の調理に使用される必要食材の内、該管理期間の最初の日時に、消費期限または賞味期限内に使用される必要食材分を中心にまとめて仕入れ、残りの必要食材分を、後日、こまめに仕入れるような仕入スタイルである管理期間型仕入スタイルを支援する請求項5に記載の料理支援プログラムであって、
    利用者が食材の仕入れと在庫管理を行う際に管理の基準とする期間である管理期間を記憶する管理期間記憶手段を有し、
    前記仕入日時登録用情報編集手段において、
    仕入れの基準となる前記管理期間中の日時である管理期間中仕入基準日時を使用して、
    前記必要食材情報記憶手段に基づいて、それぞれの必要食材情報について、少なくとも「前記調理日時が前記管理期間中であり、かつ、前記管理期間中仕入基準日時が前記調理日時以前である」の条件により、前記管理期間中仕入基準日時を仕入日時として登録または更新することが可能な必要食材情報である、前記管理期間型仕入スタイルを支援するための仕入日時登録可能必要食材情報を、前記コンピュータプロセッサ手段を用いて判定し、判定結果を識別できるように前記仕入日時登録用情報を編集し、
    前記仕入日時登録手段において、
    利用者に、識別可能となった前記仕入日時登録可能必要食材情報の内、前記管理期間中仕入基準日時に仕入れようとする前記仕入日時登録可能必要食材情報を特定するための情報を前記入力手段により入力させ、該入力情報に基づいて、前記記録手段を用いて、前記管理期間中仕入基準日時を仕入日時として前記仕入日時登録可能必要食材情報に関連付けて記憶し、
    前記在庫管理用情報編集手段において、
    前記仕入日時登録可能必要食材情報に仕入日時を登録した後に、前記管理期間が変更されない場合には、
    それぞれの前記在庫集約情報について、「前記在庫存在期間中のすべての時点が前記管理期間中にある」の条件により、前記管理期間型仕入スタイルを支援するための在庫集約情報を、前記コンピュータプロセッサ手段を用いて判定し、判定結果を識別できるように編集する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の料理支援プログラム。
  7. 利用者が食材の仕入れと在庫管理を行う際に管理の基準とする期間である管理期間を設定し、該管理期間中の調理に使用される必要食材の内、該管理期間の最初の日時に、消費期限または賞味期限内に使用される必要食材分を中心にまとめて仕入れ、残りの必要食材分を、後日、こまめに仕入れるような仕入スタイルである管理期間型仕入スタイルを支援する請求項5に記載の料理支援プログラムであって、
    利用者が食材の仕入れと在庫管理を行う際に管理の基準とする期間である管理期間を記憶する管理期間記憶手段を有し、
    前記仕入日時登録用情報編集手段において、
    仕入れの基準となる前記管理期間中の日時である管理期間中仕入基準日時を使用して、
    前記必要食材情報記憶手段に基づいて、それぞれの必要食材情報について、少なくとも「前記調理日時が前記管理期間中であり、かつ、前記管理期間中仕入基準日時が前記調理日時以前である」の条件により、前記管理期間中仕入基準日時を仕入日時として登録または更新することが可能な必要食材情報である、前記管理期間型仕入スタイルを支援するための仕入日時登録可能必要食材情報を、前記コンピュータプロセッサ手段を用いて判定し、判定結果を識別できるように前記仕入日時登録用情報を編集し、
    前記仕入日時登録手段において、
    利用者に、識別可能となった前記仕入日時登録可能必要食材情報の内、前記管理期間中仕入基準日時に仕入れようとする前記仕入日時登録可能必要食材情報を特定するための情報を前記入力手段により入力させ、該入力情報に基づいて、前記記録手段を用いて、前記管理期間中仕入基準日時を仕入日時として前記仕入日時登録可能必要食材情報に関連付けて記憶し、
    前記在庫管理用情報編集手段において、
    それぞれの前記在庫集約情報について、「前記在庫存在期間中の一時点が前記管理期間中にある」の条件により、前記管理期間型仕入スタイルを支援するための在庫集約情報を、前記コンピュータプロセッサ手段を用いて判定し、判定結果を識別できるように編集する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の料理支援プログラム。
  8. 日々こまめに新鮮な食材を仕入れるような仕入スタイルである毎日型仕入スタイルを支援する請求項5に記載の料理支援プログラムであって、
    仕入可能期間とは、前記調理日時を終点とする前記調理日時以前の仕入が可能な有限の期間、
    在庫存在期間前識別期間は、前記在庫管理用情報編集手段において、前記在庫集約情報を、前記在庫存在期間の前に識別する0または有限の期間、
    在庫存在期間後識別期間は、前記在庫管理用情報編集手段において、前記在庫集約情報を、前記在庫存在期間の後に識別する0または有限の期間、
    であり、
    前記仕入日時登録用情報編集手段において、
    仕入れの基準となる日時である仕入基準日時を使用して、
    前記必要食材情報記憶手段に基づいて、それぞれの必要食材情報について、少なくとも「前記仕入基準日時が仕入可能期間中である」の条件により、前記仕入基準日時を仕入日時として登録または更新することが可能な必要食材情報である、前記毎日型仕入スタイルを支援するための仕入日時登録可能必要食材情報を、前記コンピュータプロセッサ手段を用いて判定し、判定結果を識別できるように前記仕入日時登録用情報を編集し、
    前記仕入日時登録手段において、
    利用者に、識別可能となった前記仕入日時登録可能必要食材情報の内、前記仕入基準日時に仕入れようとする前記仕入日時登録可能必要食材情報を特定するための情報を前記入力手段により入力させ、該入力情報に基づいて、前記記録手段を用いて、前記仕入基準日時を仕入日時として前記仕入日時登録可能必要食材情報に関連付けて記憶し、
    前記在庫管理用情報編集手段において、
    それぞれの前記在庫集約情報について、在庫状況を確認する際に判定の基準となる日時である在庫判定基準日時を使用して、「前記在庫判定基準日時が、(前記仕入日時−前記在庫存在期間前識別期間)から(前記調理終了日時+前記在庫存在期間後識別期間)までの期間中である」の条件により、前記毎日型仕入スタイルを支援するための在庫集約情報を、前記コンピュータプロセッサ手段を用いて判定し、判定結果を識別できるように編集する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の料理支援プログラム。
  9. 献立計画管理支援機能と食材仕入支援機能と在庫管理支援機能を提供する料理支援プログラムを記憶した記録媒体であって、
    データ処理のためのコンピュータプロセッサ手段と、記録媒体と、前記記録媒体へデータを記録するための記録手段と、処理結果を出力するための表現手段と、情報を該料理支援システムへ入力するための入力手段と、を備えるコンピュータを動作させるために、
    献立計画情報として、少なくとも、調理日時と、代替可能性のある類似する1つ以上の食材の集合を基礎とする食材の集合である仕入グループと、を関連付けられた、料理に必要な食材の情報である必要食材情報を前記記録媒体上に記憶する必要食材情報記憶手段と、
    前記コンピュータプロセッサ手段を用いて、前記必要食材情報記憶手段に基づいて、前記必要食材情報を、利用者が仕入日時を登録する際に参照する情報である仕入日時登録用情報として編集し、前記表現手段から出力する仕入日時登録用情報編集手段と、
    利用者に、前記仕入日時登録用情報を参照させながら、それぞれの前記必要食材情報に対応する仕入日時を特定するための情報を入力装置から入力させ、該入力情報に基づいて、前記記録手段を用いて、前記調理日時以前の日時である仕入日時を前記必要食材情報に関連付けて前記必要食材情報記憶手段に記憶する仕入日時登録手段と、
    前記コンピュータプロセッサ手段を用いて、利用者が仕入れの際に参照する仕入用情報を、前記必要食材情報記憶手段に基づいて、必要食材に関する情報を前記仕入グループと前記仕入日時毎に識別できるように編集し、前記表現手段から出力する仕入用情報編集手段と、
    前記コンピュータプロセッサ手段を用いて、前記必要食材情報記憶手段に基づいて、仕入日時を記憶した前記必要食材情報について前記仕入グループと前記仕入日時毎に、最後の調理日時である調理終了日時を求め、少なくとも前記仕入日時と前記調理終了日時を含む、利用者が仕入日時から調理終了日時までの期間である在庫存在期間を確認するための仕入グループと仕入日時毎に集約された情報である在庫集約情報を編集し、前記表現手段から出力する在庫管理用情報編集手段と、
    を有することを特徴とする料理支援プログラムを記憶した記録媒体。
  10. 利用者が食材の仕入れと在庫管理を行う際に管理の基準とする期間である管理期間を設定し、該管理期間中の調理に使用される必要食材の内、該管理期間の最初の日時に、消費期限または賞味期限内に使用される必要食材分を中心にまとめて仕入れ、残りの必要食材分を、後日、こまめに仕入れるような仕入スタイルである管理期間型仕入スタイルを支援する請求項9に記載の料理支援プログラムを記憶した記録媒体であって、
    利用者が食材の仕入れと在庫管理を行う際に管理の基準とする期間である管理期間を記憶する管理期間記憶手段を有し、
    前記仕入日時登録用情報編集手段において、
    仕入れの基準となる前記管理期間中の日時である管理期間中仕入基準日時を使用して、
    前記必要食材情報記憶手段に基づいて、それぞれの必要食材情報について、少なくとも「前記調理日時が前記管理期間中であり、かつ、前記管理期間中仕入基準日時が前記調理日時以前である」の条件により、前記管理期間中仕入基準日時を仕入日時として登録または更新することが可能な必要食材情報である、前記管理期間型仕入スタイルを支援するための仕入日時登録可能必要食材情報を、前記コンピュータプロセッサ手段を用いて判定し、判定結果を識別できるように前記仕入日時登録用情報を編集し、
    前記仕入日時登録手段において、
    利用者に、識別可能となった前記仕入日時登録可能必要食材情報の内、前記管理期間中仕入基準日時に仕入れようとする前記仕入日時登録可能必要食材情報を特定するための情報を前記入力手段により入力させ、該入力情報に基づいて、前記記録手段を用いて、前記管理期間中仕入基準日時を仕入日時として前記仕入日時登録可能必要食材情報に関連付けて記憶し、
    前記在庫管理用情報編集手段において、
    前記仕入日時登録可能必要食材情報に仕入日時を登録した後に、前記管理期間が変更されない場合には、
    それぞれの前記在庫集約情報について、「前記在庫存在期間中のすべての時点が前記管理期間中にある」の条件により、前記管理期間型仕入スタイルを支援するための在庫集約情報を、前記コンピュータプロセッサ手段を用いて判定し、判定結果を識別できるように編集する、
    ことを特徴とする請求項9に記載の料理支援プログラムを記憶した記録媒体。
  11. 利用者が食材の仕入れと在庫管理を行う際に管理の基準とする期間である管理期間を設定し、該管理期間中の調理に使用される必要食材の内、該管理期間の最初の日時に、消費期限または賞味期限内に使用される必要食材分を中心にまとめて仕入れ、残りの必要食材分を、後日、こまめに仕入れるような仕入スタイルである管理期間型仕入スタイルを支援する請求項9に記載の料理支援プログラムを記憶した記録媒体であって、
    利用者が食材の仕入れと在庫管理を行う際に管理の基準とする期間である管理期間を記憶する管理期間記憶手段を有し、
    前記仕入日時登録用情報編集手段において、
    仕入れの基準となる前記管理期間中の日時である管理期間中仕入基準日時を使用して、
    前記必要食材情報記憶手段に基づいて、それぞれの必要食材情報について、少なくとも「前記調理日時が前記管理期間中であり、かつ、前記管理期間中仕入基準日時が前記調理日時以前である」の条件により、前記管理期間中仕入基準日時を仕入日時として登録または更新することが可能な必要食材情報である、前記管理期間型仕入スタイルを支援するための仕入日時登録可能必要食材情報を、前記コンピュータプロセッサ手段を用いて判定し、判定結果を識別できるように前記仕入日時登録用情報を編集し、
    前記仕入日時登録手段において、
    利用者に、識別可能となった前記仕入日時登録可能必要食材情報の内、前記管理期間中仕入基準日時に仕入れようとする前記仕入日時登録可能必要食材情報を特定するための情報を前記入力手段により入力させ、該入力情報に基づいて、前記記録手段を用いて、前記管理期間中仕入基準日時を仕入日時として前記仕入日時登録可能必要食材情報に関連付けて記憶し、
    前記在庫管理用情報編集手段において、
    それぞれの前記在庫集約情報について、「前記在庫存在期間中の一時点が前記管理期間中にある」の条件により、前記管理期間型仕入スタイルを支援するための在庫集約情報を、前記コンピュータプロセッサ手段を用いて判定し、判定結果を識別できるように編集する、
    ことを特徴とする請求項9に記載の料理支援プログラムを記憶した記録媒体。
  12. 日々こまめに新鮮な食材を仕入れるような仕入スタイルである毎日型仕入スタイルを支援する請求項9に記載の料理支援プログラムを記憶した記録媒体であって、
    仕入可能期間とは、前記調理日時を終点とする前記調理日時以前の仕入が可能な有限の期間、
    在庫存在期間前識別期間は、前記在庫管理用情報編集手段において、前記在庫集約情報を、前記在庫存在期間の前に識別する0または有限の期間、
    在庫存在期間後識別期間は、前記在庫管理用情報編集手段において、前記在庫集約情報を、前記在庫存在期間の後に識別する0または有限の期間、
    であり、
    前記仕入日時登録用情報編集手段において、
    仕入れの基準となる日時である仕入基準日時を使用して、
    前記必要食材情報記憶手段に基づいて、それぞれの必要食材情報について、少なくとも「前記仕入基準日時が仕入可能期間中である」の条件により、前記仕入基準日時を仕入日時として登録または更新することが可能な必要食材情報である、前記毎日型仕入スタイルを支援するための仕入日時登録可能必要食材情報を、前記コンピュータプロセッサ手段を用いて判定し、判定結果を識別できるように前記仕入日時登録用情報を編集し、
    前記仕入日時登録手段において、
    利用者に、識別可能となった前記仕入日時登録可能必要食材情報の内、前記仕入基準日時に仕入れようとする前記仕入日時登録可能必要食材情報を特定するための情報を前記入力手段により入力させ、該入力情報に基づいて、前記記録手段を用いて、前記仕入基準日時を仕入日時として前記仕入日時登録可能必要食材情報に関連付けて記憶し、
    前記在庫管理用情報編集手段において、
    それぞれの前記在庫集約情報について、在庫状況を確認する際に判定の基準となる日時である在庫判定基準日時を使用して、「前記在庫判定基準日時が、(前記仕入日時−前記在庫存在期間前識別期間)から(前記調理終了日時+前記在庫存在期間後識別期間)までの期間中である」の条件により、前記毎日型仕入スタイルを支援するための在庫集約情報を、前記コンピュータプロセッサ手段を用いて判定し、判定結果を識別できるように編集する、
    ことを特徴とする請求項9に記載の料理支援プログラムを記憶した記録媒体。
  13. 献立計画管理支援機能と食材仕入支援機能と在庫管理支援機能を提供する料理支援方法であって、
    データ処理のためのコンピュータプロセッサ手段と、記録媒体と、前記記録媒体へデータを記録するための記録手段と、処理結果を出力するための表現手段と、情報を該料理支援システムへ入力するための入力手段と、を備えるコンピュータを動作させるために、
    献立計画情報として、少なくとも、調理日時と、代替可能性のある類似する1つ以上の食材の集合を基礎とする食材の集合である仕入グループと、を関連付けられた、料理に必要な食材の情報である必要食材情報を前記記録媒体上に記憶する必要食材情報記憶手段と、を有しており、
    前記コンピュータプロセッサ手段を用いて、前記必要食材情報記憶手段に基づいて、前記必要食材情報を、利用者が仕入日時を登録する際に参照する情報である仕入日時登録用情報として編集し、前記表現手段から出力する仕入日時登録用情報編集ステップと、
    利用者に、前記仕入日時登録用情報を参照させながら、それぞれの前記必要食材情報に対応する仕入日時を特定するための情報を入力装置から入力させ、該入力情報に基づいて、前記記録手段を用いて、前記調理日時以前の日時である仕入日時を前記必要食材情報に関連付けて前記必要食材情報記憶手段に記憶する仕入日時登録ステップと、
    前記コンピュータプロセッサ手段を用いて、利用者が仕入れの際に参照する仕入用情報を、前記必要食材情報記憶手段に基づいて、必要食材に関する情報を前記仕入グループと前記仕入日時毎に識別できるように編集し、前記表現手段から出力する仕入用情報編集ステップと、
    前記コンピュータプロセッサ手段を用いて、前記必要食材情報記憶手段に基づいて、仕入日時を記憶した前記必要食材情報について前記仕入グループと前記仕入日時毎に、最後の調理日時である調理終了日時を求め、少なくとも前記仕入日時と前記調理終了日時を含む、利用者が仕入日時から調理終了日時までの期間である在庫存在期間を確認するための仕入グループと仕入日時毎に集約された情報である在庫集約情報を編集し、前記表現手段から出力する在庫管理用情報編集ステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする料理支援方法。
  14. 利用者が食材の仕入れと在庫管理を行う際に管理の基準とする期間である管理期間を設定し、該管理期間中の調理に使用される必要食材の内、該管理期間の最初の日時に、消費期限または賞味期限内に使用される必要食材分を中心にまとめて仕入れ、残りの必要食材分を、後日、こまめに仕入れるような仕入スタイルである管理期間型仕入スタイルを支援する請求項13に記載の料理支援方法であって、
    利用者が食材の仕入れと在庫管理を行う際に管理の基準とする期間である管理期間を記憶する管理期間記憶手段を有し、
    前記仕入日時登録用情報編集ステップにおいて、
    仕入れの基準となる前記管理期間中の日時である管理期間中仕入基準日時を使用して、
    前記必要食材情報記憶手段に基づいて、それぞれの必要食材情報について、少なくとも「前記調理日時が前記管理期間中であり、かつ、前記管理期間中仕入基準日時が前記調理日時以前である」の条件により、前記管理期間中仕入基準日時を仕入日時として登録または更新することが可能な必要食材情報である、前記管理期間型仕入スタイルを支援するための仕入日時登録可能必要食材情報を、前記コンピュータプロセッサ手段を用いて判定し、判定結果を識別できるように前記仕入日時登録用情報を編集し、
    前記仕入日時登録ステップにおいて、
    利用者に、識別可能となった前記仕入日時登録可能必要食材情報の内、前記管理期間中仕入基準日時に仕入れようとする前記仕入日時登録可能必要食材情報を特定するための情報を前記入力手段により入力させ、該入力情報に基づいて、前記記録手段を用いて、前記管理期間中仕入基準日時を仕入日時として前記仕入日時登録可能必要食材情報に関連付けて記憶し、
    前記在庫管理用情報編集ステップにおいて、
    前記仕入日時登録可能必要食材情報に仕入日時を登録した後に、前記管理期間が変更されない場合には、
    それぞれの前記在庫集約情報について、「前記在庫存在期間中のすべての時点が前記管理期間中にある」の条件により、前記管理期間型仕入スタイルを支援するための在庫集約情報を、前記コンピュータプロセッサ手段を用いて判定し、判定結果を識別できるように編集する、
    ことを特徴とする請求項13に記載の料理支援方法。
  15. 利用者が食材の仕入れと在庫管理を行う際に管理の基準とする期間である管理期間を設定し、該管理期間中の調理に使用される必要食材の内、該管理期間の最初の日時に、消費期限または賞味期限内に使用される必要食材分を中心にまとめて仕入れ、残りの必要食材分を、後日、こまめに仕入れるような仕入スタイルである管理期間型仕入スタイルを支援する請求項13に記載の料理支援方法であって、
    利用者が食材の仕入れと在庫管理を行う際に管理の基準とする期間である管理期間を記憶する管理期間記憶手段を有し、
    前記仕入日時登録用情報編集ステップにおいて、
    仕入れの基準となる前記管理期間中の日時である管理期間中仕入基準日時を使用して、
    前記必要食材情報記憶手段に基づいて、それぞれの必要食材情報について、少なくとも「前記調理日時が前記管理期間中であり、かつ、前記管理期間中仕入基準日時が前記調理日時以前である」の条件により、前記管理期間中仕入基準日時を仕入日時として登録または更新することが可能な必要食材情報である、前記管理期間型仕入スタイルを支援するための仕入日時登録可能必要食材情報を、前記コンピュータプロセッサ手段を用いて判定し、判定結果を識別できるように前記仕入日時登録用情報を編集し、
    前記仕入日時登録ステップにおいて、
    利用者に、識別可能となった前記仕入日時登録可能必要食材情報の内、前記管理期間中仕入基準日時に仕入れようとする前記仕入日時登録可能必要食材情報を特定するための情報を前記入力手段により入力させ、該入力情報に基づいて、前記記録手段を用いて、前記管理期間中仕入基準日時を仕入日時として前記仕入日時登録可能必要食材情報に関連付けて記憶し、
    前記在庫管理用情報編集ステップにおいて、
    それぞれの前記在庫集約情報について、「前記在庫存在期間中の一時点が前記管理期間中にある」の条件により、前記管理期間型仕入スタイルを支援するための在庫集約情報を、前記コンピュータプロセッサ手段を用いて判定し、判定結果を識別できるように編集する、
    ことを特徴とする請求項13に記載の料理支援方法。
  16. 日々こまめに新鮮な食材を仕入れるような仕入スタイルである毎日型仕入スタイルを支援する請求項13に記載の料理支援方法であって、
    仕入可能期間とは、前記調理日時を終点とする前記調理日時以前の仕入が可能な有限の期間、
    在庫存在期間前識別期間は、前記在庫管理用情報編集ステップにおいて、前記在庫集約情報を、前記在庫存在期間の前に識別する0または有限の期間、
    在庫存在期間後識別期間は、前記在庫管理用情報編集ステップにおいて、前記在庫集約情報を、前記在庫存在期間の後に識別する0または有限の期間、
    であり、
    前記仕入日時登録用情報編集ステップにおいて、
    仕入れの基準となる日時である仕入基準日時を使用して、
    前記必要食材情報記憶手段に基づいて、それぞれの必要食材情報について、少なくとも「前記仕入基準日時が仕入可能期間中である」の条件により、前記仕入基準日時を仕入日時として登録または更新することが可能な必要食材情報である、前記毎日型仕入スタイルを支援するための仕入日時登録可能必要食材情報を、前記コンピュータプロセッサ手段を用いて判定し、判定結果を識別できるように前記仕入日時登録用情報を編集し、
    前記仕入日時登録ステップにおいて、
    利用者に、識別可能となった前記仕入日時登録可能必要食材情報の内、前記仕入基準日時に仕入れようとする前記仕入日時登録可能必要食材情報を特定するための情報を前記入力手段により入力させ、該入力情報に基づいて、前記記録手段を用いて、前記仕入基準日時を仕入日時として前記仕入日時登録可能必要食材情報に関連付けて記憶し、
    前記在庫管理用情報編集ステップにおいて、
    それぞれの前記在庫集約情報について、在庫状況を確認する際に判定の基準となる日時である在庫判定基準日時を使用して、「前記在庫判定基準日時が、(前記仕入日時−前記在庫存在期間前識別期間)から(前記調理終了日時+前記在庫存在期間後識別期間)までの期間中である」の条件により、前記毎日型仕入スタイルを支援するための在庫集約情報を、前記コンピュータプロセッサ手段を用いて判定し、判定結果を識別できるように編集する、
    ことを特徴とする請求項13に記載の料理支援方法。
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